JP3066231U - 複数年連用デスクマットカレンダ―及び２年連用デスクマットカレンダ― - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、２年にわたって同一日付や、同一週
の予定等の記載、前年記載事項の確認をはじめ、前年と
の対比・検討等々を容易に行うことができ、且つ、記載
スペースの十分な確保をも可能な２年連用デスクマット
カレンダーを提供する。 【解決手段】本考案の２年連用デスクマットカレンダー
は、１月から１２月に至る月毎の１日から末日に至る日
欄が２年にわたって各々隣合わせに対応付けて記載さ
れ、且つ、各々日欄に対応する曜日が付記された合計１
２枚相当分のカレンダー紙葉２と、前記カレンダー紙葉
２の表面を覆うか又は前記カレンダー紙葉を挟み込んで
収納するような形態とした透明シート又は半透明シート
からなるデスクマット３とを有するものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】

本考案は、前年と本年との夫々の対応する日の確認・対比・検討等を行うこと ができる実用性に優れた複数年連用デスクマットカレンダー及び２年連用デスク マットカレンダーに関するものである。

【従来の技術】

従来、例えば図４、図５に示すように、手帳型に形成され、２年分の週間カレ ンダー（又は月間カレンダー）２２ａ、２２ｂを、見開き左右両ページ２１及び ２１ｂに対応付けて記載し、このような左右両ページ２１ａ、２１ｂを記載した カレンダー紙葉群２２を１年間分（例えば５３週分又は１２月分等）綴った２年 連用カレンダー２０が知られ、また、実用に供されている。

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上述した従来の２年連用カレンダー２０の場合、構造上、主た る用途は携帯用として用いられるのが普通であり、また、手帳型であるために仕 事上の各種予定等を記載する場合に記載スペースが十分に確保できない等の問題 がある。 本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、オフィスや工場等の作業現 場等の机上に置くデスクマットと組み合わせる構造を採用し、複数年にわたって 同一日付や、同一週の予定等の記載、前年記載事項の確認・対比等を容易に行う ことができ、且つ、記載スペースの十分な確保をも可能な複数年連用デスクマッ トカレンダー及び２年連用デスクマットカレンダーを提供するものである。

【課題を解決するための手段】

請求項１記載の考案に係る複数年連用デスクマットカレンダーは、複数年の１ 月から１２月に至る月毎の１日から末日に至る日欄が複数年にわたって各々隣合 わせに記載スペースを有しながら対応付けて記載され、且つ、各々日欄に対応す る曜日が付記された合計１２枚相当分のカレンダー紙葉と、前記カレンダー紙葉 の表面を覆うか又は前記カレンダー紙葉を挟み込んで収納するような形態とした 透明シート又は半透明シートからなるデスクマットとを有することを特徴とする ものである。 この考案によれば、合計１２枚相当分のカレンダー紙葉に、複数年の１月から １２月に至る月毎の１日から末日に至る日欄が複数年にわたって各々隣合わせに 対応付けて記載され、且つ、各々日欄に対応する曜日が付記し、更に透明シート 又は半透明シートからなるデスクマットにより前記カレンダー紙葉の表面を覆う か又は前記カレンダー紙葉を挟み込んで収納するような形態としたものであるか ら、オフィスや工場等の作業現場等の机上に置くことによって、複数年にわたっ て同一日付や、同一週における予定等の記載や、前年記載事項の確認等を容易に 行うことができる。 また、複数年分にわたって各年の各日の記載スペースの十分な確保も可能であ り、予定、作業計画等の必要事項の記載を十分に行うことができ、前年をはじめ とする各年と本年との夫々対応する日の確認・対比・検討等を行うことができる 。更に、透明シート又は半透明シートからなるデスクマットによりカレンダー紙 葉の汚れを防止できる。 請求項２記載の考案に係る２年連用デスクマットカレンダーは、１月から１２ 月に至る月毎の１日から末日に至る日欄が２年にわたって各々隣合わせに記載ス ペースを有しながら対応付けて記載され、且つ、前記各々日欄に対応する曜日が 付記された合計１２枚相当分のカレンダー紙葉と、前記カレンダー紙葉の表面を 覆うか又は前記カレンダー紙葉を挟み込んで収納するような形態とした透明シー ト又は半透明シートからなるデスクマットとを有することを特徴とするものであ る。 この考案によれば、合計１２枚相当分のカレンダー紙葉に、１月から１２月に 至る月毎の１日から末日に至る日欄が２年にわたって各々隣合わせに対応付けて 記載され、且つ、各々日欄に対応する曜日が付記され、更に透明シート又は半透 明シートからなるデスクマットにより前記カレンダー紙葉の表面を覆うか又は前 記カレンダー紙葉を挟み込んで収納するような形態としたものであるから、オフ ィスや工場等の作業現場等の机上に置くことによって２年にわたって同一日付や 、同一週における予定等の記載や、前年記載事項の確認等を容易に行うことがで きる。 また、２年分にわたって各年の各日の記載スペースの十分な確保も可能で、予 定、作業計画等の必要事項の記載を十分に行うことができ、前年と本年との夫々 対応する日の確認・対比・検討等を行うことができる。更に、透明シート又は半 透明シートからなるデスクマットによりカレンダー紙葉の汚れを防止できる。

