JP3066613U - 円筒型ポータブルショーケース - Google Patents

円筒型ポータブルショーケース

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JP3066613U JP1999002944U JP294499U JP3066613U JP 3066613 U JP3066613 U JP 3066613U JP 1999002944 U JP1999002944 U JP 1999002944U JP 294499 U JP294499 U JP 294499U JP 3066613 U JP3066613 U JP 3066613U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショーケースの形をユニークにし、移動可能
な利用方法の多い円筒型ポータブルショーケース1を作
る事 【解決手段】 人の背丈より少し高い円筒型ポータブル
ショーケース1とし、最上段の棚6と最下段の棚7を3〜
4本の柱骨8で固定し、柱骨8の外側に透明な外板4をと
りつけまた、最上段の棚6と最下段の棚7の間には、自由
な高さに数枚の自由棚3をとりつけられるようにし、扉
は柱骨8の間にロックのできる開閉式扉12または、スラ
イド式扉15を取り付け柱骨8の下端には、ロック式キャ
スター2をつけて容易に移動できるように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、花屋の店頭や店内で花26や服飾用小物商品21等を自由に移動陳列し て人目を引くように配列することができるユニークな形をしたポータブルショー ケース1に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、花26を花屋の店頭で売るときには、人の力で持ち運びができる小型の箱 に、鉢に植え付けた小さな花の小鉢19や苗または、花束27の入った容器等を使用 して店頭・店外の道路上に運んで列べて店の周辺を、人目を引くように飾り付け て店内へ客の視線を引きつけることに工夫を重ねる陳列を日課とし、閉店時には 、開店時に列べた陳列品を店内に運びこんで片付ける作業に長時間の労働を必要 としていたものである。 これら花26の容器は小さな箱状のものが多く、水やり、アパート等のベランダ 等に置く考慮が用いられているものばかりで、過去昭和55年以来の花のケースを JAPIOによって調査したが、人力で運ぶものばかりであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術でのべたごとく花26、小鉢19に植えた花26、花束27または、服飾用 小物商品21等を容器に入れて別個に陳列品を、回数を重ねて運んで陳列し、閉店 するときには再び長時間の労働によって陳列品を安全な場所に移動格納する作業 を、もっと容易に短い時間でできる方法として、移動可能なショーケース式のも のとし、そのショーケースそのものも衣類・小物等の陳列にも使用できる取り扱 いに便利であり、且つ店の美観を増す機能を果たすユニークなものとすることが 課題であると考えた。
【課題を解決するための手段】
【0004】 先ず外観は、透明な材 料をもって製作した、見る方向によって視線に違和感を感じない円筒形の移動が 自由にできる円筒型ポータブルショーケース1になるような構造にする。
【0005】 円筒型ポータブルショーケース1には、移動が可能になるととも に一定個所に停止定着することができるようにキャスターまたは、ロック式キャ スター2をとりつける。
【0006】 円筒型ポータブルショーケース1内 には、高さを自由に選ぶことのできる自由棚3を設ける。自由棚3の材料も自由 棚3を使用したときになるべく視線を遮ることの少ない構造とすると共に、花26 等を自由棚3に配列した時に、水やりの水が棚の周囲にながれて下方へ流れる構 造とし、外板4と棚との間も通風を保った間隔を持つ構造とする。
【0007】 円筒型ポータブルショーケース1の最上段の棚6と最下段の棚7は、3〜4本 の柱骨8を持って連結固定し、円筒型ポータブルショーケース1の骨格とし、柱骨 8の下端にキャスター又は、ロック式キャスター2をとりつける。
【0008】 骨格をなす柱骨8の外側には、外板枠5にはさんだ透明な外板4をとりつけて 円筒型ポータブルショーケース1となるごとき構造とする。
【0009】 最上段の棚6と最下段の棚7の間の柱骨8には、自由棚3の高さをえらぶこと ができるフック孔10を持つごとくする。
【0010】 フック孔10には、着脱できるかけ金具11をもって自由棚3を支える構造とする 。
【0011】 自由棚3は、水やりの必要な花26や小鉢19に入れた植木20等とともに服飾用小 物商品21等の陳列にも利用できる構造をもつものとする。
【0012】 自由棚3には、周囲に上向きのフランヂ22を設け、花26等を陳列した場合の水 やりのため自由棚3上に流れた水は、フランヂ22によって排水孔23に集まりかけ 金具11の排水溝28を通して柱骨8内の排水路29を通り柱骨8の下端より円筒型ポ ータブルショーケース1外へ排出されるごとくする。
【0013】 自由棚3の上面には美感を呈する陳列品受け皿24をのせ自由に視線を変えるこ とができるようにする。
【0014】 自由棚3は、外板との間の間隔が空気の通路25となるごとき構造をもつごとく する。
【0015】 扉は、柱骨8によって扉枠17が支えられる開閉式扉12またはスライド式扉15と し、スライド式扉15の場合は最上段の棚6および最下段の棚7の外板枠5に沿っ てとりつけたスライドレール16のうえをスライド式扉15の扉枠17の上部および下 部にとりつけた滑車18が滑動し、円筒型ポータブルショーケース1の外面に沿っ てスライド式扉15が滑動するごとくする。 また、開閉式扉12の場合には柱骨8に蝶番30をもった開閉式扉12を閉じたとき には、円筒型ポータブルショーケース1の一部のごとくなる構造とする。
【0016】 最上段の棚6には、最上段の棚6の上に風防13を設け風防13は、柱骨8によっ て支えられ着脱が自由な構造となるごとくする。
【0017】 円筒型ポータブルショーケース1の全高は、人の背丈よりやや高いものとし、 移動作業中にも不安感をあたえないものとする。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、上述のごとく構成されているので、次に示す効果を発揮する
【0019】 請求項1・2のごとく構成されているので、型が大きくても店頭や店内のどこ にでも移動し、定置することができる。
【0020】 請求項1・2のごとく構成されているので店の周辺に移動配置して店頭および 店内の美観を補い、店内への客の誘導の用にもやくにたつ。
【0021】 請求項3・4に示すごとく最上段の棚6と最下段の棚7との間には、自由棚3 を必要な枚数だけ自由な高さにとりつけることができるとともに、色々の陳列品 の管理が自由にできる。
【0022】 空気の通路25が構成されているので、自由棚3も最下段の棚7もともに請求項 に示すごとく多様な商品を陳列することができる。
【0023】 請求項1・2・3・4・5に示されているごとく構成されているので、総合的 に作業に要する時間もこれによって生ずる疲労等も従来よりはるかに少なくてす むので、経済的効果は大きい。
【0024】 円筒型ポータブルショーケース1の考案を、角型ショーケースの一側面又は角 を円型にするごとき場合に応用することができる。
【0025】
【提出日】平成11年5月26日(1999.5.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、花屋の店頭や店内で花26服飾用小物商品21等を自由に移動陳 列して人目を引くように配列することができるユニークな形をしたポータブルシ ョーケース1に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、花26を花屋の店頭で売るときには、人の力で持ち運びができる小型の 箱に、鉢に植え付けた小さな花の小鉢19や苗または、花束27の入った容器等 を使用して店頭・店外の道路上に運んで列べて店の周辺を、人目を引くように飾 り付けて店内へ客の視線を引きつけることに工夫を重ねる陳列を日課とし、閉店 時には、開店時に列べた陳列品を店内に運びこんで片付ける作業に長時間の労働 を必要としていたものである。 これら花26の容器は小さな箱状のものが多く、水やり、アパート等のベラン ダ等に置く考慮が用いられているものばかりで、過去昭和55年以来の花のケー スをJAPIOによって調査したが、人力で運ぶものばかりであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術でのべたごとく花26小鉢19に植えた花26花束27または服飾用小物商品21 等を容器に入れて別個に陳列品を、回数を重ねて運んで陳列 し、閉店するときには再び長時間の労働によって陳列品を安全な場所に移動格納 する作業を、もっと容易に短い時間でできる方法として、移動可能なショーケー ス式のものとし、そのショーケースそのものも衣類・小物等の陳列にも使用でき る取り扱いに便利であり、且つ店の美観を増す機能を果たすユニークなものとす ることが課題であると考えた。
【課題を解決するための手段】
【0004】 先ず外観は、透明な材料をもって製作した、見る方向によって視線に違和感を 感じない円筒形の移動が自由にできる円筒型ポータブルショーケース1になるよ うな構造にする。
【0005】 円筒型ポータブルショーケース1には、移動が可能になるとともに一定個所に 停止定着することができるようにキャスターまたは、ロック式キャスター2をと りつける。
【0006】 円筒型ポータブルショーケース1内には、高さを自由に選ぶことのできる自由 棚3を設ける。自由棚3の材料も自由棚3を使用したときになるべく視線を遮る ことの少ない構造とすると共に、花26等を自由棚3に配列した時に、水やりの 水が棚の周囲にながれて下方へ流れる構造とし、外板4と棚との間も通風を保っ た間隔を持つ構造とする。
【0007】 円筒型ポータブルショーケース1の最上段の棚6と最下段の棚7は、3〜4本 の柱骨8を持って連結固定し、円筒型ポータブルショーケース1の骨格とし、柱 骨8の下端にキャスター又は、ロック式キャスター2をとりつける。
【0008】 骨格をなす柱骨8の外側には、外板枠5にはさんだ透明な外板4をとりつけて 円筒型ポータブルショーケース1となるごとき構造とする。
【0009】 最上段の棚6と最下段の棚7の間の柱骨8には、自由棚3の高さをえらぶこと ができるフック孔10を持つごとくする。
【0010】 フック孔10には、着脱できるかけ金具11をもって自由棚3を支える構造と する。
【0011】 自由棚3は、水やりの必要な花26小鉢19に入れた植木20等とともに 飾用小物商品21 等の陳列にも利用できる構造をもつものとする。
【0012】 自由棚3には、周囲に上向きのフランヂ22を設け、花26等を陳列した場合 の水やりのため自由棚3上に流れた水は、フランヂ22によって排水孔23に集 まりかけ金具11排水溝28を通して柱骨8内の排水路29を通り柱骨8の下 端より円筒型ポータブルショーケース1外へ排出されるごとくする。
【0013】 自由棚3の上面には美感を呈する陳列品受け皿24をのせ自由に視線を変える ことができるようにする。
【0014】 自由棚3は、外板との間の間隔が空気の通路25となるごとき構造をもつごと くする。
【0015】 扉は、柱骨8によって扉枠17が支えられる開閉式扉12またはスライド式扉 15 とし、スライド式扉15の場合は最上段の棚6および最下段の棚7の外板枠 5に沿ってとりつけたスライドレール16のうえをスライド式扉15扉枠17 の上部および下部にとりつけた滑車18が滑動し、円筒型ポータブルショーケー ス1の外面に沿ってスライド式扉15が滑動するごとくする。 また、開閉式扉12の場合には柱骨8に蝶番30をもった開閉式扉12を閉じ たときには、円筒型ポータブルショーケース1の一部のごとくなる構造とする。
【0016】 最上段の棚6には、最上段の棚6の上に風防13を設け風防13は、柱骨8に よって支えられ着脱が自由な構造となるごとくする。
【0017】 円筒型ポータブルショーケース1の全高は、人の背丈よりやや高いものとし, 移動作業中にも不安感をあたえないものとする。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、上述のごとく構成されているので、次に示す効果を発揮する。
【0019】 請求項1・2のごとく構成されているので、型が大きくても店頭や店内のどこ にでも移動し、定置することができる。
【0020】 請求項1・2のごとく構成されているので店の周辺に移動配置して店頭および 店内の美観を補い、店内への客の誘導の用にもやくにたつ。
【0021】 請求項3・4に示すごとく最上段の棚6と最下段の棚7との間には、自由棚3 を必要な枚数だけ自由な高さにとりつけることができるとともに、色々の陳列品 の管理が自由にできる。
【0022】 空気の通路25が構成されているので、自由棚3も最下段の棚7もともに請求 項に示すごとく多様な商品を陳列することができる。
【0023】 請求項1・2・3・4・5に示されているごとく構成されているので、総合的 に作業に要する時間もこれによって生ずる疲労等も従来よりはるかに少なくてす むので、経済的効果は大きい。
【0024】 円筒型ポータブルショーケース1の考案を、角型ショーケースの一側面又は角 を円型にするごとき場合に応用することができる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】円筒型ポータブルショーケース1(3本柱骨
8)のスライド式扉15を開いた全体斜視図
【図2】円筒型ポータブルショーケース1(3本柱骨8
と自由棚3のある)のスライド式扉15を開いた全体斜視
【図3】円筒型ポータブルショーケース1(4本柱骨8
と開閉式扉12)の開閉扉12を開いた全体斜視図
【図4】柱骨8の最下端にロック式キャスター2を取付
けた詳細説明図
【図5】自由棚3取付部説明図
【図6】自由棚3取付部A〜A断面説明図
【図7】かけ金具11の斜視説明図
【0026】
【符号の説明】
1 円筒型ポータブルショーケース 2 ロック式キャスター 3 自由棚 4 外板 5 外板枠 6 最上段の棚 7 最下段の棚 8 柱骨 9 ネジ 10 フック孔 11 かけ金具 12 開閉式扉 13 風防 14 支脚 15 スライド式扉 16 スライドレール 扉枠 滑車 小鉢 植木 服飾用小物商品 フランヂ 排水孔 陳列品受け皿 空気の通路
【0027】 花 花束 排水溝 排水路 蝶番 等身大の人形
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月26日(1999.5.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 円筒型ポータブルショーケース
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】円筒型ポータブルショーケース1(3本柱骨
8)のスライド式扉15を開いた全体斜視図
【図2】円筒型ポータブルショーケース1(3本柱骨8
と自由棚3のある)のスライド式扉15を開いた全体斜
視図
【図3】円筒型ポータブルショーケース1(4本柱骨8
開閉式扉12)の開閉扉12を開いた全体斜視図
【図4】柱骨8の最下端にロック式キャスター2を取り
付けた詳細説明図
【図5】自由棚3取付部説明図
【図6】自由棚3取付部A〜A断面説明図
【図7】かけ金具11の斜視説明図
【0026】
【符号の説明】 1 円筒型ポータブルショーケース 2 ロック式キャスター 3 自由棚 4 外板 5 外板枠 6 最上段の棚 7 最下段の棚 8 柱骨 9 ネジ10 フック孔11 かけ金具12 開閉式扉13 風防14 支脚15 スライド式扉16 スライドレール17 扉枠 18 滑車 19 小鉢 20 植木 21 服飾用小物商品 22 フランヂ 23 排水孔m 24 陳列品受け皿 25 空気の通路
【0027】26 花 27 花束 28 排水溝 29 排水路 30 蝶番 31 等身大の人形 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月1日(1999.6.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【図6】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図7】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒型のどこにでも移動して、定置ので
    きるとともに、店の美観を助長することができる人の背
    丈よりやや高い高さをもつ円筒型ポータブルショーケー
    ス(1)
  2. 【請求項2】 最上段の棚(6)と最下段の棚(7)を
    3〜4本の柱骨(8)で固定して全体の骨格とし、柱骨
    (8)の下端にはロック式キャスター(2)をとりつ
    け、柱骨(8)の外側には、透明な外板(4)をネジ
    (9)をもって固定してなる請求項1の円筒型ポータブ
    ルショーケース(1)
  3. 【請求項3】 最上段の棚(6)と最下段の棚(7)の
    間には自由棚(3)を必要な数だけ自由な高さにとりつ
    けることができるようにした請求項1・2の円筒型ポー
    タブルショーケース(1)
  4. 【請求項4】 柱骨(8)の間に開閉式扉(12)又は
    スライド式扉(15)を設けて内部の管理が自由にでき
    る請求項1・2・3を持つ円筒型ポータブルショーケー
    ス(1)
  5. 【請求項5】 花(26)服飾用小物商品(21)等多
    様な商品を陳列できる請求項1・2・3・4を持つ円筒
    型ポータブルショーケース(1)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018221091A1 (ja) * 2017-05-29 2018-12-06 株式会社アーティエンス・ラボ 光偏向装置、画像表示装置、信号装置、画像記録媒体、及び、画像再生方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018221091A1 (ja) * 2017-05-29 2018-12-06 株式会社アーティエンス・ラボ 光偏向装置、画像表示装置、信号装置、画像記録媒体、及び、画像再生方法
JPWO2018221091A1 (ja) * 2017-05-29 2020-04-02 株式会社アーティエンス・ラボ 光偏向装置、画像表示装置、信号装置、画像記録媒体、及び、画像再生方法
JP7132629B2 (ja) 2017-05-29 2022-09-07 株式会社アーティエンス・ラボ 光偏向装置、画像表示装置、信号装置、画像記録媒体、及び、画像再生方法

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