JP3064665U - 衣服着せ掛け具 - Google Patents
衣服着せ掛け具Info
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- JP3064665U JP3064665U JP1999004060U JP406099U JP3064665U JP 3064665 U JP3064665 U JP 3064665U JP 1999004060 U JP1999004060 U JP 1999004060U JP 406099 U JP406099 U JP 406099U JP 3064665 U JP3064665 U JP 3064665U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 衣服を着せ掛けてその保形状態を維持する
ことができるものであって、非常に軽くて持ち運び等に
便利であり、しかも安価に製作できる衣服着せ掛け具を
提供する。 【解決手段】 柔軟性を有する合成樹脂製の袋体であっ
て、中に空気を充填した状態で洋服等の衣服を着せ掛け
てその保形状態を維持するに適した形状となるように形
成された袋体2からなり、この袋体2の上下部にそれぞ
れねじ穴部3,4が形成され、この袋体2の所要部に空
気取入口5が設けられてなる衣服着せ掛け具1。
ことができるものであって、非常に軽くて持ち運び等に
便利であり、しかも安価に製作できる衣服着せ掛け具を
提供する。 【解決手段】 柔軟性を有する合成樹脂製の袋体であっ
て、中に空気を充填した状態で洋服等の衣服を着せ掛け
てその保形状態を維持するに適した形状となるように形
成された袋体2からなり、この袋体2の上下部にそれぞ
れねじ穴部3,4が形成され、この袋体2の所要部に空
気取入口5が設けられてなる衣服着せ掛け具1。
Description
【0001】
本考案は、洋服等の衣服を着せ掛けてその保形状態を維持するための衣服着せ 掛け具に関するもので、例えばデパートの衣服売場で衣服を着せて飾る陳列用と して使用され、あるいはクリーニング店で仕上がった衣服を着せ掛けておくのに 使用され、あるいはまた家庭で衣服を着せ掛けておくのに使用される。
【0002】
衣服を着せ掛けるものとして、従来よりデパート等で使用される陳列用のマネ キンあるいは衣服の仕立てに使用されるボディー・スタンドが知られているが、 これらマネキン等は石膏で成型して形成されるものであるから、制作費が非常に 高くつく上、可なりの重量物であるため持ち運びが困難となっている。また、家 庭用としては所謂ハンガーが一般に使用されているが、このハンガーは、構造が 簡単で安価に製作できるが、衣服をただ単に掛けるものであるから、衣服の保形 状態を維持することができない。
【0003】 本考案は、上記の問題に鑑み、衣服を着せ掛けてその保形状態を維持すること ができるものであって、非常に軽くて持ち運び等に便利であり、しかも安価に製 作できる衣服着せ掛け具を提供することを目的とする。
【0004】
請求項1に係る考案は、柔軟性を有する合成樹脂製の袋体であって、中に空気 を充填した状態で洋服W1,W2等の衣服を着せ掛けてその保形状態を維持する に適した形状となるように形成された袋体2からなり、この袋体2の上下部にそ れぞれねじ穴部3,4が形成され、この袋体2の所要部に空気取入口5が設けら れてなることを特徴とする。
【0005】 請求項2は、請求項1に記載の衣服着せ掛け具において、上部側ねじ穴部3を 含む袋体2の上部2aと下部側ねじ穴部4を含む袋体2の下部2bとは比較的硬 質の合成樹脂によって形成され、それら上下部2a,2bの間の中間部2cは比 較的軟質の合成樹脂によって形成されることを特徴とする。
【0006】 請求項3は、請求項1又は2に記載の衣服着せ掛け具において、袋体2の上部 側ねじ穴部3には、吊り下げ用フック6の下端部に連設されたねじ軸部7が螺合 されるようになっていることを特徴とする。
【0007】 請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載の衣服着せ掛け具において、袋体2 の下部側ねじ穴部4には、載置台8上に突設されたねじ軸部9が螺合されるよう になっていることを特徴とする。
【0008】
実施例について図面を参照して説明すると、図1は本考案に係る衣服着せ掛け 具1を示す斜視図、図2は衣服着せ掛け具1の使用状態を示す斜視図、図3及び 図4は衣服着せ掛け具1の断面図である。これらの図から分かるように、この衣 服着せ掛け具1は柔軟性を有する合成樹脂によって人の上半身を象った袋体2か らなるもので、この袋体2は、中に空気を加圧充填した状態で洋服W1,W2等 の衣服を着せ掛けてその保形状態を維持するに適した形状となるように形成され ていて、この袋体2の上部と下部とにそれぞれねじ穴部3,4が形成され、また 袋体2の下端部側に空気取入口5が設けられている。
【0009】 袋体2の上部側ねじ穴部3には、吊り下げ用フック6の下端部に連設されたね じ軸部7が螺合されるようになっており、また袋体2の下部側ねじ穴部4には、 円板状の載置台8上に突設されたねじ軸部9が螺合されるようになっている。吊 り下げ用フック6とねじ軸部7とは硬質の合成樹脂で一体成形されている。また 、円板状載置台8の中央部に支柱10が立設され、この支柱10の上端に鍔部1 1を介してねじ軸部9が連設されている。この載置台8、支柱10、鍔部11及 びねじ軸部9も、上記フック6及びねじ軸部7と同様な硬質合成樹脂で一体成形 されている。尚、フック6とねじ軸部7、あるいは載置台8、支柱10、鍔部1 1及びねじ軸部9は、それぞれ木材で形成してもよい。
【0010】 衣服着せ掛け具1について詳述すると、この着せ掛け具1は、柔軟性を有する 合成樹脂で一体成形されるものであるが、更に詳しくは、この着せ掛け具1は、 図3及び図4に示すように、上部側ねじ穴部3を含む袋体2の上部2aと、下部 側ねじ穴部4を含む袋体2の下部2bとは比較的硬質の合成樹脂によって形成さ れ、そしてこれら上下部2a,2bの中間部2cは、比較的軟質の合成樹脂によ って形成される。
【0011】 上記のように上部側ねじ穴部3を含む袋体2の上部2aと下部側ねじ穴部4を 含む袋体2の下部2bとを比較的硬質の合成樹脂で形成するのは、ねじ穴部3, 4にねじ軸部7,9をねじ込むときに、ねじ穴部3,4側があまり柔らかいと、 ねじ軸部7,9のねじ込みが出来なくなるからである。従って、ねじ穴部3,4 及びその周辺部を比較的硬質の合成樹脂で形成することによって、ねじ穴部3, 4へのねじ軸部7,9のねじ込みを的確に行うことができる。
【0012】 この実施例では、袋体2の上部2aと下部2bとこれらの中間部2cとを一体 成形しているが、この方法以外に、例えば、袋体2の上部2aと下部2bと中間 部2cとをそれぞれ適当な接合しろをもって個別に成形しておいて、それらを接 着剤で接合することにより袋体2の全体を形成するようにしてもよい。
【0013】 空気取入口5は、適当な空気導入具によって袋体2の中に空気を導入したり、 またその空気を排出するためのバルブ機構からなるもので、導入した空気が抜け ないように阻止したり、また必要時に中の空気を排出させることができるように なっている。
【0014】 上述のような構成を有する衣服着せ掛け具1の使用方法について説明すると、 この衣服着せ掛け具1は、中に空気が充填されていないときは、例えば図4に示 すように収縮した状態にある。しかして、この収縮状態から適当な空気導入具を 使用して空気取入口5より袋体2内部に空気を加圧充填すると、この袋体2は、 所定形状に膨らんで図1〜図3に示すように使用可能な状態の衣服着せ掛け具1 となる。
【0015】 袋体2を所定形状に膨らませて使用可能な状態の衣服着せ掛け具1とした後、 この衣服着せ掛け具1を洋服売場等の所定場所に吊り下げたい場合は、袋体2の 上部側ねじ穴部3に、吊り下げ用フック6下端部のねじ軸部7を螺合して締付け 固定し、図2の(A)に示すように、吊り下げ用フック6を吊りバー12に掛止 して衣服着せ掛け具1を吊り下げる。そして、この衣服着せ掛け具1に同図の仮 想線図示のように洋服W1を着せ掛けると、この洋服W1は着用時の保形状態( 人が実際に着用した時の形態)に維持されることになる。
【0016】 また、この衣服着せ掛け具1を例えば洋服売場の陳列棚に載置したい場合は、 袋体2の下部側ねじ穴部4に、載置台8上に突設されているねじ軸部9を螺合し て締付け固定し、図2の(B)に示すような状態とすればよい。そして、この衣 服着せ掛け具1に同図の仮想線図示のように洋服W2を着せ掛けると、この洋服 W1は着用時の保形状態に維持されることになる。
【0017】 以上の実施例で説明したような衣服着せ掛け具1によれば、従来より使用され ているマネキンやボディー・スタンドと同様に洋服等の保形状態を維持すること ができながら、マネキン等に比べると、はるかに軽量であるから、持ち運びが非 常に便利となり、しかも合成樹脂で袋体2を形成すればよいから、製作が非常に 簡単となって、マネキン等に比べてはるかに格安で提供することができる。
【0018】 この実施例では、衣服着せ掛け具1に着せ掛けるものとして、洋服を例示した が、洋服以外に、下着類更には和服も着せ掛けることができるものである。
【0019】
【考案の効果】 請求項1に係る考案の衣服着せ掛け具は、柔軟性を有する合成樹脂製の袋体で あって、中に空気を充填した状態で洋服等の衣服を着せ掛けてその保形状態を維 持するに適した形状となるように形成された袋体よりなるものであるから、従来 のマネキンやボディー・スタンドと同様に衣服の保形状態を維持することができ ながら、マネキン等に比べはるかに軽量となって、持ち運びが非常に便利となり 、しかも製作が簡単容易であるためマネキン等に比べてはるかに格安で提供する ことができる。
【0020】 また、袋体の上下部にそれぞれねじ穴部が形成されているから、上部側ねじ穴 部にこれと螺合するねじ軸部を螺合し、このねじ軸部に吊り下げ用フック等を接 続することができ、また下部側ねじ穴部にこれと螺合するねじ軸部を螺合し、こ のねじ軸部に載置台等を連結することができる。また、袋体の所要部には空気取 入口が設けてあるから、袋体への空気の出し入れを自由に行うことができる。
【0021】 請求項2に記載のように、上部側ねじ穴部を含む袋体の上部と下部側ねじ穴部 を含む袋体の下部とを比較的硬質の合成樹脂で形成し、それら上下部の中間部を 比較的軟質の合成樹脂で形成することによって、上下各ねじ穴部へのねじ軸部の ねじ込みを容易且つ的確に行うことができる。
【0022】 請求項3に記載の考案によれば、袋体の上部側ねじ穴部に、吊り下げ用フック の下端部に連設されたねじ軸部を螺合させることによって、衣服着せ掛け具をそ のまま適当な吊りバー等に吊り下げることができる。
