JP3066583B2 - テープロールに円形刃を背負わせた切断機 - Google Patents

テープロールに円形刃を背負わせた切断機

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JP3066583B2
JP3066583B2 JP10227509A JP22750998A JP3066583B2 JP 3066583 B2 JP3066583 B2 JP 3066583B2 JP 10227509 A JP10227509 A JP 10227509A JP 22750998 A JP22750998 A JP 22750998A JP 3066583 B2 JP3066583 B2 JP 3066583B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の属する技術分野〕本発明は合成樹
脂のポリエチレンテープロール、その他のテープロール
に円形刃を背負わせて、テープを所定の長さに引出して
切断する装置に関するものである。
【0002】〔従来の技術〕従来、家庭では合成樹脂の
ポリエチレンテープロール、その他のテープロールの切
断にはナイフ、庖丁、鋏などが使用されている。特にポ
リエチレンテープロールは薄く強いので、刃の磨耗した
刃物や噛み合わせの悪い鋏などでの切断には苦労してい
る。
【0003】〔発明が解決しようとする課題〕刃物を小
型の装置に組入れてテープロールに背負わせて一体とな
し安定保持できるようにして、刃先を溝に納めて安全に
使いやすくする。刃物は使用すれば磨耗するが、刃を、
道具を使わずに簡単に交換できるようにする。上記を目
的として提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、次の手段を用いた。刃物台(4)にボルト(6)
を下面より上面に向けて圧入し、ボルト(6)に円形刃
(2)を遊嵌させ、該円形刃(2)の上に押え板(7)
を載せ上から押しボタン(8)に固着したナット(9)
で円形刃(2)を締め付け固定するとともに、刃物台
(4)の両側板の外面に設けられた突起ボタン(5)の
それぞれにコイルばね(10)の一端のフックを嵌め込
み、それぞれのコイルばね(10)の他端をテープロー
ルの巻芯内に配置したばね受け(11)の両端の孔に挿
通し、該孔の下側に位置するばね係止ナット(12)に
よりコイルばね(10)の有効巻数を調整可能とするこ
とによって、刃物台(4)をテープロールに弾圧して取
り付け、かつばね係止ナット(12)の下方に垂れ下が
ったコイルばね(10)を、ばね受け(11)に付設し
た仕切板(14)およびばねカバー(13)により互い
に隔離して収納可能にした。。また、前記の刃物台
(4)と押え板(7)のテープの引き出し側をV字形に
切欠きテープ誘導縁とし、該V字の底に設けたU字溝に
円形刃(2)の刃先の一部を露出させた。また、前記の
円形刃(2)に、その外周を等分割した線を付すか、ま
たは外周を等分割した線を印した紙類を貼り付けた。さ
らに、前記のばね係止ナット(12)の外径をばね受け
(11)の孔の径よりも大きくし、ナット(12)の孔
の径をコイルばね(10)が緩挿できる径にし、ナット
(12)の孔の平底の側方の一部に、コイルばね(1
0)の挿通孔を穿設した。
【0005】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面にしたが
って説明する。図1は、円形刀(2)を組み込んだ刃物
台(4)をテープロールに跨がせて背負わせ、刃物台
(4)の側板の突起ボタン(5)にコイルばね(10)
の一端を嵌め込み、テープロールの巻芯内に配置したば
ね受け(11)の孔にコイルばね(10)を挿通し、該
ばね(10)に下側からばね係止ナット(12)をねじ
込んで、弱からず強からずにばねの有効巻数を調節し、
下方に垂れ下がったばね(10)をばねカバー(13)
内に納め、テープを引き出し円形刀(2)の刃先まで誘
導した斜視図である。
【0006】図1に示した刃物台(4)は、図2の円形
刃、図3の紙類、図5の突起ボタン、図6のボルト、図
7の押え板、図8の押しボタン、図9のナットにより組
み立てられる。図3は紙類で円形刃(2)に貼りつけ
る。その紙類には円形刃(2)の円周を5〜6mm間隔
で等分に分割する線を印す。または、その線を円形刃
(2)に直接印刷する。刃物台(4)にボルト(6)を
下面より上面に向けて圧入させ薄い鋼板製の円形刃
(2)を遊嵌させる。刃物台(4)のU字溝から円形刃
(2)の刃先の一部を露出させて、U字溝の両側縁の線
に円形刃(2)または紙類に印した一分割の線が一致す
るようにする。押え板(7)をボルト(6)に挿通さ
せ、押しボタン(8)に固着したナット(9)で円形刃
(2)を固く締め付ける。
【0007】図1に示した刃物台(4)をテープロール
に跨がせて背負わせるには、図10のコイルばね、図1
1のばね受け、図12のばね係止ナット、図13のばね
カバー、図14の仕切板が用いられる。刃物台(4)
は、その両側板に固着した突起ボタンにコイルばね(1
0)のフックを嵌め込んで、テープの先端方向に刃先を
向けてテープロールに跨がせて背負わせる。一方のコイ
ルばね(10)をばね受け(11)の孔に挿通して下側
からばね係止ナット(12)をねじ込む。ついで他方の
コイルばね(10)をばね受け(11)の孔に挿通して
下側からばね係止ナット(12)をねじ込む。そして、
ばね係止ナット(12)の鍔の凹みを利用して弱からず
強からずに調整する。ばね係止ナット(12)の下方に
垂れ下がった残りの遊びのバネは、仕切板(14)にて
分けて絡みつきを防いでばねカバー(13)内に納め
る。
【0008】図15はコイルばね(10)にばね係止ナ
ット(12)をねじ込み、下方に垂れ下がったばねをば
ねカバー(13)内に納めた一部断面図である。図16
はコイルばね(10)をばね受け(11)に挿通させ、
それにばね係止ナット(12)をねじ込んだ状態を裏側
より見た拡大断面図である。ばね係止ナット(12)の
締め付けは、ばね係止ナット(12)の平底の中央を残
してその側方に穿った挿通孔にコイルばね(10)を通
すことによって締め付けるが、ばねのリード角の傾斜が
あるので締め付けの接触は点となる。弱からず強からず
の加重は、500g〜1kgの範囲内である。
【0009】テープロールのテープは使用する前は巻芯
に巻かれて重ねられており、その高さは40mm以上に
なる。そして、それは使用されるたびに低くなる。40
mmから0mmになるまでの間、刃物台(4)を弱から
ず強からず安定保持して背負わせるには、ばね係止ナッ
ト(12)を回転させてコイルばね(10)の有効巻数
を変える。それにより刃物台(4)を安定保持すること
ができる。ばね係止ナット(12)による調整は、その
鍔の凹みを利用すれば、簡単に行うことができる。
【0010】テープロールとそれに背負わせた刃物台
(4)を軽く握り、テープの先端を掴み取り所定の長さ
に引き出して外方に折り曲げると、テープはV字形のテ
ープ誘導縁に沿って誘導されV字の底のほうに束状にな
って引き寄せられる。そこで、押しボタン(8)を押し
つけながら力を入れてさらにテープを引っ脹ると、テー
プの切断がその両縁より始まり中央部に至り、所定の長
さのテープが容易に切り離される。その切断線は中央が
僅かだが凹となる。
【0011】刃の交換はテープロールに刃物台を背負わ
せた状態で押しボタン(8)を外して押え板(7)を外
す。円形刃(2)に貼りつけた紙類(3)に、等分に分
割して印した線を一分割新しい刃に回して移動させる。
押え板(7)を載せて押しボタン(8)を堅く締めつけ
て交換は完了する。直径25mmの円形刃(2)は円周
を5〜6mm間隔で等分に分割すると15分割できる。
刃を交換した際、筆記具で目印をつけておく。刃先は狭
い溝に納めてあるので安全である。
【0012】〔発明の効果〕家庭の荷造り作業も家の中
から庭先まである。又、農家の人達の畑の、野菜などの
荷造りをする作業場所は遠く、しかも広い。テープロー
ルと刃物を小型にして一体としたことで刃物を選びだし
たり探しだす煩わしさや、安全に気配りする必要がな
い。又、刃の交換も簡単にできる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープロールに刃物台を取り付けた実施形態の
斜視図である。
【図2】円形刀の平面図である。
【図3】紙類の平面図である。
【図4】刃物台の斜視図である。
【図5】突起ボタンの斜視図である。
【図6】ボルトの斜視図である。
【図7】押え板の斜視図である。
【図8】押しボタンの斜視図である。
【図9】ナットの斜視図である。
【図10】コイルばねの側面図である。
【図11】ばね受の斜視図である。
【図12】ばね係止ナットの斜視図である。
【図13】ばねカバーの斜視図である。
【図14】仕切板の斜視図である。
【図15】コイルばねにばね係止ナットを取り付けた一
部断面図である。
【図16】コイルばねにばね係止ナットを嵌め込み裏側
から見た拡大断面図である。
【符号の説明】
2 円形刃 3 紙類 4 刃物台 5 突起ボタン 6 ボルト 7 押え板 8 押しボタン 9 ナット 10 コイルばね 11 ばね受 12 ばね係止ナット 13 ばねカバー 14 仕切板

