JP2002215445A - Pdmシステム、並びにそのpdmキャッシュサーバ装置及びpdmサーバ装置 - Google Patents

Pdmシステム、並びにそのpdmキャッシュサーバ装置及びpdmサーバ装置

Info

Publication number
JP2002215445A
JP2002215445A JP2001010384A JP2001010384A JP2002215445A JP 2002215445 A JP2002215445 A JP 2002215445A JP 2001010384 A JP2001010384 A JP 2001010384A JP 2001010384 A JP2001010384 A JP 2001010384A JP 2002215445 A JP2002215445 A JP 2002215445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
cache
pdm
server device
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001010384A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kobayashi
林 仁 志 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001010384A priority Critical patent/JP2002215445A/ja
Publication of JP2002215445A publication Critical patent/JP2002215445A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントがレスポンス時間を短縮すると
共に最新の情報を入手することができるようにするこ
と。 【解決手段】 クライアント端末CL1から或る製品の情
報について参照要求があると、PDMキャッシュサーバ装
置CS1のキャッシュデータ管理部9がキャッシュ情報記
憶部10にキャッシュ登録されているか否かを調べる。
キャッシュ登録されている場合、そのキャッシュ登録情
報の更新日がデータベースDBに格納されている情報と同
一であるか否かを調べる。同一でない場合は、データベ
ースDBに格納されている情報を取り出し、その最新の情
報をクライアント端末CL1に送ると共に、新たにキャッ
シュ情報記憶部10にキャッシュ登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDMシステム、並
びにそのPDMキャッシュサーバ装置及びPDMサーバ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、工業製品は数多くの部品及び組
立体から構成されており、ある一つの製品について開発
・設計を行うために、研究者又は設計者は、その製品が
どのような部品及び組立体から構成されているかを示す
製品構成情報や、個々の部品及び組立体に関するドキュ
メント情報等を随時入手して検討を行う必要がある。し
かし、これらの情報は膨大な量であり、また、開発・設
計の途中で変更や修正が加えられるために、各情報間の
対応関係が非常に複雑なものとなっている。したがっ
て、これらの必要な情報を正確且つ迅速に入手するのは
必ずしも容易なことではなく、そのため円滑な開発・設
計業務の遂行がしばしば阻害されることがある。
【0003】そこで、近時は各企業において、PDM(Pro
duct Data Management:製品情報管理)システムが注目
され、このPDMシステムの導入によって設計・開発業務
の効率化を促進することが多く試みられている。PDMシ
ステムは、製品の開発・設計に関する全ての情報を一元
化して統合的に管理しようとするシステムであり、所謂
クライアント・サーバシステムとなっている。したがっ
て、クライアント端末からの参照要求に応じて情報をデ
ータベースから取り出し、この取り出した情報をクライ
アントに提供するPDMサーバ装置を備えている。
【0004】また、本発明に係るPDMシステムでは、製
品構成情報がツリー形式で表されており、各部品及び組
立体間の対応関係を容易に把握できるようになってい
る。研究者又は設計者は、ドキュメント作成者の指名や
作成年月日等の属性情報により必要なドキュメント情報
を検索できる他に、このツリー形式で表された製品構成
情報の経路を辿って必要なドキュメントを入手すること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなPDMシス
テムによれば、各事業所に居る研究者又は設計者は、ク
ライアントとしてクライアント端末からPDMサーバ装置
に対して必要な情報を参照要求することにより、この情
報を入手することができる。
【0006】しかし、従来のPDMシステムでは、クライ
アント端末とPDMサーバ装置との間が遠距離である場
合、特に、いずれか一方の設置場所が外国である場合な
どは、クライアント端末側からの参照要求に対するPDM
サーバ装置側の応答が非常に遅くなり(例えば、数分以
上かかることもある)、開発・設計業務を円滑に遂行す
ることができなくなるという問題があった。
【0007】この場合、クライアント端末側のキャッシ
ュ機能を用いて、参照要求の回数が多い情報をキャッシ
ュ登録することにより、参照要求してから情報を入手す
るまでのレスポンス時間を短縮することも可能である
が、データベースに保存されている情報の内容はPDMサ
ーバ装置により随時更新されており、研究者又は設計者
は古い情報に基づき開発・設計を行ってしまう虞があ
る。また、クライアント端末側にキャッシュ登録される
のは、過去に参照要求を行ったことのある情報に限ら
れ、一度も参照要求を行ったことのない情報については
PDMサーバ装置から入手しなければならないため、レス
ポンス時間を短縮することはできなかった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、第1の目的として、レスポンス時間を短縮すると
共に最新の情報を入手することができ、また、第2の目
的として、一度も参照要求されたことのない情報につい
てもキャッシュ登録が行われるPDMシステム、並びにそ
のPDMキャッシュサーバ装置及びPDMサーバ装置を提供し
ようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、製品の開発・設
計に関連しツリー形式で表された製品構成情報、及びド
キュメント情報を含む各種情報をデータベースに保存し
て統合的に管理し、クライアント端末からの参照要求に
応じたこれらの情報をデータベースから取り出してクラ
イアントに提供するPDMサーバ装置を備えたPDMシステム
において、前記PDMサーバ装置は、予め設定されたキャ
ッシュ抽出条件に基づいて、一の製品を単位とする製品
構成情報及びドキュメント情報をPDMキャッシュサーバ
装置にキャッシュ登録するキャッシュデータ抽出部を有
するものであり、前記PDMキャッシュサーバ装置は、前
記一の製品を単位とする製品構成情報及びドキュメント
情報をキャッシュ登録し、クライアント端末から参照要
求を受けた情報がキャッシュ登録され且つ最新のもので
ある場合に、そのキャッシュ登録された情報をそのまま
クライアント端末に出力し、一方、参照要求を受けた情
報がキャッシュ登録されていないか又は最新のものでな
い場合には、前記キャッシュデータ抽出部から最新デー
タを受けてキャッシュ登録された情報を更新すると共
に、更新された情報をクライアント端末に出力する、こ
とを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記キャッシュ抽出条件は、クライアント
端末から参照要求があった製品に関する情報をキャッシ
ュ登録すべき旨の条件、特定の製品に関してはクライア
ント端末からの参照要求の有無にかかわらずその情報を
キャッシュ登録すべき旨の条件を含むものである、こと
を特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、製品の開発・設計
に関連しツリー形式で表された製品構成情報、及びドキ
ュメント情報を含む各種情報をデータベースに保存して
統合的に管理し、クライアント端末からの参照要求に応
じたこれらの情報をデータベースから取り出してクライ
アントに提供するPDMサーバ装置を備えたPDMシステムに
用いられるPDMキャッシュサーバ装置であって、前記PDM
キャッシュサーバ装置は、一の製品を単位とする製品構
成情報及びドキュメント情報が予めキャッシュ登録され
ており、また、クライアント端末からの参照要求を受け
ると、対象となる製品構成の状態をチェックして変更が
ない場合には、キャッシュ登録された情報をそのままク
ライアント端末に出力し、一方、製品構成の状態に変更
がある場合には、前記PDMサーバ装置にアクセスして製
品構成を基にキャッシュ領域に登録されたデータの更新
を行い、更新した情報をクライアント端末に出力する、
ことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、クライアント端末
から参照要求される可能性の高い情報が予めキャッシュ
登録されているPDMキャッシュサーバ装置を備えたPDMシ
ステムに具備され、製品の開発・設計に関連しツリー形
式で表された製品構成情報、及びドキュメント情報を含
む各種情報をデータベースに保存して統合的に管理し、
クライアント端末からの参照要求に応じたこれらの情報
をデータベースから取り出してクライアントに提供する
PDMサーバ装置であって、予め設定されたキャッシュ抽
出条件に基づいて、一の製品を単位とする製品構成情報
及びドキュメント情報を前記PDMキャッシュサーバ装置
にキャッシュ登録するキャッシュデータ抽出部を有す
る、ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係るPD
Mシステムの構成を示すブロック図である。この図にお
いて、ネットワーク1には、PDMサーバ装置SV、PDMキャ
ッシュサーバ装置CS1、及びクライアント端末CL1が接続
されている。クライアント端末CL1とPDMキャッシュサー
バ装置CS1との間は近距離であり、PDMキャッシュサーバ
装置CS1とPDMサーバ装置SVとの間は遠距離となってい
る。
【0014】PDMサーバ装置SVは、データベースDBに対
してデータの書き込み及び読み出しを行うものであり、
PDMサーバ2、キャッシュデータ抽出部3、製品構成管
理部4、及びドキュメント管理部5を有している。ま
た、データベースDBは製品構成記憶領域6、及びドキュ
メント領域7を有している。PDMサーバ2は、ネットワ
ーク1を介してPDMキャッシュサーバ装置CS1との間でデ
ータの入出力処理を行うものである。キャッシュデータ
抽出部3は、PDMサーバ2を介してPDMキャッシュサーバ
装置CS1側からの参照要求を入力した場合に、その参照
要求に係る情報を製品構成管理部4又はドキュメント管
理部5を介して製品構成記憶領域6又はドキュメント領
域7から取り出すと共に、取り出した情報をPDMキャッ
シュサーバ装置CS1側にキャッシュ登録させるか否かを
決定する機能を有するものである。製品構成管理部4は
データベースDBの製品構成記憶領域6に格納された製品
構成情報を管理するものであり、ドキュメント管理部5
はドキュメント領域7に格納されたドキュメント情報を
管理するものである。
【0015】PDMキャッシュサーバ装置CS1は、PDMキャ
ッシュサーバ8、キャッシュデータ管理部9、キャッシ
ュ情報記憶部10を有しており、キャッシュ情報記憶部
10は製品構成キャッシュ領域11及びドキュメントキ
ャッシュ領域12を有している。PDMキャッシュサーバ
8は、クライアント端末CL1との間、及びPDMサーバ2と
の間でデータの入出力処理を行うものである。キャッシ
ュデータ管理部9は、PDMサーバ装置SV側から送られて
きた情報をキャッシュ情報記憶部10にキャッシュ登録
したり、このキャッシュ登録した情報をクライアント端
末CL1側に送る処理を行うものである。製品構成キャッ
シュ領域11は、製品構成情報をキャッシュ登録するた
めの領域であり、ドキュメントキャッシュ領域12はド
キュメント情報をキャッシュ登録するための領域であ
る。
【0016】図2は、データベースDBの製品構成記憶領
域6及びドキュメント領域7にそれぞれ格納される製品
構成情報及びドキュメント情報の具体的構成例を示す説
明図である。製品構成情報は、ある製品がどのような部
品及び組立体(アセンブリ)により構成されているかを
ツリー形式により示したものである。図2の製品構成情
報Aの例では、製品AがアセンブリA1,A2により構成
され、更にアセンブリA1は部品A11,A12,A13によ
り構成されている。ドキュメント情報は、製品構成情報
の中の製品、アセンブリ、部品等に関する図面や仕様書
などの書類情報である。図2の例では、破線矢印で示す
ように、ドキュメントA〜A13は、それぞれ製品構成情
報Aの中の製品A〜部品A13に関する書類情報であるこ
とを示している。
【0017】データベースDBに格納される上記の製品構
成情報及びドキュメント情報は、また、PDMキャッシュ
サーバ装置CS1におけるキャッシュ情報記憶部10の製
品構成キャッシュ領域11及びドキュメントキャッシュ
領域12に格納即ちキャッシュ登録されるようになって
いる。この場合、キャッシュ登録される情報の単位は、
各製品構成情報毎あるいは各製品毎になっている。つま
り、図2の例でいえば、製品構成情報A及びドキュメン
トA〜A13の双方が一括してキャッシュ登録され、製品
構成情報Aのみがキャッシュ登録されたり、ドキュメン
トA〜A13のみがキャッシュ登録されたりすることはな
い。また、ドキュメントA〜A13についても、ドキュメ
ントAのみが単独でキャッシュ登録されたり、ドキュメ
ントA1のみが単独でキャッシュ登録されたりすること
はない。
【0018】データベースDBに格納された製品構成情報
及びドキュメント情報は、随時、その内容が更新される
が、更新された場合には更新の日付が更新情報として一
緒に格納されるようになっている。この場合、例えば、
ドキュメントA〜A13のうちのいずれか一つでも内容が
更新された場合には、その更新されたドキュメントの日
付と共に製品構成情報Aの日付も更新されるようになっ
ている。
【0019】また、製品構成情報A内のツリー図におい
て、或る下流側要素のドキュメントの日付が更新された
場合には、その上流側の全ての要素の日付が更新される
ことになる。一方、或る上流側要素のドキュメントの日
付が更新されたからといって、その下流側の全ての要素
の日付が更新されるとは限らない。例えば、部品A12の
ドキュメントA12が更新されたとすると、その上流側の
要素であるアセンブリA1のドキュメントA1及び製品A
のドキュメントAの日付も一緒に更新される。逆に、ア
センブリA1のドキュメントA1が更新されたとしても、
その下流側の要素である部品A11〜A13の日付が更新さ
れるとは限らない。
【0020】図3は、図1におけるキャッシュデータ抽
出部3がキャッシュ登録するデータを抽出する場合の抽
出条件をテーブル形式で示した図表である。この図にお
いて、「相手先キャッシュサーバ装置」はキャッシュ登
録が行われるPDMキャッシュサーバ装置を記載する欄で
あり、この例ではPDMキャッシュサーバ装置CS1と、図1
では図示を省略してあるPDMキャッシュサーバ装置CS2と
の2つが記載されている。「製品構成情報」はキャッシ
ュ登録をすべきか否かの判別対象となる製品構成情報に
ついて記載する欄である。なお、「*」は参照要求のあ
った製品構成情報がいずれも対象となることを示してい
る。「キャッシュ登録実行の有無」はキャッシュ登録を
行うべきものであるか否かについての情報を記載する欄
である。なお、「送付」は、参照要求の有無にかかわら
ず、その情報をキャッシュサーバ装置側に送付してキャ
ッシュ登録することを示している。
【0021】したがって、図3の示されている4つのケ
ースの個々の内容は次の通りになる。すなわち、第1の
ケースは、「PDMキャッシュサーバ装置CS1から製品構成
情報Aについて参照要求を受けた場合、キャッシュ登録
を行う」というものであり、第2のケースは、「PDMキ
ャッシュサーバ装置CS1から製品構成情報Bについて参
照要求を受けた場合、キャッシュ登録を行わない」とい
うものであり、第3のケースは、製品構成情報Cについ
ては参照要求の有無にかかわらずキャッシュ登録を行
う」というものであり、第4のケースは、「PDMキャッ
シュサーバ装置CS2から、或る製品構成情報について参
照要求を受けた場合、その製品構成情報が何であろうと
もキャッシュ登録を行う」というものである。
【0022】抽出条件をこのような内容としたのは、PD
Mキャッシュサーバ装置CS1においては、製品構成情報A
については一度参照要求があればその後も参照要求が行
われる可能性が高く、製品構成情報Bについては一度参
照要求があってもその後は参照要求が行われる可能性が
低く、製品構成情報Cについてはこれまでに参照要求が
なくても今後参照要求が行われる可能性が高いと考えら
れ、また、PDMキャッシュサーバ装置CS2においては、
一度参照要求を受けた製品構成情報についてはそれが何
であれその後も参照要求が行われる可能性が高いと考え
られたからである。
【0023】次に、図1の動作の具体例を図4乃至図6
を参照して説明する。図4は、クライアントが製品構成
情報Aについて参照要求を行った場合の例を示す説明図
である。PDMサーバ装置SV側におけるデータベースDBの
製品構成記憶領域6及びドキュメント領域7には、それ
ぞれ製品構成情報A及びドキュメントA〜A13が格納さ
れており、製品構成情報A及びドキュメントAは200
1年1月10日に更新されている。一方、キャッシュ情
報記憶部10の製品構成キャッシュ領域11及びドキュ
メントキャッシュ領域12には、既にそれぞれ製品構成
情報A及びドキュメントA11〜A13が格納されてキャッ
シュ登録されており、これらはいずれも200年12月
28日に更新されている。
【0024】いま、クライアントである研究者又は設計
者がクライアント端末CL1から製品構成情報Aについて
参照要求を行ったとする。このクライアントからの参照
要求は、PDMキャッシュサーバ装置CS1のPDMキャッシュ
サーバ8に入力され、更にキャッシュデータ管理部9に
入力される。キャッシュデータ管理部9は、この参照要
求を入力するとキャッシュ情報記憶部10の製品構成キ
ャッシュ領域11を検索し、その結果製品構成情報Aが
既にキャッシュ登録されていること、及びこの情報が2
00年12月28日に更新されていることを認識する。
【0025】次いで、キャッシュデータ管理部9は、PD
Mサーバ装置SVの製品構成管理部4に対し、製品構成記
憶領域6に格納されている製品構成情報Aの更新情報を
問い合わせ、2001年1月10日に更新されているこ
とを認識する。これにより、キャッシュデータ管理部9
は、現在キャッシュ登録されている製品構成情報Aが最
新のデータではないことを知ることができ、更に現在キ
ャッシュ登録されているドキュメントA〜A13も最新の
データでない可能性があることについても知ることがで
きる。
【0026】そこで、キャッシュデータ管理部9は、今
度はドキュメント管理部5に対し、ドキュメント領域7
に格納されているドキュメントA〜A13の更新情報を問
い合わせ、ドキュメントAについては2001年1月1
0日に更新され、ドキュメントA11〜A13については2
001年1月1日に更新されていることを認識する。つ
まり、現在キャッシュ登録されているドキュメントA〜
A13は最新のものではないことを認識する。
【0027】キャッシュデータ管理部9は、現在キャッ
シュ登録されている製品構成情報A及びドキュメントA
〜A13が最新のものではないために、製品構成管理部
4、ドキュメント管理部5、及びキャッシュデータ抽出
部3を介してデータベースDBから最新の日付の製品構成
情報A及びドキュメントA〜A13を取り出し、これを新
たにキャッシュ登録して登録情報更新を行う。
【0028】図5は、クライアントがドキュメントA1
について参照要求を行った場合の例を示す説明図であ
る。PDMサーバ装置SV側におけるデータベースDBの製品
構成記憶領域6及びドキュメント領域7には、それぞれ
製品構成情報A及びドキュメントA〜A13が格納されて
おり、製品構成情報A及びドキュメントA,A1,A12
は2001年1月20日に更新され、ドキュメントA
2,A11,A13は2001年1月1日に更新されてい
る。一方、キャッシュ情報記憶部10の製品構成キャッ
シュ領域11及びドキュメントキャッシュ領域12に
は、それぞれ製品構成情報A及びドキュメントA11〜A
13が格納されてキャッシュ登録されており、製品構成情
報A及びドキュメントAは2001年1月10日に更新
され、ドキュメントA1〜A13は2001年1月1日に
更新に更新されている。
【0029】いま、クライアントである研究者又は設計
者がクライアント端末CL1からドキュメントA1について
参照要求を行ったとする。このクライアントからの参照
要求は、PDMキャッシュサーバ装置CS1のPDMキャッシュ
サーバ8に入力され、更にキャッシュデータ管理部9に
入力される。キャッシュデータ管理部9は、この参照要
求を入力するとキャッシュ情報記憶部10のドキュメン
トキャッシュ領域12を検索し、その結果ドキュメント
A1が既にキャッシュ登録されていること、及びこのド
キュメントが200年1月1日に更新されていることを
認識する。
【0030】次いで、キャッシュデータ管理部9は、PD
Mサーバ装置SVのドキュメント管理部5に対し、ドキュ
メント領域7に格納されているドキュメントA1の更新
情報を問い合わせ、これが2001年1月20日に更新
されていることを認識する。これにより、キャッシュデ
ータ管理部9は、現在キャッシュ登録されているドキュ
メントA1が最新のデータではないことを知ることがで
きる。前述したように、ドキュメントA〜A13のうちの
いずれかが更新されれば製品構成情報Aも更新されるこ
とになっているので、データベースDBの製品構成情報A
の更新日とキャッシュ登録されている製品構成情報Aの
更新日とは異なっているはずである。
【0031】そこで、キャッシュデータ管理部9は、今
度は製品構成管理部4に対し、製品構成記憶領域6に格
納されている製品構成情報Aの更新情報を問い合わせ、
これが2001年1月10日に更新されていることを認
識する。つまり、現在キャッシュ登録されている製品構
成情報Aは最新のものではないことを認識する。
【0032】次いで、キャッシュデータ管理部9は、製
品構成情報Aのツリー情報を参照し、製品Aから下流に
向かって更新日が異なる経路を辿ることにより、異なる
更新日となっているドキュメントを探し出す。図5の例
では、ドキュメントA,A1,A12の更新日が異なって
いるので、キャッシュデータ管理部9は、ドキュメント
領域7に格納されている2001年1月20日付け更新
のドキュメントA,A1,A12を取り出し、これを新た
なキャッシュ登録情報としてドキュメントキャッシュ領
域12に格納する。キャッシュデータ管理部9は、この
とき同時に、製品構成記憶領域6に格納されている20
01年1月20日付け更新の製品構成情報Aをこれをあ
らたなキャッシュ登録情報として製品構成キャッシュ領
域11に格納する。
【0033】図6は、新製品に関する情報が新たにデー
タベースDBに格納された場合の例を示す説明図である。
すなわち、製品Cが新規に開発・設計され、その製品構
成情報C及びドキュメントC,C1がいま製品構成記憶
領域6及びドキュメント領域7に格納されたとする。こ
れらの情報は、データベースDBに登録されたばかりであ
るため、当然のことながら未だPDMキャッシュサーバ装
置CS1側から参照要求を受けたことはなく、したがってP
DMキャッシュサーバ装置CS1にキャッシュ登録が行われ
ていない。しかし、図3の抽出条件に示したように、製
品構成情報Cについては参照要求の有無にかかわらずキ
ャッシュ登録を行うこととしているので、キャッシュデ
ータ抽出部3は製品構成管理部4及びドキュメント管理
部5を介してこれらの情報を製品構成記憶領域6及びド
キュメント領域7から取り出し、これをPDMキャッシュ
サーバ装置CS1側に送付する。そして、キャッシュデー
タ管理部9は、これらの情報を製品構成キャッシュ領域
11及びドキュメントキャッシュ領域12に格納し新た
なキャッシュ登録を行う。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、クライ
アント端末から参照要求される可能性の高い情報が予め
キャッシュ登録されており、また、クライアント端末か
らの参照要求を入力し、参照要求を受けた情報がキャッ
シュ登録され且つ最新のものである場合に、そのキャッ
シュ登録された情報をそのままクライアント端末に出力
し、一方、参照要求を受けた情報がキャッシュ登録され
ていないか又は最新のものでない場合には、その情報に
ついてのアクセスをPDMサーバ装置に対して行い、このP
DMサーバ装置から入力した情報をクライアント端末に出
力するPDMキャッシュサーバ装置を備えた、構成とした
ので、クライアントはレスポンス時間を短縮すると共に
最新の情報を入手することができる。
【0035】また、PDMサーバ装置のキャッシュデータ
抽出部がキャッシュ抽出を行ってPDMキャッシュサーバ
装置にキャッシュ登録する場合、そのキャッシュ抽出条
件に、クライアント端末から参照要求があったことに加
えて、特定の製品に関しては参照要求の有無に関係なく
キャッシュ登録する条件を含むようにしているので、ク
ライアントが一度も参照要求したことのない情報につい
てもキャッシュ登録が行われ、クライアントはその情報
を速やかに入手することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るPDMシステムの構成を
示すブロック図。
【図2】図1におけるデータベースDBの製品構成記憶領
域6及びドキュメント領域7にそれぞれ格納される製品
構成情報及びドキュメント情報の具体的構成例を示す説
明図。
【図3】図1におけるキャッシュデータ抽出部3がキャ
ッシュ登録するデータを抽出する場合の抽出条件をテー
ブル形式で示した図表。
【図4】クライアントが製品構成情報Aについて参照要
求を行った場合の例を示す説明図。
【図5】クライアントがドキュメントA1について参照
要求を行った場合の例を示す説明図。
【図6】新製品に関する情報が新たにデータベースDBに
格納された場合の例を示す説明図。
【符号の説明】
CL1 クライアント端末 CS1 PDMキャッシュサーバ装置 SV PDMサーバ装置 DB データベース 1 ネットワーク 2 PDMサーバ 3 キャッシュデータ抽出部 4 製品構成管理部 5 ドキュメント管理部 6 製品構成記憶領域 7 ドキュメント領域 8 PDMキャッシュサーバ 9 キャッシュデータ管理部 10 キャッシュ情報記憶部 11 製品構成キャッシュ領域 12 ドキュメントキャッシュ領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品の開発・設計に関連しツリー形式で表
    された製品構成情報、及びドキュメント情報を含む各種
    情報をデータベースに保存して統合的に管理し、クライ
    アント端末からの参照要求に応じたこれらの情報をデー
    タベースから取り出してクライアントに提供するPDMサ
    ーバ装置を備えたPDMシステムにおいて、 前記PDMサーバ装置は、予め設定されたキャッシュ抽出
    条件に基づいて、一の製品を単位とする製品構成情報及
    びドキュメント情報をPDMキャッシュサーバ装置にキャ
    ッシュ登録するキャッシュデータ抽出部を有するもので
    あり、 前記PDMキャッシュサーバ装置は、前記一の製品を単位
    とする製品構成情報及びドキュメント情報をキャッシュ
    登録し、クライアント端末から参照要求を受けた情報が
    キャッシュ登録され且つ最新のものである場合に、その
    キャッシュ登録された情報をそのままクライアント端末
    に出力し、一方、参照要求を受けた情報がキャッシュ登
    録されていないか又は最新のものでない場合には、前記
    キャッシュデータ抽出部から最新データを受けてキャッ
    シュ登録された情報を更新すると共に、更新された情報
    をクライアント端末に出力する、 ことを特徴とするPDMシステム。
  2. 【請求項2】前記キャッシュ抽出条件は、クライアント
    端末から参照要求があった製品に関する情報をキャッシ
    ュ登録すべき旨の条件、特定の製品に関してはクライア
    ント端末からの参照要求の有無にかかわらずその情報を
    キャッシュ登録すべき旨の条件を含むものである、 ことを特徴とする請求項1記載のPDMシステム。
  3. 【請求項3】製品の開発・設計に関連しツリー形式で表
    された製品構成情報、及びドキュメント情報を含む各種
    情報をデータベースに保存して統合的に管理し、クライ
    アント端末からの参照要求に応じたこれらの情報をデー
    タベースから取り出してクライアントに提供するPDMサ
    ーバ装置を備えたPDMシステムに用いられるPDMキャッシ
    ュサーバ装置であって、 前記PDMキャッシュサーバ装置は、一の製品を単位とす
    る製品構成情報及びドキュメント情報が予めキャッシュ
    登録されており、また、クライアント端末からの参照要
    求を受けると、対象となる製品構成の状態をチェックし
    て変更がない場合には、キャッシュ登録された情報をそ
    のままクライアント端末に出力し、一方、製品構成の状
    態に変更がある場合には、前記PDMサーバ装置にアクセ
    スして製品構成を基にキャッシュ領域に登録されたデー
    タの更新を行い、更新した情報をクライアント端末に出
    力する、 ことを特徴とするPDMキャッシュサーバ装置。
  4. 【請求項4】クライアント端末から参照要求される可能
    性の高い情報が予めキャッシュ登録されているPDMキャ
    ッシュサーバ装置を備えたPDMシステムに具備され、製
    品の開発・設計に関連しツリー形式で表された製品構成
    情報、及びドキュメント情報を含む各種情報をデータベ
    ースに保存して統合的に管理し、クライアント端末から
    の参照要求に応じたこれらの情報をデータベースから取
    り出してクライアントに提供するPDMサーバ装置であっ
    て、 予め設定されたキャッシュ抽出条件に基づいて、一の製
    品を単位とする製品構成情報及びドキュメント情報を前
    記PDMキャッシュサーバ装置にキャッシュ登録するキャ
    ッシュデータ抽出部を有する、 ことを特徴とするPDMサーバ装置。
JP2001010384A 2001-01-18 2001-01-18 Pdmシステム、並びにそのpdmキャッシュサーバ装置及びpdmサーバ装置 Pending JP2002215445A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001010384A JP2002215445A (ja) 2001-01-18 2001-01-18 Pdmシステム、並びにそのpdmキャッシュサーバ装置及びpdmサーバ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001010384A JP2002215445A (ja) 2001-01-18 2001-01-18 Pdmシステム、並びにそのpdmキャッシュサーバ装置及びpdmサーバ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002215445A true JP2002215445A (ja) 2002-08-02

Family

ID=18877703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001010384A Pending JP2002215445A (ja) 2001-01-18 2001-01-18 Pdmシステム、並びにそのpdmキャッシュサーバ装置及びpdmサーバ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002215445A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004280813A (ja) * 2003-03-03 2004-10-07 Fisher Rosemount Syst Inc 分散データのアクセス方法及びプロセス制御システムのための装置
JP2008146380A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Sony Computer Entertainment Inc キャッシュサーバ、キャッシュサーバの制御方法、プログラム及び情報記憶媒体
WO2013140486A1 (ja) * 2012-03-19 2013-09-26 富士通株式会社 情報処理装置、データ出力方法およびプログラム
JP2021197183A (ja) * 2020-06-15 2021-12-27 コンサラッド カンパニー,リミテッド アーティストアイディー統合管理のためのサーバー、システム、その方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10207791A (ja) * 1997-01-24 1998-08-07 Fuji Xerox Co Ltd ハイパーメディアシステム
JPH11134354A (ja) * 1997-10-31 1999-05-21 Hitachi Ltd 連想読み出し装置
JPH11296424A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Digital Vision Laboratories:Kk データ管理システム及びデータ管理方法
JP2000112965A (ja) * 1998-10-01 2000-04-21 Toshiba Corp 情報管理参照システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10207791A (ja) * 1997-01-24 1998-08-07 Fuji Xerox Co Ltd ハイパーメディアシステム
JPH11134354A (ja) * 1997-10-31 1999-05-21 Hitachi Ltd 連想読み出し装置
JPH11296424A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Digital Vision Laboratories:Kk データ管理システム及びデータ管理方法
JP2000112965A (ja) * 1998-10-01 2000-04-21 Toshiba Corp 情報管理参照システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004280813A (ja) * 2003-03-03 2004-10-07 Fisher Rosemount Syst Inc 分散データのアクセス方法及びプロセス制御システムのための装置
US7809679B2 (en) 2003-03-03 2010-10-05 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Distributed data access methods and apparatus for process control systems
JP2008146380A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Sony Computer Entertainment Inc キャッシュサーバ、キャッシュサーバの制御方法、プログラム及び情報記憶媒体
WO2013140486A1 (ja) * 2012-03-19 2013-09-26 富士通株式会社 情報処理装置、データ出力方法およびプログラム
JP2021197183A (ja) * 2020-06-15 2021-12-27 コンサラッド カンパニー,リミテッド アーティストアイディー統合管理のためのサーバー、システム、その方法
JP7254376B2 (ja) 2020-06-15 2023-04-10 コンサラッド カンパニー,リミテッド アーティストアイディー統合管理のためのサーバー、システム、その方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11334599B2 (en) Systems and methods for electronic data record synchronization
US20130232105A1 (en) Dynamic access of data
US7103593B2 (en) System and method for retrieving information from disparate information sources in a decentralized manner and integrating the information in accordance with a distributed domain model/ontology
US20080183721A1 (en) Method of and system for providing performance information in a uddi system
US8145652B2 (en) Automated propagation of non-conflicting queries in distributed databases
CN101090337B (zh) 用于语义网更新的可伸缩分发的系统和方法
EP1482418A1 (en) A data processing method and system
US20030187839A1 (en) Method and structure for federated web service discovery search over multiple registries with result aggregation
US20060064420A1 (en) Policy-based management method and system for printing of extensible markup language (XML) documents
US20140019454A1 (en) Systems and Methods for Caching Data Object Identifiers
JP4452211B2 (ja) データ不整合検出装置および検出方法
JP2002215445A (ja) Pdmシステム、並びにそのpdmキャッシュサーバ装置及びpdmサーバ装置
US6816861B2 (en) CAD information management system and CAD information management method
JP4222065B2 (ja) 情報システムにおけるデータアクセス方法および情報システム
JP2000235514A (ja) 情報検索方法及び情報検索システム並びに情報検索処理プログラムを記録した記録媒体
US20020116470A1 (en) Document distribution system and method
JPH05225021A (ja) 文書本体ファイル共通化方式
JPH0844670A (ja) ファイル管理方法およびそれを用いた計算機システムならびにその計算機システムの運用方法
JP6840320B2 (ja) 運行管理システム
KR100625450B1 (ko) 푸시시스템에서의 사용자 정의 긴급 메시지 처리 방법
TWI737431B (zh) 資料傳輸系統及其方法
JP2002216067A (ja) Ediデータの管理装置及び管理方法
CN113645289A (zh) 定额数据请求方法、发送方法、客户端、服务器和系统
KR20000038114A (ko) 관계형 데이터베이스에서 공간 색인을 이용한공간-속성 데이터관리장치 및 그 방법
JPH11195044A (ja) 情報流通システム及び可搬型記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100730

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101214