JP3066384U - キュ― - Google Patents

キュ―

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JP3066384U
JP3066384U JP1999005902U JP590299U JP3066384U JP 3066384 U JP3066384 U JP 3066384U JP 1999005902 U JP1999005902 U JP 1999005902U JP 590299 U JP590299 U JP 590299U JP 3066384 U JP3066384 U JP 3066384U
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cue
shaft portion
moisture
stick
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碧朱 劉
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碧朱 劉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手に粘着しないキューを提供する。 【解決手段】 キューはシャフト部およびバット部を備
えている。シャフト部の表面部に、粘着防止層60が設
けられている。粘着防止層60は、湿気に反応して化学
変化を生じることがない耐熱性の材料から形成されてい
る。このため、シャフト部の表面部は大気中の湿気ある
いは使用者の手の汗などの影響を受けず、キューは手に
粘着しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はビリヤード用のキューに関し、特に手との粘着を防ぐキューに関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来のキューは、木あるいは繊維強化プラスチック(FRP)により形成され ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のキューによれば、使用を始めてからしばらく経つと 、キューの表面、特にボディの部分が大気中の湿気あるいは使用者の汗のために 粘着性を有するようになる。そのため、使用者がキューを持つことに不快感を覚 えるという欠点を有している。さらに、使用者はキューを使ってボールを順調に 打つこともできなくなる。 そこで、本考案は上記の問題を解決するためになされたものであり、手に粘着 しないキューを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本考案のキューは、シャフト部を有する長い棒状 のボディと、ボディの第1端部に接続されているチップと、ボディの第2端部に 接続されているバットと、シャフト部の表面に設けられ、大気中の湿気と反応し て化学変化を生じることがない耐熱性の材質から形成されている粘着防止層を備 える。このため、どんな環境下でもキューの表面は平滑に維持され、手に粘着し ない。
【0005】
【考案の実施の形態】
図10に示すように、本考案の一実施例によるキューは、ボディ20、チップ 30およびバット40からなる。
【0006】 ボディ20は、シャフト部22およびバット部24から形成されている。シャ フト部22とバット部24とは、雄ねじの接続部品26と雌ねじの接続部品28 とによって接続されている。チップ30は、シャフト部22の上端に接続されて いる。バット30は、バット部24の下端に接続されている。シャフト部22の ボディ50およびバット部24のボディ50は、木材あるいは繊維強化プラスチ ックから形成されている。また、ボディ50の中身52を木材とし、表面を繊維 強化プラスチック層54によって被ってもよい。
【0007】 シャフト部22の長さは740mm、上端の外径は13mm、下端の外径は2 1mmである。ボディ50の表面部は、厚さ0.02mm以上0.10mm以下 の粘着防止層60が設けられている。粘着防止層60は、大気中の湿気に反応し て化学変化を生じることがない耐熱性の材質からなる。この材質は例えば、微小 粒からなる透明なスエード状の塗料、あるいはクロスリンク可能なポリシロキサ ン(Cross−linkable Polysiloxane)のような平滑 剤を含んでいるラッカーなどである。
【0008】 粘着防止層60がボディ50の表面部を平滑な状態に維持するので、ボディ5 0の表面は大気中の湿気あるいは使用者の手の汗などの影響を受けず、キューは 手に粘着しない。従来のキューを用いるとき、ボディの表面部が粘着性を帯び、 使用者のプレーに影響を与えるという欠点を解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるキューを示す斜視図で
ある。
【図2】図1のA−A線で切断した断面図である。
【符号の説明】
22 シャフト部 50 ボディ 60 粘着防止層

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフト部を有する長い棒状のボディ
    と、 前記ボディの第1端部に接続されているチップと、 前記ボディの第2端部に接続されているバットと、 前記シャフト部の表面に設けられ、大気中の湿気と反応
    して化学変化を生じることがない耐熱性の材質から形成
    されている粘着防止層と、 を備えることを特徴とするキュー。
  2. 【請求項2】 前記粘着防止層の厚さは、0.02mm
    以上0.10mm以下であることを特徴とする請求項1
    記載のキュー。
  3. 【請求項3】 前記粘着防止層は、微小粒からなる透明
    なスエード状の塗料から形成されることを特徴とする請
    求項1または2記載のキュー。
  4. 【請求項4】 前記粘着防止層は、クロスリンク可能な
    ポリシロキサンの平滑剤からなるラッカーから形成され
    ることを特徴とする請求項1または2記載のキュー。
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