JP3060161U - 艶出し剤の塗布具 - Google Patents

艶出し剤の塗布具

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Publication number
JP3060161U
JP3060161U JP1998010003U JP1000398U JP3060161U JP 3060161 U JP3060161 U JP 3060161U JP 1998010003 U JP1998010003 U JP 1998010003U JP 1000398 U JP1000398 U JP 1000398U JP 3060161 U JP3060161 U JP 3060161U
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JP
Japan
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holder
cartridge
polishing agent
polishing
continuous foam
Prior art date
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Application number
JP1998010003U
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English (en)
Inventor
荘三郎 大原
晃 宮城
徹男 木嶋
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Taiho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiho Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常は別々に保管しておくホルダーとカート
リッジとからなり、脱着可能なカートリッジに艶出し剤
が含浸され、例えば自動車のボディ或いはタイヤ、家具
などの艶出し作業時に際してはホルダーにカートリッジ
を容易に取り付けて作業を行うことができる艶出し剤の
塗布具を提案する。 【解決手段】 ホルダー2とカートリッジ5とからなる
艶出し剤の塗布具1であり、前記ホルダー2は、一面が
開放する中空枠体であり、その開放面近傍の内面には内
側へ突出するストッパー部6が設けられ、前記カートリ
ッジ5は、硬質支持体3と軟質連続発泡体4とを積層し
てなり、軟質連続発泡体4中には艶出し剤が含浸されて
おり、艶出し作業に際しては、前記ホルダー2のストッ
パー部6に硬質支持体3を保持させて軟質連続発泡体4
を被処理面に当接させて艶出し作業する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、通常は別々に保管しておくホルダーとカートリッジとからなる艶出 し剤の塗布具に関し、さらに詳しくは、脱着可能なカートリッジに艶出し剤が含 浸され、例えば自動車のボディ或いはタイヤ、家具などの艶出し作業時に際して はホルダーにカートリッジを容易に取り付けて作業を行うことができる艶出し剤 の塗布具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の所有者或いはガソリンスタンドの従業員がボディ或いはタイヤの艶出 し作業を行う場合、市販されている種々の艶出し剤とスポンジ等の塗布具とを用 意する必要がある。そして、この艶出し剤をスポンジ等の塗布具の表面に吐出し 、これを被処理面に押し付けて塗布する。エアゾール状の艶出し剤では、直接被 処理面に吹き付けて、これを塗布具で拭き取るものもある。家具や床の艶出し作 業についても同様である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の艶出し剤の塗布作業では、スポンジ等の塗布具は、 手の把持を考慮して厚肉に形成されているが、強く把持して作業すると、艶出し 剤が浸みてきて手を汚損することがあった。そのため、ポリエチレン製又はポリ プロピレン製の手袋等を用いて手の汚損を防ぐ必要があった。 また、通常艶出し剤は容器中に数百ミリリットル程度充填され、数ヶ月に亘っ て数回から数十回分の艶出し作業に使用するものであるから、容器自体に液ダレ 防止機能を有するものも一部知られているものの、一般的に液ダレで容器の外周 面(把持部)が汚損し易く、その汚損が手に付着(転着)することがあった。 さらに、通常艶出し剤の容器には、キャップが取り付けられているので、この キャップを外す作業が必要となり、作業中に風で飛ばされたり、汚損したりしな いようにする必要も生じる。また、艶出し剤の容器は、傾倒しても液が漏出しな いエアゾールスプレータイプのものもあるが、一般的に風や不慮の接触等により 容器が倒れて艶出し剤が流出することもあった。
【0004】
【課題を解決するために手段】
本考案は前記に鑑み提案されたものであって、ホルダーとカートリッジとから なる艶出し剤の塗布具であり、前記ホルダーは、一面が開放する中空枠体であり 、その開放面近傍の内面には内側へ突出するストッパー部が設けられ、前記カー トリッジは、硬質支持体と軟質連続発泡体とを積層してなり、軟質連続発泡体中 には艶出し剤が含浸されている艶出し剤の塗布具に関する。
【0005】
【作用】
前記構成を有する本考案の艶出し剤の塗布具は、通常はホルダーと密封包装し たカートリッジを別々に保管しておき、艶出し作業に際しては、前記ホルダーの ストッパー部に硬質支持体を保持させて軟質連続発泡体を被処理面に当接させて 艶出し作業することができる。そして、カートリッジの表面に位置する軟質連続 発泡体には、予め被処理面に応じて選定された艶出し剤(液)が含浸されている ので、従来のように手を汚損したり、液が漏出することがなく、艶出し作業を行 うことができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の艶出し剤の塗布具について、図示実施例に基づいて以下に詳細に説明 する。
【0007】 図1に示す本考案の第1の実施例である塗布具1は、一面(図面では上面)が 開放する中空枠体であるホルダー2と、硬質支持体3と軟質連続発泡体4とを積 層してなるカートリッジ5とからなる。
【0008】 前記ホルダー2は、カートリッジ5を保持するものであり、艶出し作業に際し ては把持部となるものである。 ホルダー2の開放面近傍の内面には、内側へ突出するストッパー部6が設けら れ、図示実施例では段状のストッパー部6が開放縁と平行にホルダー2の内面に 周設されている。
【0009】 このホルダー2は、図示実施例では開放面側から奥端に向かって縮径するカッ プ状に成形されているが、特に形状については限定するものではない。また、そ の材質についても特に限定するものではないが、成形性に富み、比較的安価な樹 脂成形体が望ましい。さらに、その大きさについても特に限定するものではない が、図示実施例のように手の中に収まる大きさに形成することが望ましい。
【0010】 前記カートリッジ5を構成する硬質支持体3は、軟質連続発泡体4の撓みを防 止し、しかもホルダー2のストッパー部6に当接、保持されてカートリッジ5を 固定するものである。例えばこの硬質支持体3を設けずに軟質連続発泡体4のみ でカートリッジ5を構成した場合には、被処理面を艶出しする際に押圧した圧力 により撓んでしまい、さらにストッパー部6に当接した端縁が変形してホルダー 2の内部に押し込まれてしまい、艶出し作業が困難となる。
【0011】 この硬質支持体3は、図示実施例では薄肉(約1mm)の樹脂板に成形し、前 記ホルダー2のストッパー部6における内径とほぼ同径に形成したが、少なくと も軟質連続発泡体4よりも硬質であって、ストッパー部6に当接した端縁が変形 することがないものであれば、特にその材質等については何等限定するものでは ない。
【0012】 前記カートリッジ5を構成する軟質連続発泡体4は、艶出し作業に際して内蔵 した艶出し剤を被処理面に供給するものであり、一般的にスポンジと称されるウ レタン等の連続発泡体を用いた。この軟質連続発泡体4には、予め被処理面の材 質に応じて選定された艶出し剤が含浸されている。例えば自動車のタイヤの艶出 しにはシリコーンオイルを主成分とする艶出し剤が用いられ、自動車のボディの 艶出しにはシリコーンオイルとワックスとを主成分とする艶出し剤が用いられる が、特にこれらに限定するものではなく、適宜に選定して予め含浸しておけばよ い。また、洗浄を兼ねた艶出し剤も多く提案されているが、このような艶出し洗 浄剤を本考案の艶出し剤として用いるようにしてもよい。
【0013】 このカートリッジ5は、使用前に軟質連続発泡体4に含浸された艶出し剤中の 成分が揮発しないように、図2に示すように適当な包装体にて密封しておく。こ の図示実施例では浅いカップ状容器7の内部に、硬質支持体3を上にしてカート リッジ5を収納した後、閉塞シート8で開放部を覆ってシールした構成であり、 特にこれに限定するものではないが、このような形態にて販売に供することがで きる。
【0014】 このようなホルダー2及びカートリッジ5からなる本考案の塗布具1は、艶出 し作業に際して図3に示すように前記ホルダー2のストッパー部6に硬質支持体 3を保持させて一体化する。
【0015】 例えば前記図2のような包装形態としたカートリッジ5では、閉塞シート8を 剥がして置いておき、前記ホルダー2を開放面を下にして上方から被せるように 押圧する。前記のようにカートリッジ5の硬質支持体3はストッパー部6におけ る内径とほぼ同径に形成したので、この硬質支持体3がホルダー2のストッパー 部6(における内面)に嵌合し、一体化する。その際、軟質連続発泡体4が多少 潰されて含浸された艶出し剤の一部が絞り出されてもカップ状容器7が受け止め て外部に漏出することがない。カップ状容器7に受け止められた艶出し剤は適宜 に軟質連続発泡体4内に戻せばよい。
【0016】 そして、本考案の塗布具1は、ホルダー2を把持して手を汚損することなく艶 出し作業を行うことができ、従来のように容器入りの艶出し剤を倒して流出させ たり、外したキャップの保管に留意する必要もない。
【0017】 図4〜7に示す本考案の第2の実施例では、ホルダー2が長方形(98mm× 47mm)の底面及び開放面を有する形状に成形され、それに応じてカートリッ ジ5も長方形(95mm×45mm)板状に形成されている。
【0018】 前記ホルダー2の開放面近傍の内面には、前記第1の実施例と同様に内側へ突 出するストッパー部6が設けられているが、この実施例のストッパー部6は開放 縁側が厚肉になる隆起部であり、ホルダー2の内面に複数設置されている。 また、このホルダー2の開放縁の長辺側には、半円状に切り欠いた空部9が対 向状に設けられている。 上記以外の構成については、前記第1の実施例と同様であるから図面に同一符 号を付して説明を省略する。
【0019】 この第2の実施例の塗布具1においても、前記第1の実施例と全く同様に艶出 し作業を行うことができる。特にホルダー2に空部9を設けたので、この空部9 に指の先端を入れた状態で艶出し作業すると、把持性が向上して滑り落ちたりす ることがない。また、作業終了後は、逆にカートリッジ5側からこの空部9に指 を入れて容易に取り外すことができる。
【0020】 以上本考案を図面の実施例に基づいて説明したが、本考案は前記実施例に限定 されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の構成を変更しない限りど のようにでも実施することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の艶出し剤の塗布具は、ホルダーを把持して艶出し 作業をするので、強く把持しても従来のように艶出し剤が浸みてきて手を汚染す ることがない。 また、従来のように容器入りの艶出し剤を用いないので、容器が液ダレ等で汚 損したり、風や不慮の接触により倒れて流出したりする問題や、キャップが風で 飛ばされたり汚損する問題が生ずる筈がない。 そして、例えば自動車のボディ或いはタイヤ、家具や床などの艶出し作業時に 際してはホルダーにカートリッジを容易に取り付けて清潔に作業を行うことがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の塗布具の第1の実施例を示す分解斜視
図である。
【図2】第1の実施例のカートリッジの包装形態の一例
を示す斜視図である。
【図3】第2の実施例の一体化させた状態の側面図であ
る。
【図4】本考案の塗布具の第2の実施例を示す分解斜視
図である。
【図5】図4の断面図である。
【図6】第2の実施例のホルダーの平面図である。
【図7】第2の実施例の一体化させた状態の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 塗布具 2 ホルダー 3 硬質支持体 4 軟質連続発泡体 5 カートリッジ 6 ストッパー部 7 カップ状容器 8 閉塞シート 9 空部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダーとカートリッジとからなる艶出
    し剤の塗布具であり、 前記ホルダーは、一面が開放する中空枠体であり、その
    開放面近傍の内面には内側へ突出するストッパー部が設
    けられ、 前記カートリッジは、硬質支持体と軟質連続発泡体とを
    積層してなり、軟質連続発泡体中には艶出し剤が含浸さ
    れており、 艶出し作業に際しては、前記ホルダーのストッパー部に
    硬質支持体を保持させて軟質連続発泡体を被処理面に当
    接させて艶出し作業することを特徴とする艶出し剤の塗
    布具。
JP1998010003U 1998-12-16 1998-12-16 艶出し剤の塗布具 Expired - Lifetime JP3060161U (ja)

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