JP3059265B2 - 作業工程表示装置 - Google Patents

作業工程表示装置

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JP3059265B2
JP3059265B2 JP27810891A JP27810891A JP3059265B2 JP 3059265 B2 JP3059265 B2 JP 3059265B2 JP 27810891 A JP27810891 A JP 27810891A JP 27810891 A JP27810891 A JP 27810891A JP 3059265 B2 JP3059265 B2 JP 3059265B2
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耕三郎 田中
昭 桜本
侑 藤井
健 三浦
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業者、ロボット等の
作業手段に対して公平に作業を分担させることができる
作業工程表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車組立ラインのような流れ作
業を行う生産ラインにあっては、1台の自動車を流す周
期(これをタクトという)毎に作業が終了するように、
各工程の作業工数(負荷)を設定することが行われてい
る。すなわち具体例を挙げれば、タクト60秒の条件下
で600秒の工数を要する作業を行おうとすると、10
の工程が必要とされている。ところで、工数の演算方法
の例として、標準時間法と言われるものがある。この標
準時間法では、仕事を単一作業に分類し、単一作業毎に
測定された時間を積算することによって作業工数が演算
される。具体例を挙げれば、AおよびBの二つの部品を
n個のボルトで一体に組み立てる作業にあっては、二つ
の部品をそれぞれ運搬するために必要な時間をt1、位
置合わせするために必要な時間をt2(これらの時間t
1,t2はそれぞれ部品の重量や搬送距離によって設定
される)、ボルトの締め付けに要する時間をt3(この
時間はボルトの締め付けトルクや長さに応じて設定され
る)、検査に必要な時間をt4、完成品の搬出に必要な
時間をt5とすれば、総作業工数Σは、 Σt=t1+t2+t3×n+t4+t5 となり、この総工数をタクトTによって除すことにより
得られる数の工数へ各作業を割り振ることが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで各工程に配置
される作業者(自動化工程にあってはロボットなどの自
動機)の負荷は、公平の見地から(自動機の場合は、特
定の箇所の部品にのみ負荷が掛からず全体的に均一に消
耗させるという見地から)一定に設定することが望まし
く、通常は、上記標準時間法により演算された工数を各
作業者に均等に割り振るようにしているが、標準時間法
によって単純に演算される工数のみでは計り得ない不公
平が生じる場合がある。例えば、作業工程中の要素作業
には、難姿勢、難作業、重量物作業といった一定以上の
負荷を伴った疲労作業があり、このような疲労作業の程
度を標準時間法で表すことができず、これよって標準時
間法を基に作業が分担された各作業者において不公平が
生じていた。
【0004】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、作業工程中に含まれる疲労作業、及び疲
労作業の中でも特に疲労の程度の大きい過負荷作業を表
示させるようにし、これによって管理者等が、その表示
内容を参照することで作業手段(自動化工程にあっては
ロボットなどの自動機)に対して公平に作業を分担させ
ることができ、不公平の無い生産ラインを得ることを可
能とする作業工程表示装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、作業工程を構成している複数の要素作
業を表示手段に表示するようにした作業工程表示装置で
あって、作業工程の要素作業を入力するための作業内容
入力手段と、該作業内容入力手段から入力される要素作
業の中で疲労程度の大きい疲労作業を予め記憶する疲労
作業記憶手段と、前記疲労作業の中で特に疲労程度の大
きい過負荷作業を予め記憶する過負荷作業記憶手段と、
前記表示手段に対して、前記作業工程の流れを順番に表
示する基本画像を記憶する基本画像記憶手段と、前記基
本画像記憶手段に記憶されている基本画像を表示手段に
表示するとともに、前記作業内容入力手段によって入力
された要素作業が、前記疲労作業記憶手段に記憶されて
いる疲労作業に該当している場合に、前記基本画像に対
して該疲労作業を表示させ、更に該要素作業が、前記過
負荷作業記憶手段に記憶されている過負荷作業に該当し
ている場合に、前記基本画像に対して要素作業中に過負
荷作業が含まれていることを表示させる表示制御手段と
を設けるようにしている。
【0006】
【作用】本発明によれば、表示手段の基本画像に対し
て、難姿勢作業、難作業、重量物作業などの一定以上の
