JP3060973U - 吸収パッド - Google Patents

吸収パッド

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JP3060973U
JP3060973U JP1999000244U JP24499U JP3060973U JP 3060973 U JP3060973 U JP 3060973U JP 1999000244 U JP1999000244 U JP 1999000244U JP 24499 U JP24499 U JP 24499U JP 3060973 U JP3060973 U JP 3060973U
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JP
Japan
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sheet
absorbent pad
deodorant
pulp sheets
absorbing polymer
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Application number
JP1999000244U
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English (en)
Inventor
洋太郎 越智
淳一 片山
Original Assignee
洋太郎 越智
淳一 片山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 尿取りパッド等として用いられる吸収パッド
により、水分だけでなく臭いも吸収できるようにする。 【解決手段】 2枚のパルプシート3,3の間に水分吸
収ポリマー1を分散配置し、それらを紙シート4,5で
包み込んだ後、不織布よりなるインナーシート6と、不
透水性のバックシート7とで覆っている。そのような吸
収パッドにおいて、消臭液を含浸させた紙製の消臭シー
ト2を、水分吸収ポリマー1とインナーシート6側のパ
ルプシート3との間に配置する。前記消臭液としては、
松,檜,杉の根や幹から乾留抽出した水酸基を含む有機
化合物を用いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、紙おむつやその内側に当てて用いる尿取りパッド等の吸収パッドに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の吸収パッドの断面図である。図3において、1は水分吸収ポリ マー、3はパルプシート、4,5は紙シート、6はインナーシート、7はバック シート、8はゴム紐、9は粘着テープである。
【0003】 パルプシート3は、パルプを細かく粉砕して綿状にしたものを、細長い長方形 のシートに成形したものであり、そのようなパルプシート3を2枚、粉末状の水 分吸収ポリマー1を間に介在させて積層している。そして、それらを、ティッシ ュ原紙よりなる紙シート4,5で包み込んでから、表側の面を不織布よりなるイ ンナーシート6、裏側の面を薄いプラスチックシートよりなる不透水性のバック シート7で覆い、両側にゴム紐8,8を挟み込んだ状態でインナーシート6,バ ックシート7の両側端をギャザーを付けながら接着させている。
【0004】 このような吸収パッドを、紙おむつやその内側に当てる尿取りパッドとして用 い、水分吸収ポリマー1により尿を効率よく吸収して、外部に漏れ出るのを防止 するようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の吸収パッドでは、水分は良く吸収できるが、臭 いは吸収することができず、吸収パッドを取り替える際等に、不快な臭いが周囲 に拡散してしまうという問題点があった。
【0006】 本考案は、そのような問題点を解決し、吸収パッドにより、水分だけでなく臭 いも吸収できるようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1に記載の吸収パッドは、積層した2枚のパ ルプシートと、該2枚のパルプシートの間に分散配置した水分吸収ポリマーと、 不織布よりなり前記2枚のパルプシートの表側の面を覆うインナーシートと、前 記2枚のパルプシートの裏側の面を覆う不透水性のバックシートとを具えた吸収 パッドにおいて、内部に消臭液を含浸させたことを特徴とする。このようにする と、吸収パッドにより、水分だけでなく臭いも吸収できるようになる。
【0008】 そして、請求項2に記載の吸収パッドは、消臭液を含浸させた紙製の消臭シー トを前記2枚のパルプシートの間に配置したことを特徴とする。このようにする と、少量の消臭液で効率よく臭いの吸収ができる。
【0009】 また、請求項3に記載の吸収パッドは、前記消臭シートは、前記水分吸収ポリ マーを前記インナーシート側から覆うように設けたことを特徴とする。このよう にすると、臭いが表側に漏れ出るのを効率よく防止することができる。
【0010】 さらに、請求項4に記載の吸収パッドは、前記消臭液として、松,檜,杉の根 や幹から乾留抽出した水酸基を含む有機化合物を用いたことを特徴とする。この ようにすると、安全性が高くなって肌がかぶれるようなことがなく、即効性で、 しかも、複数回の排尿に対しても、効果が維持される。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、本考案の吸収パッドの断面図である。符号は、図3のものに対応して おり、2は、ティッシュ原紙に消臭液を含浸させた消臭シートである。
【0012】 この吸収パッドは、例えば、図2に示すような尿取りパッドとして使用される 。尿取りパッドは、おむつの内側に当てて用いられ、排尿により濡れたときは、 尿取りパッドだけを取り替えるだけで、おむつはそのまま継続使用できるように している。尿取りパッドの両側端縁部には、ゴム紐8,8によりギャザー10が 形成されていて、横漏れを防止するようにしている。また、パッドの先端部裏側 に粘着テープ9を設けていて、使用中にパッドがずれないようにしている。
【0013】 尿は、不織布よりなるインナーシート6,紙シート5を透過してパルプシート 3の中にしみ込んでいく。そして、パルプシート3,3の間にある水分吸収ポリ マー1により強力に吸収され、インナーシート6の表面はさらっとした状態が維 持される。
【0014】 そのような吸収パッドにおいて、本考案では、パルプシート3,3の間に、テ ィッシュ原紙に消臭液を含浸させた消臭シート2を、インナーシート6側から水 分吸収ポリマー1に接触させた状態で配置している。そのように、消臭シート2 を配置したことにより、水分吸収ポリマー1に吸収された尿の臭いを効率よく吸 収して消臭することができる。また、特に、消臭シート2を水分吸収ポリマー1 のインナーシート6側に配置したことにより、尿の臭いが水分吸収ポリマー1か らインナーシート6側に漏れ出るのを完全に防止することができる。
【0015】 消臭液としては、人工的に合成したもの,檜から抽出したもの,竹から抽出し たもの等、現在、各種の消臭液が市販されており、いずれの消臭液でも用いるこ とはできるが、松,檜及び杉等の根や幹から乾留抽出した水酸基を含む有機化合 物からなる消臭液を用いるのが望ましい。
【0016】 松,檜及び杉等の根や幹から乾留抽出した水酸基を含む有機化合物は、森林浴 の効果を発揮する成分で、安全性が高くて、皮膚に付着してもかぶれ等が発生す る心配がなく、また、それを吸収パッドの消臭のために使用した場合、アンモニ ア臭に対して即効性があり、しかも、複数回の排尿に対しても効果が維持される という利点もある。
【0017】 なお、上記実施形態では、消臭シート2に消臭液を含浸させて、それをパルプ シート3,3の間に配置するようにしたが、パルプシート3,3や紙シート4, 5に直接消臭液を含浸させるようにしても消臭効果は得られる。また、上記実施 形態では、尿取りパッドを例にして説明したが、本考案の吸収パッドは、尿取り パッド以外に、紙おむつや生理用ナプキン,失禁パンツ等にも適用できる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、次に記載するような効果 を奏する。 すなわち、請求項1に記載の吸収パッドは、吸収パッドの内部に消臭液を含浸 させるようにしたので、吸収パッドにより、水分だけでなく臭いも吸収できるよ うになる。
【0019】 そして、請求項2に記載の吸収パッドは、消臭液を含浸させた紙製の消臭シー トを前記2枚のパルプシートの間に配置するようにしたので、少量の消臭液で、 効率よく臭いの吸収ができる。
【0020】 また、請求項3に記載の吸収パッドは、消臭シートを、水分吸収ポリマーをイ ンナーシート側から覆うように設けたので、臭いが表側に漏れ出るのを効率よく 防止することができる。
【0021】 さらに、請求項4に記載の吸収パッドは、消臭液として、松,檜,杉の根や幹 から乾留抽出した水酸基を含む有機化合物を用いるようにしたので、安全性が高 くなって肌がかぶれるようなことがなくなり、即効性で、しかも、複数回の排尿 にも耐えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の吸収パッドの断面図である。
【図2】尿取りパッドの外観図である。
【図3】従来の吸収パッドの断面図である。
【符号の説明】
1…水分吸収ポリマー 2…消臭シート 3…パルプシート 4,5…紙シート 6…インナーシート 7…バックシート 8…ゴム紐 9…粘着テープ 10…ギャザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A41B 13/02 N

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層した2枚のパルプシートと、該2枚
    のパルプシートの間に分散配置した水分吸収ポリマー
    と、不織布よりなり前記2枚のパルプシートの表側の面
    を覆うインナーシートと、前記2枚のパルプシートの裏
    側の面を覆う不透水性のバックシートとを具えた吸収パ
    ッドにおいて、内部に消臭液を含浸させたことを特徴と
    する吸収パッド。
  2. 【請求項2】 消臭液を含浸させた紙製の消臭シートを
    前記2枚のパルプシートの間に配置したことを特徴とす
    る請求項1記載の吸収パッド。
  3. 【請求項3】 前記消臭シートは、前記水分吸収ポリマ
    ーを前記インナーシート側から覆うように設けたことを
    特徴とする請求項2記載の吸収パッド。
  4. 【請求項4】 前記消臭液として、松,檜,杉の根や幹
    から乾留抽出した水酸基を含む有機化合物を用いたこと
    を特徴とする請求項1,2又は3記載の吸収パッド。
JP1999000244U 1999-01-22 1999-01-22 吸収パッド Expired - Lifetime JP3060973U (ja)

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