JP3066629B2 - 皮付多層ソーセージの製造方法 - Google Patents
皮付多層ソーセージの製造方法Info
- Publication number
- JP3066629B2 JP3066629B2 JP6206880A JP20688094A JP3066629B2 JP 3066629 B2 JP3066629 B2 JP 3066629B2 JP 6206880 A JP6206880 A JP 6206880A JP 20688094 A JP20688094 A JP 20688094A JP 3066629 B2 JP3066629 B2 JP 3066629B2
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- JP
- Japan
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- passage
- sausage
- skin
- collagen
- supplied
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- Expired - Lifetime
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- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は皮付多層ソーセージの製
造方法に関する。
造方法に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】近時、食生活における嗜好の
多様化に応えるべくソーセージを異種食材と複合し多層
化する試みがなされ、例えばチーズ入りのソーセージが
提供されているが、従来のチーズ入りソーセージは皮な
しであり安物のイメージが強く商品価値が低いという問
題があった。
多様化に応えるべくソーセージを異種食材と複合し多層
化する試みがなされ、例えばチーズ入りのソーセージが
提供されているが、従来のチーズ入りソーセージは皮な
しであり安物のイメージが強く商品価値が低いという問
題があった。
【0003】本発明はこのような従来の問題点を一掃す
ることを目的としてなされたものである。
ることを目的としてなされたものである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は、第1通路内
に供給される練肉と、第2通路内に供給されるコラーゲ
ンとを同時押出し、皮付ソーセージを製造するに際し、
第1通路内に第3通路を同心状に設置しておき、第3通
路内に供給される他の食材を、上記練肉並びにコラーゲ
ンと同時押出しすることを特徴とする皮付多層ソーセー
ジの製造方法に係る。
に供給される練肉と、第2通路内に供給されるコラーゲ
ンとを同時押出し、皮付ソーセージを製造するに際し、
第1通路内に第3通路を同心状に設置しておき、第3通
路内に供給される他の食材を、上記練肉並びにコラーゲ
ンと同時押出しすることを特徴とする皮付多層ソーセー
ジの製造方法に係る。
【0005】
【実施例】以下に本発明の1実施例を添附図面にもとづ
き説明すると次の通りである。
き説明すると次の通りである。
【0006】図1は本発明製造方法に適用される共押出
装置の先端口金部1の構造を概略的に示し、該口金部1
は外ノズル2a内に形成された第1通路2と、第1通路
2の先端側の外側で内,外部材3a,3b間に同心状に
形成された第2通路3と、外ノズル2a内に同心状に挿
装された内ノズル4a内に形成された第3通路4とを備
えている。
装置の先端口金部1の構造を概略的に示し、該口金部1
は外ノズル2a内に形成された第1通路2と、第1通路
2の先端側の外側で内,外部材3a,3b間に同心状に
形成された第2通路3と、外ノズル2a内に同心状に挿
装された内ノズル4a内に形成された第3通路4とを備
えている。
【0007】図2に示すように、内ノズル4aは外ノズ
ル2a内で、同心保持を目的として3本の支持部材5を
介し前後2個所の位置で支持固定されている。
ル2a内で、同心保持を目的として3本の支持部材5を
介し前後2個所の位置で支持固定されている。
【0008】本発明製造方法を実施するに際しては、共
押出装置に備えられた第1ポンプ(図示せず)の作動を
して第1通路2内に矢符6の方向からソーセージ練肉が
供給され、また第2ポンプ(図示せず)の作動をして第
2通路3内に矢符7の方向からコラーゲン液が供給さ
れ、また第3ポンプ(図示せず)の作動をして第3通路
4内に矢符8の方向から他の食材例えばチーズ、マヨネ
ーズ、ポテト、他の練肉(畜肉、魚肉など)などの押出
し成形可能な食材が供給される。
押出装置に備えられた第1ポンプ(図示せず)の作動を
して第1通路2内に矢符6の方向からソーセージ練肉が
供給され、また第2ポンプ(図示せず)の作動をして第
2通路3内に矢符7の方向からコラーゲン液が供給さ
れ、また第3ポンプ(図示せず)の作動をして第3通路
4内に矢符8の方向から他の食材例えばチーズ、マヨネ
ーズ、ポテト、他の練肉(畜肉、魚肉など)などの押出
し成形可能な食材が供給される。
【0009】第1,2,3通路2,3,4内にそれぞれ
供給されたソーセージ練肉、コラーゲン及び他の食材は
該通路2,3,4の先端から同時に吐出され同心配置の
3層構成の押出成形物を形成して行く。
供給されたソーセージ練肉、コラーゲン及び他の食材は
該通路2,3,4の先端から同時に吐出され同心配置の
3層構成の押出成形物を形成して行く。
【0010】而してこの押出成形物を常法通り所定長さ
に切断しつつ加熱乾燥しコラーゲンのたんぱく変形によ
る膜形成を行うことにより、図3に示すようにコラーゲ
ンからなる皮9付にして、内層10が他の食材,外層1
1が練肉からなる多層構成のソーセージが得られる。
に切断しつつ加熱乾燥しコラーゲンのたんぱく変形によ
る膜形成を行うことにより、図3に示すようにコラーゲ
ンからなる皮9付にして、内層10が他の食材,外層1
1が練肉からなる多層構成のソーセージが得られる。
【0011】ちなみに、押出成形物の所定長さの切断
は、押出成形による通常の皮付ソーセージの製造に適用
されている公知のクリンパーユニットを適用して行うこ
とができ、この切断により内層10は外層11内に、ま
た外層11はコラーゲンからなる皮9内に、それぞれ封
じ込められ、その外観は図4に示すように通常の皮付ソ
ーセージと全く異なるところがない。
は、押出成形による通常の皮付ソーセージの製造に適用
されている公知のクリンパーユニットを適用して行うこ
とができ、この切断により内層10は外層11内に、ま
た外層11はコラーゲンからなる皮9内に、それぞれ封
じ込められ、その外観は図4に示すように通常の皮付ソ
ーセージと全く異なるところがない。
【0012】
【発明の効果】本発明製造方法によれば、共押出装置の
先端口金部の改良により皮付多層ソーセージを、共押出
し手段の適用により製造することが可能となり、商品価
値の高い製品を工業的規模で生産することができる。
先端口金部の改良により皮付多層ソーセージを、共押出
し手段の適用により製造することが可能となり、商品価
値の高い製品を工業的規模で生産することができる。
【図1】本発明製造方法の実施に適用される共押出装置
の先端口金部を概略的に示す縦断図面である。
の先端口金部を概略的に示す縦断図面である。
【図2】図1のA〜Aに沿う断面図である。
【図3】本発明製造方法における押出成形物の断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明製造方法によって製造された製品の一例
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
1 先端口金部 2 第1通路 3 第2通路 4 第3通路 5 支持部材 6 矢符 7 矢符 8 矢符 9 皮 10 内層 11 外層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−268661(JP,A) 特開 平4−66072(JP,A) 特開 昭62−79757(JP,A) 特開 平4−190779(JP,A) 実開 平2−52598(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/317 A23L 1/31
Claims (1)
- 【請求項1】 第1通路内に供給される練肉と、第2通
路内に供給されるコラーゲンとを同時押出し、皮付ソー
セージを製造するに際し、第1通路内に第3通路を同心
状に設置しておき、第3通路内に供給される他の食材
を、上記練肉並びにコラーゲンと同時押出しすることを
特徴とする皮付多層ソーセージの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6206880A JP3066629B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 皮付多層ソーセージの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6206880A JP3066629B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 皮付多層ソーセージの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0866167A JPH0866167A (ja) | 1996-03-12 |
JP3066629B2 true JP3066629B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=16530583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6206880A Expired - Lifetime JP3066629B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 皮付多層ソーセージの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3066629B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP6206880A patent/JP3066629B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0866167A (ja) | 1996-03-12 |
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