JP3060731U - センサ―の取り付け装置及びシリンダ装置 - Google Patents

センサ―の取り付け装置及びシリンダ装置

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詳基 和田
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太陽鉄工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】センサーの取り付け位置の変更及び交換を容易
にすること。 【解決手段】電源及び信号の授受を行うための接続端子
52a〜cがセンサー本体51に設けられたセンサーS
Eを取り付けるための装置であって、レール本体と1
1、レール本体11に設けられ、直線状に伸びてセンサ
ー本体51が移動可能に係合するスライド溝12と、レ
ール本体11に設けられ、スライド溝12と同じ方向に
直線状に伸びてセンサー本体51がスライド溝12に係
合しているときに接続端子52a〜cと接触して電気的
に接続されるレール電極14a〜dと、を有してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンダ装置のピストン位置を検出するためのセンサーなどを取り 付ける装置及びシリンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、流体圧シリンダ装置のピストン位置を検出するために、ピストンに 装着された永久磁石の磁界によって動作するセンサーがしばしば用いられる。
【0003】 このようなセンサーは、本体ケースの中に磁気感応素子が組み込まれ、本体ケ ースから引き出されたリード線によって外部の制御機器などに接続される。
【0004】 センサーを流体圧シリンダ装置に取り付けるに当たっては、流体圧シリンダ装 置のシリンダチューブに巻き付けたバンド、又はタイロッドにネジで固定したブ ラケットなどが利用される。その際に、ピストンの検出位置に合わせて、センサ ーの取り付け位置を決定し、固定する。センサーの取り付け位置が決定され、固 定された後で、リード線の配線が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上に述べたように、従来においては、それぞれのセンサーにリード線が接続さ れており、それらのリード線を個別に配線する必要がある。
【0006】 そのため、センサーを取り付けて配線を完了した後で、仕様の変更などで取り 付け位置が変更となった場合には、そのための作業に時間と労力を要して大変で ある。
【0007】 また、センサーの故障や点検の際に、センサーを取り外したり取り付けたりす る必要があるが、そのための作業が大変であり、メンテナンスに時間を要する。 また、取り付けられるセンサーの個数が増加するにしたがって、リード線の配線 のスペースが増大し、配線処理に時間を要する。
【0008】 本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、センサーの取り付け位置の変 更及びセンサーの交換を容易なものとしたセンサーの取り付け装置を提供するこ とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る装置は、電源及び信号の授受を行うための接続端子52 a〜cがセンサー本体51に設けられたセンサーSEを取り付けるための装置で あって、レール本体と11、前記レール本体11に設けられ、直線状に伸びて前 記センサー本体51が移動可能に係合するスライド溝12と、前記レール本体1 1に設けられ、前記スライド溝12と同じ方向に直線状に伸びて前記センサー本 体51が前記スライド溝12に係合しているときに前記接続端子52a〜cと接 触して電気的に接続されるレール電極14a〜dと、を有してなる。
【0010】 請求項2の発明に係る装置では、前記レール電極14a〜dは、前記スライド 溝12の内部に設けられて構成される。
【0011】 請求項3の発明に係る装置では、前記スライド溝12はT字形状の溝であり、 前記センサー本体51は前記スライド溝12内に収納され且つセットネジ22に よって固定可能である。
【0012】 請求項4の発明に係る装置では、前記接続端子52a〜cは、前記センサー本 体51の底部から下方へ突出して設けられており、前記レール電極14a〜dは 、前記スライド溝12の底面に設けられたレール溝13a〜d内に配設されてい る。
【0013】 請求項5の発明に係る装置では、前記レール電極14a〜dは、前記レール本 体51に設けられたコネクタ15を介して外部に電気的に引き出されている。
【0014】 請求項6の発明に係る装置では、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のセ ンサーの取り付け装置3が、シリンダチューブ31の外周面にその軸方向に沿っ て取り付けられてなるシリンダ装置1である。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態に係る取り付け装置3を示す平面図、図2は取り付け 装置3の正面図、図3は取り付け装置3の断面を拡大して示す右側面図、図4は 取り付け装置3にセンサーSEを取り付けた場合の回路図である。なお、いずれ の図においても、2つのセンサーSE1,2を取り付けた状態が示されている。
