JP3061929U - 排気チュ―ブ付防水袋 - Google Patents

排気チュ―ブ付防水袋

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JP3061929U
JP3061929U JP1999001274U JP127499U JP3061929U JP 3061929 U JP3061929 U JP 3061929U JP 1999001274 U JP1999001274 U JP 1999001274U JP 127499 U JP127499 U JP 127499U JP 3061929 U JP3061929 U JP 3061929U
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JP
Japan
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bag
exhaust tube
mouth
wound
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JP1999001274U
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English (en)
Inventor
哲晴 中山
Original Assignee
哲晴 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、手又は足に傷を有し、若しくは
ギプスを装着した患者が、傷口、ギプスを濡らさないよ
うに入浴しようとする場合に、傷口、ギプスを覆った袋
から空気を排出することにより袋で覆われた部分が湯面
に浮き上がることなく入浴することを可能とする排気チ
ューブ付防水袋に関する。 【解決手段】 ゴム又はプラスチックにより成形された
袋であって袋口部付近へ該袋口と挿入物との密閉手段を
設けると共に、前記袋に閉鎖手段を付設した排気チュー
ブを設けたことを特徴とする排気チューブ付防水袋。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、手又は足に傷を有し、若しくはギプスを装着した患者が、傷口、ギ プスを濡らさないように入浴しようとする場合に、傷口、ギプスを覆った袋から 空気を排出することにより袋で覆われた部分が湯面に浮き上がることなく入浴す ることを可能とする排気チューブ付防水袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
手又は足に傷を有していたり、ギプスを装着したりした患者は、水で傷口が悪 化するか、ギプスが崩れる恐れがあるため医師から入浴を禁じられることが多く 、入浴が許可される場合には、傷口、ギプスにはビニール袋を被せて入浴するこ ととなる。この為、従来から入浴時の防水具がいくつか報告されているが、ビニ ール袋を被せて入浴すると、袋中に溜まった空気により袋で覆われた部分が湯面 に浮き上がるおそれがあり、自然な体勢での入浴が困難であった。
【0003】 前記課題を解決するため、手袋又は長靴形状の防水具及び防水具を密閉するた めの輪ゴム、防水具中の空気を抜くメンブレムフィルタにより構成される外傷部 防水具(実開平7−7618)が報告されている。
【0004】
【考案により解決しようとする課題】
手又は足に傷を有していたり、ギプスを装着した患者が入浴しようとする場 合には、傷口、ギプスにビニール袋を被せて入浴することとなる。しかし、ビニ ール袋を被せて入浴すると、袋中に溜まった空気により袋で覆われた部分が湯面 に浮き上り、自然な体勢での入浴が困難である。
【0005】 そこで、この考案は、このような課題を解決するため、ゴム又はプラスチック により成形された袋及びその袋の開口部付近に設けた面ファスナー等により、袋 口と、手又は足などの挿入物との密閉手段により、傷、ギプスが水に濡れること を防止し、袋中に溜まった空気により袋で覆われた部分が湯面に浮き上がること を防止する手段としてより簡便な構造を有する排気チューブ付防水袋を提供する ことを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ゴム又はプラスチックにより成形された袋であって袋口部付近へ 該袋口と挿入物との密閉手段を取付けると共に、閉鎖手段を付設した排気チュー ブ、若しくは、適当な長さにした排気チューブを設けた排気チューブ付防水袋に より前記課題を解決した。
【0007】 すなわち、この考案は、傷口、ギプスにビニール袋を被せて入浴する場合の該 袋の開口部付近に手又は足などの挿入物との密閉手段を取付けると共に、袋中に 溜まった空気を排出することができる閉鎖手段を付設した排気チューブ、若しく は、適当な長さにした排気チューブを取付けた排気チューブ付防水袋である。ま た、前記密閉手段としてクリップ、若しくは、フィルム弁を設けたものである。
【0008】 この考案において、適当な長さにした排気チューブとは、患者が入浴した場合 に、排気チューブの排出口が湯面から出るように、浴槽の外側へ導かれる程度の 長さにした排気チューブをいう。また、この考案において、フィルム弁とは、管 の口部にゴム、プラスチック等による膜状のフィルムを一方向にのみ開く形で取 付け、フィルム内側の圧力がフィルム外側の圧力よりも高いときには、フィルム が押し上げられて流体が流出し、フィルム内側の圧力がフィルム外側の圧力より も低いときには、フィルムが管の口部に押し着けられて流体を遮断する構造の弁 をいう。
【0009】
【考案の実施の形態】
この考案は、ゴム又はプラスチックにより成形された袋であって袋口部付近 に密閉手段を取付けると共に、閉鎖手段を付設した排気チューブを設けた排気チ ューブ付防水袋であり、閉鎖手段として、クリップ、フィルム弁等を設けること ができる。また、前記排気チューブは、閉鎖手段を付設することなく湯面より上 方に適当な長さにすることが好ましい。
【0010】
【実施例】
この考案の実施例を図面に基づいて説明する。ギプス1を装着した部分を覆う ことができるゴムまたは塩化ビニルにより成形された袋2の口部2a付近に密閉 手段として面ファスナー3を装着し、該面ファスナー3を装着した位置の下部に 袋中に溜まった空気を排出することができる排気チューブ4を取付ける。ここで 、面ファスナー3は、袋2に接合したもの、若しくは袋2とは別体の独立したも のであってもよく、さらに、面ファスナー3に代えて、輪ゴム等の締め付け具で あってもよい。
【0011】 前記排気チューブ4には閉鎖手段としてクリップ5を付設し、該クリップ5に より袋2への水の流入を防止することができる。前記クリップ5はカウンターピ ンチとすることができ、さらに、上記閉鎖手段としては、排気チューブ4の先端 に図5図示のゴム、プラスチック等による膜状のフィルム6aを有するフィルム 弁6を装着して閉鎖する。
【0012】 前記袋2自体の形状は、袋2が装着される身体の部位に応じて、単なる筒状の もの、長靴形状のものとすることができる。また、足7、手8におけるギプスが 装着されている位置に応じて袋2の寸法を定める。
【0013】 また、排気チューブ4を取付ける位置は、入浴の手順を考慮して、袋2中の排 気が容易にできる位置とする。例えば、図6図示の如く、袋2を装着した足7か ら入浴する場合には、排気チューブ4を、面ファスナー3が装着された位置より わずかに下部で湯面9よりもわずかに上部に設けることにより袋2中の空気は、 袋2の上方に溜まり、排気チューブ4から排出され、その後に排気チューブ4を クリップ5で止め、閉鎖することにより袋2中の排気ができる。
【0014】 一方、排気チューブ4は、何らの閉鎖手段を設けることなく、患者が入浴した 場合に、チューブ4の排出口が湯面9以下になることがないように、浴槽10の 外側へ導かれる程度の長さとなる延長部分4aを有する。
【0015】
【考案の効果】
この考案によれば、手足に傷を有していたり、ギプスを装着したりした患者が 、傷口、ギプスにビニール袋を被せて入浴することを強いられる場合に、傷口、 ギプスが水に濡れることを防止し、袋中に溜まった空気により袋で覆われた部分 が湯面に浮き上がることを簡便な構造で防止することができる。従って、患者が 自然な体勢で入浴することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を足に装着した状態を示す一
部断面図。
【図2】この考案の実施例の斜視図。
【図3】同じく使用状態を示す断面図。
【図4】この考案の実施例を手に装着した状態を示す一
部断面図。
【図5】この考案の実施例に装着されるフィルム弁の一
部拡大斜視図。
【図6】この考案の実施例の使用例における排気状態を
示す側面図。
【符号の説明】
1 ギプス 2 袋 2a 口部 3 面ファスナー 4 排気チューブ 4a 延長部分 5 クリップ 6 フィルム弁 6a フィルム 7 足 8 手 9 湯面 10 浴槽

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム又はプラスチックにより成形された
    袋であって袋口部付近へ該袋口と挿入物との密閉手段を
    取付けると共に、閉鎖手段を付設した排気チューブを前
    記袋に設けたことを特徴とする排気チューブ付防水袋。
  2. 【請求項2】 ゴム又はプラスチックにより成形された
    袋であって袋口部付近へ該袋口と挿入物との密閉手段を
    取付けると共に、クリップを付設した排気チューブを前
    記袋に設けたことを特徴とする排気チューブ付防水袋。
  3. 【請求項3】 ゴム又はプラスチックにより成形された
    袋であって袋口部付近へ該袋口と挿入物との密閉手段を
    取付けると共に、フィルム弁を付設した排気チューブを
    前記袋に設けたことを特徴とする排気チューブ付防水
    袋。
  4. 【請求項4】 ゴム又はプラスチックにより成形された
    袋であって袋口部付近へ上記袋口と挿入物との密閉手段
    を取付けると共に、適当な長さに延長した排気チューブ
    を前記袋に設けたことを特徴とする排気チューブ付防水
    袋。
JP1999001274U 1999-03-05 1999-03-05 排気チュ―ブ付防水袋 Expired - Lifetime JP3061929U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018061749A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 ニプロ株式会社 防水プロテクタ
KR20180001457U (ko) * 2016-11-08 2018-05-16 장재혁 깁스 환자용 샤워커버

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JP2018061749A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 ニプロ株式会社 防水プロテクタ
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