JP3058401B2 - 医療廃棄物を処理かつ消毒する方法および装置 - Google Patents

医療廃棄物を処理かつ消毒する方法および装置

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JP3058401B2
JP3058401B2 JP7011844A JP1184495A JP3058401B2 JP 3058401 B2 JP3058401 B2 JP 3058401B2 JP 7011844 A JP7011844 A JP 7011844A JP 1184495 A JP1184495 A JP 1184495A JP 3058401 B2 JP3058401 B2 JP 3058401B2
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モゼンソン ベニ
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モレデット,クファー ブネイ ブリス,モシャブ シツフィ ハクライ リミティド
モゼンソン ベニ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療廃棄物の処理および
消毒に関する。特に、本発明は医療廃棄物を自動的に処
理かつ消毒する方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】殆どの病院において医療廃棄物は中央収
集所に集めてから微生物、有毒物質、および単為生殖ウ
イルス等の細菌を破滅させるために焼却または粉砕およ
び加熱により処理されている。このような方法はコスト
高であると同時に不快な排気ガスを発生して周囲を汚染
する。
【0003】医療廃棄物用設備について種々の開発がな
されかつ特許に説明がされている。これらの方法は廃棄
物を粉砕または破砕し、かつ微生物および細菌を破滅さ
せることのできる量の消毒剤をそこへ添加する。その後
に粉砕された廃棄物は水と混合して排出されるが、この
場合、湿潤廃棄物が放出、廃棄される。次の特許は医療
廃棄物の投棄方法を開示している。しかし、いずれも家
庭用下水系へ排出できるような絶対的安全な塊を形成す
るために必要な特徴を有しない。
【0004】米国特許第5,064,124号(CHA
NG)は医療廃棄物を粉砕、分別かつ消毒する装置を開
示し、この装置は廃棄物を軽量物と重量物に分別する装
置を採用し、かつ消毒後の液体を復帰かつ放出する装置
を含む。米国特許第4,269,364号(MORIC
ONI)は針、注射器等の硬質医療廃棄物を小さい粒子
へ粉砕して廃棄するための針を切り刻む装置を有するこ
とを特徴とする。しかし、最終廃棄前に廃棄物を消毒す
ることに関する記載はない。
【0005】米国特許第3,926,379号(DRY
DEN)は医療廃棄物を破壊するためのハンマーミル、
および該ミルへ殺菌剤を送るポンプへ殺菌剤を供給する
ための液体殺菌剤収容器を装備する。該ミルから殺菌剤
はその装置に設置された収集バッグへ落下されそこから
殺菌剤は該殺菌剤収容器へ戻される。米国特許第3,3
86,668号(SHEPHERD)に記載の廃棄物廃
棄装置は特に皮下注射器に関する。この装置は細片器、
液体を廃棄物へ添加する手段、および細片物を受ける多
孔性容器を含み、再循環のためにその孔から液体を通過
させる。
【0006】独国特許出願第3829380A1号(O
RTMAYER)は医療廃棄物用シュレッダおよび液体
廃棄物から固体廃棄物を分離するための分離器を開示し
ている。分離器へ液体および固体廃棄物を送るためにコ
ンベア手段が設けられており、分離器は汚物が周囲へ流
出しないように密閉される。上述のいずれの装置も、周
囲を汚染する危険を伴うことなく市街投棄できるような
中性無毒塊へ医療廃棄物を変化させる設計になっていな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は包
帯、針、注射器、テストバイアル等を含む局所的医療廃
棄物のためにいずれの病院、診療所、研究所等にも設置
できる小型設備であって、周囲を汚染しない廃棄物の投
棄を可能にする方法および装置を提供することを課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明による医療廃棄物を処理かつ消毒する方法は、
医療廃棄物を粉砕機またはシュレッダへ投入しかつ上記
粉砕機を作動させ、上記粉砕機から粉砕された廃棄物を
混合器へ移送し、粉砕廃棄物へ水を加えてその廃棄物と
混合し、希釈された廃棄物のpH値を測定し、上記混合器
へ塩基性または酸性の希釈廃棄物の中和に適した緩衝剤
を送り、所定量の消毒剤を上記粉砕機へ、かつその粉砕
機から上記混合器へ送り、上記混合器から所定量の消毒
済液体を上記粉砕機およびその周辺壁へ返送して再度消
毒し、上記混合器内の再消毒後の廃棄物から液体を除去
し、かつ上記混合器から脱水後の廃棄物を下水源または
所定収容手段へ投棄する工程から成ることを特徴とす
る。
【0009】上記工程は、所定量の消毒剤を封入したチ
ューブまたはカプセルを上記粉砕機へ投入してそのチュ
ーブまたはカプセルを粉砕または破砕し、かつその消毒
剤を重力により上記混合器へ送る工程を含むのが好まし
い。上記工程は、所定量の消毒流体を上記混合器へ計量
ポンプにより注入する工程を含んでよい。
【0010】上記工程は、電子制御操作手段により各工
程を自動的に操作する工程を含んでよい。上記方法を実
施する装置は、医療廃棄物を投入するための開口部、処
理後の廃棄物を除去するための閉鎖可能な開口部、およ
び消毒剤および緩衝剤を投入するための閉鎖可能な開口
部を有する閉鎖ハウジング、ホッパ手段を介して上記ハ
ウジングの廃棄物投入開口部へ連結された電気的に駆動
する粉砕機またはシュレッダ、開放上部を有しかつ粉砕
された廃棄物を攪拌するための電気的に作動する手段を
具備した混合器、上記混合器内の粉砕廃棄物へ水を供給
するポンプ手段、塩基性廃棄物を中和するための液体緩
衝剤を収容する容器、酸性廃棄物を中和するための液体
緩衝剤を収容する容器、上記混合器内の廃棄物のpH値を
測定しかつ対応する信号をプロセッシングユニットへ送
ることのできる上記混合器内へ挿入されたセンサ手段、
上記プロセッシングユニットから受けた信号に従って所
定量の緩衝剤をその容器から吸引する手段、上記粉砕機
から上記混合器へ所定量の消毒剤を送る手段、付加的消
毒のために上記混合器から液体を吸引して上記粉砕機お
よび上記ホッパ手段へ送るためのポンプ手段、上記混合
器内の廃棄物から液体を排出するポンプ手段、上記混合
器内の脱水後廃棄物を下水源または所定容器へ運ぶ運搬
手段、電子操作手段、および手動制御手段から成ること
を特徴とする。
【0011】上記消毒剤を送る手段はシュートから成
り、上記シュートの底端部は上記粉砕機上で終端してい
てソレノイド手段により開放するフラップを有し、上記
解毒剤はチューブまたはカプセルに封入されていて該チ
ューブまたはカプセルが順次上記シュートへ投入されて
上記フラップから上記粉砕機へ落下する構成であってよ
い。
【0012】上記混合器は固定されていてその側壁にモ
ータ駆動の攪拌器、およびその底部にpHセンサ並びに上
記ポンプ手段へ接続されたパイプを有するものであって
よい。上記混合器から処理後廃棄物を運ぶ運搬手段は上
記混合器の底部に位置きめされた入口と上記所定容器ま
たは下水源へ通じる出口を有するスクリューコンベア、
または上記混合器の底部に位置決めされた入口と上記所
定容器または下水源へ通じる出口を有するベルトコンベ
アであってよい。
【0013】上記混合器は、鉛直に対して傾斜した軸を
有する基盤上に回転自在に設置されかつ上記混合器の内
側壁に対して角度を以て配置された攪拌ブレードを含
み、かつ上記ブレードによって上記廃棄物と添加された
水とを攪拌するために、電動モータにより第1方向へ回
転すると共に上記ブレードによって上記混合器から廃棄
物を排出するために第1方向と反対方向へ回転するもの
であってよい。
【0014】上記混合器は垂直混合位置から水平排出位
置へ上記混合器を傾斜させるレバー手段上に回転自在に
設置されていて、その内部に攪拌ブレード、上記廃棄物
へ挿入されるpHセンサ手段、および上記ポンプ手段へ連
結された可撓性パイプを含み、かつ上記レバー手段へ接
続された電動モータにより回転するものであってよい。
【0015】上記粉砕機は上記混合器上に設置されてい
て、その底部から上記混合器の開放上部へシュートが延
在していてよい。廃棄物処理工程を記録、確認する印刷
文書を送出するプリンタ手段を有するのが好ましい。上
記混合器内で粉砕廃棄物を攪拌するための電気的作動手
段は上記混合器から水で希釈された廃棄物を吸引しかつ
その廃棄物を上記粉砕機またはシュレッダへパイプ手段
を介して送るポンプを含み、上記廃棄物は上記粉砕機ま
たはシュレッダから重力により上記混合器へ返送されて
よい。
【0016】二方弁が上記混合器と上記粉砕機またはシ
ュレッダとの間で上記パイプ手段へ挿入されていて、上
記二方弁は希釈された廃棄物を上記粉砕機またはシュレ
ッダへ送るための第1位置と、処理、消毒後の廃棄物か
ら液体を分離するための分離フィルタへ送るための第2
位置を執るものであってよい。上記廃棄物の液体分は上
記分離フィルタからタンクへ運ばれかつその固体分は手
による投棄のために保存されてよい。
【0017】以下に、添付図面に示された本発明の例示
態様を参照して本発明を更に詳細に説明する。
【0018】
【実施例】図1に示されたハウジングは前壁1、2つの
側壁2、後壁3、底壁4(後壁および底壁は図2および
4に示されている)、および前方へ傾斜した上パターン
パネル5から成る。カバー6は消毒された廃棄物を排出
する働きをする上記前壁内の開口部を閉鎖し、かつカバ
ー7は1側壁内の役務用開口部を閉鎖する。同一側壁内
の他の閉鎖された開口部8は緩衝流体の注入口であり、
かつ上部内の閉鎖された開口部9はチューブへ封入した
消毒剤の投入口として働き、他方、同一上部内の開口部
10は粉砕された廃棄物の投入口の作用をする。パイプ
連結部材11および12はそれぞれ水の入口および出口
として作用し、参照番号13は電力供給用のケーブルを
示す。制御パネル14および選択的プリンタ出力部15
が傾斜した上パネルの前部内に示されている。
【0019】図2の廃棄物処理装置は電動モータ21に
より駆動する粉砕機20、混合器22、電動モータ24
により駆動する攪拌機23、およびベルトコンベア25
を示し、図面ではこのベルトコンベアのモータは表され
ていない。廃棄物を中和するための補助装置はpHセンサ
26、緩衝剤を収容したツイン容器27、および配管2
8から混合器22へ廃棄物の塩基性または酸性に応じて
必要量の緩衝剤を送るための電子制御弁手段39から成
る。混合器22へ消毒剤を供給する装置はプラスチック
または他の材料により形成されたチューブまたはカプセ
ルへ封入されている消毒剤を充填した容器30から成
り、これらのチューブまたはカプセルは電子制御フラッ
プ29を経て粉砕機20上のホッパー31から移送され
る。上記チューブは図1の開口部9からその容器へ充填
される。付加的装置は上記粉砕機と上記混合器とを連結
するシュート32、および消毒かつ中和された液体をパ
イプライン38からホッパー31へ全体的消毒、殺菌の
ためにホッパー31の壁上および上記粉砕機へ拡散する
ために送るポンプ33を含む。更に、この装置は上記混
合器へ水を給送しかつ処理された廃棄物から液体を排出
するためのポンプ34を含む。上記コンベアは上記混合
器からその混合物を運び上げて漏斗35から主下水系へ
放出する。
【0020】図3は図2と同様の装置を示すが、上記コ
ンベアが処理後廃棄物を容器36へ運搬する点が異な
る。この容器は中央投棄所へ運ぶために断続的にドア7
から上記ハウジングの外へ持ち出される。図4は図2お
よび3と同様の消毒、中和装置を示すが、上記ベルトコ
ンベアが処理後廃棄物を上記混合器から持ち上げて下水
系または内部可動容器へ運搬する働きをするスクリュー
コンベア25′により置換されている点で異なる。この
コンベアは混合器を空にするための方向とその内容物を
付加的に攪拌するための方向の両方向へ該コンベアを回
転させることのできる電動モータ38により駆動する。
【0021】図5は、図2から4に対して直角位置の装
置の断面図であって、粉砕機、消毒剤、緩衝液を供給す
る手段を他の角度から示す。同一構成要素には同一参照
番号を付している。この装置では混合器50の形状およ
び操作が上述の場合と異なり、混合器50は傾斜した支
持体(図示せず)上に回転自在に設置されていてベルト
