JP3063245U - 袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】穀物や粉等を入れる袋は殆ど化学繊維で出来た
ものが使われていて積み重ねた後移動して保管するとき
に滑り易い欠点があり荷崩れを起こしやい、この荷崩れ
を防ぐことを目的としている。 【解決手段】袋用の生地に必要な数及び形で上面と下
面にゴムで出来たイボを強く取り付け縫い目で製袋
したあと、中身を入れ結袋し、積み上げればイボどう
しの摩擦抵抗が働き荷崩れを防ぐ構造。

Description

【考案の詳細な説明】

籾や大豆等を入れる袋は使いやすさや経済的な要因によりこのごろ殆ど化学繊維 で出来たものが使われている、これらの袋は枠積み以外のパレット等に積み重ね 保管をする移動時に滑り易く荷崩れしやすい欠点がある、この荷崩れを防ぐこと を目的に考案したものである。 考案の説明として、袋用の生地の上両と下面に袋の形に合った形で多数のゴ ムで出来たイボを接着し縫い目のところで縫い合わせ製袋する。 この袋に籾等を入れ結袋し積み重ねをすると上両と下面に強く接着したイボ どうしの摩擦抵抗の力により移動時の荷崩れを防ぎ、イボのない袋より荷崩 れが少なく労力の無駄が省ける。

【０００１】

【産業上の利用分野】

利用分野は特定出来ないが、籾をはじめ穀物類の保存袋や粉類、そのほか粒状の ものの袋としてはば広く利用できる。

【０００２】

【従来の技術】

滑りどめを備えた袋類は見当たらない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

化学繊維を使った袋は滑り易く中身を入れ積み重ねたあと保管するために移動す るとき荷崩れしやすい欠点があり、この荷崩れを防ぐ袋の開発を課題とした。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

中身が粒状のものを入れた袋をパレットなどに積み重ね荷崩れを防ぐ方法として 袋どうしの間に滑り落ちる力に対し摩擦抵抗力を持たせれば解決できると思い考 案したものである。 その方法として袋の生地の上面及び下面にゴムで出来たイボを必要な数だ け強く接着し縫い目で袋に仕上げる。 この袋に粒状の穀物等を入れ結袋し、積み重ねるとイボどうしが滑り落ちる力 に対して摩擦抵抗が働き荷崩れを防ぐ。

【０００５】

【佐用】

袋の上面及び下面に接着したゴム製のイボどうしの摩擦抵抗により滑り落 ちる力を防ぎ荷崩れを防ぐ働きをする

【０００６】

【実施例】

一例として収穫期のコンバイン用の籾袋として使うと、積み重ねて移動するとき 荷崩がイボのない従来の袋より少なくなる。

【０００７】

【考案の効果】

この袋を使ったものをパレット等に積み重ねて、リフトで移動を行うときイボ どうしの摩擦抵抗の働きにより荷崩れを防ぎ労力の無駄が省ける効果がある。

【図面の簡単な説明】

【第１図】 平面図

【第２図】 底面図

【第３図】 正面図

【第４図】 側面図

【符号の説明】 上面 イボ 下面 縫い目

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【手続補正書】

【提出日】平成１１年５月１７日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項 １】穀類や粉等を詰める袋を積重ねて保管す
   るため移動作業を行うとき滑りやすい袋の荷崩れを防ぐ
   ことを目的に袋の上両と下面にゴムで出来た小さな
   イボを数多く取りつけ、上両と下面のイボどう
   しの摩擦抵抗により荷崩れを防ぐ構造。