【0016】 これらの図において、センサーSEは、合成樹脂などからなるセンサー本体5 1に磁気センサーが内蔵され、電源及び信号の授受を行うための3つの接続端子 52a〜cが、センサー本体51の側面及び底面から突出して設けられたもので ある。なお、これらの接続端子52a〜cには、材料として導電性の良好なもの が用いられる。また、後述するレール電極14a〜dとの接触を良好にするため に、弾性を有するもの、又は弾性を有するように板状としたもの、又は圧縮バネ を装着したものを用いることもある。
【0017】 取り付け装置3は、レール本体11、レール本体11に設けられたスライド溝 12、4つのレール溝13a〜d、レール電極14a〜d、コネクタ15、及び ケーブル16などから構成される。
【0018】 レール本体11は、合成樹脂などの絶縁材料からなり、断面が略長方形で直線 状に長い形状に形成されている。スライド溝12は、直線状に伸びてセンサーS Eが移動可能に係合するものであり、本実施形態においては、断面がT字形状に 形成されている。スライド溝12は、その開口端部からセンサーSEを挿入し易 いように、開口端部において緩やかに拡がるテーパ状に形成されている。
【0019】 レール溝13a〜dは、スライド溝12の側面及び底面にそれぞれ設けられ、 スライド溝12と同じ方向に直線状に伸びるように形成されている。
【0020】 レール電極14a〜dは、銅又はアルミニウム合金などの導電性の良好な材料 からなり、各レール溝13a〜dの底部に当接するように配設されている。レー ル電極14a〜dは、センサーSEがスライド溝12に係合しているときにそれ ぞれ接続端子52a〜cと接触し、これらの間が電気的に接続される。レール電 極14a〜dがスライド溝12の内部に設けられているため、外力によって傷つ けられにくく、接続端子52a〜cとの接触を長期にわたって良好に維持するこ とができる。
【0021】 コネクタ15は、レール電極14a〜dを外部に電気的に引き出すためのもの である。図示は省略したが、コネクタ15は雄コネクタと雌コネクタとからなり 、いずれか一方がレール本体11の一方の端部に固定され、ケーブル16の接続 された他方がそれに対して着脱可能となっている。
【0022】 図3によく示されるように、センサーSEは、その全体がスライド溝12の内 部に収納される。つまり、センサーSEをスライド溝12に係合させた状態では 、センサーSEはレール本体11の外部に突出しない。したがって、外力によっ て傷つけられるおそれが少なく、故障や変形などがしにくく、またデザイン的に もすっきりしたものとなる。
【0023】 センサーSEをスライド溝12の内部で固定するために、固定プレート21及 びセットネジ22が設けられている。センサーSEの位置を決めた後、セットネ ジ22を締めることによって、セットネジ22の先端部がセンサーSEの上面に 押当し、且つ固定プレート21の上面がスライド溝12の上面に押当することに よって、センサーSEがその位置で固定される。
【0024】 なお、センサーSEは略直方体状であり、その動作状態を示す表示灯が上面に 設けられ、また、セットネジ22の先端部が押当するための凹部が上面に設けら れている。
【0025】 図4に示すように、各センサーSE1,2において、接続端子52a,bの間 には電源が供給され、接続端子52cからは検出信号が出力される。したがって 、例えば、接続端子52aは電源に接続されたレール電極14aに、接続端子5 2bはグランドに接続されたレール電極14bに、接続端子52cは出力ライン に接続されたレール電極14c又はdのいずれかに、それぞれ接続される。
【0026】 上のように構成された取り付け装置3は、センサーSEをスライド溝12に挿 入することによって、センサーSEの各端子と電源及び出力ラインとが接続され るので、ケーブル16を配線しておくことによって、センサーSE自体に対する 配線作業が不要である。センサーSE1の位置を変更する場合には、セットネジ 22を緩めてセンサーSEを移動し、位置調整を行った後でセットネジ22を締 め直すだけでよく、配線を移動したり配線し直す必要などは全くない。また、セ ンサーSEを交換する場合においても、同様に、何らの配線作業を必要としない 。このように、センサーSEの取り付け位置の変更及び交換が極めて容易である 。
【0027】 また、センサーSEが故障した場合に、センサーSEのみを交換すればよく、 ケーブル16などを交換する必要がないので、ランニングコストの低減が図られ る。
【0028】 また、ケーブル16とレール電極14a〜dとがコネクタ15によって接続さ れるため、取り付け装置3の配線又は交換の際の作業が容易である。
【0029】 図5は取り付け装置3が取り付けられた流体圧シリンダ装置1の平面図、図6 は流体圧シリンダ装置1の正面図である。
【0030】 流体圧シリンダ装置1は、上述の取り付け装置3が、流体圧シリンダ2のシリ ンダチューブ31の外周面において、その軸方向に沿って取り付けられて構成さ れる。
【0031】 すなわち、取り付け装置3は、レール本体11の底面部がシリンダチューブ3 1の外周面に設けられたT字溝41の底面部分に接触した状態で、軸方向の2箇 所において固定金具35とネジ36とによって固定されている。ネジ36はレー ル本体11の軸心からずれた上面に当接しているので、センサーSE1の移動に は支障がない。
【0032】 ピストンロッド33と連結された内部のピストンには永久磁石が装着されてお り、その磁界によってセンサーSE1,2がピストンのストローク位置を検出し 、検出信号を出力する。
【0033】 ピストンの検出位置を変更するために、センサーSEをスライド溝12内の任 意の位置にセットすることが可能である。また、取り付け装置3の着脱も容易で ある。
【0034】 上述の実施形態において、センサーSEの端子の個数を3としたが、2又は4 以上であってもよい。レール電極14a〜dの個数を4としたが、2、3、又は 5以上であってもよい。レール本体11を金属材料で形成し、レール本体11を 1つのレール電極として用いてもよい。レール電極14a〜dをレール溝13a 〜dの内部に配設することなく、スライド溝12の内周面に設けてもよい。
【0035】 また、流体圧シリンダ2として、油圧シリンダ又は空気圧シリンダなど、種々 の方式のシリンダ装置を用いることができる。また、電動式のシリンダ装置又は アクチュエータにも適用可能である。センサーSE、取り付け装置3、及び流体 圧シリンダ装置1の全体又は各部の構成、構造、形状、寸法、材質、個数、及び 回路などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
【0036】
【発明の効果】
本発明によると、センサーの取り付け位置の変更及びセンサーの交換を容易な ものとすることができる。
【0037】 請求項2の発明によると、レール電極が外力によって傷つけられにくく、接続 端子との接触を長期にわたって良好に維持することができる。
【0038】 請求項3の発明によると、センサーがレール本体の外部に突出しないので、外 力による故障や変形などの影響を受けにくい。
【0039】 請求項6の発明によると、センサーの取り付け位置の変更及びセンサーの交換 の容易なシリンダ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る取り付け装置を示す平
面図である。
【図2】取り付け装置の正面図である。
【図3】取り付け装置の断面を拡大して示す右側面図で
ある。
【図4】取り付け装置に2個のセンサーを取り付けた場
合の回路図である。
【図5】取り付け装置が取り付けられた流体圧シリンダ
装置の平面図である。
【図6】流体圧シリンダ装置の正面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ装置 3 取り付け装置 11 レール本体 12 スライド溝 13a〜d レール溝 14a〜d レール電極 15 コネクタ 22 セットネジ 31 シリンダチューブ 51 センサー本体 52a〜c 接続端子 SE1,2 センサー

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源及び信号の授受を行うための接続端子
    がセンサー本体に設けられたセンサーを取り付けるため
    の装置であって、 レール本体と、 前記レール本体に設けられ、直線状に伸びて前記センサ
    ー本体が移動可能に係合するスライド溝と、 前記レール本体に設けられ、前記スライド溝と同じ方向
    に直線状に伸びて前記センサー本体が前記スライド溝に
    係合しているときに前記接続端子と接触して電気的に接
    続されるレール電極と、 を有してなることを特徴とするセンサーの取り付け装
    置。
  2. 【請求項2】前記レール電極は、前記スライド溝の内部
    に設けられている、 請求項1記載のセンサーの取り付け装置。
  3. 【請求項3】前記スライド溝はT字形状の溝であり、前
    記センサー本体は前記スライド溝内に収納され且つセッ
    トネジによって固定可能である、 請求項1又は請求項2記載のセンサーの取り付け装置。
  4. 【請求項4】前記接続端子は、前記センサー本体の底部
    から下方へ突出して設けられており、 前記レール電極は、前記スライド溝の底面に設けられた
    レール溝内に配設されている、 請求項3記載のセンサーの取り付け装置。
  5. 【請求項5】前記レール電極は、前記レール本体に設け
    られたコネクタを介して外部に電気的に引き出されてい
    る、 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のセンサーの取
    り付け装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    センサーの取り付け装置が、シリンダチューブの外周面
    にその軸方向に沿って取り付けられてなるシリンダ装
    置。
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