JP3062930B2 - 光コネクタ - Google Patents
光コネクタInfo
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Description
に接続する光コネクタに関する。
送帯域が数十〜数百MHzのマルチモードファイバを複
数本接続する多芯光コネクタが主流である。一方,数1
0GHzの伝送帯域を使用するシングルファイバに用い
られる光コネクタは,屋内使用を目的とするものが殆ど
である。
及び取扱いを考え,丸形と呼ばれるプラグとレセプタク
ルとをネジロック,バヨネットロック,もしくはプッシ
ュバックロック機構を持つ物が大半を占める。
芯光コネクタは,光コンタクトであるフェルールを結合
する内部光結合部に応力が加わると,一方のフェルール
の軸に対する他方のフェルールの軸のなす角度である,
いわゆる,フェルールの倒れ角が大きくなり,ガタつ
き,接続損失の変動が大きくなるという欠点を有した。
そのため,光コネクタの内部光結合部に応力が加わらな
い様に,外殻部をなすロック部を長くし,ガタを極力小
さくし,フェルールの倒れ角を小さくする事によって,
損失変動を小さくしていた。
た光コネクタにおいて,外殻部のロック部を長くする
と,光コネクタの全長が長くなること,部品に高精度が
必要とされ,高精度部品が高価なこと,性能が部品の仕
上がりに左右され,品質の揃ったものが得られないこと
などの欠点があり,この種のコネクタは,全体として大
きく高価であった。
くは多芯光コネクタにおいて,風雨,振動,衝撃の影響
等に対する耐環境性をもち,さらに,小型且つ低価格で
安定した光ファイバの接続が可能な光コネクタを提供す
ることにある。
向に互いに嵌合する外殻部を夫々有するレセプタクルと
プラグとを備え,前記レセプタクル及び前記プラグは,
前記外殻部内に光コンタクトを収容したインシュレータ
を夫々備えた光コネクタにおいて,前記インシュレータ
は、フロントインシュレータとリアインシュレータとを
備え、前記フロントインシュレータはフェルールを介し
て前記一軸に沿う方向に弾性部材によって、押圧され
て、前記フロンインシュレータ及び前記フェルールが共
に移動するとともに、嵌合の際に,前記プラグと前記レ
セプタクルとの夫々のインシュレータが互いに当接する
ことを特徴とする光コネクタが得られる。
嵌合する外殻部を夫々有するレセプタクルとプラグとを
備え,前記レセプタクル及び前記プラグは,前記外殻部
内に光コンタクトを収容したインシュレータを夫々備え
た光コネクタにおいて,前記インシュレータは、フロン
トインシュレータとリアインシュレータとを夫々備え、
前記光コンタクトは少なくとも一対のフェルールによっ
て夫々構成され,前記夫々の一対のフェルールは、夫々
の前記フロントインシュレータと前記リアインシュレー
タとの間に第1の押圧を印加して、前記一対のフェルー
ルを端面結合させるための前記一対のフェルールの内の
少なくとも一方に設けられた第1の弾性部材と、夫々の
前記フロントインシュレータを前記一軸に沿う方向に第
2の押圧で押す第2の弾性部材とを有し、前記インシュ
レータの移動に伴い前記フェルールが移動することを特
徴とする光コネクタが得られる。
かの光コネクタにおいて,前記インシュレータは,嵌合
の際,前記一軸方向に互いに嵌合する嵌合部を夫々備
え,前記インシュレータの一方を他方に対して前記一軸
方向に垂直な方向に位置決めすることを特徴とする光コ
ネクタが得られる。
て図面を参照しながら説明する。
コネクタを示す図である。また,図2は図1の光コネク
タの嵌合状態を示す断面図で,理解を容易にするために
光ファイバー1本についてのみ示している。
は,一軸方向に互いに嵌合するレセプタクル10及びプ
ラグ20とを備えている。以下の説明において,レセプ
タクル10及びプラグ20の一軸方向における嵌合側を
前方,嵌合側と反対側を後方と呼ぶ。
トをなすフェルール11と,これを保持するフロントイ
ンシュレータ12と,フロントインシュレータ12の後
方に設けられたリアインシュレータ13と,フロントイ
ンシュレータ12とリアインシュレータ13との間に設
けられたスプリング14と,これらを収容する外殻部1
5を備えている。
1は,フロントインシュレータ12の前壁12aの孔部
12bから光コンタクト部分を突出させるとともに,前
壁12aによって,フロントインシュレータ12からの
嵌合方向への脱落を阻止されている。
6が接続され,リアインシュレータ13,及び外殻部1
5の底壁15aに設けられた孔部15bを通って,レセ
プタクル10から外に後方に延在するように設けられて
いる。
ール21と,このフェルール21を保持するフロントイ
ンシュレータ22と,フロントインシュレータ22の後
方に設けられたリアインシュレータ23と,フロントイ
ンシュレータ22とリアインシュレータ23との間に設
けられ,フェルール21を前方に付勢するスプリング2
4と,これらを保持する外殻部25と,外殻部25内
で,リアインシュレータ23の後方に隣接して設けら
れ,このリアインシュレータ23の一端を支持する底板
26とを備えている。
レセプタクル10のフェルール11を収容する筒状の収
容部材21aを先端に備えるとともに,フェルール11
の端面に,端面が当接して,光コンタクトをなす。ま
た,フェルール21は,段部22dを備えたインシュレ
ータ22の収容孔内22cに収容され,その前方への移
動が阻止されている。
グナット27が設けられ,嵌合の際に,レセプタクル1
0の外殻部15正面に設けられたねじ部15cと螺合す
る。
は,エンドベル28が螺合して接続されている。
に接続された光ファイバ29が,スプリング24,リア
インシュレータ23の底部23aの孔部23b,及び底
板26に設けられた孔部26aを貫通して,後方に延在
して,エントベル28の一端に収容された光ケーブル3
1の一端に至っている。この光ケーブル31は,支持部
材33を介して,エンドベル28の一端に,グランドナ
ット32によって固定支持されている。
せられる概略断面図である。
プラグ20の嵌合の際には,レセプタクル10のフェル
ール11とプラグ20側のフェルール21の収容部材2
1aとが嵌合する。この際に,フェルール11及び21
の先端面は互いに先端面同士がぶつかりあいスプリング
14,24によって押し合う。さらに,フェルール1
1,21は,インシュレータとともにスプリング14,
24によってバランスをとられながら,左右にそれぞれ
後退すると,次にレセプタクル側フロントインシュレー
タ12と,プラグ側フロントインシュレータ22とがぶ
つかり,フェルール11,21と同様に,スプリングに
よって押し合いながら,それぞれに後退する。
25に対して,光コンタクトを保持しているインシュレ
ータ12,22をバネ等の弾性部材によって,フローテ
ィングすることによって,フェルール11,12に横か
らの応力が加わることがなくなり,高性能の光コネクタ
を提供することができる。
コネクタの要部を示す断面図である。図4の光コンタク
トは,図2の光コネクタとは,内部構造が異なるが,そ
れ以外は,図2の光コンタクトと同様な構成を有する。
また,同様の名称の部位には,図2と同じ参照符号を用
いている。
外殻部15内にフロントインシュレータ12と,フロン
トインシュレータ12内の収容部12c内に収容された
フェルール11,11と,フロントインシュレータ12
内の収容部12cの嵌合側と逆の側を封じるリアインシ
ュレータ13と,収容部12c内に収容され,フェルー
ル11を嵌合方向に付勢する第1スプリング14aと,
フロントインシュレータ12を嵌合方向に付勢する第2
スプリング14bとを備えている。フロントインシュレ
ータ12の嵌合側に突出して突起部1が設けられてい
る。
ントインシュレータ22と,フロントインシュレータ2
2の収容部22a内に収容されたフェルール21,21
と,フロントインシュレータ22内の収容部22aの後
方を封じるリアインシュレータ23と,フロントインシ
ュレータ22を嵌合方向に付勢する複数のスプリング2
4a,24bとを備えている。
側には,嵌合時にレセプタクル10のフロントインシュ
レータ12に設けられた突起部1と嵌合する孔部2を備
えている。
の実施の形態によるものと同様な原理で,嵌合の際に
は,レセプタクル側のフロントインシュレータ12の突
起部1とプラグ側のフロントインシュレータ22の孔部
とが,夫々の外殻部15,25に対して,光コンタクト
を保持しているフロントインシュレータ12,22をフ
ローティングすることによって,先端面が互いに当接す
るフェルール11,12に横からの応力が加わることが
なくなり,高性能の光コネクタを提供することができ
る。
ば,あらゆるロック構造の光多芯コネクタに対して応用
可能であることから,本発明の構造を用いることで,簡
単に性能を上げることができる光コネクタを提供するこ
とができる。
高精度の部品は必要なく,部品を一体加工で低コストで
製作でき,大幅なコストを下げることができる光コネク
タを提供することができる。
ク部の全長を短くすることができることによる光多芯コ
ネクタの小型化が可能である。
示す図である。
る。
略断面図である。
示す部分断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 一軸方向に互いに嵌合する外殻部を夫々
有するレセプタクルとプラグとを備え,前記レセプタク
ル及び前記プラグは,前記外殻部内に光コンタクトを収
容したインシュレータを夫々備えた光コネクタにおい
て,前記インシュレータは、フロントインシュレータと
リアインシュレータとを備え、前記フロントインシュレ
ータはフェルールを介して前記一軸に沿う方向に弾性部
材によって、押圧されて、前記フロンインシュレータ及
び前記フェルールが共に移動するとともに、 嵌合の際に,前記プラグと前記レセプタクルとの夫々の
インシュレータが互いに当接することを特徴とする光コ
ネクタ。 - 【請求項2】 一軸方向に互いに嵌合する外殻部を夫々
有するレセプタクルとプラグとを備え,前記レセプタク
ル及び前記プラグは,前記外殻部内に光コンタクトを収
容したインシュレータを夫々備えた光コネクタにおい
て,前記インシュレータは、フロントインシュレータと
リアインシュレータとを夫々備え、前記光コンタクトは
少なくとも一対のフェルールによって夫々構成され,前
記夫々の一対のフェルールは、夫々の前記フロントイン
シュレータと前記リアインシュレータとの間に第1の押
圧を印加して、前記一対のフェルールを端面結合させる
ための前記一対のフェルールの内の少なくとも一方に設
けられた第1の弾性部材と、夫々の前記フロントインシ
ュレータを前記一軸に沿う方向に第2の押圧で押す第2
の弾性部材とを有し、前記インシュレータの移動に伴い
前記フェルールが移動することを特徴とする光コネク
タ。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の光コネクタにおい
て,前記インシュレータは,嵌合の際,前記一軸方向に
互いに嵌合する嵌合部を夫々備え,前記インシュレータ
の一方を他方に対して前記一軸方向に垂直な方向に位置
決めすることを特徴とする光コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8142729A JP3062930B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 光コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8142729A JP3062930B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 光コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09325237A JPH09325237A (ja) | 1997-12-16 |
JP3062930B2 true JP3062930B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=15322233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8142729A Expired - Fee Related JP3062930B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 光コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3062930B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7416348B2 (en) | 2005-02-15 | 2008-08-26 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Optical connector excellent in assemblability and dimensional accuracy |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2017126188A1 (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 株式会社フジクラ | 開閉シャッター付きコネクタ対 |
CN114563846A (zh) * | 2022-02-23 | 2022-05-31 | 中航光电科技股份有限公司 | 一种弹性浮动结构及光纤连接器 |
-
1996
- 1996-06-05 JP JP8142729A patent/JP3062930B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09325237A (ja) | 1997-12-16 |
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