負荷を必要とする疲労作業を表示させ、かつ疲労作業の
中で特に疲労の程度の大きい過負荷作業を表示させるよ
うにしたので、このような表示内容を管理者等が参照す
ることにより、該管理者等が、疲労作業、過負荷作業の
特に多い作業区分を直ちに認識することができ、これに
よって例えば疲労作業、過負荷作業の多い作業手段(自
動化工程にあってはロボットなどの自動機)に対して、
疲労を回復させるための休憩(疲労回復工数)を与えさ
せるなどの改善策を直ちに採ることができ、その結果、
作業手段に対して公平に作業を分担させて、不公平の無
い生産ラインを得ることが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。なお、本実施例では自動車の製造ライン
を例に挙げて順に説明する。また、この製造ラインにお
いて、自動車(生産物)の生産作業を行う作業手段とし
ては、作業者、ロボットなどがあり、これら作業手段が
それぞれ作業工程において自動車の組み立て等の作業を
行なう。
【0008】まず、図1のブロック図を参照して、作業
工程の要素作業を表示するようにした作業工程表示装置
の概略構成について説明する。この作業工程演算装置
は、要素作業を入力するための作業内容入力手段1と、
作業内容入力手段1から入力される要素作業の中で疲労
の程度の大きい疲労作業(難姿勢、難作業、重量物作
業)を予め記憶する疲労作業記憶手段2と、前記疲労作
業の中で特に疲労の程度の大きい過負荷作業を予め記憶
する過負荷作業記憶手段3と、前記作業工程及びその要
素作業をその流れに沿って順番に表示するための基本画
像を記憶する基本画像記憶手段4と、前記基本画像を基
にして、作業工程中の疲労作業及び過負荷作業を表示す
る表示手段5と、基本画像記憶手段4に記憶されている
基本画像を表示手段5に表示させるとともに、作業内容
入力手段1によって入力された要素作業が、疲労作業記
憶手段2に記憶されている疲労作業に該当している場合
に、表示手段5に表示した基本画像に対して、該疲労作
業を表示させ、更に該疲労作業が、過負荷作業記憶手段
3に記憶されている疲労作業の中で、特に疲労の程度の
大きい作業(これを過負荷作業と定義する)(後述す
る)に該当している場合に、その旨を表示させる表示制
御手段6とから構成されるものである。
【0009】以下に、上記作業内容入力手段1、疲労作
業記憶手段2、過負荷作業記憶手段3、基本画像記憶手
段4、表示手段5、表示制御手段6の具体的な構成につ
いて順番に説明する。まず、作業内容入力手段1につい
て説明する。この作業内容入力手段1としては、例えば
キーボードなどが用いられ、予め定めておいた要素作業
をその要素作業名、コード等で入力するものである。な
お、この作業内容入力手段1では、前記キーボードの他
にマークシート等を用いたデータ読取装置などが使用さ
れる。
【0010】ここで、前記作業内容入力手段1により入
力される要素作業について説明する。 自動車の生産作
業をする製造ラインは複数の工程(以下、作業工程とい
う)により構成されている。例えば、仕様書貼り付け工
程、クーラーパイプ取付工程、タイタンフック取付工程
等の作業工程により構成され、これら作業工程のそれぞ
れでは、作業者、ロボット等の作業手段が作業を行って
いる。また、これらの作業工程は、主作業、準作業、補
助作業、ロス作業により構成され、更にこれら主作業、
準作業、補助作業、ロス作業は複数の単一作業により構
成されている。具体的には、主作業は、自動車を構成す
る部分の組付作業であって、ボルト等の締め付け、各種
部品の組み付け、仕様書等の貼り付け、セッテイング、
増し締め、グリス等の塗布、位置合わせなどの単一作業
からなる。また、準作業は、主作業に付随するものであ
って、工具、部品を取る、戻す、蓋等の開閉動作などの
単一作業からなる。また、補助作業は、本来不必要であ
るが現状で行わざるを得ない作業であって、微調整、ト
ルクチェック等の検査などからなる。また、ロス作業
は、理想的な観点から見れば不要であるが、現行の生産
システム上どうしても生じるものであり、特に移動等の
作業手段の動作を主とするものである。すなわち、以上
説明したような、仕様書貼り付け工程、クーラーパイプ
取付工程等の作業工程は複数の単一作業により構成さ
れ、作業内容入力手段1においては、これら単一作業が
要素作業として入力されるようになっている。
【0011】次に、疲労作業記憶手段2について説明す
る。なお、この疲労作業記憶手段2に記憶される疲労作
業は、前記単一作業毎に評価されたものである。この疲
労作業記憶手段2に記憶される疲労作業としては、例え
ば(1)難姿勢作業、(2)難作業、(3)重量物作業
などの一定以上の負荷を必要とする作業があり、また、
難姿勢の作業の例としては、膝を深く曲げた中腰、腰を
折る、しゃがみこみ、上体を浅く前屈、フロアに座った
状態などがあり、また、難作業の例としては、指先の負
荷、手ハンマー、衝撃・振動、手首の無理などがあり、
また、重量物作業の例としては、重量物を支える、ある
