JP3059875U - 任意形状均一放射加熱用治具 - Google Patents
任意形状均一放射加熱用治具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】マルチモード発振時のレーザビームの空間的不
均一性を、効率よくかつ再現性よく均一化すること。 【解決手段】マルチモード発振しているレーザビームを
ステップインデックス光ガイド(1)に通し、ステップ
インデックス光ガイド(1)を複数枚の局所的曲げを作
る板(2,3)で挟み込み、局所的曲げを作る板(2,
3)を支持している、支持板(7,8)の一方を回転軸
(4)で連結しそこを支点とし、逆方向にある固定ネジ
により、ステップインデックス光ガイドを挟み込む。固
定ネジの近傍には、締め付け量を測定する装置を有す
る。これにより局所的曲げを多数、一定位置、一定の力
で保持する。また、局所的曲げを作る板のステップイン
デックス光ガイドと接触する面は、その面の形状を変え
ることにより、ステップインデックス光ガイドの断面の
色々な方向で接触させることが容易に出来、局所的曲げ
を多方向から保持する。
均一性を、効率よくかつ再現性よく均一化すること。 【解決手段】マルチモード発振しているレーザビームを
ステップインデックス光ガイド(1)に通し、ステップ
インデックス光ガイド(1)を複数枚の局所的曲げを作
る板(2,3)で挟み込み、局所的曲げを作る板(2,
3)を支持している、支持板(7,8)の一方を回転軸
(4)で連結しそこを支点とし、逆方向にある固定ネジ
により、ステップインデックス光ガイドを挟み込む。固
定ネジの近傍には、締め付け量を測定する装置を有す
る。これにより局所的曲げを多数、一定位置、一定の力
で保持する。また、局所的曲げを作る板のステップイン
デックス光ガイドと接触する面は、その面の形状を変え
ることにより、ステップインデックス光ガイドの断面の
色々な方向で接触させることが容易に出来、局所的曲げ
を多方向から保持する。
Description
【0001】
本考案は、精密加工や精密計測用の放射加熱源として用いられる高輝度光源、 大出力のパルスレーザを集光して、ステップインデックス光ガイドに入射させた 場合に局所曲げを作り、ビームに乱反射を生じさせることによりステップインデ ックス光ガイド内部のエネルギー分布を均一化するときの、局所曲げを作る任意 形状均一放射加熱用治具に関する。
【0002】
精密加工や精密計測用の放射加熱源として用いられる高輝度光源、大出力のパ ルスレーザは、大出力を得るためにマルチモードで発振する必要がある。マルチ モード発振時のレーザビームは空間的に不均一であり、その不均一性のため加工 精度の低下、計測精度の低下を招いていた。
【0003】
マルチモード発振時のレーザビームの空間的不均一性と、その不均一性の為の 加工精度の低下、計測精度の低下を解決する為、本考案はマルチモード発振時レ ーザビームをステップインデックス光ガイドに通し、そのステップインデックス 光ガイドの局所曲げを、多方向、多数、一定位置、一定の力で保持する任意形状 均一放射加熱用治具を提供することを目的とする。
【0004】
上記の目的を達成する為、請求項1記載の考案に係る任意形状均一放射加熱用 治具は放射加熱源として用いられる高輝度光源、大出力のパルスレーザのマルチ モード発振時の空間的に不均一なレーザビームを、ステップインデックス光ガイ ド(1)に局所曲げを作ることにより、ビームに乱反射を生じさせ、効率よくか つ再現性よく空間的に均一なビームに変換する装置で、マルチモード発振してい るレーザビームをステップインデックス光ガイド(1)に通し、そのステップイ ンデックス光ガイド(1)を2組の支持板(7,8)により支持されている、複 数枚の案内板(2,3)で上下から挟み、支持板(7,8)の片側を回転軸(4 )で連結しそこを支点とし、支点の逆方向にある固定ネジ(5)を締め込むこと により、2組の支持板(7,8)により支持されている、案内板(2,3)で、 ステップインデックス光ガイドに力を加え、局所曲げを多数、一定位置、一定の 力で形成し保持する構成にある。。 また請求項2の考案は、請求項1の考案において、案内板(2,3)が、ステ ップインデックス光ガイド(10)を、ステップインデックス光ガイド(10) の側面を90度間隔の4方向から垂直に押すような、形状の案内板(9)を有す る。 また請求項3の考案は、請求項1の考案において、案内板(2,3)が、ステ ップインデックス光ガイド(12)を、ステップインデックス光ガイド(12) の側面を任意角度間隔の垂直な4方向から垂直に押すような、形状の案内板(1 1)を有する構成にある。 更に請求項4の考案は、請求項1の考案において、案内板(2,3)が、ステ ップインデックス光ガイド(14)を、ステップインデックス光ガイド(14) の側面を180度間隔の2方向から、円弧上にある接点で垂直に押すような、形 状の案内板(13)を有する構成にある。
【0005】
上記の構成によると、案内板のステップインデックス光ガイドと接触する面は 、形状を変えることにより、ステップインデックス光ガイドの側面に対して種々 の方向から接触させることが可能となり、ステップインデックス光ガイドに、局 所曲げを多方向、多数、一定位置、一定の力で形成し、保持できる。
【0006】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は任意形状均一放射加熱用治 具の側面図である。案内板(2)は支持板(7)に、案内板(3)は支持板(8 )にそれぞれ保持されており、各案内板(2,3)は、図2に示すようにステッ プインデックス光ガイド(1)に沿って複数枚互い違いに所定間隔を置いて配置 されている。案内板の材質は金属、プラスチック等であり、ステップインデック ス光ガイド(1)を支持する為の切り欠き部2a,3aが形成されている。切り 欠き部の形状は、図3(A)の等辺のV字形、(B)の不等辺のV字形、(C) の円弧などがあり、容易に交換可能である。図3(A)の切り欠き部はステップ インデックス光ガイド(10)の側面を90度間隔の4方向から垂直に押す作用 を有する。図3の(B)の切り欠き部はステップインデックス光ガイド(12) を、ステップインデックス光ガイド(12)の側面を任意角度間隔の垂直な4方 向から垂直に押す作用を有する。図3の(C)の切り欠き部はステップインデッ クス光ガイド(14)を、ステップインデックス光ガイド(14)の側面を18 0度間隔の2方向から、円弧上にある接点で垂直に押す作用を有する。
【0007】 支持板(7,8)は上下一対あり、そのどちらにも、案内板が複数枚支持され ている。上下一対の支持板は軸受けと、軸により連結され、自由に上下の支持板 (7,8)に支持された案内板の間隔が変わり、ステップインデックス光ガイド (1)の締め付けの間隔を、変えることが出来る。
【0008】 上下一対の支持板の軸受けと、軸による連結部との反対側に、締め付け用のネ ジ(5)を持ち、これによりステップインデックス光ガイド(1)の締め付けの 間隔を、調節する。また、締め付けネジの近傍に、締め付け間隔を測定するため の装置、例えばマイクロメータ(6)を設置する。
【0009】
請求項1の考案によれば、放射加熱源として用いられる高輝度光源、大出力の パルスレーザを集光して、ステップインデックス光ガイドに入射させた場合ステ ップインデックス光ガイドに、多数の局所曲げを作ることにより、エネルギー分 布の均一化の効果が高い。また、固定ネジの効果により、一定の締め付けが出来 、エネルギー分布の均一化効果の再現性が高い。 請求項2の考案によれば、多方向からの局所曲げを作ることにより、エネルギ ー分布の均一化の効果が高い。 請求項3の考案によれば、多方向からの局所曲げを作ることにより、エネルギ ー分布の均一化の効果が高い。 請求項4の考案によれば、多方向からの局所曲げを作ることにより、エネルギ ー分布の均一化の効果が高い。
【図1】任意形状均一放射加熱法治具の側面図である。
【図2】任意形状均一放射加熱法治具の案内板部分の正
面図である。
面図である。
【図3】案内板の、ステップインデックス光ガイド支持
用切り欠き部の形状図である。
用切り欠き部の形状図である。
1,10,12,14 ステップインデックス光ガイ
ド 2,3,9,11,13 案内板 4 支持板軸受け 5 締め付けネジ 6 マイクロメータ 7,8 支持板
ド 2,3,9,11,13 案内板 4 支持板軸受け 5 締め付けネジ 6 マイクロメータ 7,8 支持板
フロントページの続き (72)考案者 馬場 哲也 茨城県つくば市梅園1丁目1番4号 工業 技術院計量研究所内 (72)考案者 小林 暁 茨城県石岡市荒金3番11号 株式会社ベテ ル内 (72)考案者 羽鳥 仁人 茨城県石岡市荒金3番11号 株式会社ベテ ル内
Claims (4)
- 【請求項1】 放射加熱源として用いられる高輝度光
源、大出力のパルスレーザのマルチモード発振時の空間
的に不均一なレーザビームを、ステップインデックス光
ガイド(1)に局所曲げを作ることにより、ビームに乱
反射を生じさせ、効率よくかつ再現性よく空間的に均一
なビームに変換する装置で、マルチモード発振している
レーザビームをステップインデックス光ガイド(1)に
通し、そのステップインデックス光ガイド(1)を2組
の支持板(7,8)により支持されている、複数枚の案
内板(2,3)で上下から挟み、支持板(7,8)の片
側を回転軸(4)で連結しそこを支点とし、支点の逆方
向にある固定ネジ(5)を締め込むことにより、2組の
支持板(7,8)により支持されている、案内板(2,
3)で、ステップインデックス光ガイドに力を加え、局
所曲げを多数、一定位置、一定の力で形成し保持するこ
とを特徴とする任意形状均一放射加熱用治具。 - 【請求項2】 前記案内板(2,3)が、ステップイン
デックス光ガイド(10)を、ステップインデックス光
ガイド(10)の側面を90度間隔の4方向から垂直に
押すような、形状の案内板(9)を有することを特徴と
する請求項1記載の任意形状均一放射加熱用治具。 - 【請求項3】 前記案内板(2,3)が、ステップイン
デックス光ガイド(12)を、ステップインデックス光
ガイド(12)の側面を任意角度間隔の垂直な4方向か
ら垂直に押すような、形状の案内板(11)を有するこ
とを特徴とする請求項1記載の任意形状均一放射加熱用
治具。 - 【請求項4】 前記案内板(2,3)が、ステップイン
デックス光ガイド(14)を、ステップインデックス光
ガイド(14)の側面を180度間隔の2方向から、円
弧上にある接点で垂直に押すような、形状の案内板(1
3)を有することを特徴とする請求項1記載の任意形状
均一放射加熱用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998009639U JP3059875U (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | 任意形状均一放射加熱用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998009639U JP3059875U (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | 任意形状均一放射加熱用治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3059875U true JP3059875U (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=43193714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998009639U Expired - Lifetime JP3059875U (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | 任意形状均一放射加熱用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3059875U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016031895A1 (ja) * | 2014-08-28 | 2016-03-03 | 古河電気工業株式会社 | レーザ光照射装置 |
-
1998
- 1998-12-07 JP JP1998009639U patent/JP3059875U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016031895A1 (ja) * | 2014-08-28 | 2016-03-03 | 古河電気工業株式会社 | レーザ光照射装置 |
JPWO2016031895A1 (ja) * | 2014-08-28 | 2017-06-15 | 古河電気工業株式会社 | レーザ光照射装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |