JP3064368U - 眼鏡の装着性が改善された衛生キャップ - Google Patents

眼鏡の装着性が改善された衛生キャップ

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JP3064368U
JP3064368U JP1999003722U JP372299U JP3064368U JP 3064368 U JP3064368 U JP 3064368U JP 1999003722 U JP1999003722 U JP 1999003722U JP 372299 U JP372299 U JP 372299U JP 3064368 U JP3064368 U JP 3064368U
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賢二 西村
昌隆 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛生キャップ本体の防塵性を何等損なうこと
なく、眼鏡の着脱自在性と掛けた状態での係止安定性が
改善された衛生キャップの提供。 【解決手段】 両耳部に相当する領域(5)のそれぞれ
の外表面側に眼鏡のつる杆掛け部材片(6)が配設され
た衛生キャップにおいて、該部材片に、装着者の前面か
ら投影的に観たとき、該領域のキャップの外郭線(7)
と部材片の一部(8)の輪郭線(9)とが耳部上方に向
って常時開放状態にある略「V」字状を形成し、該一部
が該「V」字状の底点(10)を支点として直立性を維
持しながら揺動自在で、且つ該輪郭線の長さ(L)が1
0〜50mmであること、装着者の側面から投影的に観
たとき、該一部の面積(S)が2〜20cm2であるこ
と、および、該一部以外の残余の部分(11)が、少な
くとも局部的に該キャップの外表面に固着されているこ
とを同時に具備させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、衛生キャップに関し、さらに詳しくは、無塵室などで、眼鏡着用者 が装着する衛生キャップの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に無塵室などでの作業者は、特に頭髪からの塵埃の飛散を防止するために 衛生キャップを装着する。このキャップは、図2に示すように、頭頂部(1)、 後頭部(2)および両耳部を含む側頭部(3)を、防塵性を有する布帛で覆いな がら顔面部(4)を開口した形状をとり、その際、該開口の縁(12)は、顔面 との密着性を確保するために、弾性素材(13)の併用により緊締自在に構成さ れている。
【0003】 ところで、このような衛生キャップには、安全作業確保の点から、キャップの 非装着状態に極力近い状態で、眼鏡を装着できるという機能が要求されてきた。 そして、この要求に応えるための提案が実開平1−153337号公報でなさ れている。
【0004】 前述の図2には、その例を追加して示したが、図2−(a)の場合、両耳の前 面で且つ鉛直方向にスリット(14)が設けられ、また、図2−bでは耳部に当 該する領域に細幅の「マジックテープ(登録商標)」(15)がやはり鉛直方向 に、しかもその上部(16)のみで衛生キャップに固着されている。
【0005】 ここで、前者の場合、衛生キャップに眼鏡のつる杆(17)を挿入可能なスリ ット(14)を設けた分だけ、防塵性が低下することはいかんともし難い。つま り、防塵性を可及的に維持しようとすれば、該スリット(14)の挿入口サイズ を小さくせざるを得ず、その分だけ、眼鏡のつる杆(17)の挿入が困難になる 。したがって、この種のものでは、眼鏡のつる杆(17)の挿入性と防塵性とは 正しく2律背反的問題を有していたのである。
【0006】 一方、後者の場合は、各眼鏡のつる杆(17)を該テープ(15)のそれぞれ の中程に、手で当接した状態にして該テープの下端(18)を折り返してテープ 上部(16)に合体して、固着することになるが、この間は、先ず両つる杆(1 7)が“宙ぶらりん”の状態から始まるため、煩雑且つ不安定な手順になること については、説明を要しない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、本考案の課題は、眼鏡装着時の係止安定性を維持しながら、キャ ップ本体の防塵性を何等損なうことなく、眼鏡の着脱自在性が改善された衛生キ ャップを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案者らは、眼鏡の着脱に際して、より簡便なつるの“素通し”構造を採用 しながら該構造につる杆(17)の安定な係止機能を併有させることによって、 当該課題を解決するに至った。
【0009】 かくして、本考案によれば、装着者の頭頂部(1)、後頭部(2)および両耳 部を含む側頭部(3)を覆いながら顔面部(4)を開口状態にし、且つ両耳部に 相当する領域(5)のそれぞれの外表面側に眼鏡のつる杆掛け部材片(6)が配 設された衛生キャップにおいて、 該部材片が、以下のa〜cの要件 a.装着者の前面から投影的に観たとき、 a−1.該キャップの両耳部に相当する領域の外郭線(7)と部材片(6)の 一部(8)の輪郭線(9)とが、耳部上方に向って常時開放状態にあるような略 「V」字状を形成すること; a−2.該部材片(6)の一部(8)が、該「V」字状の底点(10)を支点 として直立性を維持しながら揺動自在であること; a−3.該輪郭線(9)の示す直線の長さ(L)が10〜50mmの範囲であ ること; b.装着者の側面から投影的に観たとき、 該部材片(6)の一部(8)の面積(S)が2〜20cm2の範囲にあること ;および、 c.該部材片(6)の一部(8)以外の残余の部分(11)が、少なくとも局部 的に該キャップの外表面に固着されていること を同時に具備することを特徴とする眼鏡の装着性が改善された衛生キャップが提 供される。
【0010】
【考案の実施の形態】
ここで、本考案でいう“装着性が改善された”こととは、係止安定性および着 脱自在性の両要件が改善されたことを意味する。
【0011】 本考案は、冒頭で述べたように、装着者の頭頂部(1)、後頭部(2)および 両耳部を含む側頭部(3)を覆いながら顔面部(4)を開口状態とし、且つ両耳 部に相当する領域(5)のそれぞれの外表面側に眼鏡のつる杆掛け部材片が配設 された衛生キャップの改良、特につる杆掛け部材片の改良に係る。
【0012】 本考案の衛生キャップについて、図1−(a)〜(d)にを参照しながら説明 する。 図1−(a)は、本考案の衛生キャップを装着した状態の正面図(装着者の前 面から投影的に観たとき)、図1−(b)は、図1−(a)の部分拡大図、およ び図1−(c)は、本考案の衛生キャップを装着した状態の側面図(装着者の側 面から投影的に観たとき)であり、また、これらの図中に示される斜線部分は、 後述するつる杆掛け部材片(6)の一部(8)である。
【0013】 ここに、装着者の前面から投影的に観た(図1−(a)および(b))とき、 該部材片(6)には、以下の3つの要件が必要になる。
【0014】 要件a−1:ここでは、該キャップの両耳部に相当する領域の外郭線(7)と 部材片(6)の一部(8)の輪郭線(9)とが、耳部上方に向って常時開放状態 にあるような略「V」字状を形成することが必要である。ここでいう“耳部上方 に向って常時開放状態にあるような略「V」字状”とは、前記外郭線(7)と輪 郭線(9)とが、近接しながらも連結していない平行状態からV字状までの間を 意味する。
【0015】 これによって、眼鏡の着脱に際して、前記「V」字状中の空隙に、“素通し” 、すなわち該部材片(6)に手間を何等費やすことなく、該部材片(6)の耳部 上方からつる杆(17)を押し下げるだけで簡便に眼鏡を装着でき、また、逆に 、該部材片(6)の耳部上方へつる杆(17)を押し上げるだけで簡便に眼鏡を 取り外せるのである。なお、説明の便宜上、以下“前記「V」字状を形成する部 材片(6)の一部(8)”を、“つる杆押え部(8)”と称することがある。
【0016】 要件a−2:ここでは、つる杆押え部(8)が、該「V」字状の底点(10) を支点として直立性を維持しながら揺動自在であることが、眼鏡の着脱自在性を より高め、しかも掛けた状態での係止安定性を確保するために必要である。すな わち、該つる杆押え部(8)は直立性を維持しているので、耳部下方に向って垂 れ下がることなく、前記「V」字状態を常時維持し、且つ、前記「V」字状が形 成する空隙に眼鏡のつる杆(17)を単に上方から挿入するだけで、該つる杆( 17)は衛生キャップの両耳部に相当する外表面側と前記直立性に基づいて発生 する外表面への押圧性を呈するつる杆押え部(8)とに挟まれて安定に固定でき る。また、該つる杆押え部(8)が前述の略「V」字状を呈する範囲で、底点( 10)を支点として揺動自在であるので、頭や眼鏡の形状といった装着者間の違 いにも容易に順応することができる。
【0017】 なお、該つる杆押え部(8)が、底点(10)を支点として揺動自在であるこ とから、該つる杆押え部(8)は、底点(10)から耳部上方に向って存在する 部材片の自由端とも言える。
【0018】 このようなつる杆押え部(8)としては、金属、木材あるいは硬質または軟質 プラスチックなどが挙げられ、その厚み(T)は、その曲げ弾性率によって異な るが、一般には0.5〜15mmの範囲にあることが好ましい。この厚みが0. 5mm未満では、前述の直立性が維持し難くなり、他方15mmを越えると底点 (10)を支点としての前述の揺動効果が生起し難くなる。
【0019】 特に好ましいのは、高い洗濯に対する耐久性がある軟質プラスチックで、その 厚み(T)が0.8〜10mmの範囲にあるものであり、具体的には、曲げ弾性 率が1500〜3000N/mm2(ASTM D790に準ずる)の範囲にあ るポリエステル系エラストマー、可塑材が添加された軟質塩化ビニル樹脂または ポリウレタンなどが挙げられ、この中でも、比較的低コストである塩化ビニルが 好ましい。
【0020】 要件a−3:ここでは、該「V」字状を形成する輪郭線(9)の示す直線の長 さ(L)が10〜50mmの範囲にあることが要求される。眼鏡を装着した際、 眼鏡のつる杆(17)は、前記外郭線(7)と輪郭線(9)とに挟まれ、前述の 「V」字状の底点(10)ないしその上方に位置する。そのとき、このLが10 mm未満では、眼鏡のつる杆(17)が脱落し易く、他方50mmを越えると、 この脱落を抑制する効果はほぼ飽和状態となり、ときとして装着者に違和感を感 じさせる。
【0021】 次に、装着者の側面から投影的に観た(図1−(c))とき、要件bを満足す る必要がある。
【0022】 要件b:つる杆押え部(8)の面積(S)が、2〜20cm2、好ましくは3 〜10cm2の範囲にあることが要求される。これは、眼鏡のつる杆(17)を 衛生キャップの両耳部に相当する外表面側とつる杆押え部(8)とで安定な係止 め状態にする上で必要である。ここでいう面積(S)は、図1−(c)の斜線部 分である。このSが2cm2未満では、つる杆押え部(8)から衛生キャップの 両耳部に相当する外表面への押圧機能が不十分であり、他方20cm2を越える とキャップ全体として取扱い性が悪化する懸念がある。
【0023】 最後に、上記のような部材片(6)の衛生キャップへの配設の態様に関する要 件cについて述べる。
【0024】 要件c:部材片(6)は、つる杆押え部(8)と該押え部(8)以外の残余の 部分(11)とから構成されるが、眼鏡のつる杆(17)を素通しで着脱自在性 にするため、前記「V」字状を形成した部材片(つる杆押え部(8))以外の残 余の部分(11)において、衛生キャップの外表面側に固着される。図1−(a )では、該つる杆押え部(8)の耳部下方において、残余の部分(11)が衛生 キャップの外表面に固着されている。この固着の位置については、後述の本考案 の他の態様で述べるが、図1−(a)のように該つる杆押え部(8)の耳部下方 に限定されるものではない。
【0025】 この固着手段としては、縫着、樹脂による接着または融着などによる恒久的な 固定、あるいは釦、スナップまたは「マジックテープ」などによる一時的な固定 など任意のものが採用でき,また、これら固着手段からも明らかなように、残余 の部分(11)は、衛生キャップの外表面側に対峙する片側面の少なくとも一部 が、部分的に固着されていれば良い。
【0026】 以上のような本考案の衛生キャップを構成する、すなわち装着者の頭頂部(1 )、後頭部(2)および両耳部を含む側頭部(3)を覆う布帛は、防塵性を有す るものであれば、織編物でも不織布でも構わない。そして、該布帛を構成する繊 維形態は長繊維や短繊維でもよく、好ましくはそれ自体の発塵が少ない長繊維で ある。具体的には、ポリエステルやポリアミドからなる長繊維をマルチフィラメ ントの形態で、織編物にした布帛である。
【0027】 以上、図1−(a)〜(e)にしたがって、本考案の衛生キャップについて説 明してきたが、本考案は何等これに限定されるものでないことは、、以下図3− (a1〜a2)〜(e1〜e2)に示す態様から明らかになる。
【0028】 ここで、図3−a1、b1、c1、d1およびe1は、眼鏡のつる杆掛け部材 片(6)の側面図(装着者の側面から投影的に観たとき)で、図3−a2、b2 、c2、d2およびe2は、それぞれ図3−a1、b1、c1、d1およびe1 に対応する部材片(6)の正面図(装着者の正面から投影的に観たとき)であり 、また、図中の斜線部分はつる杆押え部(8)である。
【0029】 図3−a1、b1、c1、d1およびe1から明らかなように、つる杆押え部 (8)の側面は、任意の形状が採用でき、図3−B1のようにつる杆押え部(8 )が分割された場合は、各つる杆押え部(8)の面積の総和が前記面積(S)に 相当する。
【0030】 また、図3−a2、b2、c2、d2およびe2から明らかなように、つる杆 押え部(8)以外の部材片(6)の部分(11)の位置は、図3−a2およびb 2のように該つる杆押え部(8)の耳部下方の位置に必ずしもある必要はない。 例えば、該つる杆掛け部材片自体が、図3−c2に示すような略「V」字状、ま たは図3−d2またはe2に示すような略「Y」字状を呈する場合が、これに相 当する。
【0031】 このように該つる杆掛け部材片自体が、略「V」または「Y」字状を呈する場 合は、眼鏡のつる杆(17)は、つる杆押え部(8)と該つる杆押え部(8)以 外の部材片(6)の部分(11)とで挟まれる。また、図3−e2のように、該 つる杆押え部(8)の耳部上方の衛生キャップの外表面側に対峙する片側面の位 置に、つる杆(17)の脱落を防止するための凸部(19)が形成されていても 良い。
【0032】 なお、このような該つる杆掛け部材片自体が、略「V」または「Y」字状を呈 する場合でも、外郭線(7)をつる杆押え部(8)以外の残余の部分(11)と 衛生キャップの両耳部に当接する外表面側との複合線と観立てれば、該外郭線該 つる杆押え部(8)の輪郭線と外郭線(7)とが略「V」字状を形成しているこ とは明白である。
【0033】 以上、本考案の他の態様に付いて述べてきたが、本考案は何等これらに限定さ れず、これらを組合せたものであっても良い。
【0034】 また、本考案の衛生キャップ全体としての他の態様を、作業者が装着した状態 の斜視図である図4に示す。この図4から明らかなように、衛生キャップを、作 業者の頭のサイズに呼応して調整できるように、後頭部や両耳近傍部に「マジッ クテープ(登録商標)」や紐などの調整具(20)を取り付けても良いし、作業 者の両耳部に相当する領域より耳部下方の位置に、「マジックテープ(登録商標 )」などのマスク掛け部材片(21)を取り付けて、マスク(22)を着脱可能 にしたものでも良い。
【0035】
【考案の効果】
本考案によれば、眼鏡のつる杆掛け部材片(6)が衛生キャップの外表面側に 設けられているので、衛生キャップ自体の防塵性は損なわれず、また、該外表面 側の外郭線(7)と部材片(6)の一部(8)の輪郭線(9)とが耳部上方に向 って常時開放状態にあるような略「V」字状を形成する(a−1の要件)ので、 これら2つの線の間、すなわち前記「V」字状中の空隙に、“素通し”で眼鏡の つる杆(17)を脱着することができる。
