JP3063333U - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP3063333U
JP3063333U JP1999002760U JP276099U JP3063333U JP 3063333 U JP3063333 U JP 3063333U JP 1999002760 U JP1999002760 U JP 1999002760U JP 276099 U JP276099 U JP 276099U JP 3063333 U JP3063333 U JP 3063333U
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antenna
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pole
antenna device
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JP1999002760U
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Inventor
邦彦 高畑
Original Assignee
東神電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物屋上に載置して利用されるパーソナルハ
ンディ通信システム用のアンテナ装置に関して、強風に
対して倒れたり滑ったりすることのないアンテナ装置を
提供する。 【解決手段】 建物屋上に載置される固定用基台と該基
台に固定して垂直に立設されたアンテナポールと、該ポ
ールに固定されたアンテナから成るパーソナルハンディ
通信システム用のアンテナ装置であって、該固定用基台
が、型鋼材により四方枠組みされた枠体と、該枠体上に
横架してアンテナポールを支持する横架材とを有し、枠
体には型鋼材上に又は型鋼材の縁部に載置された重錘を
複数箇所配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、建物屋上に載置して利用されるパーソナルハンディシステム用のア ンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術と解決課題】
無線電話通信の分野で、パーソナルハンディシステム(PHS)方式では、基 地局間の距離を小さくして、多数の基地局を配置して、専ら人口密度の高い都市 部で利用されている。このようなPHSでは、基地局用のアンテナは、建物の屋 上を利用して立設される場合が多い。アンテナ装置を屋上床面に設置する場合に は、屋上の雨漏りなどに対する懸念から、屋上の床面にアンカーなどを埋設して 固定するのではなく、床面に単に直接に載せ置くだけである。
【0003】 このために、基地局用のアンテナ装置は、アンテナポールを固定するために鋼 材で枠組みした固定基台を設けて、広幅の基台を屋上部に、通常ゴム板などの緩 衝材を介して、載置する方法が利用されている。
【0004】 屋上に基台を載置し、その上に、アンテナポールを固定したアンテナ装置は、 強風により、倒れたり、床面上を滑って移動したりしないように、基台の重量と 幅・長さなどの寸法が十分大きくされている。しかし、そのために、アンテナに よる屋上床面上の占有面席が大きくなり、それ自体が重量化するので、据付作業 には好ましくない。
【0005】 本考案は、以上の問題に鑑みて、屋上などに載置しても、基台の寸法を大きく することなく、強風に対して倒れたり滑ったりすることのないアンテナ装置を提 供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案のアンテナ装置は、建物屋上の床面に載置される固定用の基台と、該基 台に固定して垂直に立設されたアンテナポールと、該ポールに固定されたアンテ ナと、から成るPHS基地局用のアンテナ装置であるが、該固定用の基台が、型 鋼材により四方枠組みされた枠体と、該枠体上に横架してアンテナポールを支持 する横架材とを有し、枠体の複数箇所に該枠体上に又は枠体の底縁部に重錘を、 組立て可能に、載置したことを特徴とするものである。
【0007】 このように基台の枠体には、重錘を取り外し可能に配置したので、強風に対し て基台の滑りや倒れが防止でき、基台の枠体を相対的に小さくすることができる 。さらに、重錘を取り外し可能にするので、アンテナ装置の組立て据付け時には 、枠体とは別に、重錘を分離して、設置箇所の屋上部に運ぶことができ、さらに 、載置した枠体の所望位置に組み込んで、固定することにより、簡便にアンテナ 装置が組立てられる。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案のアンテナ装置は、好ましくは、該固定用の基台が、型鋼材により四方 枠組みされた枠体と、該枠体上に横架してアンテナポールを支持する横架材とを 有し、枠体には、枠体の底縁部と該枠体に平行に設けたガイド部材の底縁部との 間にわたって着脱可能に載置され且つガイド部材の縦縁部により係止された重錘 を、複数個配置する。 また、型枠に重錘を覆う覆板を設けるのが、重錘の取り出しを防止するために 、好ましい。
【0009】 さらに具体的には、重錘は、枠体の型鋼材の底縁部と型鋼材と平行なガイド部 材としての板材又は型材とに渡って着脱可能に載置される、型鋼材の上部に覆板 を張り渡して、重錘の上方を覆うのが好ましい。
【0010】 上記の重錘には、鋼のブロックが利用される。重錘は、例えば、鋼ビレット、 鋼スラブ、若しくは鋼の厚板の切断材が利用される。 重錘の重さは、例を挙げると、一辺1.0〜2.0mの四角形の枠体について 、重錘1個は10〜30kg程度とされる。重錘の取り付け位置は、ポールより 遠い枠体上又は底縁部が利用される。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例を図面と共に、説明する。図4のアンテナ装置は、建物屋上に 載置される固定用基台1と該基台に固定して垂直に立設されたアンテナポール3 と、該ポールに固定されたアンテナ4と、から成り、固定用基台1には、枠体1 0にブロック状の重錘が、この例では3箇所に配置されている。
【0012】 図1は、固定用基台1を構成する枠体10を示すが、枠体10は、H型鋼の縦 枠材11と横枠材13とにより四方枠組みされ、中補強部材15(この例は、H 型鋼)により補強されている。 この例では、両方の縦枠材11に重錘2が合計3個配置されており、縦枠材1 1に平行でその近傍にL型鋼によるガイド部材16が配置され、ガイド部材16 は、断面L状の型鋼アングルの両端部が、横枠材13と中補強部材15との底側 縁部に固定され、ガイド部材16の縁部16aが立設されている。
【0013】 図1ないし図3において、枠体の縦枠材11とガイド部材16の間の空所が重 錘2の配置場所として利用される。重錘2は、縦枠材11の上側縁部11aとガ イド部材16の立縁部16aとの隙間から装入され、縦枠材11とガイド部材1 6との底側縁部11b、16b上に定置され、ガイド部材16の垂直縁部16a により、移動できなくされている。
【0014】 重錘2としては、鋼の重量のあるブロックから、所望形状に形成される。その 形状は、縦枠材11とガイド部材16との底側縁部11b、16b上に定置でき る大きさを有すればよい。この例の重錘2は、厚肉のスラブから切り出したブロ ックが利用される。
【0015】 ブロックの重量は、1個当たり10〜20kgが好ましく、通常のPHS用ア ンテナでは、基台寸法例えば、1.0ないし1.5mに対して3〜5個程度を利 用するのが、アンテナを安定化するのに好ましい。この重量は、所定のアンテナ 設置位置に高所運搬可能な重量として選ばれる。 重錘の定置位置は、ポールの安定化のために、枠体上にポールの固定位置から 十分に離れた場所に定置される。
【0016】 重錘を配置した枠体10には、さらに、重錘2を覆うように、覆板21が縦枠 材上にボルト締めで固定され、これにより、重錘2の取り外しをできなくする。 。
【0017】 該枠体上には、アンテナポールを支持するチャンネルによる横架材18が横架 され、横架材18上にポール固定部材32を介してアンテナポール3の下端部が 固定されて、アンテナポール3が補強支柱31で支持補強されて、垂直に立設さ れる。アンテナポールの上部には、垂直アンテナが固定され、基地局用アンテナ として用いられる。
【0018】
【考案の効果】
本考案のアンテナ装置は、固定基台に重錘を配置したので、固定基台により支 持されるアンテナ及びアンテナポールを安定して支持することができ、屋上の床 面に載置するだけで固定しなくても、強風時にあってもアンテナが倒れて壊れる ことはない。
【0019】 本考案のアンテナ装置は、固定基台に重錘を配置したので、固定基台を相対的 に小さくしてアンテナ及びアンテナポールを安定して十分に支持することができ 、建物屋上における基台の占有面積を小さくすることができる。
【0020】 本考案のアンテナ装置は、固定基台に配置した重錘を別体として、可搬とした ので、重量のあるアンテナ装置の組立てを容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のアンテナ装置の固定基台を構成する
枠体を示す斜視図。
【図2】 本考案のアンテナ装置の固定基台を示す斜視
図。
【図3】 本考案のアンテナ装置の固定基台の断面図。
【図4】 本考案のアンテナ装置の外観を示す斜視図
【符号の説明】
1 固定基台 10 枠体 11 縦枠材 13 横枠材 21 覆板 2 重錘 3 アンテナポール 32 ポール固定部材 4 アンテナ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物屋上に載置される固定用の基台と該
    基台に固定して垂直に立設されたアンテナポールと、該
    ポールに固定されたアンテナから成るパーソナルハンデ
    ィシステム用のアンテナ装置において、 該固定用基台が、型鋼材により四方枠組みされた枠体
    と、該枠体上に横架してアンテナポールを支持する横架
    材とを有し、枠体には、枠体の底縁部に載置された重錘
    を複数箇所配置したことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 建物屋上に載置される固定用の基台と該
    基台に固定して垂直に立設されたアンテナポールと、該
    ポールに固定されたアンテナから成るパーソナルハンデ
    ィ通信システム用のアンテナ装置において、 該固定用基台が、型鋼材により四方枠組みされた枠体
    と、該枠体上に横架してアンテナポールを支持する横架
    材を有し、枠体には、枠体の底縁部と該枠体に平行であ
    るガイド部材の底縁部との間にわたって着脱可能に載置
    され且つガイド部材の縦縁部により係止された重錘を、
    複数箇所配置したことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 建物屋上に載置される固定用の基台と該
    基台に固定して垂直に立設されたアンテナポールと、該
    ポールに固定されたアンテナから成るパーソナルハンデ
    ィ通信システム用のアンテナ装置において、 該固定用基台が、型鋼材により四方枠組みされた枠体
    と、該枠体上に横架してアンテナポールを支持する横架
    材とを有し、枠体には、枠体の底縁部と該枠体に平行で
    あるガイド部材の底縁部との間にわたって着脱可能に載
    置され且つガイド部材の縦縁部により係止された重錘
    を、複数箇所配置し、枠体上に該重錘を覆う覆板を固定
    したことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 上記の重錘が、鋼のブロックである請求
    項1ないし3に記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】上記の重錘が、鋼から成るビレット、スラ
    ブ、若しくは厚板の切断材である請求項1ないし3に記
    載のアンテナ装置。
JP1999002760U 1999-04-23 1999-04-23 アンテナ装置 Expired - Lifetime JP3063333U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014072636A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Softbank Mobile Corp アンテナ取付け架台組立キットおよび基地局
JP6151390B1 (ja) * 2016-02-10 2017-06-21 レンドリース・ジャパン株式会社 通信装置用架台及び無線基地局

Cited By (3)

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