JP3066660B2 - トランザクション処理環境における通信インターフェース - Google Patents
トランザクション処理環境における通信インターフェースInfo
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- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims description 100
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- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 17
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 206010000210 abortion Diseases 0.000 description 1
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
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- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/46—Multiprogramming arrangements
- G06F9/466—Transaction processing
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散処理システム内の
様々な場所でトランザクションの実行を可能にする分散
トランザクション処理に関する。
様々な場所でトランザクションの実行を可能にする分散
トランザクション処理に関する。
【0002】
【従来の技術】このトランザクション処理を実施するた
めには、各プログラム・アプリケーション、ローカル資
源及びリモート資源、及びトランザクションに関与する
トランザクション管理プログラムの間で通信サービスを
提供しなければならない。従来のトランザクション処理
システムは、単一の専用通信サービスをサポートする通
信プロトコルを提供する。さらに、出現しつつある標
準、特にユニックス(UNIX)・オペレーティング・
システム(UNIXはAT&Tの登録商標)は、1つの
分散トランザクション処理環境内で異なる通信プロトコ
ルが共存できるようにする問題を扱っていない。既存の
標準は、分散トランザクション処理プロトコル定義の一
部として専用通信の定義を含み、さらに、トランザクシ
ョン管理機能及び専用通信機能を含む、分散トランザク
ション処理用のアプリケーション・インターフェースを
定義する。
めには、各プログラム・アプリケーション、ローカル資
源及びリモート資源、及びトランザクションに関与する
トランザクション管理プログラムの間で通信サービスを
提供しなければならない。従来のトランザクション処理
システムは、単一の専用通信サービスをサポートする通
信プロトコルを提供する。さらに、出現しつつある標
準、特にユニックス(UNIX)・オペレーティング・
システム(UNIXはAT&Tの登録商標)は、1つの
分散トランザクション処理環境内で異なる通信プロトコ
ルが共存できるようにする問題を扱っていない。既存の
標準は、分散トランザクション処理プロトコル定義の一
部として専用通信の定義を含み、さらに、トランザクシ
ョン管理機能及び専用通信機能を含む、分散トランザク
ション処理用のアプリケーション・インターフェースを
定義する。
【0003】従来の分散トランザクション処理システム
は、同じソフトウェア層に常駐するトランザクション管
理プログラム及び通信管理プログラム(サービス)を利
用する。このアーキテクチャでは、プログラム・アプリ
ケーションが通信管理プログラムに直接書き込むことは
許されず、アプリケーションはトランザクション管理プ
ログラムを介して通信することが必要である。さらに、
分散トランザクション処理システム内に設けられた通信
機能が使用できるように既存の通信アプリケーションを
書き直さねばならず、包括的通信サービスと特定の専用
通信プロトコルの間でのマッピングが必要なためシステ
ム・オーバヘッドが一層大きくなる。
は、同じソフトウェア層に常駐するトランザクション管
理プログラム及び通信管理プログラム(サービス)を利
用する。このアーキテクチャでは、プログラム・アプリ
ケーションが通信管理プログラムに直接書き込むことは
許されず、アプリケーションはトランザクション管理プ
ログラムを介して通信することが必要である。さらに、
分散トランザクション処理システム内に設けられた通信
機能が使用できるように既存の通信アプリケーションを
書き直さねばならず、包括的通信サービスと特定の専用
通信プロトコルの間でのマッピングが必要なためシステ
ム・オーバヘッドが一層大きくなる。
【0004】第8図を参照すると、従来技術の分散トラ
ンザクション処理環境が参照番号1で示されている。第
1のトランザクション処理システム3及び第2のトラン
ザクション処理システム13は、それぞれローカル・シ
ステム及びリモート・システムを示し、通信リンク21
によって接続されている。トランザクション処理システ
ム3は、プログラム・アプリケーション2と、データベ
ース機能及びファイル機能を有する資源管理プログラム
4とを含む。トランザクション層6は、トランザクショ
ン管理プログラム8及び専用通信サービス10を含む。
ンザクション処理環境が参照番号1で示されている。第
1のトランザクション処理システム3及び第2のトラン
ザクション処理システム13は、それぞれローカル・シ
ステム及びリモート・システムを示し、通信リンク21
によって接続されている。トランザクション処理システ
ム3は、プログラム・アプリケーション2と、データベ
ース機能及びファイル機能を有する資源管理プログラム
4とを含む。トランザクション層6は、トランザクショ
ン管理プログラム8及び専用通信サービス10を含む。
【0005】同様に、トランザクション処理システム1
3は、プログラム・アプリケーション12と、データベ
ース機能及びファイル機能を実行することができる資源
管理プログラム14とを含む。トランザクション管理プ
ログラム(TM)18及び専用通信サービス20を含む
トランザクション層16も含まれている。さらに、トラ
ンザクション管理プログラム8及び18は、それぞれ通
信リンク11及び19を介してそれらに関連する専用通
信サービス10及び20と通信する。トランザクション
管理プログラム8及び18はそれぞれの通信専用サービ
ス10及び20を介して互いに通信することができるだ
けであることが第8図から理解できる。さらに、アプリ
ケーション2及び12ならびに資源管理プログラム4及
び14は、リモート・アプリケーションとローカル・ア
プリケーションの間またはリモート資源とローカル資源
の間の通信あるいはその両方がすべて通信インターフェ
ース21を介して行なわれねばならず、かつ専用通信サ
ービス10及び20の制限を受ける点で同様に制限され
ている。
3は、プログラム・アプリケーション12と、データベ
ース機能及びファイル機能を実行することができる資源
管理プログラム14とを含む。トランザクション管理プ
ログラム(TM)18及び専用通信サービス20を含む
トランザクション層16も含まれている。さらに、トラ
ンザクション管理プログラム8及び18は、それぞれ通
信リンク11及び19を介してそれらに関連する専用通
信サービス10及び20と通信する。トランザクション
管理プログラム8及び18はそれぞれの通信専用サービ
ス10及び20を介して互いに通信することができるだ
けであることが第8図から理解できる。さらに、アプリ
ケーション2及び12ならびに資源管理プログラム4及
び14は、リモート・アプリケーションとローカル・ア
プリケーションの間またはリモート資源とローカル資源
の間の通信あるいはその両方がすべて通信インターフェ
ース21を介して行なわれねばならず、かつ専用通信サ
ービス10及び20の制限を受ける点で同様に制限され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】分散トランザクション
処理環境内での任意の通信プロトコルの利用をサポート
する方法を確立することにより1つの環境を定義するこ
とができるならば、融通性及び効率の点で非常に有用で
あろう。
処理環境内での任意の通信プロトコルの利用をサポート
する方法を確立することにより1つの環境を定義するこ
とができるならば、融通性及び効率の点で非常に有用で
あろう。
【0007】本発明は、分散トランザクション処理シス
テム内でどんな通信プログラミング・インターフェー
ス、でも使用可能にすることを目的とする。
テム内でどんな通信プログラミング・インターフェー
ス、でも使用可能にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、任意の通信プ
ログラミング・インターフェースをサポートする分散ト
ランザクション処理環境を構成するための機構を提供す
る。さらに、トランザクション処理システム内のトラン
ザクション管理機能と通信機能の間のインターフェース
に関するアーキテクチャ定義について記述する。
ログラミング・インターフェースをサポートする分散ト
ランザクション処理環境を構成するための機構を提供す
る。さらに、トランザクション処理システム内のトラン
ザクション管理機能と通信機能の間のインターフェース
に関するアーキテクチャ定義について記述する。
【0009】登録及び2段階コミット・プロトコルの機
能に加えて、本発明はトランザクション伝播プロトコル
及びトランザクション事象処理プロトコルを提供する。
本発明は、通信機能とトランザクション管理機能を2つ
の独立した機能に有効に分ける。したがって、アプリケ
ーションは、通信管理プログラムに直接書き込み、かつ
通信管理プログラムから直接読み取ることができる。通
信管理プログラムは、データベース資源等と同様にし
て、本発明のアーキテクチャにより別の資源として扱わ
れる。このようにして、特定のトランザクションに関連
する通信管理プログラムが、すべての通信を1つまたは
複数のトランザクション管理プログラムを介してそれら
の間で渡す必要なく、連係(link)される。
能に加えて、本発明はトランザクション伝播プロトコル
及びトランザクション事象処理プロトコルを提供する。
本発明は、通信機能とトランザクション管理機能を2つ
の独立した機能に有効に分ける。したがって、アプリケ
ーションは、通信管理プログラムに直接書き込み、かつ
通信管理プログラムから直接読み取ることができる。通
信管理プログラムは、データベース資源等と同様にし
て、本発明のアーキテクチャにより別の資源として扱わ
れる。このようにして、特定のトランザクションに関連
する通信管理プログラムが、すべての通信を1つまたは
複数のトランザクション管理プログラムを介してそれら
の間で渡す必要なく、連係(link)される。
【0010】これらの通信管理プログラムを連係するこ
とを要求されるどのような通信サービスも、本発明によ
り上述の新しい通信プロトコル(伝播及び事象処理)を
