JP3063604B2 - コーヒー抽出器 - Google Patents

コーヒー抽出器

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JP3063604B2
JP3063604B2 JP8020868A JP2086896A JP3063604B2 JP 3063604 B2 JP3063604 B2 JP 3063604B2 JP 8020868 A JP8020868 A JP 8020868A JP 2086896 A JP2086896 A JP 2086896A JP 3063604 B2 JP3063604 B2 JP 3063604B2
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water purification
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英夫 小幡
康治 河合
朋朗 吉村
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に一般家庭で使
用する活性炭などの浄水部材を利用した浄水装置を有し
たコーヒー抽出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、活性炭などの浄水部材を利用した
浄水装置付きのコーヒー抽出器において、浄水装置は、
内部に活性炭などを内包した略円筒形の浄水ケースとこ
の浄水ケースの上下の開口部にフィルターを装着した構
成を成し、またこの浄水ケースの上方に構成されたフッ
ク部により筐体に係止させる構造のものが殆どであっ
た。
【0003】以下に従来の活性炭などの浄水部材を利用
した浄水装置付きのコーヒー抽出器について説明する。
図3は従来の浄水装置付きコーヒー抽出器を示し、水容
器50に水を、また濾過室51にコーヒー粉を入れて加
熱体52を通電すれば、水容器50内の水は加熱体52
に隣接された加熱パイプ53で加熱され、その時発生す
る蒸気圧により揚水され、吐出パイプ54を経由して吐
出チューブ55より吐出される。
【0004】一方、吐出チューブ55の下方には、活性
炭などの浄水部材56を内包した略円筒形の浄水ケース
57が配備されており、吐出チューブ55より吐出され
た高温水はこの浄水ケース57内の浄水部材56と通過
する。この時、高温水中の有利塩素成分などが除去され
美味しい湯となって濾過室内のコーヒ粉に滴下されコー
ヒーを抽出する。また、浄水ケース57は浄水ケースの
上方部に構成されたフック部58により筐体59に装着
自在に係止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコーヒー抽出器の構成では、浄水ケースに注がれる
高温水により浄水ケースの温度も高温となり、浄水ケー
スを外す時にやけどをする恐れがあったり、また浄水部
材などが目詰まりしたときには高温水が浄水ケースより
溢れ出し側面部を流れ落ちるなどの安全性の面で問題が
あった。
【0006】また、浄水ケースを筐体に装着するとき
は、筐体に設けた係止用穴部を下方から覗き込みながら
浄水ケースのフック部を嵌合させる必要があり、極めて
使用性が損なわれるものであった。
【0007】更に、浄水ケース57から滴下する高温水
はシャワー状となるため、滴下途中での空中への放熱が
大きく、冷めた湯になってしまい、美味しいコーヒーを
得ることができないものであった。
【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、浄水ケースの筐体への装着性を大巾に改善す
ると共に、安全性を向上させ、更には美味しいコーヒー
を得ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明は、水容器と、この水容器内の水を加熱するた
めの加熱体と、加熱された水を筐体の上方から吐出させ
るための吐出チューブと、この吐出チューブの下方に浄
水装置とを配備し、この浄水装置は浄水部材を内包した
略円筒形本体ケースと、この本体ケースの上下の開口部
に設けたフィルターA及びフィルターBと、本体ケース
の外周部から適宜な空間を有して配備された円筒部とで
構成され、筐体から張り出した略円筒形の支持板の外周
部に設けた複数個のリブにより係止されてなるコーヒー
抽出器としたものである。このため、浄水装置は筐体か
ら張り出した略円筒形の支持板の外周部に設けた複数個
のリブにより係止され、着脱部が外側から目視確認する
ことが可能であり、操作性の向上を計ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、水容器
と、この水容器内の水を加熱するための加熱体と、加熱
された水を筐体の上方から吐出させるための吐出チュー
ブと、この吐出チューブの下方に浄水装置とを配備し、
この浄水装置は浄水部材を内包した略円筒形本体ケース
と、この本体ケースの上下の開口部に設けたフィルター
A及びフィルターBと、本体ケースの外周部から適宜な
空間を有して配備された円筒部とで構成され、筐体から
張り出した略円筒形の支持板の外周部に設けた複数個の
リブにより係止されてなるよう構成したもので、着脱部
が外側から目視確認することが可能であり、操作性の向
上を計ることができる。また、着脱操作時に直接本体ケ
ースに触れることがなく安全性の向上を計ることができ
る。
【0011】請求項記載の発明は、浄水装置は、浄水
部材を内包した略円筒形本体ケースと、この本体ケース
の上下の開口部に設けたフィルターA及びフィルターB
と、本体ケースの外周部から適宜な空間を有して配備さ
れた円筒部とで構成され、この円筒部の下方部に適宜な
開口穴を設けているので、フィルターAや浄水部材が目
詰まりを起こし、湯がオーバーフローした時でも溢れた
湯がその開口穴より滴下するため安全性を確保すること
ができる。
【0012】請求項記載の発明は、浄水部材を内包し
た略円筒形本体ケースと、この本体ケースの上下の開口
部に設けたフィルターA及びフィルターBと、このフィ
ルターBの下方に近接して集水板を配備しているので、
滴下水の表面績を小さくして大気中への熱の放散を防止
することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図4
に基づいて説明する。なお、本発明は本実施例に限定さ
れるものではない。
【0014】図1において、1は筐体2に装着された水
容器で、この水容器1内の水は、接続管A3を介して加
熱体4近傍に配備された加熱パイプ5に導かれる。この
時加熱体4に通電してやれば加熱パイプ5内の水は加熱
されて高温水となり、同時にその時発生する蒸気圧によ
り昇水パイプ6内を上昇し、吐出チューブ7より滴下す
る。8は水容器1の下方に設置された逆止弁で、加熱パ
イプ5内の加熱水が蒸気圧により水容器1内に逆流する
のを防止する。9は吐出チューブ7の下方に近接して配
備された浄水装置で、この浄水装置は活性炭などの浄水
部材10を内包する本体ケース11と、この本体ケース
の上下の開口穴に取り付けられたフィルターA12、フ
ィルターB13とこのフィルターB13の下方に近接し
て配備した集水板14、及び本体ケース11の外周部か
ら適宜な空間を有して配備された円筒部15とで構成さ
れており、更にこの円筒部の下方には適宜の大きさの開
口穴16を有している。
【0015】この円筒部15は、本体ケース11から適
宜な空間を有しているため、本体ケース11が内部を通
過する高温水のために高温になっても高温にはならず、
従ってコーヒー抽出中にこの円筒部15に接触したり、
また浄水装置9を取り外す時で高温部が手に触れること
もなく極めて安全性が確保される。
【0016】また、水中の不純物などによってフィルタ
ーA12や浄水部材10が目詰まりを起こし、高温水が
オーバーフローしても、溢れ出た湯は円筒部15の下方
設けた開口穴16より流れ出し、円筒部15の外周に付
着することはない。
【0017】更に、フィルターB13の下方に近接して
配備した集水板14は、浄水部材10の間を通過した高
温水を一ヵ所に集め、細い流束状態にして滴下させるた
めのものである。この目的は、滴下する高温水表面績を
小さくして大気中への熱の放散を防止し、高い温度の湯
をコーヒーに注ぐことにより美味しいコーヒーを抽出す
るためである。
【0018】また、この浄水装置9は、筐体2から張り
出した略円筒の支持板16の外周部に設けた複数個のリ
ブ1により回転係止される。そのため、浄水装置9の
着脱部が外側から目視確認することが可能であり、操作
上の向上を計ることができる。
【0019】19は内部にコーヒー粉を収容するための
濾過室で、吐出チューブ7より吐出した高温水は浄水部
材10を通過する間に遊離塩素などの不良成分を除か
れ、美味しい水となって、コーヒー粉に注がれ、コーヒ
ー液となってガラス容器20に貯蔵される。
【0020】
【発明の効果】上記実施例より明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、浄水装置は、筐体から張り出し
た略円筒形であって外周部に設けた複数個のリブにより
係止されるため、着脱部が外側から目視確認することが
可能であり、操作性の向上を計ることができる。
【0021】また、浄水部材を内包している略円筒形の
本体ケースの外周部から適宜な空間を有して円筒部を配
備しているため、着脱操作時に直接本体ケースに触れる
ことがなく安全性の向上を計ることができる。
【0022】また、請求項記載の発明によれば、本体
ケースの外周部から適宜な空間を有して配備された円筒
部下方部に適宜な開口穴を設けいるため、フィルターA
や浄水部材が目詰まりを起こし、湯がオーバーフローし
た時でも溢れた湯がその開口穴より滴下するため安全性
を確保することができる。
【0023】また、請求項記載の発明によれば、フィ
ルターBの下方に近接して配備された集水板によって、
浄水部材の間を通過した高温水を一ヵ所に集め、細い流
束状態にして滴下させるため、滴下水の表面績を小さく
して大気中への熱の放散を防止することができる。その
ため、極めて高温の熱湯をコーヒー粉に注ぐこととなり
美味しいコーヒーを抽出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のコーヒー抽出器の縦断面図
【図2】同コーヒー抽出器の浄水装置の縦断面図
【図3】従来のコーヒー抽出器の縦断面図
【符号の説明】
1 水容器 2 筐体 4 加熱体 7 吐出チューブ 9 浄水装置 10 浄水部材 11 本体ケース 12 フィルターA 13 フィルターB 14 集水板 15 円筒部 16 開口穴 17 支持板 18 リブ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−94165(JP,A) 特開 平6−154091(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 31/057 A47J 31/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水容器と、この水容器内の水を加熱する
    ための加熱体と、加熱された水を筐体の上方から吐出さ
    せるための吐出チューブと、この吐出チューブの下方に
    浄水装置とを配備し、この浄水装置は浄水部材を内包し
    た略円筒形本体ケースと、この本体ケースの上下の開口
    部に設けたフィルターA及びフィルターBと、本体ケー
    スの外周部から適宜な空間を有して配備された円筒部と
    で構成され、筐体から張り出した略円筒形の支持板の外
    周部に設けた複数個のリブにより係止されてなるコーヒ
    ー抽出器。
  2. 【請求項2】 水容器と、この水容器内の水を加熱する
    ための加熱体と、加熱された水を筐体の上方から吐出さ
    せるための吐出チューブと、この吐出チューブの下方に
    浄水装置とを配備し、この浄水装置は浄水部材を内包し
    た略円筒形本体ケースと、この本体ケースの上下の開口
    部に設けたフィルターA及びフィルターBと、本体ケー
    スの外周部から適宜な空間を有して配備された円筒部と
    で構成され、この円筒部の下方部に適宜な開口穴を設け
    てなるコーヒー抽出器。
  3. 【請求項3】 水容器と、この水容器内の水を加熱する
    ための加熱体と、加熱された水を筐体の上方から吐出さ
    せるための吐出チューブと、この吐出チューブの下方に
    浄水装置とを配備し、この浄水装置は浄水部材を内包し
    た略円筒形本体ケースと、この本体ケースの上下の開口
    部に設けたフィルターA及びフィルターBと、このフィ
    ルターBの下方に近接して集水板を配備してなるコーヒ
    ー抽出器。
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