【0023】 請求項4に記載の考案によれば、袋体の下部側ねじ穴部に、載置台上に突設さ れたねじ軸部を螺合させることによって、衣服着せ掛け具をそのまま所定の場所 に載置することができる。
【図1】 本考案に係る衣服着せ掛け具の一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】 同衣服着せ掛け具の使用状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】 袋体内に空気が加圧充填されて袋体が膨らん
だ状態での衣服着せ掛け具の縦断面図である。
だ状態での衣服着せ掛け具の縦断面図である。
【図4】 袋体内に空気が加圧充填されていない状態で
の衣服着せ掛け具の縦断面図である。
の衣服着せ掛け具の縦断面図である。
1 衣服着せ掛け具 2 袋体 3 上部側ねじ穴部 4 下部側ねじ穴部 5 空気取入口
Claims (4)
- 【請求項1】 柔軟性を有する合成樹脂製の袋体であっ
て、中に空気を充填した状態で洋服等の衣服を着せ掛け
てその保形状態を維持するに適した形状となるように形
成された袋体からなり、この袋体の上下部にそれぞれね
じ穴部が形成され、この袋体の所要部に空気取入口が設
けられてなることを特徴とする衣服着せ掛け具。 - 【請求項2】 上部側ねじ穴部を含む袋体の上部と下部
側ねじ穴部を含む袋体の下部とは比較的硬質の合成樹脂
によって形成され、それら上下部の間の中間部は比較的
軟質の合成樹脂によって形成されることを特徴とする請
求項1に記載の衣服着せ掛け具。 - 【請求項3】 袋体の上部側ねじ穴部には、吊り下げ用
フックの下端部に連設されたねじ軸部が螺合されるよう
になっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
衣服着せ掛け具。 - 【請求項4】 袋体の下部側ねじ穴部には、載置台上に
突設されたねじ軸部が螺合されるようになっていること
を特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の衣服着せ掛
け具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999004060U JP3064665U (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 衣服着せ掛け具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999004060U JP3064665U (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 衣服着せ掛け具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3064665U true JP3064665U (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=43198312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999004060U Expired - Lifetime JP3064665U (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 衣服着せ掛け具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064665U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011030633A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Studio Barrack:Kk | ウェディングドレスの形状保持器具、ならびにウェディングドレスの形状保持方法、展示方法および梱包方法 |
KR200491096Y1 (ko) * | 2018-12-27 | 2020-02-19 | 한국산업안전보건공단 | 정하중 시험용 목재 더미 |
CN114343397A (zh) * | 2022-01-20 | 2022-04-15 | 杭州职业技术学院 | 多功能服装展示架 |
-
1999
- 1999-06-08 JP JP1999004060U patent/JP3064665U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011030633A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Studio Barrack:Kk | ウェディングドレスの形状保持器具、ならびにウェディングドレスの形状保持方法、展示方法および梱包方法 |
KR200491096Y1 (ko) * | 2018-12-27 | 2020-02-19 | 한국산업안전보건공단 | 정하중 시험용 목재 더미 |
CN114343397A (zh) * | 2022-01-20 | 2022-04-15 | 杭州职业技术学院 | 多功能服装展示架 |
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