JP3061604B2 - データ管理システム及びデータ管理方法 - Google Patents

データ管理システム及びデータ管理方法

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JP3061604B2
JP3061604B2 JP10104368A JP10436898A JP3061604B2 JP 3061604 B2 JP3061604 B2 JP 3061604B2 JP 10104368 A JP10104368 A JP 10104368A JP 10436898 A JP10436898 A JP 10436898A JP 3061604 B2 JP3061604 B2 JP 3061604B2
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敦 畠山
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株式会社ディジタル・ビジョン・ラボラトリーズ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多量のコンテント
情報をリンクデータとして持つデータについて、マスタ
サーバからキャッシュサーバにそのデータをキャッシュ
するのに好適なデータ管理システム及びデータ管理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ処理方法の例として、図2
のようなwebシステム上でのデータ管理方法を示す。
ネットワーク上のwebページをPROXYサーバ13
経由でクライアント11,12から参照する場合、PR
OXYサーバ13がクライアント11,12から要求
1,6を受けwebサーバ14に対象情報参照の要求2
を送信し、ネットワーク上のwebページの情報3をキ
ャッシュメモリ(外部記憶装置等)4に格納すると共に
クライアント11,12に情報5,7を提供する。例え
ば、クライアント11,12から要求1,6が来たとき
にPROXYサーバ13のキャッシュメモリ4に対象情
報が存在していれば、即座にそのデータをクライアント
11,12へ送信することにより、レスポンスの向上を
図っている。
【0003】前述の情報が、例えばオブジェクト指向デ
ータベースで扱うデータのように、1データ単位が複数
のデータエレメントからなり、そのデータエレメントが
他のデータ単位から参照されるデータエレメントと共有
されている場合がある。図3はこの種のデータ管理シス
テムにおけるコピー処理を示すものであり、マスタサー
バ14a(前記webサーバ14に相当)でデータエレ
メント(コンテント1〜コンテント4)を共有して格納
媒体容量を削減している。しかし、キャッシュサーバ1
3a(前記PROXYサーバ13に相当)にてキャッシ
ュするためにデータコピーした時点で、共有されていた
データ(この場合は、コンテント2)が別途媒体容量を
必要とすることになる。また、クライアント11aから
のデータアクセスの度にマスタサーバ14aとキャッシ
ュサーバ13aの間でデータ更新日付の確認を行う必要
がある。
【0004】なお、元のデータを管理し提供するサーバ
をマスタサーバと呼び、クライアントとマスタサーバの
間に配置され、データのキャッシングを行うことでレス
ポンス向上を図るサーバをキャッシュサーバと呼ぶ。ま
た、クライアントからアクセスされたデータ単位をPK
G情報(図3の「PKG A」〜「PKG C」)と呼
び、そのPKG情報からリンクされているデータエレメ
ントをコンテント情報(図3の「コンテント1」〜「コ
ンテント4」)と呼ぶ。そのPKG情報には、ユニーク
な名前が付与され、マスタサーバ14aに対しその名前
でアクセスすることができるが、コンテント情報はPK
G情報からのポインタとしてアクセスし、コンテント情
報へ直接アクセスすることはできないものとする。その
PKG情報からは、通常、コンテント情報へリンクが張
られているが、時として、そのコンテント情報から他の
PKG情報へリンクが張られている場合もある。例え
ば、図3の「PKG A」及び「PKG B」から「コ
ンテント2」へリンクが張られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、マ
スタサーバ14aでコンテント情報を共有して格納媒体
容量を削減していたが、キャッシュサーバ13a側で
は、PKG情報から当該データのコンテント情報にリン
