JP3059940U - 口臭測定装置 - Google Patents
口臭測定装置Info
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- JP3059940U JP3059940U JP1998010043U JP1004398U JP3059940U JP 3059940 U JP3059940 U JP 3059940U JP 1998010043 U JP1998010043 U JP 1998010043U JP 1004398 U JP1004398 U JP 1004398U JP 3059940 U JP3059940 U JP 3059940U
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- JP
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- bad breath
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯に便利で、廃棄物を発生させることがな
く、迅速に測定できて使い勝手の良い口臭測定装置を提
供する。 【解決手段】 口臭を発生させる成分の濃度に応じて電
気抵抗値が変化するガスセンサ8と、ガスセンサ8の測
定値から口臭の強弱を判定する判定部10と、判定部1
0における判定結果を表示する表示部5とを備えた口臭
測定装置1において、電源投入時から所定時間が経過す
るまでの間ガスセンサ8への印可電圧を通常の電圧値よ
りも高い値に設定する電圧変更手段9を備える。
く、迅速に測定できて使い勝手の良い口臭測定装置を提
供する。 【解決手段】 口臭を発生させる成分の濃度に応じて電
気抵抗値が変化するガスセンサ8と、ガスセンサ8の測
定値から口臭の強弱を判定する判定部10と、判定部1
0における判定結果を表示する表示部5とを備えた口臭
測定装置1において、電源投入時から所定時間が経過す
るまでの間ガスセンサ8への印可電圧を通常の電圧値よ
りも高い値に設定する電圧変更手段9を備える。
Description
【0001】
本考案は、口臭測定装置に関し、特に、携帯に便利で、廃棄物を発生させるこ とがなく、迅速な測定を可能とする口臭測定装置に関する。
【0002】
自己の口臭を気にする人のため、または口臭によって健康度及び身体の不具合 箇所を検査する目的等のため、従来、種々の口臭測定方法及び装置が提案されて いる。例えば、特公昭62−51425号公報、特公平3−54794号公報に は、簡易に口臭を検出するための試薬が提案されている。
【0003】 また、特公平4−23218号公報には、紙等の吸水性基体に、唾液を付着さ せ、この唾液からの臭気の発生の有無によって容易に口臭検査をする技術が記載 されている。
【0004】 さらに、特開昭58−208651号公報には、ガス検知素子を利用して口臭 の有無、強弱を電気信号に変換してメータ等に表示することにより簡易に口臭を 測定する装置が開示されている。
【0005】
しかし、自己の口臭を気にする人が日常生活において口臭をチェックする際に 、試薬を用いて口臭を測定する方法では、常に試薬を携帯しなければならず、測 定時には一定量の試薬を別の容器等に移す必要があるとともに、測定後には使用 済み試薬を廃棄しなければならず煩雑であった。
【0006】 また、紙等の吸水性基体に唾液を付着させて口臭を測定する場合には、携帯に は便利であるが、やはり使用済みの吸水性基体を廃棄しなければならず煩雑であ った。
【0007】 一方、ガス検知素子を利用した口臭測定装置の場合には、携帯に便利であると ともに、廃棄物も発生しないため、これらの両面において優れているが、ガスセ ンサーやアルコールセンサーで臭い等を検知するときは、外気温度によって測定 結果が左右されないように、電源スイッチを入れてから被検知ガス等が一定温度 以上になるまで待つ必要があり、使い勝手の面で十分ではなかった。
【0008】 そこで、本考案は上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであっ て、携帯に便利で、廃棄物を発生することがなく、迅速に測定できて使い勝手の 良い口臭測定装置を提供することを目的とする。
【0009】
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案は、口臭測定装置であって、口 臭を発生させる成分の濃度に応じて電気抵抗値が変化するガスセンサと、該ガス センサの測定値から口臭の強弱を判定する判定部と、該判定部における判定結果 を表示する表示部とを備え、電源投入時から所定時間が経過するまでの間前記ガ スセンサへの印可電圧を通常の電圧値よりも高い値に設定する電圧変更手段を備 えたことを特徴とする。
【0010】 そして、請求項1記載の発明によれば、電源投入時から所定時間が経過するま での間前記ガスセンサへの印可電圧を通常の電圧値よりも高い値に設定するため 、電源投入後ガスセンサによる測定が可能となるまでの予熱時間を大幅に短縮す ることができ、迅速な測定が可能となる。
【0011】 また、請求項2記載の考案は、前記電圧変更手段は、DC−DCコンバータで あることを特徴とする。
【0012】 これによって、上記作用に加え、電圧の増加率の設定の自由度を高くすること ができて設計の際に便利で、電圧を変更する際の損失が少ないため電池の寿命を 長く維持することができ、小型のため口臭測定装置をコンパクトに構成すること ができる。
【0013】
次に、本考案にかかる口臭測定装置の実施の形態の具体例を図面を参照しなが ら説明する。
【0014】 図1に示すように、本考案にかかる口臭測定装置1は、携帯用として、縦75 mmx横45mmx厚さ12mm程度の寸法に形成された本体2に、息を吹き込 むための吹込口11と、電源スイッチ3と、測定可能であることを知らせるため の準備確認ランプ4と、測定結果を表示するための表示部としてのジャッジラン プ5が備えられる。また、本体2には、携帯に便利なように、先端がリング状に 形成されたストラップ6が備えられる。
【0015】 図2に示すように、この口臭測定装置1は、さらに、電源としての電池7と、 口臭を発生させる成分の濃度を測定するためのガスセンサ8と、このガスセンサ 8への印可電圧を上昇させるための電圧変更手段としてのDC−DCコンバータ 9と、コントロールユニット10を備える。
【0016】 ガスセンサ8は、吹込口11から吹き込まれた息を吸着することによって電気 抵抗値が変化し、メルカプタン系のガス等の濃度を測定することができるもので あって一般的に使用されているものである。
【0017】 また、DC−DCコンバータ9は、ガスセンサ8に印可する電圧を上昇させる ために備えられるが、ガスセンサ8に印可する電圧を上昇させる理由は以下のと おりである。
【0018】 ガスセンサ8によって口臭を発生させる成分の濃度を測定するときは、外気温 度によって測定結果が左右されないように、被検知ガスとしての息を一定温度以 上に保つ必要がある。しかし、ガスセンサ8に印可する電圧を通常の値のままと すると、電源を入れてから、ガスセンサ8による測定が可能となるまでに最低1 分以上の予熱時間を必要とする。
【0019】 そこで、この予熱時間を短縮するため、図3に示すように、センサーの予熱端 子電圧をDC−DCコンバータにより通常電圧の数倍まで上昇させる。そして、 その電圧を数秒間印可した後、通常の電圧に戻すことによって規定の温度上昇を 得ることを可能とした。これによって、測定が可能となるまでの予熱時間を約1 0秒に短縮して、迅速な測定を可能としている。
【0020】 コントロールユニット10は、装置全体を制御するために備えられ、ガスセン サ8の測定値から口臭の強弱を判定する図示しない判定部を含み、この判定部に おける判定結果をジャッジランプ5に表示させる。
【0021】 次に、上記構成を有する口臭測定装置の動作について説明する。
【0022】 まず、電源スイッチ3を入れて約10秒待つと、準備確認ランプ4が点灯して 測定可能であることが表示される。そこで、吹込口11から息を吹き込むと、吹 き込まれた息に含まれている口臭を発生させる成分の濃度に応じてガスセンサ8 の電気抵抗値が変化し、この電気的抵抗値の変化によってコントロールユニット 10の判定部で口臭の強弱が判定される。
【0023】 判定部での判定結果によって、口臭が強い場合には、ジャッジランプ5に「H EAVY」という文字または絵文字が表示され、中程度の場合には「MIDDL E」という文字または絵文字が表示され、弱い場合には「LIGHT」という文 字または絵文字が表示される。そして、電源スイッチ3をオフにすることによっ て口臭の判定が終了する。
【0024】 尚、上記実施例においては、電源投入時から所定時間が経過するまでの間ガス センサ8への印可電圧を通常の電圧値よりも高い値に設定するための電圧変更手 段としてDC−DCコンバータを使用したが、他の手段によって電圧変更手段を 構成することも可能である。尚、DC−DCコンバータを使用すると、装置を小 型に維持することができ、電圧を変更する際の損失が少なく、電圧の増加率の設 定の自由度が高いため好適である。
【0025】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、携帯に便利で、廃棄物を 発生させることがなく、電源投入後ガスセンサによる測定が可能となるまでの予 熱時間を大幅に短縮することができるため、迅速な測定ができて使い勝手の良い 口臭測定装置を提供することができる。
【0026】 また、請求項2記載の発明によれば、上記効果に加え、設計の際の利便性が良 く、電池の寿命を長く維持することができ、コンパクトな口臭測定装置を提供す ることができる。
【図1】本発明にかかる口臭測定装置の外観を示す概略
図である。
図である。
【図2】図1の口臭測定装置の構成を示す概略図であ
る。
る。
【図3】図1の口臭測定装置において、DC−DCコン
バータを使用してガスセンサーによる測定可能時間を短
縮する方法を説明するためのグラフである。
バータを使用してガスセンサーによる測定可能時間を短
縮する方法を説明するためのグラフである。
1 口臭測定装置 2 本体 3 電源スイッチ 4 準備確認ランプ 5 ジャッジランプ 6 ストラップ 7 電池 8 ガスセンサ 9 DC−DCコンバータ 10 コントロールユニット 11 吹込口
Claims (2)
- 【請求項1】 口臭を発生させる成分の濃度に応じて電
気抵抗値が変化するガスセンサと、該ガスセンサの測定
値から口臭の強弱を判定する判定部と、該判定部におけ
る判定結果を表示する表示部とを備えた口臭測定装置に
おいて、 電源投入時から所定時間が経過するまでの間前記ガスセ
ンサへの印可電圧を通常の電圧値よりも高い値に設定す
る電圧変更手段を備えたことを特徴とする口臭測定装
置。 - 【請求項2】 前記電圧変更手段は、DC−DCコンバ
ータであることを特徴とする請求項1記載の口臭測定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998010043U JP3059940U (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 口臭測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998010043U JP3059940U (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 口臭測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3059940U true JP3059940U (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=43193778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998010043U Expired - Lifetime JP3059940U (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 口臭測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3059940U (ja) |
-
1998
- 1998-12-17 JP JP1998010043U patent/JP3059940U/ja not_active Expired - Lifetime
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