JP3060114B2 - 対応点探索方法 - Google Patents

対応点探索方法

Info

Publication number
JP3060114B2
JP3060114B2 JP2262190A JP26219090A JP3060114B2 JP 3060114 B2 JP3060114 B2 JP 3060114B2 JP 2262190 A JP2262190 A JP 2262190A JP 26219090 A JP26219090 A JP 26219090A JP 3060114 B2 JP3060114 B2 JP 3060114B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correspondence
image
filter
output
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2262190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04138579A (ja
Inventor
弘之 大西
Original Assignee
グローリー工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by グローリー工業株式会社 filed Critical グローリー工業株式会社
Priority to JP2262190A priority Critical patent/JP3060114B2/ja
Publication of JPH04138579A publication Critical patent/JPH04138579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3060114B2 publication Critical patent/JP3060114B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、対応点の探索方法に係り、特に立体視のた
めの対応点の探索に関する。
(従来の技術) 機械部品等の対象物を認識するという機能は、五感を
通して得られる外界の各種情報特に視覚系を通して得ら
れる視覚情報が、人間の脳神経系に送り込まれ、高度な
認識処理を行うという最も人間的な機能である。
このような認識機能を作業機械にもたせることによ
り、従来人間が行っていた作業の一部を自動化すること
ができるとともに、各種作業の自動化を飛躍的に容易化
することができる。
なかでも、三次元物体の認識が種々の作業の自動化に
望まれており、異なる位置から得られた一対の二次元画
像情報を用いて対象物までの距離を計測し、三次元情報
を得るための研究が行われている。
このように2つの二次元画像情報から距離情報を得、
これらの情報の対応点を探索し、これら対応点間の距離
を測定することにより、三次元的位置をとらえる方法と
して、従来から、相関法が用いられている。
相関法は、その1例を第19図に示すように、CCDカメ
ラにより2つの位置から測定した二次元画像情報のうち
の1つの二次元画像の一点に注目しその点を中心とする
窓を設定する。そして、その窓をもう一方の画像のエピ
ポーラライン(視線像)上を走査して相関演算を行い対
応点を求めるという方法がとられる。大きい窓を設定す
ると、対応点を求めるまでの演算が膨大な量となり時間
がかかり、また小さい窓を設定すると対応点が数多く現
れるため、窓を設定し直しさらに演算を行わねばならな
いためやはり演算に時間がかかるという問題があった。
このように相関法では演算コストが高く、実用的では
ないという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来の相関法では多大な演算を行わねば
ならず、演算コストが高く、これが実用化を阻む大きな
問題となっていた。
本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、演算量を
低減し、短時間で容易に対応点を探索することのできる
方法を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上述した目的を達成するため、本発明では、離間した
2点で物体を撮像し、第1の2次元画像および第2の2
次元画像として出力する撮像工程と、前記第1の2次元
画像および第2の2次元画像の情報に対し、高域(高周
波数領域)ほどサイズを小さくし低域(低周波数領域)
ほどサイズを大きくした複数のバンドパスフィルタによ
り、それぞれフィルタ処理を行うフィルタリング工程
と、前記複数のバンドパスフィルタの出力毎に対応度を
計算し、さらに各出力の対応度を、高域ほど重みを付け
て加算する重み付け加算を行うことにより対応度を算出
し、前記第1の2次元画像および第2の2次元画像にお
ける対応点を抽出する対応点抽出工程と、を含むように
したことを特徴とする。
(作用) 本発明は、高域のバンドパスフィルターを通した出力
は、局所的で正確であり、一方低域のバンドパスフィル
ターを通した出力は、大局的で曖昧である点に着目して
なされたものであり、高域から低域にかけて複数段のバ
ンドパスフィルターを通し、これらに対し、高域のバン
ドパスフィルターを通した出力ほど大きい重みを付けて
加算するようにしているため、より正確で大局的な対応
付けを行うことができる。
このようにして2次元情報出力から2つの対応点のず
れ量を算出し、このずれ量と測定点間の距離と、該2次
元情報とから、3角測量法によって3次元情報を検出す
ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ詳細
に説明する。
第1図は本発明実施例の三次元物体の認識方法を示す
説明図である。
この方法では、第1図に示すように、左右2台のCCD
カメラを用いて物体を撮像し、両者から得られる同一エ
ピポーラライン上の画信号IL,IRをそれぞれ第1乃至第
7のフィルタF1〜F7にかけ、これら各フィルタ出力を対
応させ、各フィルタ出力毎に対応度画像を作成し、この
出力を重み付け加算し、一意対応点をみつけ、この対応
点の距離とこの点の2次元位置情報と、左右のカメラの
間の距離とから3次元位置を算出するものである。
これら第1乃至第7のフィルタF1〜F7のうち第1のフ
ィルターは平滑化フィルターであり、第2のフィルター
が最も高周波数領域の信号を通すものであり、順に低周
波数領域の信号を通すようになっている。第1のフィル
ター、第3のフィルター、第5のフィルター、第7のフ
ィルターを第2図に示す。
次に、この方法について、第3図のフローチャートを
参照しつつ説明する。
まず、左右2台のCCDカメラを用いて物体を撮像し、
ステレオ画像として画像処理装置に入力する(ステップ
101)。
そして順次各エピポーララインEPについて以下のよ
うにして、エピポーラライン1本ごとに対応点を求め
る。
まず、1番目のエピポーララインをEp−N0=1とする
(ステップ102)。
次に、順次各フィルターについて畳み込みをおこな
う。まずk=1とし(ステップ103)、第1のフィルタ
ーFlについて左右各エピポーララインEPについての画
像信号の畳み込み(コンボリューション)を行い(ステ
ップ104)、対応度画像を作成する(ステップ105)。
次いでk=k+1(ステップ106)とし、次のフィル
