JP3059661U - マンホール内断熱蓋 - Google Patents
マンホール内断熱蓋Info
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- JP3059661U JP3059661U JP1998000273U JP27398U JP3059661U JP 3059661 U JP3059661 U JP 3059661U JP 1998000273 U JP1998000273 U JP 1998000273U JP 27398 U JP27398 U JP 27398U JP 3059661 U JP3059661 U JP 3059661U
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- insulating lid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋳鉄製のマンホール桝蓋の上に積もった雪が
下からの熱で溶けるのを防ぐ為の設置作業の容易なマン
ホール内断熱蓋とその金具を提供する。 【構成】 発泡プラスチック製の内断熱蓋とそれをマン
ホール内に設置する為の金具で、マンホールのタイプに
よってそれぞれ異なるが、足掛金具を利用したりフラン
ジのつばを利用したりして内断熱蓋を所定の位置に保持
できるようにしてある。
下からの熱で溶けるのを防ぐ為の設置作業の容易なマン
ホール内断熱蓋とその金具を提供する。 【構成】 発泡プラスチック製の内断熱蓋とそれをマン
ホール内に設置する為の金具で、マンホールのタイプに
よってそれぞれ異なるが、足掛金具を利用したりフラン
ジのつばを利用したりして内断熱蓋を所定の位置に保持
できるようにしてある。
Description
【0001】
マンホール内の熱が鋳鉄製の桝蓋に伝わってその上に積もった雪を溶かすのを 防ぐ為に桝蓋の下に設置する内断熱蓋に関する。
【0002】
従来マンホール蓋の下を断熱する事はほとんど行われておらず、豪雪地帯では 、圧雪状態になった道路のマンホール蓋部分のみ下からの熱で雪が溶けて丸いく ぼみになり、著しい交通障害になっていた。
【0003】 内断熱蓋をマンホール蓋の下側に入れて下からの熱を遮断すれば良いという考 えは古くからあり、鋳鉄製の桝蓋の裏面にウレタン発泡樹脂を吹き付けたり、円 形に切り抜いた発泡プラスチック板をコンクリート管にアンカーを打ち込んで、 その爪にのせて止めたりという方法がわずかに行われていたが、工事が大変であ ったり、ウレタン発泡樹脂の場合は水分を吸って断熱性が低下し、さらに重くな って剥離したり、固定方法に難点があってマンホール内に内断熱蓋が落下してし まったりした。
【0004】
本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、鋳鉄製の桝蓋の上の雪が溶け るのを防ぐ為に桝蓋の下に内断熱蓋を入れるにあたり、設置作業が簡単に行え、 確実な断熱効果が期待できる内断熱蓋とそれの取付金具等を提供する事にある。
【0005】 マンホールの構造は多種類にわたり桝蓋まわりを見ても鋳鉄製の桝蓋がそっく り取り外せる、フランジに蓋受のつばがある平受タイプや、蓋が蝶番式になって いてフランジにつばがなく円錘の一部のようにテーパーのついているVタイプな どがあり、またその下の鉛直のコンクリート管についてもマンホール桝蓋とほぼ 同一内径の同筒状のものや、フランジの下からすぐスカート状に拡がったジョイ ント管を介して蓋の直径より大きな内径のコンクリート管につながっているもの もあり、その中に設置する内断熱蓋と取付金具もそれぞれに対応したものでなけ ればならない。
【0006】
軽い発泡プラスチック製の内断熱蓋をマンホール内の所定の位置に設置する為 に、フランジのつばを利用したり、足掛金物を利用したり、フランジにある輪を 利用したりして容易に設置したり、取り外しが行える各タイプのマンホールに応 じた機構を考案した。
【0007】
次に本考案の各タイプのマンホールに応じた実施方法について実例に基づいて 説明する。
【0008】 第1例 図1、図2に示すようにマンホール1の中にある足掛金物2に金属棒を曲げて 作った金具3を差し込むとその先端が足掛金物にからみつくように自重で自然に 止まるようになっている。その上に発泡プラスチック製の軽い内断熱蓋4をのせ て使用する。
