JP3064762B2 - ディジタルビデオ信号の処理方法とディジタルビデオ信号の処理装置 - Google Patents

ディジタルビデオ信号の処理方法とディジタルビデオ信号の処理装置

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JP3064762B2
JP3064762B2 JP5251561A JP25156193A JP3064762B2 JP 3064762 B2 JP3064762 B2 JP 3064762B2 JP 5251561 A JP5251561 A JP 5251561A JP 25156193 A JP25156193 A JP 25156193A JP 3064762 B2 JP3064762 B2 JP 3064762B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル化されたビ
デオ信号を記録再生または伝送する装置、たとえばディ
ジタルVTRのような装置における、ディジタルビデオ
信号の処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンポーネントディジタルビデオ信号を
記録再生するVTRとしてはD−1として規格化されて
いる。D−1の詳細については、たとえば第1の文献と
して、SMPTE 227M 19-mm type D-1 cassette-helical d
ata and control records (SMPTE Journal, March 199
2)、また第2の文献として、「D−1ディジタルVTR
のフォーマット」(放送技術, Vol.43, No.12, Novembe
r 1990)に開示されている。D−1は、CCIR601
号勧告に示されているいわゆる4:2:2方式でサンプ
リングした信号を、8ビットに量子化して記録再生する
ディジタルVTRである。
【0003】ここで4:2:2方式とは、輝度信号と2
つの色差信号をそれぞれ13.5MHzと6.75MH
zでサンプリングする方式であり、アスペクト比が4対
3で、走査方式が525本/60Hzまたは625本/
50Hzの現在のテレビジョン信号に従ったものであ
る。
【0004】一方、走査方式はそのままでアスペクト比
を16対9と横長にしようとする動きがあり、EDTV
−IIなどと呼ばれる方式が検討されている。ここでは以
下に述べるような方式を考え、これをエクステンディド
4:2:2と呼ぶことにする。
【0005】すなわち、エクステンディド4:2:2で
は、垂直方向の走査線数を4:2:2と同じ本数とし、
アスペクト比を16対9にするために画面の水平方向の
長さを4:2:2方式の4/3倍にする。したがって、
A/D変換のサンプリング周波数を4:2:2方式の4
/3倍にすれば、サンプル点の画面上での間隔は4:
2:2方式と同じになる。そこで、エクステンディド
4:2:2においては輝度信号と2つの色差信号のサン
プリング周波数を、それぞれ4:2:2方式のサンプリ
ング周波数の4/3倍で18MHzと9MHzとし、量
子化ビット数を8ビットとする。
【0006】このようなエクステンディド4:2:2方
式によって得られたディジタルビデオ信号を、第1のコ
ンポーネントディジタルビデオ信号とすると、これを記
録するディジタルVTRに必要なデータレートはビット
レートで表現して、
【0007】
【数1】
【0008】となる。一方、D−1のデータレートは、
【0009】
【数2】
【0010】であるから、第1のコンポーネントディジ
タルビデオ信号を記録するディジタルVTRとしてはD
−1よりも高データレートの記録再生装置を用いる必要
がある。
【0011】そこで、上記の第1のコンポーネントディ
ジタルビデオ信号を記録再生するディジタルVTRを新
しく考え、以下これをD−Xと呼ぶことにする。
【0012】このとき、4:2:2方式でサンプリング
された信号は現在広く使われており、D−Xにおいても
4:2:2方式でサンプリングされた信号も記録できる
ようにすることが望ましい。そこで、4:2:2方式で
各サンプルを10ビットで量子化したディジタルビデオ
信号を考え、これを第2のコンポーネントディジタルビ
デオ信号とする。この場合のデータレートは、
【0013】
【数3】
【0014】となり、第1のコンポーネントディジタル
ビデオ信号のデータレートより低く比較的近い値とな
る。
【0015】したがって、第2のコンポーネントディジ
タルビデオ信号の13.5MHzでサンプリングされた
1サンプルにつき10ビットから成るデータを、18M
Hzのクロックレートで1ワードにつき8ビットから成
るデータに符号化してD−Xに記録することにより、エ
クステンディド4:2:2と4:2:2方式の両方を記
録できるディジタルVTRを構成することができる。
【0016】このように、10ビットで量子化されたサ
ンプルを8ビットから成るワードに符号化するには、従
来10ビットのサンプル一つ一つを上位8ビットと下位
2ビットに分割し、連続する4つのサンプルの下位2ビ
ットをまとめて1つの8ビットワードに変換していた
(特開昭60−262279号公報)。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディジ
タルVTRにおいては通常1ワード単位で誤り訂正を行
うので、上述のような従来の方式では記録再生または伝
送の過程でエラーが発生した場合、1ワードのエラーに
対して連続する4サンプルの下位2ビットが全て誤りに
なり、結果的に連続する4サンプルのエラーとなる。し
たがって、エラーが画面上に近接して発生するので画質
劣化が大きいという欠点を有していた。
【0018】本発明はかかる点に鑑み、1ワードのエラ
ーに対してテレビ画面上でエラーになるサンプルの数を
できるだけ少なくすることで、再生画質を改善すること
ができるディジタルビデオ信号の処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディジタル
ビデオ信号の処理方法は、2つの正整数n、mを考え、
n>mでmが(n−m)で割り切れるとき、f=m/
(n−m)とし、mビットで量子化された第1のコンポ
ーネントディジタルビデオ信号と、nビットで量子化さ
れた第2のコンポーネントディジタルビデオ信号につい
て、第2のコンポーネントディジタルビデオ信号の輝度
信号成分と2つの色差信号成分のそれぞれについて、各
nビットより成るサンプルデータを、最上位ビットから
mビットより成るデータと最下位ビットから(n−m)
ビットより成るデータに分割し、それぞれを上位サンプ
ル、下位サンプルと呼ぶとき、テレビ画面上の同一位置
でサンプルされた輝度信号成分および2つの色差信号成
分のサンプルの下位サンプル3つと、テレビ画面上で水
平方向に離れた位置でサンプルされた輝度信号成分の下
位サンプルとを含むfサンプルの下位サンプルによっ
て、mビットより成るワードを構成することを特徴とす
る。
【0020】また、本発明に係るディジタルビデオ信号
の処理装置は、2つの正整数n、mを考え、n>mでm
が(n−m)で割り切れるとき、f=m/(n−m)と
し、mビットで量子化された第1のコンポーネントディ
ジタルビデオ信号と、nビットで量子化された第2のコ
ンポーネントディジタルビデオ信号について、第2のコ
ンポーネントディジタルビデオ信号の輝度信号成分と2
つの色差信号成分のそれぞれについて、各nビットより
成るサンプルデータを、最上位ビットからmビットより
成るサンプルと最下位ビットから(n−m)ビットより
成るサンプルに分割し、それぞれを上位サンプル、下位
サンプルと呼ぶとき、上位サンプルを1水平走査期間の
間記憶する上位用メモリと、下位サンプルを1水平走査
期間の間記憶する下位用メモリと、上位サンプルと下位
サンプルをそれぞれ上位用メモリと下位用メモリに書き
込むための、上位書き込みアドレスと下位書き込みアド
レスを発生する書き込みアドレス発生回路と、上位用メ
モリと下位用メモリからそれぞれmビットより成るワー
ドを読み出すための、上位読み出しアドレスと下位読み
出しアドレスを発生する読み出しアドレス発生回路と、
上位用メモリからの出力であるmビットより成るワード
と下位用メモリからの出力であるmビットより成るワー
ドから、どちらか一方を選択するマルチプレクサを有
し、テレビ画面上の同一位置でサンプルされた輝度信号
成分および2つの色差信号成分の3つの下位サンプル
と、テレビ画面上の水平方向に離れた位置でサンプルさ
れた輝度信号成分の下位サンプルとを下位用メモリから
出力される同一のmビットより成るワードに含めること
を特徴とする。
【0021】
【作用】本発明に係るディジタルビデオ信号の処理方法
では、mビットで量子化された第1のコンポーネントデ
ィジタルビデオ信号と、nビットで量子化された第2の
コンポーネントディジタルビデオ信号の輝度信号成分と
2つの色差信号成分のそれぞれについて、最上位ビット
からmビットより成る上位サンプルと、最下位ビットか
ら(n−m)ビットより成る下位サンプルに分割し、f
サンプルの下位サンプルを合わせて1つのmビットサン
プルを作る。
【0022】このとき、テレビ画面上の同一位置でサン
プルされた輝度信号成分および2つの色差信号成分の下
位サンプル3つと、テレビ画面上の水平方向に離れた位
置でサンプルされた輝度信号成分の下位サンプルとを同
じ1つのmビットサンプルワードに入れる。これによ
り、再生時に下位サンプルから構成された1つのmビッ
トワードがエラーになったとき、隣接するサンプルがエ
ラーにならず、テレビ画面上では同一位置でサンプルさ
れた輝度信号成分及び2つの色差信号成分の下位サンプ
ルが同時にエラーになる。
【0023】したがって、3つの下位サンプルのエラー
がテレビ画面上の1つの画素のエラーになるので、画面
全体としてエラー画素の数か少なくなり、再生画質が向
上する。
【0024】また、本発明に係るディジタルビデオ信号
の処理装置においては、上位用メモリへの上位サンプル
の書き込みは、mビットより成るワードとして上位書き
込みアドレスに従って行い、上位用メモリからの読み出
しはmビットよりなるワードとして上位読み出しアドレ
スに従って行い、下位用メモリへの下位サンプルの書き
込みは、(n−m)ビットより成るワードとして下位書
き込みアドレスに従って行い、下位用メモリからの読み
出しは、fサンプルの下位サンプルから構成されたmビ
ットより成るワードとして下位読み出しアドレスに従っ
て行う。
【0025】下位書き込みアドレスをテレビ上の同一位
置でサンプリングされた輝度信号成分と2つの色差信号
成分のサンプルの3つの下位サンプルについて同じアド
レスとすることで、下位用メモリ上には同一位置でサン
プリングされた3つの下位サンプルが1つのmビットワ
ード内に配置される。
【0026】この下位用メモリ内に配置されたmビット
ワードを読み出し、マルチプレクサによって上位用メモ
リから出力されるmビットワードと下位用メモリから出
力されるmビットワードを切り替えることにより、連続
したmビットのワード列として符号化されたデータが得
られる。
【0027】これにより上で述べたように、再生時のエ
ラーが発生したときにテレビ画面上でエラーになる画素
数を減らし、再生画質を向上することができる。
【0028】
【実施例】以下で述べる本発明の実施例では、第1のコ
ンポーネントディジタルビデオ信号として輝度信号成分
をサンプリング周波数18MHz、量子化ビット数8ビ
ットで量子化し、色差信号成分をサンプリング周波数9
MHz、量子化ビット数8ビットで量子化する上述のエ
クステンディド4:2:2方式によるコンポーネントデ
ィジタルビデオ信号を考える。第1のコンポーネントデ
ィジタルビデオ信号では、1ライン当たりの有効サンプ
ル数を輝度信号成分については960サンプル、2つの
色差信号成分についてはそれぞれ480サンプルとす
る。
【0029】一方、第2のコンポーネントディジタルビ
デオ信号としては、輝度信号成分をサンプリング周波数
13.5MHz、量子化ビット数10ビットで量子化
し、色差信号成分をサンプリング周波数6.75MH
z、量子化ビット数10ビットで量子化する上述の4:
2:2方式によるコンポーネントディジタルビデオ信号
を考える。第2のコンポーネントディジタルビデオ信号
では、輝度信号成分は720サンプル、2つの色差信号
成分はそれぞれ360サンプルである。
【0030】以下ではエクステンディド4:2:2方式
によってサンプリングされた第1のコンポーネントディ
ジタルビデオ信号を記録するモードを18MHzモー
ド、4:2:2方式によってサンプリングされた第2の
コンポーネントディジタルビデオ信号を記録するモード
を13.5MHzモードと呼ぶことにする。
【0031】これらの4:2:2方式およびエクステン
ディド4:2:2方式におけるサンプリング点の構造を
図8に示す。上述のように、4:2:2方式でもエクス
テンディド4:2:2方式でも輝度信号成分のサンプリ
ング周波数は2つの色差信号成分のサンプリング周波数
の2倍であり、図8のように輝度信号成分と色差信号成
分がサンプリングされる点201と輝度信号成分だけが
サンプリングされる点202が交互に現れ、それぞれが
1つの画素を構成する。
【0032】ここで、1水平走査期間ごとに有効画素に
順番に番号をつけこれをpixと表すと、図8に示した
ように、画素番号pixが偶数の画素には輝度信号成分
Yと2つの色差信号成分Cb,Crのサンプルが属し、
画素番号pixが奇数の画素には輝度信号成分Yのサン
プルだけが属する。そこで輝度信号成分Yを、画素番号
pixが偶数の画素に属する成分Ycと画素番号pix
が奇数の画素に属する成分Yiに分けることにする。こ
のようにすると第1のディジタルビデオ信号は1ライン
につき480サンプルずつのYc,Cb,Cr,Yi成
分のサンプルをもつものと考えられる。
【0033】このような高ビットレートのデータを記録
するためには、通常は複数のヘッドを同時に用いて記録
することで、各ヘッドあたりのデータレートを低くして
記録する。この同時に動作する複数のヘッドに対応して
