JP3060892B2 - 画像記憶装置 - Google Patents
画像記憶装置Info
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- JP3060892B2 JP3060892B2 JP7137659A JP13765995A JP3060892B2 JP 3060892 B2 JP3060892 B2 JP 3060892B2 JP 7137659 A JP7137659 A JP 7137659A JP 13765995 A JP13765995 A JP 13765995A JP 3060892 B2 JP3060892 B2 JP 3060892B2
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- signal
- field
- image memory
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダーなどに録画された超音波診断画像をコンポジッ
トビデオ信号またはＹ−Ｃ分離されたビデオ信号で入力
し、アナログ／デジタル変換して画像メモリーに記憶
し、それをＣＲＴに表示して画像診断するための画像記
憶装置にに関する。
コーダーなどに録画された超音波診断画像をコンポジッ
トビデオ信号またはＹ−Ｃ分離されたビデオ信号で入力
し、アナログ／デジタル変換して画像メモリーに記憶
し、それをＣＲＴに表示して画像診断するための画像記
憶装置にに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンポジットビデオ信号またはＹ
−Ｃ分離されたビデオ信号を入力し、アナログ／デジタ
ル変換して画像メモリーに記憶し表示する画像記憶装置
において、フィールド識別の可能なビデオ信号を入力し
て画像メモリーに記憶させる場合、１stフィールド／２
ndフィールドを識別する信号を作成し、画面の途中から
記憶することを避けるために、１stフィールド／２ndフ
ィールドを識別する信号をトリガにして、それぞれのフ
ィールドに対応した画像メモリーエリアに記憶するよう
に構成されている。
−Ｃ分離されたビデオ信号を入力し、アナログ／デジタ
ル変換して画像メモリーに記憶し表示する画像記憶装置
において、フィールド識別の可能なビデオ信号を入力し
て画像メモリーに記憶させる場合、１stフィールド／２
ndフィールドを識別する信号を作成し、画面の途中から
記憶することを避けるために、１stフィールド／２ndフ
ィールドを識別する信号をトリガにして、それぞれのフ
ィールドに対応した画像メモリーエリアに記憶するよう
に構成されている。
【０００３】図４は従来の画像記憶装置における画像メ
モリーへの記憶タイミングを示している。（ａ）は入力
されたビデオ信号であり、（ｂ）は（ａ）のビデオ信号
から既知の方法で検出したフィールド識別信号であり、
（ｃ）は画像メモリーへの書き込み許可信号である。
モリーへの記憶タイミングを示している。（ａ）は入力
されたビデオ信号であり、（ｂ）は（ａ）のビデオ信号
から既知の方法で検出したフィールド識別信号であり、
（ｃ）は画像メモリーへの書き込み許可信号である。
【０００４】図４に示すように、画像メモリーへの書き
込み許可信号（ｃ）が“１”になっている期間でかつフ
ィールド識別信号（ｂ）が“０”のときに１stフィール
ド用の画像メモリーへ記憶し、画像メモリーへの書き込
み許可信号（ｃ）が“１”になっている期間でかつフィ
ールド識別信号（ｂ）が“１”のときに２ndフィールド
用の画像メモリーへ記憶する。
込み許可信号（ｃ）が“１”になっている期間でかつフ
ィールド識別信号（ｂ）が“０”のときに１stフィール
ド用の画像メモリーへ記憶し、画像メモリーへの書き込
み許可信号（ｃ）が“１”になっている期間でかつフィ
ールド識別信号（ｂ）が“１”のときに２ndフィールド
