JP3066565B2 - 走行車時刻情報作成装置 - Google Patents

走行車時刻情報作成装置

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JP3066565B2
JP3066565B2 JP7209266A JP20926695A JP3066565B2 JP 3066565 B2 JP3066565 B2 JP 3066565B2 JP 7209266 A JP7209266 A JP 7209266A JP 20926695 A JP20926695 A JP 20926695A JP 3066565 B2 JP3066565 B2 JP 3066565B2
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光彦 原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予定時刻に基づいて走
行する各種の走行車につき、走行車情報と路線情報とポ
イント情報と時刻情報を利用して、利用日の利用時刻に
おける乗車ポイントから下車ポイントへの乗継ぎポイン
ト、または、乗換えポイントを含めた第一走行ルートを
作成し、該第一走行ルート上で乗継ぎまたは乗換えが多
数あっても、利用日の利用時刻に、乗車ポイントから下
車ポイントに効率よく到達できる乗継ぎまたは乗換えパ
ターンと、各走行車の詳細な各ポイントでの時刻情報
と、各停車ポイント情報を作成し、また、設定した時刻
に特定の走行車時刻情報を、他の走行車と区別して知ら
せる走行車時刻情報作成装置及び方法に関する。
【0002】また、道路を含めた第一走行ルートも作成
し、リアルタイムに道路の渋滞情報から渋滞部分を避け
る第二走行ルートに変更し、第二走行ルートを知らせる
走行車時刻情報作成装置及び方法に関する。
【0003】
【従来の技術】定期券入れ用の携帯用時刻表では、図1
6の(a)と(b)で示すように、一路線のみについ
て、路線の停車する各ポイント毎に、走行車の出発時刻
と、種類情報と、走行情報を出発時刻順に単純に並べて
印刷されているだけである。
【0004】また、一冊の本になっている時刻表では、
図17で示すように、各走行車毎に始発ポイントの出発
時刻順に主要ポイントでは到着時刻と出発時刻の両方
を、他のポイントでは出発時刻と、種類情報と、走行情
報を並べて印刷してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した携
帯用時刻表では、各ポイントからの出発時刻しか表示し
ておらず、下車ポイントに直行する走行車でも、到着時
刻が即座に分からなかった。下車ポイントでの到着時刻
は、走行車の種類により所要時間が異なるためである。
また走行車の種類に関係なく各乗車ポイントからの出発
順に並べてあるので、先に乗車ポイントを出発しても途
中で迫い越され、下車ポイントに後から到着する等、走
行車毎の走行パターンが分からず、効率的な乗車方法を
選択できなかった。
【0006】更に、乗継ぎまたは乗換えが必要な場合に
は、乗継ぎまたは接続ポイントへの到着時刻も分からな
いため、何分の待ち合わせでどの走行車(例えば、快速
特急、特急、急行等)に乗継ぎまたは乗換えできるの
か、下車ポイントでの到着時間はいつ頃なのか、全く分
からなかった。
【0007】一冊の本になっている時刻表では、始発ポ
イントについてのみ出発時刻順に並べてある。利用時刻
に乗継ぎまたは乗換えが必要な場合には、種類情報や走
行情報を時刻表の難解な記号から読み取り、乗継ぎまた
は接続ポイントを選んで、特に接続ポイントでは別路線
の掲載されている別ページを開き、平日ダイヤなのか休
日ダイヤなのかも含めて、乗継ぎまたは接続ポイントで
の到着時刻と乗継ぎまたは乗換える走行車の出発時刻を
見比べながら、乗継ぎまたは乗換えパターンを手作業で
作製しなくてはならなかった。このため前記パターン案
作成に多大な時間を要し、特に旅先や出張先ではかさば
り、邪魔になることも加わって不便極まりなかった。
【0008】そして、乗継ぎまたは接続ポイントでの待
ち合わせ時間が分からない場合、待ち合わせ時間が少な
いのにゆっくりし過ぎて、最適な乗継ぎまたは乗換え車
を逃してしまったり、逆に待ち合わせ時間が十分あるの
に急ぎ過ぎたり、時間の有効な使い方ができなかった。
また、せっかく作成した時刻情報と乗継ぎ情報や、乗換
え情報等を含む走行ルートも、利用日の利用時刻と現在
時刻とを確認して、乗り遅れないように、常に注意を払
わなければならなかった。
【0009】また、乗車ポイントから下車ポイントまで
の走行ルートに道路等が含まれる場合には、前記走行ル
ート上の該道路が非常に渋滞していて、選んだ走行ルー
トでは、予定時刻通りに走行できず、下車ポイントへ予
定所要時間では、到底、到着しないことがあった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたものであり、以下の1)〜24)の手段よ
りなる。すなわち、 1)予定時刻に基づいて走行する各種の走行車につき、
乗車ポイントから下車ポイントまでの時刻情報を作成す
る走行車時刻情報作成装置において、走行車について
の走行車情報と、前記走行車の走行する路線についての
路線情報と、前記走行車の走行する路線上の各ポイント
についてのポイント情報と、前記各走行車の走行する路
線上の各ポイントでの各時刻情報を記憶しているデータ
記憶部と、少なくとも下車ポイントと乗車ポイントと利
用日と利用時刻を指定または入力する入力手段と、指定
または入力された前記利用日と前記利用時刻に走行する
走行車を検索する際に、前記利用日と利用時刻が、下車
ポイントでの下車時刻か乗車ポイントでの乗車時刻かを
判定し、前記データ記憶部から、下車ポイントと乗車ポ
イントと利用日と下車ポイントでの下車時刻か乗車ポイ
ントでの乗車時刻に対応した各走行車の前記各情報を読
み出す読み出し手段と、各走行車毎の利用日の下車ポイ
ントでの下車時刻か乗車ポイントでの乗車時刻に対応し
乗車ポイントから下車ポイントへ到達する乗継ぎ及び
乗換えを含む第一走行ルートを作成する走行ルート作成
手段と、前記利用日と利用時刻が下車ポイントでの下車
時刻である場合、前記作成された第一走行ルート上の下
車ポイントに停車する走行車を選び出し、前記利用日と
利用時刻が乗車ポイントでの乗車時刻である場合は、
記作成された第一走行ルート上の車ポイントに停車す
る走行車を選び出す第一走行車選択手段と、前記第一走
行車選択手段で選び出された走行車の中から、前記利用
日と利用時刻が下車ポイントでの下車時刻である場合、
乗継ぎまたは乗換えせずに乗車ポイントにも停車する直
行車を選び出し、前記利用日と利用時刻が乗車ポイント
での乗車時刻である場合は、乗継ぎまたは乗換えせずに
下車ポイントにも停車する直行車を選び出す第二走行車
選択手段とを備え、前記各直行車毎に、前記各直行車に
付随する各走行車情報と、第一走行ルートの路線情報
と、ポイント情報を含めて、前記時刻情報に含まれる下
車ポイントでの各到着時刻情報と、下車ポイントでの各
到着時刻情報に対応した乗車ポイントでの各出発時刻情
報とを作成することを特徴とする走行車時刻情報作成装
置。 2)予定時刻に基づいて走行する各種の走行車につき、
乗車ポイントから下車ポイントまでの時刻情報を作成す
る走行車時刻情報作成方法において、少なくとも下車ポ
イントと乗車ポイントと利用日と利用時刻を指定または
入力する入力ステップにより指定または入力された前
記利用日と前記利用時刻に走行する走行車を検索する際
に、前記利用日と利用時刻が、下車ポイントでの下車時
刻か乗車ポイントでの乗車時刻かを判定するステップ
と、各走行車についての走行車情報と、前記走行車の
行する路線についての路線情報と、前記走行車の走行す
路線上の各ポイントについてのポイント情報と、前記
各走行車の走行する路線上の各ポイントでの各時刻情報
を記憶しているデータ記憶部から、下車ポイントと乗車
ポイントと利用日と下車ポイントでの下車時刻か乗車ポ
イントでの乗車時刻に対応した各走行車の前記各情報を
読み出す読み出しステップと、各走行車毎の利用日の
車ポイントでの下車時刻か乗車ポイントでの乗車時刻に
対応した乗車ポイントから下車ポイントへ到達する乗継
ぎ及び乗換えを含む第一走行ルートを作成する走行ルー
ト作成ステップと、前記利用日と利用時刻が下車ポイン
トでの下車時刻である場合、前記作成された第一走行ル
ート上の下車ポイントに停車する走行車を選び出し、
記利用日と利用時刻が乗車ポイントでの乗車時刻である
場合は、前記作成された第一走行ルート上の車ポイン
トに停車する走行車を選び出す第一走行車選択ステップ
と、前記第一走行車選択ステップで選び出された走行車
の中から、前記利用日と利用時刻が下車ポイントでの下
車時刻である場合、乗継ぎまたは乗換えせずに乗車ポイ
ントにも停車する直行車を選び出し、前記利用日と利用
時刻が乗車ポイントでの乗車時刻である場合は、乗継ぎ
または乗換えせずに下車ポイントにも停車する直行車を
選び出す第二走行車選択ステップと、前記各直行車毎
に、前記各直行車に付随する各走行車情報と、第一走行
ルートの路線情報と、ポイント情報を含めて、前記時刻
情報に含まれる下車ポイントでの各到着時刻情報と、下
車ポイントでの各到着時刻情報に対応した乗車ポイント
での各出発時刻情報とを作成するステップとからなる
とを特徴とする走行車時刻情報作成方法。 3)請求項1記載の走行車時刻情報作成装置は、走行
車情報と路線情報とポイント情報と時刻情報から、前記
利用日と利用時刻が下車ポイントでの下車時刻である場
合に、利用日の下車時刻に下車ポイントに停車する前記
第一走行車選択手段で選ばれた走行車の中から、各走行
車により異なる場合も含む各走行車の各乗継ぎポイント
で乗継ぎの必要な非直行車を選び、前記利用日と利用
時刻が乗車ポイントでの乗車時刻である場合に、利用日
の乗車時刻に乗車ポイントに停車する前記第一走行車選
択手段で選ばれた走行車の中から、各走行車により異な
る場合も含む各乗継ぎポイントで乗継ぎの必要な各非直
行車を選び、前記各非直行車毎に、乗車ポイントまたは
下車ポイントのいずれか一方のポイントと同一路線上の
第一乗継ぎポイントを選択する乗継ぎポイント選択手段
と、前記利用日と利用時刻が下車ポイントでの下車時刻
である場合に、利用日の下車時刻に下車ポイントに停車
し、また前記利用日と利用時刻が乗車ポイントでの乗車
時刻である場合に、利用日の乗車時刻に乗車ポイントに
停車し、接続ポイントで乗換えの必要な各非直行車を選
び、前記各非直行車毎に、前記利用日と利用時刻が下車
ポイントでの下車時刻である場合は、下車ポイントと同
一路線上の第一接続ポイントAと、第一接続ポイントA
に接続し第一接続ポイントAとは別路線上の第一接続ポ
イントBを選択し、また前記利用日と利用時刻が乗車ポ
イントでの乗車時刻である場合は、乗車ポイントと同一
路線上の第一接続ポイントAと、第一接続ポイントAに
接続し第一接続ポイントAとは別路線上の第一接続ポイ
ントBを選択する接続ポイント選択手段とを、含むこと
を特徴とする走行車時刻情報作成装置。 4)請求項2記載の走行車時刻情報作成方法は、走行
車情報と路線情報とポイント情報と時刻情報から、前記
利用日と利用時刻が下車ポイントでの下車時刻である場
合に、利用日の下車時刻に下車ポイントに停車する前記
第一走行車選択ステップで選ばれた走行車の中から、各
走行車により異なる場合も含む各走行車の各乗継ぎポイ
ントで乗継ぎの必要な非直行車を選び、前記利用日と
利用時刻が乗車ポイントでの乗車時刻である場合に、利
用日の乗車時刻に乗車ポイントに停車する前記第一走行
車選択ステップで選ばれた走行車の中から、各走行車に
より異なる場合も含む各乗継ぎポイントで乗継ぎの必要
な各非直行車を選び、前記各非直行車毎に、乗車ポイン
トまたは下車ポイントのいずれか一方のポイントと同一
路線上の第一乗継ぎポイントを選択する乗継ぎポイント
選択ステップと、前記利用日と利用時刻が下車ポイント
での下車時刻である場合に、利用日の下車時刻に下車ポ
イントに停車し、また前記利用日と利用時刻が乗車ポイ
ントでの乗車時刻である場合に、利用日の乗車時刻に乗
車ポイントに停車し、接続ポイントで乗換えの必要な各
非直行車を選び、前記各非直行車毎に、前記利用日と利
用時刻が下車ポイントでの下車時刻である場合は、下車
ポイントと同一路線上の第一接続ポイントAと、第一接
続ポイントAに接続し第一接続ポイントAとは別路線上
の第一接続ポイントBを選択し、また前記利用日と利用
時刻が乗車ポイントでの乗車時刻である場合は、乗車ポ
イントと同一路線上の第一接続ポイントAと、第一接続
ポイントAに接続し第一接続ポイントAとは別路線上の
第一接続ポイントBを選択する接続ポイント選択ステッ
プとを有することを特徴とする走行車時刻情報作成方
法。 5)請求項3記載の走行車時刻情報作成装置は、利用日
の利用時刻に下車ポイントに停車する前記非直行車の中
から、前記第一乗継ぎポイントまたは前記第一接続ポイ
ントAに停車する第一非直行車を選び出し、前記各第一
非直行車の下車ポイントでの各到着時刻に対応して第一
乗継ぎポイントまたは第一接続ポイントAでの各出発時
刻を作成し、第一乗継ぎポイントでの前記各第一非直行
車の出発時刻帯の乗継ぎ時間、または前記各第一非直行
車より時間的に早く第一乗継ぎポイントに到着し、時間
的に各第一非直行車に乗継ぎ可能な各走行車の第一乗継
ぎポイントでの到着時刻帯の各乗継ぎ時間を含めて第一
非直行車に乗継ぎ可能な乗継ぎ車を選ぶ乗継ぎ車組み合
わせ手段、または、第一接続ポイントAでの前記各第一
非直行車の出発時刻帯の第一接続ポイントBへの乗換え
時間、または前記各第一非直行車より時間的に早く第一
接続ポイントBに到着し、時間的に各第一非直行車に乗
換え可能な各走行車の第一接続ポイントBでの到着時刻
帯の乗換え時間を含めて第一非直行車に乗換え可能な乗
換え車を選ぶ乗換え車組み合わせ手段を備え、前記乗継
ぎ車組み合わせ手段は、前記乗継ぎ車の中から乗車ポイ
ントにも停車する第一乗継ぎ車を、前記乗換え車組み合
わせ手段は、前記乗換え車の中から乗車ポイントにも停
車する第一乗換え車を選び出し、各第一乗継ぎ車の第一
乗継ぎポイントへの到着時刻、または各第一乗換え車の
第一接続ポイントBへの到着時刻に対応した乗車ポイン
トでの各出発時刻を作成し、組み合わせた各第一非直行
車と第一乗継ぎ車、または組み合わせた各第一非直行車
と第一乗換え車毎に、各走行車情報、前記の各停車ポイ
ント情報、前記第一走行ルートの路線情報、または、各
時刻情報等を作成する手段を含むことを特徴とする走行
車時刻情報作成装置。 6)請求項4記載の走行車時刻情報作成方法は、利用日
の利用時刻に下車ポイントに停車する前記非直行車の中
から、前記第一乗継ぎポイントまたは前記第一接続ポイ
ントAに停車する第一非直行車を選び出し、前記各第一
非直行車の下車ポイントでの各到着時刻に対応して第一
乗継ぎポイントまたは第一接続ポイントAでの各出発時
刻を作成し、第一乗継ぎポイントでの前記各第一非直行
車の出発時刻帯の乗継ぎ時間、または前記各第一非直行
車より時間的に早く第一乗継ぎポイントに到着し、時間
的に各第一非直行車に乗継ぎ可能な各走行車の第一乗継
ぎポイントでの到着時刻帯の各乗継ぎ時間を含めて第一
非直行車に乗継ぎ可能な乗継ぎ車を選ぶ乗継ぎ車組み合
わせステップ、または、第一接続ポイントAでの前記各
第一非直行車の出発時刻帯の第一接続ポイントBへの乗
換え時間、または前記各第一非直行車より時間的に早く
第一接続ポイントBに到着し、時間的に各第一非直行車
に乗換え可能な各走行車の第一接続ポイントBでの到着
時刻帯の乗換え時間を含めて第一非直行車に乗換え可能
な乗換え車を選ぶ乗換え車組み合わせステップと、前記
乗継ぎ車組み合わせステップは、前記乗継ぎ車の中から
乗車ポイントにも停車する第一乗継ぎ車を、前記乗換え
車組み合わせステップは、前記乗換え車の中から乗車ポ
イントにも停車する第一乗換え車を選び出し、各第一乗
継ぎ車の第一乗継ぎポイントへの到着時刻、または各第
一乗換え車の第一接続ポイントBへの到着時刻に対応し
た乗車ポイントでの各出発時刻を作成し、組み合わせた
各第一非直行車と第一乗継ぎ車、または組み合わせた各
第一非直行車と第一乗換え車毎に、各走行車情報、前記
の各停車ポイント情報、前記第一走行ルートの路線情
報、または、各時刻情報等を作成するステップとを有す
ることを特徴とする走行車時刻情報作成方法。 7)請求項5記載の走行車時刻情報作成装置は、前記
走行車情報と路線情報とポイント情報と時刻情報から、
前記乗継ぎ車組み合わせ手段で選ばれなかった乗車ポイ
ントに停車しない各乗継ぎ車につき、第二乗継ぎポイン
トを選択する乗継ぎポイント選択手段と、前記乗換え車
組み合わせ手段で選ばれなかった乗車ポイントに停車し
ない各乗換え車については、前記第一接続ポイントBと
同一路線上の第二接続ポイントAと、第二接続ポイント
Aに接続する第二接続ポイントAとは別路線上の第二接
続ポイントBとを選択する接続ポイント選択手段と、前
記乗継ぎ車の中から、第二乗継ぎポイントに停車する第
二非直行車を選び、各第二非直行車の第一乗継ぎポイン
トでの各到着時刻に対応した前記第二乗継ぎポイントで
の各出発時刻に対して、前記各出発時刻より時間的に早
く前記第二乗継ぎポイントに到着し、前記第二乗継ぎポ
イントでの乗継ぎ時間を含めて、前記第二非直行車に乗
継ぎ可能な各乗継ぎ車を組み合わせる乗継ぎ車組み合わ
せ手段と、前記乗換え車の中から、第二接続ポイントA
に停車する第二非直行車を選び、各第二非直行車の第一
接続ポイントBでの各到着時刻に対応した第二接続ポイ
ントAでの各出発時刻に対して、前記各出発刻刻より時
間的に早く前記第二接続ポイントBに到着し、前記第二
接続ポイントBからの乗換え時間を含めて、前記第二非
直行車に乗換え可能な各乗換え車を組み合わせる乗換え
車組み合わせ手段を備え、前記乗継ぎ車組み合わせ手段
は、前記第二乗継ぎポイントで前記第二非直行車に乗継
ぎ可能な前記乗継ぎ車の中から、乗車ポイントにも停車
する第二乗継ぎ車を、前記乗換え車組み合わせ手段は、
前記第二接続ポイントAに停車する前記第二非直行車に
乗換え可能な前記乗換え車の中から、乗車ポイントにも
停車する第二乗換え車を選び出し、各第二乗継ぎ車の第
二乗継ぎポイント、または各第二乗換え車の第二接続ポ
イントBへの到着時刻に対応した乗車ポイントでの各出
発時刻と、組み合わせた各第二非直行車と第二乗継ぎ車
毎に、または各第二非直行車と第二乗換え車毎に、各走
行車情報、各路線情報、前記各ポイント情報、または各
時刻情報等を作成する手段を含むことを特徴とする走行
車時刻情報作成装置。 8)請求項6記載の走行車時刻情報作成方法は、前記
走行車情報と路線情報とポイント情報と時刻情報から、
前記乗継ぎ車組み合わせステップで選ばれなかった乗車
ポイントに停車しない各乗継ぎ車につき、第二乗継ぎポ
イントを選択する乗継ぎポイント選択ステップと、前記
乗換え車組み合わせステップで選ばれなかった乗車ポイ
ントに停車しない各乗換え車については、前記第一接続
ポイントBと同一路線上の第二接続ポイントAと、第二
接続ポイントAに接続する第二接続ポイントAとは別路
線上の第二接続ポイントBとを選択する接続ポイント選
択ステップと、前記乗継ぎ車の中から、第二乗継ぎポイ
ントに停車する第二非直行車を選び、各第二非直行車の
第一乗継ぎポイントでの各到着時刻に対応した前記第二
乗継ぎポイントでの各出発時刻に対して、前記各出発時
刻より時間的に早く前記第二乗継ぎポイントに到着し、
前記第二乗継ぎポイントでの乗継ぎ時間を含めて、前記
第二非直行車に乗継ぎ可能な各乗継ぎ車を組み合わせる
乗継ぎ車組み合わせステップと、前記乗換え車の中か
ら、第二接続ポイントAに停車する第二非直行車を選
び、各第二非直行車の第一接続ポイントBでの各到着時
刻に対応した第二接続ポイントAでの各出発時刻に対し
て、前記各出発刻刻より時間的に早く前記第二接続ポイ
ントBに到着し、前記第二接続ポイントBからの乗換え
時間を含めて、前記第二非直行車に乗換え可能な各乗換
え車を組み合わせる乗換え車組み合わせステップと、
記乗継ぎ車組み合わせステップは、前記第二乗継ぎポイ
ントで前記第二非直行車に乗継ぎ可能な前記乗継ぎ車の
中から、乗車ポイントにも停車する第二乗継ぎ車を、前
記乗換え車組み合わせステップは、前記第二接続ポイン
トAに停車する前記第二非直行車に乗換え可能な前記乗
換え車の中から、乗車ポイントにも停車する第二乗換え
車を選び出し、各第二乗継ぎ車の第二乗継ぎポイント、
または各第二乗換え車の第二接続ボイントBへの到着時
刻に対応した乗車ポイントでの各出発時刻と、組み合わ
せた各第二非直行車と第二乗継ぎ車毎に、または各第二
非直行車と第二乗換え車毎に、各走行車情報各路線情
前記各ポイント情報、または各時刻情報等を作成す
るステップとを有することを特徴とする走行車時刻情報
作成方法。 9)請求項3、請求項5または請求項7記載の走行車時
刻情報作成装置は、Iを整数として、第I乗継ぎポイン
ト、または第I接続ポイントAと第I接続ポイントAに
接続する第I接続ポイントAとは別路線上の第I接続ポ
イントBと、第I非直行車と前記第I乗継ぎポイントで
前記第I非直行車に乗継ぎ可能な乗継ぎ車の中から、乗
車ポイントにも停車する第I乗継ぎ車を、または第I非
直行車と前記第I接続ポイントAに停車する前記第I非
直行車に乗換え可能な乗換え車の中から、乗車ポイント
にも停車する第I乗換え車を繰り返し組み合わせ、前記
第二走行車選択手段により選ばれた各直行車、あるいは
前記乗継ぎ車組み合わせ手段で組み合わされた各第I非
直行車と第I乗継ぎ車、または前記乗換え車組み合わせ
手段で組み合わされた各第I非直行車と第I乗換え車に
つき、各種の走行車を混在して、あるいは走行車の種類
毎に分類して下車ポイントでの走行車の到着順または乗
車ポイントでの走行車の出発順に並べ替えて、各走行車
毎に付随する各走行車情報、各路線情報、下車ポイン
ト、乗車ポイント、更に第I乗継ぎポイント情報または
第I接続ポイント情報、または前記各停車ポイントでの
各走行車の各時刻情報等を、組み合わせた順番に作成す
る並べ替え手段を含むことを特徴とする走行車時刻情報
作成装置。 10)請求項4、請求項6または請求項8記載の走行車
時刻情報作成方法は、Iを整数として、第I乗継ぎポイ
ント、または第I接続ポイントAと第I接続ポイントA
に接続する第I接続ポイントAとは別路線上の第I接続
ポイントBと、第I非直行車と前記第I乗継ぎポイント
で前記第I非直行車に乗継ぎ可能な乗継ぎ車の中から、
乗車ポイントにも停車する第I乗継ぎ車を、または第I
非直行車と前記第I接続ポイントAに停車する前記第I
非直行車に乗換え可能な乗換え車の中から、乗車ポイン
トにも停車する第I乗換え車を繰り返し組み合わせ、前
記第二走行車選択ステップにより選ばれた各直行車、あ
るいは前記乗継ぎ車組み合わせステップで組み合わされ
た各第I非直行車と第I乗継ぎ車、または前記乗換え車
組み合わせステップで組み合わされた各第I非直行車と
第I乗換え車につき、各種の走行車を混在して、あるい
は走行車の種類毎に分類して下車ポイントでの走行車の
到着順または乗車ポイントでの走行車の出発順に並べ替
えて、各走行車毎に付随する各走行車情報、各路線情
報、下車ポイント、乗車ポイント、更に第I乗継ぎポイ
ント情報または第I接続ポイント情報、または前記各停
車ポイントでの各走行車の各時刻情報等を、組み合わせ
た順番に作成する並べ替えステップとを有することを特
徴とする走行車時刻情報作成方法。 11)請求項1、請求項3、請求項5、請求項7または
請求項9記載の走行車時刻情報作成装置は、現在の年月
日と曜日を計測する曜日計測手段と、現在時刻を訃測す
る時刻計測手段と、複数の走行車時刻情報のうちタイマ
ー動作させる走行車時刻情報及びタイマー動作中の動作
内容を設定する入力手段と、該走行車時刻情報と入力手
段から入力される動作内容を設定する情報を関連付け
て、前記データ記憶部に書き込む書き込み手段と、指定
または入力した利用日の曜日に応じた走行車時刻情報を
読み出す読み出し手段とを備え、現在日及び現在時刻
と、タイマー動作させる走行車時刻情報の利用日及び利
用時刻をそれぞれ比較し、タイマー動作させるタイミン
グになれば、該走行車時刻情報に、他の走行車と区別で
きる情報を付随させ、該走行車時刻情報を他の走行車の
各情報と共に出力することを順次指示する出力制御部
と、該付随情報に従って、前記作成された第一走行ルー
ト情報を含む該走行車時刻情報を、他の走行車時刻情報
と、視覚的及び聴覚的に区別できる状態で順次知らせる
表示制御手段、または、音声信号制御手段を含むことを
特徴とする走行車時刻情報作成装置。 12)請求項2、請求項4、請求項6、請求項8または
請求項10記載の走行車時刻情報作成方法は、現在の年
月日と曜日を計測する曜日計測ステップと、現在時刻を
計測する時刻計測ステップと、複数の走行車時刻情報の
うちタイマー動作させる走行車時刻情報及びタイマー動
作中の動作内容を設定する入力ステップと、該走行車時
刻情報と入力ステップから入力される動作内容を設定す
る情報を関連付けて、前記データ記憶部に書き込む書き
込みステップと、指定または入力した利用日の曜日に応
じた走行車時刻情報を読み出す読み出しステップと、現
在日及び現在時刻と、タイマー動作させる走行車時刻情
報の利用日及び利用時刻をそれぞれ比較し、タイマー動
作させるタイミングになれば、該走行車時刻情報に、他
の走行車と区別できる情報を付随させ、該走行車時刻情
報を他の走行車の各情報と共に出力することを順次指示
する出力制御部と、該付随情報に従って、前記作成され
た第一走行ルート情報を含む該走行車時刻情報を、他の
走行車時刻情報と、視覚的及び聴覚的に区別できる状態
で順次知らせる表示制御ステップ、または、音声信号制
御ステップとを有することを特徴とする走行車時刻情報
作成方法。 13)前記走行車時刻情報作成装置は、一定の路線を予
定時刻に基づいて走行する各種の走行車につき、乗車ポ
イントから下車ポイントまでの第一走行ルートを作成
し、前記第一走行ルートに沿った乗継ぎまたは乗換えを
含む走行車時刻情報を作成することを特徴とする請求項
1または請求項3または請求項5または請求項7または
請求項9または請求項11のうちのいずれか1の請求項
記載の走行車時刻情報作成装置。 14)前記走行車時刻情報作成方法は、一定の路線を予
定時刻に基づいて走行する各種の走行車につき、乗車ポ
イントから下車ポイントまでの第一走行ルートを作成
し、前記第一走行ルートに沿った乗継ぎまたは乗換えを
含む走行車時刻情報を作成することを特徴とする請求項
2または請求項4または請求項6または請求項8または
請求項10または請求項12のうちのいずれか1の請求
項記載の走行車時刻情報作成方法。 15)請求項1記載のポイント情報は、路線と路線の接
続する接続ポイント情報と、走行車から走行車へ乗継ぐ
乗継ぎポイント情報を含む路線上のポイントについての
情報を含むことを特徴とする走行車時刻情報作成装置。 16)請求項1記載のデータ記憶部は、各ポイントでの
各走行車の各時刻情報を、各走行車の始発ポイントでの
出発時刻順に、または各走行車の終着ポイントでの到着
時刻順に記憶しているデータ記憶部であることを特徴と
する走行車時刻情報作成装置。 17)乗車ポイントから下車ポイントへの、前記第一走
行ルートを作成する走行ルート作成手段を具備する走行
車時刻情報作成装置において、第一走行ルート上の経路
を走行するリアルタイムの走行車の走行情報、または第
一走行ルート上の経路の渋滞情報を含む走行ルート渋滞
情報を受信又は入力する渋滞情報受信手段と、前記受信
または入力した走行ルート渋滞情報から、前記第一走行
ルートの一部または全経路が渋滞経路になっているかど
うかを調べる走行ルート比較手段と、請求項1、請求項
3、請求項5、請求項7、請求項9、請求項11、請求
項13、請求項15または請求項16のうちのいずれか
1の請求項記載の装置で作成された予定時刻に基づいて
走行する走行車の乗車ポイントから下車ポイントまでの
予定所要時間と、前記走行ルート渋滞情報から得られる
前記第一走行ルートのリアルタイム所要時間を比較する
所要時間比較手段とを備えることを特徴とする走行車時
刻情報作成装置。 18)乗車ポイントから下車ポイントへの、前記第一走
行ルートを作成する走行ルート作成ステップからなる走
行車時刻情報作成方法において、第一走行ルート上の経
路を走行するリアルタイムの走行車の走行情報、または
第一走行ルート上の経路の渋滞情報を含む走行ルート渋
滞情報を受信又は入力する渋滞情報受信ステップと、前
記受信または入力した走行ルート渋滞情報から、前記第
一走行ルートの一部または全経路が渋滞経路になってい
るかどうかを調べる走行ルート比較ステップと、請求項
2、請求項4、請求項6、請求項8、請求項10、請求
項12、請求項14、請求項15または請求項16のう
ちのいずれか1の請求項記載の方法で作成された予定時
刻に基づいて走行する走行車の乗車ポイントから下車ポ
イントまでの予定所要時間と、前記走行ルート渋滞情報
から得られる前記第一走行ルートのリアルタイム所要時
間を比較する所要時間比較ステップとからなることを特
徴とする走行車時刻情報作成方法。 19)前記走行車時刻情報作成装置は、前記所要時間比
較手段による所要時間の比較結果から前記第一走行ルー
トで、利用日の利用時刻に、利用する走行車が下車ポイ
ントに到着するかどうかを判断し、前記判断結果から、
第一走行ルートより早く下車ポイントに到着する第一走
行ルートとは異なる第二走行ルートを作成する走行ルー
ト作成手段を具備し、前記第二走行ルート上の乗車ポイ
ントから下車ポイントまでの走行車時刻情報を作成する
をことを特徴とする請求項1、請求項3、請求項5、請
求項7、請求項9、請求項11、請求項13、請求項1
5、請求項16または請求項17のうちのいずれか1の
請求項記載の走行車時刻情報作成装置。 20)前記走行車時刻情報作成方法は、前記所要時間比
較ステップによる両者の比較結果から前記第一走行ルー
トで、利用日の利用時刻に、利用する走行車が下車ポイ
ントに到着するかどうかを判断し、前記判断結果から、
第一走行ルートより早く下車ポイントに到着する、第一
走行ルートとは異なる第二走行ルートを作成する走行ル
ート作成ステップを有し、前記第二走行ルート上の乗車
ポイントから下車ポイントまでの走行車時刻情報を作成
することを特徴とする請求項2、請求項4、請求項6、
請求項8、請求項10、請求項12、請求項14、請求
項15、請求項16または請求項18のうちのいずれか
1の請求項記載の走行車時刻情報作成方法。 21)請求項1記載の路線情報は、路線を含む地図情報
を含み、路線と地図の互いの位置を関連付ける位置情報
を含むことを特徴とする走行車時刻情報作成装置。 22)請求項1記載のポイント情報は、乗継ぎポイント
または接続ポイントを含む各ポイントにおいて、各路線
の番線、階段の位置または改札口の位置を示す番線情報
を含むことを特徴とする走行車時刻情報作成装置。 23)請求項3、請求項5、請求項7、請求項9、請求
項11、請求項13、請求項17または請求項19記載
走行車時刻情報作成装置において、乗換え車組み合わ
せ手段は、接続ポイントで乗換え時間を含めて乗換え可
能として組み合わせた走行車間の到着時刻と出発時刻の
差を算出し、算出した時刻差を接続ポイントでの乗換え
時間として表示し、乗継ぎ車組み合わせ手段は、乗継ぎ
ポイントで乗継ぎ時間を含めて乗継ぎ可能として組み合
わせた走行車間の到着時刻と出発時刻の差を算出し、算
出した時刻差を乗継ぎポイントでの乗継ぎ時間として表
示することを特徴とする走行車時刻情報作成装置。24)請求項2、請求項4、請求項8、請求項10、請
求項12、請求項14、請求項18または請求項20記
載の走行車時刻情報作成方法において、乗換え車組み合
わせステップは、接続ポイントで乗換え時間を含めて乗
換え可能として組み合わせた走行車間の到着時刻と出発
時刻の差を算出し、算出した時刻差を接続ポイントでの
乗換え時間として表示し、乗継ぎ車組み合わせステップ
は、乗継ぎポイントで乗継ぎ時間を含めて乗継ぎ可能と
して組み合わせた走行車間の到着時刻と出発時刻の差を
算出し、算出した時刻差を乗継ぎポイントでの乗継ぎ時
間として表示することを特徴とする走行車時刻情報作成
方法
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【作用】本発明によれば、利用日と利用時刻と乗車ポイ
ントと下車ポイントから、各走行車毎の最適な第一走行
ルートを作成し、直行車と非直行車に分類する。直行車
の場合、少なくとも乗車ポイントでの出発時刻と、下車
ポイントでの到着時刻を作成し、知らせる。非直行車の
場合は、第一走行ルート途中の乗継ぎポイントや、乗換
えポイントを選択し、各ポイントでの最適な乗継ぎ車、
乗換え車を組み合わせ、乗車ポイントと下車ポイントと
共に乗継ぎポイント、または乗換えポイントでの各走行
車の到着時刻、出発時刻、待ち合わせ時間、行き先など
の必要な情報を組み合わせた順番に作成し、知らせる。
【0034】このため、利用日の利用時刻の、乗車ポイ
ントから下車ポイントへの第一走行ルートが極めて複雑
な乗継ぎ及び乗換えパターン及び各種の走行車を混在し
て利用する場合であっても、即座に、繰り返して前記必
要な情報を、希望するポイントでの出発時刻順や到着時
刻順に並べ替えて作成、表示、印刷等ができ、極めて便
利である。
【0035】更に、作成した第一走行ルートと走行車時
刻情報を記憶し、タイマー動作を設定した時刻を含め
て、タイマー設定時刻に前記情報を取り出したり、ある
いは、タイマー動作を設定した時刻に、入力してある条
件に沿って第一走行ルートを作成し、現在時刻と比較し
て乗車可能な走行車を、出発時刻までの残り時間と共に
表示する。
【0036】また、乗車ポイントから下車ポイントまで
の第一走行ルートに道路等が含まれる場合には、前記第
一走行ルート上の該道路が極度の渋滞のため、選んだ第
一走行ルートでは、予定時刻通りに走行できず、下車ポ
イントへ予定所要時間では、到底、到着しないことがあ
った。このため、本走行車時刻情報作成装置及び方法に
よれば、リアルタイムに道路の渋滞情報を受信または入
力でき、該渋滞情報から渋滞部分を避ける第一走行ルー
とは一部または全部が異なる第二走行ルートを作成し、
第二走行ルート上の走行車時刻情報を作成し、知らせる
ので非常に便利である。
【0037】
【実施例】以下に本発明に係わる走行車時刻情報作成装
置の一実施例を、図1及至図15を参照して、<第1実
施例>、<第2実施例>、<第3実施例>、<第4実施
例>、<第5実施例>、<第6実施例>、<他の実施例
>の順に詳細に説明する。 <第1実施例> 図1は、本発明に係わる走行車時刻情報作成装置の一実
施例を示すブロック図、図2と図3と図4は、本発明に
係わる走行車時刻情報作成装置及び方法の、一実施例に
おける動作の流れを示すフローチャートである。
【0038】図1において、入力手段1は、英文字キ
ー、ファンクションキー、かなキー等を備えるキーボー
ドで、指定または入力された情報を制御部2へ与える。
制御部2はマイクロプロセッサからなり、図示していな
いメモリに書き込まれている制御プログラムにより、後
述するフローチャートに示す順番に沿って走行車時刻情
報を作成、表示、印刷する。以下この処理機能を有する
仮想的回路ブロックを想定して説明する。指定または入
力された利用日の利用時刻、すなわち下車時刻または乗
車時刻、下車ポイント、乗車ポイント等の情報は、RA
M(随時読み出し書き込みメモリ)、ROM(読み出し
専用メモリ)、CD−ROM(コンパクトディスク・ロ
ム)、またはDVD(デジタル・ビデオ・ディスク)等
からなるデータ記憶部3から、読み出しを制御する読み
出し手段6に与えられる。
【0039】読み出し手段6は、指定または入力した利
用日と利用時刻と下車ポイントと乗車ポイントに対応し
た、走行車の種類を含む走行車情報と、路線についての
路線情報と、路線上のポイントについてのポイント情報
と、各走行車の各停車ポイントでの各到着時刻または各
出発時刻情報をデータ記憶部3から読み出す。ポイント
情報には、路線と路線の接続する接続ポイント情報と、
走行車から走行車へ乗継ぐ乗継ぎポイント情報と、走行
車の停車する停車ポイント情報等が含まれる。
【0040】入力手段1からは前記入力情報の他に、走
行ルート作成数や、所要時間の短い順に並べ替える指示
や、CRT等の表示装置4に表示される走行車、走行ル
ート、乗継ぎポイント、接続ポイント等の変更、選択、
決定を指示するキー操作入力が発せられる。例えば変更
の指示は、読み出し手段6に与えられ、変更にしたがっ
て新たに各種の情報をデータ記憶部3から読み出す。新
たに読み出された各種の情報が、走行ルート作成手段
7、第一走行車選択手段8、第二走行車選択手段9、乗
継ぎポイント選択手段10、または接続ポイント選択手
段12へ与えられる。
【0041】走行ルート作成手段7、第一走行車選択手
段8、第二走行車選択手段9、乗継ぎポイント選択手段
10または接続ポイント選択手段12は、選択された走
行車、第一走行ルート、乗継ぎポイントまたは接続ポイ
ント情報を、乗継ぎ車組み合わせ手段11または乗換え
車組み合わせ手段13に送る。乗継ぎ車組み合わせ手段
11または乗換え車組み合わせ手段13では、データ記
憶部3から読み出した走行車を、時刻情報を含む各種の
情報を使って選択された第一走行ルート上の乗車ポイン
トから下車ポイントへ直行する直行車、直行しない非直
行車、前記非直行車に乗継ぎポイントで乗継ぎ可能な乗
継ぎ車、または接続ポイントで乗換え可能な乗換え車等
に分類し、前記第一走行ルートに従って組み合わせる。
組み合わせた前記各走行車と付随する各種の情報を並べ
替え手段14によって、例えば下車ポイントでの到着時
刻順に、または乗車ポイントでの出発時刻順に並べ替え
て、前記各走行車の乗継ぎや乗換えを含めた時刻情報と
して作成し、CRT等の表示装置4に表示し、更に印刷
手段5で印刷する。
【0042】次に制御部2の制御動作の内容を、図2か
ら図5のフローチャートに従い説明する。図2におい
て、利用日と利用時刻刻と下車ポイントと乗車ポイント
を順次、入力装置により指定または入力する(ステップ
S1)。指定または入力された下車ポイントと乗車ポイ
ントから路線情報を読み込み、各ポイントの路線を選択
する(ステップS2)。整数GとHとIとMとNとJそ
れぞれに1を入れ、初期化する(ステップ3)。指定ま
たは入力された時刻が、下車ポイントでの下車時刻なの
か、乗車ポイントでの乗車時刻なのかを判定する(ステ
ップS4)。例えば、下車ポイントの下車時刻であった
として以下を説明する。
【0043】下車時刻代に下車ポイントへ停車するJ本
の走行車の到着時刻(I、J)、ポイント情報、走行車
情報、乗車ポイントの出発時刻(I、J)を読み込む
(ステップS5)。出発時刻や到着時刻の時刻情報は、
18:40着ならば、例えば1840という時間を表す
数字や記号で構成し、読み込んだ数字が時間を表してい
れば、そのポイントに停車することも同時に意味する。
あるポイントを通過したり、下車ポイントの手前で終点
になる場合、時間を表す以外の数字や記号を用いて区別
できるようにしておく。例えば、通過を3100、手前
終着を3000等のような時間以外を意味する数字や記
号に決めておく。また、ポイント情報には、接続ポイン
ト情報、乗継ぎポイント情報、停車ポイント情報等が含
まれる。
【0044】下車ポイントに停車する走行車を、ポイン
ト情報と走行車情報により、停車ポイントと、例えば京
浜急行の場合、ウイング号、快速特急、特急、急行、各
駅停車(以下各停と略す)などの走行車の種類に分類す
る。また始発ポイントによって更に前記走行車を細かく
分類する(ステップS6)。例えば、始発ポイントが
乗車ポイントと下車ポイントとその間になく、乗車ポイ
ントより手前にあって、乗車ポイントに停車しない走行
車。始発ポイントが乗車ポイントと下車ポイントとそ
の間にあって、乗車ポイントに停車しない走行車。
【0045】そして、下車ポイントに停車するJ本の走
行車の中から、乗車ポイントにも停車する直行車を選び
出す(ステップS7、S8、S9)。これにより下車時
刻代に、乗車ポイントから下車ポイントへ、乗継ぎまた
は乗換えなしで行ける直行車を選ぶことができる。指定
または入力時刻が乗車時刻の場合には、ステップS5、
S6、S7の代わりにステップS13、S14、S15
を実行する。21ウの結合子Cの行き先を示す図は(図
示せず)、図3のステップS31の乗車ポイントの代わ
りに下車ポイント、図4のステップS49の乗車ポイン
トの代わりに下車ポイントとし、更に、21アの結合子
Aを21ウの結合子Cに置き換えれば、図3あるいは、
図4と全く同じである。図2に戻るのは、21イの結合
子Bによる。この後目的に応じて(ステップS10)、
下車ポイントでの到着順(ステップS11a)、または
乗車ポイントからの出発順(ステップ11b)に、前記
直行車と付随する時刻情報を含む各種の情報を、並べ替
えて、作成、表示(ステップS12b)、あるいは印刷
(ステップS12a)する。
【0046】次に図3を用いて、J本の走行車のうち、
下車ポイントに停車するが乗車ポイントに直行しないM
本の非直行車(I、M)を、Iを整数として選定する
(ステップS7、S8、S9、S16)。乗車ポイント
と下車ポイントの各路線が同一でなければ、少なくとも
乗換えは必要であると判断する。また、乗車ポイントと
下車ポイントの路線が同一であっても、途中駅で別路線
に乗換えをして下車ポイントに、早くまたは安く到着で
きる走行ルートもあるので、そのような走行ルートの作
成もできるように、乗換えをするか否かの選択をする
(ステップS17)。先ず、乗継ぎポイントと乗継ぎ車
が必要な場合から説明する。乗継ぎポイントは、読み込
んだ各走行車毎の走行車情報と、ポイント情報に含まれ
る乗継ぎポイント情報と停車ポイント情報と、前記乗継
ぎポイントでの各走行車の時刻情報、例えば、出発時刻
(I、M)を使って選ぶ(ステップS18、S19、S
20)。
【0047】走行車は種類により、各停は始発ポイント
と終着ポイントとその間の全てのポイントに、快速特急
は両ポイントとその間の快速特急停車ポイントに、特急
は両ポイントとその間の特急停車ポイントに、それぞれ
停車する。つまり、ある走行車は、同一路線の同一走行
区間でより速く走る種類の異なる走行車が停車するポイ
ントに、必ず停車する。例えば、急行は、急行の始発ポ
イントと終着ポイントとその間の特急と快速特急の停車
ポイントに必ず停車する。
【0048】前記の非直行車については、乗車と下車
の各ポイント情報から、例えば下車ポイントが特急の停
車ポイント、乗車ポイントが各停の停車ポイント、指定
または入力した下車時刻代に下車ポイントに到着する走
行車が特急とすると、前記特急の停車ポイント全部を選
び出す(ステップS18)。乗車ポイントから見て、下
車ポイントより近い特急停車ポイントが下車ポイントを
除いて一つもなければ、前記特急には乗継ぎポイントが
なく、かつ乗車ポイントに停車する乗継ぎ車がないと判
定する。したがって、前記特急は乗継ぎポイントの選択
と乗継ぎ車探しの対象からはずされる(ステップS1
8、S19,S20)。
【0049】さて、選び出された特急停車ポイントの中
で、乗車ポイントと下車ポイントと両ポイントを含ん
で、乗車ポイントに一番近い特急停車ポイントを、G=
Iとして、第G乗継ぎポイントとする(ステップS1
8)。G=1ならば、第一乗継ぎポイントである。次
に、この第G乗継ぎポイントに停車するM本の前記特急
の各出発時刻(I、M)を読み込んで(ステップS1
9)、例えば、M=L本目とM=L+1本目の間に、第
G乗継ぎポイントに到着するK本の乗継ぎ車(G,M,
K)を選び、ポイント情報、走行車情報、到着時刻
(G、M、K)を読み込む。前記特急の出発時刻(I、
M)とK本の乗継ぎ車の到着時刻(G、M、K)から、
乗継ぎ時間と待ち合わせ時間を含んで乗継ぎ可能な各乗
継ぎ車の乗継ぎ時間:α(G、M、K)を算出する(ス
テップS21)。
【0050】乗継ぎ車(G、M、K)をポイント情報と
走行車情報により分類し(ステップS22)、第(G+
1)乗継ぎポイントを選ぶ(ステップS23)。この第
(G+1)乗継ぎポイントでの出発時刻(G+1、M、
K)を各乗継ぎ車(G、M、K)毎に読み込む(ステッ
プS24)。そして、前記乗継ぎ時間:α(G、M、
K)の、例えば昇順に乗継ぎ車(G、M、K)と付随す
る各情報を並べ替える(ステップS25)。それから、
K本の前記乗継ぎ車(G、M、K)の中から、第G乗継
ぎポイントに停車し、乗継ぎ時間:α(G、M、K)の
最小のものを前記特急の第G乗継ぎポイントでの第1乗
継ぎ車(G、M、1)として選ぶ(ステップS26、S
27、S28、S29、S30)。第(G+1)乗継ぎ
ポイントが乗車ポイントであれば(ステップS31)、
M(=L)番目の非直行車は、乗継ぎポイントと、乗継
ぎ時間最小の乗継ぎ車の組み合わせで、乗車ポイントま
での第一走行ルートができたことになる。これにより、
次ぎの(J+1)番目の走行車について、今までの手順
を繰り返す。
【0051】一方、前記特急の出発時刻より時間的に先
に前記第G乗継ぎポイントに到着し、前記特急に乗継ぎ
時間:α(G、M、K)を含めて乗継ぎ可能で、第(G
+1)乗継ぎポイントが乗車ポイントでない第1乗継ぎ
車(G、M、1)については(ステップS31)、第
(G+1)乗継ぎポイントの第1乗継ぎ車(G+1、
M、1)と、第(G+2)乗継ぎポイントを求める。こ
の場合、前記第(G+2)乗継ぎポイントは、第(G+
1)乗継ぎポイントと乗車ポイントと同一路線上にある
ので、前記手順の第G乗継ぎポイントを第(G+1)乗
継ぎポイントに、前記第1乗継ぎ車(G、M、1)を非
直行車(I、M)に置き換えて(ステップS34a、S
34b、S34c)、前記手順を繰り返せばよい(ステ
ップS21及至S34c)。
【0052】このように、IとGとMを整数、G=Iと
して、M本の非直行車(I、M)に乗継ぐ乗継ぎ車とし
て、第G乗継ぎポイントで乗継ぎ可能かつ第(G+1)
乗継ぎポイントにも停車する、各第G乗継ぎポイントで
の乗継ぎ時間の一番短い第1乗継ぎ車(G、M、1)を
次々に組み合わせ、組み合わせた非直行車(I、M)と
各第1乗継ぎ車(G、M、1)に対応して、各走行車に
付随する各走行車情報、各ポイント情報、各路線情報、
各停車ポイントでの各時刻情報等の必要な情報を作成、
表示し(ステップS12b)、印刷する(ステップS1
2a)。
【0053】次に前記のパターンについて説明する。
下車ポイントに停車するM本の非直行車(I、M)の中
で、始発ポイントが、乗車ポイントと下車ポイントとそ
の間にある場合でも、機械的に始発ポイントを第G乗継
ぎポイントにするわけではない。前記非直行車(I、
M)の種類を含む走行車情報と、前記乗車ポイントと下
車ポイントの各ポイント情報から、各走行車毎に最適な
第G乗継ぎポイントを選択する(ステップS18)。例
えば、前記非直行車(I、M)が各停で下車ポイントが
各停のみ停車するポイント、乗車ポイントも各停のみ停
車するポイントとする。
【0054】先ず乗継ぎポイントとして、前記各停より
速度の速い走行車が停車し、かつ読み出した各種の情報
から、前記各停が停車するポイントを全部見つけ出す。
見つけ出した乗継ぎポイントの中で下車ポイントに一番
近いポイントを第G乗継ぎポイントとする(ステップS
18)。ステップS19以降の手順は、前記の例で説
明したのと同様である。
【0055】次に乗換えのある場合について図4を用い
て説明する。乗換えは、指定または入力された下車ポイ
ントと乗車ポイントが同一路線上にない時には必ず必要
である。乗換えるポイントを路線と路線の接続するポイ
ントと言う意味で、接続ポイントと呼ぶ。例えば下車ポ
イントがJR東海道線の国府津駅、乗車ポイントがJR
京浜東北線の新子安駅とすると接続ポイントは、JR横
浜駅となる。他の接続ポイントとしては、JR大船駅も
ある。いずれも、JR東海道線とJR京浜東北線の接続
するポイントを、ポイント情報に含まれる接続ポイント
情報から選ぶ。簡単な例とするために、走行車は乗継ぎ
がなく、乗換えは1回とする。
【0056】先ず指定または入力した下車ポイントと乗
車ポイントから、前記各ポイントの各路線を選定し、先
ず同一路線でないこと、つまり乗換えの必要なことを判
断する(ステップS17、図3)。IとNを整数とし
て、N本の非直行車を非直行車(I、N)とする(ステ
ップS35)。H=Iとして、第H接続ポイントAと左
記ポイントAに接続する第H接続ポイントBを、読み込
んだ各走行車毎の各走行車情報と、ポイント情報に含ま
れる接続ポイント情報と停車ポイント情報を使って選ぶ
(ステップS36)。前記非直行車(I、N)の前記第
H接続ポイントAでの出発時刻(I、N)を読み込む
(ステップS37)。読み込んだ出発時刻(I、N)
が、例えば時間を表す数字であれば、前記非直行車
(I、N)は、各第H接続ポイントAに停車する(ステ
ップS38)。
【0057】それから、N=L本目の非直行車の出発時
刻(I、L)と、N=L+1本目の非直行車の出発時刻
(I、L+1)の間に到着するK本の乗換え車(H,
N,K)を選び、ポイント情報、走行車情報、到着時刻
(H、N、K)を読み込む。前記非直行車(I、N)の
出発時刻(I、N)と前記乗換え車(H、N、K)の到
着時刻(H、N、K)から、待ち合わせ時間を含んだ各
乗換え車の乗換え時間:β(H、N、K)を算出する
(ステップS39)。
【0058】乗換え車(H、N、K)をポイント情報と
走行車情報により分類し(ステップS40)、第(H+
1)接続ポイントAと同Bを選ぶ(ステップS41)。
例えばH=1ならば、第二接続ポイントAと同ポイント
Bとなる。この第(H+1)接続ポイントAでの出発時
刻(H+1、N、K)を各乗換え車(H、N、K)毎に
読み込む(ステップS42)。そして、例えば前記乗換
え時間:β(H、N、K)の昇順に乗換え車(H、N、
K)と付随する各情報を並べ替える(ステップS4
3)。更に、K本の前記乗換え車(H、N、K)の中か
ら、第H接続ポイントAに停車し、乗換え時間:β
(H、N、K)の最小のものを前記非直行車(I、N)
の第H接続ポイントAでの第1乗換え車(H、N、1)
として選ぶ(ステップS44、S45、S46、S4
7、S48)。第(H+1)接続ポイントAが乗車ポイ
ントであれば(ステップS49)、N(=L)番目の非
直行車は、接続ポイントAと同Bと、乗換え時間最小の
乗換え車が見つかり、乗車ポイントまでの第一走行ルー
トができたことになる。これにより、次ぎの(J+1)
番目の走行車について今までの手順を繰り返す。以上
が、最も簡単な乗換えパターンでの乗換え車の組み合わ
せ手順である。
【0059】一方、第(H+1)接続ポイントAが乗車
ポイントでない第1乗換え車(H、N、1)については
(ステップS49)、第(H+1)接続ポイントBに到
着する第1乗換え車(H+1、N、1)と、第(H+
2)接続ポイントAを求める。この場合、該第(H+
2)接続ポイントAは、第(H+1)接続ポイントBと
同一路線上のポイント(乗車ポイントも含む)である。
このため、前記手順の第H接続ポイントAを第(H+
1)接続ポイントAに、前記第1乗換え車(H、N、
1)を非直行車(I、N)に、それぞれ置き換え(ステ
ップS50、S51、S52)、前記手順を繰り返せば
よい(ステップS39及至S52)。
【0060】さて、第H接続ポイントAに停車しない非
直行車(I、N)(ステップS38)について説明す
る。先ず第H接続ポイントAと第(H−1)接続ポイン
トBの同一路線上に(H=1の時、第0接続ポイントB
は下車ポイントを指す)、乗継ぎポイントがあるか否か
を、非直行車(I、N)の走行車情報と、乗継ぎポイン
ト情報によって判定する(ステップS53)。乗継ぎポ
イントがなければ、前記非直行車(I、N)は、第H接
続ポイントAを通過するか、第H接続ポイントAの手前
で終点になり、しかも乗継ぐ走行車がないと判断する。
よって、次ぎの(J+1)番目の走行車について、手順
を進める。
【0061】しかしながら、乗継ぎポイントがあれば、
MにNを代入し(ステップS54)、乗換えを示すフラ
ッグをNORIKAEとして、NORIKAE=1とす
る(ステップS55)。それから、21オの結合子Eの
行き先の、前記で説明した図3の方法で、乗継ぎ車と乗
継ぎポイントを選ぶ(ステップS18及至S34c)。
第(G+1)乗継ぎポイントが乗車ポイントでなければ
(ステップS31)、乗換えを示すフラッグ:NORI
KAEが1かどうかを確認する(ステップS32)。そ
して、NORIKAE=1ならば、第(G+1)乗継ぎ
ポイントが第H接続ポイントAなのかを確認する(ステ
ップS33)。両者が一致すれば、21カの結合子Fの
先の図4に戻る。第(H+1)接続ポイントAが乗車ポ
イントとなれば(ステップS49)、乗継ぎと乗換えの
混在した第一走行ルートと、その第一走行ルートに沿っ
た走行車時刻情報が作成できたことになる。
【0062】この後目的に応じて(ステップS10)、
下車ポイントへの到着順(ステップS11a)、または
乗車ポイントからの出発順に(ステップS11b)、今
までの手順で選んだ直行車と、第G乗継ぎポイントと非
直行車(I、M)と第1乗継ぎ車(G、M、1)、更に
非直行車(I、N)と第H接続ポイントAと第H接続ポ
イントBと第1乗換え車(H、N、1)、そして各ポイ
ントでの到着時刻、出発時刻、走行車情報、発車番線、
入線時刻等を並べ替え、下車ポイント、乗車ポイント、
乗継ぎ時間あるいは乗換え時間、各乗継ぎポイント名ま
たは各接続ポイント名等と共に作成、表示し(ステップ
S12b)、印刷する(ステップS12a)。
【0063】<第2実施例> 第1実施例では、非直行車(I、M)の第1乗継ぎ車
(G、M、1)のみの乗継ぎパターン、あるいは、非直
行車(I、N)の第1乗換え車(H、N、1)のみの乗
換えパターンしか作成しなかった。しかし、第2実施例
では、第P乗継ぎ車(G、M、P)までの乗継ぎパター
ン、あるいは第Q乗換え車(H、N、Q)までの乗換え
パターンを作成し、使う側が、乗継ぎ時間または乗換え
時間が最小ではないが、座って行けるとか、混まない等
の別の条件で選べるように、複数の乗継ぎ車、あるい
は、乗換え車を組み合わせ、表示、印刷するものであ
る。図5(a)に、図3に共通する部分を同じ記号を使
って、第P乗継ぎ車(G、M、P)までの乗継ぎパター
ンを作成する手順を示す。また、図5(b)に、図4に
共通する部分を同じ記号を使って、第Q乗換え車(H、
N、Q)までの乗換えパターンを作成する手順を示す。
【0064】つまり、図5(a)に示すように、K本の
乗継ぎ車(G、M、K)の中から、第(G+1)乗継ぎ
ポイントに停車するP本の乗継ぎ車(G、M、P)を選
び(新たなステップS56、S57、S58、S5
9)、第(G+1)乗継ぎポイントが乗車ポイントにな
るまで、乗継ぎパターンを作成する(新たなステップS
64)。
【0065】同様に、図5(b)に示すように、K本の
乗換え車(H、N、K)の中から、第(H+1)接続ポ
イントAに停車するQ本の乗換え車(H、N、Q)を選
び(新たなステップS60、S61、S62、S6
3)、第(H+1)接続ポイントAが乗車ポイントにな
るまで、乗換えパターンを作成する(新たなステップS
65)。
【0066】図6に、乗継ぎのある場合の、本発明に係
わる第2実施例による走行車時刻情報の作成例を示す。
下車ポイントに20時代と21時代に到着する直行車
と、非直行車と乗継ぎ車の組み合わせを、下車ポイント
の到着順に並べ替えて示している。乗車ポイントが京浜
急行新子安駅、下車ポイントが同上大岡駅、乗継ぎポイ
ントが同新町駅の例である。
【0067】例えば、上大岡駅に、20時40分に到着
する11番目の列車は、新町駅で各停から3分の待ち合
わせで乗継ぐ、特急三崎口行きである。新子安駅からの
所要時間、すなわち所要タイムは、たったの19分であ
る(図6では、特に短い所用時間を意味するマーク”
★”を自動的に付けて、右端に表示している)。しか
し、新町駅で乗継ぎをせず各停で行くと、同区間で所要
時間、すなわち所要タイムは、29分にもなり、10分
も増えてしまう。53%増しである。少しでも通勤時間
を減らし、苦痛を緩和したい多くの通勤者にとって、こ
のような効率的な乗継ぎパターンが分かれば、通勤時間
の短縮が可能である。
【0068】図7に、本発明に係わる走行車時刻情報作
成装置例と、同装置及び方法による作成例を示す。厚さ
の極めて薄いカードに、例えば定期券の裏面に前記の走
行車時刻情報作成結果(図6)を印刷したもので、同装
置と分離して定期入れ等に入れて携帯でき、いつでも見
れる。
【0069】図8に、乗換えのある場合の、本発明に係
わる走行車時刻情報作成装置及び方法による作成例を示
す。第1乗換え車以外に、第2乗換え車、第3乗換え
車、第4乗換え車も選択し、下車ポイントへの到着順に
表示している。従来例の図16(b)のJR新子安駅を
乗車ポイント、図16(a)のJR横浜駅を接続ポイン
トAと同B、下車ポイントをJR国府津駅とし、下車ポ
イントに18時代、19時代、20時代に到着する走行
車を選んだ場合である。
【0070】例えば、東海道線のJR国府津駅に、18
時24分に到着する列車は、JR横浜駅始発の、熱海行
き普通車(各停)である。JR新子安駅から京浜東北線
に乗車し、前記列車に乗換えようとすると、何と4本も
選択肢がある。第1乗換え車は、17時31分発の大船
行きであり、最後の第4乗換え車は、17時20分発の
大船行きである。乗換え時間は、第1乗換え車で4分、
第4乗換え車で15分であり、図8では、接続ポイント
Aと同Bの東海道《横浜》の欄の、各列車の出発時刻の
前の、[]の中に示す。このように、本装置及び方法に
より、即座に、前記4本も選択肢があることと、乗換え
時間に11分の差があること等の情報が、一目瞭然とな
る。この後、目的に応じて、座って行きたい人は、17
時20分発を選ぶなり、ぎりぎりまで仕事がある人は、
17時31分を選ぶなり、自由にできる。
【0071】<第3実施例> 第3実施例は、乗車ポイントから下車ポイントへの単一
の第一走行ルートのみではなく、条件により複数の第一
走行ルート案を作成するものである。乗車ポイントと下
車ポイントが同一路線であっても、前記両ポイント間に
限らず、接続ポイントがあれば、乗換え案とし、該第一
走行ルート案に沿った走行車時刻情報を作成する。更
に、使う側の欲求する優先順位により、前記複数の第一
走行ルートにまたがって、所要時間の短い順に、あるい
は、ポイント情報と共に登録してあるポイント間の料金
情報で、複数の第一走行ルート毎の料金も即座に算出
し、低料金順に、あるいは、乗換え回数の少ない順に走
行車時刻情報を作成し、並べ替えて表示するものであ
る。
【0072】ここでは、所要時間の短い順に第一走行ル
ートを選ぶ場合を考える。それでは、図1の制御部2の
制御動作の内容を、図9のフローチャートに従い説明す
る。図9において、利用日と利用時刻刻と下車ポイント
と乗車ポイントと作成数(記号:SA)を順次、入力装
置により指定または入力する(ステップS66)。指定
または入力された下車ポイントと乗車ポイントと利用日
と利用時刻から、出発または到着時刻情報を除く路線情
報とポイント情報と走行車情報と曜日情報を読み込む
(ステップS67)。整数Rを接続数をカウントするパ
ラメータとして0を代入して初期化する(ステップS6
8)。下車ポイントと乗車ポイントの帰属する各路線を
特定する(ステップS69)。
【0073】下車ポイントの帰属する路線を下線、乗車
ポインの帰属する路線を乗線と呼ぶことにする。そし
て、下線を第R(=0)路線とする(ステップS7
0)。第R路線が乗線と一致するかを確かめる(ステッ
プS71)。一致する場合は、乗車ポイントから下車ポ
イントへ直通か、途中で乗継ぎが必要なステップS83
からステップS87までの手順になる。
【0074】利用時刻に合わせて、必要な走行車の時刻
情報を読み込む(ステップS83)。乗継ぎ可能な乗継
ぎポイントを特定し(ステップS84)、時間的に乗継
ぎ可能な乗継ぎ車を特定する(ステップS85)。乗継
ぎ車の時刻情報も使って、乗車ポイントから下車ポイン
トまでの乗継ぎ時刻情報を作成する(ステップS8
6)。使用者の要求に応じて、例えば、下車ポイントの
到着順か、出発ポイントの出発順に乗継ぎ車を含む時刻
情報を並べ替える(ステップS87)。
【0075】次に、第R路線が乗線と一致しない、つま
り乗換えの必要な、ステップS72からステップS82
までの手順を説明する。先ずは、R=1として接続数1
回の乗換えルートを作成する(ステップS72)。下線
のポイント情報から、全ての接続ポイントAと、左記各
接続ポイントAに接続する接続ポイントBを全て読み出
す。接続ポイントAに接続する接続ポイントBが複数あ
れば、複数の組み合わせとなる。接続ポイントAに対し
て接続ポイントBが全くなければ、接続がないと判断す
る。
【0076】そして、下線側の接続ポイントAに接続す
る接続ポイントBの路線を特定し、その路線の中で、乗
線と同一となる案を全て第一走行ルート案とし、合計平
均所要時間(=乗車時間+乗換え時間)を算出する。R
=1での第一走行ルート案を全て作成できた場合と、逆
に、接続ポイントBの路線の中に、乗線と一致するもの
が全くなかった場合、R=R+1として、接続数を増や
し、全ての第一走行ルート案を作成する(ステップS7
3)。それから、乗車ポイントから下車ポイントまで
の、合計平均所要時間を、ポイント情報に含む各ポイン
ト間の平均所要時間と乗換え時間の和として算出し、合
計平均所要時間の短い順に第一走行ルート案を並べ替え
る(ステップS74)。
【0077】上位からSA個、合計平均所要時間の短い
第一走行ルート案を抽出する(ステップS75)。更
に、接続数Rを増やすかどうかを判断する(ステップS
76)。増やす場合には、R=R+1として(ステップ
S77)、ステップS73からステップS76までの手
順を繰り返す。
【0078】接続数Rを増やさない場合には、今までの
接続数R=1からR=R回まで作成した第一走行ルート
案を、合計平均所要時間の短い順に並べ替える(ステッ
プS78)。そして、上位から必要なSB個を抽出する
(ステップS79)。
【0079】抽出されたSB個の第一走行ルート案に沿
って、利用日の利用時刻の走行車の時刻情報を読み込む
(ステップS80)。そして、各接続ポイントで、乗換
え時間を含めて乗換え可能な走行車を次々に選び、組み
合わせて、乗車ポイントから下車ポイントまでの実際に
接続する走行車時刻情報を作成する(ステップS8
1)。
【0080】作成した各走行車時刻情報から、第一走行
ルート毎の合計平均所要時間に代わる実際の実所要時間
を算出し、第一走行ルート案と各走行車時刻情報を、例
えば実所要時間の短い順に並べ替える(ステップS8
2)。並べ替えた各走行車時刻情報を、他の必要な情報
と共に表示する(ステップS88)。
【0081】下車ポイントとしてJR新子安駅、乗車ポ
イントとして新宿駅が指定または入力された場合につい
て説明する。使用者が選択条件として、先ず、乗換え回
数SAを3回までとし、第2番目に所要時間の短いこ
と、第3番目に低料金であることを選んだとする。
【0082】指定または入力された各駅(=ポイント
名)から、ポイント情報と路線情報を使って帰属する下
線名と乗線名を特定する。下線は、JR新子安駅からJ
R京浜東北線に特定できるが、乗線は、新宿駅だけでは
特定できないので、JRなのか、私鉄なのか、地下鉄な
のかに場合分けする。
【0083】先ず、JRの新宿駅とすると、JRの乗線
として山手線、中央線、総武線、埼京線を特定できる。
乗線の中で下線の京浜東北線と一致するものはないの
で、上記乗線の中で、下線の京浜東北線と直接接続する
路線と接続ポイントを探す。接続ポイントがあれば、接
続が1回の第一走行ルートとなる。そのため、乗線側の
各路線のポイント情報の中の接続ポイントと、下線のポ
イント情報の中の接続ポイントを照らし合わせる。する
と、読み出したポイント青報から、山手線が品川駅で、
中央線が東京駅で、総武線が秋葉原駅で、埼京線が赤羽
駅で、それぞれ京浜東北線と接続することがわかる。よ
って、乗換えが1回の第一走行ルート案が4つできたこ
とになる。
【0084】この中で、埼京線では、読み出した平均所
要時間情報より、新宿から赤羽までの平均所要時間が1
4分、赤羽から新子安までは平均60分、埼京線−京浜
東北線の乗換えに2分、よって、合計平均所要時間が7
6分となる。他より、時間のかかる第一走行ルートとな
る。そのため、第2番目の条件の所要時間の短い第一走
行ルート順に並べると、結果的に上位には入らない。
【0085】下線の京浜東北線と東海道線は、東京と横
浜間では路線こそ違うが、隣接して併走しており、停車
駅から見て、京浜東北線上の列車を各駅停車、東海道線
上の普通列車を京浜東北線を走るより早い列車、急行や
特急を更に速い列車とみなし、この区間では、東海道線
の停車駅で互いに乗継ぎ可能な同一路線としてプログラ
ム上取り扱う。
【0086】したがって、京浜東北線と接続するのと同
時に、中央線は東京駅で、山手線は品川駅でそれぞれ東
海道線とも接続しているので、東海道線の列車の時刻情
報も用いて、走行車時刻情報を作成する。JR新子安駅
(=下車ポイント)側から見ると、下線の京浜東北線
は、東海道線にJR川崎駅とJR横浜駅とJR品川駅で
乗継ぎ可能である。先ずは、JR川崎駅で東海道線に乗
換える第一走行ルートを、それから、JR横浜駅で乗換
える第一走行ルートを作成する。
【0087】次に、乗線と下線が直接接続しない乗換え
が2回以上(R≧2)の場合の第一走行ルートを作成す
る。京浜東北線のポイント情報の接続ポイント情報か
ら、JR新子安駅から時間的に一番近い接続ポイント
は、乗車時間が3分のJR京浜東北線とJR横浜線の接
続するJR東神奈川駅となり、二番目に近い接続ポイン
トは、乗車時間が6分のJR東海道線とJR横須賀線と
の接続ポイントのJR横浜駅、及び東急東横線(以下、
東横線)、京浜急行線と相鉄線と市営地下鉄線との接続
ポイントの各路線の横浜駅、三番目に近い接続ポイント
は、乗車時間が7分のJR東海道線とJR南武線との接
続ポイントのJR川崎駅となる。
【0088】接続ポイントのJR横浜駅をポイント情報
から見ると、JR線としてJR横須賀線と接続すること
がわかる。そして、JR横須賀線は、読み込んだポイン
ト情報からJR品川駅で乗線の一つの山手線と、JR東
京駅で別の乗線の中央線とそれぞれ直接接続するので、
乗換えが2回の第一走行ルート案として選ばれる。
【0089】次に、接続ポイントのJR川崎駅をポイン
ト情報から見ると、JR南武線と接続することがわか
る。そして、JR南武線は、読み込んだポイント情報か
ら、JRの乗線の一つの中央線と直接、JR立川駅で接
続することがわかる。ポイント間の平均所要時間情報よ
り、乗車時間は、JR新宿からJR立川までは平均37
分、JR立川からJR川崎までは平均59分、JR川崎
からJR新子安までは平均7分、中央線−南武線の乗換
えに2分、南武線−京浜東北線の乗換えに2分、よっ
て、合計平均所要時間が、107分となる。そのため、
第2条件の所要時間の短い第一走行ルート順に並べる
と、時間のかかる第一走行ルートとなり、結果的に上位
に入らない。
【0090】最後に、JR横浜駅とJR川崎駅を接続ポ
イントとするのは既に作成したので、JR東神奈川駅を
接続ポイントとする、JR線の第一走行ルートを作成す
る。
【0091】JR東神奈川駅に接続する路線を、ポイン
ト情報から特定すると、JR横浜線であることがわか
る。また、JR横浜線は、読み込んだJR横浜線のポイ
ント情報から、JRの乗線の一つの中央線とJR八王子
駅で直接接続することがわかる。そして、乗線以外の路
線には、JR東神奈川駅に近い順番に、東急菊名、JR
新横浜、東急長津田、小田急町田、京王橋本の各駅で接
続することもわかる。ここで、新横浜はJR東海道新幹
線を利用する第一走行ルートになり、他に比べて、料金
が特に高いことが料金データからわかるので、結果的に
は、今回の接続ルート案から除外される。
【0092】次のJR接続ポイントのJR八王子駅を選
ぶと、乗線のJR中央線とJR横浜線が、直接接続し、
乗換えは2回となる。平均所用時間情報より、新宿−八
王子:49〜54分、八王子−東神奈川:55分、東神
奈川−新子安:3分、平均乗換え時間が、中央線−横浜
線:3分、横浜線−京浜東北線:1分となるので、合計
平均所要時間は、114分となる。結局、他の第一走行
ルートより時間がかかるので、所要時間の短い第一走行
ルート順に並べると、上位には入らない。
【0093】また、各ポイント間の平均所要時間以外に
も、距離と料金もデータとして登録されている。そのた
め、各第一走行ルート案の各ポイント間と各接続ポイン
ト間の距離(図示せず)と料金(図示せず)も即座に算
出できる。下記の表1に今までのJR線案を、a)から
k)に、平均所要時間の少ない順にまとめて示す。
【0094】
【表1】
【0095】次に、乗線に私鉄を含めた処理に移行する
と、小田急新宿の小田急線、京王新宿の京王線、西武新
宿の西武新宿線の3路線が対象となる。前記3路線の各
ポイント情報を読み込んで、各線の各接続ポイントと下
線の京浜東北線(東海道線も含む)の接続ポイントを照
らし合わせると、いずれとも直接接続しないことがわか
る。よって、乗換え1回の第一走行ルートはないことが
わかる。
【0096】そのため、接続数(=R)2回とし、下
線の京浜東北線(東海道線も含む)の接続ポイントのJ
R川崎駅、JR東神奈川駅、JR横浜駅にそれぞれ接続
する各路線について、その各接続ポイントと前記各私鉄
の接続ポイントから、どの私鉄の乗線と、どのポイント
で接続するのかを調べる。すると、JR川崎で接続する
JR南武線が、登戸で乗線の一つの小田急線と接続し、
また、同南武線は、稲田堤でも乗線の一つの京王線とそ
れぞれ接続するので、2つの第一走行ルート案が作成で
き、両第一走行ルート案共に乗換えは2回となる。
【0097】小田急線の場合の所要時間を例として示
す。平均所要時間情報より、乗車時間は、小田急新宿か
ら小田急登戸までが平均18分、JR登戸からJR川崎
までが平均30分、川崎から新子安までが平均7分、小
田急線−南武線の乗換えに2分、南武線−京浜東北線の
乗換えに2分なので、合計平均所要時間は、59分とな
る。結果を表2に示す。
【0098】
【表2】
【0099】さて、接続ポイントのJR東神奈川に接続
するJR横浜線についての処理を説明する。ポイント情
報から、JR横浜線上の接続ポイントは、東神奈川駅に
近い順に東急菊名駅、東急長津田駅、小田急町田駅、京
王橋本駅となる。
【0100】上記の複数の接続ポイントの中で、各乗線
の接続ポイントに接続するポイントと路線は、小田急町
田駅に接続する小田急線と、京王橋本駅に接続する京王
線の2路線で、乗換えは両路線共に、2回である。小田
急線と京王線の、それぞれの合計平均所要時間を求め、
下記の表3に示す。
【0101】
【表3】
【0102】次に、乗線以外の経路が私鉄となる場合の
処理を説明する。すると、京浜東北線の接続ポイントか
ら、蒲田で東急池上線(以下、池上線)と接続している
ことがわかる。また、池上線のポイント情報の接続ポイ
ントと、各乗線の接続ポイントを照らし合わせると、一
つの乗線の山手線と接続する五反田駅が見つかる。接続
数は2回なので、この第一走行ルートの合計平均所要時
間を求めると、表4のようになる。
【0103】更に、JR横浜駅に接続する東急横浜駅の
東横線の処理について説明する。東横線のポイント情報
の接続ポイントから、乗線の一つであるJR山手線の渋
谷で接続することがわかる。よって、乗換え2回の第一
走行ルートができるので、合計平均所要時間を算出する
と下記の表4のようになる。他にも、JR横浜駅に接続
する各私鉄路線による第一走行ルートが作成されるが、
ここでは省略する。
【0104】
【表4】
【0105】今度は、乗換え回数(=R)が3回の第一
走行ルートの作成処理について説明する。下線の京浜東
北線(東海道線も含む)の接続ポイントのJR川崎駅、
JR東神奈川駅、JR横浜駅にそれぞれ接続する各路線
について、前記のどの乗線と接続するかを、読み出した
両線のポイント情報を照らし合わせる。すると、京浜東
北線とJR川崎で接続するJR南武線は、武蔵小杉で東
急渋谷へ行く東横線と接続し、更に、同南武線は、武蔵
溝ノ口で東急渋谷へ行く東急田園都市線(以下、田園
線)とも、それぞれ接続する。そして、両第一走行ルー
ト共に、乗線の山手線と渋谷で接続し、合計平均所要時
間を算出すると下記の表5のようになる。
【0106】
【表5】
【0107】JR東神奈川駅に接続するJR横浜線につ
いても、JR横浜線のポイント情報から、接続ポイント
を全て読み出す。すると、JR東神奈川駅に近い順番
に、菊名で東横線に接続し、渋谷で乗線の山手線に接続
する第一走行ルートができる。更に、同横浜線には、長
津田駅で田園線に接続し、渋谷で同じく乗線の山手線に
それぞれ接続する第一走行ルートもできる。そして両ル
ート共に、乗換えは3回である。
【0108】菊名駅に接続する東横線について詳しく説
明すると、進行方向が2つあり、渋谷方面と桜木町方面
となる。渋谷方面であれば、上記の第一走行ルートが作
成できるので、詳細な乗換え時刻情報を作成する。する
と、ポイント間の平均所用時間より、新宿−渋谷:7
分、渋谷−菊名:35分、菊名−東神奈川:6分、東神
奈川−新子安:3分、平均的乗換え時間が、山手線−東
横線:3分、東横線−横浜線:3分、横浜線−京浜東北
線:2分となるので、乗車ポイントから下車ポイントま
での全行程で、平均59分となる。
【0109】また、桜木町方面では、東横線が横浜駅と
桜木町駅で、下線のJR京浜東北線と接続してしまい、
下車ポイントに近づいてしまうので候補から除外する。
そのため、長津田駅で田園線に接続し、田園線の渋谷駅
で乗線のJR山手線に接続する第一走行ルートと、算出
した合計平均所要時間を下記の表6に示す。
【0110】
【表6】
【0111】東横線には、渋谷までの途中に、接続ポイ
ントの武蔵小杉駅がある。接続する路線は、ポイント情
報からJR南武線で、進行方向は、立川方面と川崎方面
の2つになる。先ず川崎方面では、次ぎの接続ポイント
のJR川崎駅で、京浜東北線と接続し、下車ポイントの
新子安駅に戻ってしまうので、川崎方面を除外する。
【0112】立川方面には、接続駅として順番に、武蔵
溝ノ口、登戸、稲田堤、分倍河原、立川の5駅がある。
武蔵溝ノ口では、田園線に接続し、方向は、長津田方面
と渋谷方面となる。渋谷方面は、乗線の一つであるJR
山手線と渋谷駅で直接接続するので、5回乗換えである
が、一つの第一走行ルートとなる。一方、長津田方面
は、長津田駅で再びJR横浜線と接続し、乗車ポイント
に近づかないため、候補から除外される。
【0113】武蔵溝ノ口から田園線で渋谷へ行き、JR
山手線で新宿へ行く第一走行ルートの合計平均所要時間
は、74分となる。また、登戸から小田急線で小田急新
宿へ行く第一走行ルートも、合計で68分となる。ま
た、乗換え回数は、いずれも4回である。更に、南武線
が中央線に接続する立川駅があるため、これも、1つの
第一走行ルート案として扱われるが乗換えは、4回とな
る。これより、この第一走行ルートに沿って、詳細な乗
換え時刻情報を作成する。すると、ポイント間の平均所
用時間より、新宿−立川:30〜43分、立川−武蔵小
杉:41分、武蔵小杉−菊名:16分、菊名−東神奈
川:6分、東神奈川−新子安:3分、平均的乗換え時間
が、中央線−南武線:2分、南武線−東横線:3分、東
横線−横浜線:3分、横浜線−京浜東北線:1分なの
で、乗車ポイントから下車ポイントまでの合計平均所要
時間が、105〜118分となる。他の第一走行ルート
より、時間がかかり、かつ乗換え回数の多い第一走行ル
ートと判断される。
【0114】上記の3例全てが、結果的に、武蔵小杉で
東横線から南武線に乗換えても、所要時間の短縮にはな
らず、所要時間の短い第一走行ルート順に並べると、上
位には入らないので、表を省略する。さて、作成された
第一走行ルート案に対して、指定または入力した希望の
下車時刻及び乗車時刻から、読み出した走行車の時刻情
報を使って、各接続ポイントでの乗換え時間を含めた乗
換え車を次々に組み合わせ、乗車ポイントまでの各走行
車と、合計平均所要時間ではなく、実際の走行車による
時刻情報と実所用時間を作成する。
【0115】例えば、下車ポイント(=JR新子安駅)
へ20時台前半に到着しようとする場合、走行車と時刻
情報を作成した結果は、乗車ポイントから下車ポイント
に、時間的に早く到着する第一走行ルート順に並べ替え
ると、下記の表7a、表7b、表7cのようになる。J
R線の走行車時刻情報を、上から10位までを、ア)か
らコ)で示す。
【0116】
【表7a】
【0117】
【表7b】
【0118】
【表7c】
【0119】私鉄が乗線と下線間に介在する場合の、所
要時間の短い順に、上から3つ第一走行ルートを、表8
のサ)からス)に示す。
【0120】
【表8】
【0121】使用者の要求によっては、上記のように、
JR線の時刻情報と私鉄線の各時刻情報として分離せ
ず、各時刻毎に各第一走行ルートを混在させて、とにか
く所要時間の少ない順に各時刻情報を並べ替えて出力す
るなどしても良い。
【0122】<第4実施例> 第4実施例では、第1実施例、第2実施例または第3実
施例で示した装置に、タイマー動作機能を設けたもので
ある。図10及び図11は、本発明に係わる走行車時刻
情報作成装置の一実施例を示すブロック図である。
【0123】図10は、図1に示す一実施例に、タイマ
ー動作内容または、実施例1から3で示した作成情報を
データ記憶部3に書き込む書き込み手段23と、出力す
る情報を制御する出力制御部24と、現在日と曜日を計
測する曜日計測手段25と、現在時刻を計測する時刻計
測手段26と、年月日を含む曜日を記憶している曜日記
憶部27と、音声信号制御手段28と、表示制御手段2
9と、音声発生装置30を付加した構成を示す。
【0124】図10において、入力手段1により、タイ
マー動作中のタイマー動作内容を設定し、並べ替えて作
成された走行車時刻情報のうちタイマー動作させる走行
車時刻情報と該タイマー動作内容を設定する情報を関連
づけて、書き込み手段23により、データ記憶部3に書
き込む。図11は、図10と構成要素は同じだが、並べ
替え手段14が、読み出し手段6と音声信号制御手段2
8、及び表示制御手段29の間にあって、読み出し手段
で読み出した後の走行車時刻情報を、使用者の欲しい順
番に、並べ替えて知らせる構成となっている。
【0125】曜日計測手段25は、計測した現在日と曜
日を、時刻計測手段26は、計測した現在時刻を、それ
ぞれ出力制御部24へ出力する。出力制御部24は、タ
イマー動作を設定した該走行車時刻情報の利用日の曜日
及び時刻と、計測された現在日及び現在時刻をそれぞれ
比較し、タイマー設定日及びタイマー設定時刻になれ
ば、タイマー動作内容を設定する情報と関連づけて記憶
された該走行車時刻情報をデータ記憶部3から、読み出
す指示を読み出し手段6に与える。
【0126】また、前記出力制御部24は、タイマー動
作させる該走行車時刻情報に、他の走行車と聴覚的及び
視覚的に区別できる情報を付随させ、該走行車時刻情報
を他の走行車の各情報と共に、音声信号制御手段28及
び表示制御手段29に出力することを指示する。
【0127】音声信号制御手段28及び表示制御手段2
9は、他の走行車と聴覚的及び視覚的に区別できる付随
情報に基づき、該走行車時刻情報を他の走行車時刻情報
と聴覚的及び視覚的に区別できるように、音声発生装置
30及び表示装置4を制御して知らせる。
【0128】図12は、タイマー動作として、3月6日
(月)に乗車ポイントを7:59に出発し、下車ポイン
トに8:50に到着する走行車時刻情報を選んだ場合
で、利用日の3月6日と月曜日と出発時刻7:59に応
じた、出発時刻情報あるいは到着時刻情報が、データ格
納部20から読み出される。利用日と、出発時刻より手
前の設定時刻と、作成された走行車時刻情報が、図10
及び図11のデータ記憶部3に記憶される。
【0129】そして、曜日計測手段25により計測され
る現在日と、曜日記憶部27に記憶された利用日の3月
6日が、出力制御部7により比較される。時刻計測手段
26により計測される現在時刻と、出発時刻の7:59
より手前のタイマー設定時刻も、出力制御部7により比
較される。比較の結果、利用日と現在日、そして、設定
時刻と現在時刻が一致すれば、タイマー動作開始日時と
判断し、タイマー動作内容に従ってタイマー動作を開始
する。
【0130】尚、図12の第一走行ルートは、乗車ポイ
ントがJR武蔵野線の東浦和駅、下車ポイントが都営新
宿線の曙橋駅の場合である。そして、現在の日時が前記
設定したタイマー設定日時になると、出力制御部24
は、読み出し手段6に、データ記憶部3に記憶されてい
る該走行車時刻情報を、読み出す指示を与える。読み出
された該走行車時刻情報には、例えば同時刻代に下車ポ
イントに到着する他の走行車時刻情報と聴覚的及び視覚
的に区別できる情報を付随させ、音声信号制御手段28
及び表示制御手段29に送られる。
【0131】<第5実施例> 第5実施例では、第1実施例、第2実施例、第3実施例
または第4実施例で示した装置または方法に、前記装置
または方法で作成した第一走行ルートの一部または全経
路について、リアルタイムの走行ルート渋滞情報を受信
または入力し、予定時刻通りに下車ポイントに到着する
かを比較判断し、予定時刻に間に合わないと判断される
場合には、第一走行ルートとは別の第二走行ルートを作
成する走行ルート作成手段または方法を設けたものであ
る。
【0132】図13(a)及び図13(b)は、本発明
に関わる走行車時刻情報作成装置の一実施例を示すブロ
ック図である。以下に受信または入力した走行ルート渋
滞情報により、第二走行ルートを作成する走行ルート作
成手順について説明する。
【0133】図13(a)は、図1に示す一実施例に、
渋滞情報受信手段33と、左記渋滞情報受信手段により
受信または入力した走行ルート渋滞情報から、第一走行
ルートの一部または全経路に渋滞している経路があるか
どうかを調べる走行ルート比較手段32と、第一走行ル
ートに含まれている渋滞経路を通過するのに要するリア
ルタイム所要時間と、第一走行ルートに沿って作成され
た乗車ポイントから下車ポイントまでの走行車時刻情報
の予定所要時間とを比較する所要時間比較手段34と、
前記比較結果から第一走行ルートとは一部または全経路
が異なる第二走行ルートを作成する走行ルート作成手段
7を付加した構成を示す。
【0134】前記走行ルート渋滞情報は、例えば一般的
なFM文字多重放送方式により、FM波に多重されて随
時送られ、前記FM文字多重放送に対応した受信機すな
わち渋滞情報受信手段33で受信できるもので、リアル
タイムの走行ルート渋滞情報が取り出される。あるい
は、道路近傍にある送信機より中波によって送られ、中
波ラジオで受信し、受信した側が、渋滞している走行ル
ート及び渋滞の程度などの情報を入力手段1により入力
する。
【0135】図13(a)及び(b)において、走行ル
ート比較手段32が、渋滞情報受信手段33で受信、ま
たは入力手段1で入力した走行ルート渋滞情報から、予
定時刻に基づいて作成した第一走行ルートの中の一部ま
たは全経路において、渋滞している経路があるかどうか
を調べる。該当する渋滞経路があれば、該渋滞経路の渋
滞の程度を示す情報を取り出す。渋滞の程度から前記渋
滞経路を通過するのに要するリアルタイム所要時間を算
出する。
【0136】そして、前記所要時間比較手段34で、前
記リアルタイム所要時間と第一走行ルートに沿って作成
した走行車時刻情報の乗車ポイントから下車ポイントま
での予定所要時間とを比較する。
【0137】比較した結果、全体の前記予定所要時間に
多大な影響がなければ、渋滞の影響が小であること等の
比較結果を、出力手段である表示装置4または印刷手段
5で知らせて終了する。
【0138】しかし、全体の前記予定所要時間に多大な
影響があれば、前記渋滞経路を避けて、下車ポイントに
到達できる前記第一走行ルートとは一部または全部が異
なり、且つ、前記渋滞経路を通過するより時間的に速
く、あるいは選んだ条件に合致して下車ポイントに到着
できる第二走行ルートを、読み出し手段6で必要な各情
報をデータ記憶部3から読み出して、走行ルート作成手
段7により作成する。
【0139】図13(b)は、並べ替え手段14を、所
要時間比較手段34と表示装置4または印刷手段5の間
に設けた例であり、第二走行ルートを作成しなければな
らない場合、並べ替え手段14が図13(a)の位置で
は、第一走行ルート上の走行車時刻情報を並べ替えて作
成したのが無駄になるので、その無駄を省くための構成
例である。
【0140】<第6実施例> 第6実施例では、第1実施例、第2実施例、第3実施
例、第4実施例または第5実施例で示した装置または方
法で作成した第一走行ルート及び第二走行ルートを、選
択していない他の走行ルートと区別できるように、前記
第一走行ルート及び第二走行ルートを含んだ地図上に表
示し、乗継ぎポイント及び接続ポイントでの、一走行車
から他の走行車への乗継ぎ及び乗換え経路も作成し、走
行車時刻情報と共に表示する手段または方法を設けたも
のである。
【0141】図14(a)と図14(b)は、本発明に
関わる走行車時刻情報作成装置または方法により作成し
たJR新子安駅からJR国府津駅への第一走行ルート
と、走行車時刻情報を、接続ポイントの横浜駅での一走
行車から他の走行車への乗換え経路を含めた地図情報と
して、作成し、表示した例である。
【0142】データ記憶部3には、走行車の走行する路
線についての路線情報と、路線上の各ポイントについて
のポイント情報と、各走行車の各ポイントでの各時刻情
報が記憶されている。路線情報には、路線を含む地図情
報も含まれ、地図上の路線の位置は、前記地図との相対
座標などの位置情報で関連付けられ、記憶されている。
【0143】また、ポイント情報には、番線情報が含ま
れる。左記番線情報とは、接続ポイントと乗継ぎポイン
トを含む各ポイントで、各路線が何番線であるかを示す
情報と、番線間の相対位置を示す情報と、ある番線から
他の番線への乗継ぎまたは乗換え経路作成のための階段
及び改札口の位置情報を含むものである。
【0144】乗車ポイントがJR新子安駅、下車ポイン
トがJR国府津駅の場合について説明すると、乗線がJ
R京浜東北線の下り、下線が東海道線の下りとして、接
続ポイントのJR横浜駅を含む第一走行ルートを作成す
るのは今までと同じである。
【0145】前記番線情報から、JR新子安駅は改札口
が北側に一カ所、JR国府津駅は改札口が南側に一カ
所、接続ポイントのJR横浜駅では、JR京浜東北線
の下りは3番線、JR東海道線の下りは5番線であるこ
と、JR京浜東北線の下りの3番線から、JR東海道
線の下りの5番線に乗換えること、3番線の階段位置
と5番線の階段位置、を得る。
【0146】これにより、接続ポイントのJR横浜駅で
の乗換え経路を、前記ととと乗車ポイントと下車
ポイントの各改札口の位置から、3番線の北階段から5
番線の南階段へ通じるように作成する。
【0147】JR横浜駅の階段の座標原点K00(0、
0)が、8番線の南階段に設定してあり、各階段位置を
次の様に設定してあるとする。3番線の北階段は、前記
座標原点からみて、Xの正方向に2番目、Yの正方向に
2番目にあるので、北階段を代表する点の座標をK22
とすると、K22(2,2)と表せる。また、5番線の
南階段を代表する点の座標をK10とすると、K10は
K10(1,0)と表せる。
【0148】この際、接続ポイントであるJR横浜駅の
3番線のプラットフォームの地図情報と、JR横浜駅の
5番線のプラットフォームの地図情報と、JR横浜駅全
体を示す地図情報を、データ記憶部3から読み出す。前
記プラットフォームの地図情報には、階段の座標原点K
00(0、0)と各階段の相対位置情報も含まれてい
る。
【0149】上記作成した乗換え経路を、階段も含めて
読み出した前記地図情報との相対位置情報から、位置決
めをして前記地図情報と共に表示する。
【0150】図14(a)は、前記データ記憶部3から
取り出した横浜駅の全体のプラットホーム上の地図情報
であり、各路線が割り当てられている番線と、乗換え階
段位置を示す。京浜東北線の下りの3番線の北階段か
ら、地下通路へ降り、5番線の南階段を上って、東海道
線の下りへ乗換えられることを示す。
【0151】図14(b)は、降りた階段と上る階段間
の、前記横浜駅の地下通路の乗換え経路を作成し、横浜
駅の地下通路の地図に重ねて表示したものである。
【0152】図15は、作成した第一走行ルートまたは
第二走行ルートと前記走行車時刻情報を、前記データ記
憶部3から取り出した路線情報の路線を含む地図情報
に、選択していない他の走行ルートと区別できる状態
で、前記第一走行ルート及び第二走行ルートを含んだ地
図上に表示した例である。
【0153】<他の実施例> 尚、本発明は、何ら上記第1実施例、第2実施例、第3
実施例、第4実施例、第5実施例、及び第5実施例に限
定されるものではなく、例えば次ぎのようなものも含ま
れる。 (1)第1及び第2実施例では、単なる印刷手段5を用
いて説明したが、それに限らず例えば、切符券売機と連
動して、前記走行車時刻情報の作成結果を、発券する乗
車券や定期券の表面や裏面に印刷または磁気印刷するの
も含むのはもちろんである。また、印刷手段の代わり
に、各種の記録再生手段でもよいのももちろんである。
つまり、前記作成結果を、発券する乗車券や定期券の表
面や裏面に、例えば磁気ストライプなどの記録媒体を設
け、磁気記録、光磁気記録、相変化型を含む光記録等、
必要なときに作成結果を取り出せるようにしておく。
【0154】(2)前記第3実施例では、現在日時が、
利用日時になると、タイマー動作開始としたが、乗車ポ
イントに到達するまでに必要な所要時間を入力して、タ
イマー動作開始時刻として設定しても良いのはもちろん
である。
【0155】(3)前記第3実施例では、タイマー動作
させる作成済みの走行車時刻情報を、一旦書き込み手段
によりデータ記憶部に記憶し、タイマー動作開始時に、
前記データ記憶部から該走行車時刻情報を、読み出し手
段により読み出すとしたが、それに限らない。つまり、
所望の走行車時刻情報をタイマー動作開始時に、タイマ
一動作内容設定時に指定または入力した条件に沿って作
成し、表示装置及び音声発生装置により知らせるのでも
良いのはもちろんである。
【0156】(4)前記第4実施例では、データ記憶部
3に記憶される走行車時刻情報として、タイマー動作さ
せる以外の走行車の時刻情報も含めて記憶したが、それ
に限らず、タイマー動作させる該走行車時刻情報のみを
該タイマー動作内容を設定する情報と関連づけて、記憶
させるのも含まれるのはもちろんである。
【0157】(5)前記第4実施例では、データ記憶部
3と曜日記憶部27を別にした構成で説明したが、それ
に限らず一つの記憶部として構成しても良いのはもちろ
んである。
【0158】(6)前記実施例では、予定時刻に基づい
て路線を走行する各種の走行車として、列車だけで説明
したが、それに限らず、バス、飛行機、船舶、徒歩等、
移動する物全てを含む。例えばタクシー、トラック等も
ある時間帯に走行する場合の出発地から到着地までの平
均所要時間を、予定時刻として第一走行ルートを作成
し、渋滞情報受信手段で受信した渋滞情報により、渋滞
を避ける第二走行ルートを作成すれば、本発明の装置及
び方法により必要な走行車時刻情報を作成できるのはも
ちろんである。
【0159】(7)前記実施例では、乗継ぎ及び乗換え
を、列車から列車だけで説明したが、それに限らず、列
車からバスへ、列車から飛行機へ、列車から船舶へまた
はその逆や、様々な組み合わの統合的な第一走行ルート
及び第二走行ルートで作成してもよいのはもちろんであ
る。すなわち、徒歩→バス→列車→飛行機→タクシー→
船→列車→徒歩等の複雑な第一走行ルートの組み合わせ
も作成でき、利用時刻における最適な各走行車を選択で
きる。
【0160】(8)前記走行車及び前記走行経路に付随
する情報として、走行車の時刻情報のみを文字情報とし
て表示する例だけで説明したが、それに限らず、例え
ば、走行経路の静止画、動画などの画像情報や音声情報
も含まれるのはもちろんである。すなわち、作成した走
行車時刻情報と共に、第一走行ルート及び第二走行ルー
ト上の列車と駅、飛行機と飛行場、バスと停留所に関す
る情報、みやげ情報等を、画像や音声で知らせるのも含
まれるのはもちろんである。
【0161】(9)下車ポイントに停車する走行車を選
び出すのを第一走行車選択手段、乗車ポイントに停車す
る走行車を選び出すのを第二走行車選択手段として説明
したが、乗車ポイントに停車する走行車を選び出すのを
第一走行車選択手段、下車ポイントに停車する走行車を
選び出すのを第二走行車選択手段として、図1の構成と
しても良いのは、もちろんである。
【0162】(10)前記実施例では、乗継ぎポイント
での乗継ぎ時間及び接続ポイントでの乗換え時間を、前
記各ポイントを利用する利用時刻によらず予め決めた一
定の値として各走行車の時刻情報を作成したが、それに
よらず、朝または夜の通勤時間帯のように、利用時刻に
よって、上記の一定の乗継ぎ及び乗換え時間を可変する
ようにしても良いのはもちろんである。
【0163】(11)前記実施例では、乗車ポイントと
下車ポイントと選択した乗継ぎポイントあるいは接続ポ
イントの時刻情報のみを出力する例を示したが、それに
限らず、前記装置または方法で作成した第一走行ルート
及び第二走行ルートの一部または全経路上の、任意のポ
イントへの予定到着時刻や、前記ポイントからの予定出
発時刻を、前記走行ルート等の画像情報の出力とともに
前記任意のポイントが、前記走行ルート上のどこに位置
するかがわかるように出力しても良いのはもちろんであ
る。
【0164】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係わる走行車時刻
情報作成装置及び方法によると、請求項1と請求項2記
載においては、利用日と利用時刻と下車ポイントと乗車
ポイントを指定または入力するだけで、前記利用日と利
用時刻が、下車ポイントでの下車時刻か乗車ポイントで
の乗車時刻かを判定し、利用日の利用時刻の各走行車
の利用日の下車ポイントでの下車時刻か乗車ポイントで
の乗車時刻に対応した乗車ポイントから下車ポイントへ
到達する乗継ぎ及び乗換えを含む最適な第一走行ルート
を作成し、予定時刻に基づいて走行する各種の走行車の
中から、利用日の利用時刻に下車ポイントに到着、また
は乗車ポイントを出発し、乗車ポイントから下車ポイン
トへ乗継ぎまたは乗換えなしで行ける直行車を選び、前
記直行車の下車ポイントでの到着時刻と、乗車ポイント
での出発時刻と共に、前記各直行車に付随する走行車情
報と、路線情報と、ポイント情報から行き先、路線名等
が正確に作成、表示、印刷できるので、通勤時間の大幅
な短縮や、初めて訪れる土地にも、時間的にあるいは金
銭的に無理なく効率的に到着できる。
【0165】また、利用目的に応じて下車ポイントでの
直行車の到着順に、あるいは乗車ポイントでの出発順に
並べ替えて、繰り返し作成、表示、印刷できるので非常
に見やすい。
【0166】請求項3から請求項8記載においては、利
用日と利用時刻と下車ポイントと乗車ポイントより、乗
継ぎまたは乗換えが必要であっても、GとHとIとMと
Nを整数として、M本の非直行車(I、M)毎にそれぞ
れ最適な第G乗継ぎポイント、またはN本の非直行車
(I、N)毎にそれぞれ最適な第H接続ポイントAと、
第H接続ポイントAに接続する第H接続ポイントBとを
選択し、各非直行車(I、M)に乗継ぎ時間帯の実際の
乗継ぎ時間の最小な第1乗継ぎ車(G、M、1)、また
は各非直行車(I、N)に乗換え時間帯の実際の乗換え
時間の最小な第1乗換え車(H、N、1)を組み合わせ
ることができる。
【0167】そして、各非直行車(I、M)の第(G−
1)乗継ぎポイント、または各非直行車(I、N)の第
(H−1)接続ポイントBでの到着時刻と、第G乗継ぎ
ポイントまたは第H接続ポイントAでの各出発時刻と、
第G乗継ぎポイントの第1乗継ぎ車(G、M、1)、ま
たは第H接続ポイントBの第1乗換え車(H、N、1)
の到着時刻と、乗車ポイントでの出発時刻を、各走行車
の走行車情報と、ポイント情報等と共に作成、表示、印
刷できる。
【0168】更に、請求項9と請求項10においては、
前記作成された走行車時刻情報を目的に応じて、下車ポ
イントでの走行車の到着順に、あるいは乗車ポイントで
の出発順に並べ替えて作成、表示、印刷できる。このた
め、利用時刻の各走行車毎の、走行時刻によって変化す
る複雑な乗継ぎまたは乗換えを、最適第一走行ルート
と、最適乗継ぎ車と乗換え車と、各走行車の時刻情報を
含めて、簡単に繰り返し作成、表示、印刷でき、極めて
都合がよい。
【0169】また、請求項11と請求項12において
は、作成した第一走行ルートと走行車時刻情報を記憶
し、タイマー動作を設定した時刻を含めて、必要な時に
読み出して、表示できる。あるいは、設定したタイマー
動作時刻に、指定または入力してある条件に沿って乗継
ぎ及び乗換えを含む第一走行ルートと走行車時刻情報を
作成し、現在時刻と比較して乗車可能な走行車を、他の
走行車と区別して、例えば、出発時刻までの残り時間と
共に表示することができるので、出発時刻に間に合わな
かったなどのトラブルを、未然に防止できる。
【0170】請求項13と請求項14においては、予定
時刻に基づいて走行する走行車につき、上車ポイントか
ら下車ポイントまでの第一走行ルートを作成し、第一走
行ルートに沿った乗継ぎまたは乗換えを含む走行車時刻
情報を作成できる。
【0171】請求項15においては、ポイント情報に、
接続ポイント情報と乗継ぎポイント情報を含む路線上の
ポイントについての情報を含むので、第一走行ルート及
び第二走行ルートを即座に、繰り返して作成できる。更
に、例えば実施例6で示した階段位置や番線情報も表示
できるので、詳細かつ正確な乗継ぎ時間及び乗換え時間
を含む情報を得ることができる。
【0172】請求項16においては、データ記憶部に各
走行車の時刻情報が、各走行車の始発ポイントでの出発
時刻順、または、終着ポイントでの到着順に記憶されて
いるので、読み出し後に並べ替え手段で並び替えする必
要がない。このため、第一走行ルート及び第二走行ルー
トにおける時走行車時刻情報の作成が、早くできる。
【0173】請求項17から請求項20においては、走
行ルート渋滞情報を随時受信し、左記走行ルート渋滞情
報から第一走行ルートのリアルタイムの所要時刻情報が
得られるため、予定時刻に下車ポイントに到達できるの
か、予定到着時刻を大幅に過ぎるのかが事前に予測で
き、更に、時間に間に合う第二走行ルートを作成する
等、対策案も即座に作成するので、確実に、予定時刻に
下車ポイントに到着できる。
【0174】請求項21においては、路線情報に、路線
を含む地図情報を含み、作成した第一走行ルートまたは
第二走行ルートと前記走行車時刻情報を、前記データ記
憶部3から取り出した前記地図情報に、選択していない
他の走行ルートと区別できる状態で、前記第一走行ルー
ト及び第二走行ルートを含んだ地図上に表示できるの
で、初めて利用する走行ルートでも、乗継ぎ及び乗換え
経路を含めて、非常に視覚的に分かり易く表示できる。
【0175】請求項22においては、ポイント情報に、
番線情報が含まれるため、接続ポイントまたは乗継ぎポ
イントを含む各ポイントで、各路線が何番線であるかを
示し、ある番線から他の番線への乗継ぎまたは乗換え経
路を、階段及び改札口の位置を含めて、視覚的に分かり
易く作成できる。
【0176】請求項23においては、各接続ポイントま
たは各乗継ぎポイントで、各走行車毎に乗換え車の乗換
え時間または乗継ぎ車の乗継ぎ時間を算出して表示する
ので、乗換えまたは乗継ぎポイントで、ただぼう然と乗
換え車または乗継ぎ車を待つことなく、乗換え時間また
は乗継ぎ時間に合わせて用事を済ませることができ、時
間の有効活用ができる。
【0177】請求項24においては、各接続ポイントま
たは各乗継ぎポイントで、各走行車毎に乗換え車の乗換
え時間または乗継ぎ車の乗継ぎ時間を算出して表示する
ので、乗換えまたは乗継ぎポイントで、ただぼう然と乗
換え車または乗継ぎ車を待つことなく、乗換え時間また
は乗継ぎ時間に合わせて用事を済ませることができ、時
間の有効活用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による走行車時刻情報作成装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例に係わる走行車時刻情報作
成装置及び方法の動作を示すフローチャートで、主に直
行車と、並べ替え方法についての動作部分である。結合
子A21アと結合子B21イで図3と結合する。
【図3】本発明の第1実施例に係わる走行車時刻情報作
成装置及び方法の動作を示すフローチャートで、乗継ぎ
のある場合の動作部分である。結合子A21アと結合子
B21イで図2と結合し、結合子D21エと結合子E2
1オと結合子F21カで図4と結合する。ステップS2
1で乗継ぎ時間α(G、M、K)の算出を行う。
【図4】本発明の第1実施例に係わる走行車時刻情報作
成装置及び方法の動作を示すフローチャートで、乗換え
のある場合の動作部分である。結合子D21エと結合子
E21オと結合子F21カで図3と、結合子B21イで
図2と結合する。ステップS39で乗換え時間β(H、
N、K)の算出を行う。
【図5】(a)本発明の第2実施例に係わる走行車時刻
情報作成装置及び方法の動作を示すフローチャートで、
乗継ぎのある場合の動作部分である。第1実施例と違う
のは、ステップS56、ステップS57、ステップS5
8、ステップS59、更に、ステップS64である。 (b)本発明の第2実施例に係わる走行車時刻情報作成
表示装置及び方法の動作を示すフローチャートで、乗換
えのある場合の動作部分である。第1実施例と違うの
は、ステップS60、ステップS61、ステップS6
2、ステップS63、更に、ステップS65である。
【図6】本発明に係わる走行車時刻情報作成表示装置及
び方法による作成例で、下車ポイントに20時代と21
時代に到着する直行車と、非直行車と乗継ぎ車の組み合
わせを下車ポイントの到着順に並べ替えて、乗継ぎポイ
ントの新町駅では各出発時刻の前にステップS21で算
出した乗継ぎ時間([]内に表示)と共に示している。
乗車ポイントが京急新子安駅、下車ポイントが同上大岡
駅、乗継ぎポイントが同新町駅の例である。
【図7】本発明に係わる走行車時刻情報作成表示装置例
と、同装置及び方法による作成例で、厚さの極めて薄い
カードに、例えば定期券の裏面に前記走行車時刻情報表
(図6)を印刷したもので、定期入れ等に入れて携帯し
易くした場合である。
【図8】本発明に係わる走行車時刻情報作成表示装置及
び方法による作成例で、第1乗換え車以外に、第2乗換
え車、第3乗換え車、第4乗換え車も選択、乗換えポイ
ントの横浜駅では各出発時刻の前にステップS21で算
出した乗換え時間([]内に表示)と共に表示してい
る。従来例の図16(b)のJR新子安駅を乗車ポイン
ト、図16(a)のJR横浜駅を接続ポイントAと同
B、下車ポイントをJR国府津駅とした場合である。
【図9】本発明の第3実施例による、走行車時刻情報作
成装置及び方法の動作を示すフローチャートである。第
1実施例と特に違うのは、ステップS73、ステップS
74、ステップS75、ステップS78、更に、ステッ
プS79である。つまり、第一走行ルート作成におい
て、複数の第一走行ルート案と走行車時刻情報を作成
し、例えば、合計所要時間の短い順に並べ替えて表示す
る。
【図10】本発明の第4実施例に係わる走行車時刻情報
作成装置及び方法の動作を示すブロック図で、並べ替え
手段14を、書き込み手段23の前段に設けた場合であ
る。
【図11】本発明の第4実施例に係わる走行車時刻情報
作成装置及び方法の動作を示すブロック図で、並べ替え
手段14を、表示制御手段29及び音声信号制御手段2
8の前段に設けた場合である。
【図12】本発明に係わる走行車時刻情報作成表示装置
及び方法による作成例で、乗車ポイントがJR武蔵野線
の東浦和駅、下車ポイントが都営新宿線の曙橋駅の場合
である。タイマー設定した走行車時刻情報に、他の走行
車時刻情報と視覚的に区別できる情報を付随させ、表示
装置で表示する。
【図13】(a)本発明の第5実施例に係わる走行車時
刻情報作成装置及び方法の動作を示すブロック図で、走
行ルート比較手段32、渋滞情報受信手段33、所要時
間比較手段34を設け、第一走行ルートの一部または全
部の渋滞ルートを避ける第二走行ルートと前記第二走行
ルート上の走行車時刻情報を作成できる。 (b)前記(a)の構成で、並べ替え手段14の位置を
変更し、第一走行ルートと第二走行ルートの所要時間の
比較を終えてから、該走行車時刻情報を並び替えるよう
にした例である。
【図14】(a)本発明の第6実施例に係わる走行車時
刻情報作成装置及び方法による、接続ポイントでの乗換
え経路作成例で、太線の矢印が、京浜東北線の下りの3
番線の北階段から、地下通路へ降り、5番線の南階段を
上って、東海道線の下りへ乗換えられることを示す。 (b)降りた階段と上る階段間の、前記横浜駅の地下通
路の乗換え経路を作成し、横浜駅の地下通路の地図に重
ねて表示したものである。
【図15】作成した第一走行ルートまたは第二走行ルー
トと前記走行車時刻情報を、選択していない他の走行ル
ートと区別できる状態で、前記第一走行ルート及び第二
走行ルートを含んだ地図上に表示した例である。
【図16】(a)従来の携帯型時刻表の東海道線のJR
横浜駅の例である。 (b)従来の携帯型時刻表の京浜東北線のJR新子安駅
の例である。
【図17】従来の一冊の本になっている時刻表の、東海
道線(下り)の例である。
【符号の説明】
1 入力手段、2 制御部、3 データ記憶部、4 表
示装置、5 印刷手段 6 読み出し手段、7 走行ルート作成手段、8 第一
走行車選択手段 9 第二走行車選択手段、 10 乗継ぎポイント選択
手段 11 乗継ぎ車組み合わせ手段、 12 接続ポイント
選択手段 13 乗換え車組み合わせ手段、 14 並べ替え手段 15ア 定期券の印刷面、 15イ 定期券の表
面 16 印刷部、17 表示部、18 入力部、19 電
源部、20 データ格納部 21ア 結合子A、21イ
結合子B、21ウ 結合子C、21エ 結合子D、2
1オ 結合子E、21カ 結合子F 22ア 第1乗換え車、22イ 第2乗換え車、22ウ
第3乗換え車、 22エ 第4乗換え車、23 書き込み手段、 24
出力制御部 25 曜日計測手段 、26 時間計測手段、 27
曜日記憶部 28 音声信号制御手段、29 表示制御手段、30
音声発生装置 31 タイマー設定ボタン、32 走行ルート比較手段 33 渋滞情報受信手段、34 所要時間比較手段 S1〜S88 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61L 27/00 G09D 1/00

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予定時刻に基づいて走行する各種の走行
    車につき、乗車ポイントから下車ポイントまでの時刻情
    報を作成する走行車時刻情報作成装置において、 走行車についての走行車情報と、前記走行車の走行す
    る路線についての路線情報と、前記走行車の走行する
    線上の各ポイントについてのポイント情報と、前記各走
    行車の走行する路線上の各ポイントでの各時刻情報を記
    憶しているデータ記憶部と、少なくとも下車ポイントと
    乗車ポイントと利用日と利用時刻を指定または入力する
    入力手段と、指定または入力された前記利用日と前記利
    用時刻に走行する走行車を検索する際に、前記利用日と
    利用時刻が、下車ポイントでの下車時刻か乗車ポイント
    での乗車時刻かを判定し、前記データ記憶部から、下車
    ポイントと乗車ポイントと利用日と下車ポイントでの下
    車時刻か乗車ポイントでの乗車時刻に対応した各走行車
    の前記各情報を読み出す読み出し手段と、各走行車毎の
    利用日の下車ポイントでの下車時刻か乗車ポイントでの
    乗車時刻に対応した乗車ポイントから下車ポイントへ到
    達する乗継ぎ及び乗換えを含む第一走行ルートを作成す
    る走行ルート作成手段と、前記利用日と利用時刻が下車
    ポイントでの下車時刻である場合、前記作成された第一
    走行ルート上の下車ポイントに停車する走行車を選び出
    し、前記利用日と利用時刻が乗車ポイントでの乗車時刻
    である場合は、前記作成された第一走行ルート上の
    ポイントに停車する走行車を選び出す第一走行車選択手
    段と、前記第一走行車選択手段で選び出された走行車の
    中から、前記利用日と利用時刻が下車ポイントでの下車
    時刻である場合、乗継ぎまたは乗換えせずに乗車ポイン
    トにも停車する直行車を選び出し、前記利用日と利用時
    刻が乗車ポイントでの乗車時刻である場合は、乗継ぎま
    たは乗換えせずに下車ポイントにも停車する直行車を選
    び出す第二走行車選択手段とを備え、 前記各直行車毎に、前記各直行車に付随する各走行車情
    報と、第一走行ルートの路線情報と、ポイント情報を含
    めて、前記時刻情報に含まれる下車ポイントでの各到着
    時刻情報と、下車ポイントでの各到着時刻情報に対応し
    た乗車ポイントでの各出発時刻情報とを作成することを
    特徴とする走行車時刻情報作成装置。
  2. 【請求項2】 予定時刻に基づいて走行する各種の走行
    車につき、乗車ポイントから下車ポイントまでの時刻情
    報を作成する走行車時刻情報作成方法において、 少なくとも下車ポイントと乗車ポイントと利用日と利用
    時刻を指定または入力する入力ステップにより指定ま
    たは入力された前記利用日と前記利用時刻に走行する走
    行車を検索する際に、前記利用日と利用時刻が、下車ポ
    イントでの下車時刻か乗車ポイントでの乗車時刻かを判
    定するステップと、 走行車についての走行車情報と、前記走行車の走行す
    る路線についての路線情報と、前記走行車の走行する
    線上の各ポイントについてのポイント情報と、前記各走
    行車の走行する路線上の各ポイントでの各時刻情報を記
    憶しているデータ記憶部から、下車ポイントと乗車ポイ
    ントと利用日と下車ポイントでの下車時刻か乗車ポイン
    トでの乗車時刻に対応した各走行車の前記各情報を読み
    出す読み出しステップと、 各走行車毎の利用日の下車ポイントでの下車時刻か乗車
    ポイントでの乗車時刻に対応した乗車ポイントから下車
    ポイントへ到達する乗継ぎ及び乗換えを含む第一走行ル
    ートを作成する走行ルート作成ステップと、前記利用日と利用時刻が下車ポイントでの下車時刻であ
    る場合、 前記作成された第一走行ルート上の下車ポイン
    トに停車する走行車を選び出し、前記利用日と利用時刻
    が乗車ポイントでの乗車時刻である場合は、前記作成さ
    れた第一走行ルート上の車ポイントに停車する走行車
    を選び出す第一走行車選択ステップと、 前記第一走行車選択ステップで選び出された走行車の中
    から、前記利用日と利用時刻が下車ポイントでの下車時
    刻である場合、乗継ぎまたは乗換えせずに乗車ポイント
    にも停車する直行車を選び出し、前記利用日と利用時刻
    が乗車ポイントでの乗車時刻である場合は、乗継ぎまた
    は乗換えせずに下車ポイントにも停車する直行車を選び
    出す第二走行車選択ステップと、 前記各直行車毎に、前記各直行車に付随する各走行車情
    報と、第一走行ルートの路線情報と、ポイント情報を含
    めて、前記時刻情報に含まれる下車ポイントでの各到着
    時刻情報と、下車ポイントでの各到着時刻情報に対応し
    た乗車ポイントでの各出発時刻情報とを作成するステッ
    プとからなることを特徴とする走行車時刻情報作成方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の走行車時刻情報作成装置
    は、走行車情報と路線情報とポイント情報と時刻情報
    から、前記利用日と利用時刻が下車ポイントでの下車時
    刻である場合に、利用日の下車時刻に下車ポイントに停
    する前記第一走行車選択手段で選ばれた走行車の中か
    ら、各走行車により異なる場合も含む各走行車の各乗継
    ぎポイントで乗継ぎの必要な非直行車を選び、前記利用日と利用時刻が乗車ポイントでの乗車時刻であ
    る場合に、利用日の乗車時刻に乗車ポイントに停車する
    前記第一走行車選択手段で選ばれた走行車の中から、各
    走行車により異なる場合も含む各乗継ぎポイントで乗継
    ぎの必要な各非直行車を選び、 前記各非直行車毎に、乗車ポイントまたは下車ポイント
    のいずれか一方のポイントと同一路線上の第一乗継ぎポ
    イントを選択する乗継ぎポイント選択手段と、前記利用日と利用時刻が下車ポイントでの下車時刻であ
    る場合に、 利用日の下車時刻に下車ポイントに停車し、
    また前記利用日と利用時刻が乗車ポイントでの乗車時刻
    である場合に、利用日の乗車時刻に乗車ポイントに停車
    し、接続ポイントで乗換えの必要な各非直行車を選び、
    前記各非直行車毎に、前記利用日と利用時刻が下車ポイ
    ントでの下車時刻である場合は、下車ポイントと同一路
    線上の第一接続ポイントAと、第一接続ポイントAに接
    続し第一接続ポイントAとは別路線上の第一接続ポイン
    トBを選択し、また前記利用日と利用時刻が乗車ポイン
    トでの乗車時刻である場合は、乗車ポイントと同一路線
    上の第一接続ポイントAと、第一接続ポイントAに接続
    し第一接続ポイントAとは別路線上の第一接続ポイント
    Bを選択する接続ポイント選択手段とを、含むことを特
    徴とする走行車時刻情報作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の走行車時刻情報作成方法
    は、走行車情報と路線情報とポイント情報と時刻情報
    から、前記利用日と利用時刻が下車ポイントでの下車時
    刻である場合に、利用日の下車時刻に下車ポイントに停
    する前記第一走行車選択ステップで選ばれた走行車の
    中から、各走行車により異なる場合も含む各走行車の各
    乗継ぎポイントで乗継ぎの必要な非直行車を選び、前記利用日と利用時刻が乗車ポイントでの乗車時刻であ
    る場合に、利用日の乗車時刻に乗車ポイントに停車する
    前記第一走行車選択ステップで選ばれた走行車の 中か
    ら、各走行車により異なる場合も含む各乗継ぎポイント
    で乗継ぎの必要な各非直行車を選び、 前記各非直行車毎に、乗車ポイントまたは下車ポイント
    のいずれか一方のポイントと同一路線上の第一乗継ぎポ
    イントを選択する乗継ぎポイント選択ステップと、前記利用日と利用時刻が下車ポイントでの下車時刻であ
    る場合に、 利用日の下車時刻に下車ポイントに停車し、
    また前記利用日と利用時刻が乗車ポイントでの乗車時刻
    である場合に、利用日の乗車時刻に乗車ポイントに停車
    し、接続ポイントで乗換えの必要な各非直行車を選び、
    前記各非直行車毎に、前記利用日と利用時刻が下車ポイ
    ントでの下車時刻である場合は、下車ポイントと同一路
    線上の第一接続ポイントAと、第一接続ポイントAに接
    続し第一接続ポイントAとは別路線上の第一接続ポイン
    トBを選択し、また前記利用日と利用時刻が乗車ポイン
    トでの乗車時刻である場合は、乗車ポイントと同一路線
    上の第一接続ポイントAと、第一接続ポイントAに接続
    し第一接続ポイントAとは別路線上の第一接続ポイント
    Bを選択する接続ポイント選択ステップとを有すること
    を特徴とする走行車時刻情報作成方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の走行車時刻情報作成装置
    は、利用日の利用時刻に下車ポイントに停車する前記非
    直行車の中から、前記第一乗継ぎポイントまたは前記第
    一接続ポイントAに停車する第一非直行車を選び出し、
    前記各第一非直行車の下車ポイントでの各到着時刻に対
    応して第一乗継ぎポイントまたは第一接続ポイントAで
    の各出発時刻を作成し、 第一乗継ぎポイントでの前記各第一非直行車の出発時刻
    帯の乗継ぎ時間、または前記各第一非直行車より時間的
    に早く第一乗継ぎポイントに到着し、時間的に各第一非
    直行車に乗継ぎ可能な各走行車の第一乗継ぎポイントで
    の到着時刻帯の各乗継ぎ時間を含めて第一非直行車に乗
    継ぎ可能な乗継ぎ車を選ぶ乗継ぎ車組み合わせ手段、ま
    たは、第一接続ポイントAでの前記各第一非直行車の出
    発時刻帯の第一接続ポイントBへの乗換え時間、または
    前記各第一非直行車より時間的に早く第一接続ポイント
    Bに到着し、時間的に各第一非直行車に乗換え可能な各
    走行車の第一接続ポイントBでの到着時刻帯の乗換え時
    間を含めて第一非直行車に乗換え可能な乗換え車を選ぶ
    乗換え車組み合わせ手段を備え、 前記乗継ぎ車組み合わせ手段は、前記乗継ぎ車の中から
    乗車ポイントにも停車する第一乗継ぎ車を、前記乗換え
    車組み合わせ手段は、前記乗換え車の中から乗車ポイン
    トにも停車する第一乗換え車を選び出し、各第一乗継ぎ
    車の第一乗継ぎポイントへの到着時刻、または各第一乗
    換え車の第一接続ポイントBへの到着時刻に対応した乗
    車ポイントでの各出発時刻を作成し、組み合わせた各第
    一非直行車と第一乗継ぎ車、または組み合わせた各第一
    非直行車と第一乗換え車毎に、各走行車情報、前記の各
    停車ポイント情報、前記第一走行ルートの路線情報、ま
    たは、各時刻情報等を作成する手段を含むことを特徴と
    する走行車時刻情報作成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の走行車時刻情報作成方法
    は、利用日の利用時刻に下車ポイントに停車する前記非
    直行車の中から、前記第一乗継ぎポイントまたは前記第
    一接続ポイントAに停車する第一非直行車を選び出し、
    前記各第一非直行車の下車ポイントでの各到着時刻に対
    応して第一乗継ぎポイントまたは第一接続ポイントAで
    の各出発時刻を作成し、 第一乗継ぎポイントでの前記各第一非直行車の出発時刻
    帯の乗継ぎ時間、または前記各第一非直行車より時間的
    に早く第一乗継ぎポイントに到着し、時間的に各第一非
    直行車に乗継ぎ可能な各走行車の第一乗継ぎポイントで
    の到着時刻帯の各乗継ぎ時間を含めて第一非直行車に乗
    継ぎ可能な乗継ぎ車を選ぶ乗継ぎ車組み合わせステッ
    プ、または、第一接続ポイントAでの前記各第一非直行
    車の出発時刻帯の第一接続ポイントBへの乗換え時間、
    または前記各第一非直行車より時間的に早く第一接続ポ
    イントBに到着し、時間的に各第一非直行車に乗換え可
    能な各走行車の第一接続ポイントBでの到着時刻帯の乗
    換え時間を含めて第一非直行車に乗換え可能な乗換え車
    を選ぶ乗換え車組み合わせステップと、 前記乗継ぎ車組み合わせステップは、前記乗継ぎ車の中
    から乗車ポイントにも停車する第一乗継ぎ車を、前記乗
    換え車組み合わせステップは、前記乗換え車の中から乗
    車ポイントにも停車する第一乗換え車を選び出し、各第
    一乗継ぎ車の第一乗継ぎポイントへの到着時刻、または
    各第一乗換え車の第一接続ポイントBへの到着時刻に対
    応した乗車ポイントでの各出発時刻を作成し、組み合わ
    せた各第一非直行車と第一乗継ぎ車、または組み合わせ
    た各第一非直行車と第一乗換え車毎に、各走行車情報、
    前記の各停車ポイント情報、前記第一走行ルートの路線
    情報、または、各時刻情報等を作成するステップとを有
    することを特徴とする走行車時刻情報作成方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の走行車時刻情報作成装置
    は、前記各走行車情報と路線情報とポイント情報と時刻
    情報から、前記乗継ぎ車組み合わせ手段で選ばれなかっ
    た乗車ポイントに停車しない各乗継ぎ車につき、第二乗
    継ぎポイントを選択する乗継ぎポイント選択手段と、 前記乗換え車組み合わせ手段で選ばれなかった乗車ポイ
    ントに停車しない各乗換え車については、前記第一接続
    ポイントBと同一路線上の第二接続ポイントAと、第二
    接続ポイントAに接続する第二接続ポイントAとは別路
    線上の第二接続ポイントBとを選択する接続ポイント選
    択手段と、 前記乗継ぎ車の中から、第二乗継ぎポイントに停車する
    第二非直行車を選び、各第二非直行車の第一乗継ぎポイ
    ントでの各到着時刻に対応した前記第二乗継ぎポイント
    での各出発時刻に対して、前記各出発時刻より時間的に
    早く前記第二乗継ぎポイントに到着し、前記第二乗継ぎ
    ポイントでの乗継ぎ時間を含めて、前記第二非直行車に
    乗継ぎ可能な各乗継ぎ車を組み合わせる乗継ぎ車組み合
    わせ手段と、 前記乗換え車の中から、第二接続ポイントAに停車する
    第二非直行車を選び、各第二非直行車の第一接続ポイン
    トBでの各到着時刻に対応した第二接続ポイントAでの
    各出発時刻に対して、前記各出発刻刻より時間的に早く
    前記第二接続ポイントBに到着し、前記第二接続ポイン
    トBからの乗換え時間を含めて、前記第二非直行車に乗
    換え可能な各乗換え車を組み合わせる乗換え車組み合わ
    せ手段を備え、 前記乗継ぎ車組み合わせ手段は、前記第二乗継ぎポイン
    トで前記第二非直行車に乗継ぎ可能な前記乗継ぎ車の中
    から、乗車ポイントにも停車する第二乗継ぎ車を、前記
    乗換え車組み合わせ手段は、前記第二接続ポイントAに
    停車する前記第二非直行車に乗換え可能な前記乗換え車
    の中から、乗車ポイントにも停車する第二乗換え車を選
    び出し、 各第二乗継ぎ車の第二乗継ぎポイント、または各第二乗
    換え車の第二接続ポイントBへの到着時刻に対応した乗
    車ポイントでの各出発時刻と、組み合わせた各第二非直
    行車と第二乗継ぎ車毎に、または各第二非直行車と第二
    乗換え車毎に、各走行車情報、各路線情報、前記各ポイ
    ント情報、または各時刻情報等を作成する手段を含むこ
    とを特徴とする走行車時刻情報作成装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の走行車時刻情報作成方法
    は、前記各走行車情報と路線情報とポイント情報と時刻
    情報から、前記乗継ぎ車組み合わせステップで選ばれな
    かった乗車ポイントに停車しない各乗継ぎ車につき、第
    二乗継ぎポイントを選択する乗継ぎポイント選択ステッ
    プと、 前記乗換え車組み合わせステップで選ばれなかった乗車
    ポイントに停車しない各乗換え車については、前記第一
    接続ポイントBと同一路線上の第二接続ポイントAと、
    第二接続ポイントAに接続する第二接続ポイントAとは
    別路線上の第二接続ポイントBとを選択する接続ポイン
    ト選択ステップと、 前記乗継ぎ車の中から、第二乗継ぎポイントに停車する
    第二非直行車を選び、各第二非直行車の第一乗継ぎポイ
    ントでの各到着時刻に対応した前記第二乗継ぎポイント
    での各出発時刻に対して、前記各出発時刻より時間的に
    早く前記第二乗継ぎポイントに到着し、前記第二乗継ぎ
    ポイントでの乗継ぎ時間を含めて、前記第二非直行車に
    乗継ぎ可能な各乗継ぎ車を組み合わせる乗継ぎ車組み合
    わせステップと、 前記乗換え車の中から、第二接続ポイントAに停車する
    第二非直行車を選び、各第二非直行車の第一接続ポイン
    トBでの各到着時刻に対応した第二接続ポイントAでの
    各出発時刻に対して、前記各出発刻刻より時間的に早く
    前記第二接続ポイントBに到着し、前記第二接続ポイン
    トBからの乗換え時間を含めて、前記第二非直行車に乗
    換え可能な各乗換え車を組み合わせる乗換え車組み合わ
    ステップと、 前記乗継ぎ車組み合わせステップは、前記第二乗継ぎポ
    イントで前記第二非直行車に乗継ぎ可能な前記乗継ぎ車
    の中から、乗車ポイントにも停車する第二乗継ぎ車を、
    前記乗換え車組み合わせステップは、前記第二接続ポイ
    ントAに停車する前記第二非直行車に乗換え可能な前記
    乗換え車の中から、乗車ポイントにも停車する第二乗換
    え車を選び出し、 各第二乗継ぎ車の第二乗継ぎポイント、または各第二乗
    換え車の第二接続ポイントBへの到着時刻に対応した乗
    車ポイントでの各出発時刻と、組み合わせた各第二非直
    行車と第二乗継ぎ車毎に、または各第二非直行車と第二
    乗換え車毎に、各走行車情報各路線情報前記各ポイ
    ント情報、または各時刻情報等を作成するステップと
    有することを特徴とする走行車時刻情報作成方法。
  9. 【請求項9】 請求項3、請求項5または請求項7記載
    の走行車時刻情報作成装置は、Iを整数として、第I乗
    継ぎポイント、または第I接続ポイントAと第I接続ポ
    イントAに接続する第I接続ポイントAとは別路線上の
    第I接続ポイントBと、第I非直行車と前記第I乗継ぎ
    ポイントで前記第I非直行車に乗継ぎ可能な乗継ぎ車の
    中から、乗車ポイントにも停車する第I乗継ぎ車を、ま
    たは第I非直行車と前記第I接続ポイントAに停車する
    前記第I非直行車に乗換え可能な乗換え車の中から、乗
    車ポイントにも停車する第I乗換え車を繰り返し組み合
    わせ、 前記第二走行車選択手段により選ばれた各直行車、ある
    いは前記乗継ぎ車組み合わせ手段で組み合わされた各第
    I非直行車と第I乗継ぎ車、または前記乗換え車組み合
    わせ手段で組み合わされた各第I非直行車と第I乗換え
    車につき、各種の走行車を混在して、あるいは走行車の
    種類毎に分類して下車ポイントでの走行車の到着順また
    は乗車ポイントでの走行車の出発順に並べ替えて、各走
    行車毎に付随する各走行車情報、各路線情報、下車ポイ
    ント、乗車ポイント、更に第I乗継ぎポイント情報また
    は第I接続ポイント情報、または前記各停車ポイントで
    の各走行車の各時刻情報等を、組み合わせた順番に作成
    する並べ替え手段を含むことを特徴とする走行車時刻情
    報作成装置。
  10. 【請求項10】 請求項4、請求項6または請求項8記
    載の走行車時刻情報作成方法は、Iを整数として、第I
    乗継ぎポイント、または第I接続ポイントAと第I接続
    ポイントAに接続する第I接続ポイントAとは別路線上
    の第I接続ポイントBと、第I非直行車と前記第I乗継
    ぎポイントで前記第I非直行車に乗継ぎ可能な乗継ぎ車
    の中から、乗車ポイントにも停車する第I乗継ぎ車を、
    または第I非直行車と前記第I接続ポイントAに停車す
    る前記第I非直行車に乗換え可能な乗換え車の中から、
    乗車ポイントにも停車する第I乗換え車を繰り返し組み
    合わせ、 前記第二走行車選択ステップにより選ばれた各直行車、
    あるいは前記乗継ぎ車組み合わせステップで組み合わさ
    れた各第I非直行車と第I乗継ぎ車、または前記乗換え
    車組み合わせステップで組み合わされた各第I非直行車
    と第I乗換え車につき、各種の走行車を混在して、ある
    いは走行車の種類毎に分類して下車ボイントでの走行車
    の到着順または乗車ポイントでの走行車の出発順に並べ
    替えて、各走行車毎に付随する各走行車情報、各路線情
    報、下車ポイント、乗車ポイント、更に第I乗継ぎポイ
    ント情報または第I接続ポイント情報、または前記各停
    車ボイントでの各走行車の各時刻情報等を、組み合わせ
    た順番に作成する並べ替えステップとを有することを特
    徴とする走行車時刻情報作成方法。
  11. 【請求項11】 請求項1、請求項3、請求項5、請求
    項7または請求項9記載の走行車時刻情報作成装置は、
    現在の年月日と曜日を計測する曜日計測手段と、現在時
    刻を計測する時刻計測手段と、複数の走行車時刻情報の
    うちタイマー動作させる走行車時刻情報及びタイマー動
    作中の動作内容を設定する入力手段と、該走行車時刻情
    報と入力手段から入力される動作内容を設定する情報を
    関連付けて、前記データ記憶部に書き込む書き込み手段
    と、指定または入力した利用日の曜日に応じた走行車時
    刻情報を読み出す読み出し手段とを備え、 現在日及び現在時刻と、タイマー動作させる走行車時刻
    情報の利用日及び利用時刻をそれぞれ比較し、タイマー
    動作させるタイミングになれば、該走行車時刻情報に、
    他の走行車と区別できる情報を付随させ、該走行車時刻
    情報を他の走行車の各情報と共に出力することを順次指
    示する出力制御部と、 該付随情報に従って、前記作成された第一走行ルート情
    報を含む該走行車時刻情報を、他の走行車時刻情報と、
    視覚的及び聴覚的に区別できる状態で順次知らせる表示
    制御手段、または、音声信号制御手段を含むことを特徴
    とする走行車時刻情報作成装置。
  12. 【請求項12】 請求項2、請求項4、請求項6、請求
    項8または請求項10記載の走行車時刻情報作成方法
    は、現在の年月日と曜日を計測する曜日計測ステップ
    と、現在時刻を計測する時刻計測ステップと、複数の走
    行車時刻情報のうちタイマー動作させる走行車時刻情報
    及びタイマー動作中の動作内容を設定する入力ステップ
    と、該走行車時刻情報と入力ステップから入力される動
    作内容を設定する情報を関連付けて、前記データ記憶部
    に書き込む書き込みステップと、指定または入力した利
    用日の曜日に応じた走行車時刻情報を読み出す読み出し
    ステップと、 現在日及び現在時刻と、タイマー動作させる走行車時刻
    情報の利用日及び利用時刻をそれぞれ比較し、タイマー
    動作させるタイミングになれば、該走行車時刻情報に、
    他の走行車と区別できる情報を付随させ、該走行車時刻
    情報を他の走行車の各情報と共に出力することを順次指
    示する出力制御部と、 該付随情報に従って、前記作成された第一走行ルート情
    報を含む該走行車時刻情報を、他の走行車時刻情報と、
    視覚的及び聴覚的に区別できる状態で順次知らせる表示
    制御ステップ、または、音声信号制御ステップとを有す
    ことを特徴とする走行車時刻情報作成方法。
  13. 【請求項13】 前記走行車時刻情報作成装置は、一定
    の路線を予定時刻に基づいて走行する各種の走行車につ
    き、乗車ポイントから下車ポイントまでの第一走行ルー
    トを作成し、前記第一走行ルートに沿った乗継ぎまたは
    乗換えを含む走行車時刻情報を作成することを特徴とす
    る請求項1または請求項3または請求項5または請求項
    7または請求項9または請求項11のうちのいずれか1
    の請求項記載の走行車時刻情報作成装置。
  14. 【請求項14】 前記走行車時刻情報作成方法は、一定
    の路線を予定時刻に基づいて走行する各種の走行車につ
    き、乗車ポイントから下車ポイントまでの第一走行ルー
    トを作成し、前記第一走行ルートに沿った乗継ぎまたは
    乗換えを含む走行車時刻情報を作成することを特徴とす
    る請求項2または請求項4または請求項6または請求項
    8または請求項10または請求項12のうちのいずれか
    1の請求項記載の走行車時刻情報作成方法。
  15. 【請求項15】 請求項1記載のポイント情報は、路線
    と路線の接続する接続ポイント情報と、走行車から走行
    車へ乗継ぐ乗継ぎポイント情報を含む路線上のポイント
    についての情報を含むことを特徴とする走行車時刻情報
    作成装置。
  16. 【請求項16】 請求項1記載のデータ記憶部は、各ポ
    イントでの各走行車の各時刻情報を、各走行車の始発ポ
    イントでの出発時刻順に、または各走行車の終着ポイン
    トでの到着時刻順に記憶しているデータ記憶部であるこ
    とを特徴とする走行車時刻情報作成装置。
  17. 【請求項17】 乗車ポイントから下車ポイントへの、
    前記第一走行ルートを作成する走行ルート作成手段を具
    備する走行車時刻情報作成装置において、 第一走行ルート上の経路を走行するリアルタイムの走行
    車の走行情報、または第一走行ルート上の経路の渋滞情
    報を含む走行ルート渋滞情報を受信又は入力する渋滞情
    報受信手段と、 前記受信または入力した走行ルート渋滞情報から、前記
    第一走行ルートの一部または全経路が渋滞経路になって
    いるかどうかを調べる走行ルート比較手段と、請求項
    1、請求項3、請求項5、請求項7、請求項9、請求項
    11、請求項13、請求項15または請求項16のうち
    のいずれか1の請求項記載の装置で作成された予定時刻
    に基づいて走行する走行車の乗車ポイントから下車ポイ
    ントまでの予定所要時間と、前記走行ルート渋滞情報か
    ら得られる前記第一走行ルートのリアルタイム所要時間
    を比較する所要時間比較手段とを備えることを特徴とす
    る走行車時刻情報作成装置。
  18. 【請求項18】 乗車ポイントから下車ポイントへの、
    前記第一走行ルートを作成する走行ルート作成ステップ
    からなる走行車時刻情報作成方法において、 第一走行ルート上の経路を走行するリアルタイムの走行
    車の走行情報、または第一走行ルート上の経路の渋滞情
    報を含む走行ルート渋滞情報を受信又は入力する渋滞情
    報受信ステップと、 前記受信または入力した走行ルート渋滞情報から、前記
    第一走行ルートの一部または全経路が渋滞経路になって
    いるかどうかを調べる走行ルート比較ステップと、請求項2、請求項4、請求項6、請求項8、請求項1
    0、請求項12、請求項14、請求項15または請求項
    16 のうちのいずれか1の請求項記載の方法で作成され
    た予定時刻に基づいて走行する走行車の乗車ポイントか
    ら下車ポイントまでの予定所要時間と、前記走行ルート
    渋滞情報から得られる前記第一走行ルートのリアルタイ
    ム所要時間を比較する所要時間比較ステップとからなる
    ことを特徴とする走行車時刻情報作成方法。
  19. 【請求項19】 前記走行車時刻情報作成装置は、前記
    所要時間比較手段による所要時間の比較結果から前記第
    一走行ルートで、利用日の利用時刻に、利用する走行車
    が下車ポイントに到着するかどうかを判断し、 前記判断結果から、第一走行ルートより早く下車ポイン
    トに到着する第一走行ルートとは異なる第二走行ルート
    を作成する走行ルート作成手段を具備し、 前記第二走行ルート上の乗車ポイントから下車ポイント
    までの走行車時刻情報を作成するをことを特徴とする請
    求項1、請求項3、請求項5、請求項7、請求項9、請
    求項11、請求項13、請求項15、請求項16または
    請求項17のうちのいずれか1の請求項記載の走行車時
    刻情報作成装置。
  20. 【請求項20】 前記走行車時刻情報作成方法は、前記
    所要時間比較ステップによる両者の比較結果から前記第
    一走行ルートで、利用日の利用時刻に、利用する走行車
    が下車ポイントに到着するかどうかを判断し、 前記判断結果から、第一走行ルートより早く下車ポイン
    トに到着する、第一走行ルートとは異なる第二走行ルー
    トを作成する走行ルート作成ステップを有し、 前記第二走行ルート上の乗車ポイントから下車ポイント
    までの走行車時刻情報を作成することを特徴とする請求
    項2、請求項4、請求項6、請求項8、請求項10、請
    求項12、請求項14、請求項15、請求項16または
    請求項18のうちのいずれか1の請求項記載の走行車時
    刻情報作成方法。
  21. 【請求項21】 請求項1記載の路線情報は、路線を含
    む地図情報を含み、路線と地図の互いの位置を関連付け
    る位置情報を含むことを特徴とする走行車時刻情報作成
    装置。
  22. 【請求項22】 請求項1記載のポイント情報は、乗継
    ぎポイントまたは接続ポイントを含む各ポイントにおい
    て、各路線の番線、階段の位置または改札口の位置を示
    す番線情報を含むことを特徴とする走行車時刻情報作成
    装置。
  23. 【請求項23】 請求項3、請求項5、請求項7、請求
    項9、請求項11、請求項13、請求項17または請求
    項19記載の走行車時刻情報作成装置において、乗換え
    車組み合わせ手段は、接続ポイントで乗換え時間を含め
    て乗換え可能として組み合わせた走行車間の到着時刻と
    出発時刻の差を算出し、算出した時刻差を接続ポイント
    での乗換え時間として表示し、乗継ぎ車組み合わせ手段
    は、乗継ぎポイントで乗継ぎ時間を含めて乗継ぎ可能と
    して組み合わせた走行車間の到着時刻と出発時刻の差を
    算出し、算出した時刻差を乗継ぎポイントでの乗継ぎ時
    間として表示することを特徴とする走行車時刻情報作成
    装置。
  24. 【請求項24】 請求項2、請求項4、請求項8、請求
    項10、請求項12、請求項14、請求項18または請
    求項20記載の走行車時刻情報作成方法において、乗換
    え車組み合わせステップは、接続ポイントで乗換え時間
    を含めて乗換え可能として組み合わせた走行車間の到着
    時刻と出発時刻の差を算出し、算出した時刻差を接続ポ
    イントでの乗換え時間として表示し、乗継ぎ車組み合わ
    せステップは、乗継ぎポイントで乗継ぎ時間を含めて乗
    継ぎ可能として組み合わせた走行車間の到着時刻と出発
    時刻の差を算出し、算出した時刻差を乗継ぎポイントで
    の乗継ぎ時間として表示することを特徴とする走行車時
    刻情報作成方法
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