JP3064700B2 - アイロン台 - Google Patents

アイロン台

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JP3064700B2
JP3064700B2 JP4289867A JP28986792A JP3064700B2 JP 3064700 B2 JP3064700 B2 JP 3064700B2 JP 4289867 A JP4289867 A JP 4289867A JP 28986792 A JP28986792 A JP 28986792A JP 3064700 B2 JP3064700 B2 JP 3064700B2
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貴晶 日下
憲治 来田
幸延 大道
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアイロン掛けに使用する
アイロン台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、スチームアイロンは家庭用・業務
用として一般に広く使用されている。このスチームアイ
ロンは、ベース面に多数の穴を有し、この穴からスチー
ムを噴射しつつ衣類のプレスを行う構造となっている。
【0003】このようなスチームアイロンに用いるアイ
ロン台は、図3に示しているような構成のものが一般的
である。つまり、スチームがアイロン台の内部を通過し
て、裏面より外部へ逃げるような構成となっているもの
である。101は通気性を有するフェルト等でできたマ
ットであり、102はこのマット101を覆う布製のカ
バーである。103はマット101の下面側に設けた底
板であり、金網状あるいは開孔部を有する平板状となっ
ている。また104はマット101・カバー102およ
び底板103を保持する基台であり、105はこの基台
104を所定の高さに支持する脚である。
【0004】以上の構成で、アイロンから噴射されたス
チームは、カバー102・マット101・底板103を
それぞれ通過し、底板103上に結露することなく外部
へ逃げることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれらの従来の
アイロン台には、以下のような課題がある。すなわち、
底板103が金網状となっている場合には、強度が弱い
ものである。つまり、アイロンで衣類をプレスする際に
底板103がわん曲するもので、このためアイロン台の
耐久性を損ねたり、またアイロン台表面の平面が出ない
ため使い勝手が悪いものとなっている。また、底板10
3が開孔部を有する平板の場合は、金網状の場合よりも
強度を上げるため開孔率を低くすると、スチームの排気
が十分でなくなるものである。特に長時間アイロンを使
用すると、アイロン台の内部に結露した水分がたまった
り、アイロン台の裏面に結露した水分が付着したりし
て、アイロン台の耐久性を損ねたり、衣類をプレスする
際に種々の悪影響を生じるものである。
【0006】本発明は、このような従来の構成のアイロ
ン台が有している課題を解決しようとするものであっ
て、スチームの通過性が良好であり、しかも垂直方向ま
たは水平方向の力に対する強度が高いアイロン台を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ための本発明の手段は、マットと、前記マットを覆うカ
バーと、前記マットの下側に設けた底板と、前記マット
等を保持する基台とを有し、前記底板は、その上面側お
よび下面側に開孔部を有する平板を設けるとともに上面
側と下面側とを貫通したハニカムコアで構成したもので
ある。
【0008】
【0009】本発明の手段は、ハニカムコアで構成した
底板が、スチームの通過性を良好にしつつ、アイロンが
け時に生ずる垂直方向の押圧する力に対して、高い強度
を有するものである。また、ハニカムコアであるため、
軽量に構成することができる。さらに、ハニカムコア自
体は、水平方向の力に対しては、弱くその形状を維持す
ることが困難であるが、本発明の場合、底板の構成の内
ハニカムコアを上面側、下面側から開口部を有する平板
で挟み込んだ構成により、水平方向の力を平板で受け、
この方向の力に対する強度も高めるものである。つま
り、アイロン掛けを行う場合、アイロン台の表面を水平
方向にアイロンを移動することにより行うため、アイロ
ン台表面にかかる力は垂直方向だけでなく水平方向の要
素も有するものであるため、本発明の構成により、アイ
ロン掛け時のアイロン台の強度が高まるものである。
【0010】
【0011】
【実施例】(実施例1)以下本発明の実施例1を 図1(a)・(b)に基づいて
説明する。1は通気性を有するフェルト等で構成したマ
ットである。2はこのマット1を覆う布等でできたカバ
ーである。3はマット1の下面側に設けた底板である。
底板3は、図に示すようにアルミ等の金属、樹脂・紙等
でできた高さ約20mm〜30mm程度のハニカムコア4で構成
している。また5はマット1・カバー2および底板3を
保持する基台である。6はこの基台5を所定の高さに支
持する脚である。
【0012】以下、この一実施例の構成における動作を
説明する。図示していないスチームアイロンを用いて衣
類をプレスする際は、まず衣類を本実施例のアイロン台
のカバー2の上に載置し、その後スチームアイロンのベ
ース面をこの衣類に押圧する。スチームアイロンのベー
ス面に設けた多数の穴から噴射されたスチームは、カバ
ー2およびマット1が通気性を有するため、前記衣類・
