JP3062662B2 - 血液分離機の赤血球懸濁液へ抗凝固剤投与のための装置 - Google Patents

血液分離機の赤血球懸濁液へ抗凝固剤投与のための装置

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Description

【発明の詳細な説明】 本出願と同時に出願された、ヤン、ヨウ、フワンらを
発明者とし、本発明の譲受人へ譲渡された「多数の血液
成分に異なる機能的特徴を増進する方法および装置」と
題する米国特許出願題07/538,301号がある。
本発明の分野 本発明は一般には自動化された血液成分分離に関し、
さらに詳しくは血小板採取に対しては増加した血小板収
量およびパックした赤血球懸濁液に対しては凝固抵抗性
のような、異なる血液成分に異なる機能的特徴を増進す
ることに関する。
本発明の背景 今日、全血を含む血液を成分もしくは分画に分離する
ための多数の自動化ドナー血液フェレーシスシステムが
存在する。これらシステムは、血漿、白血球、血小板お
よび赤血球のような1種以上の成分をさらに使用または
廃棄のために採取し、患者であり得るドナーへある成分
を返還するか、および/またはドナーへその後返還のた
めある成分を処理するように設計されている。そのよう
なシステムの一つは、本発明の譲受人の全所有子会社で
ある、イリノイ州ディヤフィールドのバクスター、ヘル
スケア、コーポレーションによって販売されているAuto
pheresis−Cである。このシステムは、自動化処理プロ
グラムを含んでいるマイクロプロセッサー制御機器と、
それと組合せて使い捨てセットを利用する。Autopheres
is−C装置は、その中へ使い捨てプラズマフェレーシス
セットを装着する時、ドナーから引いた全血から血漿を
採取するために使用することができる。使い捨ての分離
室内の回転する膜は、1987年10月7日に出願された「プ
ラズマフェレーシスフィルターを抗凝固剤で濡らす方
法」と題する米国特許出願題07/106,089号および対応す
るPCT国際出願公報No.WO89/03229に示すように、ドナー
から血液を引く前に抗凝固剤プライミング作業によって
実際に濡らすことができる。
血小板および血漿の採取のために、Autopheresis−C
システムは、「血小板濃縮物を発生させるための装置お
よび方法」と題する米国特許題4,851,126号に開示され
ている単一の二段階セットを使用する。このセットは、
米国特許出願題73,378号および対応するカナダ特許第1,
261,765号に述べられている回転膜分離室と、そして
「閉鎖ヘマフェレーシスシステムおよび方法」と題する
米国特許4,776,964および4,911,833に、そして「懸濁液
から中間密度物質を直接誘導するための連続遠心システ
ムおよび方法」と題するPCT国際公報WO88/05332に述べ
ている遠心分離機を含むことができる。もし抗凝固剤源
をあらかじめ設置すれば、医学的に定義して生物学的に
閉鎖された系を創出することができる。
この二段階システムは、ドナーから血液を血小板リッ
チ血漿およびパックした赤血球へ分離するため採取する
ことを可能にする。赤血球懸濁液は全血を引くのに使用
した同じ針によってドナーへ返還される。血小板リッチ
血漿は容器に採取される。この機械およびセットはドナ
ーから切り離される。集めた血小板リッチ血漿は、次に
生物学的に閉鎖されたセットの第二段階を利用して、血
漿および血小板濃縮物へ分離される。
血液分画を分離するための他の自動化閉鎖システムの
一つは、バクスター、ヘルスケア、コーポレーションに
よって販売されているCS−3000血球分離機である。なお
他のシステムの一つは、マサチューセッツ州ブレイント
リーのヘモネチックス、コーポレーションによって販売
されているモデル50分離機である。
血液の引出しおよびその後の処理/分離の間、血液の
分離または採取の間使い捨てチューブおよび分離セット
内の血液の凝固を防止するために抗凝固剤を添加しなけ
ればならない。自動化アフェレーシスの間抗凝固剤を投
与する慣用の方法は、ドナー静脈から全血の引出しの段
階の間に抗凝固剤を添加する。抗凝固剤容器からの抗凝
固剤は、チューブを通って静脈切開針から直ぐ下流の位
置へ、ドナー中の静脈切開針に隣接して抗凝固剤チュー
ブラインが抗凝固剤粉未添加全血チューブラインと合体
するチューブ合体部において投与される。生体外血液操
作の間ドナーの血液へ抗凝固剤を添加するのは少なくと
も4つの別々の理由がある。第1の理由は、血液が種々
のチューブを通って使い捨てセットの血液分離機へ移動
するときその凝固を防止することである。第2の理由
は、血液が分離されている間凝固を防止することであ
る。すべての分離機は血液が流体剪断ストレスへいくら
か曝されることを必要とし、これらの剪断ストレスは凝
固または凝集を誘発し得る。第3の理由は、分離された
血球が再注入フィルターを通ってドナーへポンプで戻さ
れる時凝固するのを防止することである。第4の理由
は、分離された血液成分の必要期間貯蔵を許容するた
め、十分な栄養と十分なpH緩衝を提供することである。
上で同定した四つの一般的ステップの各自における抗
凝固剤の需要は特定の自動化アフェレーシス操作に依存
する。あるシステムは他のシステムよりも血液分離の間
著しく大きい剪断ストレスを誘発し、それ故抗凝固剤の
上限需要量は分離ステップによって決められるかも知れ
ない。また、使用される分離技術は異なる段階を持つこ
とがあり、各分離段階は血液中の抗凝固剤量について独
自の異なる需要量レベルを持ち得る。例えば、もし血小
板リッチ血漿のような中間段階分離が最初に採取され、
そして次に第2段階分離が血小板リッチ血漿(PRP)を
血漿と血小板濃縮物とに分離するために用いられるなら
ば、これら二つの段階において抗凝固剤に対して異なる
要件が存在し得る。
代りに、もし分離された血液製品が例えば血小板であ
り、そして要件は血小板を5日間貯蔵することだとすれ
ば、この比較的長い血小板貯蔵期間は、血液引出しおよ
び分離操作のどの他の段階よりも多くの抗凝固剤をしば
しば必要とする。マニュアル(非自動化)血液採取にお
いて異なる血液成分へ抗凝固剤の異なる量の添加は、Wa
nda S.Chappel,“Platelet Concentrates from Aci
dified Plasma:A Method of Preparation of Wit
hout the Use of Additives"に同定される。最善に
理解して、その中で説明された操作は、採取された血液
成分中の抗凝固剤の量をより良く最適化するため、異な
る血液成分容器に抗凝固剤の異なる分量を使用する。
一般に、先行技術は全血へドナーからのその引出して
直後全体の引出し、分離、返還および貯蔵操作の間最高
の抗凝固剤需要レベルを満たすのに十分な抗凝固剤を加
えることにより、自動化操作における抗凝固剤需要の問
題を扱っている。抗凝固剤は静脈切開針に隣接して添加
される。抗凝固剤はドナーから引出されている全血と混
合される。先行技術システムは、それをこえるといわゆ
る“クエン酸反応”が抗凝固剤添加血液成分をドナーへ
返還する時にドナーに発生し得る、抗凝固剤の最大投与
量に注意を払って、凝血を防止するのに必要な多量の抗
凝固剤の添加に向けられていた。例えば、同じ血液シス
テムで、全血8部に対し抗凝固剤1部までの抗凝固剤比
が使用されている。Autopheresis−C装置を用いる血漿
採取操作においては、典型的には6%抗凝固剤が使用さ
れるが、しかしユーザーはこのパーセントを4%ないし
8%へ変えることができる。Autopheresis−C装置によ
る血小板採取操作のためには、6%ないし8%の抗凝固
剤レベルが使用される。これらアフェレーシスシステム
のいくつかの性格により、上述した四つの抗凝固剤需要
段階を分離し、そして個々の段階に応じて異なる量を持
たせることは困難であろう。
例えば、ヘモネチックスモデル50装置においては、分
離プロセスの中間段階がない。もし目標が血小板濃縮液
をつくるのであれば、血小板濃縮液は全血から直接得ら
れ、例えば血小板リッチ血漿のような中間成分からでは
ない。CS−3000装置のような他のシステムにおいては、
中間段階が存在する。例えばもし血小板分離が目的であ
れば、血小板リッチ血漿が全血から最初に分離される。
次に血小板リッチ血漿は血小板濃縮物に分離される。CS
−3000装置においては、これは遠心ボウル内の閉鎖系内
の別々の血液成分容器を用いて行われる。使い捨てセッ
トと組合せたAutopheresis−C装置は、これら成分を完
全に別々の段階でしかし単一の閉鎖系内で分離する。血
小板リッチ血漿はドナー血液から収穫され、そしてドナ
ーはその後脱接続される。次の段階において、採取した
血小板リッチ血漿は血小板濃縮物と血小板プア血漿へ変
換され、そしてこれらは操作の二つの生産物となる。
これまで、自動化アフェレーシス操作の異なるステッ
プの間抗凝固剤使用を最適化するための自動化血液成分
分離機器および操作はなかった。これまで、分離ステッ
プ前全血へ添加される抗凝固剤の量を減らすことの望ま
しさの認識はなかった。アフェレーシス操作の異なる段
階において抗凝固剤または他の流体の部分量を加えるこ
とにより、自動化操作において異なる血液成分の機能的
特徴を最適化するための自動化操作もなかった。
本発明の概要 本発明によれば、一つまたはそれ以上の血液成分の機
能的特徴を増進させるため、自動化血液成分分離装置に
よってつくられた赤血球懸濁液へ抗凝固剤を添加する方
法が提供される。
本発明によれば、抗凝固剤は、分離室上流の分離セッ
ト流路中の一位置において、分離機上流の流路内の全血
の凝固を防止するには十分である量であるが、しかし分
離機によって生成した赤血球懸濁液の凝固を防止するに
は不十分である量において入って来る全血へ添加され
る。本発明は、凝固を防止するため分離機の下流で赤血
球懸濁液へ抗凝固剤のある量を後で提供することをさら
に含む。
血液が分離される前に血液へ添加する抗凝固剤の量を
減らす目的は、分離機によって生成した血液成分の機能
的特徴を増進すること、特にそれへ限定されるものでは
ないが血液成分分離ステップの間血小板収量の増大にあ
る。
本発明はさらに、分離機においてまたはその上流で全
血へ抗凝固剤が添加されない、そして抗凝固剤は分離室
の下流で分離機でつくった成分へ添加される、自動化血
液成分分離操作において血小板収量を増大させる方法に
向けられる。
本発明によれば、自動化分離操作において全血へ添加
される抗凝固剤の量は、抗凝固剤の減らされた量は、例
えば全血の赤血球懸濁液および血小板リッチ血漿への遠
心分離の間血小板収量の増加をもたらすとの我々の発見
により、減らすかまたはなくされる。PRPの貯蔵および
他の分離特徴を増進させるため、採取した血小板リッチ
血漿へ抗凝固剤または他の溶液を添加することが望まし
いが、本発明は血小板収量を増大するためPRPへ分離後
抗凝固剤を添加して分離前の全血中の抗凝固剤の量を減
らすかまたはなくし、同時に分離室からの赤血球懸濁液
出力へ追加の抗凝固剤を加えることに向けられる。
本発明によれば、分離機で形成した赤血球懸濁液へ抗
凝固剤を直接放出するための手段を含んでいるシステム
が提供される。
本発明は主として血液分離操作から血小板収量を増進
させることに向けられるが、この利益へ限られない。本
発明は、全血は抗凝固剤の添加を防止するため分離機の
下流で抗凝固剤を添加すること;分離操作において減少
した量の抗凝固剤を全血へ添加し、同時に下流の赤血球
へ相当する抗凝固剤を添加すること;および自動化血液
成分分離操作において赤血球懸濁液へ抗凝固剤を添加す
ることに向けられる。
図面の簡単な説明 第1図は、血小板濃縮物の製造に使用するためのチュ
ーブ/分離機セットの平面図である。
第2図は、機器へ装着した第1図のセットの第1の段
階を図示する、マイクロプロセッサー制御自動化血液成
分分離機器の正面図である。
第3図は、機器へ装着した第1図のセットの第2の段
階にある機器を図示する正面図である。
第4図は、第2図に示した機器に装着したセットの第
1の段階部分の血液引出しおよび分離サイクルの概略/
流体流れ図である。
第5図は、第2図に示した機器に装着したセットの第
1の段階部分の分離および再注入サイクルの概略/流体
流れ図である。
第6図は、PRPへ抗凝固剤の2番目の分量の導入を図
示する、セットの第1段階部分の概略/流体流れ図であ
る。
第7図は、PRPへ抗凝固剤の以後の分量の導入のため
の他の第1の段階のセット部分の概略/流体流れ図であ
る。
好ましい具体例の詳細な説明 今や図面、特に第1図を参照すると、前に述べた米国
特許第4,851,126号に記載されているような総体で10で
指定した分離セットが図示されている。セット10は流路
手段を形成するチューブ11および分離機46,62を含んで
いる。セット10は、単一針を通ってドナーから全血の採
取;全血のパック血球および血小板リッチ血漿(PRP)
への分離;パック血球のドナーへの再注入(または代り
にパック赤血球の一部を赤血球採取容器への移し換
え);および血小板濃縮物および血球欠乏血小板プア血
漿(PPP)を提供するように血小板リッチ血漿から血小
板の後分離を実行する態様において、第2および3図に
図示した機器Hのようなマイクロプロセッサー制御ヘマ
フェレーシス機器へ取付けることができる。好ましい具
体例においては、セット10はその付随する特徴および利
益をもって単一針に関して記載されるが、本発明は2本
針システムにも適用し得ることが認められるであろう。
セット10は、交互にドナーから全血を受領しそしてパ
ック赤血球のような1種以上の分画をドナーへ再注入し
戻すため単一の静脈切開針12を備えている。針12は血液
ライン14と連通する。抗凝固剤ライン16は第2図に示す
抗凝固剤供給容器20中に受入れのため一端に抗凝固剤ス
パイク18を有する。反対端において、抗凝固剤ライン16
は単一静脈切開針12に接近したY−接続13で血液ライン
と合流する。
セット10はまた貯槽22を含んでいる。貯槽22は一対の
並列したコンパートメント24,26に分割されている。コ
ンパートメント24,26の下端にそれぞれポート28,30が設
けられる。メッシュ網目/フィルターチューブ32,34が
貯槽22の上端においてそれぞれ入口ポート36および38と
連通してそれぞれコンパートメント24,26内に配置され
る。血液ライン14は、Y−接続40において血液ライン14
をコンパートメント24のポート28と接続する枝ライン42
と、そして血液ライン14をコンパートメント26のポート
38と接続する枝ライン44とに枝分れしている。セット10
は加えて抗凝固化した全血から血小板リッチ血漿および
パック赤血球を分離するための分離機46を含んでいる。
このタイプの分離機は、先に挙げたPCT国際公報WO88/05
332、および「閉鎖されたヘマフェレーシスシステムお
よび方法」と題するシェーンドルファーらの米国特許第
4,776,964号に記載されている。この目的のため、分離
機46は、全血入口ポート48,パック血球出口ポート50お
よびPRP出口ポート52を有する。ライン54は、貯槽コン
パートメント26の下方全血出口ポート30を分離機46の入
口ポート48へ接続する。ライン56は、分離機46のパック
血球出口50を貯槽22のコンパートメント24へパック血球
を供給するため入口36へ接続する。チューブ58は、分離
機46の血小板リッチ血漿出口ポート52と血小板リッチ血
漿(PRP)採取容器60の間を接続する。
セット10の以上記載した部分は、以後便宜上、第1図
において“A"として同定した第1段階セット部分として
同定され、他方セット10の残りの部分は、第1図におい
て“B"として同定した第2段階セット部分として同定さ
れる。第1図中の“B"と標識したユニットは、ドナーへ
の第2の返還針を持っている代替具体例を図示する。こ
の説明から、第1および第2の段階部分は、第2および
3図に開示している機器Hと共に1回使用のため包装さ
れそして販売される一体もしくは単一セットを形成す
る。
セット10の第2段階部分は、使用時以後記載するよう
に、機器Hへ第2段階部分Bの装着時血小板が濃縮され
る血小板リッチ血漿源として役立つPRP容器60を含んで
いる。第2段階部分はまた、以前に同定したカナダ特許
第1,261,765号に記載され、図示されているような回転
フィルター膜タイプの分離機62を含んでいる。現在の目
的のため、分離機62は、血小板濃縮物および欠乏もしく
は血小板プア血漿濾液(PPP)を提供するため、容器60
から受取った血小板リッチ血漿を濾過する。分離機62
は、血小板リッチ血漿入口ポート、血小板プアもしくは
血球欠乏血漿出口ポート66、および血小板濃縮物出口ポ
ート68を有する。容器60は、チューブ72を介して分離機
62の入口ポート64と連通にあるPRP出口ポート70を有す
る。血小板プア血漿採取容器74はチューブ76を介して分
離機62の出口ポート66と連通する。最後に、分離機62の
血小板濃縮物出口ポート68は、チューブ80を介して血小
板濃縮物採取容器78と連通する。
代替法として、血小板リッチ血漿チューブ72は分離機
62の下方接線ポート68へ接続することができ、そして血
小板濃縮物チューブ80は分離機62の上方接線ポート64へ
接続することができる。分離機はこの代替接続法を使用
して血小板濃縮物を提供するように作動するであろう。
しかしながら、図示した具体例は、操作の終了後分離機
62から最後の血液製品の分量の容易な除去を容易化する
ので好ましい。
以前に指示したように、セット10は使い捨てであり、
そして好ましくは第1および第2の段階部分の各自は、
第1図においてAおよびBで指定した点線によって示し
た別体の可撓性プラスチック容器またはパウチ内に別々
に提供される。このため第1段階部分が以後記載するよ
うに、第2および3図に図示した機器と共に使用される
時、第2の段階部分はそのプラスチック容器またはパウ
チBに保持され、そして第1段階部分が機器から除去さ
れ、第2の段階部分がそれへ装着されるまで機器上の利
用し得るフック上に配置することができる。しかしなが
ら、セット10の第1および第2の段階部分は相互に一体
に接続され、そして単一の閉鎖された採血、再注入およ
び分離システムを含むことが理解されるであろう。従っ
て、第1および第2の段階部分A,Bは別々のパウチ中に
提供し得るければも、それらは相互接続され、そしてそ
れらの別々のパウチ内での提供はこの説明から自明のよ
うに単に使用の便宜のためである。
今や第2および第3図、そして特に第4および5図へ
転ずると、ヘモフェレーシス機器Hの適切な作動部品が
記載されるであろう。機器は、機器へ装着した時セット
10と協力のため、マイクロプロセッサーの制御のもとに
種々のポンプ、検知器、クランプ等を備えている。第2,
4および5図に図示するように、機器Hの前面上にポン
プP1,P2,P3およびP4が備えられる。これらのポンプは好
ましくはぜん動タイプであり、そしてセットの種々のエ
レメント間を所望の方向に血液を流すためセットの種々
のチューブ11と協力する。それにセット10の種々のチュ
ーブセグメントを収容する一連のクランプが設けられ
る。クランプは開放および閉鎖位置間を可動であり、そ
のためクランプ内に配置されたチューブセグメントの内
腔を開放または閉鎖するように作動する。現在の目的の
ため、クランプC1,C2,C4およびC5のみを同定すればよ
い。機器の前面はまた、圧力トランスジューサー82,ヘ
モグロビン検出器84,空気検出器86,貯槽22中の液体レベ
ルを決定するためのセンサー(図示せず)、およびハー
ネスセット10の分離機46および62のためのマウントまた
は下部ホルダー88を含んでいる。機器の前面はまた、分
離機ローターを駆動するモーター磁石を取付けるための
モーターカップ90を含んでいる。このため分離機46およ
び62はそれらの上端をモーターカップに入れて下方マウ
ント88上に逐次装着することができ、それにより磁気接
続が磁気駆動モーターとそして装着した分離機のロータ
ー間に形成される。
血液を構成成分に分離する方法に従い、セット10の第
1段階部分が機器前面上に装着され、第2段階部分は好
ましくはそのパウチB内に保持され、機器上の利用でき
るフックからつるされる。マイクロプロセッサーの制御
のもとに、機器Hは、全血から血小板リッチ血漿を分離
し、そしてパック赤血球をドナーへ再注入するため、セ
ット10の第1段階部分と協力してポンプ、クランプ、検
出器等を作動する。この分離操作の間、抗凝固剤がドナ
ーから引出されている全血中へ計量される。PRPが採取
された後、静脈切開針がドナーから除去され、そして追
加の抗凝固剤がPRPへ放出される。第1段階部分はその
後機器から除去され、第2段階部分から分離され、そし
て捨てられる、次にセットの第2段階部分は、血小板リ
ッチ血漿から血小板濃縮物を発生させるため、第3図に
示すように機器Hに装着される。これから米国特許第4,
851,126号に開示されているような既知の操作および抗
凝固剤添加のための新しい方法および装置を含む、最終
的に血小板濃縮物を提供する操作が詳しく説明されるで
あろう。
第2および4図を参照すると、第1段階部分Aの種々
のチューブ11は以下のように機器Hへ適用される。血液
ライン14は血液ポンプP1中に配置される;ライン42およ
び44はそれぞれクランプC5およびC2中に配置される;ラ
イン54はポンプP3へ適用され、そしてライン56はポンプ
P4へ適用される。貯槽22は図示しない手段で機器の前面
へ取付けられ、そして分離機46は、分離機46の駆動ロー
ターが機器の駆動モーターへ磁気的に連結されるよう
に、その上端をモーターカップ90中へ配置してマウント
88上に配置される。血小板リッチ血漿ライン58はヘモグ
ロブリン検出器84中に配置され、そしてクランプC1およ
び血小板リッチ血漿容器60は機器下方部分上の重量計か
らつるされる。
PRPライン58からポート39においてコンパートメント2
6へ延びる分岐ライン104(第4図)はクランプC4中に取
付けられる。代りに本発明の目的に対しては重要でない
が、第1およひ2図に見られるように、分岐ライン104
はポート38においてコンパートメント26へ復帰するた
め、Y−コネクター41において枝ライン44と合流しても
よい。
抗凝固剤ライン16は抗凝固剤ポンプP2中に配置され、
ライン16を経由して抗凝固剤を針12に隣接した血液ライ
ン14へ供給するため抗凝固剤源、すなわち供給容器20へ
一端において接続される。第2段階部分は、機器上の通
りみちを外れた位置にある利用し得るフックからつるさ
れたその個々のパウチB中に保持される。
作動において、ここでは記載する必要のない一定の機
器機能を実施するため種々の操作がマイクロプロセッサ
ーの制御のもとに追従される。第4図を参照すると、組
立て後そしてドナーに実施した静脈穿刺後そして分離機
および貯槽のプライミング後、機器は第1段階部分Aと
共に、血小板リッチ血漿およびパック血球を製造するた
め全血が分離機へ同時にそして連続的に供給される間、
ドナーから全血を採取しそしてパック赤血球をドナーへ
交互に再注入する用意が整っている。このため、クラン
プC2が開かれ、クランプC5が閉じられ、そしてポンプP
1,P2,P3およびP4が作動される。それ故全血は針12およ
びライン14を通り、開いたクランプC2を通り、枝ライン
44および貯槽22の入口ポート38を通って全血コンパート
メント26へ流れる。
既知の抗凝固剤クエン酸デキストロース溶液処方A
(ACDA)のような抗凝固剤がライン16を経由してその血
液ライン14とのY−接続においてポンプP2によって全血
へ添加される。この既知の抗凝固剤は、デキストロース
(含水)、クエン酸ナトリウム(含水)およびクエン酸
(無水)を含んでいる。他の抗凝固剤も種々の抗凝固剤
処方のための医学的ガイドラインに従って使用すること
ができる。
閉じたクランプC5は抗凝固化血液が再注入ライン42へ
流入しするのを防止する。ポンプP3は全血をコンパート
メント26から出口ポート30およびライン54を介してそし
て入口ポート48を経由して分離機46中へポンプする。赤
血球は分離機46から出口50を通って入口ポート48を介し
てポンプP4により貯槽コンパートメント24中へその入口
ポート36を介してポンプされる。血小板リッチ血漿は、
分離機46からライン58を経由し、ヘモグロビン検出器84
および開いたクランプC1を通って採取容器60中へ流れ
る。このように、採取中抗凝固化全血がコンパートメン
ト26および分離機46へ供給され、一方パック血球はコン
パートメント24へ供給され、そして血小板リッチ血漿は
容器60へ供給される。
このシステムは交番するドナーからの全血の採取とド
ナーへのパック赤血球または血小板欠乏血漿の再注入を
提供し、その間分離機46は同時にそして連続的に抗凝固
化全血を血小板リッチ血漿およびパック血球へ分離のた
め受領する。これを達成するため、機器表面上の図示し
ないセンサーは貯槽22のコンパートメント24,26中の液
体レベルを検出する。コンパートメントが一杯のとき、
マイクロプロセッサーは検出された信号に応答して、機
器Hをその採血サイクルからその再注入サイクルへ変え
る。
今や第5図を参照すると、再注入サイクルにおいてク
ランプC2は閉じられ、クランプC5が開かれ、そして抗凝
固剤ポンプP2は停止される。ポンプP1はパック血球を貯
槽22のコンパートメント24から針12を通ってドナーへポ
ンプするため逆転する。しかしながらポンプP3およびP4
は作動し続け、それぞれ抗凝固化血液を分離機46へ提供
し、そしてパック血球を分離機46から貯槽22のコンパー
トメント24へ供給する。パック血球とおよび全血の供給
がそれぞれコンパートメント24および26から実質上なく
なった時、これらの低い液体レベルが感知される。その
時マイクロプロセッサーは機器Hをその再注入サイクル
からその採血サイクルへ切替える。このためクランプC2
が開かれ、クランプC5が閉じられ、ポンプP2が始動さ
れ、そしてポンプP1は第4図に示す吸引サイクルを再開
するため逆転され、抗凝固化全血は第5図に示した再注
入サイクルの間全血が実質上空になった全血コンパート
メント26へ流れる。交番する採取および再注入サイクル
の間、全血は貯槽コンパートメント26から分離機46へポ
ンプP3によって連続的にポンプされ、それにより分離が
連続的に行われることが認められるであろう。このため
血小板リッチ血漿(PRP)は分離機46から連続的に流
れ、抗凝固化全血は分離機46へ連続的に供給されてい
る。
好ましい具体例において、PRP採取は重量はかり43を
利用してPRPのあらかじめ選定した重量に達した時に打
ち切られる。あらかじめ選定した重量値はドナー体重、
ドナー年令等のようなドナー固有理由のためオペレータ
ーによって選定されることができる。
容器60中にあらかじめ選定されたPRP重量値が到達し
た時、機器は自動的にチューブ11内のすべてのしかし少
量のパック血球(例えば10ml)を追出すことを含む最終
返還モードへ移行する。次に、機器は機器オペレーター
にドナーを切り離すように自動的に知らせる。オペレー
ターは、静脈切開針12と、抗凝固剤供給ライン16および
血液ライン14を合流するコネクター13の間に配置された
チューブセグメント102を閉鎖するため止血鉗子100また
は他の既知のクランプを使用する。オペレーターは次に
静脈切開針をドナーの静脈から除去することができる。
ドナーは休息し、その後離れることができる。止血鉗子
100は第5および6図に概略的に図示されている。
次に、オペレーターは機器中のマイクロプロセッサー
制御にドナーが切り離されたことを知らせる機器H上の
進行ボタン105を活性化する。マイクロプロセッサー制
御はその時、容器60中のPRPへ抗凝固剤の追加量を放出
するように、第6図に示した新しいPRP抗凝固剤添加サ
イクルへ操作を進める。第6図に見られるように、ポン
プP1,P2およびP3が活性化される。ポンプP1およびP2は
抗凝固剤を毎分約15mlの速度で全体で最大約250mlポン
プし、そして第4図に示した吸引サイクルと同じよう
に、クランプC2が開かれそしてクランプC5が閉じられ、
そのためポンプP1は抗凝固剤をその源20から枝ライン44
を通ってコンパートメント26中へポート38を通ってポン
プする。入力ポンプP3は、抗凝固剤をコンパートメント
26からチューブライン54を通ってチューブおよび貯槽中
の残存赤血球と共に分離機46中へポンプする。ポンプP3
は、例えば毎分約15mlの速度で運転することができる。
好ましくは、出力ポンプP4は運転されない。それ故追加
のパック血球が分離機46内に蓄積する。分離操作の間約
2400ないし3600rpmの範囲内で通常作動する遠心分離機4
6内のローターは、ここでは約2000rpmの速度で運転され
る。
残存赤血球と混合した抗凝固剤が追加の赤血球が残っ
ている分離機46中へライン54へ入る時、分離機内の遠心
力は、前述した分離操作の間分離機がドナーの全血から
PRPを分離するように作動するのと同じ態様で抗凝固剤
をこれらの血球から分離する。分離された抗凝固剤はポ
ート52およびヘモグロビン検出器84内に配置されたライ
ン58を通って出る。
システムは、ドナーを機器およびセットからオペレー
ターが切り離すことを可能とするため暫く停止されてい
る。このため分離機46の効率は第6図に示したPRP抗凝
固剤添加サイクルが開始される時当初は最適より低いで
あろう。それ故PRP抗凝固剤添加サイクルの間ライン58
を通って流れる抗凝固剤の最初の分量は赤血球の許容で
きない高濃度を持つ可能性がある。そうであれば、ヘモ
グロビン検知器84はマイクロプロセッサー制御を通じ血
小板ラインクランプC1を閉じ、そして分岐クランプC4を
開き、それによってパック血球/抗凝固剤混合物を分岐
チューブライン104を通って分離器46中へチューブライ
ン54を通って後からの再循環のため貯槽コンパートメン
ト26中へポート39を経由して分岐し戻す。以前に述べそ
して第2図に示したように、分岐ラインは代りにポート
38を経てコンパートメント26へ達するように枝ライン44
と合流することができる。
短時間(約30秒)後、分離機46は検出器84によって設
定された低ヘモグロビン標準を満たすような十分な効率
をもって作動しているであろう。低いヘモグロビン含量
を感知したとき、検出器84はマイクロプロセッサーにク
ランプC4を閉じ、クランプC1を開き、それにより採取容
器60中に前もって採取された血小板リッチ血漿へ抗凝固
剤の望ましい追加分量を放出するよう指令する。
ポンプP4を運転しないことにより、パック血球は分離
機中にとどまろうとし、それにより抗凝固剤の容積およ
びそれ故第6図に示したPRP抗凝固剤添加ステップを実
施するのに要する時間を減らす。遠心分離機自体は約15
mlの低い血液容積を持っている。もしドナー切り離し直
前に実施された最終チューブ追い出しがセット10中に赤
血球の所要容積以上の残すならば、これはPRP抗凝固剤
添加ステップの間分離機の選定された効率範囲に対して
望ましいよりも高い圧力を分離機46内に発生し得る。も
しこの圧力が約320mmHgより高ければ、ポンプP4を毎分1
5mlの速度のような遅いポンプ速度において作動し、そ
れにより分離機46からパック血球の一部を装置圧力が開
放されるまでポート36を通って貯槽コンパートメント24
中へ返還することができる。
直前に記載したPRP抗凝固剤添加操作により、PRPはす
べての抗凝固剤がドナーからの引出しサイクルの間全血
へ添加される先行技術操作によって行われるのと少なく
とも均等に、PRP貯蔵のために必要な栄養素およびpH緩
衝を受ける。加えて、このシステムは、二つの非常に有
意義な結果、(1)増加した血小板収量、および(2)
ドナーにおけるクエン酸反応の減少した機会をもって、
全血へ添加される抗凝固剤の量の減少を許容する。
第1に、第4および5図に示した吸引および再注入サ
イクルの両方の間分離機中で分離されている全血中の減
少した抗凝固剤濃度は、高度に望まれる目標である高い
血小板収量をもたらすことが発見された。典型的には、
Autopheresis−C装置は、オペレーターは全血中8また
は6%抗凝固剤レベルを使用している。この新しいPRP
抗凝固剤添加操作では、吸引/分離サイクルの間全血へ
添加される抗凝固剤は、例えば約4%抗凝固剤のレベル
へ減らすことができる。
この明細書においては、抗凝固剤レベルは抗凝固剤添
加全血に対する抗凝固剤の容積パーセントを指示する。
換言すれば、8%レベルは全血92部に対し抗凝固剤8
部、または抗凝固化全血100部中抗凝固剤8部を意味す
る。これは医学界において抗凝固剤レベルを比較するた
めの標準的システムである。さらに、分離された血液分
画中の抗凝固剤レベルは変化するが、比較は分離すべき
全血中の抗凝固剤レベルを観察することによって典型的
にはなされている。
機器Aによって血液成分へ添加される抗凝固剤のレベ
ルは、本発明の譲受人へ譲渡された米国特許第4,769,00
1号に開示されているポンプ較正システムを機器に使用
することによって正確に制御することができる。
表IおよびIIは、後でPRP抗凝固剤添加サイクルによ
って可能となる、第4図の吸引/分離サイクルの間全血
へ供給される抗凝固剤レベルを低くすることによって得
られる分離されたPRP中の血小板収量の改善を例証す
る。
表Iを参照すると、PRP効率は血小板収率の改善を示
す適切なパラメーターである。PRP効率を計算するた
め、採取した血小板リッチ血漿の容積へその血小板リッ
チ血漿中の血小板濃度を乗ずる。この積は分子を形成す
る。PRP効率を決定するのに使用した分母は、ドナーの
抗凝固化全血中のあらかじめカウントした血小板濃度へ
操作で処理した血液の容積を乗じた積である。
1ないし14の14人のドナーにおいて、抗凝固剤レベル
8%,6%および4%においてそれぞれ四十二%から47な
いし48%へ改善された。
ドナー15ないし18は抗凝固剤レベル6%および4%で
実施され、それぞれ47%および56%の平均PRP効率をも
たらした。
このデータは事前計数およびPRP両方の血小板濃度な
しで提示し、PRP効率に対する抗凝固剤濃度の効果だけ
を実証することができたかも知れない。しかしながらこ
れはより少量の血液をより少量の抗凝固剤で希釈し、そ
れによりシステムが高いプレカウントスタートすること
を許容する利益を見逃すであろう。
表IIは、異なる抗凝固剤レベルにおける血小板収量の
%変化を実証する要約である。血小板収量はPRP中の血
小板カウントである。収量比較はPRPのコンスタント容
積を用いてなされる。血小板を採用する時、血小板収量
を最大化することが望ましい。
我々は、全血血小板レベルを8%から6%へ低下させ
ることにより、約21%の血小板収量の増加があることを
発見した。21%増加の約半分はより少ない抗凝固剤のた
めのより少ない流体容積のため、そして21%増加の約半
分は減少した抗凝固剤レベルのため分離機内で発生し得
る現在説明できない他の要因のためである。同様に、引
出した全血中の抗凝固剤8%から4%への減少は、血小
板収量に約31%の改善をもたらし、その約半分は減少し
た流体容積からもたらされる。この改善の他の半分は他
の要因によるものである。
全血中の抗凝固剤レベル低下の第2の有意義な有益な
効果は、ドナーのクエン酸副作用の可能性を大きく減ら
すことである。クエン酸反応はドナーへ返還される抗凝
固剤の量が高過ぎる時に発生する既知の状態である。こ
の値はドナー毎に異なる。この問題は以下の理由によっ
て血漿採取と反対に血小板採取操作の間に顕著である。
抗凝固剤は血漿に可溶である。どのマニュアルもしく
は自動化血漿採取操作、すなわち血小板を血漿と共に残
す(例えば血小板採取)のと反対に、血小板をパック血
球と共に残す(血漿採取)ことを望む操作において、ヘ
マトクリット(すなわちパック血球濃度)は典型的には
以上に述べたような血小板採取の場合よりも高い。典型
的には、Autopheresis−Cシステムでは、血漿採取操作
においてドナーへ返還されるパック血球について期待さ
れるヘマトクリット値は約70である。しかしながら以上
記載した血小板採取操作においては、パック血球につい
て得られるヘマトクリット値は典型的には低く、典型的
ドナーについて約55のオーダにある。
換言すれば、血小板採取操作においてドナーへ返還さ
れる全体のパック血球懸濁液の血漿が占めるパーセント
は、血漿採取操作においてドナーへ返還されるパック血
球懸濁液中の血漿のパーセントより大きい。このため抗
凝固剤は血漿に可溶であるから、全血へ添加される抗凝
固剤の与えられる量に対して、血小板採取操作において
ドナーへ返還されるパック血球懸濁液中の抗凝固剤の量
は血漿採取操作におけるよりも高い。
これ単独でもクエン酸反応が血漿採取操作よりも血小
板採取操作において多く起こり易い有意義な理由であ
る。この問題は、血小板濃縮物に対する以前に記載した
貯蔵条件を満たすことを目標として、血小板リッチ血漿
中の高い抗凝固剤レベルを得るために求められる全血中
の典型的に高い抗凝固剤レベルの故、先行技術方法によ
って実施される血小板採取作業においてより激しい。
ここに述べた新しいPRP抗凝固剤添加は、先行技術に
よって得られるような採取した血小板に対する貯蔵条件
を満足させる一方、増加した血小板収量とドナーのクエ
ン酸反応の減少した発生頻度の付加物な利益を提供す
る。
これらの利益は、(1)大部分の血液分離操作は血小
板上にストレスを発生させ、そのため分離室を出て行く
血小板は部分的に活性化され、それによってさもなけれ
ば発生する凝固をなくすために十分な抗凝固剤を必要と
するにもかかわらず、そして(2)前述したような血小
板採取においては部分的に活性化された血小板の有意義
な数の血小板が赤血球と共にドナーへ返還されるにもか
かわらず、上に記載した新しい方法によって達成され
る。
このため、PRP抗凝固剤添加ステップはドナーの全血
へシステムを十分に抗凝固化するのに十分であるがその
ような低抗凝固剤レベルから得られる高いパーフォマン
スおよび血小板収量を享受する約4%またはそれ以下の
抗凝固剤を加えることを許容する。PRPへの抗凝固剤の
後添加は、血漿から分離後血小板濃縮物製品の適切な貯
蔵を許容する。
第6図およびそれに伴う説明は、特に抗凝固剤を分離
室46を通すことにより、PRP抗凝固剤添加方法として採
取したPRPへ抗凝固剤を添加するための好ましい具体例
を述べているが、採取したPRPへ抗凝固剤添加を達成す
るための他の手段も設けることができることが認められ
るであろう。例えば、少し好ましくないが、第6図に代
替具体例が点線で述べられている。この代替具体例にお
いては、Y−コネクター114がポンプP2の下流で抗凝固
剤ライン16に配置される。他のY−コネクター116はヘ
モグロビン検出器84の下流でPRP出口ライン58に配置さ
れる。チューブセグメント118は二つのY−コネクター
間に配置される。関連するハードウエアクランプ120は
チューブセグメント118を通って容器60へ抗凝固剤の選
択的添加のためチューブセグメント118を選択的に閉鎖
しそして開放する。この種類の構造は、抗凝固剤を容器
60へより直接導くけれども、さもなければ必要としない
使い捨て部品の変更と、ハードウエアに余分なクランプ
の付加を招く。加えて、そのような構造はPRP抗凝固剤
添加操作は分離室46を通って行われる第6図に説明した
好ましい操作と異なって、貯槽22中の残っている血液の
少ない分量を分離するという利益を有しない。
なおそれ以上の改良は第7図に図示した血液処理シス
テムによって得られる。ここでは以前の具体例に匹敵す
る類似の部品について同様な番号が用いられる。
セット106は、第1ないし6図の具体例において述べ
たように、分離機46,貯槽22,PRP採取容器60,静脈切開針
12およびチューブ11を含んでいる。Y−接続108は抗凝
固剤源20とポンプP2の間で抗凝固剤チューブ16に配置さ
れる。Y−接続110はチューブライン56に分離機出口ポ
ート50と出力ポンプ4のの間に設置される。2番目の抗
凝固剤ライン112は抗凝固剤ライン16とライン56の間を
Y−コネクター108および110を介して連通する。機器H
は二次抗凝固剤ポンプとして役立つ追加のポンプP5を含
んでいる。
セット106は以前述べたように機器Hに装着される。
加えて、チューブライン112は二次抗凝固剤ポンプP5に
装着される。血液分離操作の間のセット106の作動は第
4および5図、それに第7図を参照することによって最
良に理解される。一次抗凝固剤ポンプP2は第4図に示し
た吸引サイクルの間だけ作動する点で非連続ポンプP5で
ある。対照的に、二次抗凝固剤ポンプは、第4図に示し
た吸引サイクルおよび第5図に示した再注入および分離
サイクルの両方の間、マイクロプロセッサー制御のもと
に作動する点においていわゆる連続ポンプである。吸引
および再注入の間、二次抗凝固剤ポンプP5は、供給源20
からチューブ112を通ってチューブライン56中へポンピ
ングすることによって抗凝固剤を計量する。チューブラ
イン112からチューブライン56へ入る抗凝固剤は、分離
機46を出るパック血球と共に、再注入貯槽22のコンパー
トメント24中へポンプP4によってポンプされる。
二次抗凝固剤ライン112およびポンプP5は、自動化血
液成分分離操作の間分離されている血液分画に異なる機
能的特徴を増進するなお他のステップを容易化する。第
6図に図示した以前の具体例に比較して、第7図に図示
した分離したシステムおよび方法は、血液がドナーから
引出される時接続13において全血へ添加しなければなら
ない抗凝固剤の量をさらに低くすることを許容し、それ
によって分離機46においてより高い血小板収量を容易化
する。ここでは全血中の抗凝固剤レベルは、チューブ56
を通って分離機46を出て行くパック血球中の凝固を防止
するには不十分である量へ二次抗凝固剤チューブ112お
よびポンプP5を除いて低下させることができる。
PRP採取操作は、ドナーから前もって引出された全血
中抗凝固レベル3%において実施された。抗凝固剤レベ
ルのこの低レベルへの減少は、それ自体第6図に図示し
たPRP抗凝固剤添加ステップから得られる改良である例
えば4%抗凝固剤レベルと比較する時、血小板収量にな
おそれ以上の改良をもたらす。抗凝固剤レベル3%は凝
固防止のため分離操作の間全血引出したに対して許容し
得るように見える。しかしながらこのレベルは分離機46
を出て行く返還されるパック血球に対しては不十分であ
る。この抗凝固剤に対する追加の需要はパック血球中の
白血球の存在のためか、または分離機46中分離ステップ
の間発生する上に記載した血小板活性化のためであり得
る。以前記載したように、有意義数の血小板がPRP採取
操作の間にさえもパック血球と共に返還される。チュー
ブライン112を通って二次抗凝固剤の添加はそのような
凝固を防止する。抗凝固剤は、好ましくは返還されるパ
ック血球に約4ないし6%までの抗凝固剤比率をもたら
すのに十分なレベルにおいてチューブライン112を通っ
て添加される。このため、一次抗凝固剤ポンプP2は、好
ましい具体例においては抗凝固剤を3%またはそれ以下
のレベルにおいて(多分ゼロさえも)供給することがで
きる。二次抗凝固剤ポンプP5は抗凝固剤を1%またはそ
れ以上において供給することができ、再注入回路内に凝
血が形成するのを防止する丁度十分であるが、しかしド
ナーにクエン酸毒性を発生させるのには不十分な抗凝固
剤を提供する。
第7図に示したパック血球への抗凝固剤の添加は分離
機へ入る血液にさらに大きい血小板収量のため低い抗凝
固剤レベルを許容する。ここに開示しそして第7図に最
良に図示した二次抗凝固剤添加は、ここに開示しそして
第6図に図示した所望のPRP採取、分離および貯蔵要求
のためのPPR抗凝固剤添加と共にまたはそれなしで採用
することができる。
自動化血液分離操作において全血へ添加される抗凝固
剤の許容し得る下限のためのテストはヒト有効性の問題
および種々の規則上の要求を含む種々の理由で未だ実施
されていないが、ドナーから除去した全血へ添加した抗
凝固剤レベルはゼロへ減らすことができるであろう。そ
のような減少は実際に分離機46からの血小板収量を増加
し続け得る。典型的には凝血は数分かかるので、針12か
ら貯槽22および分離機46を通る全血の滞留時間は、分離
機の下流でチューブライン112を通って抗凝固剤の最初
の添加が実際になされ、Y−接続13において抗凝固剤添
加の必要性をなくすように十分に短くてもよい。もしポ
ンプP2によって除去されたばかりの全血へ添加された抗
凝固剤剤が3%からさらに減らされるならば、分離直後
のパック血球へポンプP5によって添加される抗凝固剤の
量は増加されることを必要とすることが期待される。
全血およびパック血球中の抗凝固剤レベルを減らす能
力は、本発明の譲受人へ上記されたリッチーらの「減少
した凝固応答のための血液成分針アセンブリ」と題する
同時に出願された米国特許出願第71,538,812号に開示さ
れている改良された静脈切開針デザインによってさらに
容易化され得る。この改良された針デザインは、先行技
術デザインよりも針中およびその付近における凝血によ
り良く抵抗する。
完全な説明を提供するため、セット10,106の第2段階
の再検討がこれから提供される。
ドナーがセット10,106から切り離された後およびもし
使用したならば第6図に説明した抗凝固剤添加操作の
後、セット10の第1段階部分はオペレーターによって機
器Hから除去される。
血小板リッチ血漿ライン58は次に容器60の入口ポート
の直上でヒートシールされる。第1段階部分はその後シ
ールの上部で切り取り、捨てることができる。その中に
血小板リッチ血漿を持った容器60を含む第2段階部分B
が第3図に示すように機器Hに装着される。好ましい具
体例においては、同じ特定の機器Hが、セット部分Aを
使用してPRPを発生させるために使用されたように、セ
ット部分BでPRPおよび血小板濃縮物を発生させるため
に使用し得ることが認められるであろうが、血小板濃縮
物を製造するこの別の作業は別の機器で実施することが
できることも認識されるであろう。代りに、セット部分
AおよびBが同時に装着され、そして例えば連続引出し
およびドナー連続再注入のため2本針が使用される
(B′)機械を使用することができる。
容器60、血小板プア血漿容器74および血小板濃縮物容
器78は、機器の下側に沿って便利に配置されたフックか
らつるされる。分離機62はマウント88上に配置され、そ
してその上端は機器の駆動モータと磁気的連結のため取
付けカップ90内に配置される。血小板リッチ血漿容器60
と分離機62を相互接続するチューブ72はポンプP1およひ
超音波検出器86に配置される。チューブ76はポンプP3内
に配置され、チューブ80はヘモグロビン検出器84および
クランプC1内に配置される。血小板濃縮物を製造するた
め、マイクロプロセッサーは血小板リッチ血漿を容器60
から分離機62へポンプするようにポンプP1を作動させる
ように機器を制御する。分離機62の回転膜フィルターは
血小板リッチ血漿を血小板プア血漿と血小板濃縮物と分
離する。血小板プア血漿は、分離機62からライン76を経
て容器74中に採取のためポンプP3によってポンプされ
る。所望の血小板濃縮物は、分離機62からライン80を経
由し、ヘモグロビン検出機84を通って血小板濃縮物容器
78中へ流れる。
この機器は、第1段階の間容器60中に採取された血小
板リッチ血漿の重量を知るようにプログラムされる。加
えて、オペレーターは血小板濃縮物の望む量を機器に入
力することができる。ポンプは、血小板濃縮物採取容器
78内に生産物の望む量が提供されるように、マイクロプ
ロセッサーによって制御される。操作の終了は、超音波
空気検出器86がチューブ72中の空気を感知した時に決定
され、それによりセット10,106の第2段階を用いて血小
板濃縮サイクルの終了を打ち切る。もし血小板濃縮物懸
濁液の最終重量が高ければ、機器は容器78からもっと多
くの血小板濃縮物を分離機62を通って血小板リッチ血漿
容器60中へポンプし戻し、そして次に前記した操作を用
いた容器60中の流体を再処理することができる。
有意義なことに、分離装置62によって分離した血小板
は、注入可能な血小板を製造するためにインキュベーシ
ョン期間または再懸濁操作を必要としない。これは労力
を大きく減らし、そして製品の品質を改良する。
この開示によれば、血小板濃縮物中に望まれる栄養お
よびpH緩衝化を得るため、ドナーへのクエン酸毒性を避
けるために全血へ添加される抗凝固剤の量を低下させる
ため、ドナーへ返還されるパック血球中の抗凝固剤レベ
ルを低下させ、それにより血漿採取操作とは反対に血小
板採取操作のさもなければ高い抗凝固剤要求を相殺する
ため、そして第7図に図示したセットにおいては、セッ
ト106およひ付随する方法にとってはパック血球中の凝
血を防止するには不十分な抗凝固剤レベルにおいて改良
されたドナー反応および改良された血小板収量のため全
血中の抗凝固剤レベルをさらに低くすることを許容する
ため、自動化された血液成分分離操作の異なる段階にお
いて抗凝固剤を添加するための改良された装置および方
法が提供されることが認められるであろう。パック血球
へそれらが分離機から出た直後抗凝固剤を添加すること
により、血小板収量にさらに改良をもたらすものと信じ
られる、分離機へ入る全血中の抗凝固剤レベルを実際に
ゼロへ減らすことができるものと信じられる。
上の開示は好ましい具体例を記載することを意図した
が、本発明はそれへ限定されず、請求の範囲の精神およ
び範囲内に含まれる種々の修飾を含むことを意図する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−115569(JP,A) 特開 昭63−102763(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 1/00 - 1/36 B01D 61/16

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全血から血球懸濁液を分離するための生体
    外システムであって、 全血から血球懸濁液を分離するための分離手段(46); 全血をドナーから前記分離手段(46)へ輸送するため該
    分離手段と連通する上流流路を形成する手段(14,44,5
    4); 該分離手段から血球懸濁液を輸送するため該分離手段と
    連通する下流流路を形成する手段(56); 前記上流流路(14)中へ抗凝固剤溶液の導入を防止する
    ための手段; 全血から分離された後の血球懸濁液の凝固を防止するた
    め前記下流流路(56)中へ抗凝固剤溶液を添加するため
    の手段(112,P5,110);を備えていることを特徴とする
    前記システム。
  2. 【請求項2】全血から血球懸濁液を分離するための生体
    外システムであって、 全血から血球懸濁液を分離するための分離手段(46); 全血をドナーから前記分離手段(46)へ輸送するため該
    分離手段と連通する上流流路を形成する手段(14,44,5
    4); 該分離手段から血球懸濁液を輸送するため該分離手段と
    連通する下流流路を形成する手段(56); 分離の間全血の凝固を防止するには十分であるがしかし
    前記下流流路(56)中の血球懸濁液の凝固を防止するに
    は不十分である量において前記上流流路(14)中へ抗凝
    固剤溶液を導入するための手段(16,P2,13); 全血から分離された後の血球懸濁液の凝固を防止するた
    め前記下流流路(56)中へ追加の抗凝固剤溶液を添加す
    るための手段(112,P5,110);を備えていることを特徴
    とする前記システム。
  3. 【請求項3】抗凝固処理された血球懸濁液の少なくとも
    一部をそれに含まれている抗凝固剤溶液と共にドナーへ
    返還するための手段(42,C5)をさらに備えている請求
    項1または2のシステム。
  4. 【請求項4】抗凝固処理された血球懸濁液の少なくとも
    一部をそれに含まれている抗凝固剤溶液と共に貯蔵容器
    へ運搬するための手段をさらに備えている請求項1また
    は2のシステム。
  5. 【請求項5】前記血球懸濁液は赤血球懸濁液であり、前
    記分離手段(46)は全血を赤血球懸濁液と血小板リッチ
    血漿とに分離し、前記システムは、 前記分離手段(46)から血小板リッチ血漿を輸送するた
    め該分離手段と連通する第2の下流流路を形成する手段
    (58);および 全血から分離された後の血小板リッチ血漿の凝固を防止
    するため抗凝固剤溶液を前記第2の下流流路(58)中へ
    導入するための手段(100;118,120)をさらに含んでい
    る請求項1ないし4のいずれかのシステム。
  6. 【請求項6】(a)血液成分分離機(46); (b)分離機(46)をドナーへ接続するための上流流路
    手段(14,44,54); (c)全血から分離された血球懸濁液を輸送するための
    下流流路手段(56); (d)抗凝固剤溶液の前記上流流路(14)中への導入を
    防止するための手段; (e)全血から分離された後の血球懸濁液の凝固を防止
    するため前記下流流路(56)中へ抗凝固剤溶液を添加す
    るための手段(112,P5,110);を備えていることを特徴
    とする自動化血液成分分離装置。
  7. 【請求項7】(a)血液成分分離機(46); (b)分離機(46)をドナーへ接続するための上流流路
    手段(14,44,54); (c)全血から分離された血球懸濁液を輸送するための
    下流流路手段(56); (d)分離の間全血の凝固を防止するには十分である
    が、しかし前記下流流路(56)中の血液懸濁液の凝固を
    防止するには不十分である量において前記上流流路(1
    4)中へ抗凝固剤溶液を導入するための手段(16,P2,1
    3); (e)全血から分離された後の血球懸濁液の凝固を防止
    するため前記下流流路中へ追加の抗凝固剤溶液を添加す
    るための手段(112,P5,110);を備えていることを特徴
    とする自動化血液成分分離装置。
  8. 【請求項8】抗凝固処理された血球懸濁液をそれに含ま
    れる抗凝固剤溶液と共にドナーへ返還するための手段
    (42,C5)をさらに備えている請求項6または7の装
    置。
  9. 【請求項9】抗凝固処理された血液懸濁液をそれに含ま
    れる抗凝固剤溶液と共に貯蔵容器へ運搬するための手段
    をさらに備えている請求項6または7の装置。
  10. 【請求項10】前記血球懸濁液は赤血球懸濁液であり、
    前記分離機(46)は全血を赤血球懸濁液と血小板リッチ
    血漿とに分離し、前記装置は、 前記分離機から血小板リッチ血漿を輸送するための第2
    の下流流路手段(58);および 全血から分離された後の血小板リッチ血漿の凝固を防止
    するため抗凝固剤溶液を前記第2の下流流路(58)へ導
    入するための手段(100;118,120)をさらに含んでいる
    請求項6ないし9のいずれかの装置。
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