JP3061750U - 発熱式健康電気靴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】靴底内部にスイッチ及び厚さ０．１ｍｍの超薄
型フィルムヒーター（自己温度制御面状発熱体）を設
け、従来品を軽量化し足元を安全に暖め保温し遠赤外線
を放射させ健康を促進させる。 【解決手段】厚さ０．１ｍｍの超薄型フィルムヒーター
（自己温度制御面状発熱体）１６ａ、ｂ及びスイッチ１
７ａ、ｂを靴底内部に設け、その上に敷皮１５ａ、ｂを
敷き、前もって充電された充電式２次電池、又は、乾電
池を防水処理された電池ボックスにはめ込み、防水処理
された電池ボックスカバーを防水処理されたかかと部分
にはめる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、寒い場所及び時期の屋内外での作業、農作業等野外での仕事、又は外 出時に足元を暖め保温し遠赤外線を放射させる為に、靴内底部に厚さ０．１ｍｍ 超薄型フィルムヒーター（自己温度制御面状発熱体）及びスイッチ、靴のかかと 部分に充電式２次電池又は乾電池を設けた、靴に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

重く、履きごごち感が悪く、非経済的で安全性に欠け健康的でない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の製品はヒーター部に主にニクロム線が使用され電線等が入っている為、厚 く発熱が均一でなく履きごこち感が悪かった。断線、漏電、火傷の心配もあり、 電磁波及び二酸化炭素等有毒ガスが発生し人体に悪影響を与える可能性が多大に あった。温度も一定でなく、一定にする為にコントローラー等の付属部品及び装 置が必要になり、その為重く、多大な消費電力もかかり充電式２次電池又は乾電 池では発熱時間が短かかった。又、人間に理想とされる遠赤外線波長値は７〜１ ２μｍであるが従来の製品ではこの数値に対応していない。手動でスイッチを入 切するため時間的、労働的にも負担である。従って、ヒーター（発熱体）素材及 びスイッチを自動に変更することにより前述の全ての欠点を解消するものである 。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は厚さ０．１ｍｍの超薄型フィルムヒーター（自己温度制御面状発熱体） を使用するので厚さ及び発熱が均一で履きごこち感も良い。又、印刷技術を用い た発熱体であるため断線、漏電、火傷の心配がなく、電磁波及び二酸化炭素も発 生しない。通電後立ち上がり時間も早く、発熱体生産時に設定された温度で発熱 するため発熱温度は一定に保つ。コントロラー等の付属部品及び装置も全く必要 なく超軽量で、消費電力が温度上昇とともに急激に低下する特徴を有する為、消 費電力も微量で充電式二次電池又は乾電池でも発熱時間が長い。又、発熱体自身 が遠赤外線を連続的且つ人体に理想とされる遠赤外線波長値７〜１２μｍで放射 する。従ってこの０．１ｍｍの超薄型フィルムヒーター（自己温度制御面状発熱 体）及びスイッチを靴底内部に設け、その上に敷皮を敷き、前もって充電された 充電式２次電池又は乾電池を防水処理された電池ボックスにはめ込み、防水処理 された電池ボックスカバーを防水処理されたかかと部分にはめることにより問題 点を解決している。

【０００５】

【考案の実施の形態】

靴の形状をした本体は、２個からなり、靴を履くことによりスイッチが入り、前 もって充電されていた充電式２次電池又は、乾電池が電気エネルギーを放出し厚 さ０．１ｍｍの超薄型フィルムヒーターに通電され発熱し遠赤外線を放射する。 寒い場所及び時期の屋内外での作業、農作業等野外での仕事、又外出される方々 の足元を暖め保温し遠赤外線効果を得られる。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。靴の形状した本体１１ａ、ｂ、は 、左右２個からなり、本体靴底内部にスイッチ１７ａ、ｂ、及び０．１ｍｍの超 薄型フィルムヒーター（自己温度制御面状発熱体）１６ａ、ｂ、を設けその上に 敷皮１５ａ、ｂ、を敷く。

【０００７】 前もって充電された充電式２次電池１２、または、乾電池１３、を防水処理され た電池ボックス１８、にはめ込み、防水処理された電池ボックスカバー１４、を 防水処理された靴のかかと部分１９、にはめる。

【０００８】 寒い場所及び時期の屋内外での作業、農作業等野外での仕事、又外出される方々 が、靴本体１１ａ、ｂを履くことにより、スイッチ１７ａ、ｂが入り前もって充 電されていた充電式２次電池１２、または、乾電池１３、が電気エネルギーを放 出し厚さ０．１ｍｍの超薄型フィルムヒーター（自己温度制御面状発熱体）１６ ａ、ｂ、に通電され発熱し足元を暖め保温し、且つ、遠赤外線が放射される。

【０００９】

【考案の効果】

上述の様に、本考案は、スイッチを靴底内部に設置することにより労働且つ時間 的負担の軽減に役立ち、厚さ０．１ｍｍの超薄型フィルムヒーターを設置するの で安全に足元を暖め保温する事は、勿論、１枚の発熱体で遠赤外線効果を得られ 、温度が設定温度で一定に保たられるのでコントローラ等が必要なく、部品数も 少なく軽量で足が疲れにくく、健康促進にも役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の発熱式電気靴の１実施例を示す平面図
である。

【図２】本考案の発熱式電気靴の側面図である。

【図３】本考案の発熱式電気靴の１部切欠断面図であ
る。

【図４】本考案の発熱式電気靴の靴かかと部分の電池ボ
ックスカバーである。

【図５】本考案の発熱式電気靴の回路図である。

【符号の説明】

１１ １１ａ、ｂ、靴 １２ 充電式２次電池 １３ 乾電池 １４ 電池ボックスカバー １５ １５ａ、ｂ、敷皮 １６ １６ａ、ｂ、０．１ｍｍ超薄型フィルムヒーター
（自己温度制御面状発熱体） １７ １７ａ、ｂ、スイッチ １８ 電池ボックス １９ 靴かかと部分

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】靴の形状をした本体は左右２個からなり、
   本体内部靴底に厚さ０．１ｍｍの超薄型フィルムヒータ
   ー（自己温度制御面状発熱体）を設けると共に、本体か
   かと部分に充電式２次電池又は乾電池を設け、電気エネ
   ルギーを供給し、フィルムヒーターの上に敷皮を敷き、
   熱を迅速且つ均一に足の裏各部に伝え、遠赤外線を放射
   することを特徴とする発熱式健康電気靴。
2. 【請求項２】靴内部にスイッチを設けて靴を履くと本体
   の敷皮とフィルムヒーターが押されスイッチが入り内装
   された超薄型フィルムヒーターへの通電が行われる。
   又、外部からの水、水滴、湿気等の進入を防ぐ為防水処
   理されていることを特徴とする請求項１記載の発熱式健
   康電気靴。