JP3064279B1 - 水道の配水ブロック間仕切り装置、水道の配水ブロック間仕切り方法、及び水道の配水支管の終端装置 - Google Patents
水道の配水ブロック間仕切り装置、水道の配水ブロック間仕切り方法、及び水道の配水支管の終端装置Info
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- JP3064279B1 JP3064279B1 JP11059573A JP5957399A JP3064279B1 JP 3064279 B1 JP3064279 B1 JP 3064279B1 JP 11059573 A JP11059573 A JP 11059573A JP 5957399 A JP5957399 A JP 5957399A JP 3064279 B1 JP3064279 B1 JP 3064279B1
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Abstract
【要約】
【課題】 水道の配水ブロック間の接続管の中や配水支
管の終端部において、水が流れないデッドゾーンで水が
腐敗してしまうことを防止することができる、水道の配
水ブロック間仕切り装置、水道の配水ブロック間仕切り
方法、及び水道の配水支管の終端装置を提供する。 【解決手段】 2つ以上の配水ブロック間を互いに接続
する接続管の途中部分に、仕切り弁と並列に配設され小
量の水が前記配水ブロック間で流れることを許容するた
めのバイパス部を備えた配水ブロック間仕切り装置であ
る。また、接続管の途中に、2つ以上の配水ブロック間
の水の移動を阻止するための仕切り弁を配設した後、小
量の水が前記配水ブロック間で流れることを許容するた
めのバイパス部を、前記仕切り弁と並列に配設する配水
ブロック間仕切り方法である。更に、配水支管の終端部
と側溝などの排水路との間をパイプで連結して、前記終
端部から前記排水路に小量ずつ水が流れるようにした配
水支管の終端装置である。
管の終端部において、水が流れないデッドゾーンで水が
腐敗してしまうことを防止することができる、水道の配
水ブロック間仕切り装置、水道の配水ブロック間仕切り
方法、及び水道の配水支管の終端装置を提供する。 【解決手段】 2つ以上の配水ブロック間を互いに接続
する接続管の途中部分に、仕切り弁と並列に配設され小
量の水が前記配水ブロック間で流れることを許容するた
めのバイパス部を備えた配水ブロック間仕切り装置であ
る。また、接続管の途中に、2つ以上の配水ブロック間
の水の移動を阻止するための仕切り弁を配設した後、小
量の水が前記配水ブロック間で流れることを許容するた
めのバイパス部を、前記仕切り弁と並列に配設する配水
ブロック間仕切り方法である。更に、配水支管の終端部
と側溝などの排水路との間をパイプで連結して、前記終
端部から前記排水路に小量ずつ水が流れるようにした配
水支管の終端装置である。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、水道の配水ブロッ
ク間を接続する接続管の途中部分に配設された仕切り弁
の周辺部のデッドゾーンに水が滞留して腐敗してしまう
ことを防止することができる配水ブロック間仕切り装置
及び配水ブロック間仕切り方法に関する。また本発明
は、水道の配水支管の終端部のデッドゾーンに水が滞留
して腐敗してしまうことを防止することができる配水支
管の終端装置に関する。
ク間を接続する接続管の途中部分に配設された仕切り弁
の周辺部のデッドゾーンに水が滞留して腐敗してしまう
ことを防止することができる配水ブロック間仕切り装置
及び配水ブロック間仕切り方法に関する。また本発明
は、水道の配水支管の終端部のデッドゾーンに水が滞留
して腐敗してしまうことを防止することができる配水支
管の終端装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の上水道用の各配水ブロッ
クの関係を模擬的に示すものである。図7において、
1,2,3,4は、それぞれ、配水池A,B,C,Dか
らの配水ブロックを示している。これらの配水ブロック
1,2,3,4は、それぞれ、その中に多数の住宅や集
合住宅を含んでいるブロックであり、水道事業体が水を
供給し管理するときの単位となるブロックである。ま
た、図7において、5,6,7,8は互いに隣り合うブ
ロック間の水の流通を可能にするための接続管、9,1
0,11,12は前記の各接続管の途中部分にそれぞれ
配設された仕切り弁を示している。前記仕切り弁9,1
0,11,12は、いずれも通常は「閉」の状態に保持
されており、これにより、通常は、各配水ブロックの間
で相互に水が流れることが阻止されている。しかし、例
えば事故などによりある一つの配水ブロックへの配水が
それに対応している配水池からできなくなったような緊
急時には、前記仕切り弁の一つ又は複数が「開」に切換
えられ、これにより、別の配水ブロックの配水池から、
その配水不能となった配水ブロックへ、水を供給するこ
とができるようにしている。
クの関係を模擬的に示すものである。図7において、
1,2,3,4は、それぞれ、配水池A,B,C,Dか
らの配水ブロックを示している。これらの配水ブロック
1,2,3,4は、それぞれ、その中に多数の住宅や集
合住宅を含んでいるブロックであり、水道事業体が水を
供給し管理するときの単位となるブロックである。ま