【0036】 しかも、該部材片(8)が、該「V」字状の底点(10)を支点として直立性 を維持しながら揺動自在である(a−2の要件)ので、眼鏡の着脱自在性と掛け た状態での係止安定性とが両立され、さらに、該「V」字状を形成する輪郭線の 示す直線の長さ(L)が10mm以上(要件a−3)で、且つ、該「V」字状を 形成する部材片の面積(S)が2cm2以上(要件b)であることから、前記係 止安定性がより高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の衛生キャップを作業者が装着した状態
【図2】従来の衛生キャップを作業者が装着した状態
【図3】本考案の他方の眼鏡掛け部材片の態様
【図4】本考案の他方の衛生キャップを作業者が装着し
た状態
【符号の説明】
1 装着者の頭頂部 2 装着者の後頭部 3 装着者の両耳部を含む側面部 4 装着者の顔面部 5 衛生キャップの外表面における装着者の両耳部に相
当する領域 6 眼鏡のつる杆掛け部材片 7 衛生キャップの外表面における装着者の両耳部に相
当する領域を装着者の正面から投影的に見たときの外郭
線 8 略「V」字状を形成する部材片(6)の一部(つる
杆押え部) 9 つる杆押え部を装着者の正面から投影的に見たとき
の輪郭線 10 略「V」字状の底点 11 眼鏡のつる杆掛け部材片中のつる杆押え部以外の
残余の部分

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着者の頭頂部(1)、後頭部(2)お
    よび両耳部を含む側頭部(3)を覆いながら顔面部
    (4)を開口状態にし、且つ両耳部に相当する領域
    (5)のそれぞれの外表面側に眼鏡のつる杆掛け部材片
    (6)が配設された衛生キャップにおいて、 該部材片が、以下のa〜cの要件を同時に具備すること
    を特徴とする眼鏡の装着性が改善された衛生キャップ。 a.装着者の前面から投影的に観たとき、 a−1.該キャップの両耳部に相当する領域の外郭線
    (7)と部材片(6)の一部(8)の輪郭線(9)と
    が、耳部上方に向って常時開放状態にあるような略
    「V」字状を形成すること; a−2.該部材片(6)の一部(8)が、該「V」字状
    の底点(10)を支点として直立性を維持しながら揺動
    自在であること; a−3.該輪郭線(9)の示す直線の長さ(L)が10
    〜50mmの範囲であること; b.装着者の側面から投影的に観たとき、 該部材片(6)の一部(8)の面積(S)が2〜20c
    2の範囲にあること;および c.該部材片(6)の一部(8)以外の残余の部分(1
    1)が、少なくとも局部的に該キャップの外表面に固着
    されていること。
  2. 【請求項2】 装着者の前面から投影的に観たとき、該
    部材片(6)の一部(8)の厚さ(T)が、0.5〜1
    5mmの範囲である請求項1記載の衛生キャップ。
  3. 【請求項3】 装着者の前面から投影的に観たとき、該
    部材片(6)の一部(8)が、軟質プラスチックであ
    り、且つその厚さ(T)が、0.8〜10mmの範囲に
    ある請求項2記載の衛生キャップ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019049071A (ja) * 2017-09-11 2019-03-28 竹中繊維株式会社 紐係止体
KR20200062281A (ko) 2018-01-24 2020-06-03 가부시키가이샤 도쿄 웰드 진공 흡인 암, 콜릿 홀더 및 노즐 콜릿

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KR20200062281A (ko) 2018-01-24 2020-06-03 가부시키가이샤 도쿄 웰드 진공 흡인 암, 콜릿 홀더 및 노즐 콜릿

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