信号処理も同じ数の信号の流れに分割し、以下これを記
録チャンネルと呼ぶことにする。
【0034】また、通常VTRでは編集を可能にするた
めに1フィールド単位でテープ上にデータを配置する
が、テープ上の記録密度を低くするために、すべての記
録チャンネルに対して1フィールドのデータを複数のト
ラックに分割して配置することが行われる。以下この各
記録チャンネルの1トラックに対応するデータの集合を
セグメントということにする。
【0035】本発明の実施例においては、第1のコンポ
ーネントディジタルビデオ信号を記録再生するディジタ
ルVTRとして、記録チャンネル数をNChとするとき
NCh=4チャンネルで、1フィールドあたりのセグメ
ント数をNSegとするとき525/60方式のときは
NSeg=3セグメント、625/50方式のときはN
Seg=4セグメントであるようなディジタルVTRを
考える。
【0036】前述のように各画素のYc,Cb,Cr,
Yi成分のサンプルを4つの記録チャンネルに分割す
る。このとき、どれかのチャンネルが再生されなかった
ようなときエラーが1つの成分に集中することを避ける
ために、各成分のサンプルをそれぞれ4チャンネルに分
割する。このとき、同一画素に属するYc,Cb,Cr
成分のサンプルが同じチャンネルになるように分割を行
うものとする。
【0037】このように、4チャンネルに分割された各
データをさらに3または4セグメントに分ける。このと
き、同一画素に属するYc,Cb,Cr成分のサンプル
が同じセグメントになるように分割を行うものとする。
【0038】このような記録チャンネル及びセグメント
への分割の一例を図7に示す。(a),(c)は525
/60方式の場合を、(b)は625/50方式の場合
を示す。同図において、pixは水平方向の有効画素番
号であり、上述のようにpixが偶数の画素にはYc,
Cb,Cr成分のサンプルが属し、pixが奇数の画素
にはYi成分のサンプルが属する。chは各画素に属す
るサンプルデータが分配される記録チャンネルのチャン
ネル番号を表しており、0からNCh−1までの整数で
ある。segは各画素に属するサンプルデータが分配さ
れるセグメントのセグメント番号を表しており、0から
NSeg−1までの整数である。splSegは各記録
チャンネルの各セグメントの各成分のサンプルデータに
順番につけたサンプル番号である。
【0039】(a),(c)では、pixが0〜23の
範囲で、pixが偶数の画素についてchとsegのす
べての組み合わせが一度だけ現れる。また、pixが奇
数の画素についても同様である。pixが24から先の
範囲では、pixが0〜23の範囲の24画素と同じc
hとsegの配列を24画素周期で繰り返す。また、
(b)では、pixが0〜31の範囲で、pixが偶数
の画素についても奇数の画素についてもそれぞれでch
とsegのすべての組み合わせが一度だけ現れ、32画
素周期で同じchとsegの配列を繰り返す。したがっ
て、すべての成分が4チャンネル×3または4セグメン
トに均等に分配される。また、pixが偶数の同一画素
に属するYc,Cb,Cr成分のサンプルは同じchと
segに分配される。(a),(c)に示したように同
一画素に属するYc,Cb,Cr成分のサンプルを同じ
チャンネルの同じセグメントに記録するような分配方法
は多数あるが、本発明は同一画素に属するYc,Cb,
Cr成分のサンプルを同じチャンネルの同じセグメント
に記録するような分配方法を行う場合に有効である。
【0040】このように、1ラインごとに4チャンネル
×3または4セグメントに分割することで1フィールド
全体を4チャンネル×3または4セグメントに分割する
ことができる。したがって、18MHzモードでは、1
ラインに属するYc,Cb,Cr,Yi成分のうちの1
つの成分のサンプルは1記録チャンネルの1セグメント
につき、525/60方式の場合、
【0041】
【数4】
【0042】サンプルが、625/50方式の場合、
【0043】
【数5】
【0044】サンプルが割り当てられる。以上のような
第1のコンポーネントディジタルビデオ信号の記録方式
に対して、10ビットサンプルを8ビットサンプルに変
換することで第2のコンポーネントディジタルビデオ信
号を記録する本発明のディジタルビデオ信号の処理方式
の一実施例を次に示す。
【0045】第2のディジタルビデオ信号では、前述の
ように1ラインあたりの有効画素が720画素で、Y
c,Cb,Cr,Yiの各成分のサンプルは360サン
プルずつであるが、この360サンプルに対してそれぞ
れの成分で24サンプルずつのデータを追加すると、1
ラインあたりのサンプル数は各成分につき384サンプ
ルとなり、これを8ビットに変換した後には、
【0046】
【数6】
【0047】となり、上述の18MHzモードの場合の
データ量と同じになる。そこで、本発明の実施例ではも
ともと768画素のサンプル点があったものとして各記
録チャンネルとセグメントに分割するようにする。この
とき、追加した96サンプル×10ビットのデータは、
有効画素の後のビデオデータとしてもよいし、また、ビ
デオデータ以外のユーザーデータをビデオデータの入力
において挿入してもよい。
【0048】このようにすれば、13.5MHzモード
での各成分あたりの有効画素数が384であり、これは
図7で説明した24画素周期あるいは32画素周期で割
り切れるので、上述の図7で説明した18MHzモード
と同じ方法で4チャンネル×3または4セグメントに各
成分を均等に分割することができる。
【0049】このように分割された1ラインに属するY
c,Cb,Cr,Yi成分のうちの1つの成分のサンプ
ルは1記録チャンネルの1セグメントにつき、525/
60方式の場合は、
【0050】
【数7】
【0051】525/60方式の場合は、
【0052】
【数8】
【0053】となる。以上により、Yc,Cb,Cr,
Yiの各成分のビデオサンプルは4つの記録チャンネル
と4つのセグメントに分割され、各サンプルには図7で
述べたようなアドレス(ch,seg,splSeg)
が与えられる。すなわち、チャンネル番号をchとする
とchは0〜NCh−1までの整数、セグメント番号を
segとするとsegは0〜NSeg−1までの整数、
各記録チャンネルの各セグメントの各成分ごとのサンプ
ル番号をsplSegとするとsplSegは0〜NS
plSeg−1までの整数である。
【0054】ただし、NSplSegは1ラインに属す
るYc,Cb,Cr,Yi各成分の1記録チャンネル×
1セグメントに分配されるサンプル数で、前述のように
18MHzモードで525/60方式のとき、
【0055】
【数9】
【0056】18MHzモードで625/50方式のと
き、
【0057】
【数10】
【0058】13.5MHzモードで525/60方式
のとき、
【0059】
【数11】
【0060】13.5MHzモードで625/50方式
のとき、
【0061】
【数12】
【0062】である。ここで、各Yc,Cb,Cr,Y
i成分を区別するためにコンポーネント番号compを
