JP3062200U - 両面使用の紙のれん - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案はのれん本体を紙にする事により布の
欠点であった１枚使いでの逆文字、２枚使いでの色写り
をなくし、両表面使用ができる。のぼりも本体を紙にす
る事により前述と同様である。 【解決手段】 本考案はユポ紙１に熱転写による色、文
字、イラストなどを入れ裏面に両面テープ３を貼り、色
写りをなくすため黒塗装４を施し、もう１枚同じ物５
（色、文字、イラストは同じでなくとも可）を作り、貼
り合わせることにより、色写りがなく両表面使用の使用
範囲の広がる紙のれんになる。のぼりも形は異なるが作
りは前述と同じである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ユポ紙に熱転写、及びインク噴射をして、両面使いの時に生ずる色 写りをなくした両面使えるのれんとのぼりに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】 布をミシンで縫い、文字をはがせる防水塗料で書き、文 字以外の所を染めて、文字の塗料をはがす。２色になると文字以外に防水塗料を 塗り、文字を染める。のぼりは布１枚にインク噴射をして現在出回っているが、 布のため裏が逆文字である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ミシン縫い、染めは手間がかかるため単価的に高くなり、布地の染めは表面の み正面文字、裏面は逆文字になってしまう。２枚重ねても色写りがするため１枚 の裏に写り止め塗装を施しても布には目があるため色がにじみ出てくる。コンピ ューター装置による熱転写、又はインク噴射で色付けの時間短縮ができ、目のな い紙を使用することで両面使いが可能になり前述の欠点を解消しようとするもの である。のぼりも布のため逆文字になる。紙の両面使用により逆文字という欠点 を解消しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、のれん本体をユポ紙にするため、両面テープで重ね合わせが簡単に でき、色付け、文字も熱転写、又はインク噴射により手間をはぶけ低単価ででき る。又、ユポ紙には目がないため裏に文字の写り止め用塗装ができるため色写り がなく、両面使用ができることにより問題点を解決している。のぼりも文字の写 り止め塗装をして両面使用ができる事により逆文字がなくなり問題点を解決して いる。

【０００５】

【考案の実施の形態】 体型は、伝統の、のれんの姿を保ち、紙を使う事 と色あい、イラストなどによりポップ的要素を合わせることにより、多種多様の お店に合うのれんになる。又、両面使えるため片面ずつ色、文字をかえる事によ り２倍の効果が望める。のぼりは現に多様化されているものもあるが、片面用の ため裏面が逆文字になり見にくい、両表面になれば見やすく宣伝効果も増す。

【０００６】

【考案の効果】

本考案の両面使用の紙のれんは、同じ色、文字、模様での使用は勿論、コンピ ューター操作による手間削減と色写りをなくしているため、色、文字、模様を変 えられ、両表面使いができる。のぼりは、手間削減化は進んでいるが布のため片 面用である、紙にする事により前述同様両表面使いができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の両面使用の紙のれんの正面図である。

【図２】本紙のれんの裏面図である。

【図３】本紙のれんの斜視図である。

【図４】本考案の両面使用の紙のぼりの斜視図である。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 のれん本体をユポ紙使いにして、ユポ紙
   ２枚に熱転写、及びインク噴射で色付け、文字入れをし
   て、１枚の裏に黒塗装をしてから両面テープで重ね合わ
   せた色写りのしない両面使用のできる紙のれん。
2. 【請求項２】 のぼりを本体とした請求項１記載の両面
   使用のできる紙のぼり。