用の画像メモリーへ記憶する。
【０００５】画像メモリーへの書き込み許可信号（ｃ）
は、フィールド識別信号（ｂ）の立ち下がりをトリガに
して発生する。また、フィールド識別ができないビデオ
信号を入力して画像メモリーに記憶させる場合は、１st
フィールド／２ndフィールドを識別する信号の作成がで
きないため、画像メモリーに記憶させるトリガ信号が作
成できない。そのため、画像メモリーに記憶できない
か、またはどちらか一方の画像メモリーエリアのみに記
憶するように構成されている。
は、フィールド識別信号（ｂ）の立ち下がりをトリガに
して発生する。また、フィールド識別ができないビデオ
信号を入力して画像メモリーに記憶させる場合は、１st
フィールド／２ndフィールドを識別する信号の作成がで
きないため、画像メモリーに記憶させるトリガ信号が作
成できない。そのため、画像メモリーに記憶できない
か、またはどちらか一方の画像メモリーエリアのみに記
憶するように構成されている。
【０００６】フィールド識別は、垂直帰線期間の等価パ
ルスの挿入位置により判定することができる。これは既
知の技術である。フィールド識別ができないビデオ信号
は、上記の等価パルスが垂直帰線期間に挿入されていな
い片フィールドのみのビデオ信号である。
ルスの挿入位置により判定することができる。これは既
知の技術である。フィールド識別ができないビデオ信号
は、上記の等価パルスが垂直帰線期間に挿入されていな
い片フィールドのみのビデオ信号である。
【０００７】また、入力されるビデオ信号源をビデオテ
ープレコーダーに特定した場合、ビデオ信号をビデオテ
ープレコーダーに記憶する際に、特定の識別信号を同時
に記録してフィールド識別を行う従来技術もある。
ープレコーダーに特定した場合、ビデオ信号をビデオテ
ープレコーダーに記憶する際に、特定の識別信号を同時
に記録してフィールド識別を行う従来技術もある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像記憶装置では、ノンインターレス走査やフレー
ムメモリを持たないビデオテープレコーダーの静止画像
（Pose状態）などの１stフィールド／２ndフィールドの
識別ができないビデオ信号が入力された場合は、画像メ
モリーに記憶させるトリガ信号が作成できないため、画
像メモリーに記憶できないという問題があった。
来の画像記憶装置では、ノンインターレス走査やフレー
ムメモリを持たないビデオテープレコーダーの静止画像
（Pose状態）などの１stフィールド／２ndフィールドの
識別ができないビデオ信号が入力された場合は、画像メ
モリーに記憶させるトリガ信号が作成できないため、画
像メモリーに記憶できないという問題があった。
【０００９】また、フィールド識別信号をトリガに使用
していない場合は、画像メモリーに記憶することは可能
であるが、どちらか一方の画像メモリーエリアのみにし
か記憶できないため、記憶した画像を表示した場合、片
フィールドのみの表示になり、画像がちらつき、安定に
表示されないという問題があった。
していない場合は、画像メモリーに記憶することは可能
であるが、どちらか一方の画像メモリーエリアのみにし
か記憶できないため、記憶した画像を表示した場合、片
フィールドのみの表示になり、画像がちらつき、安定に
表示されないという問題があった。
【００１０】さらに、特定の識別信号を記憶する場合に
は、他の装置で記録されたビデオテープには対応できな
いという問題があった。
は、他の装置で記録されたビデオテープには対応できな
いという問題があった。
【００１１】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、フィールド識別の可能なビデオ信号だけ
でなく、ノンインターレス走査などのフィールド識別の
できないビデオ信号に対しても、また片フィールドのみ
の画像に対しても、１stフィールド用メモリーエリアと
２ndフィールド用メモリーエリアの両方に記憶させるこ
とのできる優れた画像記憶装置を提供することを目的と
する。
るものであり、フィールド識別の可能なビデオ信号だけ
でなく、ノンインターレス走査などのフィールド識別の
できないビデオ信号に対しても、また片フィールドのみ
の画像に対しても、１stフィールド用メモリーエリアと
２ndフィールド用メモリーエリアの両方に記憶させるこ
とのできる優れた画像記憶装置を提供することを目的と
する。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、入力されたビデオ信号をアナログ／デジ
タル変換して画像メモリーに記憶する画像記憶装置にお
いて、入力されたビデオ信号から水平同期信号と垂直同
期信号を分離してコンポジットシンク信号を生成する手
段と、コンポジットシンク信号の垂直帰線期間の等価パ
ルスの挿入位置からフィールド識別信号を生成する手段
と、垂直帰線期間に等価パルスが挿入されているかいな
いかを判定する手段と、等価パルスが挿入されていない
ときに疑似的にフィールド識別信号を発生させる手段
と、水平同期信号、垂直同期信号およびフィールド識別
信号を基準タイミングとして、デジタル変換されたビデ
オ信号の画像メモリーへの格納を制御する手段とを備え
たものである。
成するために、入力されたビデオ信号をアナログ／デジ
タル変換して画像メモリーに記憶する画像記憶装置にお
いて、入力されたビデオ信号から水平同期信号と垂直同
期信号を分離してコンポジットシンク信号を生成する手
段と、コンポジットシンク信号の垂直帰線期間の等価パ
ルスの挿入位置からフィールド識別信号を生成する手段
と、垂直帰線期間に等価パルスが挿入されているかいな
いかを判定する手段と、等価パルスが挿入されていない
ときに疑似的にフィールド識別信号を発生させる手段
と、水平同期信号、垂直同期信号およびフィールド識別
信号を基準タイミングとして、デジタル変換されたビデ
オ信号の画像メモリーへの格納を制御する手段とを備え
たものである。
【００１３】
【作用】したがって、本発明によれば、フィールド識別
の可能なビデオ信号だけでなく、フィールド識別のでき
ないビデオ信号の画像もアナログ／デジタル変換して１
stフィールド用画像メモリおよび２ndフィールド用画像
メモリーの双方に記憶することができ、記憶された画像
をちらつきなく安定して表示することができるという効
果を有する。
の可能なビデオ信号だけでなく、フィールド識別のでき
ないビデオ信号の画像もアナログ／デジタル変換して１
stフィールド用画像メモリおよび２ndフィールド用画像
メモリーの双方に記憶することができ、記憶された画像
をちらつきなく安定して表示することができるという効
果を有する。
【００１４】
【実施例】図１は本発明の一実施例の構成を示すもので
ある。図１において、１はビデオ入力端子、２は同期信
号分離回路、３はフィールド識別回路、４は等価パルス
検出回路、５は疑似フィールド識別信号発生器、６はフ
ィールド識別信号選択回路、７はアナログ／デジタル変
換器、８はクロック発生器、９は画像メモリー制御回
路、１０は画像メモリー、１１はスイッチである。
ある。図１において、１はビデオ入力端子、２は同期信
号分離回路、３はフィールド識別回路、４は等価パルス
検出回路、５は疑似フィールド識別信号発生器、６はフ
ィールド識別信号選択回路、７はアナログ／デジタル変
換器、８はクロック発生器、９は画像メモリー制御回
路、１０は画像メモリー、１１はスイッチである。
【００１５】ビデオ入力端子１から入力されたアナログ
ビデオ信号Ｓ１は、同期信号分離回路２とアナログ／デ
ジタル変換器７に入力される。同期信号分離回路２にお
いては、アナログビデオ信号Ｓ１から水平同期信号Ｓ２
と垂直同期信号Ｓ３、コンポジットシンク信号Ｓ４を生