いは重量物を支えながら該重量物を固定するなどの作業
がある。そして、このように示された疲労作業を、疲労
の程度によって疲労評点として表すと、例えば、難姿勢
の作業である膝を深く曲げた中腰は10点、腰を折るは
9点、しゃがみこみは7点、上体を浅く前屈は6点、フ
ロアに座った状態は4点等となり、また、難作業である
指先の負荷は5点、手ハンマーは5点、衝撃・振動は4
点、手首の無理は2点等となり、また、重量物作業は1
0点等となる。
【0012】なお、前記疲労の説明では、作業手段とし
て人間である作業者を例に挙げたが、ロボットの難姿勢
作業としては、ロボットを構成するアームあるいは手首
機構がストロークエンド付近に位置した状態で行う作業
などがあり、難作業としては、衝撃、振動等のアームあ
るいは手首機構に対して過度の負担を強いる作業などが
ある。また、ここでは、疲労を筋肉疲労としてとらえる
ようにしたが、これに限定されず、精神的疲労をその程
度に応じて評点化して、単一作業を評価するようにして
も良い。また、疲労作業を一定値以上の負荷がある難姿
勢作業、難作業、重量物作業としてとらえるようにした
が、これに限定されず、単一作業の負荷の程度を一定値
以上か否かに拘らず段階的に数値評価し、この数値に基
づき、各単一作業の疲労の程度を評価しても良い。ま
た、上記疲労を単一作業を一つの単位として評価した
が、これに限定されず、それぞれの作業工程を一つの単
位として疲労の程度を把握しても良く、あるいは複数の
単一作業によりグループを形成し、グループ単位で疲労
の程度を把握しても良い。
【0013】次に、過負荷作業記憶手段3について説明
する。この過負荷作業記憶手段3は、疲労作業の中で特
に疲労の程度の大きい過負荷作業を予め記憶するもので
あり、具体的には、疲労の程度を示す疲労評点が4.5
以上の疲労作業が記憶されている。例えば、この過負荷
作業記憶手段3中には、膝を深く曲げた中腰(10
点)、腰を折る(9点)、しゃがみこみ(7点)等とい
った4.5以上の疲労評点を有する疲労作業の要素作業
が予め記憶されている。なお、本実施例では、疲労評点
が4.5以上の疲労作業を過負荷作業としたが、どの程
度以上の疲労評点の作業を、過負荷作業とするかは任意
に設定できるものとする。
【0014】次に、基本画像記憶手段4とこの基本画像
記憶手段4に記憶された基本画像を表示する表示手段5
について説明する。基本画像記憶手段4は、図3に示す
ように作業工程の流れを順番に表示する基本画像を記憶
するものであって、この基本画像記憶手段4によって表
示手段5には、作業工程(A,B……で示す)を表示す
る作業工程表示部10と、作業工程を複数の要素作業
(1,2,3,4,5,6,……で示す)に分けて表示する要素作業
表示部11と、要素作業中(1,2,3,4,5,6,……)の疲労
作業を、「□,○……」といった記号とこれら記号内に
示される疲労評点とにより表示する疲労作業表示部12
とが設けられるようになっている。
【0015】なお、前記疲労作業表示部12において、
「□,○……」は作業の種類を示すものであって、例え
ば「□」は体全体に負担が掛かる作業、「○」は手に負
担が掛かる作業等を示している。また、前記要素作業毎
に示される疲労の程度は、上下方向に積み重ねるように
表示され、これによって表示を参照したもの(管理者
等)が、各要素作業内にどれほどの疲労作業があるかを
直ちに認識できるようになっている。また、前記疲労作
業表示部12において、評点が4.5以上と大きい単一
作業(すなわち、過負荷作業)が一つでも含まれる場合
には、符号13で示す過負荷作業表示部において、要素
作業内に過負荷作業が含まれる旨を表示するようにして
いる。また、前記作業工程を複数に区分した要素作業の
ぞれぞれでは、作業者、ロボットなどの作業手段が作業
を行うようにしているが(1つの要素作業に1つの作業
手段)、これに限定されず、1つの作業手段に対してい
くつかの要素作業において作業を行わせるようにしても
良い。
【0016】次に、表示制御手段6の制御内容を図2の
フローチャートを参照してステップ(SP)毎に説明す
る。なお、このフローチャートは、表示手段5において
作業工程毎に要素作業を表示させるためのものである。
【0017】《ステップ1》作業内容入力手段1におい
て作業工程を構成している単一作業(要素作業)を全て
入力させる。 《ステップ2》作業内容入力手段1において入力された
要素作業が、疲労作業記憶手段2に記憶されている疲労
作業に該当するか否か、更に過負荷作業記憶手段3に記
憶されている過負荷作業に該当するか否かを識別した
後、次のステップ3に進む。 《ステップ3》ステップ2の識別結果に基づき、作業内
容入力手段1において入力された要素作業が疲労作業で
あるか否かを判別し、YESの場合にステップ4に進
み、NOの場合にステップ7に進む。
【0018】《ステップ4》表示手段5の疲労作業表示
部12に対して、要素作業毎に疲労作業を「□,○…
…」と疲労評点とによって表示させ、その後、次のステ
ップ5に進む。 《ステップ5》ステップ2の識別結果に基づき、作業内
容入力手段1において入力された疲労作業が過負荷作業
であるか否かを判別し、YESの場合にステップ6に進
み、NOの場合にステップ7に進む。 《ステップ6》表示手段5の過負荷作業表示部13に対
して、疲労作業中に過負荷作業がある旨を表示させる。 《ステップ7》ステップ1において入力された単一作業
(要素作業)を全て識別したか否かを判別し、NOの場
合に元のステップ2に戻り、YESの場合に本フローチ
ャートを終了する。
【0019】以上説明したように、本実施例に示す作業
工程表示装置によれば、表示手段5の疲労作業表示部1
2に対して、(1)難姿勢作業、(2)難作業、(3)
重量物作業などの一定以上の負荷を必要とする疲労作業
を表示させ、また、過負荷作業表示部13に対して、疲
労作業の中で特に疲労の程度の大きい過負荷作業を表示
させるようにしたので、このような表示内容を管理者等
が参照することにより、該管理者等が、疲労作業、過負
荷作業の特に多い作業工程、要素作業を直ちに認識する
ことができ、これによって疲労作業、過負荷作業の多い
作業手段(自動化工程にあってはロボットなどの自動
機)に対して、疲労を回復させるための休憩(疲労回復
工数)を与えさせるなどの対策を講じることができ、そ
の結果、作業手段に対して公平に作業を分担させて、不
公平の無い生産ラインを得ることが可能となる。
【0020】従って、本発明の作業工程表示装置では、
作業手段が作業者である場合には労働環境が改善され、
また、作業手段がロボットである場合には、該ロボット
を無理な状況で連続使用することが防止され、結果とし
てロボットの特定部品の消耗を防止し、該ロボットを長
期に亙って稼働させることができる効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の作業工程表示装置によれば、表示手段に対して、難姿
勢作業、難作業、重量物作業などの一定以上の負荷を必
要とする疲労作業を表示させ、かつ疲労作業の中で特に
疲労の程度の大きい過負荷作業を表示させるようにした
ので、このような表示内容を管理者等が参照することに
より、該管理者等が、疲労作業、過負荷作業の特に多い
作業工程並びに要素作業を直ちに認識することができ、
これによって例えば疲労作業、過負荷作業の多い作業手
段(自動化工程にあってはロボットなどの自動機)に対
して、疲労を回復させるための休憩(疲労回復工数)を
与えさせるなどの改善策を直ちに採ることができ、その
結果、作業手段に対して公平に作業を分担させて、不公
平の無い生産ラインを得ることが可能となる。従って、
本発明の作業工程表示装置では、作業手段が作業者であ
る場合には労働環境が改善され、また、作業手段がロボ
ットである場合には、該ロボットを無理な状況で連続使
用することが防止され、結果としてロボットの特定部品
の消耗を防止し、該ロボットを長期に亙って稼働させる
ことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業工程表示装置を示すブロック図。
【図2】図1の表示制御手段の制御内容を示すフローチ
ャートである。
【図3】図1の作業工程表示装置の表示手段の表示内容
を示す図。
【符号の説明】
1 作業内容入力手段 2 疲労作業記憶手段 3 過負荷作業記憶手段 4 基本画像記憶手段 5 表示手段 6 表示制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−347769(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/418 B23Q 41/08 B25J 9/16 G06F 17/60 B62D 65/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業工程を構成している複数の要素作業
    を表示手段に表示するようにした作業工程表示装置であ
    って、 作業工程の要素作業を入力するための作業内容入力手段
    と、 該作業内容入力手段から入力される要素作業の中で疲労
    程度の大きい疲労作業を予め記憶する疲労作業記憶手段
    と、 前記疲労作業の中で特に疲労程度の大きい過負荷作業を
    予め記憶する過負荷作業記憶手段と、 前記表示手段に対して、前記作業工程の流れを順番に表
    示する基本画像を記憶する基本画像記憶手段と、 前記基本画像記憶手段に記憶されている基本画像を表示
    手段に表示するとともに、前記作業内容入力手段によっ
    て入力された要素作業が、前記疲労作業記憶手段に記憶
    されている疲労作業に該当している場合に、前記基本画
    像に対して該疲労作業を表示させ、更に該要素作業が、
    前記過負荷作業記憶手段に記憶されている過負荷作業に
    該当している場合に、前記基本画像に対して要素作業中
    に過負荷作業が含まれていることを表示させる表示制御
    手段とから構成された作業工程表示装置。
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