【0009】 第2例 図3に示す斜視図はLアングルを円形に曲げたつっぱりリング5の端に中央に 穴を空けた平板6を取り付け、ボルトとナット7がその穴に通してあり、ナット を回す事によってその間隔を調節できるようになった金具で、図4に示す断面図 のようにマンホール1の内壁につっぱって密着させ、内断熱蓋4をのせて使用す る。
【0010】 第3例 図5は発泡ポリスチレンの外周上端にLアングルを曲げたもの8を貼り付け、 全表面を樹脂で被覆した内断熱蓋を示している。図6はその断面図である。図7 はこのタイプの変形でアングルを約10cm程に切断したもの9を外周上端の数 カ所に貼り付けたものである。図8はこれらのタイプの内断熱蓋を平受タイプの マンホールに設置した様を示す断面図である。
【0011】 第4例 図9は内断熱蓋4を貫通して、ナットを回転すると伸び縮みする金属棒11が 通してあり、縮めてマンホール内に入れ、ナットを回転させてのばしマンホール 内壁につっぱって所定の位置に固定するようになっている内断熱蓋である。
【0012】 第5例 図10は発泡ポリエチレンのような弾力性のある発泡プラスチック製の内断熱 蓋で、ワンタッチ脱着式のバックル12付きの帯ひも13がたすき状に通してあ るもので、図11に示すように鉄フランジにひもを通せる輪14が付いている場 合はその輪にひもを通し、バックルをはめ、ひもを引っ張って締め付けて内断熱 蓋が落下しないように固定する。
【0013】 第6例 図12は鉄フランジにひもを通す輪が無い場合で、鉄フランジに出ている爪を 利用して吊り下げ用金具15を橋渡しに掛けて、帯ひもをそれに回してひもを引 っ張って固定する。ひもの代わりにインシュロックを使用しても良い。
【0014】 第7例 図13は鋳鉄製の桝蓋10にナット16を溶着してあり、ボルト17で内断熱 蓋4を取り付けた例を示す断面図である。
【0015】 第8例 集中豪雨時など急激な増水があった時、下水道内を満水状態で水が移動すると 中の空気が圧縮されて内圧が高くなり、マンホールの桝蓋が跳ぶのを防ぐ為に桝 蓋に多数の空気抜の穴が空けてある場合に対応する内断熱蓋の断面図が図14に 示してある。
【0016】 発泡プラスチック製の脱気弁19が内断熱蓋4の中心に空けられた直径10〜 15cmの穴20の上にヒンジ部21で取り付けられている。脱気弁19は穴よ り一回り大きな面積を持ち、通常は自重で穴をふさいで断熱蓋としての機能を保 っているが、マンホール内の圧力が高くなるとその圧力で上に開き空気を逃がす 事ができる。
【0017】
以上述べたように、本考案のマンホール内断熱蓋は取り付け取り外しが容易で 、冬にはマンホールの上の雪が溶けるのを防ぎ交通障害を減らす事が出来るが、 定期点検の時は簡単に取り外す事が出来て作業の妨げにならない。
【提出日】平成10年1月27日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】追加
【0001】
マンホール内の熱が鋳鉄製の桝蓋に伝わってその上に積もった雪を溶かすのを 防ぐ為に桝蓋の下に設置する内断熱蓋に関する。
【0002】
従来マンホール蓋の下を断熱する事はほとんど行われておらず、豪雪地帯では 、圧雪状態になった道路のマンホール蓋部分のみ下からの熱で雪が溶けて丸いく ぼみになり、著しい交通障害になっていた。
【0003】 内断熱蓋をマンホール蓋の下側に入れて下からの熱を遮断すれば良いという考 えは古くからあり、鋳鉄製の桝蓋の裏面にウレタン発泡樹脂を吹き付けたり、円 形に切り抜いた発泡プラスチック板をコンクリート管にアンカーを打ち込んで、 その爪にのせて止めたりという方法がわずかに行われていたが、工事が大変であ ったり、ウレタン発泡樹脂の場合は水分を吸って断熱性が低下し、さらに重くな って剥離したり、固定方法に難点があってマンホール内に内断熱蓋が落下してし まったりした。
【0004】
本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、鋳鉄製の桝蓋の上の雪が溶け るのを防ぐ為に桝蓋の下に内断熱蓋を入れるにあたり、設置作業が簡単に行え、 確実な断熱効果が期待できる内断熱蓋とそれの取付金具等を提供する事にある。
【0005】 マンホールの構造は多種類にわたり桝蓋まわりを見ても鋳鉄製の桝蓋がそっく り取り外せる、フランジに蓋受のつばがある平受タイプや、蓋が蝶番式になって いてフランジにつばがなく円錘の一部のようにテーパーのついているVタイプな どがあり、またその下の鉛直のコンクリート管についてもマンホール桝蓋とほぼ 同一内径の同筒状のものや、フランジの下からすぐスカート状に拡がったジョイ ント管を介して蓋の直径より大きな内径のコンクリート管につながっているもの もあり、その中に設置する内断熱蓋と取付金具もそれぞれに対応したものでなけ ればならない。