成する。コンポジットシンク信号Ｓ４は、フィールド識
別回路３と等価パルス検出回路４に入力される。
ビデオ信号Ｓ１は、同期信号分離回路２とアナログ／デ
ジタル変換器７に入力される。同期信号分離回路２にお
いては、アナログビデオ信号Ｓ１から水平同期信号Ｓ２
と垂直同期信号Ｓ３、コンポジットシンク信号Ｓ４を生
成する。コンポジットシンク信号Ｓ４は、フィールド識
別回路３と等価パルス検出回路４に入力される。
【００１６】フィールド識別回路３は、コンポジットシ
ンク信号Ｓ４の垂直帰線期間の等価パルスの挿入位置か
ら１stフィールドであるか２ndフィールドであるかを判
断し、フィールド識別信号Ｓ５を生成する。
ンク信号Ｓ４の垂直帰線期間の等価パルスの挿入位置か
ら１stフィールドであるか２ndフィールドであるかを判
断し、フィールド識別信号Ｓ５を生成する。
【００１７】等価パルス検出回路４は、コンポジットシ
ンク信号Ｓ４の垂直帰線期間の等価パルスの有無を検出
し、入力されているビデオ信号がフィールド識別が可能
であるかどうかを判定し、フィールド識別不可ステータ
ス信号Ｓ７を出力する。
ンク信号Ｓ４の垂直帰線期間の等価パルスの有無を検出
し、入力されているビデオ信号がフィールド識別が可能
であるかどうかを判定し、フィールド識別不可ステータ
ス信号Ｓ７を出力する。
【００１８】疑似フィールド識別信号発生器５は、同期
信号分離回路２から出力される垂直同期信号Ｓ３を２分
周して疑似フィールド識別信号Ｓ６を生成する。
信号分離回路２から出力される垂直同期信号Ｓ３を２分
周して疑似フィールド識別信号Ｓ６を生成する。
【００１９】フィールド識別信号選択回路６は、フィー
ルド識別不可ステータス信号Ｓ７によりフィールド識別
信号Ｓ５か疑似フィールド識別信号Ｓ６かのいずれかを
選択し、画像メモリーフィールド選択信号Ｓ８として出
力する。
ルド識別不可ステータス信号Ｓ７によりフィールド識別
信号Ｓ５か疑似フィールド識別信号Ｓ６かのいずれかを
選択し、画像メモリーフィールド選択信号Ｓ８として出
力する。
【００２０】クロック発生器８は、同期信号分離回路２
で生成された水平同期信号Ｓ２と同期をとり、アナログ
／デジタル変換器７および画像メモリー制御回路９のた
めのクロックＳ１１を発生させる。
で生成された水平同期信号Ｓ２と同期をとり、アナログ
／デジタル変換器７および画像メモリー制御回路９のた
めのクロックＳ１１を発生させる。
【００２１】画像メモリー制御回路９は、水平同期信号
Ｓ２、垂直同期信号Ｓ３、クロックＳ１１、画像メモリ
ーフィールド選択信号Ｓ８を基に、画像メモリー１０の
アドレス／制御信号Ｓ１０を生成し、画像データを画像
メモリー１０へ読み書きする制御を行う。
Ｓ２、垂直同期信号Ｓ３、クロックＳ１１、画像メモリ
ーフィールド選択信号Ｓ８を基に、画像メモリー１０の
アドレス／制御信号Ｓ１０を生成し、画像データを画像
メモリー１０へ読み書きする制御を行う。
【００２２】アナログ／デジタル変換器７は、アナログ
ビデオ信号Ｓ１をクロックＳ１１をクロックとしてアナ
ログ／デジタル変換を行い、デジタルデータＳ９を出力
する。
ビデオ信号Ｓ１をクロックＳ１１をクロックとしてアナ
ログ／デジタル変換を行い、デジタルデータＳ９を出力
する。
【００２３】画像メモリー１０は、画像メモリー制御回
路９で生成された画像メモリー１０のためのアドレス／
制御信号Ｓ１０によりデジタルデータＳ９を記憶する。
画像メモリーフィールド選択信号Ｓ８が画像メモリー１
０のアドレスに含まれることにより、１stフィールドの
データ、２ndフィールドのデータをそれぞれのメモリー
エリアに記憶することができる。
路９で生成された画像メモリー１０のためのアドレス／
制御信号Ｓ１０によりデジタルデータＳ９を記憶する。
画像メモリーフィールド選択信号Ｓ８が画像メモリー１
０のアドレスに含まれることにより、１stフィールドの
データ、２ndフィールドのデータをそれぞれのメモリー
エリアに記憶することができる。
【００２４】スイッチ１１は、画像メモリー１０へ画像
を記憶させるトリガとなる画像取込みトリガ信号Ｓ１２
を生成する。
を記憶させるトリガとなる画像取込みトリガ信号Ｓ１２
を生成する。
【００２５】次に上記実施例の動作について説明する。
同期信号分離回路２は、アナログビデオ信号Ｓ１の同期
信号を抜き取ってコンポジットシンク信号Ｓ４を生成す
る。フィールド識別回路３では、コンポジットシンク信
号Ｓ４の垂直帰線期間に挿入されている等価パルスの位
置により１stフィールドか２ndフィールドかのフィール
ド識別を行う。
同期信号分離回路２は、アナログビデオ信号Ｓ１の同期
信号を抜き取ってコンポジットシンク信号Ｓ４を生成す
る。フィールド識別回路３では、コンポジットシンク信
号Ｓ４の垂直帰線期間に挿入されている等価パルスの位
置により１stフィールドか２ndフィールドかのフィール
ド識別を行う。
【００２６】ここで、入力されたアナログビデオ信号Ｓ
１に等価パルスが挿入されていない場合、フィールド識
別回路３では正しくフィールド識別を行うことができな
い。そこで等価パルス検出回路４において等価パルスの
有無を検出する。
１に等価パルスが挿入されていない場合、フィールド識
別回路３では正しくフィールド識別を行うことができな
い。そこで等価パルス検出回路４において等価パルスの
有無を検出する。
【００２７】図２を用いて等価パルスの有無の検出方法
を説明する。図２は図１の等価パルス検出回路４のタイ
ミング図である。図２において、（ａ）は垂直帰線期間
に等価パルスが挿入されているコンポジットシンク信号
で、（ｂ）は垂直帰線期間に等価パルスが挿入されてい
ないコンポジットシンク信号である。フィールド識別の
できないビデオ信号は（ｂ）のようなコンポジットシン
ク信号となる。（ｃ）は等価パルス非挿入検出信号で、
（ｄ）は図１のフィールド識別不可ステータス信号Ｓ７
である。
を説明する。図２は図１の等価パルス検出回路４のタイ
ミング図である。図２において、（ａ）は垂直帰線期間
に等価パルスが挿入されているコンポジットシンク信号
で、（ｂ）は垂直帰線期間に等価パルスが挿入されてい
ないコンポジットシンク信号である。フィールド識別の
できないビデオ信号は（ｂ）のようなコンポジットシン
ク信号となる。（ｃ）は等価パルス非挿入検出信号で、
（ｄ）は図１のフィールド識別不可ステータス信号Ｓ７
である。
【００２８】コンポジットシンク信号（ｂ）の垂直同期
期間Ｔ１の期間において、１Ｈ（水平表示期間）以上
“０”であることを検出した場合、等価パルス検出期間
Ｔ２の時間以上“０”になったときに等価パルス非挿入
検出信号（ｃ）が“１”になる。この等価パルス非挿入
検出信号（ｃ）の立上りエッジでフィールド識別不可ス
テータス信号（ｄ）が“１”になり、現在入力されてい
るビデオ信号がフィールド識別不可であることを示す。
期間Ｔ１の期間において、１Ｈ（水平表示期間）以上
“０”であることを検出した場合、等価パルス検出期間
Ｔ２の時間以上“０”になったときに等価パルス非挿入
検出信号（ｃ）が“１”になる。この等価パルス非挿入
検出信号（ｃ）の立上りエッジでフィールド識別不可ス
テータス信号（ｄ）が“１”になり、現在入力されてい
るビデオ信号がフィールド識別不可であることを示す。
【００２９】次に、図１の疑似フィールド識別信号発生
器５は、同期信号分離回路２から出力される垂直同期信
号Ｓ３を２分周して疑似フィールド識別信号Ｓ６を発生
する。
器５は、同期信号分離回路２から出力される垂直同期信
号Ｓ３を２分周して疑似フィールド識別信号Ｓ６を発生
する。
【００３０】フィールド識別信号選択回路６は、等価パ
ルス検出回路４で出力されたフィールド識別不可ステー
タス信号Ｓ７が“１”のときは、フィールド識別不可で
あるので、疑似フィールド識別信号Ｓ６を選択し、画像