定義し、Cbに対して0、Crに対して1、Ycに対し
て2、Yiに対して3とする。
【0063】つぎに、13.5MHzモードでは、10
ビットの各サンプルを上位8ビットの上位サンプルと下
位2ビットの下位サンプルに分け、ch,seg,sp
lSegの値が同一のYc,Cb,Cr成分のサンプル
の下位2ビット3つと、次に述べる式で表されるYi成
分のサンプルの下位2ビット1つを集めて1つの8ビッ
トのデータを作る。
【0064】すなわち、下位2ビットのデータを集めた
8ビットワードについて8ビット中の2ビットの位置を
表す数lowPを、(bit0,bit1)には0、
(bit2,bit3)には1、(bit4,bit
5)には2、(bit6,bit7)には3と定義する
とき、
【0065】
【数13】
【0066】となるように下位サンプルを並べて8ビッ
トワードを構成し、変換後の8ビットワードの1セグメ
ント内のアドレスをsplSeg8と表わすとき、co
mp=0,1,2(すなわちYc,Cb,Cr成分)の
とき、
【0067】
【数14】
【0068】comp=3(すなわちYi成分)のと
き、
【0069】
【数15】
【0070】とすることで、各8ビットワードを構成す
る下位サンプルのテレビ画面上での位置を決める。ただ
し、x mod yはxをyで割ったあまりを表す(以
下同様)。
【0071】(数14)より、同じsplSegをもつ
Yc,Cb,Cr成分の下位2ビットデータは必ず同じ
1つの8ビットワードに入る。前述のように、同じ画素
に属するYc,Cb,Cr成分のサンプルが同じ記録チ
ャンネルの同じセグメントにおいて同じsplSegに
なるので、本発明の実施例の方式により、テレビ画面上
で同一の画素に属するYc,Cb,Cr成分の下位2ビ
ットデータは同一の8ビットワードに変換されるように
なる。
【0072】一方、同じsplSegを持つYi成分の
サンプルは、Yc,Cb,Cr成分のサンプルの画素に
対してテレビ画面上で比較的近くの画素に属しており、
(数15)の定数compOfstLowによって、
(数14)で表されるYc,Cb,Cr成分に対して順
番をずらすことで、Yc,Cb,Cr成分と同じspl
Segを持つYi成分の下位2ビットではなく、画面上
で水平方向に離れた画素のYi成分の下位2ビットが1
つの8ビットワードに入るようになる。例えば、525
/60方式では、
【0073】
【数16】
【0074】、625/50方式では、
【0075】
【数17】
【0076】とすると、Yc,Cb,Cr成分の下位サ
ンプルと、画面上で水平方向に約2分の1ラインだけ互
いに離れた画素のYi成分の下位サンプルが一つの8ビ
ットワードを構成するようにできる。
【0077】すなわち、第2のディジタルビデオ信号の
各サンプルの下位2ビットを変換して得られる8ビット
ワードは、テレビ画面上で同一位置のYc,Cb,Cr
成分のサンプルの下位2ビットとテレビ画面上で水平方
向に離れた位置のYi成分のサンプルの下位2ビットか
ら構成され、従って、この8ビットワードの1ワードが
エラーであった場合にはテレビ画面上ではYc,Cb,
Cr成分が属する1つの画素と、Yi成分が属するもう
1つの画素の合計2つの画素がエラーになるだけです
み、これら2つのエラー画素は水平方向に離れている。
【0078】上記のような方法で下位2ビットを変換し
て得られた8ビットワードを次のようにして上位8ビッ
トの上位サンプルと結合する。
【0079】すなわち、上述のように下位2ビットを変
換して得られた8ビットワードは1ラインの1チャンネ
ル×1セグメントにつき、525/60方式のとき32
バイト、625/50方式のとき24バイトである。こ
れを4つに分けて8バイトまたは6バイトずつにして上
位8ビットの1ラインの1チャンネル×1セグメントの
1成分のデータ32バイトまたは24バイトと結合する
と、525/60方式のとき40バイト、625/50
方式のとき30バイトとなり上述の18MHzモードの
データ数に一致する。結合した後のコンポーネント番号
をconvComp、結合した後のセグメント内のサン
プル番号をconvSplSegとおくとき、上位8ビ
ットのデータについては、
【0080】
【数18】
【0081】で、
【0082】
【数19】
【0083】
【数20】
【0084】とし、下位2ビットのデータを集めた8ビ
ットワードについては、
【0085】
【数21】
【0086】で、
【0087】
【数22】
【0088】
【数23】
【0089】とする。ただし、floor(x)はxを
越えない整数を表す。また、NSplOCSegは52
5/60方式の場合、
【0090】
【数24】
【0091】625/50方式の場合、
【0092】
【数25】
【0093】となる定数である。(数19),(数2
0),(数22),(数23)により、各チャンネルの
各成分ごとに各セグメントの上位サンプルと、各チャン
ネルの各セグメントの下位サンプルの4分の1がそれぞ
れ1つの信号に結合されることになる。
【0094】一方、18MHzモードでは、もともと各
サンプルが8ビットで量子化されているので上述のよう
な変換は必要ないが表記を同じにするために、
【0095】
【数26】
【0096】
【数27】
【0097】とする。以上の処理により、第1のディジ
タルビデオ信号を記録する18MHzモードのときも、
第2のディジタルビデオ信号を記録する13.5MHz
モードのときも、全ての8ビットワードが(convC
omp,ch,seg,convSplSeg)の値の
組で統一的に表されるアドレスを持つようになる。この
とき、同一のラインのデータで、同一の記録チャンネ
ル、セグメントに属する各成分Yc,Cb,Cr,Yi
ごとのバイト数は上述のNSplOCSegになり、1
8MHzモードでも13.5MHzモードでも同じ値に
なる。したがって、第1のディジタルビデオ信号を記録
する装置に本発明の方式を適用することで第2のディジ
タルビデオ信号を記録することができるようになる。
【0098】さらに、以上に述べた方式により、以下に
述べるように18MHzモードでも13.5MHzモー
ドでも同じシャフリング方法を適用できるようになる。
【0099】ここで、シャフリングとは近接する画素に
属しているデータをできるだけテープ上で離して記録す
るために、データの順番を入れ換える処理であり、これ
によりエラーが発生したときの再生画質を改善する。本
発明の実施例においては、(convComp,ch,
seg,convSplSeg)で表されるアドレスの
うち同じ(convComp,ch,seg)を持つN
SplOCSeg個の8ビットワードについてconv
SplSegの順番を入れ換えることで、シャフリング
を行うことができる。
【0100】このとき、上記のように一つの記録チャン
ネルの一つのセグメントに配置されるデータ量は、8ビ
ット単位で18MHzモードでも13.5MHzモード
でも同じであるから、この範囲で順番を入れ換えれば1
8MHzモードでも13.5MHzモードでも同じやり