【0006】
軽い発泡プラスチック製の内断熱蓋をマンホール内の所定の位置に設置する為 に、フランジのつばを利用したり、足掛金物を利用したり、フランジにある輪を 利用したりして容易に設置したり、取り外しが行える各タイプのマンホールに応 じた機構を考案した。
【0007】
次に本考案の各タイプのマンホールに応じた実施方法について実例に基づいて 説明する。
【0008】 第1例 図1、図2に示すようにマンホール1の中にある足掛金物2に金属棒を曲げて 作った金具3を差し込むとその先端が足掛金物にからみつくように自重で自然に 止まるようになっている。その上に発泡プラスチック製の軽い内断熱蓋4をのせ て使用する。
【0009】 第2例 図3に示す斜視図はLアングルを円形に曲げたつっぱりリング5の端に中央に 穴を空けた平板6を取り付け、ボルトとナット7がその穴に通してあり、ナット を回す事によってその間隔を調節できるようになった金具で、図4に示す断面図 のようにマンホール1の内壁につっぱって密着させ、内断熱蓋4をのせて使用す る。
【0010】 第3例 図5は発泡ポリスチレンの外周上端にLアングルを曲げたもの8を貼り付け、 全表面を樹脂で被覆した内断熱蓋を示している。図6はその断面図である。図7 はこのタイプの変形でアングルを約10cm程に切断したもの9を外周上端の数 カ所に貼り付けたものである。図8はこれらのタイプの内断熱蓋を平受タイプの マンホールに設置した様を示す断面図である。
【0011】 第4例 図9は内断熱蓋4を貫通して、ナットを回転すると仲び縮みする金属棒11が 通してあり、縮めてマンホール内に入れ、ナットを回転させてのばしマンホール 内壁につっぱって所定の位置に固定するようになっている内断熱蓋である。
【0012】 第5例 図10は発泡ポリエチレンのような弾力性のある発泡プラスチック製の内断熱 蓋で、ワンタッチ脱着式のバックル12付きの帯ひも13がたすき状に通してあ るもので、図11に示すように鉄フランジにひもを通せる輪14が付いている場 合はその輪にひもを通し、バックルをはめ、ひもを引っ張って締め付けて内断熱 蓋が落下しないように固定する。
【0013】 第6例 図12は鉄フランジにひもを通す輪が無い場合で、鉄フランジに出ている爪を 利用して吊り下げ用金具15を橋渡しに掛けて、帯ひもをそれに回してひもを引 っ張って固定する。ひもの代わりにインシュロックを使用しても良い。
【0014】 第7例 図13は鋳鉄製の桝蓋10にナット16を溶着してあり、ボルト17で内断熱 蓋4を取り付けた例を示す断面図である。
【0015】 第8例 集中豪雨時など急激な増水があった時、下水道内を満水状態で水が移動すると 中の空気が圧縮されて内圧が高くなり、マンホールの桝蓋が跳ぶのを防ぐ為に桝 蓋に多数の空気抜の穴が空けてある場合に対応する内断熱蓋の断面図が図14に 示してある。
【0016】 発泡プラスチック製の脱気弁19が内断熱蓋4の中心に空けられた直径10〜 15cmの穴20の上にヒンジ部21で取り付けられている。脱気弁19は穴よ り一回り大きな面積を持ち、通常は自重で穴をふさいで断熱蓋としての機能を保 っているが、マンホール内の圧力が高くなるとその圧力で上に開き空気を逃がす 事ができる。
【0017】
第9例
図15は鋳鉄製の桝蓋10に通気孔22が開いている場合、その孔を利用して
ボルト17で内断熱蓋4を吊り下げた例を示す断面図である。通気孔から雨水等
が入って来る場合、水は中心部に集まり内断熱蓋の中心に開けられた排水孔23
から下に落下するようになっている。
【0018】
以上述べたように、本考案のマンホール内断熱蓋は取り付け取り外しが容易で 、冬にはマンホールの上の雪が溶けるのを防ぎ交通障害を減らす事が出来るが、 定期点検の時は簡単に取り外す事が出来て作業の妨げにならない。
【図1】足掛金物に内断熱蓋保持用金具を取り付けた状
態を示す平面図
態を示す平面図
【図2】金具の上に内断熱蓋をのせた状態を示す断面図
【図3】Lアングルを曲げた内断熱蓋保持用リング
【図4】図3の保持用リングをマンホール内に設置して
内断熱蓋をのせた状態を示す断面図
内断熱蓋をのせた状態を示す断面図
【図5】つば付内断熱蓋の斜視図
【図6】つば付内断熱蓋の断面図
【図7】部分的つば付内断熱蓋の斜視図
【図8】つば付内断熱蓋を平受タイプのマンホールに設
置した状態を示す断面図
置した状態を示す断面図
【図9】つっぱり棒が中心部を貫通している内断熱蓋の
斜視図
斜視図
【図10】引き上げ用の帯ひものついている内断熱蓋の
斜視図
斜視図
【図11】Vタイプのマンホールでフランジに輪が付い
ている場合、帯ひもで内断熱蓋をフランジの輪に固定し
た状態を示す斜視図
ている場合、帯ひもで内断熱蓋をフランジの輪に固定し
た状態を示す斜視図
【図12】橋渡しした吊り下げ用金具に帯ひもで内断熱
蓋を固定した状態を示す断面図
蓋を固定した状態を示す断面図
【図13】桝蓋の裏側に溶着したナットに内断熱蓋をボ
ルトで固定した状態を表す断面図
ルトで固定した状態を表す断面図
【図14】脱気弁を持った内断熱蓋を示す断面図
1 マンホール穴 2 足掛金物 3 金属棒を曲げて作った金具 4 内断熱蓋 5 つっぱりリング 6 穴を空けた平板 7 間隔調節用ボルトナット 8 Lアングル 9 Lアングル断片 10 鋳鉄製桝蓋 11 つっぱり棒 12 ワンタッチバックル 13 帯ひも 14 フランジに付いている輪 15 吊り下げ用金具 16 ナット 17 ボルト 18 ワッシャー 19 脱気弁 20 脱気孔 21 ヒンジ部
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月27日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】追加
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 マンホール内断熱蓋
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】足掛金物に内断熱蓋保持用金具を取り付けた状
態を示す平面図
態を示す平面図
【図2】金具の上に内断熱蓋をのせた状態を示す断面図
【図3】Lアングルを曲げた内断熱蓋保持用リング
【図4】図3の保持用リングをマンホール内に設置して
内断熱蓋をのせた状態を示す断面図
内断熱蓋をのせた状態を示す断面図
【図5】つば付内断熱蓋の斜視図
【図6】つば付内断熱蓋の断面図
【図7】部分的つば付内断熱蓋の斜視図
【図8】つば付内断熱蓋を平受タイプのマンホールに設
置した状態を示す断面図
置した状態を示す断面図
【図9】つっぱり棒が中心部を貫通している内断熱蓋の
斜視図
斜視図
【図10】引き上げ用の帯ひものついている内断熱蓋の
斜視図
斜視図
【図11】Vタイプのマンホールでフランジに輪が付い
ている場合、帯ひもで内断熱蓋をフランジの輪に固定し
た状態を示す斜視図
ている場合、帯ひもで内断熱蓋をフランジの輪に固定し
た状態を示す斜視図
【図12】橋渡しした吊り下げ用金具に帯ひもで内断熱
蓋を固定した状態を示す断面図
蓋を固定した状態を示す断面図
【図13】桝蓋の裏側に溶着したナットに内断熱蓋をボ
ルトで固定した状態を表す断面図
ルトで固定した状態を表す断面図
【図14】脱気弁を持った内断熱蓋を示す断面図
【図15】桝蓋の通気孔からボルトで内断熱蓋を吊り下
げた状態を示す断面図
げた状態を示す断面図
【符号の説明】 1 マンホール穴 2 足掛金物 3 金属棒を曲げて作った金具 4 内断熱蓋 5 つっぱりリング 6 穴を空けた平板 7 間隔調節用ボルトナット 8 Lアングル 9 Lアングル断片 10 鋳鉄製桝蓋 11 つっぱり棒 12 ワンタッチバックル 13 帯ひも 14 フランジに付いている輪 15 吊り下げ用金具 16 ナット 17 ボルト 18 ワッシャー 19 脱気弁 20 脱気孔 21 ヒンジ部22 通気孔 23 排水孔
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】追加
【補正内容】
【図15】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (8)
- 【請求項1】 マンホール内の熱が鋳鉄製の桝蓋に伝わ
らないようにする為に桝蓋のすぐ下に設置する芯材が発
泡プラスチック製の内断熱蓋とそれを保持する金具が組
になっており、内断熱蓋は厚さ5cmぐらいで直径はマ
ンホール内にちょうど内接するようになった円板状をし
ており、金具はマンホール内の昇降用の足掛金物に差し
かけて使用する金属棒を折り曲げて作ったもので、その
金具は内断熱蓋中心部を内断熱蓋より一回り小さな面積
を持った輪で水平に支えるようになっており、その両端
はマンホール壁に向かって外側に、足掛金物の幅とほぼ
同じ幅で曲げられ、足掛金物の内側に上からはめ込まれ
た後、さらにその先端部が足掛金物の下側に来るように
それぞれ左右に曲げ広げられており、左右それぞれが足
掛金物にからみつくような形で全体が保持できるような
構造になっている内断熱蓋とその金具。 - 【請求項2】 マンホール内の垂直コンクリート管が円
筒状の場合、適当な高さに内断熱蓋を設置する為に金属
製Lアングルをつばが内側になるように円形に外径がコ
ンクリート管内径よりほんの少し小さくなるように曲
げ、円周の長さは全周より数cm短くしてあり、その両
端部に向き合うように平板が取り付けてあり、その平板
にはボルト穴が空けてあり、その穴を貫通してボルトが
通してあり、ボルトナットでその間隔を調節できるよう
になっており、その金具をマンホール内に入れて所定の
高さにおさめた後、ナットを締めて金具の径を大きくし
てコンクリート管の内壁に密着固定して、その上に円板
状の内断熱蓋をのせるようにした内断熱蓋と金具。 - 【請求項3】 平受タイプの鋳鉄製の桝蓋に使用可能な
円板状の発泡ポリスチレン製の内断熱蓋で、内断熱蓋の
上端周辺に、桝蓋のフランジの受けと桝蓋の間に打ち掛
けて使用するように、円板の外周の曲率に合わせて金属
製のLアングルを外側につばが出るように円形にまいた
ものを内断熱蓋の上端周辺に貼り付け、あるいは、Lア
ングルまたはZ型の薄板金物を約10cmぐらいの長さ
に切断したものを間隔を取りながら同様に貼り付け、そ
の後金具と発泡体を一体化する為に全体をくるむように
樹脂を薄く被覆した金具付内断熱蓋。 - 【請求項4】 厚さ約5cm程の芯材が発泡プラスチッ
ク製の円板状のマンホール用内断熱蓋の円板のさしわた
し方向の中心を貫通して、ナットを回転させると伸び縮
みする金属棒が挿入してあり、それをのばしてマンホー
ル内のコンクリート管の壁面につっぱって固定するよう
にした内断熱蓋。 - 【請求項5】 発泡ポリエチレンのような弾力性のある
断熱材を使用した円板状のマンホール用内断熱蓋で、予
め数カ所に引き上げて固定する為のロープあるいはイン
シュロックが通してあり、断熱蓋を2つ折りにしてマン
ホール内に挿入した後、中で広げてロープを引っ張り、
ロープを鉄フランジの輪に固定するようにした内断熱
蓋。 - 【請求項6】 マンホールの鉄フランジの受けに差し渡
してある幅5〜10cmの金具に、内断熱蓋から出てい
るロープを引っ掛けて内断熱蓋を吊り上げて固定するよ
うにした請求項5に記載のマンホール用内断熱蓋とその
金具。 - 【請求項7】 鋳鉄製の桝蓋の内側に数個ナットを取り
付けて、発泡プラスチック製の厚さ5cm程度の円板状
の内断熱蓋をボルトで固定できるようにした桝蓋と内断
熱蓋。 - 【請求項8】 内断熱蓋の中央に直径10〜15cmの
穴があけてあり、その上に一部が蝶番等でつながった軽
い発泡プラスチック製の弁の役目をする蓋がついている
事を特徴とする請求項1,2,3,4,5,6記載の内
断熱蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998000273U JP3059661U (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | マンホール内断熱蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998000273U JP3059661U (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | マンホール内断熱蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3059661U true JP3059661U (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=43193510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998000273U Expired - Lifetime JP3059661U (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | マンホール内断熱蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3059661U (ja) |
-
1998
- 1998-01-14 JP JP1998000273U patent/JP3059661U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |