JP3066398U - 新聞配達用バイクや自転車の前籠の防水幌 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新聞配達用バイクや自転車の前籠に積んだ新
聞を雨に濡らさないで，便利に取り出すために，設けた
段階的に調節する防水幌である． 【解決手段】 骨組（２）にビニール系シート（１）を
つけ，段階調節装置（３）を骨組（２）に取りつけ，シ
ート（１）の下部で前籠の周りを囲み，かつ骨組を前籠
に取りつけることを特徴とする．

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は新聞配達用バイクや自転車の前籠につける幌に関するものである．

【０００２】

【従来の技術】

従来から，雨の日ならば，機械で袋に詰めない新聞を一つのビニール袋や前籠 シートに詰め込んでいった．

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった． イ．ビニール袋を開けると，袋の口が上向きになって，新聞が雨に濡れる欠点 があった． ロ．前籠シートの生地が柔らかくて，蓋をする部分が口部全体を覆い被せられ なかったことがあって，雨水が隙間からしみ込んでしまう欠点があった． ハ．頻繁に蓋を開閉したり，雨が侵入したりする不便な操作もあった． 本考案は，これらの欠点を除くためになされたものである．

【０００４】

【課題を解決するための手段】

図面について説明すると， イ．骨組（２）にビニール系シート（１）をつける． ロ．段階調節装置（３）を骨組（２）を取りつける．

【０００５】

【考案の実施の形態】

以上の構成であるから，幌を取りつけ金具（５）でバイクや自転車の前籠に取 りつけ，前籠の周りがシートの下部で囲まれるようになる．

【０００６】

【考案の効果】

したがって，雨の日には幌を広げると，上から雨水を阻むことができる．しか も，前籠の周りが囲まれたために，周囲から雨水を阻むことができる．そして， この装置が防水の目的を達することが分かる． なお，前籠に取りつけるので，にわか雨や強い風に遭うときにも，すぐに幌を 広げられ，新聞が濡れたり，飛んだりする心配はない．段階調節装置（３）を調 節すると，雨の日に幌全体を広げ，強い風の日に幌を部分的に広げ，晴れる日に 幌を窄める．また，蓋を開閉しないままで，新聞を取り出せる便利性もある．

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である．

【図２】本考案のシートの一部を切り欠いた斜視図であ
る．

【図３】本考案の装置（３）を調節によって幌の状態図
である．

【図４】本考案の使用状態を示す斜視図である．

【符号の説明】

（１）はシート，（２）は骨組，（３）は段階調節装
置，（４）は前籠，（５）は取りつけ金具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】イ．骨組（２）にビニール系シート（１）
   をつける． ロ．段階調節装置（３）を骨組（２）に取りつける． 以上のごとく構成された新聞配達用バイクや自転車の前
   籠の防水幌．