JP3058491U - 音声通知機能付きブロック玩具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】子供がたった一人で遊びながら、ブロックに描
かれている、文字や数字や絵などの意味を、音声、言語
音として、覚え学ぶことのできる、音声通知機能付きブ
ロック玩具を提供する。 【構成】ブロック収納箱（１）を設け、必要個数のブロ
ック（２）を設け、ブロック（２）内に、識別コード
（３）を設け、ブロック収納箱（１）から着脱式の、音
声通知箱（４）を設け、音声通知箱（４）内に、認識部
（５）を設け、スピーカー（６）を設け、電池収納部
（７）を設け、電源ボタン（８）を設け、再生ボタン
（９）を設け、取り出し溝（１０）を設けることを特徴
とする。本考案は、以上のような構成よりなる、音声通
知機能付きブロック玩具である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、文字、数字、絵、柄、模様とうを描いたブロック玩具に、音声通 知機能部を取りつけた、音声通知機能付きブロック玩具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、文字や数字、絵を描いたり、絵柄を装着しただけのブロック玩具があっ た。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ）ブロックに描いてある、あらゆるものに対し、それを知らない子供が、一 人で遊ぶ範囲では、それが言葉として、何と発声して表現するものなのかという 事を、知ることが出来なかった。 （ロ）ブロックに描いてある、あらゆるものに関して、教える側が、まちがった 発音で教えてしまうという事があった。 （ハ）子供の玩具において、音のないものは、あるものに比べ、楽しみ喜びに欠 けるという事があった。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ブロック収納箱（１）を設け、必要個数のブロック（２）を設け、ブロック（ ２）内に、識別コード（３）を設け、ブロック収納箱（１）から着脱式の、音声 通知箱（４）を設け、音声通知箱（４）内に、認識部（５）を設け、スピーカー （６）を設け、電池収納部（７）を設け、電源ボタン（８）を設け、再生ボタン （９）を設け、取り出し溝（１０）を設ける。 本考案は、以上のような構成よりなる、音声通知機能付きブロック玩具である 。

【０００５】

【作用】

本考案は、以上のような構成であるから、遊んでいるブロック（２）に描かれ ている、文字、数字、絵、柄、模様とうの意味を、なんと発声すればよいものな のかと思ったときに、まず、音声通知箱（４）の電源ボタン（８）を押し、電源 を入れ、知りたいブロック（２）を、音声通知箱（４）に対し、識別コード（３ ）と、認識部（５）が一致するように乗せる。さらに、再生ボタン（９）を押下 すると、ブロック（２）に設けられた、識別コード（３）の内容を、識別部（５ ）が読み取り、スピーカー（６）から、ブロック（２）に描かれている意味を、 音声として通知することができる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 （イ）ブロック収納箱（１）内に、必要とする複数個のブロック（２）を設け、 ブロック（２）に、描かれている内容を識別するための、識別コード（３）を設 ける。 （ロ）ブロック収納箱（１）内に、着脱式の、音声通知箱（４）を設け、音声通 知箱（４）内に、認識部（５）を設け、音声を通知するためのスピーカー（６） を設ける。 （ハ）音声通知箱（４）に、電源部となる乾電池を収納するための、電池収納部 （７）を設け、電源ボタン（８）を設ける。 （ニ）音声通知箱（４）に、音声通知を起動するための再生ボタン（９）を設け 、ブロック（２）の取り外しを容易にするための、取り出し溝（１０）を設ける 。 本考案は以上のような構造で、これを使用するときは、まず、音声通知箱（４ ）の電源ボタン（８）を押し、電源を入れる。 そして、ブロック（２）に描かれている内容で、音声として知りたいと思うもの を手に取り、ブロック（２）に設けられた識別コード（３）と、音声通知箱（４ ）に設けられた、認識部（５）の位置が合うように、ブロック（２）を音声通知 箱（４）に乗せる。 そして、再生ボタン（９）を押すと、ブロック（２）に描かれている意味、つま り、認識コード（３）の内容を、識別部（５）が識別し、音声通知箱（４）に設 けられた、スピーカー（６）から、ブロック（２）に描かれた意味が、音声とし て通知される。 また、音声通知箱（４）から、ブロック（２）を取り出す時は、取り出し溝（ １０）に指をかけ取り出す。 なお、本考案のブロック（２）に描くものは、文字を含め、数字、絵、模様、 柄等、特にそれを問わない。 また、ブロック（２）に描かれている文字、数字、絵、模様、柄等は、ブロッ ク（２）にじかに描くことを含め、あらかじめ描かれたシールを貼り付ける、ま た、着脱式の部品を取り付ける等、その形式を問わない。 また、ブロック収納箱（１）、ブロック（２）、音声通知箱（４）等を含むす べての部分、および、部品、素材に関しては、木、鉄、プラスチック、陶器等、 特にそれを問わない。 また、ブロック（２）の形に関しては、四角、三角、菱形、物の形などなど、 特にその形状を問わない。 また、識別コード（３）に関しては、その識別コードの形態、記号化、暗号化 、数字、文字、などなどを問わない。 また、識別コード（３）の表示方法、じかにブロック（２）に描く、識別コー ドをシールとして貼り付ける、また、凹凸をつけるなど、それを問わない。 また、識別コード（３）の位置を、描かれた面のあらゆる位置とし、さらに側 面部のあらゆる位置とし、識別コード（３）の設定位置を特に問わない。 また、音声通知部（４）に関しては、着脱式にとらわれる事なく、一体型、独 立型もふくめ、本考案の音声通知という、目的にそうものであれば、特にその形 状方式とうを問わない。 また、もじ認識部（５）に関しても、識別コード（３）の形態や位置にともな い、その形態、位置、センサーの種別など等、識別コード（３）の内容を認識で きるという目的にそうものであれば、特にそれを問わない。 また、電源に関しても、市販の各種の乾電池に限らず、ＡＣ１００Ｖ電源等な ど動力方式を問わない。