た、図7において、5,6,7,8は互いに隣り合うブ
ロック間の水の流通を可能にするための接続管、9,1
0,11,12は前記の各接続管の途中部分にそれぞれ
配設された仕切り弁を示している。前記仕切り弁9,1
0,11,12は、いずれも通常は「閉」の状態に保持
されており、これにより、通常は、各配水ブロックの間
で相互に水が流れることが阻止されている。しかし、例
えば事故などによりある一つの配水ブロックへの配水が
それに対応している配水池からできなくなったような緊
急時には、前記仕切り弁の一つ又は複数が「開」に切換
えられ、これにより、別の配水ブロックの配水池から、
その配水不能となった配水ブロックへ、水を供給するこ
とができるようにしている。
【0003】また、図8は、従来の水道配管の一例を示
す系統図である。図8において、21は配水本管、22
はこの配水本管21から分岐する配水支管、23はこの
配水支管から各住宅24に分岐する給水管、25は前記
配水支管22の終端部である。
す系統図である。図8において、21は配水本管、22
はこの配水本管21から分岐する配水支管、23はこの
配水支管から各住宅24に分岐する給水管、25は前記
配水支管22の終端部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すような従来
の配水ブロックの接続においては、前記接続管5,6,
7,8の前記仕切り弁9,10,11,12の周辺部分
は、前記のような緊急時以外は水が流れないデッドゾー
ンとなってしまうため、水が滞留して腐敗してしまうと
いう問題が生じている。また、図8に示すような従来の
水道配管においても、同様に、配水支管22の終端部2
5の周辺部分は水が流れないデッドゾーンとなってしま
うため、水が滞留して腐敗してしまうという問題が生じ
ている。
の配水ブロックの接続においては、前記接続管5,6,
7,8の前記仕切り弁9,10,11,12の周辺部分
は、前記のような緊急時以外は水が流れないデッドゾー
ンとなってしまうため、水が滞留して腐敗してしまうと
いう問題が生じている。また、図8に示すような従来の
水道配管においても、同様に、配水支管22の終端部2
5の周辺部分は水が流れないデッドゾーンとなってしま
うため、水が滞留して腐敗してしまうという問題が生じ
ている。
【0005】本発明はこのような従来技術の問題点に着
目してなされたものであって、水道の配水ブロック間の
接続管の中の水が流れないデッドゾーンを無くすことに
より前記接続管の中で水が腐敗してしまうことを防止す
ることができる、水道の配水ブロック間仕切り装置及び
水道の配水ブロック間仕切り方法を提供することを目的
とする。また、本発明は、水道の配水支管の終端部及び
その周辺部の水が流れないデッドゾーンを無くすことに
より前記配水支管の終端部及びその周辺部で水が腐敗し
てしまうことを防止することができる、水道の配水支管
の終端装置を提供することを目的とする。
目してなされたものであって、水道の配水ブロック間の
接続管の中の水が流れないデッドゾーンを無くすことに
より前記接続管の中で水が腐敗してしまうことを防止す
ることができる、水道の配水ブロック間仕切り装置及び
水道の配水ブロック間仕切り方法を提供することを目的
とする。また、本発明は、水道の配水支管の終端部及び
その周辺部の水が流れないデッドゾーンを無くすことに
より前記配水支管の終端部及びその周辺部で水が腐敗し
てしまうことを防止することができる、水道の配水支管
の終端装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するための本発明による水道の配水ブロック間仕切り装
置は、2つ以上の配水ブロック間を互いに接続する接続
管と、前記接続管の途中部分に設けられ、前記2つ以上
の配水ブロック間の水の移動を阻止するための仕切り弁
と、前記接続管の途中部分に前記仕切り弁と並列に設け
られ、前記仕切り弁の周辺部で水が滞留して腐敗してし
まうことを防止するように、小量の水が前記配水ブロッ
ク間で流れることを可能にするためのバイパス部と、を
備えたことを特徴とするものである。
するための本発明による水道の配水ブロック間仕切り装
置は、2つ以上の配水ブロック間を互いに接続する接続
管と、前記接続管の途中部分に設けられ、前記2つ以上
の配水ブロック間の水の移動を阻止するための仕切り弁
と、前記接続管の途中部分に前記仕切り弁と並列に設け
られ、前記仕切り弁の周辺部で水が滞留して腐敗してし
まうことを防止するように、小量の水が前記配水ブロッ
ク間で流れることを可能にするためのバイパス部と、を
備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明による水道の配水ブロック間
仕切り装置においては、前記バイパス部は、前記2つ以
上の配水ブロック間において、双方向に水を流すことを
可能にするものであるのがよい。
仕切り装置においては、前記バイパス部は、前記2つ以
上の配水ブロック間において、双方向に水を流すことを
可能にするものであるのがよい。
【0008】また、本発明による水道の配水ブロック間
仕切り装置においては、前記バイパス部は、前記仕切り
弁の両端部又はその近傍部同士を結ぶように前記接続管
に接続され、所定の流量の水の流れだけを許容するよう
な抵抗を生じさせるように形成されているバイパス管か
ら成るものであるのがよい。
仕切り装置においては、前記バイパス部は、前記仕切り
弁の両端部又はその近傍部同士を結ぶように前記接続管
に接続され、所定の流量の水の流れだけを許容するよう
な抵抗を生じさせるように形成されているバイパス管か
ら成るものであるのがよい。
【0009】また、本発明による水道の配水ブロック間
仕切り装置においては、前記バイパス部は、前記仕切り
弁の両端部又はその近傍部同士を結ぶように前記接続管
に接続されたバイパス管と、このバイパス管の途中部分
に設けられた定流量弁と、から成るものであるのがよ
い。
仕切り装置においては、前記バイパス部は、前記仕切り
弁の両端部又はその近傍部同士を結ぶように前記接続管
に接続されたバイパス管と、このバイパス管の途中部分
に設けられた定流量弁と、から成るものであるのがよ
い。
【0010】また、本発明による水道の配水ブロック間
仕切り方法は、2つ以上の配水ブロック間を互いに接続
管により接続する工程と、前記接続管の途中部分に、前
記2つ以上の配水ブロック間の水の移動を阻止するため
の仕切り弁を設ける工程と、前記接続管の途中部分に、
前記仕切り弁の周辺部で水が滞留して腐敗してしまうこ
とを防止するように、小量の水が前記配水ブロック間で
流れることを可能にするためのバイパス部を、前記仕切
り弁と並列に設ける工程と、を含むことを特徴とするも
のである。
仕切り方法は、2つ以上の配水ブロック間を互いに接続
管により接続する工程と、前記接続管の途中部分に、前
記2つ以上の配水ブロック間の水の移動を阻止するため
の仕切り弁を設ける工程と、前記接続管の途中部分に、
前記仕切り弁の周辺部で水が滞留して腐敗してしまうこ
とを防止するように、小量の水が前記配水ブロック間で
流れることを可能にするためのバイパス部を、前記仕切
り弁と並列に設ける工程と、を含むことを特徴とするも
のである。
【0011】また、本発明による水道の配水ブロック間
仕切り装置は、2つ以上の配水ブロック間を互いに接続
する接続管と、前記接続管の途中部分に設けられる定流
量弁等の定流量装置であって、前記2つ以上の配水ブロ
ック間で水が多量に移動することを阻止しながら、前記
接続管の中で水が滞留して腐敗してしまうことを防止す
るように、小量の水が前記配水ブロック間で流れること
を可能にするための定流量弁等の定流量装置と、を備え
たことを特徴とするものである。
仕切り装置は、2つ以上の配水ブロック間を互いに接続
する接続管と、前記接続管の途中部分に設けられる定流
量弁等の定流量装置であって、前記2つ以上の配水ブロ
ック間で水が多量に移動することを阻止しながら、前記
接続管の中で水が滞留して腐敗してしまうことを防止す
るように、小量の水が前記配水ブロック間で流れること
を可能にするための定流量弁等の定流量装置と、を備え
たことを特徴とするものである。
【0012】更に、本発明による水道の配水支管の終端
装置は、水道の配水支管の終端部又はその周辺部で水が
滞留して腐敗してしまうことを防止するための配水支管
の終端装置であって、配水支管の終端部と外部の側溝な
どの排水路との間をパイプで連結して、前記終端部から
前記排水路に小量ずつ水が流れるようにした、ことを特
徴とするものである。
装置は、水道の配水支管の終端部又はその周辺部で水が
滞留して腐敗してしまうことを防止するための配水支管
の終端装置であって、配水支管の終端部と外部の側溝な
どの排水路との間をパイプで連結して、前記終端部から
前記排水路に小量ずつ水が流れるようにした、ことを特
徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1は図7に示す複
数の配水ブロック及び接続管の中の、任意の2つの配水
ブロック1,2とその間を接続する接続管5だけを便宜
上取り出して示した図である。本実施形態1において
は、図1に示すように、前記接続管5の途中部分に仕切
り弁9が配設されている。この仕切り弁9は、通常は
「閉」の状態に保持することにより、配水ブロック1及
び2の間を遮断して相互間に水が流れないようにしてい
る。しかし、例えば事故などにより配水池A(図7参
照)から配水ブロック1への配水ができなくなったよう
な緊急時には、前記仕切り弁9は「開」に切換えられ、
これにより、前記配水池Aとは別の配水池B(図7参
照)からの水が、配水ブロック2及び接続管5を介し
て、配水ブロック1へ供給されるようになっている。な
お、本実施形態1においては、前記仕切り弁9として、
例えば、旭有機材工業株式会社製の「アサヒAVバルブ
ゲートバルブ」を使用することができる。
数の配水ブロック及び接続管の中の、任意の2つの配水
ブロック1,2とその間を接続する接続管5だけを便宜
上取り出して示した図である。本実施形態1において
は、図1に示すように、前記接続管5の途中部分に仕切
り弁9が配設されている。この仕切り弁9は、通常は
「閉」の状態に保持することにより、配水ブロック1及
び2の間を遮断して相互間に水が流れないようにしてい
る。しかし、例えば事故などにより配水池A(図7参
照)から配水ブロック1への配水ができなくなったよう
な緊急時には、前記仕切り弁9は「開」に切換えられ、
これにより、前記配水池Aとは別の配水池B(図7参
照)からの水が、配水ブロック2及び接続管5を介し
て、配水ブロック1へ供給されるようになっている。な
お、本実施形態1においては、前記仕切り弁9として、
例えば、旭有機材工業株式会社製の「アサヒAVバルブ