ターFnについて左右各エピポーララインEPについての
画像信号の畳み込みを行い(ステップ104)、対応度画
像を作成し(ステップ105)、k>7であるか否かを判
断し(ステップ107)、第7番めのフィルターまでの対
応度画像を作成する。
この畳み込みは、例えばk番目については次の式に示
すようにして行う。
CLk(x)=IL(x)*Fk(x) CRk(x)=IR(x)*Fk(x) ここで、CLk(x),CRk(x)はそれぞれ左右のk番
目のフィルタ出力を示し、IL(x),IR(x)は左右エ
ピポーラライン上の濃度を示し、Fk(x)はk番目のフ
ィルタを示す。また「*」はコンボリューション演算を
表わす。
第4図(a)および第4図(b)にこのときの左およ
び右のCCDカメラの出力を示す。但し、わかり易くする
ために第4図(a)および第4図(b)は1番目のエピ
ポーララインではなく例えば50番目のエピポーラライン
(Ep−N0=50)を示している。
第5図(a)および第5図(b)に同左および右のCC
Dカメラの同一エピポーラライン上の濃度を示す。
また第6図(a)および第6図(b)に第1のフィル
ター出力を示す。
第7図(a)および第7図(b)に第3のフィルター
出力を示す。
第8図(a)および第8図(b)に第5のフィルター
出力を示す。
第9図(a)および第9図(b)に第7のフィルター
出力を示す。
第10図はこの対応度画像の作成方法を示す図である。
ここでは右画像のフィルター出力上の点Pと左画像のフ
ィルター出力の差の絶対値が小さいほど対応度は大きく
なる。すなわちこの操作は次の式で示される。
Dk(lx,rx)=CRk(X)−CLk(x) Dk=DKmax−Dk ここでDk(lx,rx):k番目のフィルター出力の対応度
画像とし、かりにDk<0ならばDk=0とする。
第11図乃至第14図は、この様にして得られた各フィル
ター出力の対応度画像を示す図である。
そしてさらに、この各フィルター出力毎に対応度画像
を重みをつけて加算し、第15図に示すような最終的な対
応度画像を作成する(ステップ108)。
ここで重み付けは次式のようにして行う。
Ds(lx,rx):対応度画像 Wk:重み その後、この最終的な対応度画像Ds(lx,rx)におい
て(lx,rx)が競合する点内で最大値をとるならばその
点を対応点とし順次対応点を求め一意対応の決定とする
(ステップ109)。つまり、第16図に示すようにrx=Pr
の点における最大値の点と一致するか否かにより一意対
応を決めている。
式で表わせば、 Ds(lx1,rx1)>Ds(lx1,rx) (0<rx<rxmax,但しrx1を除く) Ds(lx1,rx1)>Ds(1x,rx1) (0<lx<lxmax,但し1x1を除く) (rxmax、lxmaxは水平方向の画素数) この条件を満たす点P(lx1,rx1)を対応点とする。
第16図のPrをrx=1からrx=rxmax−1まで変化させて
上述のようにして順次得られた対応点を表わしたものが
第17図である。
次に各対応点について視差dx=lx−rxを計算する(ス
テップ110)。
そしてEp−N0=Ep−N0+1(ステップ111)として2
番目のエピポーララインについて上述のステップ103か
らステップ110の処理を行い、エピポーラライン番号Ep
−N0が入力画像の垂直画素数Ep−maxと等しくなるまで
上述の処理を繰り返し行う(ステップ112)。
このようにしてえられた対応点間の距離すなわち視差
と、この点の2次元位置情報と、左右のカメラの間の距
離とから3次元位置を算出する。
この算出については第18図に示すような三角測量法に
より通常の演算を行うようにすればよい。
このようにして各点の三次元情報を得ることができ
る。
このようにして極めて短時間でより高精度の対応点位
置の探索を行うことができ、2つの対応点のずれ量を算
出し、このずれ量と測定点間の距離と、該2次元情報と
から、3角測量法によって3次元情報を容易に検出する
ことができる。
なお、前記実施例では7つのフィルターを用いるよう
にしたが、7つに限定されるものではなく高域と低域の
2つ以上であればよく、フィルター特性についても適宜
選択可能である。
また、第1のフィルターである平滑化フィルターは、
ノズルをとるために使用しており、本発明の必須要件で
はない。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、本発明の方法によれば、2
つの離れた位置での検出画像を高域から低域にかけて複
数段のバンドパスフィルターを通し、これらに対し、高
域のバンドパスフィルターを通した出力ほど大きい重み
を付けて加算するようにしているため、より正確で大局
的な対応付けを行うことができ、高速かつ高精度の対応
点の検出を行う事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の対応点の探索方法を示す説明
図、第2図は各フィルターを示す図、第3図は同方法を
示すフローチャート図、第4図は左右のCCDカメラの出
力を示す図、第5図は同左右のCCDカメラの同一エピポ
ーラライン上の濃度を示す図、第6図乃至第9図は同濃
度の第1,第3,第5,第7のフィルタ通過後の出力を示す
図、第10図は対応度の検出方法を示す図、第11図乃至第
14図は、各フィルター出力の対応度画像を示す模式図,
第15図は重み付け加算をした対応度画像を示す図、第16
図は一意対応の決定方法を示す図、第17図は1本のエピ
ポーラライン上での対応点を示す模式図、第18図は三角
測量法の説明図、第19図は従来例を説明するための図で
ある。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】離間した2点で物体を撮像し、第1の2次
    元画像および第2の2次元画像として出力する撮像工程
    と、 前記第1の2次元画像および第2の2次元画像の情報に
    対し、高域(高周波数領域)ほどサイズを小さくし低域
    (低周波数領域)ほどサイズを大きくした複数のバンド
    パスフィルタにより、それぞれフィルタ処理を行うフィ
    ルタリング工程と、 前記複数のバンドパスフィルタの出力毎に対応度を計算
    し、さらに各出力の対応度を、高域ほど重みを付けて加
    算する重み付け加算を行うことにより対応度を算出し、
    前記第1の2次元画像および第2の2次元画像における
    対応点を抽出する対応点抽出工程と、 を含むようにしたことを特徴とする対応点探索方法。
JP2262190A 1990-09-29 1990-09-29 対応点探索方法 Expired - Fee Related JP3060114B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2262190A JP3060114B2 (ja) 1990-09-29 1990-09-29 対応点探索方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2262190A JP3060114B2 (ja) 1990-09-29 1990-09-29 対応点探索方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04138579A JPH04138579A (ja) 1992-05-13
JP3060114B2 true JP3060114B2 (ja) 2000-07-10

Family

ID=17372325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2262190A Expired - Fee Related JP3060114B2 (ja) 1990-09-29 1990-09-29 対応点探索方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3060114B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8040396B2 (en) * 2006-05-18 2011-10-18 Konica Minolta Holdings, Inc. Image capturing apparatus and image capturing method
JP5109691B2 (ja) * 2008-01-31 2012-12-26 コニカミノルタホールディングス株式会社 解析装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04138579A (ja) 1992-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3242529B2 (ja) ステレオ画像対応付け方法およびステレオ画像視差計測方法
JP3539788B2 (ja) 画像間対応付け方法
US20070189750A1 (en) Method of and apparatus for simultaneously capturing and generating multiple blurred images
EP0121411A2 (en) Stereoscopic vision system
US20150278996A1 (en) Image processing apparatus, method, and medium for generating color image data
WO2014073670A1 (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
JP2008070120A (ja) 距離計測装置
JP2953154B2 (ja) 形状合成方法
EP3582182A1 (en) A method, a device, and a system for estimating a sub-pixel position of an extreme point in an image
TWI528783B (zh) 產生深度影像之方法及其系統及電腦程式產品
JP6494402B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム
JPH0814861A (ja) 3次元形状の計測方法及び装置
JP3060114B2 (ja) 対応点探索方法
JP2802034B2 (ja) 三次元物体の計測方法
JP2004245701A (ja) 距離分布検知装置
JP2004028811A (ja) 監視システムの距離補正装置および距離補正方法
JPH08329110A (ja) 画像処理方法
JPH02100589A (ja) 両眼視差検出方法
JPH0875454A (ja) 測距装置
JPH0252204A (ja) 3次元座標計測装置
JP3002896B2 (ja) 三次元物体の認識方法
JPH0933249A (ja) 三次元画像計測装置
JP2019192048A (ja) 撮像装置
JPH09229648A (ja) 画像情報入出力装置及び画像情報入出力方法
KR101823657B1 (ko) 이종 카메라를 위한 스테레오 영상 교정 방법

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees