JP3064131U - プラスチックの連続乾留熱分解油化装置 - Google Patents
プラスチックの連続乾留熱分解油化装置Info
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 稼働中の安全性が向上し、かつ重質油と軽質
油とが効率よく分離されるプラスチックの連続乾留熱分
解油化装置を提供する。 【解決手段】 被処理プラスチックの常温圧縮用の第1
のフィーダーと、溶解及び脱塩素用の横型第2のスクリ
ューフィーダーと、低温域熱分解用の傾斜型第3のスク
リューフィーダーと、高温域熱分解用の傾斜型第4のス
クリューフィーダーと、循環加熱不活性ガスが前記第2
〜第4のスクリューフィーダーにそれぞれ循環供給され
る第1〜第3の加熱装置と、第3、第4のスクリューフ
ィーダーと連結する冷却器と、第1の気液分離器と、そ
の下部に連結する第2の気液分離器と、第2の気液分離
器の上部に連結する第3の気液分離器とを備えるプラス
チックの連続乾留熱分解油化装置。
油とが効率よく分離されるプラスチックの連続乾留熱分
解油化装置を提供する。 【解決手段】 被処理プラスチックの常温圧縮用の第1
のフィーダーと、溶解及び脱塩素用の横型第2のスクリ
ューフィーダーと、低温域熱分解用の傾斜型第3のスク
リューフィーダーと、高温域熱分解用の傾斜型第4のス
クリューフィーダーと、循環加熱不活性ガスが前記第2
〜第4のスクリューフィーダーにそれぞれ循環供給され
る第1〜第3の加熱装置と、第3、第4のスクリューフ
ィーダーと連結する冷却器と、第1の気液分離器と、そ
の下部に連結する第2の気液分離器と、第2の気液分離
器の上部に連結する第3の気液分離器とを備えるプラス
チックの連続乾留熱分解油化装置。
Description
【0001】
本考案は、プラスチック特に廃プラスチックの連続乾留熱分解油化装置に関す る。
【0002】
近年、プラスチック製品の消費量は増加の一途を辿っており、廃プラスチック を焼却したり埋め立てたりするのではなく、熱分解油化して再資源化することが 望まれている。 処理される廃プラスチック(以下、被処理プラスチックという)を熱分解油化 するには、大別して、溶融浴式、二段式、スクリュー式、パイプスチル式、流動 層式、接触式の六つの方法が挙げられる。このうち、スクリュー式は、比較的構 造が簡単で、連続的に熱分解油化が可能であるため、処理効率が良いとされてい る。そしてこのスクリュー式を用いたプラスチック連続乾留熱分解油化装置とし ては、横一段方式と横二段方式とが提案されている。
【0003】
上記スクリュー式のプラスチック乾留熱分解油化装置では、スクリューを直接 熱風で加熱するか、またはマイクロ波を使用して加熱しているが、スクリューフ ィーダーの外周を囲っている管体にクラックなどが発生すると、漏洩した揮発性 ガスにより、爆発や燃焼などの重大な問題を引き起こすこととなった。また、搬 入ホッパーから最初のスクリューフィーダーに搬入した被処理プラスチックを加 熱下で圧縮すると、プラスチックが熱で急激に溶解することにより系内に空気が 流入する、ブローアウトと呼ばれる現象が発生する問題もあった。さらに、プラ スチックを油化して得られる重質油と軽質油との分離が、効率よく行われていな かった。 本考案は、上記スクリュー式を四段方式とし、かつ加熱媒体に不活性ガスを用 いて上記問題点を解決して、従来よりも稼働中の安全性が向上し、さらに重質油 と軽質油とが効率よく分離されるプラスチックの連続乾留熱分解油化装置を提供 することを目的とする。
【0004】
すなわち本考案は、被処理プラスチックの投入ホッパーの下部に連通し、進行 方向先端部が細い被処理プラスチックの圧縮および搬送用の第1のスクリューフ ィーダーと、 前記第1のスクリューフィーダーの先端に連結され、被処理プラスチックの溶 解及び脱塩素を目的とし、外周が囲われた横型の第2のスクリューフィーダーと 、少なくとも前記第2のスクリューフィーダーの一部を取り囲む第1の加熱炉と 、前記第1の加熱炉へ溶解に必要な温度を有する不活性ガスが循環供給される第 1の加熱装置と、 前記第2のスクリューフィーダーの先端に連結され、低温域で被処理プラスチ ックを熱分解させる傾斜型の第3のスクリューフィーダーと、前記第3のスクリ ューフィーダーの外周を取り囲む第2の加熱炉と、前記第2の加熱炉へ第1段の 熱分解温度を有する不活性ガスが循環供給される第2の加熱装置と、 前記第3のスクリューフィーダーの先端に連結され、高温域で熱分解される被 処理プラスチックを熱分解させる傾斜型の第4のスクリューフィーダーと、前記 第4のスクリューフィーダーの外周を取り囲む第3の加熱炉と、前記第3の加熱 炉へ前記第1段の熱分解温度より高い第2段の熱分解温度を有する不活性ガスが 循環供給される第3の加熱装置と、 前記第3のスクリューフィーダーと第4のスクリューフィーダーとの上端近傍 にそれぞれ連結された連通管と連結されてなる冷却器と、第1の気液分離器と、 その下部より抜き出された液体分より重質油分を分離するための第2の気液分離 器と、前記気体を冷却し、軽質油分をコンデンスさせるための第3の気液分離器 とを備えてなることを特徴とする。
【0005】
以下、図に基いて本考案の実施の態様の一例を説明する。 図1は本考案のプラスチックの連続乾留熱分解油化装置の一例を示す断面模式 図である。本装置は、圧縮部1と溶解部20と第1の分解部40と第2の分解部 60と分離部80とからなる。 圧縮部1は、被処理プラスチック破砕片を投入ホッパー2から横形の第1のス クリューフィーダー3に投入し、搬送する間に常温で圧縮する部分である。 より具体的には、横形の第1のスクリューフィーダー3はモータMlで駆動さ れるスクリュー4の外周が管体5にて囲まれてなり、その管体5の進行方向後端 部の上部は一部開口され、その開口部6がプラスチック破砕片を収納する投入ホ ッパー2と連通している。管体5は進行方向先端部に向けて徐々に細くなってい るため、投入ホッパー2から第1のスクリューフィーダー3に投入されたプラス チック破砕片は、進行方向に搬送されつつ圧縮される。ここでプラスチックが充 分に圧縮されるので、次に溶解部20で加熱溶解しても、急激な体積の減少は防 止できる。
【0006】 溶解部20は、第1のスクリューフィーダー3から搬送されたプラスチックを 第2のスクリューフィーダー21で搬送する間に、プラスチックを第1の加熱装 置22により予備溶解しかつ脱塩素する部分である。 横形の溶解用の第2のスクリューフィーダー21はモータM2で駆動されるス クリュー23の外周が管体24にて囲まれてなり、その管体24の進行方向後端 部の上部は一部開口され、この第2のスクリューフィーダー21は第1の加熱炉 25に少なくとも一部が覆われている。
【0007】 第1の加熱装置22は、熱交換器26、ブロワー27、揮発性ガス検知機30 を設置した不活性ガスクローズドシステム28、熱交換器に加熱用熱風を供給す る熱風発生装置29を備えており、第1の加熱炉25へ、溶解に必要な温度を有 する循環加熱不活性ガスをフィーダー下流前方より上流後方に循環供給するもの である。 この熱風発生装置29は横形の第2のスクリューフィーダー21の内部のプラ スチック破砕片を加熱炉25部分では250℃程度まで上昇させるように加熱す ることができ、望ましくは進行方向後端部では100℃程度となる温度勾配で加 熱することができる。
【0008】 加熱炉25を貫通した第2のスクリューフィーダー21の管体24は、延長し て第1の分解部40の傾斜型の分解用第3のスクリューフィーダー41の管体4 2の後端部と連結している。第2のスクリューフィーダー21の内部のスクリュ ー23の前端部は、第3のスクリューフィーダー41と連結する先端部から離れ た途中位置で終端をなしていることが望ましい。 この途中位置における管体24には塩素ガス処理設備31へ連通する開口部3 2が形成されている。また、管体24の別の開口部33からは不活性ガスが流入 されている。
【0009】 溶解部20においては、被処理プラスチックは第2のスクリューフィーダー2 1で搬送される間に加熱炉25により250℃位まで予備加熱される。この予備 加熱の状態でプラスチックは液状またはゲル状となる。このとき、プラスチック の中の例えばPVC(塩化ビニル樹脂)に含まれている塩素や、他のプラスチッ クに付着している塩化物類がガス化して塩素ガスとなる。ここで、第2のスクリ ューフィーダー21の前端部ではスクリュー23が管体24の途中で終端をなし ているので、第2のスクリューフィーダー21の内部の前端部が溶解したプラス チックで閉塞されることになり、上記塩素ガスはその後方の開口部32から外部 へ排出され、そこに連通した塩素ガス処理設備31で処理される。また、この溶 解して第2のスクリューフィーダー21の内部の前端部を閉塞しているプラスチ ックは、空気が管路34を通って第1の分解部40に流入するブローアウト現象 を防ぐことができる。