クを張らず、他PKG情報とコンテント情報を共有する
こともないので、クライアント11aからアクセスされ
たPKG情報をキャッシュサーバ13aでデータコピー
した時点で、前記PKG情報毎に前記共有されていたコ
ンテント情報を格納するための媒体容量が別途必要とな
る。図3では、クライアント11aからPKG情報「P
KG B」とそれにリンクするコンテント情報「コンテ
ント2」が要求され、既に「PKG A」をキャッシュ
していたキャッシュサーバ13aへ、新たに「PKG
B」をコピーする際、キャッシュサーバ13aでは「コ
ンテント2」が重複して格納されてしまう。これは、前
述のようにマスタサーバ14a上のコンテント情報がP
KG情報からのポインタでのみアクセスされる構成のた
め、「PKG A」からリンクされた「コンテント2」
と「PKG B」からリンクされた「コンテント2」の
区別がキャッシュサーバ13aから判別できず、「PK
G B」からリンクされたコンテント情報をそのままキ
ャッシュサーバ13a上にコピーしてしまうことによ
る。また、クライアント11aからのデータアクセスの
度にマスタサーバ14aとキャッシュサーバ13aの間
で、PKG情報とそこからリンクしている全てのコンテ
ント情報の更新日付の確認を行う必要があり、更新デー
タのチェックが煩雑である。すなわち、キャッシュ後の
「PKG B」へのアクセスでは、「PKG B」、
「コンテント2」、及び「コンテント3」の更新日付を
マスタサーバ14aへ問い合わせ、データの更新が無い
ことを確認した後、クライアント11aへ要求データを
送出する必要がある。
【0006】本発明の目的は、このような問題点を改善
し、データ単位を示す情報(PKG情報)と、前記情報
にリンクされたデータエレメント(コンテント情報)と
からなるひとかたまりのデータのコピーを格納する媒体
容量を抑制し、コピー処理を効率良く行うことが可能な
データ管理システム及びデータ管理方法を提供すること
にある。より具体的には、本発明の目的は、クライアン
トから要求のあった情報を蓄積しておくことにより、キ
ャッシュデータの格納効率がよく、かつ、更新データの
チェックを簡略化でき、かつ、共有データの格納効率が
よく、しかも、バックグラウンドでデータの先読みを行
うことが可能なデータ管理システム及びデータ管理方法
を提供することにある。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するた
め、 本発明のデータ管理システムは、クライアントから
要求されるデータ単位を示す情報と、前記情報にリンク
され、リンク元を示す属性情報が付加されたデータエレ
メントとからなるひとかたまりのデータを、複数のデー
タ単位を示す情報が共通のデータエレメントをリンクす
るように格納する格納手段、及びキャッシュサーバとの
間で通信するための通信手段を有するマスタサーバと、
前記マスタサーバとクライアントの中間に配置され、複
数のデータ単位を示す情報が共通のデータエレメントを
リンクするように、マスタサーバ上のデータのコピーを
格納する複製格納手段、及びクライアントとの間あるい
はマスタサーバとの間で通信するための通信手段を有す
るキャッシュサーバと、を備え、キャッシュサーバは、
クライアントからのデータ要求を受け付け、マスタサー
バに対し、当該データ単位を示す情報及び前記情報にリ
ンクされたデータエレメントを問い合わせると共に、前
記属性情報により、当該データエレメントのリンク元で
あって他のデータ単位を示す情報を問い合わせ、マスタ
サーバ上における当該データエレメントについてのデー
タリンク状態を前記複製格納手段に反映するように構成
されたことを特徴とする。また、前記キャッシュサーバ
には、クライアントから要求されたデータ単位毎に、キ
ャッシュサーバ上の前記データ単位を示す情報とマスタ
サーバ上の当該データ単位を示す情報の最終更新日付を
比較する比較手段を有し、キャッシュサーバは、前記比
較手段による比較の結果、マスタサーバ上の当該データ
単位を示す情報の最終更新日付の方が新しい場合には、
当該データ単位を示す情報及びデータエレメントをマス
タサーバから読み込んでコピーするように構成されたこ
とを特徴とする。 さらに、前記キャッシュサーバは、前
記比較手段による比較の結果、マスタサーバ上の当該デ
ータ単位を示す情報の最終更新日付の方が新しい場合、
又はキャッシュサーバ上に当該データ単位を示す情報が
存在しない場合には、当該データ単位を示す情報をマス
