JP3060581B2 - 熱可塑性樹脂含浸型複合補強繊維材料 - Google Patents

熱可塑性樹脂含浸型複合補強繊維材料

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱可塑性樹脂をマトリッ
クスとするコンポジットの原材料および成形体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂を補強繊維に含浸したプリ
プレグが市販されているが、これらは剛くて織物、組み
物あるいはシート状物を作ることは困難であり造形性に
劣る。またこれらは曲面へのいわゆるテープ・レーイン
グが困難である。一方、熱可塑性樹脂を繊維状、あるい
は粉体にしたりして補強繊維と組み合わせしたフレキシ
ブルな材料も開発されているが、組み合わせ段階で不均
一を生じやすい。このため、マトリックスを補強繊維中
に均一に含浸させ、ボイドのない成形品を確実に得るに
は、含浸成形工程において時間をかけた加圧が必要とな
り、工程コストが高くなるという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記事情を考
慮してなされたもので、その目的は、テープ・レーイン
グや製織等のテキスタイル加工ができるようなフレキシ
ビリティを有する、繊維強化熱可塑性樹脂コンポジット
原材料及び成形体用前駆体を提供し、優れた力学特性を
有する成形体の形成を可能にすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、複数本の補強繊維モノフィラメント
を熱可塑性樹脂で含浸被覆せしめることによって得られ
る2〜1600本の複合繊維単位から構成されてなる樹
脂含浸型複合補強繊維ロービングであり、E・S・m・
2≦50の条件式を満たす樹脂含浸型複合補強繊維ロ
ービング又は該ロービングを集合化加工して得られる樹
脂含浸型複合補強繊維構造体、ただし、E:補強繊維モ
ノフィラメントの伸長弾性率(kgf/mm2) S:補強繊維モノフィラメントの断面積(mm2) m:複合繊維単位中の補強繊維モノフィラメントの本数
(−) 2a:複合繊維単位の断面の短径(mm) および、前記樹脂含浸型複合補強繊維ロービング又は前
記樹脂含浸型複合補強繊維構造体を、熱可塑性樹脂の融
点以上に加熱又は加圧することによって得られる補強繊
維含有成形用前駆体又は補強繊維含有成形体である。
【0005】
【作用】以下本発明を図面に基づいて詳細に説明する
が、下記図面は本発明を限定するものではなく、前・後
記の趣旨に徴して変更することは本発明の技術的範囲に
含まれるものである。
【0006】本発明で用いられる補強繊維としては、ガ
ラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維等の連続繊維が挙げ
られる。また熱可塑性樹脂としては、ナイロン6、ナイ
ロン66、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、ポリカーボネート、ポリプロピレン、
ポリエーテルイミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリ
エーテルケトン等が挙げられる。補強繊維および熱可塑
性樹脂は特にこれらに限定されるわけではない。
【0007】図1(a),(b)には本発明における複
合繊維単位1の代表例の断面図を示した。複合繊維単位
1はマトリックスとなる熱可塑性樹脂2中に補強繊維モ
ノフィラメント3が含浸被覆されたものである。補強繊
維モノフイラメント3は、複数本の補強繊維からなる繊
維束であり、紡糸工程で集束するのが一般的である。
【0008】L1は複合繊維単位断面の長径であり、L2
は複合繊維単位断面の短径である。複合繊維単位は後述
のような含浸方法では、図1(a),(b)のように帯
状、長方形、あるいは楕円形となることが多いが、その
形は特に限定されるものではない。
【0009】本発明においては補強繊維モノフィラメン
トの伸長弾性率をE、断面積をS、複合繊維単位中の補
強繊維モノフィラメントの本数をm、複合繊維単位断面
の短径(すなわちL2)を2aとした時のE・S・m・
2で計算される値が50以下であることが必要であ
る。E・S・m・a2が50を超える場合には、生成し
たロービングのフレキシビリティが損なわれ、テキスタ
イル加工が困難になる。
【0010】ロービング中の補強繊維モノフィラメント
の体積含有率は、20〜80 vol%が好ましい。補強繊
維モノフィラメントが20 vol%以下の場合には補強効
果が有効に発揮できず、また80 vol%以上になると被
覆含浸の際にボイドが発生しやすくなる。なお、各複合
繊維単位中の補強繊維モノフィラメントの体積含有率
も、同様の理由により20〜80 vol%が好ましい。
【0011】複合繊維単位の製造方法、すなわち複数の
補強繊維モノフィラメントを熱可塑性樹脂で含浸被覆す
る方法は特に規定されないが、たとえば繊維紡糸後に図
2(a),図3(a)に示したようなダイを用いて行な
う方法が挙げられる。図2(a)には複数のノズル孔を
持つノズルダイの断面図を示した。ノズルダイ4は複数
のノズル孔5を持つが、その一つ一つのノズル孔5の中
に複数本の補強繊維モノフィラメント3を通し、同時に
ノズル孔5より溶融熱可塑性樹脂2を一定量押出す。図
2(b)にはこうして得られた複合繊維単位1の断面の
典型例を示した。
【0012】図3(a)にはスリットダイ6の断面図を
示した。スリットダイ6から溶融熱可塑性樹脂2を定量
押出してそのスリット出口部で樹脂を補強繊維モノフィ
ラメント3の列に付与することにより含浸被覆するもの
である。図3(b)は図3(a)のB−B断面の一部を
示している。得られた複合繊維単位は、含浸度を上げる
ために加圧ロールを通してもよい。
【0013】また、本発明における樹脂含浸型複合補強
繊維ロービングは、複数本の複合繊維単位からなってい
るが、該複合繊維単位の本数は2〜1600でなければ
ならない。複合繊維単位が1本の場合は、複合ロービン
グの可撓性が劣る傾向が大きく、1600本を超える場
合、ロービングが太くなりすぎてテキスタイル加工が困
難になる。前記複合繊維単位を構成する補強繊維モノフ
ィラメントの本数mは前記条件式で決定されるが、通常
は2〜500本、好ましくは2〜200本、さらに好ま
しくは2〜100本である。
【0014】補強繊維モノフィラメントは熱可塑性マト
リックス樹脂との接着性を増強するため、該フィラメン
ト表面を予め表面処理剤で被覆しておくこともできる。
【0015】樹脂含浸型複合補強繊維ロービングは、シ
ート化、すだれ化、織布化、編物化、組物化等の集合化
加工により樹脂含浸型複合補強繊維構造体にすることが
できる。
【0016】こうして得られる前記樹脂含浸型複合補強
繊維ロービング又は該ロービングを集合化加工した樹脂
含浸型複合補強繊維構造体(織物、編物、組物等)を、
被覆した熱可塑性樹脂が溶融する温度まで加熱し、加圧
することによってコンポジットとして成形することがで
きる。成形方法としては、一切制限されないが、例えば
加熱した複合補強繊維ロービングを加圧ロール間又は加
圧ベルト間を通すことによりロッドテープが連続的に成
形される。
【0017】また適当な太さのロッドやテープを、例え
ば10mmピッチに切断すれば射出成形や圧縮成形用のペ
レットを作ることができる。前記ロービングをそのまま
振り落すか又は所定の長さに切断しつつシートを形成し
て、該シートを加熱加圧すればいわゆる平板状固形状の
スタンバブルシートを作ることを作ることができる。ま
た前記ロービングから得られた織布、編布、組物等の布
状物を加熱圧縮すれば平板状の固形シートを作ることが
できる。さらに、本発明によるロービング又はロービン
グから得られたテープは、これを連続的に加熱しながら
マンドレルに巻きつけつつ加圧することによっていわゆ
るフィラメントワインディング成形を行なうことができ
る。また加熱した多数のロービングを所定形状のダイを
通しつつ引き抜くことにより、いわゆるプルトルージョ
ン成形を行なうことができる。
【0018】また他の有力な成形法として、ロービング
またはその切断物をそのまま型上に配置するか、ロービ
ングから得られた布状物を型上に配置し、開放型を用い
て圧縮成形する方法が挙げられる。成形法の一つの変形
として、いわゆる内圧成形の原理を利用して成形するこ
ともできる。例えば図4に示すような中空(管状)の加
熱型7を用い(型7はヒーター8で加熱する)、該ロー
ビング布状物9を型7内に図のように配置し中心部に挿
入したエラストマーチューブ10(風船)をふくらまし
て加圧する。こうした内圧成形の原理を適用することに
よって円管体のみならず、例えば図5のような繊維強化
樹脂成形体11の内側に中空部12を有するT字型ステ
イフナーを成形することもできる。
【0019】本発明によるロービングはコンクリート補
強用として有用である。熱可塑性樹脂が含浸被覆されて
いるので、例えば補強繊維としてガラス繊維を用いる場
合でも、コンクリート中のアルカリ性物質によってガラ
ス繊維の劣化が生じる度合いが著しく改善される。また
本発明のロービングは熱硬化型コンポジット(FRP)
の強化材としても有用である。例えば本発明のロービン
グを使用してマット状物を作り、いわゆるレジントラン
スファー成形のプリフォームとして用いることができ
る。この場合加熱加圧することによって容易にプリフォ
ームが加工できる。
【0020】また、BMC成形において本発明のロービ
ングを強化材として用いた場合は成形時のガラス繊維等
の補強繊維の切断の度合いが減少し、より強靭な成形品
を得ることができる。また本発明によるロービングの織
物は印刷回路基板としても有用である。例えばポリエー
テルイミドをマトリックス成分とし、低誘電率タイプの
ガラス繊維を使用した本発明ロービングの織物を加熱加
圧して得られる含浸シートはガラス・エポキシ基板より
誘電損失が少ない上に、立体成形ができるというメリッ
トがある。本発明のロービングから得られるチョップド
品は熱可塑性強化型エンプラにおける補強繊維チョップ
ド・ファイバーとして用いることもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されており、マ
トリックスとして熱可塑性樹脂を用いるため、熱硬化型
コンポジット材の場合とは異なって、キュアリング処
理が不要である得られた成形物がより強靭である(脆
くない)材料としてのシェルフライフが極めて長い
硬化剤やマトリックス液の毒性がなく、さらにこうした
液状物から来る汚れがないという長所を有するので、取
扱の容易な、フレキシビリティに富む樹脂含浸型複合補
強繊維ロービング、樹脂含浸型複合補強繊維構造体およ
び補強繊維含有成形用前駆体を得ることができる。
【0022】そしてこれらから強靭な補強繊維含有樹脂
成形体を簡単に得ることができるため、種々の用途展開
が可能となった。
【0023】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明するが本発
明はこれらに何ら限定されるものではない。
【0024】複合繊維単位の製造例 ノズル孔数320の白金製ノズルを用いて引き取り速度
2000m/分でEガラス繊維を溶融紡糸した。得られた
ガラス繊維の単糸の直径は9μmであった。こうした紡
糸工程においてノズル下30cmの糸道の点で80℃に加
熱した熱硬化型2液型のウレタン混合液をガラス繊維に
0.5 %付与した。さらにその下1mの位置で、スリット
ダイにて溶融したナイロン6をガラス繊維に付与し含浸
被覆した。ガラス繊維は8本ずつ図3(b)のように一
列に並べ、スリット孔出口に接触させながらナイロン6
を付与した。このような複合繊維単位を複数本例えば4
0本集めれば複合ガラス繊維ロービングが得られる。
【0025】実施例1 直径13μm、伸長弾性率7200kgf/mm2のEガラス
繊維モノフィラメント8本ずつをポリプロピレン樹脂で
製造例と同様にして含浸被覆して得られた複合繊維単位
120本から構成されたガラス繊維の組成比55vol %
の複合ガラス繊維ロービングを製造した。複合繊維単位
の長径は0.052 mm、短径は0.048 mmであり、E・S・m
・a2は0.0176であった。
【0026】本ロービングを20本引き揃え、これを2
20℃にまで加熱しつつ溝嵌合型の一対の加圧ロール間
を10m/分の速度で通すことによって圧縮し固化された
含浸ロッドを10mmの長さに切断し、ペレット状の成形
材いわゆるロングファイバーエンプラを得ることができ
た。
【0027】実施例2 直径13μm、伸長弾性率7200kgf/mm2のEガラス
繊維モノフィラメント200本ずつをポリプロピレン樹
脂で製造例と同様にして含浸被覆して得られた複合繊維
単位8本から構成されたガラス繊維の組成比55vol %
の複合ガラス繊維ロービングを製造した。複合繊維単位
の長径は0.48mm、短径は0.10mmであり、E・S・m・a
2は0.48であった。このロービングを実施例1と同様に
して、ロングファイバーエンプラを得ることができた。
【0028】実施例3 実施例2のロービングを用い、経糸密度20本/cm、緯
糸密度12本/cmの平織物を作った。これを積み重ねて
210℃まで加熱した後プレス機を用いて2kg/cm2の圧
力で圧縮し冷却した。こうして50cm平方の厚み1.2 mm
の平板を得た。本平板はいわゆる深絞り成形に供するこ
とができる。
【0029】実施例4 実施例2のロービングを用い、15mmの長さに切断して
均一に面上に分布させ1800g/m2のシートを得た。該
シートを210℃まで加熱した後プレス機にて2kg/cm2
の圧力で圧縮し冷却した。こうして50cm平方の厚さ1.
0 mmの平板を得た。本平板はフロースタンビング成形に
有用に適用できる。
【0030】実施例5 図6に模式的に示すフィラメントワインディング装置1
3を用いて実施例2のロービング14のフープワインデ
ィングを行ない5m/分の速度で巻き取った。加熱空気1
5の温度は280℃のマンドレル16および圧力ローラ
17に最初に接触する部分の表面材料温度は210℃で
あった。なおマンドレル16は160℃に加熱されてい
る。こうして表面が平坦なマトリックスがよく含浸され
た外径20mm、厚み3mm、長さ10cmの直管を得ること
ができた。
【0031】実施例6 図7に模式的に示すシリーズに設置された加熱ダイ1
8、冷却ダイ19中を220℃に加熱した実施例2のロ
ービング690本を5m/分の速度で通過させた。加熱ダ
イ18のブロックの温度は110℃、冷却ダイ19のブ
ロック温度は50℃に設定されている。かくして5mm×
10mmの短形断面の含浸ロッドを得ることができた。
【0032】実施例7 図8に模式的に示す開放型20の溝21中に実施例2の
ロービングを挿入し、該ロービングを210℃の温度に
加熱して3kg/cm2の圧力をかけて冷却することにより、
厚み5mm、一辺の長さ100mmの格子の正方形板状の成
形品を得た。図8における溝21の溝幅は5mm、溝深さ
は20mmである。
【0033】実施例8 伸長弾性率7200kgf/mm2、直径13μmのEガラス
繊維を用いて表1に示す3種類の複合ロービングを作成
した。
【0034】
【表1】
【0035】これらを48スピンドルの丸打ち組機で製
組テストを行なった。その結果、本発明に当たる No.1
は全くのトラブルなしに製組できたが、本発明外の No.
2では可撓性がないため、また No.3は複合繊維単位の
幅(長径)が大きすぎるため製組が困難であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は代表的な複合繊維単位の断面
図である。
【図2】(a)はノズルダイ断面図を示し、(b)はノ
ズルダイによって得られる複合繊維単位断面図を示す。
【図3】(a)はスリットダイ断面図を示し、(b)は
(a)におけるB−B線矢視断面図を示す。
【図4】成形用中空加熱型断面図である。
【図5】中空成形体斜視図である。
【図6】フィラメントワインデイング装置概略説明図で
ある。
【図7】成形装置断面図である。
【図8】成形用開放型平面図である。
【符号の説明】
1 複合繊維単位 2 熱可塑性樹脂 3 補強繊維モノフィラメント L1 複合繊維単位の長径 L2 複合繊維単位の短径 4 ノズルダイ 5 ノズル孔 6 スリットダイ 7 型 8 ヒーター 9 ロービング布状物 10 エラストマーチューブ 11 補強繊維含有成形体 12 中空部 13 フィラメントワインディング装置 14 ロービング 15 加熱空気 16 マンドレル 17 圧力ローラ 18 加熱ダイ 19 冷却ダイ 20 開放型 21 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−119034(JP,A) 実開 昭62−157982(JP,U) 実開 昭56−146794(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D02G 3/18 C08J 5/04 D02G 3/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の補強繊維モノフィラメントを熱
    可塑性樹脂で含浸被覆せしめることによって得られる2
    〜1600本の複合繊維単位から構成されてなる樹脂含
    浸型複合補強繊維ロービングであり、E・S・m・a2
    ≦50の条件式を満たす樹脂含浸型複合補強繊維ロービ
    ング又は該ロービングを集合化加工して得られる樹脂含
    浸型複合補強繊維構造体。 ただし、E:補強繊維モノフィラメントの伸長弾性率
    (kgf/mm2) S:補強繊維モノフィラメントの断面積(mm2) m:複合繊維単位中の補強繊維モノフィラメントの本数
    (−) 2a:複合繊維単位の断面の短径(mm)
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された樹脂含浸型複合補
    強繊維ロービング又は樹脂含浸型複合補強繊維構造体を
    熱可塑性樹脂の融点以上に加熱又は加圧することによっ
    て得られる補強繊維含有成形用前駆体又は補強繊維含有
    成形体。
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