用いてサポートされる。これらの通信プロトコルは、
(1)伝播サービス、すなわちトランザクション管理プ
ログラム間での特定のトランザクションに関する情報の
伝播、及び(2)通常の2段階コミット・プロトコル以
外の手段、たとえばヒューリスティックな決定により割
込みを処理する事象処理サービスを提供する。さらに、
独立した通信管理プログラムは本発明により他の資源と
して扱われるので、アプリケーションは、従来ならトラ
ンザクション管理プログラムによって果たされるトラン
ザクションに関する責任を通信管理プログラムに委ね
る。
とを要求されるどのような通信サービスも、本発明によ
り上述の新しい通信プロトコル(伝播及び事象処理)を
用いてサポートされる。これらの通信プロトコルは、
(1)伝播サービス、すなわちトランザクション管理プ
ログラム間での特定のトランザクションに関する情報の
伝播、及び(2)通常の2段階コミット・プロトコル以
外の手段、たとえばヒューリスティックな決定により割
込みを処理する事象処理サービスを提供する。さらに、
独立した通信管理プログラムは本発明により他の資源と
して扱われるので、アプリケーションは、従来ならトラ
ンザクション管理プログラムによって果たされるトラン
ザクションに関する責任を通信管理プログラムに委ね
る。
【0011】
【実施例】本発明の構成について図1、図7を参照して
説明する。第1及び第2のトランザクション処理システ
ム31及び41を含む分散トランザクション処理環境3
0が示されている。これらのシステムは分散トランザク
ション処理環境内のローカル・システムまたはリモート
・システムあるいはその両方、またはホスト・システム
またはサーバ・システムあるいはその両方を示す。図7
に示すように、複数のリモート・トランザクション処理
システムが本発明で意図されていることに留意された
い。トランザクション処理システム31を参照すると、
プログラム・アプリケーション32と、データベース機
能及びファイル機能を有する資源管理プログラム(R
M)34とが示されており、これらはデータ・アクセス
・インターフェース33を介して互いに通信する。独立
した通信サービス38がもう1つの資源管理プログラム
として示されている。これは実際上は通信資源(CR)
であるが、以下では通信管理プログラム(CM)として
記述する。通信サービスは、複数の通信プロトコルに対
応する資源を監視する資源管理プログラムと見なすこと
ができることに留意されたい。アプリケーション32と
通信管理プログラム38はインターフェース35を介し
て通信する。トランザクション管理プログラム36は、
インターフェース40を介してアプリケーション32
と、また通信インターフェース37を介して資源管理プ
ログラム34と、さらに通信インターフェース39を介
して通信管理プログラム38と通信する。
説明する。第1及び第2のトランザクション処理システ
ム31及び41を含む分散トランザクション処理環境3
0が示されている。これらのシステムは分散トランザク
ション処理環境内のローカル・システムまたはリモート
・システムあるいはその両方、またはホスト・システム
またはサーバ・システムあるいはその両方を示す。図7
に示すように、複数のリモート・トランザクション処理
システムが本発明で意図されていることに留意された
い。トランザクション処理システム31を参照すると、
プログラム・アプリケーション32と、データベース機
能及びファイル機能を有する資源管理プログラム(R
M)34とが示されており、これらはデータ・アクセス
・インターフェース33を介して互いに通信する。独立
した通信サービス38がもう1つの資源管理プログラム
として示されている。これは実際上は通信資源(CR)
であるが、以下では通信管理プログラム(CM)として
記述する。通信サービスは、複数の通信プロトコルに対
応する資源を監視する資源管理プログラムと見なすこと
ができることに留意されたい。アプリケーション32と
通信管理プログラム38はインターフェース35を介し
て通信する。トランザクション管理プログラム36は、
インターフェース40を介してアプリケーション32
と、また通信インターフェース37を介して資源管理プ
ログラム34と、さらに通信インターフェース39を介
して通信管理プログラム38と通信する。
【0012】同様に、トランザクション処理システム4
1は、プログラム・アプリケーション42、資源管理プ
ログラム44(データベース及びファイル)、通信管理
プログラム48及びトランザクション管理プログラム4
6を含む。通信インターフェース45はアプリケーショ
ン42を通信管理プログラム48と接続し、通信インタ
ーフェース43はアプリケーション42を資源管理プロ
グラム44と接続する。トランザクション管理プログラ
ム46は、通信インターフェース50、47、49を介
してそれぞれアプリケーション42、資源管理プログラ
ム44、通信管理プログラム48と通信する。分散環境
では、個々のトランザクション処理システムに存在する
通信サービス同士を接続するために、通信インターフェ
ース51が使用される。図1から理解できるように、ト
ランザクション処理システム31は、各システム通信管
理プログラム38及び48を介して、トランザクション
処理システム41と直接通信することができる。したが
って、トランザクション処理システム31と41の間の
通信は、トランザクション管理プログラム(図8に示さ
れる)によって提供される通信サービスだけには限定さ
れず、システム31及び41は、通信管理プログラム3
8及び48によって提供されるどんな通信プロトコルと
も通信することができる。これらのプロトコルには、開
放型システム間相互接続(OSI)、システム・ネット
ワーク体系(SNA)等が含まれる。
1は、プログラム・アプリケーション42、資源管理プ
ログラム44(データベース及びファイル)、通信管理
プログラム48及びトランザクション管理プログラム4
6を含む。通信インターフェース45はアプリケーショ
ン42を通信管理プログラム48と接続し、通信インタ
ーフェース43はアプリケーション42を資源管理プロ
グラム44と接続する。トランザクション管理プログラ
ム46は、通信インターフェース50、47、49を介
してそれぞれアプリケーション42、資源管理プログラ
ム44、通信管理プログラム48と通信する。分散環境
では、個々のトランザクション処理システムに存在する
通信サービス同士を接続するために、通信インターフェ
ース51が使用される。図1から理解できるように、ト
ランザクション処理システム31は、各システム通信管
理プログラム38及び48を介して、トランザクション
処理システム41と直接通信することができる。したが
って、トランザクション処理システム31と41の間の
通信は、トランザクション管理プログラム(図8に示さ
れる)によって提供される通信サービスだけには限定さ
れず、システム31及び41は、通信管理プログラム3
8及び48によって提供されるどんな通信プロトコルと
も通信することができる。これらのプロトコルには、開
放型システム間相互接続(OSI)、システム・ネット
ワーク体系(SNA)等が含まれる。
【0013】本発明は、トランザクション管理プログラ
ム36と通信管理プログラム38の間、及びトランザク
ション管理プログラム46と通信管理プログラム48の
間のインターフェースを提供する。通信サービスはトラ
ンザクション管理プログラムから分離されているが、分
散トランザクション事象が発生したときトランザクショ
ン管理プログラム36及び46が認識するようなプロト
コルが提供されねばならない。すなわち、トランザクシ
ョン管理プログラムは、個々のトランザクション処理シ
ステム間でどのようにデータが通信されたかを知る必要
はないが、データの通信が行なわれたこと、データがど
こからどこに伝えられたか、及びリモート・トランザク
ション管理プログラムが講じた処置を知る必要がある。
本発明は、分散トランザクション処理環境の要件を維持
しながら、通信サービスとトランザクション管理の間の
このような分離を可能にする。
ム36と通信管理プログラム38の間、及びトランザク
ション管理プログラム46と通信管理プログラム48の
間のインターフェースを提供する。通信サービスはトラ
ンザクション管理プログラムから分離されているが、分
散トランザクション事象が発生したときトランザクショ
ン管理プログラム36及び46が認識するようなプロト
コルが提供されねばならない。すなわち、トランザクシ
ョン管理プログラムは、個々のトランザクション処理シ
ステム間でどのようにデータが通信されたかを知る必要
はないが、データの通信が行なわれたこと、データがど
こからどこに伝えられたか、及びリモート・トランザク
ション管理プログラムが講じた処置を知る必要がある。
本発明は、分散トランザクション処理環境の要件を維持
しながら、通信サービスとトランザクション管理の間の
このような分離を可能にする。
【0014】次に図2ないし図6の流れ図を参照して本
発明について説明する。図2は通常のトランザクション
処理方法を示す。ステップ1で、プログラム・アプリケ
ーションは処理を開始し、ステップ2でトランザクショ
ンが開始される。ステップ3で、データベース機能とフ
ァイル機能ならびに通信サービスを含むことのあるトラ
ンザクション処理動作が実行される。ステップ4で、実
行するべきトランザクションがまだ他に残っているかど
うか判定する。残っている場合は、処理はステップ3に
戻り、新しい動作が開始される。それ以上動作が残って
いない場合は、ステップ5でトランザクションは終了す
る。
発明について説明する。図2は通常のトランザクション
処理方法を示す。ステップ1で、プログラム・アプリケ
ーションは処理を開始し、ステップ2でトランザクショ
ンが開始される。ステップ3で、データベース機能とフ
ァイル機能ならびに通信サービスを含むことのあるトラ
ンザクション処理動作が実行される。ステップ4で、実
行するべきトランザクションがまだ他に残っているかど
うか判定する。残っている場合は、処理はステップ3に
戻り、新しい動作が開始される。それ以上動作が残って
いない場合は、ステップ5でトランザクションは終了す
る。
【0015】本発明は、特にトランザクション処理の間
に提供される通信サービスを対象とする。したがって、
図3の流れ図は、図2で実行されるトランザクション
(ステップ3)のうちの通信部分に関して本発明を実施
するために必要とされる処理を示す。すなわち、図3の
流れ図は、図2のステップ3の一部分である。
に提供される通信サービスを対象とする。したがって、
図3の流れ図は、図2で実行されるトランザクション
(ステップ3)のうちの通信部分に関して本発明を実施
するために必要とされる処理を示す。すなわち、図3の
流れ図は、図2のステップ3の一部分である。
【0016】本発明を実施するためには、トランザクシ
ョン管理プログラム36及び46は、通常なら図8のト
ランザクション管理プログラム8、18によって実行さ
れる通常のトランザクション・アクティビティのいくつ
かを図1の通信管理プログラム38及び48に委ねて、
通信管理プログラムが分散トランザクション処理環境の
独立した構成要素になるようにする。このようにする
と、通信管理プログラムは、データを分散トランザクシ