方でシャフリングすることができるようになる。したが
って、たとえば18MHzモードで記録したテープを1
3.5MHzモードで再生しても、また13.5MHz
モードで記録したテープを18MHzモードで再生して
も、シャフリング方式が同じであるために13.5MH
zモードにおける有効画素部分の768画素に対応する
部分は正しく再生されるので垂直ブランキング期間の1
ラインの13.5MHzモードにおける有効画素部分7
68画素を使って18MHzモードと13.5MHzモ
ードの識別信号を記録し、再生時にこの識別信号を検出
することで正しいモードを判定することができる。
【0101】次に、本発明における上記の処理方式を実
現するディジタルビデオ信号の処理装置の一実施例を説
明する。
【0102】この実施例においても第1のコンポーネン
トディジタルビデオ信号はエクステンディド4:2:2
方式で、第2のコンポーネントディジタルビデオ信号は
4:2:2方式である。1ラインあたりの有効サンプル
数も上述の方式の実施例と同様である。また、画素構造
は図8に示した通りで、輝度信号成分Yは上述のように
YcとYiに分ける。
【0103】第2のコンポーネントディジタルビデオ信
号に対して本発明の符号化を行うことにより、第1のコ
ンポーネントディジタルビデオ信号と同じ8ビットのデ
ィジタル信号になるように変換する。これにより、第1
のコンポーネントディジタルビデオ信号を記録再生する
ディジタルVTRに、本発明の処理装置を適用すること
により、第2のコンポーネントディジタルビデオ信号を
記録することができる。
【0104】図1は本発明の第1の実施例におけるディ
ジタルビデオ信号の処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0105】図1において、1,2,3,4はそれぞれ
色差信号成分Cb,Cr、輝度信号成分Yc,Yiの1
0ビットサンプルが入力される入力端子、5はCb,C
r,Yc,Yi成分を10ビットでサンプリングしたサ
ンプルデータ7,8,9,10のそれぞれ上位8ビット
11,12,13,14を記憶する上位用メモリ、6は
Cb,Cr,Yc,Yi成分を10ビットでサンプリン
グしたサンプルデータ7,8,9,10のそれぞれ下位
2ビット15,16,17,18を記憶する下位用メモ
リ、19はメモリ5,6へのデータの書き込みアドレス
のうちチャンネル番号20,21を発生するチャンネル
系列発生回路(図中ch発生と略記)、22はメモリ
5,6へのデータの書き込みアドレスのうちセグメント
番号23,24を発生するセグメント系列発生回路(図
中seg発生と略記)、25はメモリ5,6へのデータ
の書き込みアドレスのうち1チャンネル1セグメント内
のサンプル番号26を発生するサンプル系列発生回路
(図中splSeg発生と略記)、27はサンプル番号
26を一定の値だけずらしたサンプル番号30を求める
シフト回路、28は変換用メモリ5,6からのデータの
読み出しアドレスのうちコンポーネント番号29を発生
するコンポーネント系列発生回路(図中convCom
p発生と略記)、31は変換用メモリ5,6からのデー
タの読み出しアドレスのうちセグメント番号32を発生
するセグメント系列発生回路(図中seg発生と略
記)、33は変換用メモリ5,6からのデータの読み出
しアドレスのうちサンプル番号34を発生するサンプル
系列発生回路(図中convSplSeg発生と略
記)、35は読み出しサンプル番号34から1セグメン
ト当たりの画素数を引き下位4ビットを出力するオフセ
ット回路、38は読み出しサンプル番号34を1セグメ
ント当たりの画素数と比較して出力の上位下位選択信号
39を求める比較回路、40は上位用メモリ5からのチ
ャンネル0の読み出しデータ44と下位用メモリ6から
のチャンネル0の読み出しデータ45を切り替えるため
のマルチプレクサ、41は上位用メモリ5からのチャン
ネル1の読み出しデータ46と下位用メモリ6からのチ
ャンネル1の読み出しデータ47を切り替えるためのマ
ルチプレクサ、42は上位用メモリ5からのチャンネル
2の読み出しデータ48と下位用メモリ6からのチャン
ネル2の読み出しデータ49を切り替えるためのマルチ
プレクサ、43は上位用メモリ5からのチャンネル3の
読み出しデータ50と下位用メモリ6からのチャンネル
3の読み出しデータ51を切り替えるためのマルチプレ
クサ、52,53,54,55はそれぞれチャンネル
0,1,2,3の8ビットに変換されたデータを出力す
る出力端子、60は入力のビデオ信号に同期して1ライ
ンごとに上位用メモリ5および下位用メモリ6の書き込
み・読み出しメモリチップの切り替えを行うライン切り
替え信号61を出力するメモリ切り替え回路である(図
中切替回路と略記)。
【0106】チャンネル系列発生回路19,セグメント
系列発生回路22,サンプル系列発生回路25,シフト
回路27が書き込みアドレス発生回路を構成し、コンポ
ーネント系列発生回路28,セグメント系列発生回路3
1,サンプル系列発生回路33、オフセット回路35,
比較回路38が読み出しアドレス発生回路を構成してい
る。また、図示していないビデオ同期制御回路によって
入力ビデオ信号との同期をとり、後述のように入力信号
と同期する6.75MHzと9MHzのクロックに基づ
いて全体は動作する。
【0107】以下に本発明の一実施例の動作を説明す
る。第2のコンポーネントディジタルビデオ信号の各成
分Cb,Cr,Yc,Yiの10ビットサンプル7,
8,9,10は、それぞれ6.75MHzのクロックレ
ートで入力される。これらの10ビットサンプル7,
8,9,10に対し、それぞれの上位8ビット11,1
2,13,14を上位用メモリ5に、下位2ビット1
5,16,17,18を下位用メモリ6に書き込む。
【0108】このとき、書き込みアドレス発生回路を構
成するチャンネル系列発生回路19,セグメント系列発
生回路22,サンプル系列発生回路25は図示しない制
御回路によって入力ビデオ信号に同期し、入力信号7,
8,9,10のクロックレート6.75MHzに同期し
て、図7に示したようなch,seg,splSegの
値を発生し、チャンネル番号20にはYc,Cb,Cr
成分に対するchの値を、チャンネル番号21にはYi
成分に対するchの値を、セグメント番号23にはY
c,Cb,Cr成分に対するsegの値を、セグメント
番号24にはYi成分に対するsegの値を、サンプル
番号26にはsplSegの値を出力する。すなわち、
チャンネル番号20とセグメント番号23は図7のpi
xが偶数の時の値であり、また、チャンネル番号21と
セグメント番号24は図7のpixが奇数の時の値であ
る。
【0109】上位用メモリ5ではコンポーネント番号が
0でチャンネル番号20とセグメント番号23とサンプ
ル番号26によって示されるアドレスにCb成分の上位
8ビットのデータ11が書き込まれる。また、Cr成分
の上位8ビットのデータ12はコンポーネント番号が1
でチャンネル番号20とセグメント番号23とサンプル
番号26によって示されるアドレスに、Yc成分の上位
8ビットのデータ13はコンポーネント番号が2でチャ
ンネル番号20とセグメント番号23とサンプル番号2
6によって示されるアドレスに書き込まれる。一方、Y
i成分の上位8ビットのデータ14はコンポーネント番
号が3でチャンネル番号21とセグメント番号24とサ
ンプル番号26によって示されるアドレスに書き込まれ
る。
【0110】下位用メモリ6ではCb成分の下位2ビッ
トのデータ15はコンポーネント番号が0でチャンネル
番号20とセグメント番号23とサンプル番号26によ
って示されるアドレスに、Cr成分の下位2ビットのデ
ータ16はコンポーネント番号が1でチャンネル番号2
0とセグメント番号23とサンプル番号26によって示
されるアドレスに、Yc成分の下位2ビットのデータ1
7はコンポーネント番号が2でチャンネル番号20とセ
グメント番号23とサンプル番号26によって示される
アドレスに書き込まれる。一方、Yi成分の下位2ビッ
トのデータ18はコンポーネント番号が3でチャンネル
番号21とセグメント番号24とサンプル番号30によ
って示されるアドレスに書き込まれる。ここでサンプル
番号30は、シフト回路27によってサンプル番号26
を(数15)で示したように一定値compOfstL
owだけずらした値である。
【0111】以上より、Yc,Cb,Cr成分の下位サ
ンプルは(数14)で示したように上位サンプルと同じ
サンプル番号のアドレスに、Yi成分の下位サンプルは
(数15)で示したように一定値だけ水平方向にずらし
たサンプル番号のアドレスに書き込まれる。
【0112】図5にこれらのアドレスの値の例を示す。
同図は図7の(a)に対応しており、525/60方式
でcompOfstLow=16の場合の例である。
【0113】このようにして、1ライン分のデータを上
位用メモリ5および下位用メモリ6に書き込んだ後、ラ
イン切り替え信号61によって上位用メモリ5および下
位用メモリ6の内部のメモリチップを切り替え、書き込
んだデータを次の1ライン期間で8ビット単位で読み出
すと同時にもう1組のメモリチップに上記のように次の
1ラインのデータを書き込む。
【0114】このとき、読み出しアドレス発生回路を構
成するコンポーネント系列発生回路28,セグメント系
列発生回路31,サンプル系列発生回路33は図示しな
いビデオ同期制御回路によって入力ビデオ信号に同期
し、第1のディジタルビデオ信号を記録する18MHz
モードにおける入力ビデオ信号のクロックレートと同じ
9MHzのクロックレートで、それぞれコンポーネント
番号29,セグメント番号32,サンプル番号34を出
力する。
【0115】上位用メモリ5からは、セグメント番号3
2にしたがってセグメント順で、さらにサンプル番号3
4にしたがってセグメント内のサンプルを順に、さらに
コンポーネント番号29にしたがって各成分を順に、4
チャンネルのデータを同時に読み出し、チャンネル0の
データを上位データ44に、チャンネル1のデータを上
位データ46に、チャンネル2のデータを上位データ4
8に、チャンネル3のデータを上位データ50に出力す
る。これにより、(数19),(数20)に示したよう
に上位8ビットのデータは順番に読み出される。
【0116】このようにしてサンプル番号34が0〜N
SplSeg−1までそのセグメントのすべての上位8
ビットワードを読み出したら、次に説明するように下位
用メモリ6から下位2ビットデータを読み出す。
【0117】下位用メモリ6からは、セグメント番号3
2にしたがってセグメント順で、さらにサンプル番号3
7にしたがってセグメント内のサンプルを順に、4チャ
ンネルのデータを同時に読み出し、チャンネル0のデー
タを下位データ45に、チャンネル1のデータを下位デ
ータ47に、チャンネル2のデータを下位データ49
に、チャンネル3のデータを下位データ51に出力す
る。このとき、Yc,Cb,Cr,Yiの全ての成分の
データを同時に読み出し(数13)に示したように各2
ビットずつのデータを並べて8ビットのデータ45,4
6,47,48が得られる。またサンプル番号37は、
オフセット回路35によってサンプル番号34からNS
plSegを引いた値36を求め、図1に示したように
その下位にコンポーネント番号29を付加することで得
られる。これは(数22),(数23)の逆関数を実現
するものである(図6参照)。
【0118】このようにしてサンプル番号34がNSp
lSeg〜NSplOCSeg−1までそのセグメント
のすべての下位2ビットデータを読み出したら、次のセ
グメントに移り上で説明したように上位用メモリ5から
上位8ビットワードを読み出す。
【0119】このように、サンプル番号34が0〜NS
plSeg−1までは上位用メモリ5からの出力44,
46,48,50に上位サンプルからなる8ビットワー
ドが読み出され、サンプル番号34がNSplSeg〜
NSplOCSeg−1までは下位用メモリ6からの出
力45,47,49,51に下位サンプルからなる8ビ
ットワードが読み出されるので、サンプル番号34を比
較回路38によってNSplSegと比較し、サンプル
番号34がNSplSegより小さいときは上位下位選
択信号39を通じてマルチプレクサ40,41,42,
43を上位用メモリ5の出力信号44,46,48,5
0側に切り換え、サンプル番号34がNSplSegよ
り大きいときは上位下位選択信号39を通じてマルチプ
レクサ40,41,42,43を下位用メモリ6の出力
信号45,47,49,51側に切り換える。これによ
り1つの連続した8ビットワード信号が各チャンネルご
とに得られる。
【0120】以上により、(数19),(数20),
(数22),(数23)で説明した処理が実現される。
ここで、以上に説明したコンポーネント番号29,セグ
メント番号32,サンプル番号34,サンプル番号3
7,切り替え信号39の値の一例を図6に示す。同図に
おいて、切り替え信号39はlowが上位用メモリ側、
highが下位用メモリ側を選択することを表わす。
【0121】次に、上位用メモリ5のより詳細な構成を
図2に示す。同図において、62,63,64,65は
それぞれCb,Cr,Yc,Yi成分を記憶するための
上位コンポーネントメモリ、66は上位コンポーネント
メモリ62,63,64,65の出力からチャンネルご
とに一つの出力を選び上位読み出しデータ44,46,
48,50を得るマルチプレクサである。
【0122】上位コンポーネントメモリ62はCb成分
の上位8ビットワード11を記憶する2ライン分のメモ
リを持ち、ライン切り替え信号61にしたがってこれら
2ラインの書き込みと読み出しを1ラインずつ交互に行
う。上位コンポーネントメモリ63はCr成分の上位8
ビットワード12を記憶する2ライン分のメモリを持
ち、ライン切り替え信号29にしたがってこれら2ライ
ンの書き込みと読み出しを1ラインずつ交互に行う。上
位コンポーネントメモリ64はYc成分の上位8ビット
ワード13を記憶する2ライン分のメモリを持ち、ライ
ン切り替え信号29にしたがってこれら2ラインの書き
込みと読み出しを1ラインずつ交互に行う。上位コンポ
