JP3060609U - コ―ヒ―豆等の煎り器 - Google Patents

コ―ヒ―豆等の煎り器

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JP3060609U
JP3060609U JP1998010397U JP1039798U JP3060609U JP 3060609 U JP3060609 U JP 3060609U JP 1998010397 U JP1998010397 U JP 1998010397U JP 1039798 U JP1039798 U JP 1039798U JP 3060609 U JP3060609 U JP 3060609U
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Inventor
信二 山後
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新越金網株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーヒー豆、豆類、ぎんなん、ごま等を効率
よく、煎ることの可能な煎り器を提供する。 【解決手段】 金網3を張設してなる有底浅筒状の煎り
器本体4に取手5を延設する。前記煎り器本体4の底部
の金網3にリブ状の突起6を取手5の長手方向に4本形
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コーヒー豆、豆類、ぎんなん、ごま等の煎り器に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
最近の食に対する認識の高まりからコーヒー豆、豆類、ぎんなん、ごま等を使 用する直前に煎って、より香ばしさを引き立たせることが飲食店だけでなく各家 庭においても行われるようになってきている。
【0003】 このようなコーヒー豆を煎るのに使用する煎り器として、従来は、鉄製の有底 浅筒状の煎り器本体の周縁部に棒状の取手を延設したものが用いられてきた。そ して、この有底浅筒状の煎り器本体にコーヒー豆などの対象物を投入し、取手を 把持してガスレンジや七輪などの加熱器により加熱しながら、煎り器本体を左右 に揺することにより煎っていた。
【0004】 しかしながら、この鉄製の煎り器は、熱効率が悪いので煎り上がるまでに時間 がかかり、この間、終始取手を把持して左右に揺すらなければならないので、作 業が大変であった。また、長時間加熱して煎るすることになると香りが逃げてし まうため、なるべく短時間で煎り上げるのが望ましい。
【0005】 そこで、金網を有底浅筒状に湾曲形成し、これを金属製で円形の枠に取り付け て煎り器本体を構成し、この枠に金属製の棒材などを折り曲げた取手を設けたも のを煎り器として用いることにより、コンロや七輪などの加熱器の熱の通りを良 くして、煎りあがるまでの時間を短縮するとともに軽量化した煎り器も用いられ ているが、このような煎り器では、煎り器本体の底面が金網となるのでコーヒー 豆など煎ろうとするものの径や形状によっては、転がりにくく激しく揺すらない と煎りムラなどを生じることがあるという問題点があった。
【0006】 本考案は、上述したような課題を解決するためになされたものであり、コーヒ ー豆、豆類、ぎんなん、ごま等を効率よく、煎ることの可能な煎り器を提供する ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1記載のコーヒー豆等の煎り器は、金網を張設してなる有底浅 筒状の煎り器本体に取手を延設した煎り器において、前記煎り器本体の底部の金 網に突起を形成したものである。このため、煎り器の取手を持って揺するとコー ヒー豆などの対象物が該突起に乗り上げたりすることにより転がり易くなってお り、煎り上げる際の効率が向上し、煎りムラなどが生じにくくなっている。
【0008】 また、請求項2記載のコーヒー豆等の煎り器は、請求項1において、前記突起 がリブ状であるものである。このため、該煎り器本体をリブ状の突起の方向と直 行する方向に揺すると、コーヒー豆などの対象物が必然的にリブ状の突起に乗り 上げることになるので、煎り上げる際の効率が一層向上したものとなっている。
【0009】 請求項3記載のコーヒー豆等の煎り器は、請求項2において、前記リブ状の突 起が前記煎り器本体に延設した前記取手の長手方向に複数本形成されているもの である。このため、取手を把持した状態で煎り器本体を左右に揺することにより 、コーヒー豆などの対象物が必然的にリブ状の突起に乗り上げることになるので 、煎り上げる際の操作性が向上したものとなっている。
【0010】 さらに、請求項4記載のコーヒー豆等の煎り器は、請求項1乃至3のいずれか 1項において、金網を張設してなる有底浅筒状の煎り器本体が金網を張設した開 閉可能な蓋体を有するものである。このため、前記蓋体を閉じることにより、取 手を把持して煎り器本体を激しく揺すってもコーヒー豆等の対象物がこぼれたり することがなく、安心して煎ることができるものとなっている。
【0011】
【考案の実施形態】 以下、本考案の第1実施例によるコーヒー豆等の煎り器について図1乃至図3 を参照して説明する。図1において、1はコーヒー豆等の煎り器であり、この煎 り器1は、直径約20cm程度の円形に金属製の棒材成形してなる本体枠2に下 方に湾曲状に金網3を張設した有底浅筒状の煎り器本体4と、この煎り器本体4 の本体枠2に一側に向けて延在して取り付けられた取手5とからなり、この取手 5は棒材をU字状に湾曲成形して約20cm程度の長さとなっている。そして、 この煎り器本体4の底部となる金網3には、リブ状の突起6が取手5の長手方向 、すなわちその延在した方向に4条形成されている。また、7は直径約20cm 程度の円形に金属製の棒材成形してなる蓋体枠8に金属製に金網9を張設してな る蓋体であり、この蓋体7は、前記煎り器本体4の他側にヒンジ機構10により回 動自在に連結されることにより、該煎り器本体4の上面開口部4Aが開閉可能と なっている。なお、11は、煎り器本体4の一側に枢軸部11Aにより回動自在に枢 着された鉤状のストッパである。
【0012】 前記構成につきその作用について説明する。使用に際してはまず、図1に示す ように蓋体7を開いた状態として煎り器本体4にコーヒー豆を投入したら、図3 に示すように蓋体7を閉じて上面開口部4Aを閉鎖し、ストッパ機構を回動させ て本体枠2及び蓋体枠8を掛け止めることにより蓋体7を煎り器本体4に固定す る。そして、取手5を把持して煎り器本体4をガスレンジや七輪などの加熱器に かけて煎り器本体4を左右に揺すると、コーヒー豆はリブ状の突起6に乗り上げ ては下側面が変化しながら転がることになるので、煎りムラなく効率良く煎るこ とができる。そして、このようにしてコーヒー豆を煎った後は、ストッパ機構を 前述したのとは逆方向に回動させて蓋体枠8を開放し、蓋体7を開いてコーヒー 豆を取り出せばよい。
【0013】 以上詳述したとおり、本実施例のコーヒー豆等の煎り器1は、請求項1に対応 して、金網3を張設してなる有底浅筒状の煎り器本体4に取手5を延設したもの であり、前記煎り器本体4の底部の金網3に突起6を形成したものであるので、 煎り器本体4をガスレンジや七輪などの熱源にかけ取手5を持って揺するとコー ヒー豆が突起6に乗り上げたりすることにより下側面が変化しながら転がるため 、煎り上げる際の効率が向上し、煎りムラなどが生じにくくなっている。また、 請求項2に対応して、前記突起6がリブ状となっているので、該煎り器本体4を リブ状の突起6の配列方向と直行する方向に揺すると、コーヒー豆はリブ状の突 起6に必然的に乗り上げることになるので、煎り上げる際の効率が一層向上した ものとなっている。特に請求項3に対応して、前記リブ状の突起6が前記煎り器 本体4に延設した取手5の長手方向に4本形成されているので、取手5を把持し て左右に揺するだけでよく、煎り上げる際の操作性が向上したものとなっている 。さらに、請求項4に対応して、金網9を張設した開閉可能な蓋体7を有するの で、該蓋体7を閉じて上面開口部4Aを閉鎖することにより煎り器本体4を激し く揺すってもコーヒー豆がこぼれたりすることがなく、安心して煎ることができ るものとなっている。
【0014】 以上本考案について添付図面を参照して説明してきたが、本考案は前記実施例 に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施例 においては、コーヒー豆の場合を例に説明してきたが、コーヒー豆に限らずその 他の各種豆類、ぎんなん、ごまなど各種食品、香辛料などに用いることができる 。この場合、煎る対象物に応じて煎り器本体4を構成する金網3のメッシュを種 々のものとするなどしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案の請求項1記載のコーヒー豆等の煎り器は、金網を張設してなる有底浅 筒状の煎り器本体に取手を延設した煎り器において、前記煎り器本体の底部の金 網に突起を形成したものである。このため、煎り器の取手を持って揺するとコー ヒー豆などの対象物が該突起に乗り上げたりすることにより転がり易くなってお り、煎り上げる際の効率が向上し、煎りムラなどが生じにくくなっている。
【0016】 また、請求項2記載のコーヒー豆等の煎り器は、請求項1において、前記突起 がリブ状であるものである。このため、該煎り器本体をリブ状の突起の方向と直 行する方向に揺すると、コーヒー豆などの対象物が必然的にリブ状の突起に乗り 上げることになるので、煎り上げる際の効率が一層向上したものとなっている。
【0017】 請求項3記載のコーヒー豆等の煎り器は、請求項2において、前記リブ状の突 起が前記煎り器本体に延設した前記取手の長手方向に複数本形成されているもの である。このため、取手を把持した状態で煎り器本体を左右に揺することにより 、コーヒー豆などの対象物が必然的にリブ状の突起に乗り上げることになるので 、煎り上げる際の操作性が向上したものとなっている。
【0018】 さらに、請求項4記載のコーヒー豆等の煎り器は、請求項1乃至3のいずれか 1項において、金網を張設してなる有底浅筒状の煎り器本体が金網を張設した開 閉可能な蓋体を有するものである。このため、前記蓋体を閉じることにより、取 手を把持して煎り器本体を激しく揺すってもコーヒー豆等の対象物がこぼれたり することがなく、安心して煎ることができるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例によるコーヒー豆等の煎り器を
示す斜視図である。
【図2】前記実施例のコーヒー豆等の煎り器を示す平面
図である。
【図3】前記実施例のコーヒー豆等の煎り器を示す図1
のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 煎り器 2 本体枠 3 金網 4 煎り器本体 5 取手 6 リブ状の突起 7 蓋体 8 蓋体枠 9 金網 10 ヒンジ機構 11 ストッパ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金網を張設してなる有底浅筒状の煎り器
    本体に取手を延設した煎り器において、前記煎り器本体
    の底部の金網に突起を形成したことを特徴とするコーヒ
    ー豆等の煎り器。
  2. 【請求項2】 前記突起がリブ状であることを特徴とす
    る請求項1記載のコーヒー豆等の煎り器。
  3. 【請求項3】 前記リブ状の突起が前記煎り器本体に延
    設した前記取手の長手方向に複数本形成されていること
    を特徴とする請求項2記載のコーヒー豆等の煎り器。
  4. 【請求項4】 前記煎り器本体が金網を張設した開閉可
    能な蓋体を有することを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれか1項記載のコーヒー豆等の煎り器。
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