またはギア55を介して電動モータ51により駆動す
る。混合器は次の目的からモータ51により2方向の回
転をする。即ち、1方向に回転するときに廃棄物を混合
し、かつ他の方向へ回転するときにシュート32を経て
該混合器から処理済廃棄物を容器53へ送る。そのため
に、上記混合器の側壁へ混合ブレード52が取り付けら
れている。ポンプ33は上記混合器の支持体へ延びた配
管を介して上記混合器の内側へ連通し、水を供給かつ排
出する作用をすると同時に上記ホッパーおよび粉砕機へ
消毒液を投与して拡散する作用をする。
【0022】上記混合器の他の態様およびその作用は図
6および7に示されている。上部の構成要素は上記図面
のものと同一であるので、図6および7ではこの装置の
下部のみを示す。ここでは、駆動モータ61を装備した
混合器60はレバー63の端部で水平心軸62上に垂直
位置で設置されている。このレバー63は容器64へ処
理後廃棄物を注入するために該混合器および駆動モータ
を水平位置に傾斜させるために概ね直角に回転する。pH
センサ26は可撓性ワイヤにより電子制御器へ接続され
ていて同様に直角に回転する。消毒流体はその容器から
上記粉砕機へ投入され、かつ緩衝液は上記混合器上で終
端する可撓性配管(図示せず)から該混合器へ注入され
る。ポンプ33は可撓性配管67および該混合器60の
支持体および軸受けから延在する配管により水を供給お
よび排出する作用をする。この混合器60は、側壁へ取
り付けられかつ該混合器を空にする働きをする攪拌ブレ
ード65を具備する。廃棄物は、該混合器が水平位置へ
上昇するときに上昇する(図7参照)折り畳みホッパ6
6によって上記粉砕機から該混合器へ移送される。
【0023】図8は消毒剤および緩衝剤を供給するため
の手段を含む上記ハウジングの上部を拡大図で示す。こ
の図面はバックに入った未処理廃棄物の投入用開口部1
0、およびチューブまたはカプセル37をシュート30
へ投入するための開口部9を有する上記ハウジングの上
カバー5を示す。カプセル37はシュート30から開閉
自在のフラップ29を経て粉砕機20へ送られる。容器
27は酸性または塩基性廃棄物を中和するために2種の
緩衝液を収容し、この緩衝液は配管28を通って上記混
合器へ運ばれる。
【0024】図9の装置は図1から8の構成要素を殆ど
含むが、混合器22内で廃棄物を拡散する方法が異な
る。ここでは、粉砕された廃棄物はホッパー31から粉
砕機またはシュレッダ20へ給送され接地されている混
合器22へ落下される。しかし、機械的攪拌器23(図
2参照)により廃棄物を攪拌する代わりに、水で希釈し
た廃棄物をモータ駆動遠心ポンプ(67,68)により
該混合器から吸引パイプ72へ吸引し、かつパイプ7
3,74およびダイバータ75によってシュレッダ20
へ返送する。廃棄物塊を垂直パイプ73からスピルパイ
プ74へ二方弁71により送りかつコンピュータ手段に
より制御しながら所定時間再循環させる。廃棄物塊は図
示されていない装置により上述のごとく自動的に消毒か
つ処理される。廃棄物を所定時間消毒した後に、弁71
は自動点に作動して消毒済廃物をパイプ76から着脱自
在の分離フィルタ70へ送る。このフィルタは固体粒子
から液体を分離し、液体はタンク69へ流され、固体は
断続的に排出するために該分離器内に残留する。タンク
69は下水系へ通じる出口を有するのが好ましい。この
液体は無毒である。他の点に関して、上記装置は図2の
装置と同様であるが、構成要素の形状および位置は異な
っている。
【0025】上記装置の選択的特徴として、処理の全工
程を正確に実行するために各作業後に印刷記録文書を送
出するプリンタが採用されてよい。上記態様の装置は医
療廃棄物を廃棄する方法として種々の可能性を有する
が、少なくとも、本発明の装置は病院、診療所または研
究所において最小限の空間を利用して設置でき、それに
より今日使用されているような遠隔の中央廃棄所へ医療
廃棄物を運搬する労力を削減することを目的として設計
されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】医療廃棄物を消毒するための、ハウジングを装
着した本発明による装置の斜視図である。
【図2】図1のハウジングの断面図であって、混合器か
ら家庭下水系へ処理した廃棄物を投棄するためコンベア
を含む消毒設備の第一態様を示す。
【図3】図2の設備の断面図であって、内部容器への処
理後廃棄物の排出を示す。
【図4】図2の設備の断面図であって、混合器から家庭
下水系へ処理後廃棄物を投棄するためのスクリューコン
ベアを含む。
【図5】斜軸を中心に回転する適宜形状のブレードによ
り回転方向を逆にすることにより空になる設計の混合室
を含む本発明による装置の他の態様の断面図である。
【図6】垂直軸を中心に回転する傾斜手段を有する混合
容器を装備した本発明による装置の下部断面図であっ
て、作業位置の混合器を示す。
【図7】図6の装置の断面図であって、傾斜した位置の
混合器を示す。
【図8】シュレッダ上のホッパーへチューブまたはカプ
セル内の消毒剤を投入する方法を示す本発明による装置
の上部断面図である。
【図9】混合器内で廃棄物を攪拌する第2方法を示す本
発明による装置の他の態様の断面図である。
【符号の説明】
6,7…カバーの箱 8,9,10…開口部 11,12…パイプ連結部材 14…制御パネル 15…プリンタ出力部 20…粉砕機 22,50,60…混合器 23…攪拌器 25…ベルトコンベア 26…pHセンサ 27…緩衝剤用の容器 30…消毒剤用の容器 31…ホッパー 32…シュート 33…ポンプ 35…漏斗 39…電子制御弁手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベニ モゼンソン イスラエル国,キリアト ティボン 36000,ケレン カイェメット ストリ ート,32 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 A61G 12/00 B02C 18/40

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の工程から成ることを特徴とする医療
    廃棄物を処理かつ消毒する方法: 医療廃棄物を粉砕機またはシュレッダへ投入しかつ上記
    粉砕機を作動させ、 上記粉砕機から粉砕廃棄物を混合器へ移送し、 粉砕廃棄物へ水を加えてその廃棄物と混合し、 希釈された廃棄物のpH値を測定し、 上記混合器へ塩基性または酸性希釈廃棄物の中和に適し
    た緩衝剤を送り、 所定量の消毒剤を上記粉砕機へ、かつその粉砕機から上
    記混合器へ送り、 上記混合器から所定量の消毒済液体を上記粉砕機および
    その周辺壁へ返送して再度消毒し、 上記混合器内の再消毒後の廃棄物から液体を除去し、か
    つ上記混合器から脱水後の廃棄物を下水源または所定収
    容手段へ投棄する。
  2. 【請求項2】 所定量の消毒剤を封入したチューブまた
    はカプセルを上記粉砕機へ投入してそのチューブまたは
    カプセルを粉砕または破砕し、かつその消毒剤を重力に
    より上記混合器へ送る工程を含む、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 所定量の消毒流体を上記混合器へ計量ポ
    ンプにより注入する工程を含む、請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 電子制御操作手段により各工程を自動的
    に操作する工程を含む、請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 次の構成から成ることを特徴とする医療
    廃棄物を処理かつ消毒する装置: 医療廃棄物を投入するための開口部、処理後の廃棄物を
    除去するための閉鎖可能な開口部、および消毒剤および
    緩衝剤を投入するための閉鎖可能な開口部を有する閉鎖
    ハウジング、 ホッパ手段を介して上記ハウジングの廃棄物投入開口部
    へ連結された電気的に駆動する粉砕機またはシュレッ
    ダ、 開放上部を有しかつ粉砕された廃棄物を攪拌するための
    電気的に作動する手段を具備した混合器、 上記混合器内の粉砕廃棄物へ水を供給するポンプ手段、 塩基性廃棄物を中和するための液体緩衝剤を収容する容
    器、 酸性廃気物を中和するための液体緩衝剤を収容する容
    器、 上記混合器内の廃棄物のpH値を測定しかつ対応する信号
    をプロセッシングユニットへ送ることのできる上記混合
    器内へ挿入されたセンサ手段、 上記プロセッシングユニットから受けた信号に従って所
    定量の液体緩衝剤をその容器から吸引する手段、 上記粉砕機から上記混合器へ所定量の消毒剤を送る手
    段、 付加的消毒のために上記混合器から液体を吸引して上記
    粉砕機および上記ホッパ手段へ送るためのポンプ手段、 上記混合器内の廃棄物から液体を排出するポンプ手段、 上記混合器内の脱水後廃棄物を下水源または所定容器へ
    運ぶ運搬手段、 電子操作手段、および手動制御手段。
  6. 【請求項6】 上記消毒剤を送る手段はシュートから成
    り、上記シュートの底端部は上記粉砕機上で終端してい
    てソレノイド手段により開放するフラップを有し、上記
    消毒剤はチューブまたはカプセルに封入されていて該チ
    ューブまたはカプセルが順次上記シュートへ投入されて
    上記フラップから上記粉砕機へ落下する、請求項5の装
    置。
  7. 【請求項7】 上記混合器は固定されていてその側壁に
    モータ駆動の攪拌器、およびその底部にpHセンサ並びに
    上記ポンプ手段へ接続されたパイプを有する、請求項5
    の装置。
  8. 【請求項8】 上記混合器から処理後廃棄物を運ぶ運搬
    手段は上記混合器の底部に位置きめされた入口と上記所
    定容器または下水源へ通じる出口を有するスクリューコ
    ンベアから成る、請求項7の装置。
  9. 【請求項9】 上記運搬手段は上記混合器の底部に位置
    決めされた入口と上記所定容器または下水源へ通じる出
    口を有するベルトコンベアである、請求項7の装置。
  10. 【請求項10】 上記混合器は、鉛直に対して傾斜した
    軸を有する基盤上に回転自在に設置されかつ上記混合器
    の内側壁に対して角度を以て配置された攪拌ブレードを
    含み、上記混合器は、上記ブレードによって上記廃棄物
    と添加された水とを攪拌するために、電動モータにより
    第1方向へ回転し、かつ上記ブレードによって上記混合
    器から廃棄物を排出するために第1方向と反対方向へ回
    転する、請求項5の装置。
  11. 【請求項11】 上記混合器は垂直混合位置から水平排
    出位置へ上記混合器を傾斜させるレバー手段上に回転自
    在に設置されていて、上記混合器はその内部に攪拌ブレ
    ード、上記廃棄物へ挿入されるpHセンサ手段、および上
    記ポンプ手段へ連結された可撓性パイプを含み、上記混
    合器は上記レバー手段へ接続された電動モータにより回
    転する、請求項5の装置。
  12. 【請求項12】 上記粉砕機は上記混合器上に設置され
    ていて、上記粉砕機の底部から上記混合器の開放上部へ
    シュートが延在する、請求項5の装置。
  13. 【請求項13】 廃棄物処理工程を確認する印刷文書を
    送出するための手段を有する、請求項5の装置。
  14. 【請求項14】 上記混合器内で粉砕廃棄物を攪拌する
    ための電気的作動手段は上記混合器から水で希釈された
    廃棄物を吸引しかつその廃棄物を上記粉砕機またはシュ
    レッダへパイプ手段を介して送るポンプを含み、上記廃
    棄物は上記粉砕機またはシュレッダから重力により上記
    混合器へ返送される、請求項5の装置。
  15. 【請求項15】 二方弁が上記混合器と上記粉砕機また
    はシュレッダとの間で上記パイプ手段へ挿入されてい
    て、上記二方弁は希釈された廃棄物を上記粉砕機または
    シュレッダへ送るための第1位置と、処理、消毒後の廃
    棄物から液体を分離するための分離フィルタへ送るため
    の第2位置を執る、請求項14の装置。
  16. 【請求項16】 上記廃棄物の液体分は上記分離フィル
    タからタンクへ運ばれかつその固体分は手による投棄の
    ために保存される、請求項15の装置。
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