ーネントメモリ65はYi成分の上位8ビットワード1
4を記憶する2ライン分のメモリを持ち、ライン切り替
え信号29にしたがってこれら2ラインの書き込みと読
み出しを1ラインずつ交互に行う。
【0123】これら4つの上位コンポーネントメモリ6
2,63,64,65のうちCb,Cr,Yc成分に対
応する62,63,64の書き込みアドレスのチャンネ
ル番号20とセグメント番号23は共通であり、これら
の成分のサンプルはそれぞれのメモリの前述のように画
素番号pixが偶数の画素に対応した同じアドレスに書
き込まれる。一方、Yi成分に対応する65の書き込み
アドレスのチャンネル番号21とセグメント番号24は
図5に示したように上記3つとは異なり、前述のように
画素番号pixが奇数の画素に対応したアドレスにYi
成分のサンプル14は書き込まれる。そのほかのアドレ
スは4つの上位コンポーネントメモリに対して共通であ
る。
【0124】マルチプレクサ66はチャンネル0の読み
出しデータ100,104,108,112から一つを
選びチャンネル0の上位読み出しデータ44を、チャン
ネル1の読み出しデータ101,105,109,11
3から一つを選びチャンネル1の上位読み出しデータ4
6を、チャンネル2の読み出しデータ102,106,
110,114から一つを選びチャンネル2の上位読み
出しデータ48を、チャンネル3の読み出しデータ10
3,107,111,115から一つを選びチャンネル
3の上位読み出しデータ50を出力する。このとき4つ
の上位コンポーネントメモリ62,63,64,65の
うち読み出しコンポーネント番号29の示す1つの成分
に対応する1つのメモリからの出力データが選択され
る。このようにして、コンポーネント番号29の順番に
上位用メモリ5からの各チャンネルの出力44,46,
48,50が得られる。
【0125】一方、下位用メモリ6の詳細な構成を図3
に示す。同図において、67,68,69,70はそれ
ぞれCb,Cr,Yc,Yi成分を記憶するための下位
コンポーネントメモリで、上位コンポーネントメモリと
同様に2ライン分の容量を持ち、ライン切り替え信号2
9にしたがってこれら2ラインの書き込みと読み出しを
1ラインずつ交互に行う。
【0126】チャンネル0の読み出しデータ116,1
20,124,128をLSBから順に2ビットずつ並
べて8ビットの上位読み出しデータ45を、チャンネル
1の読み出しデータ117,121,125,129を
LSBから順に2ビットずつ並べて8ビットの上位読み
出しデータ47を、チャンネル2の読み出しデータ11
8,122,126,130をLSBから順に2ビット
ずつ並べて8ビットの上位読み出しデータ49を、チャ
ンネル3の読み出しデータ119,123,127,1
31をLSBから順に2ビットずつ並べて8ビットの上
位読み出しデータ51を得る。これにより(数13)に
示した処理が実現される。
【0127】4つの下位コンポーネントメモリ67,6
8,69,70のうちCb,Cr,Yc成分に対応する
67,68,69の書き込みアドレスのチャンネル番号
20とセグメント番号23とサンプル番号26は図に示
したように共通であり、これらの成分のサンプルはそれ
ぞれのメモリの同じアドレスに書き込まれる。これによ
り(数14)に示した処理が実現される。
【0128】一方、Yi成分に対応する70の書き込み
アドレスのチャンネル番号21とセグメント番号24と
サンプル番号30は図5に示したように上記3つとは異
なり、(数15)に示した処理が実現される。
【0129】そのほかのアドレスは4つの上位コンポー
ネントメモリに対して共通である。さらに、上位コンポ
ーネントメモリ62の詳細な構成を図4に示す。同図に
おいて、上位コンポーネントメモリ62は、8つのRA
M77,78,79,80,81,82,83,84か
ら構成されており、RAM77,78,79,80の4
つで1組の1ラインメモリを、RAM81,82,8
3,84の4つでもう1組の1ラインメモリを構成す
る。これら2組の1ラインメモリは、前述のように切り
替え信号61に従って書き込み・読み出しを1ライン毎
に交互に切り替えて行う。また、RAM77と81はチ
ャンネル0のデータを、RAM78と82はチャンネル
1のデータを、RAM79と83はチャンネル2のデー
タを、RAM80と84はチャンネル3のデータを記憶
するメモリである。
【0130】書き込みセグメント番号23,書き込みサ
ンプル番号26と読み出しセグメント番号32,読み出
しサンプル番号34は、切り替え信号61に制御される
アドレスマルチプレクサ72によって選ばれ、RAM7
7,78,79,80に1ライン毎に交互に供給され
る。一方、RAM81,82,83,84には切り替え
信号61を反転した切り替え信号200に制御されるア
ドレスマルチプレクサ75によって同様に選ばれた、書
き込みセグメント番号23,書き込みサンプル番号26
と読み出しセグメント番号32,読み出しサンプル番号
34の一方が1ライン毎に交互に供給される。
【0131】書き込みデータ制御回路73はメモリ切り
替え信号61がRAM77,78,79,80に書き込
むことを示している時はCbサンプルの上位8ビットワ
ード11を、書き込みチャンネル番号20が示す割り当
てられたチャンネルに対応したRAMに供給する。この
とき、書き込みイネーブル制御回路71はチャンネル番
号20に対応するRAMを書き込みモードにする。
【0132】書き込みデータ制御回路74はメモリ切り
替え信号200がRAM81,82,83,84に書き
込むことを示している時はCbサンプルの上位8ビット
ワード11を、書き込みチャンネル番号20が示す割り
当てられたチャンネルに対応したRAMに供給する。こ
のとき、書き込みイネーブル制御回路76はチャンネル
番号20に対応するRAMを書き込みモードにする。
【0133】読み出しでは、書き込みイネーブル制御回
路71および76は、切り替え信号61および200の
どちらか一方が読み出しを表わすとき、それに対応する
組のRAM77,78,79,80またはRAM81,
82,83,84の4つのRAMを全てのチャンネル同
時に同じアドレスから読み出す。
【0134】マルチプレクサ85は切り替え信号200
にしたがって1ラインごとに読み出し側になっている組
のRAMからの出力データを選択して、各チャンネルの
読み出しデータ100,101,102,103とす
る。
【0135】このほかの上位コンポーネントメモリ6
3,64,65も同様の構成であり、同様の動作をす
る。
【0136】また、下位コンポーネントメモリ67,6
8,69,70の構成及び動作も各RAMのデータのビ
ット幅が8ビットでなく2ビットである点を除いて同様
である。
【0137】以上説明したように、13.5MHz10
ビットの第2のコンポーネントディジタルビデオ信号
を、18MHz8ビットの信号に符号化する本発明の第
1の実施例に述べた信号処理方式を実現する装置が得ら
れる。
【0138】これにより、第2のディジタルビデオ信号
の各サンプルの下位2ビットを変換して得られる8ビッ