カバー2・マット1を通過して底板3に達する。このと
き、底板3はハニカムコア4で構成しており、上面側と
下面側は貫通している状態にある。従って、スチームは
底板3のハニカムコア4内を通過して、基台5の下面側
からアイロン台の外部へ逃げることとなる。
【0013】ところで、前記ハニカムコア4は20mm〜30
mm程度の高さとなっており、つまり底板3全体に高さ20
mm〜30mm程度の多数のリブが形成されているのと同様の
強度を有していることになる。従って垂直方向の強度は
非常に高く、アイロンのベース面を強い力でカバー2上
の衣類に押圧しても、底板3が変形することはない。つ
まり、本実施例のアイロン台はアイロン掛けに必要な平
面度を保ち続けるものである。
【0014】また、このハニカムコア4を構成する側壁
の厚みは0.5mm〜1mm程度と非常に薄く、また垂直方向の
強度は前記したように十分高いため、従来の金網状や開
孔部を有する平板状の底板よりもはるかに大きな開孔率
をとることができるものである。
【0015】従って本実施例のアイロン台は、従来の構
成のアイロン台よりも軽量化でき、またスチームの排気
性能が高いため、よりよい衣類の仕上がりが得られるも
のである。またアイロン台の内部に結露した水分がたま
ったり、アイロン台の裏面に結露した水分が付着したり
することもなく、耐久性に優れたものとすることができ
るものである。
【0016】(実施例2) 次に、本発明の実施例2を図2(a)・(b)に基づい
て説明する。1は通気性を有するフェルト等で構成した
マットであり、2はこのマット1を覆う布等でできたカ
バーである。3はマット1の下面側に設けた底板であ
り、図に示すようにアルミ等の金属、樹脂・紙等ででき
た高さ約20mm〜30mm程度のハニカムコア4で構成してい
る。本実施例では、この底板3の上面側および下面側
を、開孔部7を有する平板8を接着や溶着等によって固
定している。また5はマット1・カバー2・底板3およ
び平板8を保持する基台であり、6はこの基台5を所定
の高さに支持する脚である。
【0017】以下、本実施例の動作を説明する。スチー
ムアイロンを用いたアイロン掛けに付いては、前記実施
例1と同様であり説明を省略する。本実施例では、底板
3は上面側および下面側から開孔部7を有している平板
8によってはさみ込まれた構成となっている。このた
め、底板3の強度は水平方向に対しても強くなるもの
で、より一層変形しにくく耐久性に優れたアイロン台と
して作用するものである。
【0018】また、平板8はハニカムコア4によって保
持されているため、平板8の開孔率は従来のアイロン台
の平板の開孔率よりもはるかに大きくとることができ
る。従って、実施例1の場合と同様にアイロンで衣類を
プレスする際に効率のよいスチームの排気が行われるこ
とにより、よりよい衣類の仕上がりが得られ、アイロン
台の内部に結露した水分がたまったり、アイロン台の裏
面に結露した水分が付着したりすることもなく、耐久性
に優れたアイロン台を提供することができるものであ
る。
【0019】なお前記実施例1および実施例2におい
て、基台5内にモータおよびこのモータに連結したファ
ンを設けてバキューム機能を付加したアイロン台とすれ
ば、スチームの排気能力が一層高くなることは明かであ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明の手段は、通気性を有するマット
と、このマットの下面側に設けた底板と、前記マットお
よび底板を保持する基台とを有し、前記底板をハニカム
コアで構成した構成とすることによって、スチームの排
気が良好で表面が変形しにくい耐久性の高いアイロン台
を実現するものである。さらに、底板の上面側および下
面側に、開孔部を有する平板を設けた構成として、より
一層表面が変形しにくく耐久性の高いアイロン台を実現
するものである。
【0021】さらに本発明の第二の手段は、前記本発明
の第一の手段に加え、底板の上面側および下面側に、開
孔部を有する平板を設けた構成として、より一層表面が
変形しにくく耐久性の高いアイロン台を実現するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例1におけるアイロン台を
切り欠いて示した平面図 (b)同側断面図
【図2】(a)本発明の実施例2におけるアイロン台を
切り欠いて示した平面図 (b)同側断面図
【図3】(a)従来のアイロン台を切り欠いて示した平
面図 (b)同側断面図
【符号の説明】
1 マット 3 底板 4 ハニカムコア 5 基台 7 開孔部 8 平板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭49−98599(JP,U) 実開 昭61−167200(JP,U) 実公 昭7−12969(JP,Y1) 実公 昭47−32960(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 79/00 - 85/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マットと、前記マットを覆うカバーと、
    前記マットの下側に設けた底板と、前記マット等を保持
    する基台とを有し、前記底板は、その上面側および下面
    側に開孔部を有する平板を設けるとともに上面側と下面
    側とを貫通したハニカムコアで構成したアイロン台。
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