JP3061162U - 傾斜棚板を設けたラック - Google Patents
傾斜棚板を設けたラックInfo
- Publication number
- JP3061162U JP3061162U JP1999000399U JP39999U JP3061162U JP 3061162 U JP3061162 U JP 3061162U JP 1999000399 U JP1999000399 U JP 1999000399U JP 39999 U JP39999 U JP 39999U JP 3061162 U JP3061162 U JP 3061162U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- horizontal bar
- horizontal
- mounting surface
- tongue
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- Expired - Lifetime
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- Assembled Shelves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】カーペットやハンガーに用いるラックにおい
て、奥側の2列〜4列目の製品もラックの後側に回るこ
となく一目で確認でき、設置スペースも小さくて済む。 【解決手段】前方支柱1と後方支柱1´とを左右に垂立
固定して組立てたラック本体を形成する。縦断面略L字
形に折曲げて支柱取付面12と横棒取付面11を形成す
る。横棒取付面11の仮想直交製Kと中心線を傾けて舌
片状に形成し、且つ、支柱1の棚板取付穴7に嵌入する
前方掛止め舌片15、15と前方掛止め舌片15と平行
に舌片状に形成し、且つ、後方支柱1´の棚板取付穴7
に嵌入する後方掛止め舌片16、16とを支柱取付面1
2に形成した傾斜棚受10を形成する。内側に挿入溝1
8を形成した縦断面U字形の基板19に締付け螺子21
を螺入し、表面22に横棒抱持片23を固着した横軸抱
持具17を形成する。
て、奥側の2列〜4列目の製品もラックの後側に回るこ
となく一目で確認でき、設置スペースも小さくて済む。 【解決手段】前方支柱1と後方支柱1´とを左右に垂立
固定して組立てたラック本体を形成する。縦断面略L字
形に折曲げて支柱取付面12と横棒取付面11を形成す
る。横棒取付面11の仮想直交製Kと中心線を傾けて舌
片状に形成し、且つ、支柱1の棚板取付穴7に嵌入する
前方掛止め舌片15、15と前方掛止め舌片15と平行
に舌片状に形成し、且つ、後方支柱1´の棚板取付穴7
に嵌入する後方掛止め舌片16、16とを支柱取付面1
2に形成した傾斜棚受10を形成する。内側に挿入溝1
8を形成した縦断面U字形の基板19に締付け螺子21
を螺入し、表面22に横棒抱持片23を固着した横軸抱
持具17を形成する。
Description
【0001】
本考案はカーペット、ハンガー類等に用いるラックに関するもので、さらに詳し くは横棒を横架する左右の取付用棚板を奥に向かって斜め上に傾斜装着するラッ クに関するものである。
【0002】
従来、例えばカーペット類のラックは図7に示す如く縦長の直方形に組立てた左 右の支柱S、S間に横架した横軸AにカーペットCを挿通して展示している、ま た近来、ハンガー併用のラックも開発されて左右の支柱にハンガーを吊下げる横 軸の両端を横架して、ハンガーを吊下げる構成のものも知られている。
【0003】
従来の技術で述べたカーペット類のラックにしても、また、ハンガー併用のラッ クにしても何れも横軸Aは左右の支柱Sの各前後の2本の縦フレームT、Tに沿 って上下方向の一直線上に取付けられている。従って組立てた一組のラックには 縦方向には前後に2列にしか横軸Aを取付けることができずカーペット類やハン ガーの数が多いと多数のラックを用意しなければならず、その為には広いスペー スを必要とするのみならず、後側の2列目の製品を確認するには一々ラックの後 側に回らなければ確認できない問題点を有していた。
【0004】 本考案はこれらの問題点に鑑み、設置のスペースが少なくて済み、しかも後側の 2列目以降の横軸に取付けた製品類(カーペット、ハンガーに掛けた洋服類等) も一々、ラックの後側に回らなくても手前側の位置から一目で確認のできるラッ クを提供することを目的として考察されたものである。
【0005】
本考案を図面に基づいて説明すると、図1〜図6において前方支柱1と後方支柱 1´は例えば棚板2の左右の側面3、3の前端部の側面4と後端部の側面5に各 々鉛直方向に垂立させて取付ける。さらに詳しくは前方支柱1と後方支柱1´は 縦断面略コ字形に形成し、各内側面6には長手方向に棚板取付穴7、7‥を穿設 する。そして前方支柱1と後方支柱1´の上端部には例えば天板受け8を横架し て取付け、左右の前方支柱1、1と後方支柱1´、1´の上端部にはビーム9を 横架して、各々取付け前後方の支柱1、1´を固定してラック本体を形成する。
【0006】 傾斜棚受10は、例えば鉄板を縦断面略L字形に折曲げ、L字形に折曲げた小面 側で横棒取付面11を形成し、大面側で支柱取付面12を形成する。さらに詳し くは支柱取付面12の長手方向の全長は後述する前方支柱1と後方支柱1´とに 斜めに傾けて取付けられる大きさに形成し、前方端面13と後方端面14とは横 棒取付面11と約20°の仰角に形成することが好ましい。前方掛止め舌片15 、15は支柱取付面12の一部を略台形形に上辺部を残して切裂き、略舌片状に 裏面16側に押し出して成形する。さらに詳しくは、前方掛止め舌片15、15 は前方端面13の内側位置に巾方向と約20°傾いた一直線上に2個形成する。 そして上下2個の前方掛止め舌形15、15の上下の間隔は前記前方支柱1の棚 板取付穴7、7に嵌入可能な間隔位置に形成し、また、さらに20°の傾斜角度 を図4に基づいて詳しく述べると横棒取付面11の仮想直交線Kと前方掛止め舌 片15、15の仮想中心線Mとのなす角度θを内向きに20°傾けた位置に形成 する。後方掛止め舌片16、16は、前記前方掛止め舌片15、15と平行で、 且つ、前方掛止め舌片15との間隔Pは前記前方支柱1と後方支柱1´の棚板取 付穴の間隔と同一位置に形成する。また、図2〜図4で示す傾斜棚受10はラッ クの正面から見て左側に取付ける傾斜棚受10の場合であり右側に取付ける傾斜 棚受10とは左右対称となる。
【0007】 横軸抱持具17は、内側に前記横棒取付面11に挿入する挿入溝18を長手方向 に形成して縦断面U字形に形成した基板19の下面20側に、挿入溝18とを直 交して、先端部が挿入溝18内に突出する締付け螺子21を螺入し、基板19の 表面22には挿入溝18と直交方向に取付ける横棒の横棒抱持片23を取付ける 。この場合、横棒抱持片23は例えば図3に示す如く、横棒の直径と略同一間隔 をあけて左右にL字形に折曲げた挟持鉄片24を固着した形のものとか、或は図 6に示す如く縦断面コ字形にした角形の横棒抱持環25とか、或はU字形横棒抱 持環26等種々の形を選択することができ、これらは横棒の断面形状、直径の大 小により選択するとよい。
【0008】
また、本考案の実施品では、前方支柱1と後方支柱1´との棚板取付穴7、7の 間隔は40cm、棚板取付穴7、7の上下間隔が5cmのものを採用すると、傾 斜角θを20°にすると後方側は前方側より15cm上方(前方側より3個分上 側)の後方支柱1´の棚板取付穴7に掛止めすることができて好成績を得たが、 かならずしも傾斜角度はこれに限定されるものではない。そして、さらに横棒取 付面11の両端をL字形に折曲げてストッパー27を形成する。これにより横軸 抱持具17が横棒取付面11から滑落するのを防止できる。
【0009】 次に本考案を使用する場合について述べると、前後方支柱1、1´を棚板2及び 天板受け8及びビーム9を用いて図1に示す如く、略直方体形に組立てた後に傾 斜棚受10の前方端面13側を手前側として前方支柱1の棚板取付穴7、7に前 方掛止め舌片15、15を挿入して掛止めし、奥行側を約20°持上げて同様に 後方支柱1´の棚板取付穴7、7に後方掛止め舌片16、16を挿入掛止めする と、左右の傾斜棚受10、10は前後方支柱1、1´に掛止め固定することがで きる。次に横棒Aに横棒抱持具17の横棒抱持片23を挿入してから挿入溝18 を横棒取付面11に挿入し、締付け螺子21で締付けると横棒Aは傾斜棚受10 、10間に横架して取付けることができ、この作業を順次繰返して取付けていく と、横棒A、Aが図1に示す如く奥の方に行くに従って高くなった状態に取付け ることができ、この横棒Aにハンガーを吊下げて洋服類を掛けても、また、カー ペット類を挿嵌しても奥行側の製品が一目で見渡せる。
【0010】
【考案の効果】 以上説明した如く本考案のラックは、後側位置の横棒ほど高位置に取付けてあ るので、一々、ラックの後側に回らなくても一目で後側の2列目以降〜4列目ま での製品も一挙に確認することができるのみならず、横棒位置が斜めになってい るため複数本の割には平面的には場所をとらず、設置スペースを少なくすること ができる。
【図1】傾斜棚板を設けたラックの正面から見た図であ
る。
る。
【図2】図1のイ−イ矢視方向から見た図である。
【図3】傾斜棚板と横軸抱持具の斜視図である。
【図4】傾斜棚板の詳細な説明図である。
【図5】傾斜棚板の側面図である。
【図6】横棒抱持片の他の実施例を示す図である。
【図7】従来のカーペット用のラックの一例を示す図で
ある。
ある。
1 前方支柱 1´ 後方支柱 2 棚板 6 内側面 7 棚板取付穴 10 傾斜棚受 11 横棒取付面 12 支柱取付面 15 前方掛止め舌片 16 後方掛止め舌片 17 横軸抱持具 18 挿入溝 19 基板 21 締付け螺子 23 横棒抱持具
Claims (1)
- 【請求項1】 前方支柱1と後方支柱1´とを左右に垂
立固定して組立てしたラック本体と、縦断面略L字形に
折曲げて支柱取付面12と横棒取付面11を形成し、該
横棒取付面11の仮想直交線Kと中心線を傾けて舌片状
に形成し、且つ、前記支柱1の棚板取付穴7に嵌入する
前方掛止め舌片15、15と前方掛止め舌片15と平行
に舌片状に形成し、且つ、後方支柱1´の棚板取付穴7
に嵌入する後方掛止め舌片16、16とを支柱取付面1
2の前後方位置に形成した傾斜棚受10と、内側に挿入
溝18を形成した縦断面U字形の基板19の下面20に
締付け螺子21を螺入し、表面22に横棒抱持片23を
固着した横軸抱持具17と、横軸抱持具17に横架する
横棒Aとからなる傾斜棚板を設けたラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999000399U JP3061162U (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 傾斜棚板を設けたラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999000399U JP3061162U (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 傾斜棚板を設けたラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3061162U true JP3061162U (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=43303750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999000399U Expired - Lifetime JP3061162U (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 傾斜棚板を設けたラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061162U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0589873U (ja) * | 1992-04-30 | 1993-12-07 | いすゞ自動車株式会社 | スタータ |
KR102005530B1 (ko) * | 2019-05-28 | 2019-07-31 | 주식회사 이노프 | 원터치 조립형 선반을 보유한 다목적 테이블 |
-
1999
- 1999-02-01 JP JP1999000399U patent/JP3061162U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0589873U (ja) * | 1992-04-30 | 1993-12-07 | いすゞ自動車株式会社 | スタータ |
KR102005530B1 (ko) * | 2019-05-28 | 2019-07-31 | 주식회사 이노프 | 원터치 조립형 선반을 보유한 다목적 테이블 |
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