ゲートバルブ」を使用することができる。
【0014】また、本実施形態1においては、図1に示
すように、前記接続管5の前記仕切り弁9が設けられて
いる部分の両端部又はその近傍部同士を結ぶように、前
記仕切り弁9と並列に、細径のバイパス管31が接続さ
れている。このバイパス管31は、例えば、その径と長
さを調整することにより、前記パイパス管31が、そこ
を流れる水流量が前記仕切り弁9による配水ブロック間
の仕切りの効果を阻害しない程度の極めて小量のものに
止まるような水流に対する抵抗値を有するように、形成
されている。また、このバイパス管31は、配水ブロッ
ク1から配水ブロック2の方向への水の流れを許容する
と共に、配水ブロック2から配水ブロック1の方向への
水の流れをも許容するように、すなわち、双方向の水の
流れを許容するように(図1の矢印参照)、形成されて
いる。
すように、前記接続管5の前記仕切り弁9が設けられて
いる部分の両端部又はその近傍部同士を結ぶように、前
記仕切り弁9と並列に、細径のバイパス管31が接続さ
れている。このバイパス管31は、例えば、その径と長
さを調整することにより、前記パイパス管31が、そこ
を流れる水流量が前記仕切り弁9による配水ブロック間
の仕切りの効果を阻害しない程度の極めて小量のものに
止まるような水流に対する抵抗値を有するように、形成
されている。また、このバイパス管31は、配水ブロッ
ク1から配水ブロック2の方向への水の流れを許容する
と共に、配水ブロック2から配水ブロック1の方向への
水の流れをも許容するように、すなわち、双方向の水の
流れを許容するように(図1の矢印参照)、形成されて
いる。
【0015】なお、図1に示す接続管5、仕切り弁9、
及びバイパス管31の施工方法は、例えば次のとおりで
ある。先ず、前記の2つの配水ブロック1,2間を互い
に接続管5により接続する。次に、前記接続管5の途中
部分に、前記2つのブロック1,2相互間の水の移動を
阻止するための仕切り弁9を介設する。その後、前記接
続管5の途中部分の前記仕切り弁9の両端部又はその近
傍部同士を結ぶように、前記仕切り弁9と並列に、前記
バイパス管31を接続する。
及びバイパス管31の施工方法は、例えば次のとおりで
ある。先ず、前記の2つの配水ブロック1,2間を互い
に接続管5により接続する。次に、前記接続管5の途中
部分に、前記2つのブロック1,2相互間の水の移動を
阻止するための仕切り弁9を介設する。その後、前記接
続管5の途中部分の前記仕切り弁9の両端部又はその近
傍部同士を結ぶように、前記仕切り弁9と並列に、前記
バイパス管31を接続する。
【0016】以上のように、本実施形態1においては、
各配水ブロック1,2の間を接続する接続管5の途中部
分に、前記仕切り弁9と並列に、前記仕切り弁9による
仕切りの効果を阻害しない程度の極めて小量の水の流れ
(双方向の流れ)を許容するバイパス管31を配設する
ようにしているので、前記接続管5内は、前記仕切り弁
9の周辺部をも含めて、常時、双方の配水ブロック間で
の有効動水頭(水圧)の差により水の流通が生じている
ことになる。よって、本実施形態1によれば、前記接続
管5の中に水の流れないデッドゾーンが発生することを
確実に防止できるので、従来のような前記接続管5の中
で水が滞留して腐敗してしまうという不都合を、有効に
回避することができるようになる。
各配水ブロック1,2の間を接続する接続管5の途中部
分に、前記仕切り弁9と並列に、前記仕切り弁9による
仕切りの効果を阻害しない程度の極めて小量の水の流れ
(双方向の流れ)を許容するバイパス管31を配設する
ようにしているので、前記接続管5内は、前記仕切り弁
9の周辺部をも含めて、常時、双方の配水ブロック間で
の有効動水頭(水圧)の差により水の流通が生じている
ことになる。よって、本実施形態1によれば、前記接続
管5の中に水の流れないデッドゾーンが発生することを
確実に防止できるので、従来のような前記接続管5の中
で水が滞留して腐敗してしまうという不都合を、有効に
回避することができるようになる。
【0017】実施形態2.図2は本発明の実施形態2を
示す図である。図2において図1と共通する部分には同
一の符号を付している。図2には、図1と同様に、2つ
の配水ブロック1,2とそれらを接続する接続管5が示
されている。本実施形態2では、図2に示すように、前
記接続管5の中の仕切り弁9の両端部又はその近傍部同
士を結ぶように、前記仕切り弁9と並列に、バイパス管
32が接続されている。本実施形態2では、このバイパ
ス管32は、図1のバイパス管31と比較してやや太径
に形成されている。このやや太径のバイパス管32の途
中部分には、予め設定された一定流量だけの水の流れを
許容する定流量弁33が介設されている。
示す図である。図2において図1と共通する部分には同
一の符号を付している。図2には、図1と同様に、2つ
の配水ブロック1,2とそれらを接続する接続管5が示
されている。本実施形態2では、図2に示すように、前
記接続管5の中の仕切り弁9の両端部又はその近傍部同
士を結ぶように、前記仕切り弁9と並列に、バイパス管
32が接続されている。本実施形態2では、このバイパ
ス管32は、図1のバイパス管31と比較してやや太径
に形成されている。このやや太径のバイパス管32の途
中部分には、予め設定された一定流量だけの水の流れを
許容する定流量弁33が介設されている。
【0018】なお、ここで、前記定流量弁について説明
する。本実施形態2においては、前記定流量弁33とし
て、例えば、旭有機材工業株式会社製の「アサヒAV定
流量弁」を使用することができる。図3(a)は、制止
弁機能付きの、弁体に圧力導入口があるタイプの定流量
弁の構造及び動作を示す図である。また、図3(b)
は、制止弁機能付きの、弁体に圧力導入口が無いタイプ
の定流量弁の構造及び動作を示す図である。また、図4
は、図3(a)に示すタイプの定流量弁の構造を示す図
である。なお、図3及び図4はいずれも、前記の旭有機
材工業株式会社製の「アサヒAV定流量弁」のカタログ
から引用したものである。
する。本実施形態2においては、前記定流量弁33とし
て、例えば、旭有機材工業株式会社製の「アサヒAV定
流量弁」を使用することができる。図3(a)は、制止
弁機能付きの、弁体に圧力導入口があるタイプの定流量
弁の構造及び動作を示す図である。また、図3(b)
は、制止弁機能付きの、弁体に圧力導入口が無いタイプ
の定流量弁の構造及び動作を示す図である。また、図4
は、図3(a)に示すタイプの定流量弁の構造を示す図
である。なお、図3及び図4はいずれも、前記の旭有機
材工業株式会社製の「アサヒAV定流量弁」のカタログ
から引用したものである。
【0019】本実施形態2では、上記の定流量弁33の
作用により、前記2つの配水ブロック1,2間では、常
時、前記定流量弁33が許容する一定の極めて小量の水
の流れが生じている。よって、本実施形態2によって
も、前記の実施形態1におけるとほぼ同様の効果を奏す
ることができる。
作用により、前記2つの配水ブロック1,2間では、常
時、前記定流量弁33が許容する一定の極めて小量の水
の流れが生じている。よって、本実施形態2によって
も、前記の実施形態1におけるとほぼ同様の効果を奏す
ることができる。
【0020】実施形態3.次に、図5は本発明の実施形
態3を示す図である。図5において図1と共通する部分
には同一の符号を付している。図5には、2つの配水ブ
ロック1,2とその間を接続する接続管5が示されてい
る。本実施形態3においては、図5に示すように、前記
2つの配水ブロック1,2の間を接続する接続管5の途
中部分に、定流量弁34が介設されている。この定流量
弁34は、前記2つの配水ブロック1,2間で水が多量
に移動することを阻止しながら(すなわち、図1や図2
の仕切り弁9とほぼ同様の機能を果たしながら)、前記
接続管5の中の一部で水が滞留して腐敗してしまうこと
を防止するように一定の極めて小量の水が前記配水ブロ
ック1,2の間で流れることを許容するためのものであ
る。この定流量弁34の構造は、図2で説明した制止弁
付き定水量弁33と基本的に同じであるので、説明を省
略する。以上のように、本実施形態3においては、前記
2つの配水ブロック1,2の間を接続する接続管5の途
中部分に定流量弁34を介設することにより、前記配水
ブロック1,2間での極めて小量の一定の水の流れを確
保して、前記接続管5の一部に水が全く流れないデッド
ゾーンが生じることを防止するようにしている。よっ
て、本実施形態3によっても、前記の実施形態1や実施
形態2とほぼ同様な効果を奏することができる。
態3を示す図である。図5において図1と共通する部分
には同一の符号を付している。図5には、2つの配水ブ
ロック1,2とその間を接続する接続管5が示されてい
る。本実施形態3においては、図5に示すように、前記
2つの配水ブロック1,2の間を接続する接続管5の途
中部分に、定流量弁34が介設されている。この定流量
弁34は、前記2つの配水ブロック1,2間で水が多量
に移動することを阻止しながら(すなわち、図1や図2
の仕切り弁9とほぼ同様の機能を果たしながら)、前記
接続管5の中の一部で水が滞留して腐敗してしまうこと
を防止するように一定の極めて小量の水が前記配水ブロ
ック1,2の間で流れることを許容するためのものであ
る。この定流量弁34の構造は、図2で説明した制止弁
付き定水量弁33と基本的に同じであるので、説明を省
略する。以上のように、本実施形態3においては、前記
2つの配水ブロック1,2の間を接続する接続管5の途
中部分に定流量弁34を介設することにより、前記配水
ブロック1,2間での極めて小量の一定の水の流れを確
保して、前記接続管5の一部に水が全く流れないデッド
ゾーンが生じることを防止するようにしている。よっ
て、本実施形態3によっても、前記の実施形態1や実施
形態2とほぼ同様な効果を奏することができる。
【0021】実施形態4.次に、図6は水道の配水系統
を示す図である。図6において、図8と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態4に
おいては、図6に示すように、配水支管22の終端部2
5と、その近郊にある道路41の側溝42との間が、比
較的細径のパイプ43により接続されている。このパイ
プ43は、所定の細径であり且つ所定の長さを有してい
るため、極めて小量の水だけを前記側溝42に流すよう
になっている。したがって、本実施形態4では、配水支
管22の終端部25から、極めて小量の水が、常時、前
記パイプ43を通じて、前記側溝42に排出されるよう
になっている。よって、本実施形態4によれば、前記配
水支管22の終端部25又はその周辺部で、水が流れな
いデットゾーンが発生することを防止し、水が滞留して
腐敗してしまうという不都合を、有効に防止できるよう
になる。なお、この実施形態4においては、図6の配水
支管22の終端部25とその近郊にある道路41の側溝
42との間を、前記の「比較的細径のパイプ43」によ
り接続することに替えて、「ある程度大きい径のパイプ
と、その途中部分に備えられた定流量弁と」により接続
するようにしても、同様の作用効果を得ることができ
る。
を示す図である。図6において、図8と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態4に
おいては、図6に示すように、配水支管22の終端部2
5と、その近郊にある道路41の側溝42との間が、比
較的細径のパイプ43により接続されている。このパイ
プ43は、所定の細径であり且つ所定の長さを有してい
るため、極めて小量の水だけを前記側溝42に流すよう
になっている。したがって、本実施形態4では、配水支
管22の終端部25から、極めて小量の水が、常時、前
記パイプ43を通じて、前記側溝42に排出されるよう
になっている。よって、本実施形態4によれば、前記配
水支管22の終端部25又はその周辺部で、水が流れな
いデットゾーンが発生することを防止し、水が滞留して
腐敗してしまうという不都合を、有効に防止できるよう
になる。なお、この実施形態4においては、図6の配水
支管22の終端部25とその近郊にある道路41の側溝
42との間を、前記の「比較的細径のパイプ43」によ
り接続することに替えて、「ある程度大きい径のパイプ
と、その途中部分に備えられた定流量弁と」により接続
するようにしても、同様の作用効果を得ることができ
る。
【0022】すなわち、本実施形態4では、前記パイプ
43の太さと長さを調整することにより極めて小量の水
だけを前記終端部25から前記側溝42に流すようにし
ているが、本発明では、例えば、前記パイプ43を比較
的大径のものにして、その途中部分に前記実施形態2及
び3で採用した定流量弁を介設することにより、一定の
極めて小量の水だけを前記側溝42に常時流すようにし
てもよい。また、本実施形態4では、前記配水支管22
の終端部25及びその周辺部の水を、前記道路41の側
溝42に向けて流すようにしているが、本発明では、前
記の側溝42以外の他の種類の排水路に向けて流すよう
にしてもよいことは勿論である。
43の太さと長さを調整することにより極めて小量の水
だけを前記終端部25から前記側溝42に流すようにし
ているが、本発明では、例えば、前記パイプ43を比較
的大径のものにして、その途中部分に前記実施形態2及
び3で採用した定流量弁を介設することにより、一定の
極めて小量の水だけを前記側溝42に常時流すようにし
てもよい。また、本実施形態4では、前記配水支管22
の終端部25及びその周辺部の水を、前記道路41の側
溝42に向けて流すようにしているが、本発明では、前
記の側溝42以外の他の種類の排水路に向けて流すよう
にしてもよいことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、前記ブロック接続管の途中部分に、小量の水が前記
配水ブロック間で流れることを許容するためのバイパス
部を、前記仕切り弁と並列に配設するようにしているの
で、前記接続管の仕切り弁の周辺部で水が流れないデッ
ドゾーンが発生することを防止し、前記接続管の内部で
水が滞留して腐敗してしまうという不都合を、有効に防
止できるようになる。
は、前記ブロック接続管の途中部分に、小量の水が前記
配水ブロック間で流れることを許容するためのバイパス
部を、前記仕切り弁と並列に配設するようにしているの
で、前記接続管の仕切り弁の周辺部で水が流れないデッ
ドゾーンが発生することを防止し、前記接続管の内部で
水が滞留して腐敗してしまうという不都合を、有効に防
止できるようになる。
【0024】また、本発明において、前記バイパス部
を、2つ以上のブロック間において双方向に水が流れる
ことを可能にする構造にすることにより、2つ以上の配
水ブロック相互間の状況に応じた適切な水の流れを許容
することが可能になる。
を、2つ以上のブロック間において双方向に水が流れる
ことを可能にする構造にすることにより、2つ以上の配
水ブロック相互間の状況に応じた適切な水の流れを許容
することが可能になる。
【0025】また、本発明において、前記バイパス部
を、所望の流量の水の流れのみを許容するような抵抗を
生じさせるように形成することにより、2つ以上の配水
ブロック間の水の流れを極めて小量の流れだけに止め
て、前記仕切り弁による仕切りの効果を阻害しないこと
を確実にすることができる。
を、所望の流量の水の流れのみを許容するような抵抗を
生じさせるように形成することにより、2つ以上の配水
ブロック間の水の流れを極めて小量の流れだけに止め
て、前記仕切り弁による仕切りの効果を阻害しないこと
を確実にすることができる。
【0026】また、本発明において、前記バイパス部
を、前記仕切り弁の両端部又はその近郊部同士を結ぶバ
イパス管とこのバイパス管の途中部分に配設された定流
量弁とから構成することにより、2つ以上の配水ブロッ
ク間の水の流れを極めて小量の一定の流量だけに止め
て、前記仕切り弁による仕切りの効果を阻害しないこと
を確実にすることができる。
を、前記仕切り弁の両端部又はその近郊部同士を結ぶバ
イパス管とこのバイパス管の途中部分に配設された定流
量弁とから構成することにより、2つ以上の配水ブロッ
ク間の水の流れを極めて小量の一定の流量だけに止め
て、前記仕切り弁による仕切りの効果を阻害しないこと
を確実にすることができる。
【0027】また、本発明による水道の配水ブロック間
仕切り方法においては、前記接続管の途中に前記仕切り
弁を配設した後に、前記接続管の途中部分に、前記仕切
り弁と並列に、前記バイパス部を配設するようにしてい
るので、前記仕切り弁の周辺で水が滞留して腐敗するこ
とを防止するための施工工事を、極めて効率的に行うこ
とができる。
仕切り方法においては、前記接続管の途中に前記仕切り
弁を配設した後に、前記接続管の途中部分に、前記仕切
り弁と並列に、前記バイパス部を配設するようにしてい
るので、前記仕切り弁の周辺で水が滞留して腐敗するこ
とを防止するための施工工事を、極めて効率的に行うこ
とができる。
【0028】また、本発明による水道の配水ブロック間
仕切り装置においては、前記接続管の途中に、従来の仕
切り弁に替えて、定流量弁等の定流量装置を介設するよ
うにしている。これにより、本発明では、2つ以上の配
水ブロック間で水が多量に移動することを阻止しなが
ら、一定の極めて小量の水が、常時、前記配水ブロック
間で流れることを許容できる。よって、本発明によれ
ば、前記接続管の中で水が流れないデッドゾーンが発生
することを防止し、前記接続管の内部で水が滞留して腐
敗してしまうことを有効に防止することができる。
仕切り装置においては、前記接続管の途中に、従来の仕
切り弁に替えて、定流量弁等の定流量装置を介設するよ
うにしている。これにより、本発明では、2つ以上の配
水ブロック間で水が多量に移動することを阻止しなが
ら、一定の極めて小量の水が、常時、前記配水ブロック
間で流れることを許容できる。よって、本発明によれ
ば、前記接続管の中で水が流れないデッドゾーンが発生
することを防止し、前記接続管の内部で水が滞留して腐
敗してしまうことを有効に防止することができる。
【0029】さらに、本発明による水道の配水支管の終
端装置においては、配水支管の終端部と外部の側溝など
の排水路との間をパイプで連結して、前記終端部から前
記排水路に小量ずつ水が流れ出るように構成しているの
で、水道の配水支管の終端部又はその周辺部で水が流れ
ないデッドゾーンが発生することを防止し、前記終端部
又はその周辺部で水が滞留して腐敗してしまうことを有
効に防止することが可能になる。
端装置においては、配水支管の終端部と外部の側溝など
の排水路との間をパイプで連結して、前記終端部から前
記排水路に小量ずつ水が流れ出るように構成しているの
で、水道の配水支管の終端部又はその周辺部で水が流れ
ないデッドゾーンが発生することを防止し、前記終端部
又はその周辺部で水が滞留して腐敗してしまうことを有
効に防止することが可能になる。
【図1】 本発明の実施形態1を説明するための図であ
る。
る。
【図2】 本発明の実施形態2を説明するための図であ
る。
る。
【図3】 実施形態2で使用する定水量弁の構造及び動
作を説明するための図である。
作を説明するための図である。
【図4】 図3(a)に示すタイプの定水量弁の構造を
示す図である。
示す図である。
【図5】 本発明の実施形態3を説明するための図であ
る。
る。
【図6】 本発明の実施形態4を説明するための図であ
る。
る。
【図7】 従来の水道の配水ブロック間仕切り装置を示
す図である。
す図である。
【図8】 従来の水道の配水支管の終端装置を示す図で
ある
ある
1,2,3,4 配水ブロック 5,6,7,8 接続管 9,10,11,12 仕切り弁 31,32 バイパス管 33,34 定流量弁 42 側溝 43 パイプ A,B,C,D 配水池
Claims (7)
- 【請求項1】 2つ以上の配水ブロック間を互いに接続
する接続管と、 前記接続管の途中部分に設けられ、前記2つ以上の配水
ブロック間の水の移動を阻止するための仕切り弁と、 前記接続管の途中部分に前記仕切り弁と並列に設けられ
たバイパス部であって、前記仕切り弁の周辺部で水が滞
留して腐敗してしまうことを防止するために、前記仕切
り弁による仕切りの効果を阻害しない程度の少量の水が
前記接続管を介して前記配水ブロック間を常時流れるよ
うにするためのバイパス部と、 を備えたことを特徴とする水道の配水ブロック間仕切り
装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記バイパス部は、
前記2つ以上の配水ブロック間において、双方向に水を
流すことを可能にするものである、ことを特徴とする水
道の配水ブロック間仕切り装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記バイパス
部は、前記仕切り弁の両端部又はその近傍部同士を結ぶ
ように前記接続管に接続され、所定の流量の水の流れだ
けを許容するような抵抗を生じさせるように形成されて
いるバイパス管から成るものである、ことを特徴とする
水道の配水ブロック間仕切り装置。 - 【請求項4】 請求項1又は2において、 前記バイパス部は、 前記仕切り弁の両端部又はその近傍部同士を結ぶように
前記接続管に接続されたバイパス管と、 このバイパス管の途中部分に設けられた定流量弁と、 から成るものである、ことを特徴とする水道の配水ブロ
ック間仕切り装置。 - 【請求項5】 2つ以上の配水ブロック間を互いに接続
管により接続する工程と、 前記接続管の途中部分に、前記2つ以上の配水ブロック
間の水の移動を阻止するための仕切り弁を設ける工程
と、 前記接続管の途中部分に前記仕切り弁と並列に設けられ
たバイパス部であって、前記仕切り弁の周辺部で水が滞
留して腐敗してしまうことを防止するために、前記仕切
り弁による仕切りの効果を阻害しない程度の少量の水が
前記接続管を 介して前記配水ブロック間を常時流れるよ
うにするためのバイパス部を、前記仕切り弁と並列に設
ける工程と、 を含むことを特徴とする水道の配水ブロック間仕切り方
法。 - 【請求項6】 2つ以上の配水ブロック間を互いに接続
する接続管と、 前記接続管の途中部分に設けられており、前記配水ブロ
ック間で水が多量に移動することを阻止しながら、前記
接続管の中の一部で水が滞留して腐敗してしまうことを
防止するように一定の少量の水が前記配水ブロック間で
流れるようにするための定流量弁と、 を備えたことを特徴とする水道の配水ブロック間仕切り
装置。 - 【請求項7】 水道の配水支管の終端部又はその周辺部
で水が滞留して腐敗してしまうことを防止するための配
水支管の終端装置であって、 配水支管の終端部と外部の側溝などの排水路との間をパ
イプで連結して、前記終端部から前記排水路に少量ずつ
水が流れるようにした、ことを特徴とする水道の配水支
管の終端装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11059573A JP3064279B1 (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 水道の配水ブロック間仕切り装置、水道の配水ブロック間仕切り方法、及び水道の配水支管の終端装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11059573A JP3064279B1 (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 水道の配水ブロック間仕切り装置、水道の配水ブロック間仕切り方法、及び水道の配水支管の終端装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3064279B1 true JP3064279B1 (ja) | 2000-07-12 |
JP2000257124A JP2000257124A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13117121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11059573A Expired - Fee Related JP3064279B1 (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 水道の配水ブロック間仕切り装置、水道の配水ブロック間仕切り方法、及び水道の配水支管の終端装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064279B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6131267A (en) | 1995-10-13 | 2000-10-17 | Bently Nevada Corporation | Method of manufacture of an encapsulated transducer |
US6170148B1 (en) | 1995-10-13 | 2001-01-09 | Bently Nevada Corporation | Method of making an encapsulated transducer with an alignment plug |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100909861B1 (ko) * | 2007-10-02 | 2009-07-29 | (주) 두두에너텍 | 상수도 공급 시스템의 정체수 해소 기능을 갖는 경계변흐름 제어장치 |
-
1999
- 1999-03-08 JP JP11059573A patent/JP3064279B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6131267A (en) | 1995-10-13 | 2000-10-17 | Bently Nevada Corporation | Method of manufacture of an encapsulated transducer |
US6170148B1 (en) | 1995-10-13 | 2001-01-09 | Bently Nevada Corporation | Method of making an encapsulated transducer with an alignment plug |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000257124A (ja) | 2000-09-19 |
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Legal Events
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