タサーバから読み込んでコピーすると共にクライアント
に送信し、さらにクライアントからのデータ要求に先立
ち、当該データ単位を示す 情報にリンクされたデータエ
レメントをマスタサーバから読み込みコピーするように
構成されたことを特徴とする。
【0009】
【0010】前記目的を達成するため、本発明のデータ
管理方法は、クライアントから要求されるデータ単位を
示す情報と、前記情報にリンクされ、リンク元を示す属
性情報が付加されたデータエレメントとからなるひとか
たまりのデータを、複数のデータ単位を示す情報が共通
のデータエレメントをリンクするように格納する格納手
段、及びキャッシュサーバとの間で通信するための通信
手段を有するマスタサーバと、前記マスタサーバとクラ
イアントの中間に配置され、複数のデータ単位を示す情
報が共通のデータエレメントをリンクするように、クラ
イアントから要求されたマスタサーバ上のデータのコピ
ーを格納する複製格納手段、及びクライアントとの間あ
るいはマスタサーバとの間で通信するための通信手段を
有するキャッシュサーバと、を備えたシステムのデータ
管理方法であって、キャッシュサーバ側からマスタサー
バに対し、クライアントから要求された当該データ単位
を示す情報及び前記情報にリンクされたデータエレメン
トを問い合わせる当該データ問い合わせステップと、キ
ャッシュサーバ側からマスタサーバに対し、前記属性情
報により、当該データエレメントのリンク元のデータ単
位を示す情報を問い合わせるリンク元問い合わせステッ
プと、前記他リンク元問い合わせステップの問い合わせ
結果をもとに、マスタサーバ上における当該データエレ
メントについてのデータリンク状態を前記複製格納手段
に反映する複製格納ステップと、を有することを特徴と
する。また、前記キャッシュサーバ側で、クライアント
から要求されたデータ単位毎に、キャッシュサーバ上の
前記データ単位を示す情報とマスタサーバ上の当該デー
タ単位を示す情報の最終更新日付を比較する比較ステッ
プと、前記比較ステップによる比較の結果、マスタサー
バ上の当該データ単位を示す情報の最終更新日付の方が
新しい場合には、当該データ単位を示す情報及びデータ
エレメントをマスタサーバから読み込んでキャッシュサ
ーバ上にコピーする再複製ステップと、を有することを
特徴とする。 さらに、前記キャッシュサーバ上にクライ
アントから要求されたデータ単位を示す情報が存在する
か確認する存在確認ステップと、前記比較ステップによ
る比較の結果、マスタサーバ上の当該データ単位を示す
情報の最終更新日付の方が新 しい場合、又は存在確認ス
テップでキャッシュサーバ上に当該データ単位を示す情
報が存在しない場合には、当該データ単位を示す情報を
マスタサーバから読み込んでクライアントに送信する送
信ステップと、を有し、前記再複製ステップでは、前記
比較ステップにおける比較の結果、マスタサーバ上の当
該データ単位を示す情報の最終更新日付の方が新しい場
合、又は存在確認ステップでキャッシュサーバ上に当該
データ単位を示す情報が存在しない場合には、当該デー
タ単位を示す情報をマスタサーバから読み込んでキャッ
シュサーバ上にコピーすると共に、クライアントからの
データ要求に先立ち、当該データ単位を示す情報にリン
クされたデータエレメントをマスタサーバから読み込ん
でキャッシュサーバ上にコピーすることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面により説明する。図1は、本発明の実施の一形態を示
すデータ管理システムを示す図である。本実施形態のデ
ータ管理システムは、キャッシュサーバ23を介してク
ライアント21,22から要求されるデータを有するマ
スタサーバ24と、通信機能を有するパーソナルコンピ
ュータ等から構成されたクライアント21,22と、マ
スタサーバ24とクライアント21,22の中間に配置
されたキャッシュサーバ23とを備え、クライアント2
1,22とキャッシュサーバ23、及びマスタサーバ2
4とキャッシュサーバ23は通信回線にて接続されてい
る。さらに、マスタサーバ24には、クライアント2
1,22から要求されるデータ単位を示す情報(図4及
び図5に示す「PKG A」、「PKG B」、「PK
G C」等のPKG情報)と、そのPKG情報にリンク
されたデータエレメント(図4及び図5に示す「コンテ
ント1」、「コンテント2」、「コンテント3」等のコ
ンテント情報)とからなるひとかたまりのデータを複数
格納するメモリ24a(=格納手段)、及びキャッシュ
サーバ23との間で通信するための通信手段(図示せ
ず)を有する。なお、本実施形態においては、マスタサ
ーバ24上のコンテント情報には、リンク元のPKG情
報を示す属性情報(リンク元PKG情報の名称=L_P
KG)25が付加されている。
【0012】また、キャッシュサーバ23には、複数の
PKG情報が共通のコンテント情報にリンクするよう
に、マスタサーバ24上のデータのコピーを格納するキ
ャッシュメモリ23a(=複製格納手段)、及びクライ
アント21,22との間あるいはマスタサーバ24との
間で通信するための通信手段(図示せず)を有する。な
お、キャッシュメモリ23aにおいては、マスタサーバ
24と同様に、クライアント21,22から要求された
PKG情報、及びそのPKG情報にリンクされたコンテ
ント情報とからなるひとかたまりのデータが格納されて
いる。本実施形態におけるキャッシュサーバ23の制御
部(図示せず)には、マスタサーバ24に対し、前記属
性情報25を問い合わせる機能を有し、キャッシュメモ
リ23aにマスタサーバ24から読み込んだデータのコ
ピーを格納する際、マスタサーバ24と同様に、共通の
コンテント情報については複数のPKG情報をリンクさ
せることにより、媒体容量を抑制する。すなわち、クラ
イアント21,22からのデータ要求を受け付けると、
マスタサーバ24に対し、そのデータのPKG情報及び
そのPKG情報にリンクされたコンテント情報を問い合
わせると共に、属性情報25により、当該コンテント情
報のリンク元の他PKG情報を問い合わせ、マスタサー
バ24上における当該コンテント情報についてのデータ
リンク状態をキャッシュメモリ23aに反映させる。ま
た、前記制御部には、クライアント21,22から要求
されたPKG情報毎に、キャッシュサーバ23上のPK
G情報とマスタサーバ24上の当該PKG情報の最終更
新日付を比較する機能(=比較手段)を有する。これに
より、前記最終更新日付の比較の結果、マスタサーバ2
4上の当該PKG情報の最終更新日付の方が新しい場合
には、そのPKG情報及びそのPKG情報にリンクされ
たコンテント情報をマスタサーバ24から読み込んでキ
ャッシュサーバ23上にコピーし直す。また、前記最終
更新日付の比較の結果、マスタサーバ24上の当該PK
G情報の最終更新日付の方が新しい場合、又はキャッシ
ュサーバ23上に当該PKG情報が存在しない場合に
は、そのPKG情報をマスタサーバ24から読み込んで
コピーし直すと共にクライアント21,22に送信し、
さらにクライアント21,22からのデータ要求に先立
ち、そのPKG情報にリンクされたコンテント情報をマ
スタサーバ24から読み込みコピーし直す。本実施形態
では、キャッシュサーバ23上とマスタサーバ24上の
PKG情報を比較するのに最終更新日付を用いたが、P
KG情報の更新を示すものであれば何でもよく、例えば
PKG情報の属性として格納したバージョン番号を用い
ることも考えられる。
【0013】次に、本実施形態におけるデータ管理方
法、特に、クライアント21から要求されたPKG情報
「PKG B」とそれにリンクされたコンテント情報
(コンテント2、コンテント3)をマスタサーバ24か
らキャッシュサーバ23にコピーする際のキャッシュサ
ーバ23側の処理について、図4〜図6を参照しながら
説明する。
【0014】本実施形態においては、図4に示すよう
に、キャッシュサーバ23側でクライアント21から
「PKG B」の名称でデータ要求を受け付けると、キ
ャッシュサーバ23上に「PKG B」が存在するかを
チェックする(ステップ601)。そして、「PKG
B」が存在していれば(ステップ602の有)、その最
終更新日付を読み出し、キャッシュサーバ23の図示し
ていないメモリ(変数cache_sv.updat
e)に格納する。また、マスタサーバ24上の「PKG
B」の最終更新日付を読み出し、前記メモリ(変数m
aster_sv.update)に格納する。さら
に、前記cache_sv.updateとmaste
r_sv.updateを前記比較手段にて比較する
(ステップ603)。それらの値が等しければ(ステッ
プ604のN)、「PKG B」は更新されておらず、
コンテント情報の変更は無かったものと判断して、キャ
ッシュサーバ23上の「PKG B」をクライアント2
1に送信し(ステップ605)、処理を終了する。
【0015】一方、前記master_sv.upda
teの値の方が新しい場合(ステップ604のY)、あ
るいは、キャッシュサーバ23上に「PKG B」が存
在しない場合(ステップ602の無)には、以下の処理
を行う。すなわち、マスタサーバ24から「PKG
B」を読み込み、クライアント21にその「PKG
B」を送信する(ステップ606)。さらに、キャッシ
ュサーバ23にその「PKG B」を格納する(ステッ
プ607)。さらに、マスタサーバ24に「PKGB」
からリンクしているコンテント情報の個数を問い合わせ
る(ステップ608)。本実施形態では、「PKG
B」から2個のコンテント情報(コンテント2、コンテ
ント3)にリンクしている。
【0016】次に、「PKG B」からリンクしている
コンテント情報の個数(=2個)だけ以下の処理を繰り
返す。すなわち、前記コンテント情報へのリンク元PK
G情報の個数をマスタサーバ24に問い合わせる(ステ
ップ609)。これは、前記コンテント情報について、
「PKG B」以外の他PKG情報からのリンクの有無
を確認するためである。このリンク元PKG情報の個数
は、当該コンテント情報に付加された属性情報25より
得られ、本実施形態では、「コンテント2」には2個、
「コンテント3」には1個、のPKG情報がリンクして
いることが検出される。
【0017】前記「コンテント2」については、リンク
元PKG情報の個数が2個以上の場合(ステップ610
のY)にあたるので、その数(=2)だけ以下の処理を
繰り返す。すなわち、前記コンテント情報「コンテント
2」にリンクしているPKG情報の名称(=L_PK
G)とそのリンク番号(当該PKG情報からの何番目の
リンクなのかを示す番号N)をマスタサーバ24に問い
合わせると共に、そのL_PKGがキャッシュサーバ2
3上に存在するかチェックする(ステップ612)。な
お、そのL_PKGが「PKG B」の名称である場合
は無視する。また、最初にL_PKGがキャッシュサー
バ23上で検出された時点でループを抜ける。本実施形
態では、1回目の処理で、「コンテント2」のL_PK
Gが「PKG A」であり、リンク番号N=2であるこ
とが検出される。また、その「PKG A」が既にキャ
ッシュサーバ23上に存在することが検出される(ステ
ップ613の有)。そこでループを抜け、「PKG
B」に前記L_PKG(「PKG A」の名称)のN
(=2)番目のコンテント情報「コンテント2」をリン
クする。その後、そのまま次の「コンテント3」のコピ
ー処理へと進む。
【0018】前記「コンテント3」については、リンク
元PKG情報の個数が1個の場合(ステップ610の
N)にあたるので、前記L_PKGがキャッシュサーバ
23上に存在しない場合(ステップ613の無)と同様
に以下の処理を行う。すなわち、L_PKG(「PKG
B」の名称)とそのリンク番号N(=2)を指定し
て、マスタサーバ24から当該コンテント情報「コンテ
ント3」を読み出し、「PKG B」のリンク先コンテ
ント情報として新たにキャッシュサーバ23に登録す
る。以上の処理により、図5に示すように、マスタサー
バ24上における当該コンテント情報についてのデータ
リンク状態をキャッシュメモリ23aに反映することが
できる。なお、これらのコンテント情報の先読みコピー
処理は、特にクライアント21からの要求がない場合で
も常に行われる。また、以上で述べた実施形態を拡張す
ることもできる。例えば、マスタサーバ24上のPKG
情報の方が新しく、コンテント情報の更新を行う場合の
オプションとして、そのPKG情報について何番目のコ
ンテント情報を更新するかを記述し、このオプション指
定がある場合は、キャッシュサーバ23では、指定され
たコンテント情報のみをマスタサーバ24からコピーす
る。こうすることで、マスタサーバ24上の指定のコン
テント情報のみをキャッシュサーバ23にコピーするの
で、無駄なコンテント情報のコピー処理を節約する効果
がある。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャッシュサーバはクライアントから要求されたデータ
について、複数のデータ単位を示す情報(PKG情報)
が共通のデータエレメント(コンテント情報)にリンク
するように、マスタサーバ上のデータをコピーするの
で、コピーデータを格納する媒体容量を抑制し、コピー
処理を効率良く行うことが可能である。
【0020】より具体的には、マスタサーバにおいてコ
ンテント情報にリンク元を示す属性情報を付加して格納
し、キャッシュサーバ側からその属性情報によってリン
ク元のPKG情報を問い合わせるようにしたので、当該
コンテント情報のリンク元である他PKG情報を問い合
