JP3065768U - 目盛付き粘着シ―ト - Google Patents

目盛付き粘着シ―ト

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JP3065768U
JP3065768U JP1999005248U JP524899U JP3065768U JP 3065768 U JP3065768 U JP 3065768U JP 1999005248 U JP1999005248 U JP 1999005248U JP 524899 U JP524899 U JP 524899U JP 3065768 U JP3065768 U JP 3065768U
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研二 古森
考正 黒屋
利之 吉川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線写真を撮影するに際し、被検体の個別情
報をX線写真中に写し込んだり、被検体内部を撮影した
X線写真に目盛やグリッド線を写し込むことによって、
被検体内部の大きさや臓器の位置確認を簡単に行うこと
ができる目盛付き粘着シートを提供するものである。 【解決手段】 プラスチックシートの片面に粘着剤層を
設けてなる粘着シートであり、プラスチックシートの少
なくとも片面にはX線吸収性金属を30〜90重量%含
有する40〜1000μm厚の目盛パターンを形成す
る。印刷層上には光透過性樹脂層を印刷層の保護層とし
て形成しておくことが好ましい。X線吸収性金属として
は、タングステンを用いることが好ましい。セパレータ
上に複数枚貼着しておくことが、取り扱い性の点で有利
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、X線写真を撮影する際に用いることができる目盛付き粘着シートに 関し、詳しくは、X線写真を撮影するに際し、被検体の内部を撮影したX線写真 に目盛やグリッド線を写し込むことによって、被検体内部の大きさや臓器の位置 確認を簡便に行うことができる目盛付粘着シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から医療の補助目的として、注射などを行なう際の擦刺部の位置確認や、 手術の際の術部の位置確認のために定規が使用されている。特に、被検体内部の 臓器などを対象にする場合においては、X線写真に定規を当てて擦刺部や術部の 位置確認を行なっている。具体的には、X線写真撮影後、写真に直接定規を当て て、目印の場所から目的とする場所までの距離を測定し、次に実際に患者の皮膚 に、写真の目印と同位置から目的の場所までの距離を測定し、油性インキなどで マークを入れて擦刺部や術部の位置確認を行っている。
【0003】 しかし、定規を用いた位置確認では、定規の持ち運びや使用が煩雑であるとい った問題があり、また、屈曲部に対しては正確な測定が困難であるという問題も ある。さらに、X線写真においては一般に写真と撮影対象物とが等倍でないため に、撮影後の写真に定規を使用しても正確に位置を計測することは困難である。
【0004】 また、X線撮影した画像をコンピュータによって画像処理して正確な寸法を測 定することも行われているが、画像処理装置の導入に多額の費用が必要となり、 医院や小規模病院ではこのような装置の導入は現実的ではない。
【0005】 一方、テープに目盛を設けた医療用粘着テープが特開平8−56983号公報 に開示されており、この粘着テープを用いれば、持ち運びや使用の煩雑さを改善 し、屈曲部の測定も容易にすることができる。
【0006】 しかし、このような医療用粘着テープはカメラやビデオにより患部の病状観察 を行なう際に使用されることを目的としており、被検体内部の臓器などの位置確 認を正確に行なうのは定規の場合と同様に困難である。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の技術に鑑み、X線観察に際し、X線写真などから被検体 内部の擦刺部や術部などの位置を正確に、かつ容易に確認することができるX線 写真撮影用に用いることができる目盛付粘着シートを提供することを目的とする ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案者らは、上記目的を達成するため鋭意研究を行った結果、プラスチック シートの片面に粘着剤層を設けると共に、他面にX線吸収性金属を特定量含有す る印刷層を目盛パターン状に特定の厚みで形成した粘着シートを用いてX線撮影 をすることにより、被検体内部の術部などの位置などを正確に、かつ容易に確認 することができることを見い出し、本考案を案出するに至った。
【0009】 即ち、本考案は、プラスチックシートの片面に粘着剤層を設け、他面に印刷層 を設けてなる粘着シートであって、印刷層がX線吸収性金属を30〜90重量% 含有する40〜1000μm厚の目盛パターンであることを特徴とする目盛付き 粘着シートを提供するものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案の目盛付き粘着シート(以下、単に粘着シートということもある)は、 プラスチックシートの片面に印刷層を、他面に粘着剤層を形成したものである。 プラスチックシートとしてはX線透過性であり、印刷可能な表面を有するもので あれば特に限定されない。具体的には、ポリエステル樹脂やポリプロピレン樹脂 、ポリエチレン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、エチレン/酢酸 ビニル共重合体樹脂、エチレン/メタクリル酸メチル共重合体樹脂、シリコーン 樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリイミド樹脂などを用いること ができるが、目盛やグリッド線を印刷する場合には、ポリエステル樹脂やアクリ ル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリイミド樹脂のような非伸縮性の素材を用い る必要がある。
【0011】 また、上記プラスチックシートは可撓性が必要な場合には、厚みが10〜10 0μm、好ましくは15〜50μm程度の厚みのものが望ましく、可撓性を必要 としない場合には500μm程度までの厚みのシートとすることができ、また、 長手方向の端部の角を落として丸くアールを形成することが好ましい。
【0012】 本考案の粘着シートは照射されるX線を印刷層で吸収し、プラスチックシート 部分はX線を透過する必要があり、X線写真上の印刷層の撮影像が鮮明に写し出 されるためには、プラスチックシートのX線透過率は95%以上とすることが好 ましい。なお、被検体の照射部位によって照射線量(強度)が異なるため、上記 数値はおおよその目安である。
【0013】 さらに、本考案の粘着シートに目盛やグリッド線を印刷する場合の正確性を保 つ点から、10%モジュラスが、0.5kgf/12mm以上、好ましくは1k gf/12mm以上のものであることが望ましい。
【0014】 本考案の粘着シートにおいて、上記プラスチックシートの他面には印刷層が形 成される。この印刷層はX線吸収性金属を含有するものであって、照射されるX 線を印刷層に吸収することによって、印刷されたパターンがX線写真上に鮮明に 写し出されるのである。このような作用をするX線吸収性金属としては、医療用 X線として一般的に用いられるタングステンターゲットX管の代表的な輝線波長 (1、1.3、1.5Å)におけるX線透過率が低い金属、例えばタングステン や、タンタル、白金、金、銀などが好ましい。また、これらの金属は密度800 0kg/m3 以上の高密度の金属であり、経済性の点からは、タングステンを用 いることが好ましい。
【0015】 上記印刷層は、上記金属と共に通常、バインダー樹脂を含有しており、必要に より希釈溶剤を添加して印刷工程に供される。つまり、上記X線吸収性金属は、 印刷性の点からは微粉末状態にしてバインダー樹脂に添加して、適度な粘度と流 動性を出す必要がある。このように添加する際の金属微粉末の平均直径は、0. 05μm〜5μm程度とすることが好ましい。
【0016】 上記印刷層形成時に必要となるバインダー樹脂は、グラビア印刷、フレキソ印 刷、シーリング印刷、およびスクリーン印刷、さらには熱転写印刷などの各種の 印刷方式に合わせて選ぶ必要があり、本考案ではこれら特定の印刷方式にこだわ らないため、採用した印刷方式に適したバインダー樹脂を選べばよい。
【0017】 このようなバインダー樹脂としては、被検体表面の凹凸への追随性や、折り曲 げに対する柔軟性付与の点から、例えばアクリル樹脂や、ポリエステル樹脂、ウ レタン樹脂、ゴム系樹脂、フェノール系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹 脂、ワックス系樹脂などが好適に用いられる。
【0018】 本考案の粘着シートでは、プラスチックシート上に印刷層として印刷された像 が、X線観察時にX線モニター装置の画面、およびX線写真上で影として鮮明に 認識できることが必要であるため、形成する印刷層の厚みは重要である。本考案 では塗布厚を40〜1000μm、好ましくは70〜500μmとする。塗布厚 が40μmに満たない場合は、鮮明な像が得られず、一方、1000μmを超え る塗布厚の場合には鮮明な像は得られるが、脆くなったり柔軟性に欠けるように なって、本考案の粘着シートの用途には合わなくなる。
【0019】 印刷層による像をX線写真上に影として鮮明に認識できるようにするには、経 験的に印刷層のX線透過率を20%以下にすることがよく、本考案で使用するX 線吸収性金属の印刷層中の含有率を30〜90重量%、好ましくは50〜90重 量%の範囲に調整する。金属の含有率が50重量%に満たない場合は、含有する 金属の種類によってはX線透過率を充分に低減させることができずに、視認でき るだけの鮮明な像を得られにくく、90重量%を超える含有率の場合には、印刷 層が脆くなりすぎて、製造工程中や使用時に印刷層の欠落を生じる恐れがある。
【0020】 本考案では、上記のような印刷層を形成するに際して、金属を微粉末にし、バ インダー樹脂に混合して印刷用インクにするが、金属粉末の密度が極めて高いた めに粘度が低いと印刷工程においてインク中で金属粉末がすぐに沈降してしまう 。そこで、インクとしては粘度が高いことが望ましいが、粘度が高いと印刷時に カスレが生じたりするため、印刷時にそれぞれのバインダー樹脂に合った希釈溶 剤を用いて粘度を調整することが一般的に行われる。このような希釈溶剤として 、好適なものとしてはブチルセロソルブ、シクロヘキサノン、芳香族炭化水素性 溶剤、ケトン系溶剤、多価アルコール系溶剤などが挙げられる。
【0021】 さらに、本考案の粘着シートは、上記のように印刷層がプラスチックシートの 片面に形成されるが、プラスチックシートに印刷される印刷像(パターン)は、 図1に示すような目盛パターンとし、具体的には長さ測定用の数値目盛や格子状 のグリッド線とすることが好ましい。数値目盛としては、例えば図1に示すよう に目盛幅を2mmとした短い直線を印刷し、1cm間隔に長い直線を印刷するこ とができる。当然ながら、最小目盛幅を1mm間隔とすることもできるが、X線 撮影後の写真に目盛パターンを重ならずに鮮明に写し込むためには線幅をある程 度太くする必要があり、最小目盛は2mm間隔とすることが好ましい。また、必 要に応じては、被検体の個体情報などを印刷してもよい。
【0022】 本考案の目盛付粘着シートには粘着剤層が設けられている。粘着剤層は印刷層 形成側と反対側のプラスチックシート表面に設けてもよい。この場合、印刷層を 保護して印刷層の欠落を防止する目的で、印刷層上に光透過性樹脂層をさらに形 成しておくことが好ましい。
【0023】 また、粘着剤層の露出表面には、必要に応じてセパレータを積層して使用する までの保護を行っておくこともできる。セパレータは、使用時の剥離操作性を向 上させるために、分割用のスリットを1本もしくは複数本形成しておくことが好 ましい。さらに、本考案の粘着シート一つ一つの粘着剤層表面にそれぞれセパレ ータを設けてもよいが、経済性などの点からは図1に示すように、複数の粘着シ ートをセパレータ上に載置することが好ましい。なお、このような本考案の粘着 シートは長尺にすることによってロール状に巻回することができるので、この場 合は粘着剤層が接する自背面に剥離処理を施すことによって、セパレータを不要 にすることができることは云うまでもない。
【0024】 上記粘着剤層は優れた粘着特性を維持するために、乾燥後の厚みが5〜100 μm、好ましくは10〜50μmになるように塗布する。
【0025】 粘着剤層を形成する粘着剤としては、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリ コーン系粘着剤、ビニルエーテル系粘着剤などの一般的に粘着シートに用いられ るものが使用でき、その他の粘着付与剤樹脂などの添加物も一般的に用いられる ものが使用できる。なお、医療用としての安全性が確認されているものを使用す ることが好ましい。
【0026】 また、前記したように、印刷層の表面を光透過性樹脂層で被覆処理する場合に は、当然ながらこの樹脂も前記プラスチックシートと同様、X線透過性でなけれ ばならない。用いることができる光透過性樹脂としては、上記特性を有するもの であれば材料に限定はなく、具体的には前記プラスチックシートにて例示した材 料を用いることができる。光透過性樹脂層はシート状物を積層してもよいが、印 刷層を溶解しないのであれば、樹脂溶液を印刷層上に塗布して形成してもよい。 形成する光透過性樹脂層は、印刷層の保護を目的とするので、その厚みを大きく する必要はなく、1000μm以下、好ましくは5〜200μm程度の厚みで充 分である。
【0027】 本考案の目盛付き粘着シートの使用方法としては、例えば次のような方法が挙 げられる。本考案の粘着シートをX線撮影を行う被検体に貼り付けて、X線撮影 を行うことによって、印刷層による像がX線モニター装置の画像やX線写真に明 確な影として生じる。これより、被検体内部での術部の位置を正確に確認するこ とができるのである。このように、本考案の粘着シートはX線撮影を行う全ての 技術分野に用いることができる。
【0028】 また、本考案の粘着シートの形状は、特に限定されるものではなく、貼付対象 の大きさや形状に合わせて設定すればよく、テープの形状にしてもよい。さらに 、本考案の粘着シートには、用途や目的に応じてγ線や電子線、プラズマなどの 照射による滅菌処理や、エチレンオキサイドガスや蒸気などによる滅菌処理など を施してもよい。
【0029】 本考案の粘着シートは目盛印刷されているので、シートを人体に貼り付けてX 線撮影を行う場合、該目盛はX線を吸収して不透過であるため、現像されたX線 写真には写真の縮尺または拡大倍率に合わせて目盛が記されており、人体内部の 骨や臓器などの位置を正確、かつ容易に確認するために使用できるのである。
【0030】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本考案を具体的に示すが、本考案はこれら実施例に限定 されるものではない。尚、以下に示す配合量は重量部である。
【0031】 実施例1 不活性ガス雰囲気下で、2−ヒドロキシエチルアクリレート10部、2−エチ ルヘキシルアクリレート90部を酢酸エチル中で共重合してアクリル酸エステル 系粘着剤の溶液を作製した。
【0032】 両面にコロナ放電処理を施したポリエチレンテレフタレートシート(38μm 厚)の片面に、上記にて作製した粘着剤溶液を塗布、乾燥して、30μm厚の粘 着剤層を形成し、粘着剤層表面にセパレータを積層して粘着シートを作製した。
【0033】 このようにして得られた粘着シートのポリエチレンテレフタレートシートの背 面に、タングステン(粒径0.6μm)を65重量%含有する印刷用インク(バ インダー樹脂:ポリエステル系樹脂)を、シルクスクリーン印刷によって100 μm厚の印刷層を形成した。印刷パターンは2mmピッチの直線目盛とした。
【0034】 次に、形成した印刷層の表面にポリエステル樹脂を、乾燥後の厚みが10μm となるように塗布、乾燥して積層し、本考案の目盛付き粘着シートを作製した。
【0035】 比較例1 印刷用インクの厚みが30μmであること以外は、実施例1と同様にして目盛 付き粘着シートを作製した。
【0036】 比較例2 X線吸収性金属を硫酸バリウムに置き換えた以外は、実施例1と同様にして目 盛付き粘着シートを作製した。
【0037】 比較例3 印刷用インク中のタングステン量が40重量%であること以外は、実施例1と 同様にして目盛付き粘着シートを作製した。
【0038】 上記実施例および比較例にて作製した目盛付き粘着シートを、下記に示すX線 写真撮影法によってX線撮影して白色化度を評価し、その結果を表1に示した。
【0039】 <口内法> 歯科領域で一般的手法として用いられている口内法によって、X線撮影を行っ た。3cm×3cmの口内法X線フィルムのポリ塩化ビニル製の袋の表面に、実 施例および比較例にて作製した目盛付き粘着シートを貼り付け、歯の位置に被験 者自身の指で固定したのち、口腔外からX線を照射して、歯の撮影を行った。
【0040】 撮影したX線写真によって以下の評価を行った。
【0041】 〇:歯と重なる部分でも、写真中の粘着シートの目盛が充分に解読できる。 △:歯と重なる部分で、写真中の粘着シートの目盛が僅かに解読できる。 ×:歯と重なる部分では、写真中の粘着シートの目盛が解読できない。
【0042】 <パノラマ撮影法> 歯科領域で一般的手法として用いられているパノラマ撮影法によって、X線撮 影を行った。実施例および比較例にて作製した目盛付き粘着シートを被験者の顔 面皮膚に貼り付け、X線を照射して撮影を行った。
【0043】 撮影したX線写真による評価基準は、上記口内法と同じである。
【0044】
【表1】
【0045】
【考案の効果】
本考案では、プラスチックシートの片面にタングステンのようなX線吸収性金 属を50〜90重量%含有する印刷層を、40〜1000μmの厚さで形成した ものであるので、目盛やグリッド線のようなパターン状に印刷層を形成した本考 案の粘着シートを用いてX線写真撮影を行うと、写真中に上記印刷パターンが鮮 明に写し出されるので、被検体内部の大きさや臓器などの正確な位置を容易に把 握でき、適切な医療処置を行うことができるという効果を発揮する
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の目盛付き粘着シートの一実例を示す
平面図である。
【図2】 図1の粘着シートのX−X’線での断面図で
ある。
【符号の説明】
1 プラスチックシート 2 印刷層(数値目盛パターン) 3 粘着剤層 4 セパレータ

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックシートの片面に粘着剤層を
    設け、他面に印刷層を設けてなる粘着シートであって、
    印刷層がX線吸収性金属を30〜90重量%含有する4
    0〜1000μm厚の目盛パターンであることを特徴と
    する目盛付き粘着シート。
  2. 【請求項2】 印刷層上に光透過性樹脂層が形成されて
    いる請求項1記載の目盛付き粘着シート。
  3. 【請求項3】 X線吸収性金属がタングステンである請
    求項1記載の目盛付き粘着シート。
  4. 【請求項4】 目盛パターンが長さ測定用の数値目盛、
    または格子状のグリッド線である請求項1記載の目盛付
    き粘着シート。
  5. 【請求項5】 粘着シートの長手方向の端部にアールを
    形成してなる請求項1記載の目盛付き粘着シート。
  6. 【請求項6】 セパレータ上に貼着されてなる請求項1
    記載の目盛付き粘着シート。
  7. 【請求項7】 セパレータ上に請求項1記載の目盛付き
    粘着シートを複数枚貼着してなる目盛付き粘着シート。
  8. 【請求項8】 セパレータに分割用スリットが形成され
    てなる請求項6または7記載の目盛付き粘着シート。
JP1999005248U 1999-07-14 1999-07-14 目盛付き粘着シ―ト Expired - Lifetime JP3065768U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013518630A (ja) * 2010-02-02 2013-05-23 ターゲット テープ インコーポレイテッド 医療処置位置特定支援具
JP2015502819A (ja) * 2011-12-08 2015-01-29 パーカー ラボラトリーズ, インコーポレイテッド 生検グリッド
JP2018130526A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 静岡県 放射線撮像用マーカ及び放射線撮像用マーカの製造方法

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