トワードは、テレビ画面上で同一位置のYc,Cb,C
r成分のサンプルの下位2ビットとテレビ画面上で水平
方向に離れた位置のYi成分のサンプルの下位2ビット
から構成され、従ってこの8ビットワードの1ワードが
エラーであった場合にはテレビ画面上ではYc,Cb,
Cr成分が属する1つの画素と、Yi成分が属するもう
1つの画素の合計2つの画素がエラーになるだけです
む。
【0139】また、第2のディジタルビデオ信号の各サ
ンプルの下位2ビットを変換して得られる8ビットワー
ドを各サンプルの上位8ビットのデータと結合すること
で、各記録チャンネルの各セグメントの各成分について
第1のディジタルビデオ信号を記録する18MHzモー
ドの時と同じデータ数の集合を構成することができる。
したがって、第1のディジタルビデオ信号を記録する装
置に本発明の方式を適用することで第2のディジタルビ
デオ信号を記録することができる。
【0140】なお、18MHzモードにおいては同様の
入力端子1,2,3,4からそれぞれクロックレート9
MHzでサンプルを入力する。このとき、入力信号7,
8,9,10のそれぞれ上位8ビットを第1のディジタ
ルビデオ信号である8ビットサンプルとし、同じく入力
信号7,8,9,10のそれぞれ下位2ビットを0とし
て、上位用メモリ5だけを使って各チャンネルとセグメ
ントに分配するように各アドレスを発生すればよく、本
発明の実施例を用いて18MHzモードおよび13.5
MHzモードの両方の信号処理が可能である。このと
き、本発明の信号処理方式の実施例で述べたように同じ
シャフリングを適用することができ、垂直ブランキング
期間の1ラインの有効画素部分768画素を用いてモー
ド判定を行うことができる。
【0141】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、テレビ画
面上で同一位置でサンプリングされた輝度信号成分およ
び2つの色差信号成分の3つの下位サンプルを必ず含む
mビットワードを構成することができ、記録再生または
伝送の過程で下位(n−m)ビットから変換されたmビ
ットワードの1ワードにエラーが発生しても、対応する
画面上のエラー画素の数を最小化することができる。こ
れにより、エラーによる画質劣化を最小に抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるディジタルビデオ信
号の処理装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施例における上位用メモリの構成を示すブ
ロック図
【図3】同実施例における下位用メモリの構成を示すブ
ロック図
【図4】同実施例におけるコンポーネントメモリの構成
を示すブロック図
【図5】同実施例における書き込みアドレスを示すタイ
ミング図
【図6】同実施例における読み出しアドレスを示すタイ
ミング図
【図7】同実施例におけるチャンネルとセグメントの分
配を示す模式図
【図8】ディジタルビデオ信号のサンプリング構造を示
す模式図
【符号の説明】
5 上位用メモリ 6 下位用メモリ 11,12,13,14 上位サンプル 15,16,17,18 下位サンプル 40,41,42,43 マルチプレクサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−346594(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 7/00 - 7/015 H04N 7/24 - 7/68 H04N 9/79 - 9/898 H04N 11/00 - 11/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 8ビットで量子化された第1のコンポー
    ネントディジタルビデオ信号に対して、10ビットで量
    子化された第2のコンポーネントディジタルビデオ信号
    を処理する方法であって、 前記第2のコンポーネントディジタルビデオ信号の各サ
    ンプルの上位8ビットを上位サンプル、下位2ビットを
    下位サンプルとし、 前記第2のコンポーネントディジタルビデオ信号を構成
    する輝度信号サンプルの下位サンプルと、 前記輝度信号サンプルとテレビ画面上の同一位置でサン
    プルされた2つの色差信号サンプルの下位サンプルと、 前記輝度信号サンプルとテレビ画面上で水平方向に離れ
    た位置でサンプルされた輝度信号サンプルの下位サンプ
    ルとの4つの下位サンプルによって、 8ビット より成るワードを構成することを特徴とするデ
    ィジタルビデオ信号の処理方法。
  2. 【請求項2】 8ビットで量子化された第1のコンポー
    ネントディジタルビデオ信号に対して、10ビットで量
    子化された第2のコンポーネントディジタルビデオ信号
    を処理する装置であって、 前記第2のコンポーネントディジタルビデオ信号の輝度
    信号成分と2つの色差信号成分のそれぞれについて、
    10ビットから成るサンプルデータを、上位8ビットよ
    り成る上位サンプルと、下位2ビットより成る下位サン
    プルとに分割し、 前記上位サンプルを1水平走査期間の間記憶する上位用
    メモリと、 前記下位サンプルを1水平走査期間の間記憶する下位用
    メモリと、 前記上位サンプルと前記下位サンプルをそれぞれ前記上
    位用メモリと前記下位用メモリに書き込むための、上位
    書き込みアドレスと下位書き込みアドレスを発生する書
    き込みアドレス発生回路と、 前記上位用メモリと前記下位用メモリからそれぞれ8ビ
    ットより成るワードを読み出すための、上位読み出しア
    ドレスと下位読み出しアドレスを発生する読み出しアド
    レス発生回路と、 前記上位用メモリからの出力である8ビットより成るワ
    ードと前記下位用メモリからの出力である8ビットより
    成るワードから、どちらか一方を選択するマルチプレク
    サとを有し、前記書き込みアドレス発生回路は、発生する前記下位書
    き込みアドレスを、輝度信号成分の輝度信号サンプル
    と、前記輝度信号サンプルとテレビ画面上の同一位置で
    サンプルされた2つの色差信号成分の色差信号サンプル
    と、前記輝度信号サンプルからテレビ画面上で水平方向
    に離れた位置でサンプルされた輝度信号成分の輝度信号
    サンプルの4つのサンプルそれぞれの下位サンプルに対
    して同一のアドレスとなるようにし、 テレビ画面上の同一位置でサンプルされた前記輝度信号
    成分および前記2つの色差信号成分の3つの前記下位サ
    ンプルと、水平方向に離れた前記輝度信号成分の前記下
    位サンプルとを、前記下位用メモリから出力される同一
    8ビットより成るワードに含めることを特徴とするデ
    イジタルビデオ信号の処理装置。
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