JP3059160U - 携帯可能な分割式自転車フレーム - Google Patents
携帯可能な分割式自転車フレームInfo
- Publication number
- JP3059160U JP3059160U JP1998010206U JP1020698U JP3059160U JP 3059160 U JP3059160 U JP 3059160U JP 1998010206 U JP1998010206 U JP 1998010206U JP 1020698 U JP1020698 U JP 1020698U JP 3059160 U JP3059160 U JP 3059160U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- bicycle frame
- frame
- rear end
- main pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】いかなる使用者にとっても容易に折り畳み、且
つ分解、再組立可能で、軽量にしてコンパクトであり、
簡易にフレームの中心位置決めを成し得、簡易構造より
なり生産が容易な携帯可能な分割式自転車フレームを提
供する。 【構成】折り畳み可能な分割式自転車フレームにおい
て、その結合構造が、フレーム体のヘッドパイプ1より
突設されるメインパイプ2の後端と、下方部3Aが扁平
状に縮径され、中央部3Bが下方部3Aに比し大径に形
成される立パイプ3とを、立パイプ中央部3Bにおいて
メインパイプ2の後端に固着するクランプラグ4に備え
るボルト差込孔5に二本のボルトBを差し込み締め付け
ることにより結合し、その結合状態において、立パイプ
3に突設される円柱状ストッパーピンSが、クランプラ
グ4上部に形成される半円状切欠部Kに嵌装されること
を特徴とする。
つ分解、再組立可能で、軽量にしてコンパクトであり、
簡易にフレームの中心位置決めを成し得、簡易構造より
なり生産が容易な携帯可能な分割式自転車フレームを提
供する。 【構成】折り畳み可能な分割式自転車フレームにおい
て、その結合構造が、フレーム体のヘッドパイプ1より
突設されるメインパイプ2の後端と、下方部3Aが扁平
状に縮径され、中央部3Bが下方部3Aに比し大径に形
成される立パイプ3とを、立パイプ中央部3Bにおいて
メインパイプ2の後端に固着するクランプラグ4に備え
るボルト差込孔5に二本のボルトBを差し込み締め付け
ることにより結合し、その結合状態において、立パイプ
3に突設される円柱状ストッパーピンSが、クランプラ
グ4上部に形成される半円状切欠部Kに嵌装されること
を特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、携帯の利便に優れ、容易に折り畳み、分解、再組立が可能な分割式 自転車フレームに関するものである。
【0002】
今日、自転車の使用形態も多岐に亘り、自転車を自動車のトランクに積載し、 あるいは携帯用袋等に納めるなどして、使用地まで運搬し、そこで再組立し使用 することがよく見られ、これに対応すべく折り畳み自転車、分割可能自転車が各 種提供されている。 また、自転車が軽量、コンパクトになると袋に自転車を入れ、電車やバス等に 乗車することが可能となり、目的地まで容易に携帯移動することも可能となる。
【0003】
しかしながら、従来の折り畳み自転車においては、結合部ないし結合ポイント が多数に及ぶなどして、全重量が増大し、携帯性に問題があった。また、取り扱 いが複雑で、説明書などを精読しなければならず、使用者が必ずしも自転車の構 造に精通していない者であることや、使用地が一般に旅行先であることを考慮す ると、かかる点も看過し得ない問題となった。
【0004】 一方、従来の分割可能な自転車においても、結合ポイントが膨大で分解、再組 立が複雑となり、かつ分解後の状態の各部の大きさが均一化しておらず、運搬の 利便に支障を及ぼすことになる。
【0005】 なお、かかる問題点を克服するため、実用新案登録第3049241号におい ては、その結合構造において、結合点数を三点に限定した分割式自転車フレーム が公知である。
【0006】 しかしながら、該考案はその構造から、結合される各パイプがメインパイプ、 立てパイプ、及び下パイプのボルトの数が三本となるが、補強上問題がなければ 下パイプを除去することにより一層の軽量化、分解、再組立の容易化を実現でき るものである。 また、フレームの生産過程においても、各結合ポイント相互に調整するための 中心の位置決め作業も、介在パイプの本数が多ければより困難なものとなる。
【0007】 本考案はこのような問題点に鑑み、なされたものであり、その目的とするとこ ろは、いかなる使用者にとっても容易に折り畳み、且つ分解、再組立可能で、軽 量にしてコンパクトであり、簡易にフレームの中心位置決めをなし得、簡易構造 よりなり生産が容易な携帯可能な分割式自転車フレームを提供するものである。
【0008】 上記目的を達成するために本考案における折り畳み可能な分割式自転車フレー ムは、その結合構造が、フレーム体のヘッドパイプ1より突設されるメインパイ プ2の後端と、下方部3Aが扁平状に縮径され中央部3Bが下方部3Aに比し大 径に形成される立パイプ3とを、立パイプ中央部3Bにおいてメインパイプ2後 端に固着するクランプラグ4に備えるボルト差込孔5に二本のボルトBを差し込 み締めつけることにより結合し、その結合状態において、立パイプ3に突設され る円柱状ストッパーピンSが、クランプラグ4上部に形成される半円状切欠部K に嵌装されることを特徴とするものである。
【0009】 これにより、結合に介在されるパイプがメインパイプと立てパイプの二本に限 定されることにより、極めて容易に分解、再組立をなすことができると共に、更 なる軽量化を図ることができる。 また、結合方法がボルトによる締め込みによるため、これを適宜ゆるめること により、フレームを折り畳むことも可能となる。 さらに、結合状態においては、ストッパーピンがクランプラグに嵌装されるこ とにより、フレームの上方、左右方向へのズレを防止することが可能となる。
【0010】
以下、本考案の実施の形態を説明する。
【0011】 フレーム本体は金属管より形成されることにより、携帯性に優れる自転車を提 供しうる。例えばアルミ合金、チタン、鉄の合金を用いることによって生産する ことができる。
【0012】 メインパイプ2は、ヘッドパイプ1より略垂直に突設される。 メインパイプ2の後端にはクランプラグ4が固着されており、該クランプラグ 4の先端にボルトBが差し込まれる差込孔5が二箇所備えられる。
【0013】 立パイプ3は、下方部3Aが扁平状に(すなわち断面形は楕円状)縮径されて いる。そして、中央部3Bが下方部3Aに比し大径に形成されている。 なお、該中央部3B下端は下方部にかけて漸縮状の斜状辺に形成される。 従って、メインパイプ2と立パイプ3を結合するに際しては、メインパイプ2 の後端に固着するクランプラグ4を、立パイプ下方部3Aより差し入れ、下方部 3Aに比し大径の中央部3Bまで、立パイプ3に差し入れた状態のまま引き上げ る。そして、クランプラグ4に備えられたボルト差込孔5に二本のボルトBを差 し込んだうえ、該ボルトBを締め込むことにより、メインパイプ2と立パイプ3 を結合することとなる。 また、かかる結合を解き、フレームを分割するに際しては、ボルトBを差し込 み孔5から抜き、クランプラグ4を扁平状に縮径された下方部3Aに引き下げ、 取り外すものである。
【0014】 なお、ボルトBをはずれない程度に適宜ゆるめることにより、メインパイプ2 と立パイプ3が結合支点において可動することとなり、フレーム体の前後を折り 畳むことが可能となる。
【0015】 このように結合ポイントを極小化し、結合方法もボルトの締め付けのみをもっ てなすため、いかなる使用者にも容易に折り畳み、分解、再組立が可能となる。 また、結合に介在するパイプの本数が二本となったため、結合ポイントの調整 が必要なく、中心の位置決め作業を極めて容易になすことが可能となる。
【0016】 また、以上のような結合状態において、立パイプ中央部3B上方に突設される 円柱状のストッパーピンSがクランプラグ4に形成される半円状の切欠部Kに嵌 装されることとなる。これにより、結合されたフレームが上方、左右方向へズレ を生ずることを防止することができる。従って、従来のようにメインパイプ2と 立パイプ3下端とをつなぐ下パイプを用いることなく、完全な結合状態を実現す ることが可能となる。
【0017】
本考案は上記のように構成されるので、以下に示すような効果を有する。 本考案における折り畳み可能な分割式自転車フレームは、いかなる使用者にと っても、容易に折り畳み、分解、再組立が可能となる。 分解時に分解部材の大きさが均一となり、コンパクトに携帯性に優れる自転車 を提供することができる。 フレーム本体の構成部品を極限まで少量化しうるので、非常に軽量な自転車を 提供することが可能となる。 フレームの生産過程においても、中心位置決めが極めて容易になすことが可能 となる。
【図1】本考案の一実施例である自転車フレームにおい
て、分割した状態を示す正面図
て、分割した状態を示す正面図
【図2】本考案の一実施例である自転車フレームにおい
て、折り畳んだ状態を示す正面図
て、折り畳んだ状態を示す正面図
【図3】本考案の一実施例である自転車フレームにおい
て、結合した状態を示す背面図
て、結合した状態を示す背面図
【図4】本考案の一実施例である自転車フレームにおい
て、結合した状態を示す正面図
て、結合した状態を示す正面図
【図5】本考案の一実施例である自転車フレームにおい
て、結合を解除し分離過程を示した正面図
て、結合を解除し分離過程を示した正面図
【図6】本考案の一実施例である自転車フレームにおい
て、立パイプの形状を示す斜視図
て、立パイプの形状を示す斜視図
1 ヘッドパイプ 2 メインパイプ 3 立パイプ 3A 立パイプ下方部 3B 立パイプ中央部 4 クランプラグ 5 ボルト差込孔 B ボルト S ストッパーピン K 切欠部
Claims (1)
- 【請求項1】容易に折り畳み且つ分解再組立が可能な分
割式自転車フレームにおいて、 その結合構造が、フレーム体のヘッドパイプ1より突設
されるメインパイプ2の後端と、下方部3Aが扁平状に
縮径され中央部3Bが下方部3Aに比し大径に形成され
る立パイプ3とを、立パイプ中央部3Bにおいてメイン
パイプ2後端に固着するクランプラグ4に備えるボルト
差込孔5に二本のボルトBを差し込み締め付けることに
より結合し、 その結合状態において、立パイプ3に突設する円柱状ス
トッパーピンSが、クランプラグ4上部に形成される半
円状の切欠部Kに嵌装されることを特徴とする折り畳み
可能な分割式自転車フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998010206U JP3059160U (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 携帯可能な分割式自転車フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998010206U JP3059160U (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 携帯可能な分割式自転車フレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3059160U true JP3059160U (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=43193036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998010206U Expired - Lifetime JP3059160U (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 携帯可能な分割式自転車フレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3059160U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190006761A (ko) * | 2017-07-11 | 2019-01-21 | 도레이첨단소재 주식회사 | 자전거 프레임 |
-
1998
- 1998-11-17 JP JP1998010206U patent/JP3059160U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190006761A (ko) * | 2017-07-11 | 2019-01-21 | 도레이첨단소재 주식회사 | 자전거 프레임 |
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