JP3063446U - 携帯できる電話機器と携帯できる音響機器の音響信号を適宜自動的に切り替える装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】電車やバス内で音響機器をイヤホーンで楽しみ
ながら、さらに携帯電話がかかってきた場合も、同一の
イヤホーンと装置のマイクを使って会話を楽しむことが
できるようにする。 【解決手段】携帯できる電話器、音響機器、そしてリモ
ートコントローラとマイク付イヤホーンで構成する。電
話器とリモートコントローラは音声信号が与えられる信
号線で接続する。音声信号が入力されるとリモートコン
トローラは、自動的に音響機器に対してポーズ信号を送
ると同時に、マイク付イヤホーンと電話器を接続し、電
話で会話をできるようにする。会話を終了した場合はリ
モートコントローラは、自動的にマイク付イヤホーンと
電話器の接続を切断し、さらにマイク付イヤホーンと音
響機器を接続し、音響機器に対しポーズ信号を外す信号
を送る。これによって、マイク付イヤホーンで音響機器
の音声信号を継続して聞くことができる。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

【０００１】この装置によって、電車やバス内で音響機器をイヤホーンで楽しみ ながら、携帯電話にかかってきた電話も同一のイヤホーンと装置のマイクを使っ て会話を楽しむことができる。このとき音響機器にはポーズをかけることができ るため、音響機器を続けて楽しむことができる。

【従来の技術】

【０００２】考案した装置に似ている装置はすでに存在する。１つは、携帯電話 用のマイク付イヤホーンである。その作用は、携帯電話に電話がかかってくると 、自動的にマイク付イヤホーンに接続し、携帯電話をポケット等にいれたままで 、そのマイク付イヤホーンで会話できるものである（図１）。２つ目は、音響プ レーヤのためのリモートコントロール付イヤホーンである。この装置は、音響プ レーヤに配置されているスイッチ等に直接触れなくとも、リモートコントロール 付イヤホーンのコントローラーのスイッチで音響プレーヤを制御できるものであ る（図２）。

【考案が解決しようとする課題】

【０００３】従来は、音響機器をイヤホーン楽しんでいるときに携帯電話がかか ってくると、音響機器のスイッチを自分でポーズするか切断し、かつイヤホーン をはずしてから、携帯電話に対し対応する必要があった。この作業は面倒なもの である。この面倒な作業を無くすることが、私の考案が解決しようとする課題で ある。また、精度のよいマイクを使えば、電車やバスのなかでも携帯電話を使っ ているとしられずに、また他の客に迷惑をできるだけかけないで携帯電話を利用 できる。

【課題を解決するための手段】

【０００４】考案した装置を作ることは、現在の技術を用いて容易に実現できる し、かつ製造原価も高価ではではない。

【実施例】

【０００５】上記に述べた装置を実現する実施例は各種存在しえる。簡単な実施 例は図に示すものである（図３）。

【考案の効果】

【０００６】この考案によって、音響プレーヤーをイヤホーンで聞きながら、同 時に携帯電話で待ち受けて、会話することができるようになる。また、電車やバ スのなかでも、人に知られず携帯電話を利用することができ、かつ他の人にでき るだけ迷惑をかけないようにできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 携帯電話とマイク付イヤホーン

【図２】 音響プレーヤとリモートコントロール付イヤ
ホーン

【図３】 本装置の一つの概念図。

【手続補正書】

【提出日】平成１１年１月７日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項 １】この考案は、携帯できる電話器（例え
   ば、携帯電話、ＰＨＳ等）と携帯できる音響機器（例え
   ばＣＤプレーヤ、カセットプレーヤ、ＭＤプレーヤ、ラ
   ジオ、テレビ等）の音声を適宜切り替えることのできる
   装置のアイデアである。すなわち、携帯できる音響機器
   を電車やバスのなかで楽しんでいるとき、携帯電話がか
   かってきた場合、この考案した装置は、音響機器に対し
   自動的にまずそのプレーヤをポーズ（動作を中断させる
   こと）し、ついで携帯電話に接続をきり換え、その装置
   にある小型のマイクと音響機器のイヤホーンで会話をす
   ることができる。もちろん電話がきれれば、ＣＤプレー
   ヤのポーズをはずし、音響機器の音声を継続的に聞くこ
   とができる。この時、単にポーズをはずすだけでなく、
   少し自動的に巻き戻すことも考えられる。すなわち、止
   まったところよりも少し前から継続される場合も考えら
   れる。またラジオではポーズは機能しないことになる。