【０００７】 図２に示される実施例では、音声通知箱（４）に、内容通知ボタン（１１）を 設け、英語通知ボタン（１２）を設け、スピーカー（６）からの音量を調整する ためのボリュームつまみ（１３）を設ける。 以上のような構成であるから、これを使用するときは、まず、音声通知箱（４ ）の電源ボタン（８）を押し、電源を入れる。 そして、ブロック（２）に描かれている内容、特に絵の場合、音声として知りた いと思うものを手に取り、ブロック（２）に設けられた識別コード（３）と、音 声通知箱（４）に設けられた、認識部（５）の位置が合うように、ブロック（２ ）を乗せる。 そして、内容通知ボタン（１１）を押すと、ブロック（２）に描かれている意味 を認識し、音声通知箱（４）に設けられた、スピーカー（６）から、ブロック（ ２）に描かれた絵の意味が、内容として通知される。たとえば汽車が描かれてい たら汽笛の音、海が描かれていたら波の音、家が描かれていたら、家族の笑い声 などなど。 また、同じ要領で、英語通知ボタン（１２）を押すと、ブロック（２）に描か れた内容が、スピーカー（６）から英語で通知される。 さらに音量を調整する時は、ボリュームつまみ（１３）を回して、適度な音量 に調整する。 なお、本考案の目的、音声通知という目的にそうものであれば、内容通知ボタ ン（１１）、英語通知ボタン（１２）以外にも、拡張性を制限することなく、色 々な種類の音声や、ボタンを設ける事を特に問わない。

【０００８】 図３に示される実施例では、音声通知箱（４）に、５０音ボタン（１４）を設 け、登録ボタン（１５）を設け、日本語英語切替ボタン（１６）を設ける。 以上のような構成であるから、これを使用するときは、まず、音声通知箱（４ ）の電源ボタン（８）を押し、電源を入れる。 そして、ブロック（２）に描かれている内容の、音声での表現を変更したい時、 その変更したいブロック（２）を、音声通知箱（４）に設定し、まず、登録ボタ ン（１５）を押して、登録モードにし、日本語英語切替ボタン（１６）で、日本 語に選択したのち、５０音ボタン（１４）を、変更内容にそってボタンを押し、 入力終了とともに、再度、登録ボタン（１５）を押し、登録を終え、登録モード から抜ける。また、英語での音声変更を行いたいときは、登録ボタン（１５）を 押して、登録モードにし、日本語英語切替ボタン（１６）で、英語に選択した後 に、５０音ボタン（１４）に表記してある、アルファベットを、音声での変更内 容にそってボタンを押し、入力終了とともに、再度、登録ボタン（１５）を押し 、登録を終え、登録モードから抜ける。 なお、本考案の目的、日本語、英語とうの音声表現内容変更の目的にそうもの であれば、ボタンの構成、必要個数分設ける、あるいは、少数ボタンで複数の意 味を持たせて切り替えるとう、その方法を問わず、日本語、英語とうの切替ボタ ンに関しても、専用ボタンを設けるなど、その方法や手順を問わない。 また、本考案の目的にそうものであれば、すべての部品、部分、素材とうの色 を問わない。

【０００９】

【考案の効果】

ブロックに描いてある、文字、数字、絵などなどの意味を知らない子供が、た った一人でも、その意味を、音声として覚えながら、遊び学ぶことができる。 また、音声が加わることで、よりいっそう楽しみながら遊ぶ事が出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の全体の斜視図である。

【図２】本考案の一部の別の実施例を示す斜視図であ
る。

【図３】本考案の一部の別の実施例を示す斜視図であ
る。

【符号の説明】 １ ブロック収納箱 ２ ブロック ３ 認識コード ４ 音声通知箱 ５ 認識部 ６ スピーカー ７ 電池収納部 ８ 電源ボタン ９ 再生ボタン １０ 取り出し溝 １１ 内容通知ボタン １２ 英語通知ボタン １３ ボリュームつまみ １４ ５０音ボタン １５ 登録ボタン １６ 日本語英語切替ボタン

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ブロック収納箱（１）を設け、必要個数
   のブロック（２）を設け、ブロック（２）内に、識別コ
   ード（３）を設け、ブロック収納箱（１）から着脱式
   の、音声通知箱（４）を設け、音声通知箱（４）内に、
   認識部（５）を設け、スピーカー（６）を設け、電池収
   納部（７）を設け、電源ボタン（８）を設け、再生ボタ
   ン（９）を設け、取り出し溝（１０）を設けた、音声通
   知機能付きブロック玩具。