【考案の実施の形態】

以下に、本考案の実施の形態を詳細に説明する。 図１、図２は、本考案の実施の形態の複数年連用デスクマットカレンダーの一 例である２年連用デスクマットカレンダー１を示すものである。 本実施の形態の２年連用デスクマットカレンダー１は、図１に示すように、１ 月から１２月に至る合計１２枚相当分（本実施の形態では１２枚）のカレンダー 紙葉２と、透明シート（又は半透明シート）からなるデスクマット３とを有して いる。 前記カレンダー紙葉２は、図２に拡大して示すように、月毎の１日から末日に 至る日欄２ｂが２年分にわたって各々隣合わせに対応付けて、且つ、例えば、１ 日から１０日、１１日から２１日、２１日から３１日というように、３段に分け て記載され、且つ、各々日欄２ｂに対応する日曜日から土曜日に至る各曜日欄２ ｃが付記された紙面２ａを有している。 前記カレンダー紙葉２の縦、横の寸法は任意に設定可能であるが、図１に示す ように、デスク４上に載置することを考慮すると、縦、横各々数１０ｃｍ程度と することが好適である。 なお、図２においては、一例として、カレンダー紙葉２に西暦２０００年の７ 月（ＪＵＬＹ）分のカレンダーを付した場合を示しているが、この他の１１ヶ月 各月分のカレンダー紙葉２も各々各月に対応させた同様な紙面２ａを有している 。 また、カレンダー紙葉２としては、合計１２枚用いる他、一枚のカレンダー紙 葉２の表裏に、各々１月、２月というように２ヶ月分のカレンダーを付すことに よって合計６枚構成でも１月から１２月に至る２年分のカレンダーを付すことが 可能である。 前記デスクマット３は、例えば、図１（ａ）に示すように、透明ビニール（又 は半透明ビニール、着色透明ビニール）製のシートを前記カレンダー紙葉２の縦 、横の寸法よりも一回り大きい縦、横の寸法を有する形状とし、カレンダー紙葉 ２の表面全体を覆うことが可能となっている。 また、前記デスクマット３ａは、例えば、図１（ｂ）に示すように、紙製等の 基台３ｂに透明ビニール（又は半透明ビニール、着色透明ビニール）製の上面シ ートの一端を固着等し、前記カレンダー紙葉２の全体を挟み込んで収納して使用 するような形態として構成しても良い。 この２年連用デスクマットカレンダー１によれば、上述したように、合計１２ 枚相当分のカレンダー紙葉２に、１月から１２月に至る月毎の１日から末日に至 る日欄２ａが２年にわたって各々隣合わせに対応付けて記載され、且つ、各々日 欄２ａに対応する曜日欄２ｃが付記され、更に透明シート等からなるデスクマッ ト３により前記カレンダー紙葉２の表面を覆うか又は前記カレンダー紙葉２を挟 み込んで収納するような形態としたものである。 従って、図１に示すように、オフィスや工場等の作業現場等のデスク（机）４ 上に置いて使用することにより、２年にわたって同一日付や、同一週における予 定等の記載や、前年記載事項の確認等を容易に行うことができる。 また、カレンダー紙葉２の寸法を、縦、横各々数１０ｃｍ程度とすることによ り、例えば２年分にわたって各年、各日の記載スペース２ｄの十分な確保も可能 となり、作業予定、作業計画、工程管理等の必要事項の記載、前年との確認・対 比・検討等を従来の手帳型の場合に比べ十分に余裕を持って行うことができ、仕 事の効率や仕事の質の向上を図ることができる。 また、前記デスクマット３又は３ａによりカレンダー紙葉２の表面全体を覆う ようにしているので、工場等においてカレンダー紙葉２自体が油等で汚れること を防止することができる。 なお、上述した実施の形態においては、２年連用デスクマットカレンダー１に ついて説明したが、この他、カレンダー紙葉２に３年分、４年分等更に多数年分 の各月のカレンダーを付した複数年連用デスクマットカレンダーを構成すること も可能である。 図３は前記２年連用デスクマットカレンダー１の変形例を示すものであり、こ の２年連用デスクマットカレンダー１Ａは、前記デスクマット３の代りに、ファ イル形式のデスクマット３Ａを用いることが特徴である。 デスクマット３Ａは、透明ビニール（又は半透明ビニール、着色透明ビニール ）製の四角形状の表片１１と、この表片１１と同等の大きさの四角形状の裏片１ ２とを一辺を除く３辺を接合して前記カレンダー紙葉２を内部に挿入可能な袋状 に形成するとともに、壁掛け用の穴部１３を設けて、ピン１５を穴部１３に挿通 して壁面１６に差し込む壁掛け式としたものである。 このような２年連用デスクマットカレンダー１Ａによっても、前記２年連用デ スクマットカレンダー１の場合と同様、作業予定、作業計画、工程管理等の必要 事項の記載、前年との確認・対比・検討等による仕事の効率や、仕事の質の向上 、カレンダー紙葉２自体の汚れ防止を図れる。また、壁掛け式であるため、省ス ペースを図れるという利点もある。

