JP3061414U - コンピュ―タディスプレイ用回転台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータディスプレイ用回転台の提供。 【解決手段】 本考案のコンピュータディスプレイ用回
転台は、一つの座体内に回転盤構造が設けられ、回転盤
が左右に３０度回転可能とされ、並びに該回転盤が座体
の枠幅内でのみ回転し、これにより二人がディスプレイ
をみる時に随時回転調整でき斜めにスクリーンを見るこ
とがなく便利であり、回転時に卓上のコップなどを倒す
ことがないものとされている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のコンピュータディスプレイ用回転台に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のコンピュータディスプレイ用回転台はディスプレイを回転させる調整機 能を有していたが、その回転構造の設計目的は、ただ操作者による操作前の調整 におかれており、随時回転させて異なる角度の操作者の使用に供するためのもの ではなく、二人以上の人が同一のディスプレイを見る状況で随時回転させること はできず、また回転させると同時に、卓上の回転空間の制限により卓上に置いた 物品、例えばコーヒーカップ等が倒れてコンピュータの使用環境に影響を及ぼす ことがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、従来のコンピュータディスプレイ用回転台が随時ディスプレイの正 確な視覚角度を変換できないという問題に対してなされたものであり、従来は球 形とされた回転構造を盤状の回転構造に改め、随時必要に応じて左右に３０度の 回転が行えるようにしたコンピュータディスプレイ用回転台を提供することを課 題としている。

【０００４】 また、本考案は、従来の、Ｔ形状の回転構造方式では卓上の回転空間に考えが 及ばず、回転操作時に卓上の物品、例えばコーヒーカップ等を倒して操作者がコ ンピュータを使用する環境に重大な影響を及ぼす場合があったことを鑑み、回転 構造の回転空間を座体枠幅内とすることで、前述の状況の発生を起こさないコン ピュータディスプレイ用回転台を提供することを課題としている。

【０００５】 本考案はさらに、その座体が各種の拡張スロット、アクセサリ、電源スイッチ 等の収容空間を具えておりコンピュータの使用機能を倍増しうるコンピュータデ ィスプレイ用回転台を提供することを課題としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、コンピュータディスプレイ用回転台において、座体１０内 に回転盤１２が設けられ、該回転盤１２が左右に３０度の回転可能とされ、該回 転盤１２が僅かに座体の枠幅内で回転可能とされたことを特徴とする、コンピュ ータディスプレイ用回転台としている。

【０００７】

【考案の実施の形態】

本考案のコンピュータディスプレイ用回転台は、一つの座体内に回転盤構造が 設けられ、回転盤が左右に３０度回転可能とされ、並びに該回転盤が座体の枠幅 内でのみ回転し、これにより二人がディスプレイをみる時に随時回転調整でき、 斜めにスクリーンを見ることがなく便利であり、回転時に卓上のコップなどを倒 すことがないものとされている。

【０００８】

【実施例】

図１は本考案の前方からの斜視図であり、該コンピュータディスプレイ用回転 台１０の回転盤１２は座体１１上に設けられて、該回転盤１２は座体枠幅１０１ 内の座体スライド面１１１上のみで回転する。また該回転盤１２の面上に複数の 位置決め凹孔１３が設けられてその上に安定してコンピュータディスプレイを置 くことができ、並びに回転させるために軽く押す時にその重さを受ける回転盤１ ２が共に回転するようにしてある。且つ回転角度は卓上に置かれたコーヒーカッ プ等の物品を倒すことがないよう、僅かに座体１１の幅内を左右に回転するのみ とされている。

【０００９】 図２には本考案の後方からの斜視図が示されている。該回転盤１２の左右の回 転幅は予め３０度内に制限され、また、座体１１の周縁の、例えば後方縁に各種 のＵＳＢポート１４或いは電源スイッチ及びアクセサリを設置可能とされており 、これによりコンピュータの使用機能を倍増可能である。

【００１０】 図３は本考案の透視図であり、その中、円形ガイドレール１５、ガイド溝スト ッパ１６は座体１１内に設けられ、その内部の主要な構造とされており、並びに 座体スライド面１１１が組み合わされて回転盤１２の回転の重力を受けると共に 容易に回転盤１２を座体枠幅１０１内で活動させることができる。該ガイド溝ス トッパ１６は円弧形の凹溝構造とされ、回転盤１２下方より延伸されたガイド体 １７を収容し、回転盤１２の左右回転の最大幅を３０度に制限している。

【００１１】 図４は本考案の断面図であり、コンピュータディスプレイ用回転台１０は座体 １１と回転盤１２を嵌合して組成されているが、ただし回転盤１２はただ座体枠 幅１０１内の座体スライド面１１１上のみで回転し、且つ円形ガイドレール１５ 、ガイド溝ストッパ１６、ガイド体及び逆フック弾性体１８の相互組合せにより 、回転盤１２の回転幅は、ガイド体１７とガイド溝ストッパ１６の嵌合により３ ０度内に制限されており、且つ回転盤１２は逆フック弾性体１８の円形ガイドレ ール１５の下端縁に対する係止により座体１１より容易には分離しないようにし てある。

【００１２】

【考案の効果】

総合すると、本考案のコンピュータディスプレイ用回転台は、従来の技術の欠 点を解決しており、二人で同一のディスプレイを見て学習する場合など、随時操 作者の正確な視覚角度に応じてそのスクリーンの正面の角度を調整でき、便利で あり、また卓上の物品を倒すことがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の前方から見た斜視図である。

【図２】本考案の後方から見た斜視図である。

【図３】本考案の透視図である。

【図４】本考案の断面図である。

【符号の説明】 １０ コンピュータディスプレイ用回転台 １１ 座体 １０１ 座体枠幅 １１１ 座体スライド面 １２ 回転盤 １３ 位置決め凹孔 １４ 各種ポート １５ 円形ガイドレール １６ ガイド溝ストッパ １７ ガイド体 １８ 逆フック弾性体

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コンピュータディスプレイ用回転台にお
   いて、座体１０内に回転盤１２が設けられ、該回転盤１
   ２が左右に３０度の回転可能とされ、該回転盤１２が僅
   かに座体の枠幅内で回転可能とされたことを特徴とす
   る、コンピュータディスプレイ用回転台。