JP3066363B2 - 吊り金具 - Google Patents

吊り金具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として橋梁や高
架道路等の高架構造物の桁裏面等に、足場パネルや足場
兼用吸音パネル等のパネルを吊り下げる際に使用される
吊り金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば高架道路等の高架構造物の桁裏面
等に、吸音部材の取付け、修理、塗装等の作業や保守点
検のための足場パネルが仮設され、又作業及び保守点検
とその下を通行する車両の騒音が桁裏面で反射して周囲
に騒音が漏れるのを防止するために足場パネルに吸音性
を具備させた足場兼用吸音パネル、または桁裏面の美粧
化を図るために化粧パネル等が取付けられている。
【0003】従来、かかる桁裏面等へのパネルの仮設及
び取付けのために、これらのパネルを桁裏面等から吊り
下げる場合は、まず桁裏面等の長手方向に沿って取付け
られた桁材等の支持材にクランプを取付け、このクラン
プにチェーンの中央部を係止させることにより、チェー
ンをクランプより吊り下げ、次いで吊り下げられたこの
チェーンの両端部をパネルやパネルに取付けられたパイ
プ材等に巻き付け、巻き付けたチェーンの両先端部に取
付けられたフック金具をチェーンの適当な位置に引っ掛
けることにより、パネルを支持するようにしている。そ
してこの場合の吊り下げ高さの調整は、前記フック金具
の引っ掛ける位置を変えることにより行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法では、吊り下げ高さの調整は、フック金具の引っ掛け
る位置を変えることにより行われるために、高さ調整の
際にはフック金具の引っ掛けをその都度外して行う必要
があり、パネルを吊り下げた状態で行うことができなか
った。従って高さ調整は非常に面倒であると共に細かな
高さ調整はできず、又高さ調整の際のパネルの落下の危
険性等、安全性に欠けるといった問題点があった。
【0005】そこで本発明は、上記の如き問題を解決
し、吊り下げられたパネルの高さ調整が容易であると共
に細かな高さ調整が可能であり、しかも高さ調整の際の
パネルの落下の危険性等がなく、安全性に優れた吊り金
具を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、高架構造物の桁裏面等にパネルを吊り下
げるための吊り金具であって、高架構造物の桁裏面等に
取付けられた桁材等の支持材に取付けられるクランプ
と、上下部に吊りボルトが螺入されたターンバックルと
を有し、クランプにターンバックルの上部吊りボルトが
連結され、下部吊りボルトにパネルを支持する支持部材
が連結されるようになされている。
【0007】本発明によれば、高架構造物の桁裏面等に
取付けられた桁材等の支持材に取付けられるクランプ
に、パネルが、上下部に吊りボルトが螺入されたターン
バックルが介して吊り下げられるようになされているの
で、この上下部の吊りボルトを適宜回転させることによ
り、吊り下げられたパネルの高さ調整を容易に行うこと
ができる共に細かな高さ調整が可能であり、しかも高さ
調整は、パネルを吊り下げた状態で行うことができるた
めに、高さ調整の際のパネルの落下の危険性等がなく、
安全性に優れる。
【0008】なお、クランプとして、上下に相対向して
設けられた腕部間が連結部により連結されたコ字状のも
のを用いれば、高架構造物の桁裏面等に取付けられた桁
材等の支持材は一般にはH型鋼が用いられるために、そ
のフランジ部に容易に取付けることができ、又クランプ
の下腕部の下面にリング状の吊下部を形成し、ターンバ
ックルの上部吊りボルトには、螺子部より延設された支
持部が折曲されて鈎状部が形成された略J字状のものを
用い、この鈎状部を前記吊下部に引っ掛けるようにすれ
ば、クランプに上部吊りボルトを容易に連結することが
でき、さらにこの鈎状部が、吊り下げられた荷重によっ