【考案の効果】

請求項１記載の考案によれば、作業予定、作業計画、工程管理等の必要事項の 記載、前年をはじめとする各年と本年との夫々対応する日の確認・対比・検討等 による仕事の効率や仕事の質の向上を図ることができ、カレンダー紙葉の汚れも 防止できる複数年連用デスクマットカレンダーを提供することができる。 請求項２記載の考案によれば、作業予定、作業計画、工程管理等の必要事項の 記載、前年と本年との夫々対応する日の確認・対比・検討等による仕事の効率や 仕事の質の向上を図ることができ、カレンダー紙葉の汚れも防止できる２年連用 デスクマットカレンダーを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施の形態の２年連用デスクマットカ
レンダーを示す斜視図で、図中（ａ）は透明シート又は
半透明シートからなるデスクマットでカレンダー紙葉の
表面を覆う形態の分解斜視図、図中（ａ）はカレンダー
紙葉を挟み込んで収納するような形態とした透明シート
又は半透明シートからなるデスクマットの斜視図であ
る。

【図２】本考案の実施の形態の２年連用デスクマットカ
レンダーのカレンダー紙葉の拡大平面図である。

【図３】本考案の実施の形態の２年連用デスクマットカ
レンダーの変形例を示す分解斜視図である。

【図４】従来の手帳型の２年連用カレンダーを示す斜視
図である。

【図５】従来の手帳型の２年連用カレンダーのカレンダ
ー紙葉の一例を示す平面図である。

【符号の説明】

１ ２年連用デスクマットカレンダー １Ａ ２年連用デスクマットカレンダー ２ カレンダー紙葉 ２ａ 紙面 ２ｂ 日欄 ２ｃ 曜日欄 ２ｄ 記載スペース ３ デスクマット ３Ａ デスクマット ３ａ デスクマット ３ｂ 基台 ４ デスク １１ 表片 １２ 裏片 １３ 穴部 １５ ピン １６ 壁面

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】複数年の１月から１２月に至る月毎の１日
   から末日に至る各日欄が複数年にわたって各々隣合わせ
   に記載スペースを有しながら対応付けて記載され、且
   つ、前記各々日欄に対応する曜日が付記された１２枚相
   当分のカレンダー紙葉と、 前記カレンダー紙葉の表面を覆うか又は前記カレンダー
   紙葉を挟み込んで収納するような形態とした透明シート
   又は半透明シートからなるデスクマットと、 を有することを特徴とする複数年連用デスクマットカレ
   ンダー。
2. 【請求項２】１月から１２月に至る月毎の１日から末日
   に至る各日欄が２年にわたって各々隣合わせに記載スペ
   ースを有しながら対応付けて記載され、且つ、前記各々
   日欄に対応する曜日が付記された合計１２枚相当分のカ
   レンダー紙葉と、 前記カレンダー紙葉の表面を覆うか又は前記カレンダー
   紙葉を挟み込んで収納するような形態とした透明シート
   又は半透明シートからなるデスクマットと、 を有することを特徴とする２年連用デスクマットカレン
   ダー。