ョン処理システム間で転送させる厳密な通信機能と、通
信管理プログラムがトランザクション処理時にトランザ
クション管理プログラムを助ける厳密なトランザクショ
ン機能とを実行することができる。通信管理プログラム
が通信機能とトランザクション処理を提供する混成機能
も存在する。
ョン管理プログラム36及び46は、通常なら図8のト
ランザクション管理プログラム8、18によって実行さ
れる通常のトランザクション・アクティビティのいくつ
かを図1の通信管理プログラム38及び48に委ねて、
通信管理プログラムが分散トランザクション処理環境の
独立した構成要素になるようにする。このようにする
と、通信管理プログラムは、データを分散トランザクシ
ョン処理システム間で転送させる厳密な通信機能と、通
信管理プログラムがトランザクション処理時にトランザ
クション管理プログラムを助ける厳密なトランザクショ
ン機能とを実行することができる。通信管理プログラム
が通信機能とトランザクション処理を提供する混成機能
も存在する。
【0017】図3を参照すると、ステップ1で通信サー
ビス機能が開始し、ステップ2で、通信管理プログラム
がトランザクション・モードで使用されるのか、それと
も単にデータを渡すための通信リンクとして使用される
のかを判定する。通信管理プログラムがトランザクショ
ン・モードで使用される場合は、ステップ3で、トラン
ザクション情報を処理すべきかどうか判定する。トラン
ザクション情報処理(ステップ4)は、トランザクショ
ン伝播、サイト情報及び文脈を含む。通信管理プログラ
ムは、トランザクションの伝播、すなわちどの場所がト
ランザクション処理に関係するかに関する情報をトラン
ザクション管理プログラムに提供する。サイト情報は、
関与する任意のリモート資源、データベース及びファイ
ルに関する、トランザクションに関与する場所からの詳
細を含む。文脈は、通信管理プログラムを介して任意の
場所からトランザクション管理プログラムに転送される
実際のデータを指す。ステップ5で、通信管理プログラ
ムは次に、トランザクション管理プログラム宛の任意の
情報に上記の情報(伝播、サイト情報、文脈)を付加す
る。ステップ3で、通信管理プログラムがトランザクシ
ョン情報モードで働いていないと判定された場合は、ス
テップ6で、トランザクション事象が処理を必要とする
かどうか判定する。必要とする場合は、ステップ7で、
通信管理プログラムは、トランザクションに関与するト
ランザクション管理プログラム間で現在のトランザクシ
ョン事象に関するデータを交換する働きをする。またス
テップ7で、通信管理プログラムは、ローカル事象及び
リモート事象を含む事象リストを作成する。ローカル事
象は通信インターフェースを介してリモート・トランザ
クション処理システムに分配され、一方、リモート事象
はローカル・トランザクション管理プログラムに送られ
る。ステップ7に続いて、ステップ8で、ステップ7で
受け取った情報を含むトランザクション・メッセージが
作成される。ステップ6で通信管理プログラムがトラン
ザクション事象を実行していないと判定された場合は、
ステップ12で、通信管理プログラムが2段階コミット
・プログラムを監視しているかどうか判定する。そうで
ある場合は、ステップ9で、通信管理プログラムが通常
の2段階コミット・プロトコル・サポート(準備、コミ
ット、打切り)を実施する。この2段階コミットは、関
与するすべての通信資源とその他の資源、すなわちデー
タベースやファイル等の間の同期化を可能にする。さら
に2段階コミットは、ローカル資源と通信を含む関与す
る任意のリモート資源ならびにデータベース及びファイ
ルの間の同期化をもたらす。
ビス機能が開始し、ステップ2で、通信管理プログラム
がトランザクション・モードで使用されるのか、それと
も単にデータを渡すための通信リンクとして使用される
のかを判定する。通信管理プログラムがトランザクショ
ン・モードで使用される場合は、ステップ3で、トラン
ザクション情報を処理すべきかどうか判定する。トラン
ザクション情報処理(ステップ4)は、トランザクショ
ン伝播、サイト情報及び文脈を含む。通信管理プログラ
ムは、トランザクションの伝播、すなわちどの場所がト
ランザクション処理に関係するかに関する情報をトラン
ザクション管理プログラムに提供する。サイト情報は、
関与する任意のリモート資源、データベース及びファイ
ルに関する、トランザクションに関与する場所からの詳
細を含む。文脈は、通信管理プログラムを介して任意の
場所からトランザクション管理プログラムに転送される
実際のデータを指す。ステップ5で、通信管理プログラ
ムは次に、トランザクション管理プログラム宛の任意の
情報に上記の情報(伝播、サイト情報、文脈)を付加す
る。ステップ3で、通信管理プログラムがトランザクシ
ョン情報モードで働いていないと判定された場合は、ス
テップ6で、トランザクション事象が処理を必要とする
かどうか判定する。必要とする場合は、ステップ7で、
通信管理プログラムは、トランザクションに関与するト
ランザクション管理プログラム間で現在のトランザクシ
ョン事象に関するデータを交換する働きをする。またス
テップ7で、通信管理プログラムは、ローカル事象及び
リモート事象を含む事象リストを作成する。ローカル事
象は通信インターフェースを介してリモート・トランザ
クション処理システムに分配され、一方、リモート事象
はローカル・トランザクション管理プログラムに送られ
る。ステップ7に続いて、ステップ8で、ステップ7で
受け取った情報を含むトランザクション・メッセージが
作成される。ステップ6で通信管理プログラムがトラン
ザクション事象を実行していないと判定された場合は、
ステップ12で、通信管理プログラムが2段階コミット
・プログラムを監視しているかどうか判定する。そうで
ある場合は、ステップ9で、通信管理プログラムが通常
の2段階コミット・プロトコル・サポート(準備、コミ
ット、打切り)を実施する。この2段階コミットは、関
与するすべての通信資源とその他の資源、すなわちデー
タベースやファイル等の間の同期化を可能にする。さら
に2段階コミットは、ローカル資源と通信を含む関与す
る任意のリモート資源ならびにデータベース及びファイ
ルの間の同期化をもたらす。
【0018】ステップ5、8、9に続いて、ステップ1
2で2段階コミットが通信管理プログラムによって監視
されないと判定された場合は、ステップ10に進み、通
常の通信サポートが提供される。すなわち、通信管理プ
ログラムは、分散トランザクション処理システムとの間
でデータを送受信する。ステップ2で、通信管理プログ
ラムがトランザクション・モードで使用されていないと
判定され、さらにステップ3、6、12でそれぞれトラ
ンザクション情報、トランザクション事象、または2段
階コミット処理が必要とされない場合は、通信管理プロ
グラムが通信サービスのみを提供するために使用されて
いるので、ステップ10に直接進む。ステップ10の
後、処理はステップ11で終わる。図3は以下の状況を
表すことに留意されたい。すなわち、(1)通信サービ
ス機能が実施される(ステップ2及び10)、(2)通
信管理プログラムが通信サービス機能と一緒に使用され
る(ステップ2ないし8及び10)、(3)通信サービ
ス機能及び通信管理プログラムがトランザクション処理
機能によって増補される混成機能(ステップ2ないし1
0及び12)。通信管理プログラムがトランザクション
情報、トランザクション事象処理、及び一部の2段階コ
ミット処理に責任を負う場合は、ステップ10の純粋な
通信サービス以外の機能が提供されるので、通信管理プ
ログラムは混成モードで動作している。図4は、図3の
トランザクション情報段階の間に本発明で必要とされる
ステップをさらに詳細に示す。図4は、図3のステップ
4の一部分と見なすことができる。
2で2段階コミットが通信管理プログラムによって監視
されないと判定された場合は、ステップ10に進み、通
常の通信サポートが提供される。すなわち、通信管理プ
ログラムは、分散トランザクション処理システムとの間
でデータを送受信する。ステップ2で、通信管理プログ
ラムがトランザクション・モードで使用されていないと
判定され、さらにステップ3、6、12でそれぞれトラ
ンザクション情報、トランザクション事象、または2段
階コミット処理が必要とされない場合は、通信管理プロ
グラムが通信サービスのみを提供するために使用されて
いるので、ステップ10に直接進む。ステップ10の
後、処理はステップ11で終わる。図3は以下の状況を
表すことに留意されたい。すなわち、(1)通信サービ
ス機能が実施される(ステップ2及び10)、(2)通
信管理プログラムが通信サービス機能と一緒に使用され
る(ステップ2ないし8及び10)、(3)通信サービ
ス機能及び通信管理プログラムがトランザクション処理
機能によって増補される混成機能(ステップ2ないし1
0及び12)。通信管理プログラムがトランザクション
情報、トランザクション事象処理、及び一部の2段階コ
ミット処理に責任を負う場合は、ステップ10の純粋な
通信サービス以外の機能が提供されるので、通信管理プ
ログラムは混成モードで動作している。図4は、図3の
トランザクション情報段階の間に本発明で必要とされる
ステップをさらに詳細に示す。図4は、図3のステップ
4の一部分と見なすことができる。
【0019】図4のステップ1でトランザクション情報
処理が開始され、ステップ2で、トランザクションの責
任がトランザクション管理プログラムにあるのか、それ
とも通信管理プログラムにあるのかを判定する。通信管
理プログラムがトランザクション処理の一部分に責任を
負う場合は、ステップ3でトランザクションに関与する
すべての資源のリストが維持される。ステップ4で通信
管理プログラムをトランザクション管理プログラムに
(厳密な通信サービスではなく、通信管理プログラムと
して)登録する。
処理が開始され、ステップ2で、トランザクションの責
任がトランザクション管理プログラムにあるのか、それ
とも通信管理プログラムにあるのかを判定する。通信管
理プログラムがトランザクション処理の一部分に責任を
負う場合は、ステップ3でトランザクションに関与する
すべての資源のリストが維持される。ステップ4で通信
管理プログラムをトランザクション管理プログラムに
(厳密な通信サービスではなく、通信管理プログラムと
して)登録する。
【0020】しかし、トランザクション管理プログラム
がトランザクション処理に責任を負う場合は、ステップ
5で、通信が内側に向かうのか(インバウンド)、それ
とも外側に向かうのか(アウトバウンド)を判定する。
データ通信がアウトバウンドの場合は、ステップ6で、
通信管理プログラムはリモート・サイトへのトランザク
ションの移送を記録する。すなわち、通信管理プログラ
ムは、トランザクションが伝送された先のリモート位置
を記録する。やはりステップ6で、通信管理プログラム
はサイト情報(リモート・トランザクション管理プログ
ラムが必要とするローカル情報)をリモート・トランザ
クション管理プログラムに送る。最後にステップ6で、
通信管理プログラムは、関与するリモート・トランザク
ション管理プログラムに伝送される情報、すなわちトラ