て拡開するのを防止するために、支持部と鈎状部との間
隔を一定に保つ間隔保持金具を支持部と鈎状部との間に
取付けるようにすれば、上部吊りボルトが揺動しても、
又重い荷重がかかってもクランプから外れることがな
く、安全である。
【0009】さらに、ターンバックルの下部吊りボルト
には、螺子部よりリング状頭部が延設されたものを用
い、このリング状頭部にリング状部材を揺動可能に取付
け、このリング状部材にパネルを支持する支持部材を連
結するようにすれば、吊り下げられたパネルが揺動して
も、リング状部材が揺動してこの揺動を吸収することに
より、下部吊りボルトにこの揺動が伝達されず、パネル
を安定して支持することができる。
【0010】なお、リング状部材は、単に一部が切欠さ
れて下部吊りボルトのリング状頭部が挿入される挿入口
がのみが形成された略C字状のものであってもよいが、
挿入口縁部に螺子加工を行い、この螺子に螺合して挿入
口を開閉するナット部材を挿入口に外嵌させておけば、
下部吊りボルトにリング状部材を取付けるのが容易であ
り、又このリング状部材にパネルを支持する支持部材を
連結する際においても容易であり、さらに吊り下げた状
態においては挿入口を閉止しておけば、下部吊りボルト
に取付けられたリング状部材が外れることがなく、又リ
ング状部材に連結されたパネルを支持する支持部材も外
れることがないので、安全である。
【0011】なお、リング状部材を用いる場合は、リン
グ状部材にゴム等からなるズレ止め具を摺動可能に外嵌
し、このズレ止め具を摺動させて挿入されたリング状頭
部に当接させることができるようにすることにより、下
部吊りボルトのリング状頭部に対するリング状部材の動
きを規制できるようにしておけば、万一、ナット部材が
緩んで挿入口が開放されても、リング状頭部からリング
状部材が外れることがなく、安全である。
【0012】さらに、ターンバックルの上部吊りボルト
及び/又は下部吊りボルトに、ターンバックルからの抜
け落ちを防止する抜け止め突起を螺子部の先端部に形成
しておけば、高さ調整の際に上部吊りボルト及び/又は
下部吊りボルトを外れる方向に回転しても、最終的には
抜け止め突起に係止されるので、ターンバックルから上
部吊りボルト及び/又は下部吊りボルトが外れて、パネ
ルが落下することがなく、安全である。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照し、具体的に説明する。
【0014】まず、図1は本発明に係る吊り金具の実施
の一形態を示す側面図、図2は図1の吊り金具によって
パネルが吊り下げられた状態を示す側面図、図3(イ)
は図2の一部断面正面図、(ロ)はその部分拡大図、図
4はクランプを示し、(イ)はその側面図、(ロ)は正
面図、図5はターンバックルを示す側面図、図6はター
ンバックルの上部に螺入される上部吊りボルトであっ
て、(イ)は間隔保持金具が取付けられた状態を示す側
面図、(ロ)は間隔保持金具を示す平面図、図7はター
ンバックルの下部に螺入される下部吊りボルトを示す側
面図、図8はリング状部材であって、(イ)はズレ止め
具が外嵌された状態を示す側面図、(ロ)はズレ止め具
を示す平面図である。
【0015】図面において、1は橋梁や高架道路等の高
架構造物であり、2はこの高架構造物1の桁裏面にその
長手方向に沿って取付けられたH型鋼よりなる桁材等の
支持材である。
【0016】3は、前記支持材2のフランジ21に取付
けられたクランプであり、上下に相対向して設けられた
腕部31,32間が連結部33により連結されたコ字状
となされ、その上腕部31にはクランプ用ボルト34が
螺入され、下腕部32の下面にはリング状の吊下部35
がボルト止めされている。
【0017】4は、上下部に吊りボルト41,42が螺
入されたターンバックルであり、その上部吊りボルト4
1は、螺子部43より延設された支持部44が折曲され
て鈎状部45が形成された略J字状となされ、この鈎状
部45が前記クランプ3の吊下部35に引っ掛けられて
いる。さらにこの状態で、吊り下げられた荷重によって
鈎状部45が拡開するのを防止するために、支持部44
と鈎状部45との間隔を一定に保つ間隔保持金具5が支
持部44と鈎状部45との間に跨がって取付けられてい
る。前記間隔保持金具5は、板状体に、支持部44と鈎
状部45の先端部とがそれぞれ挿入可能な挿入孔51,
52が穿設されたものである。
【0018】この間隔保持金具5の取付けは、まず間隔
保持金具5の一方の挿入孔51に上部吊りボルト41の
螺子部43を挿入し、次いで螺子部43の上部付近まで
螺子部43にナット46を螺入する。しかる後、その状
態で上部吊りボルト41の螺子部43をターンバックル
4に螺入し、上部吊りボルト41をターンバックル4に
取付ける。そして上部吊りボルト41の鈎状部45をク
ランプ3の吊下部35に引っ掛けた後に、前記ナット4
6を締めつけて間隔保持金具5を上方に押しやり、間隔
保持金具5の他方の挿入孔52に鈎状部45の先端部に
挿入すればよい。間隔保持金具5は、その下部に締めつ
けられたナット46により係止されるので、下方には落
下せず、鈎状部45の先端部が挿入孔52より抜けるこ
とはない。
【0019】また、ターンバックル4の下部吊りボルト
42は、螺子部47よりリング状頭部48が延設されて
いるものである。そして上下部の吊りボルト41,42
は、それぞれの螺子部43,47がターンバックル4に
螺入された後、その螺子部43,47の先端部にパーカ
ー鋲等の取付けによって抜け止め突起49が形成されて
いる。高さ調整の際に上部吊りボルト41及び下部吊り
ボルト42を外れる方向に回転しても、最終的には抜け
止め突起49が係止されるので、ターンバックル4から
上部吊りボルト41及び下部吊りボルト42は外れな
い。
【0020】6は、下部吊りボルト42のリング状頭部
48に揺動可能に取付けられた長円形のリング状部材で
ある。リング状部材6は、一部が切欠されて下部吊りボ
ルト42のリング状頭部48が挿入される挿入口61が
形成され、さらに挿入口61縁部に螺子加工がなされ、
この螺子に螺合して挿入口61を開閉するナット部材6
2が挿入口61部分を塞ぐように外嵌されている。下部
吊りボルト42にリング状部材6を、又このリング状部
材6に後記のパネル7を支持する支持部材8を連結する
際においては、ナット部材62を回転させてこの挿入口
61を開放し、連結した後は閉止する。
【0021】さらに、リング状部材6にはクロロプレン
ゴム等のゴムや軟質の合成樹脂等より形成されるズレ止
め具63が摺動可能且つ任意の位置で係止可能に外嵌さ
れ、このズレ止め具63を摺動させて挿入されたリング
状頭部48に当接させることができるようになされてい
る。このズレ止め具63は、下部吊りボルト42のリン
グ状頭部48に対するリング状部材6の動きを規制する
ためのものであり、ズレ止め具63を挿入口61付近か
それより上方に位置させておくことにより、万一、ナッ
ト部材62が緩んで挿入口61が開放されても、リング
状頭部48からリング状部材6が外れることがないよう
になされている。
【0022】7は吊り下げられるパネルであり、8はこ
のパネル7に取付けられた支持部材である。パネル7
は、作業や保守点検のための足場パネルや足場用パイプ
材、作業及び保守点検とその下を通行する車両の騒音が
桁裏面で反射して周囲に騒音が漏れるのを防止するため
に足場パネルに吸音性を具備させた足場兼用吸音パネ
ル、桁裏面の美粧化を図るために化粧パネル等であり、
特に限定されるものではない。なお図面においては、足
場兼用吸音パネルが例示され、騒音が入射可能なパンチ
ングメタル等からなる下方の外装材71と人が乗れる程
度の強度を有する上方の波板状の足場材72との間に、
騒音を低減するグラスウール等の吸音材73が内装され
たものである。
【0023】支持部材8は、本形態では螺子部81とリ
ング状の頭部82とからなるアイボルトが用いられ、パ
ネル7にはナット83が挿入され且つ摺動可能となされ
た案内溝74が長手方向に設けられ、支持部材8の螺子
部81に締付用ナット84が仮止めされ、挿入用ナット
83がこの案内溝74に挿入され、この挿入用ナット8
3に螺子部81が螺着されると共に 締付用ナット84
を締付けることにより支持部材8がパネル7に取付けら
れている。そして支持部材8は、その頭部82が前記リ
ング状部材6の挿入口61より挿入されて、リング状部
材6に連結されている。なお支持部材8は、リング状の
頭部82を有するアイナットでもよく、この場合は、案
内溝74に取付用のボルトの頭部が挿入され、このボル
トの螺子部にアイナットが螺着される。しかしながらこ
の形態における支持部材8は、ボルトナットによりパネ
ル7に取付けられるようになされていれば、その形態は
特に限定されるものではない。
【0024】かようにして、高架構造物の桁裏面等に取
付けられた桁材等の支持材2に取付けられたクランプ3
に、パネル7が、上下部に吊りボルト41,42が螺入
されたターンバックル4を介して吊り下げられ、その吊
り下げられたパネル7の高さ調整は、ターンバックル4
の上下部の吊りボルト41,42を適宜回転させること
により行われるようになされている。
【0025】なお上記形態においては、吊り下げに従来
の如きチェーンは用いられていない。クランプ3からパ
ネル7まで従来の如き長いチェーンを用いて吊り下げる
と、チェーンのもつれ、からみ、ねじれ等が起こること
があり、かかる場合には安全性に問題が生じ、又吊り下
げ後は振動により騒音が発生することがある。しかし上
記形態ではチェーンは用いられていないので、かかる問
題は発生しない。
【0026】しかしながら本発明は、チェーンの使用を
排除するものではなく、状況に応じて適宜使用してもよ
い。すなわちパネル7に支持部材8を取付けるが、その
支持部材8はチェーン等の索条であってもよく、索条を
パネル7やパネル7のパイプ材等に巻き付け、この索条
をリング状部材6に連結してもよく、又リング状部材6
を使用せずに、索条を直接にターンバックル4の下部吊
りボルト42に連結してもよい。又パネル7の支持部材
8と下部吊りボルト42間に、リング状部材6以外の他
の連結部材が介在されていてもよく、下部吊りボルト4
2とリング状部材6、リング状部材6とパネル7の支持
部材8との間に他の連結部材が介在されていてもよい。
【0027】さらにターンバックル4の上部吊りボルト
41は、クランプ3に直接連結されているが、クランプ
3と吊り下げられるパネル7との間隔が長くなる場合等
においては、チェーン等の索条や他の連結部材を介して
連結されていてもよい。
【0028】なおターンバックル4の上部吊りボルト4
1及び下部吊りボルト42は、上記形態に限定されるも
のではなく、上部吊りボルト41はクランプ3に直接又
は他の連結部材を介して連結可能であり、下部吊りボル
ト42はパネル7の支持部材8に直接又はリング状部材
6や他の連結部材を介して連結可能であればよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、高架構造物の桁裏面等
に取付けられた桁材等の支持材に取付けられるクランプ
に、パネルが、上下部に吊りボルトが螺入されたターン
バックルが介して吊り下げられるようになされているの
で、この上下部の吊りボルトを適宜回転させることによ
り、吊り下げられたパネルの高さ調整を容易に行うこと
ができる共に細かな高さ調整が可能であり、しかも高さ
調整は、パネルを吊り下げた状態で行うことができるた
めに、高さ調整の際のパネルの落下の危険性等がなく、
安全性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吊り金具の実施の一形態を示す側
面図である。
【図2】図1の吊り金具によってパネルが吊り下げられ
た状態を示す側面図である。
【図3】(イ)は図2の一部断面正面図、(ロ)はその
部分拡大図である。
【図4】クランプを示し、(イ)はその側面図、(ロ)
は正面図である。
【図5】ターンバックルを示す側面図である。
【図6】ターンバックルの上部に螺入される上部吊りボ
ルトであって、(イ)は間隔保持金具が取付けられた状
態を示す側面図、(ロ)は間隔保持金具を示す平面図で
ある。
【図7】ターンバックルの下部に螺入される下部吊りボ
ルトを示す側面図である。
【図8】リング状部材であって、(イ)はズレ止め具が
外嵌された状態を示す側面図、(ロ)はズレ止め具を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 高架構造物 2 支持材 21 フランジ 3 クランプ 31 上腕部 32 下腕部 33 連結部 34 クランプ用ボルト 35 吊下部 4 ターンバックル 41 上部吊りボルト 42 下部吊りボルト 43 上部吊りボルトの螺子部 44 支持部 45 鈎状部 46 ナット 47 下部吊りボルトの螺子部 48 リング状頭部 49 抜け止め突起 5 間隔保持金具 51 挿入孔 52 挿入孔 6 リング状部材 61 挿入口 62 ナット部材 63 ズレ止め具 7 パネル 71 外装材 72 足場材 73 吸音材 74 案内溝 8 支持部材 81 螺子部 82 頭部 83 挿入用ナット 84 締付用ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 次美 東京都江戸川区平井4−22−2 (72)発明者 滝口 一英 埼玉県三郷市彦成3−8−16 (72)発明者 能登 敬一 東京都江戸川区中葛西6−8−8 審査官 蔵野 いづみ (56)参考文献 実開 平6−54946(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 3/10 F16G 11/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高架構造物の桁裏面等にパネルを吊り下
    げるための吊り金具であって、高架構造物の桁裏面等に
    取付けられた桁材等の支持材に取付けられるクランプ
    と、上下部に吊りボルトが螺入されたターンバックルと
    を有し、クランプにターンバックルの上部吊りボルトが
    連結され、下部吊りボルトにパネルを支持する支持部材
    が連結されるようになされ、クランプは上下に相対向し
    て設けられた腕部間が連結部により連結されたコ字状と
    なされ、その下腕部の下面にリング状の吊下部が形成さ
    れ、ターンバックルの上部吊りボルトは螺子部より延設
    された支持部が折曲されて鈎状部が形成された略J字状
    となされ、この鈎状部が前記吊下部に引っ掛けられると
    共に、吊り下げられた荷重によって鈎状部が拡開するの
    を防止するために、支持部と鈎状部との間隔を一定に保
    つ間隔保持金具が支持部と鈎状部との間に取付けられて
    いる吊り金具。
  2. 【請求項2】 ターンバックルの下部吊りボルトは、螺
    子部よりリング状頭部が延設され、このリング状頭部に
    パネルを支持する支持部材が連結されるリング状部材が
    揺動可能に取付けられている請求項1記載の吊り金具。
  3. 【請求項3】 リング状部材は、一部が切欠されてリン
    グ状頭部が挿入される挿入口が形成されると共に、螺子
    加工された挿入口縁部に螺合して挿入口を開閉するナッ
    ト部材が挿入口に外嵌されている請求項2に記載の吊り
    金具。
  4. 【請求項4】 リング状部材にズレ止め具が摺動可能に
    外嵌され、ズレ止め具を摺動させることにより、ズレ止
    め具を挿入されたリング状頭部に当接させることができ
    るようになされた請求項2〜3のいずれか1項に記載の
    吊り金具。
  5. 【請求項5】 ターンバックルの上部吊りボルト及び/
    又は下部吊りボルトは、ターンバックルからの抜け落ち
    を防止する抜け止め突起が螺子部の先端部に形成されて
    いる請求項1〜4のいずれか1項に記載の吊り金具。
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