JP3063818U - 駐車場における駐車位置確認装置 - Google Patents

駐車場における駐車位置確認装置

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JP3063818U
JP3063818U JP1999001971U JP197199U JP3063818U JP 3063818 U JP3063818 U JP 3063818U JP 1999001971 U JP1999001971 U JP 1999001971U JP 197199 U JP197199 U JP 197199U JP 3063818 U JP3063818 U JP 3063818U
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JP1999001971U
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Inventor
栄一 鈴木
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栄一 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の車止めブロックを設けることなく、簡単
な構成でかつ低コストで設置できるものでありながら、
適正に駐車を行うことができる手段を提供する。 【解決手段】駐車場の各車両駐車区画域の終端縁に立設
された支柱部1と、支柱部1の上端に設けた表示部2と
からなり、支柱部1は可撓性を備えており、該区画域に
進入した車両の進入方向先端部が支柱部1に当接する
と、支柱部1が撓んで表示部2が動くことで、運転者が
駐車適正位置を確認できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、レストラン等の駐車場における駐車位置確認装置に係り、詳しくは、 限られた駐車場スペースを有効活用することを可能とする駐車位置確認装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
郊外型レストランやショッピングモール等においては、顧客の来店手段は車であ り、したがって、できるだけ多くの駐車台数を確保することが、売上げ増加にお ける重要な要因である。一方、大きな駐車場のスペースを確保しようとすれば、 その分コストが嵩むこととなり、あるいは駐車場スペースを増加する分だけ店舗 面積を縮小する必要が出てくる。したがって、郊外型レストラン等にとっては、 限られた駐車スペースにおいて、いかに多くの車両を収容できるかが重要課題で ある。
【0003】 これに関連して、出願人が鋭意検討したところ、次のようなことがわかった。従 来は、図1に示すように、いわゆる車止めブロックBによって車の停車位置の終 端側を決定している。しかしながら、車止めブロックBの設置位置は、車両長さ が長い車Cに合わせて設置されているため、車両を駐車する各区画域の終端縁と 車止めブロックとの間には90cmから1m程度の空間Sが存在しており、この 空間Sが全くもって死んだ空間となっていた。車止めブロックBは長い車Cを想 定して設置されてはいるものの、実際には、それよりも短い車両の駐車が行われ る場合が殆どであるからである。
【0004】 出願人が、車止めブロックを設置しないで駐車区画を設定したと仮定した場合の 駐車台数を試算したところ、車止めブロックがある場合に比べて約35%程度の 台数の増加が見込まれることがわかった。この駐車台数の増加は、売上げ増加に 大きく寄与することになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前述したような着眼を活かすべく創案されたものであって、従来の車 止めブロックを設けることなく、簡単な構成でかつ低コストで設置できるもので ありながら、適正に駐車を行うことができる手段を提供することを目的とするも のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成するために本考案が採用した技術手段は、駐車場の各区画域の 終端縁に立設された支柱部と、該支柱部の上端に設けた表示部とからなり、該支 柱部は可撓性を備えており、該区画域に進入した車両の進入方向先端部が該支柱 部に当接すると、該支柱部が撓んで該表示部が動くことで、駐車適正位置を確認 できるように構成されたことを特徴とするものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。駐車位置確認装置は、駐車場面 に立設してなる支柱部1を備えており、支柱部1の上端には、所定の面積を有す る表示部2が設けてある。支柱部1の下端は駐車場面に固着されている。
【0008】 支柱部1の下端は、装着プレート3を挿通していると共に、その余端部をナット 4を介してプレート3に固着してある。プレート3はボルト5によって駐車場面 に固定されている。尚、支柱部下端の固着手段は、図示のものには限定されない 。
【0009】 支柱部1は、可撓性を有する部材から構成されている。本明細書において、可撓 性を有するとは、物体が当接することで、物体に押されて撓み、物体を取り除い てフリーとすると、元位置に弾性復帰するようなものを言う。したがって、支柱 部1は、例えば、金属製あるいは樹脂製のバネ材、あるいはゴム等の弾性部材か ら形成される。
【0010】 好ましい第一の形態では、支柱部1は、円柱状あるいは円筒状のバネ材から形成 されている。好ましい第二の形態では、支柱部1は、長尺状の板バネから形成さ れている。好ましい第三の形態では、支柱部1は、支柱部の中間部位にコイルス プリング6を介在させることで構成されている。
【0011】 支柱部1に車両が当接した際に、車両に傷が付かないようにするために、支柱部 1を例えば金属製とするような場合には、支柱部1には、車両と当接する部位に 位置させて、緩衝材7を設けることが好ましい。緩衝材7は、例えば、ゴムや樹 脂で形成され、支柱部1の周囲に外装される。
【0012】 支柱部1が撓んで動くことに連動して、音が発生するように構成してもよい。例 えば、表示部2を金属製缶体から構成し、該缶体内に小石を収容させてもよい。 支柱部1に車両が当接して、支柱部1が撓んで振動することで、該缶体内で小石 が移動して、音を発生させる。
【0013】 表示部2は、運転者の視覚に訴えるためにも、支柱部1に比べてある程度の幅を 有するものであることが望ましい。好ましくは、表示部はプレート状部材からな り、PやSTOP等の文字が記載される。また、夜間においても、運転者が容易 に表示部2を認識できることが望ましく、表示部2あるいは表示部2に記載され た文字を発光塗料で塗装したり、あるいは表示部2に発光ダイオード等の発光体 を埋設させてもよい。また、装置に電池を内蔵させて、該電池から供給される電 気を利用して表示部を発光させてもよい。
【0014】 支柱部1は、駐車場における各区画域の終端縁において、幅方向中間部位に位置 させて、立設されている。したがって、例えば前進で駐車区画域に進入した車両 は、その前端が支柱部1に当接するまで前進することができ、可撓性を有する支 柱部1が撓むことで、表示部2が揺れ、ここで車両を停車させればよい。したが って、終端縁と車両の端部との間に無用なスペースが生じることがない。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成されたものであり、以下のような有利な効果を奏する ものである。 (1)本考案によれば、駐車区画域の終端縁にまで車両を進入させて駐車するこ とができ、駐車場スペースの有効活用が可能となる。したがって、従来の車止め ブロックに代えて、本考案に係る駐車位置確認装置を採用することで、同じ駐車 場スペースでありながら、可能駐車台数の大幅な増加が期待できる。 (2)本考案に係る駐車位置確認装置は、運転席から認識できるものであり、車 両の端部が支柱部に当接するまで車両を進入させればよいので、簡単に車両を駐 車区画域終端まで進入させることができる。したがって、従来のように目測で駐 車することで、車両の一部が通路側にはみ出して、他の車両の通行を妨げてしま うようなことがない。 (3)本考案に係る駐車位置確認装置は簡単な構成なので、低コストで製造する ことができる。従来の車止めブロックは意外と値が張るものであり、車止めブロ ックに代えて、本考案に係る装置を採用することで、経済的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の車止めブロックを説明するための図であ
る。
【図2】(a)、(b)は共に、本考案に係る駐車位置
確認装置を示す図である。
【図3】(a)は、本考案に係る駐車位置確認装置を設
けた駐車場の平面図である。(b)は、車両が駐車位置
確認装置に当接した場合の概略側面図である。
【符号の説明】
1 支柱体 2 表示部

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駐車場の各車両駐車区画域の終端縁に立設
    された支柱部と、該支柱部の上端に設けた表示部とから
    なり、該支柱部は可撓性を備えており、該区画域に進入
    した車両の進入方向先端部が該支柱部に当接すると、該
    支柱部が撓んで該表示部が動くことで、運転者が駐車適
    正位置を確認できるように構成されたことを特徴とする
    駐車位置確認装置。
  2. 【請求項2】前記支柱部は、バネ材から形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の確認装置。
  3. 【請求項3】前記支柱部は、円柱状あるいは円筒状のバ
    ネ材から形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の確認装置。
  4. 【請求項4】前記支柱部は、長尺状の板バネから形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の確認装置。
  5. 【請求項5】前記支柱部の中間部位にコイルスプリング
    を介在させてなることを特徴とする請求項1に記載の確
    認装置。
  6. 【請求項6】前記支柱部には、車両と当接する部位に位
    置させて、緩衝材を設けてなることを特徴とする請求項
    1に記載の確認装置。
  7. 【請求項7】前記支柱部が撓んで動くことに連動して、
    音が発生するように構成したことを特徴とする請求項1
    に記載の確認装置。
  8. 【請求項8】前記支柱部が撓んで動くことに連動して、
    音が発生するように構成するに、前記表示部は金属製収
    容部を備えており、該収容部には、一つあるいは複数の
    小石を収容させてなることを特徴とする請求項1に記載
    の確認装置。
  9. 【請求項9】前記表示部の一部ないし全部が発光するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1に記載の確認装
    置。
JP1999001971U 1999-03-30 1999-03-30 駐車場における駐車位置確認装置 Expired - Lifetime JP3063818U (ja)

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ID=43197510

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03279639A (ja) * 1990-03-28 1991-12-10 Hitachi Ltd 内燃機関の回転数検出装置
JP2005299165A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Toru Sone 点灯ポール

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