ンザクション識別子(TID)と伝送されるメッセージ
の文脈とをトランザクション管理プログラムから受け取
る。
がトランザクション処理に責任を負う場合は、ステップ
5で、通信が内側に向かうのか(インバウンド)、それ
とも外側に向かうのか(アウトバウンド)を判定する。
データ通信がアウトバウンドの場合は、ステップ6で、
通信管理プログラムはリモート・サイトへのトランザク
ションの移送を記録する。すなわち、通信管理プログラ
ムは、トランザクションが伝送された先のリモート位置
を記録する。やはりステップ6で、通信管理プログラム
はサイト情報(リモート・トランザクション管理プログ
ラムが必要とするローカル情報)をリモート・トランザ
クション管理プログラムに送る。最後にステップ6で、
通信管理プログラムは、関与するリモート・トランザク
ション管理プログラムに伝送される情報、すなわちトラ
ンザクション識別子(TID)と伝送されるメッセージ
の文脈とをトランザクション管理プログラムから受け取
る。
【0021】ステップ5で、通信の方向がインバウンド
であると判定された場合は、ステップ7で、通信管理プ
ログラムはトランザクション管理伝播、すなわちトラン
ザクションが実際に伝播または伝送された先のリモート
・サイトを記録する。これは、ステップ6におけるトラ
ンザクション及び移送の記録と対照的である。ステップ
6では、通信管理プログラムは、トランザクションが既
に伝播された先のリモート・サイトではなく、トランザ
クションがこれから伝播される先のリモート・サイトを
記録した。この流れ図のステップ6及び7では、トラン
ザクション管理の責任は通信管理プログラムではなくト
ランザクション管理プログラムにあり、サイト情報に基
づいている。トランザクション事象処理の間は、通信管
理プログラムは、リモート・トランザクション管理プロ
グラムとローカル・トランザクション管理プログラムの
間での2段階コミットに影響を与えるため、情報交換の
目的でこれらのトランザクション管理プログラム間でデ
ータを伝送するための通信インターフェースにすぎな
い。言い換えると、通信管理プログラムは、2段階コミ
ット・プロトコルを同期または調整するため、リモート
・トランザクション管理プログラムとローカル・トラン
ザクション管理プログラムが互いに通信することを可能
にする通信サービスを提供する。ステップ4、6及び7
に続いて、本発明のトランザクション情報部分は、図4
の流れ図に示すように、ステップ8で終了する。
であると判定された場合は、ステップ7で、通信管理プ
ログラムはトランザクション管理伝播、すなわちトラン
ザクションが実際に伝播または伝送された先のリモート
・サイトを記録する。これは、ステップ6におけるトラ
ンザクション及び移送の記録と対照的である。ステップ
6では、通信管理プログラムは、トランザクションが既
に伝播された先のリモート・サイトではなく、トランザ
クションがこれから伝播される先のリモート・サイトを
記録した。この流れ図のステップ6及び7では、トラン
ザクション管理の責任は通信管理プログラムではなくト
ランザクション管理プログラムにあり、サイト情報に基
づいている。トランザクション事象処理の間は、通信管
理プログラムは、リモート・トランザクション管理プロ
グラムとローカル・トランザクション管理プログラムの
間での2段階コミットに影響を与えるため、情報交換の
目的でこれらのトランザクション管理プログラム間でデ
ータを伝送するための通信インターフェースにすぎな
い。言い換えると、通信管理プログラムは、2段階コミ
ット・プロトコルを同期または調整するため、リモート
・トランザクション管理プログラムとローカル・トラン
ザクション管理プログラムが互いに通信することを可能
にする通信サービスを提供する。ステップ4、6及び7
に続いて、本発明のトランザクション情報部分は、図4
の流れ図に示すように、ステップ8で終了する。
【0022】図5の流れ図を参照すると、ステップ1で
処理が開始され、ステップ2で、データ通信がローカル
・トランザクション処理システムに向かうのか(インバ
ウンド)、それともリモート・トランザクション処理シ
ステムに向かうのか(アウトバウンド)を判定する。通
信がアウトバウンドである場合は、ステップ3で通信管
理プログラムは、関与する任意のリモート・トランザク
ション管理プログラムに送られる、トランザクションの
一部である事象を記録する。この事象は、通信管理プロ
グラムによって維持される参照リストに追加される。ス
テップ4で、次に現われる事象を関与するトランザクシ
ョン管理プログラム(リモート)に知らせる。ステップ
2で情報がインバウンドであると判定された場合は、通
信管理プログラムは、関与するリモート・トランザクシ
ョン処理システムから送られる参照リストを受け取る
(ステップ5)。この参照リストは、次に現われる事象
をローカル・トランザクション処理システムに知らせる
働きをする。ステップ6で、通信管理プログラムは次
に、ステップ5でその通知を既に受け取った事象を含む
参照リストを実際に受け取る。アウトバウンド通信に関
するステップ4、及びインバウンド通信に関するステッ
プ6の後、この処理はステップ7で終了する。図5でト
ランザクション事象処理を通信管理プログラムが引き受
けるため、通信管理プログラム間で情報を送受すること
が可能になり、2段階プロトコル実施の助けとなること
が理解できる。
処理が開始され、ステップ2で、データ通信がローカル
・トランザクション処理システムに向かうのか(インバ
ウンド)、それともリモート・トランザクション処理シ
ステムに向かうのか(アウトバウンド)を判定する。通
信がアウトバウンドである場合は、ステップ3で通信管
理プログラムは、関与する任意のリモート・トランザク
ション管理プログラムに送られる、トランザクションの
一部である事象を記録する。この事象は、通信管理プロ
グラムによって維持される参照リストに追加される。ス
テップ4で、次に現われる事象を関与するトランザクシ
ョン管理プログラム(リモート)に知らせる。ステップ
2で情報がインバウンドであると判定された場合は、通
信管理プログラムは、関与するリモート・トランザクシ
ョン処理システムから送られる参照リストを受け取る
(ステップ5)。この参照リストは、次に現われる事象
をローカル・トランザクション処理システムに知らせる
働きをする。ステップ6で、通信管理プログラムは次
に、ステップ5でその通知を既に受け取った事象を含む
参照リストを実際に受け取る。アウトバウンド通信に関
するステップ4、及びインバウンド通信に関するステッ
プ6の後、この処理はステップ7で終了する。図5でト
ランザクション事象処理を通信管理プログラムが引き受
けるため、通信管理プログラム間で情報を送受すること
が可能になり、2段階プロトコル実施の助けとなること
が理解できる。
【0023】図6は、トランザクションの完了時に現わ
れる実際の2段階コミット・プロトコルを示す流れ図で
ある。図6は、図3に含まれるステップ9を表す。ステ
ップ1で処理が開始し、ステップ2で実際の2段階コミ
ットが実行される。これには、前述したトランザクショ
ン管理プログラムと、通常の2段階コミットに関連する
コミット、打切り及び準備プロトコルとの間の同期化が
含まれる。通信管理プログラムは、図4のステップ4で
登録された後に登録解除される。この登録解除により、
通信管理プログラムは、コミットされるトランザクショ
ンとの関連を絶つことが可能になる。最後に、ステップ
4で2段階コミット処理は終了する。2段階コミット・
プロトコルの間、通信管理プログラムは、コミットされ
るトランザクションに対するトランザクション管理責任
を有し、さらに、2段階コミットを実施するため、ロー
カル通信管理プログラムと適当なリモート資源を調整す
る。
れる実際の2段階コミット・プロトコルを示す流れ図で
ある。図6は、図3に含まれるステップ9を表す。ステ
ップ1で処理が開始し、ステップ2で実際の2段階コミ
ットが実行される。これには、前述したトランザクショ
ン管理プログラムと、通常の2段階コミットに関連する
コミット、打切り及び準備プロトコルとの間の同期化が
含まれる。通信管理プログラムは、図4のステップ4で
登録された後に登録解除される。この登録解除により、
通信管理プログラムは、コミットされるトランザクショ
ンとの関連を絶つことが可能になる。最後に、ステップ
4で2段階コミット処理は終了する。2段階コミット・
プロトコルの間、通信管理プログラムは、コミットされ
るトランザクションに対するトランザクション管理責任
を有し、さらに、2段階コミットを実施するため、ロー
カル通信管理プログラムと適当なリモート資源を調整す
る。
【0024】次に、図1の分散トランザクション処理シ
ステム30を使用した一般的なトランザクション処理の
一例を流れ図2ないし6に関連して説明する。最初に、
プログラム・アプリケーション32(ローカル・トラン
ザクション処理システム31の一部と見なされる)は図
2のステップ1で、トランザクションを実行するべきで
あると判定して処理を開始し、ステップ2で実際のトラ
ンザクションを開始する。次にステップ3で、ファイ
ル、データベースまたは通信動作を含むことのあるトラ
ンザクション動作の実行を実際に開始する。本発明は通
信動作に関するものであり、したがって、データベース
・アクティビティ及びファイル・アクティビティはその
範囲外である。したがって、図2のステップ3で通信動
作が実行されるものと仮定すると、本発明は、全通信動
作の概略を示した図3に示されるように通信動作を実行
する。
ステム30を使用した一般的なトランザクション処理の
一例を流れ図2ないし6に関連して説明する。最初に、
プログラム・アプリケーション32(ローカル・トラン
ザクション処理システム31の一部と見なされる)は図
2のステップ1で、トランザクションを実行するべきで
あると判定して処理を開始し、ステップ2で実際のトラ
ンザクションを開始する。次にステップ3で、ファイ
ル、データベースまたは通信動作を含むことのあるトラ
ンザクション動作の実行を実際に開始する。本発明は通
信動作に関するものであり、したがって、データベース
・アクティビティ及びファイル・アクティビティはその
範囲外である。したがって、図2のステップ3で通信動
作が実行されるものと仮定すると、本発明は、全通信動
作の概略を示した図3に示されるように通信動作を実行
する。
【0025】図2の流れ図は、本発明のトランザクショ
ン処理通信プロトコルの可能なある実施態様を示す。し
かし、トランザクション処理システム(41、31)を
リモート・トランザクション処理に、またはアプリケー
ション等の他の外部プログラムに含めること等、本発明
を利用する他の手段も存在することを理解されたい。図
2のステップ2でトランザクション処理モードを実施し
たので、図3のステップ2、3、6及び12での判断は
既に行なわれている。したがって、この例では、図2の
流れ図から図3ないし図6の流れ図を通る経路が設定さ
れる。すなわち、常にトランザクション・モードである
と仮定する。しかし、トランザクション処理を実施する
ための判断が図2の流れ図の外部でなされるときは、ス
テップ2、3、6及び12での判断が必要となることに
留意されたい。したがって、この例に対して行なった仮
定にかかわらず、図3ないし図6に含まれる判断を必要
とするステップはそういうものとして示されている。
ン処理通信プロトコルの可能なある実施態様を示す。し
かし、トランザクション処理システム(41、31)を
リモート・トランザクション処理に、またはアプリケー
ション等の他の外部プログラムに含めること等、本発明
を利用する他の手段も存在することを理解されたい。図
2のステップ2でトランザクション処理モードを実施し
たので、図3のステップ2、3、6及び12での判断は
既に行なわれている。したがって、この例では、図2の
流れ図から図3ないし図6の流れ図を通る経路が設定さ
れる。すなわち、常にトランザクション・モードである
と仮定する。しかし、トランザクション処理を実施する
ための判断が図2の流れ図の外部でなされるときは、ス
テップ2、3、6及び12での判断が必要となることに
留意されたい。したがって、この例に対して行なった仮
定にかかわらず、図3ないし図6に含まれる判断を必要
とするステップはそういうものとして示されている。
【0026】図3のステップ1で、アプリケーション3
2は、インターフェース39を介して通信管理プログラ
ム38と通信する、初期設定されたローカル・トランザ
クション管理プログラム36を有する。アプリケーショ
ン32はまた、インターフェース35を介して通信管理
プログラム38と直接通信する。ステップ2で次に、通
信管理プログラムがトランザクション・モードにあるか
どうか判定する(図2の流れ図によって既に判定済
み)。CM38がトランザクション・モードにないと判
定された場合は、情報の送受信等の通信機能のみが実行
される。ステップ10に進み、通信情報が送受信され
る。ステップ10で、純粋な通信機能は、ローカル通信
管理プログラム38がトランザクション処理システム4
1のCM48等どんなリモート通信管理プログラムとも
通信することを可能にする。
2は、インターフェース39を介して通信管理プログラ
ム38と通信する、初期設定されたローカル・トランザ
クション管理プログラム36を有する。アプリケーショ
ン32はまた、インターフェース35を介して通信管理
プログラム38と直接通信する。ステップ2で次に、通
信管理プログラムがトランザクション・モードにあるか
どうか判定する(図2の流れ図によって既に判定済
み)。CM38がトランザクション・モードにないと判
定された場合は、情報の送受信等の通信機能のみが実行
される。ステップ10に進み、通信情報が送受信され
る。ステップ10で、純粋な通信機能は、ローカル通信
管理プログラム38がトランザクション処理システム4
1のCM48等どんなリモート通信管理プログラムとも
通信することを可能にする。
【0027】しかし、図3のステップ2で、通信管理プ
ログラム38がトランザクション・モードである、すな
わちいくつかのトランザクション処理機能を実行するも
のと図2のステップによって判定されていた場合は、ス
テップ3で通信管理プログラム38がトランザクション
情報を処理すべきかどうか判定する。これが最初の動作
であり、トランザクション情報が通信管理プログラム3
8によって処理されるので、図3のステップ4で、図示
した動作がCM38によって実行される。
ログラム38がトランザクション・モードである、すな
わちいくつかのトランザクション処理機能を実行するも
のと図2のステップによって判定されていた場合は、ス
テップ3で通信管理プログラム38がトランザクション
情報を処理すべきかどうか判定する。これが最初の動作
であり、トランザクション情報が通信管理プログラム3
8によって処理されるので、図3のステップ4で、図示
した動作がCM38によって実行される。
【0028】流れ図4は、トランザクション情報の処理
でCM38が実行しなければならないステップをさらに
詳細に示す。
でCM38が実行しなければならないステップをさらに
詳細に示す。
【0029】図4のステップ1でCM38によるトラン
ザクション情報処理が開始され、ステップ2で、トラン
ザクションの責任がトランザクション管理プログラム3
6にあるのか、それとも通信管理プログラム38にある
のかを判定する。この場合、本発明は、トランザクショ
ン事象の処理中にTM36が必要とする通信機能を提供
する通信サービスとして動作するものと考えられる。す
なわち、CM38はローカルTM36と関与するすべて
のリモート・トランザクション管理プログラムとの間の
通信用経路として働く。たとえば、図7を参照すると、
ローカルCM38は、ローカルTM36に代わって、準
備メッセージでリモート通信管理プログラム48、48
a、48bを介してリモート・トランザクション管理プ
ログラム46、46a、46bとコンタクトする。この
準備メッセージは基本的に、リモートTM46、46
a、46bのそれぞれのトランザクションがコミットさ
れるのか、それとも打ち切られるのかについて、それら
のリモートTMに照会するものである。リモート・トラ
ンザクション管理プログラム46、46a、46bは、
資源44、44a、44bから、それらの資源のトラン
ザクション部分をコミットすべきか、それとも打ち切る
べきかを判定する責任がある。この情報が次にサイト情
報としてローカルCM38に送られる。CM38は次に
この情報をローカルTM36が利用できるようにし、ロ
ーカルTM36はこの情報を使って、リモートTM4
6、46a、46bの状況、すなわち、コミットか打切
りかを示す参照リストを作成する。ローカル・トランザ
クション管理プログラム36は次に、リモートTM4
6、46a、46bから受け取った、報告された状況を
調べることにより、このリストからトランザクションを
打ち切るべきか、それともコミットするべきかを判定す
る。
ザクション情報処理が開始され、ステップ2で、トラン
ザクションの責任がトランザクション管理プログラム3
6にあるのか、それとも通信管理プログラム38にある
のかを判定する。この場合、本発明は、トランザクショ
ン事象の処理中にTM36が必要とする通信機能を提供
する通信サービスとして動作するものと考えられる。す
なわち、CM38はローカルTM36と関与するすべて
のリモート・トランザクション管理プログラムとの間の
通信用経路として働く。たとえば、図7を参照すると、
ローカルCM38は、ローカルTM36に代わって、準
備メッセージでリモート通信管理プログラム48、48
a、48bを介してリモート・トランザクション管理プ
ログラム46、46a、46bとコンタクトする。この
準備メッセージは基本的に、リモートTM46、46
a、46bのそれぞれのトランザクションがコミットさ
れるのか、それとも打ち切られるのかについて、それら
のリモートTMに照会するものである。リモート・トラ
ンザクション管理プログラム46、46a、46bは、
資源44、44a、44bから、それらの資源のトラン
ザクション部分をコミットすべきか、それとも打ち切る
べきかを判定する責任がある。この情報が次にサイト情
報としてローカルCM38に送られる。CM38は次に
この情報をローカルTM36が利用できるようにし、ロ
ーカルTM36はこの情報を使って、リモートTM4
6、46a、46bの状況、すなわち、コミットか打切
りかを示す参照リストを作成する。ローカル・トランザ
クション管理プログラム36は次に、リモートTM4
6、46a、46bから受け取った、報告された状況を
調べることにより、このリストからトランザクションを
打ち切るべきか、それともコミットするべきかを判定す
る。
【0030】さらに、混成モードでは、トランザクショ
ンに関する責任をローカルTM36からローカルCM3
8に一層多く委ねる。この場合、ローカルTM36は、
リモート46、46a、46bをポーリングし参照リス
トを作成する責任を、ローカルCM38に転嫁する。し
たがって、CM38が準備メッセージをリモートTM4
6、46a、46bに送る。リモート資源44、44
a、44bは次にそのトランザクション状況をそれぞれ
のトランザクション管理プログラム46、46a、46
bに送る。したがって、CM38は関与するすべてのリ
モート・トランザクション管理プログラムのリストを維
持しなければならず、関与するすべてのリモート・トラ
ンザクション管理プログラムを表す単一の打切り状況ま
たはコミット状況をローカルTM36に提示する責任を
負う。すなわち、CM38は関与するすべてのリモート
TMのトランザクション状況の組み合わされた合計をT
M36に伝える。TM36は、どのリモート資源が使用
されているかを知らず、ローカル・トランザクション管
理プログラム36とすべてのリモートTM及びリモート
資源の間がトランスペアレントに保たれる。TM36
は、トランザクションを打ち切るか、それともコミット
するかに関する最終判断の責任を維持する。しかし、T
M36は、単一の打切りまたはコミットのメッセージが
CM38によって提示されることを知るだけであるの
で、判断を行なう点に到達するために必要なステップが
簡単になる。したがって、TM36はどのリモート・ト
ランザクション管理プログラムまたはリモート資源をも
認識しない。このモードでは、打切りかコミットかの判
断は、完全に、CM38によって提示される状況、及び
関与する任意のローカル資源34の打切り、コミット状
況に基づいている。
ンに関する責任をローカルTM36からローカルCM3
8に一層多く委ねる。この場合、ローカルTM36は、
リモート46、46a、46bをポーリングし参照リス
トを作成する責任を、ローカルCM38に転嫁する。し
たがって、CM38が準備メッセージをリモートTM4
6、46a、46bに送る。リモート資源44、44
a、44bは次にそのトランザクション状況をそれぞれ
のトランザクション管理プログラム46、46a、46
bに送る。したがって、CM38は関与するすべてのリ
モート・トランザクション管理プログラムのリストを維
持しなければならず、関与するすべてのリモート・トラ
ンザクション管理プログラムを表す単一の打切り状況ま
たはコミット状況をローカルTM36に提示する責任を
負う。すなわち、CM38は関与するすべてのリモート
TMのトランザクション状況の組み合わされた合計をT
M36に伝える。TM36は、どのリモート資源が使用
されているかを知らず、ローカル・トランザクション管
理プログラム36とすべてのリモートTM及びリモート
資源の間がトランスペアレントに保たれる。TM36
は、トランザクションを打ち切るか、それともコミット
するかに関する最終判断の責任を維持する。しかし、T
M36は、単一の打切りまたはコミットのメッセージが
CM38によって提示されることを知るだけであるの
で、判断を行なう点に到達するために必要なステップが
簡単になる。したがって、TM36はどのリモート・ト
ランザクション管理プログラムまたはリモート資源をも
認識しない。このモードでは、打切りかコミットかの判
断は、完全に、CM38によって提示される状況、及び
関与する任意のローカル資源34の打切り、コミット状
況に基づいている。
【0031】要約すると、通信サービス・モードでは、
TM36はCM38を通信経路として使用し、この通信
経路を介して準備メッセージが送られ、さらにリモート
TM46、46a、46bから打切り、コミットの回答
が受け取られる。しかし、混成モードでは、一層多くの
トランザクション上の責任が通信管理プログラムに委ね
られ、CM38がリモートTMをポーリングするか、ま
たはリモートTMの状況をコンパイルし、各リモートT
Mの打切り、コミット状況を示す参照リストを作成す
る。この参照リストが次に要約され、またはCM38に
よって調べられ、その結果が単一の打切りメッセージま
たはコミット・メッセージの形でTM36に提示され
る。TM36は次にこの要約及び関与する任意のローカ
ル資源の状況に基づいて、トランザクションの結果に関
する判断を行なう。このようにして、TM36とすべて
のリモートTM及びリモート資源の間がトランスペアレ
ントに保たれる。実際には、TM36はトランザクショ
ンが完全にローカルであると見なす。すなわち、TM3
6はローカル資源34及びCM38を認識するだけであ
る。
TM36はCM38を通信経路として使用し、この通信
経路を介して準備メッセージが送られ、さらにリモート
TM46、46a、46bから打切り、コミットの回答
が受け取られる。しかし、混成モードでは、一層多くの
トランザクション上の責任が通信管理プログラムに委ね
られ、CM38がリモートTMをポーリングするか、ま
たはリモートTMの状況をコンパイルし、各リモートT
Mの打切り、コミット状況を示す参照リストを作成す
る。この参照リストが次に要約され、またはCM38に
よって調べられ、その結果が単一の打切りメッセージま
たはコミット・メッセージの形でTM36に提示され
る。TM36は次にこの要約及び関与する任意のローカ
ル資源の状況に基づいて、トランザクションの結果に関
する判断を行なう。このようにして、TM36とすべて
のリモートTM及びリモート資源の間がトランスペアレ
ントに保たれる。実際には、TM36はトランザクショ
ンが完全にローカルであると見なす。すなわち、TM3
6はローカル資源34及びCM38を認識するだけであ
る。
【0032】通信管理プログラム38がトランザクショ
ンの責任を負う場合は、図4の流れ図のステップ3に進
み、通信管理プログラム38は、トランザクションを有
するすべてのリモート資源、たとえば、リモート・デー
タベース及びファイル資源44、リモート通信管理プロ
グラム48等を含むことのある資源リストを維持する。
次にステップ4で、通信管理プログラム38はトランザ
クション管理プログラム36に通信管理プログラムとし
て登録される。ステップ4に続いて、通信管理プログラ
ム38がトランザクション管理の責任を負うものとステ
ップ2で判定されたものとすると、ステップ8でトラン
ザクション情報処理は終了する。しかし、トランザクシ
ョン36がリモート資源の2段階コミットに対し責任を
負わない(すなわち、非混成動作)ものとすると、TM
36がトランザクション管理の責任を負うものと図2の
流れ図で判定されたので(この判断はこの例の外部でス
テップ6で行われる)、図4の流れ図のステップ5に進
み、ローカル・トランザクション処理システム31とリ
モート・トランザクション処理システム41の間での通
信の方向を決定する。トランザクション管理の責任が存
在する(とこの例の外部でステップ5で判定された)の
で、最初の通信はアウトバウンド、すなわち通信管理プ
ログラム38から通信管理プログラム48に向かうもの
である。したがって、通信管理プログラム38は、図4
のステップ6で、図示した諸機能を実行しなければなら
ない。たとえば、通信管理プログラム38はローカル・
システム31からリモート・システム、たとえば41へ
のトランザクションの移送を記録し、現トランザクショ
ンが移送された先のトランザクション処理システムの記
録を維持しなければならない。通信管理プログラム38
はまた、サイト情報、すなわちアウトバウンド・トラン
ザクション情報をリモート・トランザクション処理シス
テムに送るのに必要な情報を、トランザクション管理プ
ログラム36に提供する。さらに、CM38は、リモー
ト・トランザクション管理プログラム46に出力される
情報をローカル・トランザクション管理プログラム36
から得なければならない。たとえば、ローカルTM36
はトランザクション識別子(TID)、ならびに伝送さ
れるトランザクションの文脈等の情報を提供しなければ
ならない。ステップ6が実行された後、ステップ8で本
発明のトランザクション情報部分は終了する。
ンの責任を負う場合は、図4の流れ図のステップ3に進
み、通信管理プログラム38は、トランザクションを有
するすべてのリモート資源、たとえば、リモート・デー
タベース及びファイル資源44、リモート通信管理プロ
グラム48等を含むことのある資源リストを維持する。
次にステップ4で、通信管理プログラム38はトランザ
クション管理プログラム36に通信管理プログラムとし
て登録される。ステップ4に続いて、通信管理プログラ
ム38がトランザクション管理の責任を負うものとステ
ップ2で判定されたものとすると、ステップ8でトラン
ザクション情報処理は終了する。しかし、トランザクシ
ョン36がリモート資源の2段階コミットに対し責任を
負わない(すなわち、非混成動作)ものとすると、TM
36がトランザクション管理の責任を負うものと図2の
流れ図で判定されたので(この判断はこの例の外部でス
テップ6で行われる)、図4の流れ図のステップ5に進
み、ローカル・トランザクション処理システム31とリ
モート・トランザクション処理システム41の間での通
信の方向を決定する。トランザクション管理の責任が存
在する(とこの例の外部でステップ5で判定された)の
で、最初の通信はアウトバウンド、すなわち通信管理プ
ログラム38から通信管理プログラム48に向かうもの
である。したがって、通信管理プログラム38は、図4
のステップ6で、図示した諸機能を実行しなければなら
ない。たとえば、通信管理プログラム38はローカル・
システム31からリモート・システム、たとえば41へ
のトランザクションの移送を記録し、現トランザクショ
ンが移送された先のトランザクション処理システムの記
録を維持しなければならない。通信管理プログラム38
はまた、サイト情報、すなわちアウトバウンド・トラン
ザクション情報をリモート・トランザクション処理シス
テムに送るのに必要な情報を、トランザクション管理プ
ログラム36に提供する。さらに、CM38は、リモー
ト・トランザクション管理プログラム46に出力される
情報をローカル・トランザクション管理プログラム36
から得なければならない。たとえば、ローカルTM36
はトランザクション識別子(TID)、ならびに伝送さ
れるトランザクションの文脈等の情報を提供しなければ
ならない。ステップ6が実行された後、ステップ8で本
発明のトランザクション情報部分は終了する。
【0033】メッセージを送った後、ステップ7でリモ
ート・サイトはインバウンド・メッセージを処理する。
通信管理プログラム48は、トランザクション管理伝播
情報、すなわちどのリモート・トランザクション処理シ
ステムがこの情報を送っているかを記録しなければなら
ない。さらにステップ7で、ローカルCM48はリモー
ト・トランザクション管理プログラム情報(トランザク
ション識別子及び文脈)をローカル・トランザクション
管理プログラム36に与えなければならない。ステップ
7が実行された後、ステップ8でトランザクション情報
段階は終了する。
ート・サイトはインバウンド・メッセージを処理する。
通信管理プログラム48は、トランザクション管理伝播
情報、すなわちどのリモート・トランザクション処理シ
ステムがこの情報を送っているかを記録しなければなら
ない。さらにステップ7で、ローカルCM48はリモー
ト・トランザクション管理プログラム情報(トランザク
ション識別子及び文脈)をローカル・トランザクション
管理プログラム36に与えなければならない。ステップ
7が実行された後、ステップ8でトランザクション情報
段階は終了する。
【0034】図3の流れ図に戻ると、図4に関連して前
述したすべてのトランザクション情報が、通信管理プロ
グラム38と48の間で伝送されるすべてのメッセージ
に付加される。ステップ5(図3)でのこの情報の内容
は、通信管理プログラム38がトランザクション情報を
受信しているのか、それとも送信しているのかによって
決まることに留意されたい。たとえば、通信管理プログ
ラム38が情報をリモート通信管理プログラム48に送
っている場合は、トランザクション情報のトランザクシ
ョン識別子と文脈等の情報がメッセージに付加される
(図4のステップ6)。ステップ5に続いて、ステップ
10で、通信管理プログラム38は前述したデータを送
信または受信し、あるいはその両方を行う。
述したすべてのトランザクション情報が、通信管理プロ
グラム38と48の間で伝送されるすべてのメッセージ
に付加される。ステップ5(図3)でのこの情報の内容
は、通信管理プログラム38がトランザクション情報を
受信しているのか、それとも送信しているのかによって
決まることに留意されたい。たとえば、通信管理プログ
ラム38が情報をリモート通信管理プログラム48に送
っている場合は、トランザクション情報のトランザクシ
ョン識別子と文脈等の情報がメッセージに付加される
(図4のステップ6)。ステップ5に続いて、ステップ
10で、通信管理プログラム38は前述したデータを送
信または受信し、あるいはその両方を行う。
【0035】すべてのメッセージを送った後、通信動作
はステップ6に進み、通信管理プログラム38がトラン
ザクション事象を処理しているかどうか判定する。そう
である場合は、ステップ7でトランザクション事象処理
が行われる。この処理にはトランザクション管理情報の
交換と事象リストの作成が含まれる。
はステップ6に進み、通信管理プログラム38がトラン
ザクション事象を処理しているかどうか判定する。そう
である場合は、ステップ7でトランザクション事象処理
が行われる。この処理にはトランザクション管理情報の
交換と事象リストの作成が含まれる。
【0036】図5の流れ図は、図3の流れ図のステップ
7で通信管理プログラム38によって実施される諸機能
を示す。図5を参照すると、ステップ1でトランザクシ
ョン事象処理が開始され、ステップ2で通信の方向、す
なわちその通信がローカル通信管理プログラム38に向
かうインバウンドであるか、それともローカル通信管理
プログラム38からリモート通信管理プログラム48に
向かうアウトバウンドであるかを判定する。この場合、
この例ではトランザクション処理モードであると想定し
たので、通信は最初はアウトバウンドである。通信は最
初はアウトバウンドであるので、通信管理プログラム3
8はトランザクション管理プログラム36からトランザ
クションに関する情報を受け取り、関与するすべてのト
ランザクション管理プログラムを含む事象リスト(参照
リスト)を作成する。次に図5のステップ4で、ローカ
ル通信管理プログラム48は、次に現われる参照リスト
をリモート通信管理プログラム48に知らせる。アウト
バウンド通信の場合は、通信管理プログラム38は事象
リストを作成し、事象リスト内の次に現われる通信を関
与するリモート通信管理プログラムに通知する。その後
ステップ7でトランザクション事象は終了する。しか
し、通信がリモート通信管理プログラム48からローカ
ル通信管理プログラム38に向かうインバウンドである
場合は、通信管理プログラムが実行する必要のあるステ
ップは逆になる。すなわち、ステップ5で、信管理プロ
グラム38は最初に、リモート・トランザクション管理
プログラム36と共に働くリモート通信管理プログラム
48によって生成された出現事象リストを通知される。
次にステップ6で、通信管理プログラムから実際のリス
トを通信管理プログラム38が受け取る。ステップ6に
続いて、図5のステップ7でトランザクション事象処理
は終了する。
7で通信管理プログラム38によって実施される諸機能
を示す。図5を参照すると、ステップ1でトランザクシ
ョン事象処理が開始され、ステップ2で通信の方向、す
なわちその通信がローカル通信管理プログラム38に向
かうインバウンドであるか、それともローカル通信管理
プログラム38からリモート通信管理プログラム48に
向かうアウトバウンドであるかを判定する。この場合、
この例ではトランザクション処理モードであると想定し
たので、通信は最初はアウトバウンドである。通信は最
初はアウトバウンドであるので、通信管理プログラム3
8はトランザクション管理プログラム36からトランザ
クションに関する情報を受け取り、関与するすべてのト
ランザクション管理プログラムを含む事象リスト(参照
リスト)を作成する。次に図5のステップ4で、ローカ
ル通信管理プログラム48は、次に現われる参照リスト
をリモート通信管理プログラム48に知らせる。アウト
バウンド通信の場合は、通信管理プログラム38は事象
リストを作成し、事象リスト内の次に現われる通信を関
与するリモート通信管理プログラムに通知する。その後
ステップ7でトランザクション事象は終了する。しか
し、通信がリモート通信管理プログラム48からローカ
ル通信管理プログラム38に向かうインバウンドである
場合は、通信管理プログラムが実行する必要のあるステ
ップは逆になる。すなわち、ステップ5で、信管理プロ
グラム38は最初に、リモート・トランザクション管理
プログラム36と共に働くリモート通信管理プログラム
48によって生成された出現事象リストを通知される。
次にステップ6で、通信管理プログラムから実際のリス
トを通信管理プログラム38が受け取る。ステップ6に
続いて、図5のステップ7でトランザクション事象処理
は終了する。
【0037】再び図3に戻ると、図3の流れ図のステッ
プ8で、トランザクション事象情報、すなわち図5に関
連して考察したように通信管理プログラム38及び48
によって処理された事象リスト及びその通知が、トラン
ザクション・メッセージに組み込まれる。次にステップ
10で、このトランザクション・メッセージが通信イン
ターフェース51等を介して、ローカル・トランザクシ
ョン処理システムとリモート・トランザクション処理シ
ステムの間で伝送される。この例のこの時点で本発明の
通信管理プログラム動作、すなわちステップ2ないし8
及び10の説明は終わる。
プ8で、トランザクション事象情報、すなわち図5に関
連して考察したように通信管理プログラム38及び48
によって処理された事象リスト及びその通知が、トラン
ザクション・メッセージに組み込まれる。次にステップ
10で、このトランザクション・メッセージが通信イン
ターフェース51等を介して、ローカル・トランザクシ
ョン処理システムとリモート・トランザクション処理シ
ステムの間で伝送される。この例のこの時点で本発明の
通信管理プログラム動作、すなわちステップ2ないし8
及び10の説明は終わる。
【0038】ステップ6で、通信管理プログラム38が
トランザクション事象処理を実行しないと判定された場
合は、図3のトランザクション動作はステップ12に進
み、通信管理プログラム38がリモート資源に対する2
段階コミット処理を実行するかどうか判定する。実行す
る場合は、本発明の上記混成機能が実施され、純粋な通
信サービス、通信管理プログラム動作及びトランザクシ
ョン処理が呼び出される。図3のステップ9で2段階コ
ミット処理が行われ、関与するすべての資源、たとえば
38及び48が、データベースやファイル資源34等他
のすべてのリモート資源と共に同期される。図6は、通
常の2段階コミット・プロトコルの諸ステップを示す流
れ図である。ステップ1で2段階コミットが開始され、
ステップ2でコミット・プロトコルがサイト情報に基づ
いて実施される。すなわち、通信管理プログラム38
は、2段階コミットが実施されていることを関与する他
のすべての通信管理プログラム48に通知し、トランザ
クションに含まれる動作のリストを作成する。すべての
トランザクション動作が成功したものとしてCM38に
伝えられた場合、トランザクションはコミットされ、以
前にCM38によって作成されたリストに登録される。
しかし、動作のうち少なくとも1つが不成功であった場
合は、トランザクション動作は打ち切られる。その場
合、アプリケーション32は、要求されたトランザクシ
ョン動作を実施し直す責任を負う。図6の流れ図のステ
ップ3で、通信管理プログラム38は、トランザクショ
ン管理プログラム36のために維持された資源リストか
らそれ自体を登録解除しなければならない。通信管理プ
ログラム38の最初の登録は図4のステップ4で行なわ
れた。通信管理プログラム38の登録解除に続いて、図
6のステップ4で2段階コミット・プロトコルは終了す
る。本発明のトランザクション動作のトランザクション
情報処理機能、トランザクション事象処理機能及び2段
階コミット処理機能は互いに独立ではないことに留意さ
れたい。たとえば、通信管理プログラム38はトランザ
クション情報処理段階で登録されたが、トランザクショ
ン動作処理の2段階コミット段階で登録解除されねばな
らない。通信管理プログラムはトランザクション情報プ
ロセッサとして働くときも働かないときもあり、それと
同時に、トランザクション事象プロセッサまたは2段階
コミット・プロセッサとして働くときも働かないときも
あることが理解できる。この場合も、ステップ9(2段
階コミット・プロトコル)に続いて、図3のステップ1
0でコミット情報が関与するトランザクション管理プロ
グラムに伝えられる。
トランザクション事象処理を実行しないと判定された場
合は、図3のトランザクション動作はステップ12に進
み、通信管理プログラム38がリモート資源に対する2
段階コミット処理を実行するかどうか判定する。実行す
る場合は、本発明の上記混成機能が実施され、純粋な通
信サービス、通信管理プログラム動作及びトランザクシ
ョン処理が呼び出される。図3のステップ9で2段階コ
ミット処理が行われ、関与するすべての資源、たとえば
38及び48が、データベースやファイル資源34等他
のすべてのリモート資源と共に同期される。図6は、通
常の2段階コミット・プロトコルの諸ステップを示す流
れ図である。ステップ1で2段階コミットが開始され、
ステップ2でコミット・プロトコルがサイト情報に基づ
いて実施される。すなわち、通信管理プログラム38
は、2段階コミットが実施されていることを関与する他
のすべての通信管理プログラム48に通知し、トランザ
クションに含まれる動作のリストを作成する。すべての
トランザクション動作が成功したものとしてCM38に
伝えられた場合、トランザクションはコミットされ、以
前にCM38によって作成されたリストに登録される。
しかし、動作のうち少なくとも1つが不成功であった場
合は、トランザクション動作は打ち切られる。その場
合、アプリケーション32は、要求されたトランザクシ
ョン動作を実施し直す責任を負う。図6の流れ図のステ
ップ3で、通信管理プログラム38は、トランザクショ
ン管理プログラム36のために維持された資源リストか
らそれ自体を登録解除しなければならない。通信管理プ
ログラム38の最初の登録は図4のステップ4で行なわ
れた。通信管理プログラム38の登録解除に続いて、図
6のステップ4で2段階コミット・プロトコルは終了す
る。本発明のトランザクション動作のトランザクション
情報処理機能、トランザクション事象処理機能及び2段
階コミット処理機能は互いに独立ではないことに留意さ
れたい。たとえば、通信管理プログラム38はトランザ
クション情報処理段階で登録されたが、トランザクショ
ン動作処理の2段階コミット段階で登録解除されねばな
らない。通信管理プログラムはトランザクション情報プ
ロセッサとして働くときも働かないときもあり、それと
同時に、トランザクション事象プロセッサまたは2段階
コミット・プロセッサとして働くときも働かないときも
あることが理解できる。この場合も、ステップ9(2段
階コミット・プロトコル)に続いて、図3のステップ1
0でコミット情報が関与するトランザクション管理プロ
グラムに伝えられる。
【0039】ステップ12で、2段階コミットを実行す
るべきでない、すなわち図2の流れ図のステップ2以外
の手段によってトランザクション処理が開始されたと判
定された場合は、図3の流れ図で示されたトランザクシ
ョン動作はステップ10に進み、通信管理プログラム3
8は、トランザクション管理機能を持たない純粋な通信
サービスとして働く。図3のステップ2で、通信管理プ
ログラム38はトランザクション・モードにあるものと
判定されることがあり得るが、ステップ3、6、12に
進むと、通信管理プログラム38はトランザクション情
報、トランザクション事象または2段階コミットを処理
する働きをしないことがあり得ることが理解できる。し
たがって、通信管理プログラムがトランザクション・モ
ードにない(純粋な通信機能)と判定されたステップ2
で到達したのと同じ結果になる。また、通信管理プログ
ラム38がどのように、(1)純粋な通信サービス(ス
テップ2及び10)として、(2)通信管理機能(ステ
ップ2ないし8及び10)として、(3)混成通信管理
プログラム/トランザクション管理プログラム(ステッ
プ2ないし10及び12)として働くかが理解できる。
最後に、トランザクション動作のトランザクション情
報、トランザクション事象及び2段階コミットのそれぞ
れの段階で処理されたデータの実際の通信(ステップ1
0)に続いて、図3の流れ図はステップ11で終了す
る。
るべきでない、すなわち図2の流れ図のステップ2以外
の手段によってトランザクション処理が開始されたと判
定された場合は、図3の流れ図で示されたトランザクシ
ョン動作はステップ10に進み、通信管理プログラム3
8は、トランザクション管理機能を持たない純粋な通信
サービスとして働く。図3のステップ2で、通信管理プ
ログラム38はトランザクション・モードにあるものと
判定されることがあり得るが、ステップ3、6、12に
進むと、通信管理プログラム38はトランザクション情
報、トランザクション事象または2段階コミットを処理
する働きをしないことがあり得ることが理解できる。し
たがって、通信管理プログラムがトランザクション・モ
ードにない(純粋な通信機能)と判定されたステップ2
で到達したのと同じ結果になる。また、通信管理プログ
ラム38がどのように、(1)純粋な通信サービス(ス
テップ2及び10)として、(2)通信管理機能(ステ
ップ2ないし8及び10)として、(3)混成通信管理
プログラム/トランザクション管理プログラム(ステッ
プ2ないし10及び12)として働くかが理解できる。
最後に、トランザクション動作のトランザクション情
報、トランザクション事象及び2段階コミットのそれぞ
れの段階で処理されたデータの実際の通信(ステップ1
0)に続いて、図3の流れ図はステップ11で終了す
る。
【0040】図2の流れ図を参照すると、以上、ステッ
プ3のトランザクション動作の実行を、図3ないし図6
の流れ図及び図1の諸要素と関連して説明した。したが
って、次に図2のステップ4で、別のトランザクション
動作を実行するかどうか判定し、実行する場合は、ステ
ップ3で新しいトランザクションが開始される。しか
し、実行する必要のあるトランザクション動作がない場
合は、ステップ5でトランザクション処理は終了する。
したがって、アプリケーション32はこのとき、必要と
されるトランザクション処理を完了しており、必要とさ
れる他の動作の実行を続行することができる。
プ3のトランザクション動作の実行を、図3ないし図6
の流れ図及び図1の諸要素と関連して説明した。したが
って、次に図2のステップ4で、別のトランザクション
動作を実行するかどうか判定し、実行する場合は、ステ
ップ3で新しいトランザクションが開始される。しか
し、実行する必要のあるトランザクション動作がない場
合は、ステップ5でトランザクション処理は終了する。
したがって、アプリケーション32はこのとき、必要と
されるトランザクション処理を完了しており、必要とさ
れる他の動作の実行を続行することができる。
【0041】
【効果】以上説明したように、本発明によれば、分散ト
ランザクション処理システム内でどのような通信プログ
ラミング・インターフェースでも使用可能になる。
ランザクション処理システム内でどのような通信プログ
ラミング・インターフェースでも使用可能になる。
【図1】通信機能とトランザクション機能を分離するこ
とにより任意の通信サービスの使用をサポートする本発
明の分散トランザクション処理システムを示すブロック
・ダイヤグラムである。
とにより任意の通信サービスの使用をサポートする本発
明の分散トランザクション処理システムを示すブロック
・ダイヤグラムである。
【図2】必要とされる任意の通信サービスの使用をサポ
ートするために、本発明の通信プロトコルが必要とする
ステップを含む流れ図である。
ートするために、本発明の通信プロトコルが必要とする
ステップを含む流れ図である。
【図3】必要とされる任意の通信サービスの使用をサポ
ートするために、本発明の通信プロトコルが必要とする
ステップを含む流れ図である。
ートするために、本発明の通信プロトコルが必要とする
ステップを含む流れ図である。
【図4】必要とされる任意の通信サービスの使用をサポ
ートするために、本発明の通信プロトコルが必要とする
ステップを含む流れ図である。
ートするために、本発明の通信プロトコルが必要とする
ステップを含む流れ図である。
【図5】必要とされる任意の通信サービスの使用をサポ
ートするために、本発明の通信プロトコルが必要とする
ステップを含む流れ図である。
ートするために、本発明の通信プロトコルが必要とする
ステップを含む流れ図である。
【図6】必要とされる任意の通信サービスの使用をサポ
ートするために、本発明の通信プロトコルが必要とする
ステップを含む流れ図である。
ートするために、本発明の通信プロトコルが必要とする
ステップを含む流れ図である。
【図7】本発明で意図する分散トランザクション処理環
境を示すブロック・ダイヤグラムである。
境を示すブロック・ダイヤグラムである。
【図8】トランザクション管理プログラムと通信管理プ
ログラムが単一のソフトウェア層に組み込まれている、
従来技術の分散トランザクション処理システムを示すブ
ロック・ダイヤグラムである。
ログラムが単一のソフトウェア層に組み込まれている、
従来技術の分散トランザクション処理システムを示すブ
ロック・ダイヤグラムである。
2 プログラム・アプリケーション 3 トランザクション処理システム 4 資源管理プログラム(RM) 6 トランザクション層 8 トランザクション管理プログラム(TM) 10 専用通信サービス(CM) 12 プログラム・アプリケーション 13 トランザクション処理システム 14 資源管理プログラム(RM) 16 トランザクション層 18 トランザクション管理プログラム(TM) 20 専用通信サービス(CM) 30 分散トランザクション処理システム 33 データ・アクセス・インターフェース 35 通信アクセス・インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス・ジェームズ・フロイント アメリカ合衆国78759、テキサス州オー スチン、タウンシップ・トレール 6801 番地 (56)参考文献 「情報処理学会第38回(平成元年前 期)全国大会講演論文集」P.825〜828 「記号処理」(安田弘幸他,計算資源 指向型並列分散処理システム−Lila c−)55−2(1990.6.4)P.1〜 8
Claims (7)
- 【請求項1】ローカル・トランザクション管理プログラ
ム及びローカル資源を有するローカル・サイトと、リモ
ート・トランザクション管理プログラム及びリモート資
源を有する少なくとも1つのリモート・サイトを含む分
散トランザクション処理環境において、異なる複数の通
信プロトコルを使用するための通信装置であって、 上記通信装置は上記サイト毎に、 上記トランザクション管理プログラムと独立して上記サ
イト間の通信を行うための通信インターフェース、及
び、上記トランザクション管理プログラムとの通信を行
うための通信インターフェースを有する通信管理プログ
ラムと、 プログラム・アプリケーションが、上記資源及び上記通
信管理プログラムに直接書き込むことを可能にする手段
と、 上記通信管理プログラムを、上記トランザクション管理
プログラムとは独立して維持する手段とを有することを
特徴とする通信装置。 - 【請求項2】上記通信管理プログラムが、さらにトラン
ザクションに関与する上記資源のすべてのリストを維持
する手段と、 上記通信管理プログラムを上記トランザクション管理プ
ログラムに登録する手段とを備えた、 請求項1に記載の通信装置。 - 【請求項3】上記通信管理プログラムが、さらに上記通
信が上記ローカル・トランザクション管理プログラムに
向かうインバウンドであるのか、それとも上記ローカル
・トランザクション管理プログラムからのアウトバウン
ドであるのか判定する手段と、 上記アウトバウンド通信の上記リモート・サイトへの移
送を記録する手段と、 上記の移送されたアウトバウンド通信を受け取った上記
リモート・トランザクション管理プログラムに対応する
リモート・サイト情報を得て、上記リモート・サイト情
報を上記ローカル・トランザクション管理プログラムに
提供する手段と、 上記の移送されたアウトバウンド通信を送った上記ロー
カル・トランザクション管理プログラムに対応するロー
カル・サイト情報を作成し、上記ローカル・サイト情報
を上記リモート・トランザクション管理プログラムに提
供する手段とを備えた、 請求項1に記載の通信装置。 - 【請求項4】上記通信管理プログラムが、さらに上記通
信が上記ローカル・トランザクション管理プログラムに
向かうインバウンドであるのか、それとも上記ローカル
・トランザクション管理プログラムからのアウトバウン
ドであるのか判定する手段と、 上記ローカル・トランザクション管理プログラムからの
上記インバウンド通信の、上記リモート・トランザクシ
ョン管理プログラムのうちの他の関与者への伝播を記録
する手段と、 上記の伝播されたインバウンド通信を送る上記ローカル
・トランザクション管理プログラムに対応するローカル
・サイト情報を得て、上記ローカル・サイト情報を上記
リモート・トランザクション管理プログラムに提供する
手段と、 上記の伝播されたインバウンド通信を受け取る上記リモ
ート・トランザクション管理プログラムに対応するリモ
ート・サイト情報を作成し、上記リモート・サイト情報
を上記ローカル・トランザクション管理プログラムに提
供する手段とを備えた、 請求項1に記載の通信装置。 - 【請求項5】上記通信管理プログラムが、さらに上記通
信が上記ローカル・トランザクション管理プログラムに
向かうインバウンドであるのか、それとも上記ローカル
・トランザクション管理プログラムからのアウトバウン
ドであるのか判定する手段と、 上記アウトバウンド通信を介して上記リモート・トラン
ザクション管理プログラムに送られ、上記リモート・ト
ランザクション管理プログラムによって実行される、ト
ランザクション内に含まれる動作を記録する手段と、 上記リモート・トランザクション管理プログラムに送ら
れた上記トランザクションの上記の記録されたすべての
動作を含む参照リストを維持する手段と、 次に出現する参照リストを、上記アウトバウンド通信を
介して上記リモート・トランザクション管理プログラム
に通知する手段とを備えた、 請求項1に記載の通信装置。 - 【請求項6】上記通信管理プログラムが、さらに上記通
信が上記ローカル・トランザクション管理プログラムに
向かうインバウンドであるのか、それとも上記ローカル
・トランザクション管理プログラムからのアウトバウン
ドであるのか判定する手段と、 上記リモート・トランザクション管理プログラムによっ
て生成された、上記ローカル・トランザクション管理プ
ログラムによって実行されるトランザクション内の動作
を含む参照リストの通知を受け取る手段と、 インバウンド通信によって上記ローカル・トランザクシ
ョン管理プログラムに送られる、上記の次に出現する参
照リストを上記ローカル・トランザクション管理プログ
ラムに通知する手段と、 上記インバウンド通信を介して、上記リモート・トラン
ザクション管理プログラムから上記参照リストを受け取
る手段とを備えた、 請求項1に記載の通信装置。 - 【請求項7】上記通信管理プログラムが、さらに上記ト
ランザクションに関与する上記ローカル通信管理プログ
ラム及びリモート通信管理プログラムを同期させる手段
と、 上記トランザクションに関与する上記ローカル資源及び
リモート資源を同期させる手段と、 上記トランザクション管理プログラムから上記通信管理
プログラムを登録解除する手段と、 上記リモート・トランザクション管理プログラムによっ
て実行される、上記トランザクション内のすべての動作
の状況を収集する手段と、 上記状況を単一の打切りメッセージまたはコミット・メ
ッセージの形で上記ローカル・トランザクション管理プ
ログラムに提供する手段とを備えた、 請求項1に記載の通信装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US546495 | 1990-06-29 | ||
US07/546,495 US5363121A (en) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | Multiple protocol communication interface for distributed transaction processing |
Publications (2)
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