JP3062203U - 薬草パック入り電気温熱マット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気温熱マットの内部収納部に薬草パック
を挿入して、暖め患部に当て治療し、温熱治療と薬草療
法の相乗効果を生み出す。 【解決手段】 電気温熱マット（１）の内部に薬草パッ
ク収納部（２）を設け、この収納部の出入口に開閉自在
のチャック（３）を設け、薬草パック（４）の挿入口と
する。シリコンヒーター（５）を面状に配置し面状ヒー
ターとして、薬草パック収納部（２）と同等の大きさで
上部に配置する。電気温熱パット（１）の一角は、シリ
コンヒーター（５）の温度調整器（６）とコンセント
（７）を有するコード（８）の接続口となっている。以
上の構成で薬草パック（４）を挿入して使用することに
より温熱効果を高める。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、温熱治療に用いる電気式温熱マットの内部に、薬草パックを挿入 した、電気温熱マットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、電気式温熱マットと薬草パックはそれぞれ個別に温熱治療に用いら れていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ）患部をただ暖めるだけであった。 （ロ）薬草の入った薬草パックを、炊飯器や電子レンジで暖めて患部に当て治療 をしていた。 本考案は、これらの課題を解決するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

電気式温熱マットの内部に薬草パック収納部を設け、この収納部出入口に開閉 自在のチャックを設け、薬草パックを挿入した。 本考案は、以上のような構成により問題点を解決した薬草パック入り電気温熱 マットである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

電気温熱マットの内部収納部に薬草パックを挿入して、通電し温熱マットを暖 め患部に当て治療する。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。 電気温熱マット（１）は布等適宜素材にて縫製されており、内部に薬草パック 収納部（２）を設け、この収納部の出入口に開閉自在のチャック（３）を設け薬 草パック（４）の挿入口とする。 シリコンヒーター（５）は面状に配置し、絶縁性と耐熱性を有する緩衝材等で 囲むように製作し、薬草パック収納部（２）と同等の大きさで上部に配置する。 電気温熱パット（１）の一角は、面状のシリコンヒーター（５）の温度調整器 （６）を有し、またコンセント（７）を有するコード（８）の接続口となってい る。

【０００７】 本考案の一実施例は上述の構成よりなり、これを使用するときは、コンセント （７）より通電し、電気温熱パット（１）を暖め、患部やツボに当て治療する。 なお膝や腰に当てて治療するときは、ひもやバンド等で固定するとより効果的 である。

【０００８】

【考案の効果】

温熱マットの温熱治療の効果と薬草パックの温熱療法の効果で、相乗効果をも たらす。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の一部断面図である。

【図３】本考案に使用する薬草パックの一例を示す図で
ある。

【符号の説明】

１ 電気温熱マット ２ 薬草パック収納部 ３ チャック ４ 薬草パック ５ シリコンヒーター ６ 温度調整器 ７ コンセント ８ コード

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】電気式温熱マットの内部に薬草パック収納
   部を設け、この収納部出入口に開閉自在のチャックを設
   け、薬草パックを挿入したことを特徴とする薬草パック
   入り電気温熱マット。