【0010】 なお、上記の実施形態では、管体24の開口部32を塩素ガス処理設備31と 連通しているが、ホッパー2にプラスチックを投入する時、同時に生石灰などの 中和剤を混入させると、管体24内で塩素ガスが分離された時、この中和剤と反 応して塩化カルシウムのような安定した形となり、最終的に残渣として回収する ことが可能であり、この場合では前記のような塩素ガス処理設備を省略すること ができる。 また、開口部33から流入する不活性ガス、加熱炉に循環供給する不活性ガス は、通常使用されるもので良く、例えば窒素ガスが好ましい。
【0011】 第1の分解部40では、傾斜型の分解用の第3のスクリューフィーダー41の 管体42の内部にはそのほぼ全長にわたってプラスチックを上方に向けて搬送す るスクリュー43が配設され、そのスクリュー43は、管体42の上方外部に管 体42内に空気が入らないように気密に取り付けたモータM3によって駆動され る。第3のスクリューフィーダー41の外周部分及び第2のスクリューフィーダ ー21が第1の加熱炉25から第1の分解部40に向けて延長する部分は、第2 の加熱炉44で取り囲まれている。
【0012】 第2の加熱炉44へ連通する第2の加熱装置45は、第1の加熱装置22と同 様に熱交換器46、ブロワー47、不活性ガスクローズドシステム48、熱交換 器に加熱用熱風を供給する熱風発生装置49、揮発性ガス検知機50を備えてお り、比較的低温の第1段の熱分解に必要な温度を有する循環加熱不活性ガスを第 3のスクリューフィーダー41下流前方より上流後方に循環供給するものである 。 この熱風発生装置49では、第3のスクリューフィーダー41の上端部の最高 温度が400℃、下端部の最高温度が350℃となるように設定することができ る。 また、第3のスクリューフィーダー41の管体42の上端近傍は上下に開口し 、上方開口部は管路51によって、好ましくは脱クロル槽52を介して、分離部 80の冷却器81と連通し、下方開口部は管路53によって第2の分解部60の 第4のスクリューフィーダー61の管体62の後端部と連通している。
【0013】 ここで、第1の分解部40の作用について述べると、第2のスクリューフィー ダー21のスクリュー23の前方部に滞留しているゲル状に溶解されたプラスチ ックは、次々に送り込まれてくるゲル状プラスチックにて前方へ押され、第1の 分解部40の第3のスクリューフィーダー41内に送り込まれる。そしてプラス チックがこの第3のスクリューフィーダーの内部を上方に移動する間に、このス クリューフィーダーの外部が上方から下方にかけて例えば最高で400℃から3 50℃までの混度勾配を有する熱風で加熱されると、多様なプラスチックのうち 溶解部20で液化しだしたPVCを始め、ユリア樹脂、ポリウレタン樹脂、フェ ノール樹脂、メタクリル樹脂、またポリスチレンのような比較的低温でガス化す る樹脂は、混合状態であっても熱分解温度の違いにより、それぞれ固有の熱分解 温度で徐々に熱分解してガス化される。 なお、第3のスクリューフィーダー41は傾斜して配置され、フィーダーの上 方から下方へ加熱されると、内部のプラスチックは上方に移動するに従い徐々に 高温に加熱されることになり、熱の制御が簡単であり、下部より徐々にガス化し ていくために炭化しにくく、油化効率が良い。
【0014】 この第3のスクリューフィーダー内で分解して発生したガスはこのスクリュー フィーダーの上端近傍の開口から上方の管路51を通って脱クロル槽52に導か れる。一方、第1の分解部40で分解されなかった残留プラスチックは下方の管 路53を通って第2の分解部60へ送られる。
【0015】 第2の分解部60は第1の分解部と同様な傾斜型の第4のスクリューフィーダ ー61を有し、この第4のスクリューフィーダーは第1の分解部と同様に、管体 62、スクリュー63、モータM4を有し、第3の加熱炉64で取り囲まれてい る。第3の加熱炉64へ連通する第2の加熱装置65は、第1の分解部と同様に 、熱交換器66、ブロワー67、不活性ガスクローズドシステム68、熱交換器 に加熱用熱風を供給する熱風発生装置69、揮発性ガス検知機70を備えており 、前記第1段の熱分解温度よりも高い第2段の熱分解に必要な温度を有する循環 加熱不活性ガスを第4のスクリューフィーダー61下流前方より上流後方に循環 供給するものである。 この熱風発生装置69では、第4のスクリューフィーダー61の上端部の最高 温度が500℃、下端部の最高温度が450℃となるように設定することができ る。 また、第4のスクリューフィーダーの管体62の上端近傍は上下に開口し、上 方開口部は管路71によって、好ましくは上流側の脱クロル槽51を介して、下 流側の分離部80内の冷却器81に連通し、下方開口部は管路72を介して残渣 モータ73によって残渣タンク74と連通している。
【0016】 第2の分解部60では、第1の分解部40で分解されなかった残留プラスチッ クを管路53を介して第4のスクリューフィーダー61の下端部でその内部へ受 け入れ、スクリュー63の回転により残留プラスチックをその上方に搬送する。 第4のスクリューフィーダー61では、上端部から下端部にかけて、例えば50 0℃から450℃までの温度勾配で加熱すると、ポリプロピレンやポリエチレン などの、高温でガス分解が進行する樹脂を緩やかに分解させてガス化させること ができる。これにより、被処理プラスチックが、熱分解温度の違う多種類の樹脂 であっても、効率よく熱分解することができる。
【0017】 金属や砂等の溶融しない残渣や、脱塩素のために溶解部20に生石灰として添 加され塩素と化合した塩化カルシウムは、第4のスクリューフィーダー61の上 方部から管路72を通して落下して残渣モータ73により残渣タンク74の水の 中に入り、水封される。この水封により、万一、第4のスクリューフィーダー6 1を囲む外周部分に亀裂等が入っても、水封された残渣タンク74が安全弁の役 割を果たすので火災や爆発等を防止できる。 また、第2乃至第4のスクリューフィーダー21、41、61の管体から揮発 性ガスが漏洩しても、揮発性ガス検知機30、50、70により稼働を急停止さ せて、爆発や燃焼を防ぐことができる。
【0018】 分離部80の冷却器81は、第1の気液分離器82と、その下部より抜き出さ れた液体分より重質油分を分離するための第2の気液分離器83と、前記第2の 気液分離器の上部より気体分を引き抜くための真空ポンプ84と、前記気体分を 冷却し、軽質油分をコンデンスさせるための第3の気液分離器85とに連通して いる。 また、第2の気液分離器83、第3の気液分離器85の下部はそれぞれ重質油 の回収タンク86と軽質油の回収タンク87に連通している。なお、第1の気液 分離器82、第3の気液分離器85の上部は排ガス処理設備(図示せず)に連通 している。 第1の分解部40および第2の分解部60のガス分解で生成したガスは、共に 脱クロル槽52を経て分離部80に導かれて油化され、生成油は重質油と軽質油 とに分離して回収タンク86、87に取り出される。
【0019】
本考案のプラスチックの連続乾留熱分解油化装置によれば、先に常温で被処理 プラスチックを圧縮し、ついで第2のスクリューフィーダーで溶解するため、ブ ローアウトの発生も抑制できる。また、気液分離器を三段にすることにより、分 離性の良い重質油と軽質油とが得られる。
【図1】本考案のプラスチックの連続乾留熱分解油化装
置の一例を示す断面模式図である。
置の一例を示す断面模式図である。
1 圧縮部 2 投入ホッパー 3 第1のスクリューフィーダー 4 スクリュー 5 管体 6 開口部 20 溶解部 21 第2のスクリューフィーダー 22 第1の加熱装置 23 スクリュー 24 管体 25 第1の加熱炉 26 熱交換器 27 ブロワー 28 不活性ガスクローズドシステム 29 熱風発生装置 30 揮発性ガス検知機 31 塩素ガス処理設備 32 開口部 33 開口部 34 管路 40 第1の分解部 41 第3のスクリューフィーダー 42 管体 43 スクリュー 44 第2の加熱炉 45 第2の加熱装置 46 熱交換器 47 ブロワー 48 不活性ガスクローズドシステム 49 熱風発生装置 50 揮発性ガス検知機 51 管路 52 脱クロル槽 53 管路 60 第2の分解部 61 第4のスクリューフィーダー 62 管体 63 スクリュー 64 第3の加熱炉 65 第3の加熱装置 66 熱交換器 67 ブロワー 68 不活性ガスクローズドシステム 69 熱風発生装置 70 揮発性ガス検知機 71 管路 72 管路 73 残渣モータ 74 残渣タンク 80 分離部 81 冷却器 82 第1の気液分離器 83 第2の気液分離器 84 真空ポンプ 85 第3の気液分離器 86 重質油タンク 87 軽質油タンク M1、M2、M3、M4 モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 被処理プラスチックの投入ホッパーの下
部に連通し、進行方向先端部が細い被処理プラスチック
の圧縮および搬送用の第1のスクリューフィーダーと、 前記第1のスクリューフィーダーの先端に連結され、被
処理プラスチックの溶解及び脱塩素を目的とし、外周が
囲われた横型の第2のスクリューフィーダーと、少なく
とも前記第2のスクリューフィーダーの一部を取り囲む
第1の加熱炉と、前記第1の加熱炉へ溶解に必要な温度
を有する不活性ガスが循環供給される第1の加熱装置
と、 前記第2のスクリューフィーダーの先端に連結され、低
温域で被処理プラスチックを熱分解させる傾斜型の第3
のスクリューフィーダーと、前記第3のスクリューフィ
ーダーの外周を取り囲む第2の加熱炉と、前記第2の加
熱炉へ第1段の熱分解温度を有する不活性ガスが循環供
給される第2の加熱装置と、 前記第3のスクリューフィーダーの先端に連結され、高
温域で熱分解される被処理プラスチックを熱分解させる
傾斜型の第4のスクリューフィーダーと、前記第4のス
クリューフィーダーの外周を取り囲む第3の加熱炉と、
前記第3の加熱炉へ前記第1段の熱分解温度より高い第
2段の熱分解温度を有する不活性ガスが循環供給される
第3の加熱装置と、 前記第3のスクリューフィーダーと第4のスクリューフ
ィーダーとの上端近傍にそれぞれ連結された連通管と連
結されてなる冷却器と、第1の気液分離器と、その下部
より抜き出された液体分より重質油分を分離するための
第2の気液分離器と、前記気体を冷却し、軽質油分をコ
ンデンスさせるための第3の気液分離器とを備えてなる
ことを特徴とするプラスチックの連続乾留熱分解油化装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999003486U JP3064131U (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | プラスチックの連続乾留熱分解油化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999003486U JP3064131U (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | プラスチックの連続乾留熱分解油化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3064131U true JP3064131U (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=43197799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999003486U Expired - Lifetime JP3064131U (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | プラスチックの連続乾留熱分解油化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064131U (ja) |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP1999003486U patent/JP3064131U/ja not_active Expired - Lifetime
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