わせることができ、マスタサーバ上におけるデータリン
ク状態をキャッシュメモリ(=複製格納手段)に反映す
ることができる。よって、複数のPKG情報が共有する
コンテント情報を含むキャッシュデータ全体のの格納効
率がよい。
【0021】さらに、キャッシュサーバ側で、クライア
ントから要求されたPKG情報毎に、キャッシュサーバ
上の前記PKG情報とマスタサーバ上の当該PKG情報
の最終更新日付を比較し、マスタサーバ上の当該PKG
情報が新しい場合には、そのPKG情報及びコンテント
情報をマスタサーバから読み込んでコピーするようにし
たので、データアクセスの度にマスタサーバとキャッシ
ュサーバ間で更新日付を確認する必要はなくなり、更新
データのチェックを簡略化できる。
【0022】また、キャッシュサーバ側で、クライアン
トから要求されたPKG情報をマスタサーバから読み込
んでコピーすると共に、クライアントからのデータ要求
に先立ち、前記PKG情報にリンクされたコンテント情
報をマスタサーバから読み込みコピーするようにしたの
で、このバックグラウンドでのデータ先読みにより次の
データ要求に迅速に対応することができる。
【0023】なお、本発明を例えば、映画のビデオオン
デマンドシステムに適用し、共通のコマーシャルや予告
編コンテントを共通コンテントとして各PKG情報から
リンクし、まず、キャッシュサーバに蓄えられたその共
通コンテントを視聴している間に映画本編のコンテント
情報をキャッシュサーバが先読みすることで、視聴者へ
のレスポンスを向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すデータ管理システ
ムを示す図である。
【図2】従来のデータ管理システムを示す図である。
【図3】図2のデータ管理システムにおけるPKG情報
のコピー処理を示す図である。
【図4】図1のデータ管理システムにおけるPKG情報
のコピー処理を示す図である。
【図5】図4におけるコンテント情報のコピー処理を示
す図である。
【図6】図1のデータ管理システムにおけるデータ管理
方法の概略を示すフローチャートである。
【符号の説明】
21,22 クライアント 23 キャッシュサーバ 23a キャッシュメモリ(複製格納手段) 24 マスタサーバ 24a メモリ(格納手段) 25 属性情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 546

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クライアントから要求されるデータ単位を
    示す情報と、前記情報にリンクされ、リンク元を示す属
    性情報が付加されたデータエレメントとからなるひとか
    たまりのデータを、複数のデータ単位を示す情報が共通
    のデータエレメントをリンクするように格納する格納手
    段、及びキャッシュサーバとの間で通信するための通信
    手段を有するマスタサーバと、 前記マスタサーバとクライアントの中間に配置され、複
    数のデータ単位を示す情報が共通のデータエレメントを
    リンクするように、マスタサーバ上のデータのコピーを
    格納する複製格納手段、及びクライアントとの間あるい
    はマスタサーバとの間で通信するための通信手段を有す
    るキャッシュサーバと、を備え、 キャッシュサーバは、クライアントからのデータ要求を
    受け付け、マスタサーバに対し、当該データ単位を示す
    情報及び前記情報にリンクされたデータエレメントを問
    い合わせると共に、前記属性情報により、当該データエ
    レメントのリンク元であって他のデータ単位を示す情報
    を問い合わせ、マスタサーバ上における当該データエレ
    メントについてのデータリンク状態を前記複製格納手段
    に反映するように構成されたことを特徴とするデータ管
    理システム。
  2. 【請求項2】前記キャッシュサーバには、クライアント
    から要求されたデータ単位毎に、キャッシュサーバ上の
    前記データ単位を示す情報とマスタサーバ上の当該デー
    タ単位を示す情報の最終更新日付を比較する比較手段を
    有し、 キャッシュサーバは、前記比較手段による比較の結果、
    マスタサーバ上の当該データ単位を示す情報の最終更新
    日付の方が新しい場合には、当該データ単位を示す情報
    及びデータエレメントをマスタサーバから読み込んでコ
    ピーするように構成されたことを特徴とする請求項1
    載のデータ管理システム。
  3. 【請求項3】前記キャッシュサーバは、前記比較手段に
    よる比較の結果、マスタサーバ上の当該データ単位を示
    す情報の最終更新日付の方が新しい場合、又はキャッシ
    ュサーバ上に当該データ単位を示す情報が存在しない場
    合には、当該データ単位を示す情報をマスタサーバから
    読み込んでコピーすると共にクライアントに送信し、さ
    らにクライアントからのデータ要求に先立ち、当該デー
    タ単位を示す情報にリンクされたデータエレメントをマ
    スタサーバから読み込みコピーするように構成されたこ
    とを特徴とする請求項2記載のデータ管理システム。
  4. 【請求項4】クライアントから要求されるデータ単位を
    示す情報と、前記情報にリンクされ、リンク元を示す属
    性情報が付加されたデータエレメントとからなるひとか
    たまりのデータを、複数のデータ単位を示す情報が共通
    のデータエレメントをリンクするように格納する格納手
    段、及びキャッシュサーバとの間で通信するための通信
    手段を有するマスタサーバと、前記マスタサーバとクラ
    イアントの中間に配置され、複数のデータ単位を示す情
    報が共通のデータエレメントをリンクするように、クラ
    イアントから要求されたマスタサーバ上のデータのコピ
    ーを格納する複製格納手段、及びクライアントとの間あ
    るいはマスタサーバとの間で通信するための通信手段を
    有するキャッシュサーバと、を備えたシステムのデータ
    管理方法であって、 キャッシュサーバ側からマスタサーバに対し、クライア
    ントから要求された当該データ単位を示す情報及び前記
    情報にリンクされたデータエレメントを問い合わせる当
    該データ問い合わせステップと、 キャッシュサーバ側からマスタサーバに対し、前記属性
    情報により、当該データエレメントのリンク元のデータ
    単位を示す情報を問い合わせるリンク元問い合わせステ
    ップと、 前記他リンク元問い合わせステップの問い合わせ結果を
    もとに、マスタサーバ上における当該データエレメント
    についてのデータリンク状態を前記複製格納手段に反映
    する複製格納ステップと、 を有することを特徴とするデータ管理方法。
  5. 【請求項5】前記キャッシュサーバ側で、クライアント
    から要求されたデータ単位毎に、キャッシュサーバ上の
    前記データ単位を示す情報とマスタサーバ上の当該デー
    タ単位を示す情報の最終更新日付を比較する比較ステッ
    プと、 前記比較ステップによる比較の結果、マスタサーバ上の
    当該データ単位を示す情報の最終更新日付の方が新しい
    場合には、当該データ単位を示す情報及びデータエレメ
    ントをマスタサーバから読み込んでキャッシュサーバ上
    にコピーする再複製ステップと、 を有することを特徴とする請求項4記載のデータ管理方
    法。
  6. 【請求項6】前記キャッシュサーバ上にクライアントか
    ら要求されたデータ単位を示す情報が存在するか確認す
    る存在確認ステップと、 前記比較ステップによる比較の結果、マスタサーバ上の
    当該データ単位を示す情報の最終更新日付の方が新しい
    場合、又は存在確認ステップでキャッシュサーバ上に当
    該データ単位を示す情報が存在しない場合には、当該デ
    ータ単位を示す情報をマスタサーバから読み込んでクラ
    イアントに送信する送信ステップと、を有し、 前記再複製ステップでは、前記比較ステップにおける比
    較の結果、マスタサーバ上の当該データ単位を示す情報
    の最終更新日付の方が新しい場合、又は存在確認ステッ
    プでキャッシュサーバ上に当該データ単位を示す情報が
    存在しない場合には、当該データ単位を示す情報をマス
    タサーバから読み込んでキャッシュサーバ上にコピーす
    ると共に、クライアントからのデータ要求に先立ち、当
    該データ単位を示す情報にリンクされたデータエレメン
    トをマスタサーバから読み込んでキャッシュサーバ上に
    コピーすることを特徴とする請求項5記載のデータ管理
    方法。
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