JP3060217U - 携帯電話の握持不要受話器と自動車音響装置のコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話の握持不要受話器と自動車音響装置
のコネクタの提供。 【解決手段】 自動車音響装置の出力ソケットに挿入さ
れる集線プラグを具え、該集線プラグの本体後端より二
組の集線が延伸され、各一組の集線の線体の別端がそれ
ぞれ一つのソケットに集中的に連接し、二つの該ソケッ
トにそれぞれ携帯電話の握持不要受話器と自動車音響装
置のプラグが挿入されて連結されることで、携帯電話の
握持不要受話器と自動車音響装置の連結を完成できるよ
うにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は携帯電話の握持不要受話器と自動車音響装置のコネクタに関し、特に 、差し込み式のコネクタとされ、携帯電話の握持不要受話器と自動車音響装置と の線体の連接を連結を、速やかに、安全に行うことができるものに関する。

【０００２】

【従来の技術】

電信事業の発達により携帯電話の使用人口も相対的に増加し、車内での携帯電 話を使用しやすくするために、握持不要不要受話器も提供されている。ただし、 握持不要不要受話器を車内に取り付ける時には、接続用の線体のために、使用時 に不便が生じたり車内の外観が悪くなったりした。ゆえにすでに自動車音響装置 と携帯電話の握持不要受話器を連結させて、携帯電話が車内の高級音響スピーカ を利用できるようにして、携帯電話の使用効果を高める技術が提供されている。 しかし、自動車音響装置１は、もともと携帯電話の握持不要受話器と連接するた めに設計されておらず、このためその連接のためのインタフェース設計がなく（ 図１参照）、このため使用者或いは業者は自分で新たに自動車音響装置１後方の 線１２を連接しなければならず、過多の線体１２１を切断後にさらに相関回路に 連接しなければならないため、錯誤率が増し、且つ製品に損害が生じた場合に、 その責任の所在をめぐり不必要な争いが発生した。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、携帯電話の握持不要受話器と自動車音響装置との線体の連接を連結 を、差し込み式に速やかに、安全に行うことができ、携帯電話の通話品質を向上 する効果を提供しうる、携帯電話の握持不要受話器と自動車音響装置のコネクタ を提供することを課題としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、自動車音響装置１の出力ソケット１３に挿入可能な集線プ ラグ２１を具え、該集線プラグ２１の本体後端より二組の集線２３が延伸され、 各一組の集線２３の各線体２３１の別端がそれぞれ一つのソケット２２に集中し て連接され、これらソケット２２にそれぞれ携帯電話の握持不要受話器３のプラ グ３１と自動車音響装置１の配線のプラグ１１を挿入して連結できるようにして 構成された、携帯電話の握持不要受話器と自動車音響装置のコネクタとしている 。

【０００５】 請求項２の考案は、前記集線プラグ２１の本体後側に隣接するように二つの前 記ソケット２２が連結されたことを特徴とする、請求項１に記載の携帯電話の握 持不要受話器と自動車音響装置のコネクタとしている。

【０００６】 請求項３の考案は、前記集線プラグ２１に連接する電線の回路が必要に応じて 変更可能であることを特徴とする、請求項１に記載の携帯電話の握持不要受話器 と自動車音響装置のコネクタとしている。

【０００７】

【考案の実施の形態】

本考案は、携帯電話の握持不要受話器と自動車音響装置のコネクタを提供する ものであり、それは、自動車音響装置の出力ソケットに挿入される集線プラグを 具え、該集線プラグの本体後端より二組の集線が延伸され、各一組の集線の線体 の別端がそれぞれ一つのソケットに集中的に連接し、二つの該ソケットにそれぞ れ携帯電話の握持不要受話器と自動車音響装置のプラグが挿入されて連結される ことで、携帯電話の通話品質を高める効果を提供できるものとされている。

【０００８】

【実施例】

図２、３は本考案の斜視図及び回路配置図である。この回路は必要に応じて変 更可能である。本考案は、自動車音響装置１の出力ソケット１３に挿入可能な集 線プラグ２１（この「集線」の用語は、線の集合体との意味で用いている）を具 え、該集線プラグ２１の本体後端より二組の集線２３が延伸され、各一組の集線 ２３の各線体２３１の別端がそれぞれ一つのソケット２２に集中して連接され、 これらソケット２２にそれぞれ携帯電話の握持不要受話器３のプラグ３１と自動 車音響装置１の配線のプラグ１１を挿入、連結するようにしてあり、速やかに自 動車音響装置１と携帯電話の握持不要受話器３の線体の連結を完成できるものと されている。

【０００９】 以上の部品を組み合わせた後、本考案を用いて自動車音響装置１と携帯電話の 握持不要受話器３とを連接する時には（図４参照）、ただ集線プラグ２１を自動 車音響装置の後方の出力ソケット１３に挿入し、二つのソケット２２にそれぞれ 携帯電話の握持不要受話器３のプラグ３１と自動車音響装置１配線のプラグ１１ を挿入すれば、携帯電話の握持不要受話器３と自動車音響装置１の線体の連結が 完成し、完全に工具で電線を切断する必要がなく、取付け上の便利さと実用性を 増加している。

【００１０】 さらに図５に示されるのは、本考案のもう一つの実施例であり、該実施例では 、集線プラグ２１とプラグ２２間を連接する線体２３の外観に及ぼす影響と場所 をとる問題を回避するために、集線プラグ２１と二つのソケット２２間の集線２ ３が最短の連接長さとされ、集線プラグ２１後側が直接二つのソケット２２に隣 接するよう組み合わされている。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は携帯電話の握持不要受話器と自動車音響装置のコネクタは、簡単な構 造を有し、使用に便利で、実用的であり、従来の携帯電話の握持不要受話器と自 動車音響装置の連接上の不便さを解決しているほか、取付け時の安全性を高めて おり、機能が確実に増進されている。

【図面の簡単な説明】

【図１】周知の自動車音響装置と相関する配線との連接
表示図である。

【図２】本考案の斜視図である。

【図３】本考案の回路図である。

【図４】本考案の具体的実施例表示図である。

【図５】本考案のもう一つの実施例表示図である。

【符号の説明】

１ 自動車音響装置 １１ 配線のプラグ １２ 集線 １２１ 線体 １３ 出力ソケット ２１ 集線プラグ ２２ ソケット ２３ 集線 ２３１ 線体 ３ 携帯電話の握持不要受話器 ３１ プラグ

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 自動車音響装置１の出力ソケット１３に
   挿入可能な集線プラグ２１を具え、該集線プラグ２１の
   本体後端より二組の集線２３が延伸され、各一組の集線
   ２３の各線体２３１の別端がそれぞれ一つのソケット２
   ２に集中して連接され、これらソケット２２にそれぞれ
   携帯電話の握持不要受話器３のプラグ３１と自動車音響
   装置１の配線のプラグ１１を挿入して連結できるように
   して構成された、携帯電話の握持不要受話器と自動車音
   響装置のコネクタ。
2. 【請求項２】 前記集線プラグ２１の本体後側に隣接す
   るように二つの前記ソケット２２が連結されたことを特
   徴とする、請求項１に記載の携帯電話の握持不要受話器
   と自動車音響装置のコネクタ。
3. 【請求項３】 前記集線プラグ２１に連接する電線の回
   路が必要に応じて変更可能であることを特徴とする、請
   求項１に記載の携帯電話の握持不要受話器と自動車音響
   装置のコネクタ。