メモリーフィールド選択信号Ｓ８として出力する。また
フィールド識別不可ステータス信号Ｓ７が“０”のとき
は、正しくフィールド識別が行われているので、フィー
ルド識別信号Ｓ５を選択し、画像メモリーフィールド選
択信号Ｓ８として出力する。
ルス検出回路４で出力されたフィールド識別不可ステー
タス信号Ｓ７が“１”のときは、フィールド識別不可で
あるので、疑似フィールド識別信号Ｓ６を選択し、画像
メモリーフィールド選択信号Ｓ８として出力する。また
フィールド識別不可ステータス信号Ｓ７が“０”のとき
は、正しくフィールド識別が行われているので、フィー
ルド識別信号Ｓ５を選択し、画像メモリーフィールド選
択信号Ｓ８として出力する。
【００３１】次に、図３を用いて画像メモリー１０への
記憶タイミングについて説明する。信号Ｓ３、Ｓ５、Ｓ
６、Ｓ７、Ｓ８、Ｓ１０、Ｓ１２は、図１における各信
号であり、Ｓ１３は画像取込み許可信号で、図４に示し
た画像メモリーへの書き込み許可信号（ｃ）に対応して
いる。このＳ１３が“１”のときに、ビデオ画像が画像
メモリー１０へ取り込まれる。
記憶タイミングについて説明する。信号Ｓ３、Ｓ５、Ｓ
６、Ｓ７、Ｓ８、Ｓ１０、Ｓ１２は、図１における各信
号であり、Ｓ１３は画像取込み許可信号で、図４に示し
た画像メモリーへの書き込み許可信号（ｃ）に対応して
いる。このＳ１３が“１”のときに、ビデオ画像が画像
メモリー１０へ取り込まれる。
【００３２】Ｔ３はコンポジットシンク信号Ｓ４に等価
パルスが挿入されていない期間であり、この期間はフィ
ールド識別が不可な期間である。したがって、フィール
ド識別信号Ｓ５は、Ｔ３の期間の間フィールド識別され
た信号になっていない（“１”に固定されたままであ
る。）。
パルスが挿入されていない期間であり、この期間はフィ
ールド識別が不可な期間である。したがって、フィール
ド識別信号Ｓ５は、Ｔ３の期間の間フィールド識別され
た信号になっていない（“１”に固定されたままであ
る。）。
【００３３】このＴ３の期間の初めの水平同期期間に、
図１の等価パルス検出回路４で生成されたフィールド識
別不可ステータス信号Ｓ７が“１”になり、フィールド
識別ができない期間であることを示す。
図１の等価パルス検出回路４で生成されたフィールド識
別不可ステータス信号Ｓ７が“１”になり、フィールド
識別ができない期間であることを示す。
【００３４】ここで、画像メモリーフィールド選択信号
Ｓ８をみると、フィールド識別不可ステータス信号Ｓ７
が“０”のときフィールド識別信号Ｓ５を選択し、フィ
ールド識別不可ステータス信号Ｓ７が“１”のとき疑似
フィールド識別信号Ｓ６を選択していることが分かる。
Ｓ８をみると、フィールド識別不可ステータス信号Ｓ７
が“０”のときフィールド識別信号Ｓ５を選択し、フィ
ールド識別不可ステータス信号Ｓ７が“１”のとき疑似
フィールド識別信号Ｓ６を選択していることが分かる。
【００３５】Ｔ３の期間中に図１のスイッチ１１を入れ
てＳ１２を発生させると、その直後の画像メモリーフィ
ールド選択信号Ｓ８をトリガにして、２フィールドの期
間だけ画像取込み許可信号Ｓ１３が“１”になり、この
期間（Ｔ４の期間）画像が画像メモリー１０に取り込ま
れる。
てＳ１２を発生させると、その直後の画像メモリーフィ
ールド選択信号Ｓ８をトリガにして、２フィールドの期
間だけ画像取込み許可信号Ｓ１３が“１”になり、この
期間（Ｔ４の期間）画像が画像メモリー１０に取り込ま
れる。
【００３６】もし従来技術のみのフィールド識別では、
Ｔ４の期間にフィールド識別信号Ｓ５が変化せず、画像
取込み許可信号Ｓ１３を発生できないか、または片フィ
ールドの画像メモリーのみにしか記憶できない。
Ｔ４の期間にフィールド識別信号Ｓ５が変化せず、画像
取込み許可信号Ｓ１３を発生できないか、または片フィ
ールドの画像メモリーのみにしか記憶できない。
【００３７】画像メモリーフィールド選択信号Ｓ８が画
像メモリー１０のアドレスに含まれることにより、片フ
ィールドだけの情報しか持たないフィールド識別のでき
ないビデオ信号を記憶する場合にも、疑似フィールド識
別信号Ｓ６により、１stフィールドのメモリーエリアお
よび２ndフィールドのメモリーエリア双方にデータを記
憶させることができ、この片フィールドだけの情報しか
持たない画像を表示させるときも、ちらつきのない画像
を表示させることができる。
像メモリー１０のアドレスに含まれることにより、片フ
ィールドだけの情報しか持たないフィールド識別のでき
ないビデオ信号を記憶する場合にも、疑似フィールド識
別信号Ｓ６により、１stフィールドのメモリーエリアお
よび２ndフィールドのメモリーエリア双方にデータを記
憶させることができ、この片フィールドだけの情報しか
持たない画像を表示させるときも、ちらつきのない画像
を表示させることができる。
【００３８】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、フィールド識別の可能なビデオ信号だけでなくフィ
ールド識別のできないビデオ信号の画像も、アナログ／
デジタル変換して、１stフィールド用画像メモリーおよ
び２ndフィールド用画像メモリーの双方に記憶し、記憶
された画像をちらつきなく表示できるという効果を有す
る。
に、フィールド識別の可能なビデオ信号だけでなくフィ
ールド識別のできないビデオ信号の画像も、アナログ／
デジタル変換して、１stフィールド用画像メモリーおよ
び２ndフィールド用画像メモリーの双方に記憶し、記憶
された画像をちらつきなく表示できるという効果を有す
る。
【００３９】一例としてあげると、フレームメモリーを
持たないビデオテープレコーダに録画した画像を再生し
ポーズした状態の画像は、片フィールドの映像しか表示
されないが、本発明により、目的とする画像以外の識別
用の信号を記録することなく、ポーズした状態の画像を
画像メモリーに記憶してそれを再生しても、ちらつきな
く安定して表示することができ、特に超音波診断装置に
おける画像診断に最適な画像記憶装置を実現できるとい
う効果を有する。
持たないビデオテープレコーダに録画した画像を再生し
ポーズした状態の画像は、片フィールドの映像しか表示
されないが、本発明により、目的とする画像以外の識別
用の信号を記録することなく、ポーズした状態の画像を
画像メモリーに記憶してそれを再生しても、ちらつきな
く安定して表示することができ、特に超音波診断装置に
おける画像診断に最適な画像記憶装置を実現できるとい
う効果を有する。
【図１】本発明の一実施例における画像記憶装置のブロ
ック図
ック図
【図２】同装置における等価パルス検出回路のタイミン
グ図
グ図
【図３】同装置における画像メモリーへの記憶タイミン
グ図
グ図
【図４】従来の画像記憶装置の画像メモリーへの記憶タ
イミング図
イミング図
１ ビデオ入力端子 ２ 同期信号分離回路 ３ フィールド識別回路 ４ 等価パルス検出回路 ５ 疑似フィールド識別信号発生器 ６ フィールド識別信号選択回路 ７ アナログ／デジタル変換器 ８ クロック発生器 ９ 画像メモリー制御回路 １０ 画像メモリー １１ スイッチ Ｓ１ アナログビデオ信号 Ｓ２ 水平同期信号 Ｓ３ 垂直同期信号 Ｓ４ コンポジットシンク信号 Ｓ５ フィールド識別信号 Ｓ６ 疑似フィールド識別信号 Ｓ７ フィールド識別不可ステータス信号 Ｓ８ 画像メモリーフィールド選択信号 Ｓ９ デジタルデータ Ｓ１０ 画像メモリーアドレス／制御信号 Ｓ１１ クロック Ｓ１２ 画像取込みトリガ信号
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 5/76 - 5/956 A61B 5/00 - 5/22 A61B 8/00 - 8/15
Claims (3)
- 【請求項１】 入力されたビデオ信号をアナログ／デジ
タル変換して画像メモリーに記憶する画像記憶装置にお
いて、前記入力されたビデオ信号から水平同期信号と垂
直同期信号を分離してコンポジットシンク信号を生成す
る手段と、前記コンポジットシンク信号の垂直帰線期間
の等価パルスの挿入位置からフィールド識別信号を生成
する手段と、前記垂直帰線期間に等価パルスが挿入され
ているかいないかを判定する手段と、前記等価パルスが
挿入されていないときに疑似的にフィールド識別信号を
発生させる手段と、前記水平同期信号、垂直同期信号お
よびフィールド識別信号を基準タイミングとして、前記
デジタル変換されたビデオ信号の画像メモリーへの格納
を制御する手段とを備えた画像記憶装置。 - 【請求項２】 入力されたビデオ信号から水平同期信号
と垂直同期信号を分離してコンポジットシンク信号を生
成する同期信号分離回路と、前記コンポジットシンク信
号の垂直帰線期間の等価パルスの挿入位置からフィール
ド識別信号を生成するフィールド識別回路と、前記垂直
帰線期間に等価パルスが挿入されているかいないかを判
定する等価パルス検出回路と、前記分離された垂直同期
信号を２分周して疑似フィールド識別信号を生成する疑
似フィールド識別信号発生器と、前記等価パルスが挿入
されているときはフィールド識別信号を選択し、前記等
価パルスが挿入されていないときは疑似フィールド識別
信号を選択して画像メモリーフィールド選択信号を出力
するフィールド識別信号選択回路と、前記入力されたビ
デオ信号をデジタル変換するアナログ／デジタル変換器
と、前記水平同期信号と垂直同期信号および画像メモリ
ーフィールド選択信号を基に画像メモリーを制御する画
像メモリー制御回路と、前記画像メモリー制御回路から
のアドレス／制御信号を基に前記デジタル変換されたビ
デオ信号を記憶する画像メモリーとを備えた画像記憶装
置。 - 【請求項３】 超音波診断装置に適用した請求項１また
は２記載の画像記憶装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7137659A JP3060892B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 画像記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7137659A JP3060892B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 画像記憶装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08331502A JPH08331502A (ja) | 1996-12-13 |
| JP3060892B2 true JP3060892B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=15203820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7137659A Expired - Fee Related JP3060892B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 画像記憶装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3060892B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP7137659A patent/JP3060892B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08331502A (ja) | 1996-12-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |