JP3065118U - 踊る帽子ゲ―ム装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】現代子供達に、余り場所も取らずに面白く遊べ
るゲーム装置。 【解決手段】色別２種類４個の山高帽子４の、つばの部
分にあたるところに環状板１と回転運動をさせるベアリ
ング環３及びマグネツト２を組み合わせた一体物をフィ
ールド盤上７に位置させ、盤下側より前後走行ベース１
５又円盤テーブル１６上に片側２箇所の踊りアーム１８
を２本に回転運動を加えられるように位置させ、前後走
行ベース１５の電極板１４より圧接端子２３へマイコン
信号、電源等が供給されて音楽テンポ合わせて踊る帽子
ゲーム装置にする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、踊る帽子ゲーム装置に係わるものであり詳しくは、踊る帽子及び帽子 駆動機構、による踊る帽子ゲーム装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、子供達が数名で文房具下敷きの上に砂浜で採った砂鉄をバラ撒いて下部方 向よりマグネットを当て動かし、砂鉄を踊らせ手品のように見せかけた遊びで知 られている。原理を利用したカンカン運動会遊び等はそれぞれ番号の入ったスチ ール缶を盤上に置き磁石を取り付けた棒で決められたゴールまで競う遊び。

【０００３】

【本考案が解決しょうとする課題】

従来の技術では意識的に何処でも止められる事になるので、ゲーム性が薄い又余 りにも場所をとる、コンピューター時代の現代子供達に整合しない遊びである。

【０００４】

【課題を解決しようとするための手段】

上記の目的を達成するために、本考案はそれぞれ色別２種類４個の山高帽子の、 つば部分にあたるところに環状板と回転運動をさせるベアリング環、マグネット を組み合わせた一体物を位置させた、一平面盤下方より駆動モーターを有する前 後走行ベース、又円盤テーブル上に片側２カ所の踊りアームを２本回転運動を加 えられるように位置させ、前後走行ベースより円盤テーブルに駆動電源及び、信 号給電はマイコン回路から圧接部材を通して供給される、音楽テンポに合わせて 踊る帽子から構成されるものである。

【０００５】 また上記の踊る帽子は内筒部に突起状を又外筒部に螺旋溝と嵌合させ更に内部へ スプリングを組み合わせたのを設け、内部に予め入れられたキャラクターがマイ コンの制御により、突然飛び出す物と底部にボールベアリング環及び、中央に２ 個のマグネットを設けた自在運動式の物と２種類から構成される。

【０００６】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態については、図面を参照にして説明する。図１は踊る帽子ゲー ム装置の構造図で、アクリル製のフィールド盤上７にそれぞれ底面にベアリング 環３及びマグネット２の組み込まれた色別四個２種類の帽子４が位置される。ま た下部の前後走行ベース１５に、走行駆動モーター９及びターンテーブルモータ ー１０、電極板１４等が板金に取り付けられ組み込まれいる。更に円盤テーブル １６には、踊りアームモーター（Ａ），（Ｂ）１３、１２、と圧接端子２３等が 下部へ組み込まれ、電極板１４中央に挿入されている。また２本の踊りアーム１ ８は、マグネットピース１７及び歯車２２、面合わせスプリング等でそれぞれタ ーンテーブル上の定位置に挿入されている、回転部分、前後の走行は各センサー ２１が設けられマイコン信号によりコントロールされる。

【０００７】 図３の１、２、３は踊る帽子４の底部の構造を表している。環状板１とベアリン グ環３及びマグネット２が組み込まれている。

【０００８】 図４の底部１、２、３は図３と同様で帽子内部が内筒部分と外筒部分からなり、 その内筒部分に突起状にし、ここに嵌合させる螺旋溝を外筒部分内側につける更 内筒部分は環状板１と一体にしてあるので、正回転によりスプリング２４とキャ ラクターの頭の押し圧力により蓋が開きキャラクターが顔を出し又逆転すれば、 内部に隠れ蓋は自重の重みで閉まる仕組みにしてある。

【０００９】 図２のＡは踊る帽子ゲーム装置の構造断面を表している。圧接端子２３は電極板 １４に接触し面滑り対偶となる構造である。

【００１０】 図２のゲーム装置一体収納箱１９は合板木工できている。又底板６を手前に引く と、ゲーム装置一体が出せる構造である。

【００１１】 図５は図１、前後走行ベース１５が前後走行盤Ｂに取りつけられて、更に前後走 行駆動モーター９で前後に走行する、各センサー２１で検出させている。

【考案の効果】

本考案は、上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【００１２】 請求項１の踊る帽子ゲーム装置においては、一体装置にまとめてあるので場所も とらずに、何処でもゲーム性の高いいろな遊び方にマイコン接続することにより 使用できる。

【００１３】 請求項２の踊る帽子ゲーム装置において、踊る帽子の底部にボールベアリングと 、マグネット組み合わせにより自由自在な動きをするので一層興味を誘う優れも のである。

【００１４】 請求項３の踊る帽子ゲーム装置において、踊る帽子の内部構造を二重にして内筒 部分が螺旋溝をつたわつて上がる構造にしてあるで、又内部の空間に色んなキャ ラクターを入れて踊るビックリ箱の様な形式で遊べる優れものである。

【００１５】 請求項４の踊る帽子ゲーム装置において、請求項１を一体収納箱にしてあるので 少スペースとなり又摺動引き出し構造なのでメンテナンスも容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】踊る帽子ゲーム装置の構造斜視図である。

【図２】踊る帽子ゲーム装置の要部断面図である。

【図３】踊る帽子ゲーム装置の帽子１構造斜視図であ
る。

【図４】踊る帽子ゲーム装置の帽子２構造図である。

【図５】踊る帽子ゲーム装置のゲーム一体収納箱部分の
斜視図である。

【符号の説明】

Ａ，踊るゲーム装置 Ｂ，前後走行盤 １，環状板 ２，マグネット ３，ベアリング環 ４，踊る帽子１ ５，踊る帽子２ ６，底板 ７，フィールド盤 ８，フィールド止め金具Ｂ ９，前後走行駆動モーター １０，ターンテーブルモーター １１，ミニ蝶板 １２，踊りアームモーターＢ １３，踊りアームモーターＡ １４，電極板 １５，前後走行ベース １６，円盤テーブル １７，アームマグネットピース １８，踊りアーム １９，ゲーム装置一体収納箱 ２０，フィールド止金具Ａ ２１，各センサー ２２，走行歯車 ２３，ストッパーマグネットピース ２４，スプリング

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】それぞれ色別２種類４個の山高帽子の、つ
   ば部分にあたるところに環状板と回転運動をさせるベア
   リング環、マグネットを組み合わせた一体物を位置させ
   た、フィールド盤下方より駆動モーターを有する、前後
   走行ベース、又円盤テーブル上に片側２箇所の踊りアー
   ムを２本に回転運動を加えられるように位置させ、前後
   走行ベースより円盤テーブルに駆動電源及び信号給電は
   マイコン回路から圧接端子を通して供給される、音楽テ
   ンポに合わせて動く特徴の踊る帽子ゲーム装置。
2. 【請求項２】請求項１記載の踊る帽子ゲーム装置におい
   て配列色当て帽子は底部にボールベアリング環及びその
   中央に、２個のマグネットを設けた自在運動性を特徴と
   する踊る帽子ゲーム装置。
3. 【請求項３】請求項１又２記載の踊る帽子ゲーム装置に
   おいて、キャラクター帽子は内筒部に突起状を又外筒部
   に螺旋溝と嵌合させ更に内部へスプリングを組み合わせ
   たのを設け、内部に予め入れられたキャラクターがマイ
   コンの制御により、突然に頭面を出す事を特徴とする踊
   る帽子ゲーム装置。
4. 【請求項４】請求項１記載の踊る帽子ゲーム装置におい
   て、駆動モーター部及び、前後走行ベースに備え付けた
   円盤テーブルへの駆動電源及び信号給電部分の圧接端子
   を一体収納箱状に案内設け摺動出し入れを、特徴とする
   踊る帽子ゲーム装置。