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】刃物台(4)にボルト(6)を下面より上
    面に向けて圧入し、ボルト(6)に円形刃(2)を遊嵌
    させ、該円形刃(2)の上に押え板(7)を載せ上から
    押しボタン(8)に固着したナット(9)で円形刃
    (2)を締め付け固定するとともに、刃物台(4)の両
    側板の外面に設けられた突起ボタン(5)のそれぞれに
    コイルばね(10)の一端のフックを嵌め込み、それぞ
    れのコイルばね(10)の他端をテープロールの巻芯内
    に配置したばね受け(11)の両端の孔に挿通し、該孔
    の下側に位置するばね係止ナット(12)によりコイル
    ばね(10)の有効巻数を調整可能とすることによっ
    て、刃物台(4)をテープロールに弾圧して取り付け、
    かつばね係止ナット(12)の下方に垂れ下がったコイ
    ルばね(10)を、ばね受(11)に付設した仕切板
    (14)およびばねカバー(13)により互いに隔離し
    て収納可能にしたことを特徴とするテープロール切断
    機。
  2. 【請求項2】刃物台(4)と押え板(7)のテープの引
    き出し側をV字形に切欠きテープ誘導縁とし、該V字の
    底に設けたU字溝に円形刃(2)の刃先の一部を露出さ
    せたことを特徴とする請求項1に記載のテープロール切
    断機。
  3. 【請求項3】円形刃(2)に、その外周を等分割した線
    を付すか、または外周を等分割した線を印した紙類
    (3)を貼り付けたことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載のテープロール切断機。
  4. 【請求項4】ばね係止ナット(12)の外径をばね受け
    (11)の孔の径よりも大きくし、ナット(12)の孔
    の径をコイルばね(10)が緩挿できる径にし、ナット
    (12)の孔の平底の側方の一部に、コイルばね(1
    0)の挿通孔を穿設したことを特徴とする請求項1、請
    求項2または請求項3に記載のテープロール切断機。
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