JP3057778U - 発光体装置、該装置を有する装身具および手袋 - Google Patents

発光体装置、該装置を有する装身具および手袋

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JP3057778U
JP3057778U JP1998007664U JP766498U JP3057778U JP 3057778 U JP3057778 U JP 3057778U JP 1998007664 U JP1998007664 U JP 1998007664U JP 766498 U JP766498 U JP 766498U JP 3057778 U JP3057778 U JP 3057778U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手袋や装身具を振動した時、その一部に装着さ
れている発光体を点滅・点灯させ、静置の時消灯させ得
る装飾用、危機通知用等の発光体を有する手袋、装身具
の提供。 【解決手段】手袋基布61の各指部の先端に発光体(発
光ダイオード,ランプ等)51を設け、手袋基布61の
手首部に印刷回路基板上に振動感知スイッチ、点滅用集
積回路および電池が集積・搭載されている集積体4を設
け、該集積体4と前記発光体51とを導体52で回路を
形成させてなる発光体を有する手袋(または装身具)
6。上記手袋等に装着するための発光体装置5。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は発光体装置、該装置を有する装身具および手袋に関し、より詳しくは 、振動を与えたとき装身具または手袋に取りつけてある発光体が点滅ないし点灯 し、振動を停止した後は発光体が消灯するようにした装身具または手袋、さらに はそれらに装着するための発光体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
振動を感知して発光する発光体装置は、従来、地震感知用、安全喚起用、レジ ャー用品用および玩具用等に種々提案されてきた(実公平1−30728号公報 ,実開平5−87702号公報,実用新案登録第3045979号公報,特開平 7−84537号公報,特開平9−154460号公報,特開平9−19070 3号公報等参照)。
【0003】 また、手袋の一部に、ランプ、ダイオード、蛍光体等の発光体を取りつけ、手 袋自体を装飾したり、危険な場所で作業を行う場合に危機状態を知らせたり、夜 間または暗い場所で自分の存在を他人に知らせたり、手品、玩具、娯楽用品とし て用いる手袋は従来から提案されてきた。 例えば、実開昭55−146424号公報には、光学繊維束の一端を光源に接 続し、同繊維束の他端を手袋の甲部または指部に散開外向して取りつけた夜光手 袋が開示され、実開昭57−180722号公報には、左右一対の手袋体の相対 応する適所に端子対として導電性の可撓体を設け、該端子対を合わせることによ って左右の手袋体に組み込まれた電池、発光装置、発音装置等を含む回路を完成 させ、発光・発音等を行わせる手袋が開示され、実開昭57−180724号公 報には、カフまたは甲部等にランプまたは発光ダイオード等を直接または他の透 光性外装体に封入して内設または外設してなる発光装置を設けた手袋が開示され 、実開昭57−185714号公報には、電池、発光・鳴音等のための装置およ び開閉部からなる回路を内装し、該開閉部は一方の接点を電池の一方の電極とし 、他方の接点を該一方の電極と接離自在で、しかも自動復帰させるように設けら れている、折り曲げ・押圧等により点灯・鳴音等する手袋が開示され、実開昭5 7−185715号公報には、電池、発光装置等からなる回路および該発光装置 に一端を近接させた光ファイバーを内装し、かつ該光ファイバーの他端を手袋体 外に露呈せしめてなる光ファイバーを配置した手袋が開示され、実公平2−26 889号公報には、左右一対からなる手袋体において、発光素子と該素子を点滅 または点灯するための駆動回路と、該回路に接続された磁力作動のリードスイッ チとをモジュール化して一体化した偏平構造の発光装置を前記手袋体の一方また は双方の甲部に設け、前記手袋体の他方または甲部を除く双方には前記リードス イッチを外部から磁気的にオンオフするための磁石を埋設しておくことにより前 記発光素子を隔離操作で点滅または点灯し得るようにした発光装置付き手袋が開 示され、特開昭63−97183号公報には左手の小指、薬指、中指の圧力を検 知する第1検知部、両手の親指の圧力を検知する第3検知部、発光素子および発 音素子を有する左手用手袋と、右手の小指、薬指、中指の圧力を検知する第2検 知部、および発光素子を有する右手用手袋からなる一対のゴルフ用手袋が開示さ れ、そして特開平9−3712号公報には、手袋本体の一面の手首部に磁石を設 け、他面に夜光塗料を含有する滑り止め手段を設けた作業用手袋が開示されてい る。
【0004】 上記した従来技術では、発光体が取りつけられた種々の手袋が提案されている が、それらの中で発光体が点滅ないし点灯するものには、実開昭57−1807 22号、実開昭57−180724号、実開昭57−185714号、実公平2 −26889号および特開昭63−97183号の各公報に開示されたものがあ る。しかしながら、実開昭57−180722号公報に開示の手袋は左右の手袋 体を合わせることによって発光し、実開昭57−180724号公報には発光体 が取付けられている手袋が開示されているにすぎず、いずれも手袋に与える振動 により点滅・点灯することは全く言及されていない。また、実開昭57−185 714号公報に開示の発光体を点灯させる開閉部は、開閉部を手で握りしめ圧力 をかけた場合にのみ発光体が点灯するものであり、手袋を振動させただけでは点 灯・点滅せず、実公平2−26889号公報に開示のものは発光素子を点灯・点 滅させるため、磁力作動のリードスイッチとこれを外部から磁気的にオンオフす るための磁力を必要とし、発光素子を点灯・点滅させるためには、マグネットを リードスイッチに近づけなければならず、単に手袋を振動させることによっては 発光体は点灯・点滅せず、そして特開昭63−97183号公報のものもまた、 圧力検知センサを使用して発光素子を点灯しており、手袋を振動させただけで発 光体を点灯・点滅させることは不可能である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案者は、装身具を振動した時のみ発光体を点滅ないし点灯させ、静置によ り消灯させることができれば、装身具に付加価値を与えることができ、しかも電 池の消耗を防止でき長時間発光させることができることに想到し、そのような装 身具を提供することを本考案の課題とする。また、手袋を振動したとき、手袋の 一部に装着されている発光体を点滅ないし点灯させることができれば、装飾用手 袋、危機通知用手袋、暗所における人物存在認識用手袋、スポーツ用手袋、玩具 用手袋、合図用手袋、実験用手袋、作業用手袋、演劇用手袋、娯楽用手袋、幼児 用手袋等として有用であるが、このような手袋を提供することをも本考案の課題 とする。さらに、手袋の振動を停止した後も、発光体が点灯・点滅していると、 電池を早く消耗するので、これを防止し、長時間使用できる発光体を有する手袋 を提供することも本考案の課題とする。また、本考案は上記装身具ないしは手袋 に装着するのに好適な発光体装置の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案者は鋭意研究の結果、機械的な振動を感知するスイッチと点滅用(また は点灯用)集積回路を採用することにより、上記課題を解決できることを見出し 、本考案を完成した。 すなわち、本考案は以下の発光体装置、該装置を有する装身具および手袋に関 する。 (1)発光体、振動感知スイッチ、点滅または点灯用集積回路、電池およびこれ らを接続する導体からなる振動により点滅または点灯し静置すると消灯する発光 体装置であって、 上記振動感知スイッチは、導電性筒状中空体と絶縁性筒状中空体が隣接して外 筒を形成し、該外筒の両端部は導電性部材で封止され、上記外筒には内部を自由 に移動可能な導電性球体が収納され、振動による該球体の移動により上記絶縁性 筒状中空体側端部の導電性部材と上記球体と上記導電性筒状中空体側端部の導電 性部材が接した時のみ電気的に接続されることを特徴とする上記発光体装置。 (2)振動感知スイッチ、点滅または点灯用集積回路および電池が印刷回路基板 上に集積されて搭載されていることを特徴とする上記(1)記載の発光体装置。 (3)振動感知スイッチが、導電性円筒状中空体11と絶縁性円筒状中空体12 が隣接して外筒を形成し、該外筒の前部は導電性前部円盤状封止体13で封止さ れており、上記外筒の後部は導電性後部円盤状封止体14で封止されており、上 記外筒の内部には該外筒の内径より0.1〜20%小さい範囲の外径を持つ導電 性球体15を1〜3個有することを特徴とする上記(1)または(2)記載の発 光体装置。 (4)点滅または点灯用集積回路が、該回路に記憶させた秒数だけ振動すると発 光体が点滅または点灯し、振動を停止すると上記の記憶させた秒数後に発光体が 消灯する機能を有することを特徴とする上記(1)ないし(3)のいずれかに載 の発光体装置。 (5)発光体、振動感知スイッチ、点滅または点灯用集積回路、電池およびこれ らを接続する導体からなる振動により点滅または点灯し静置すると消灯する発光 体装置を設けたことを特徴とする発光体を有する装身具。 (6)振動感知スイッチ、点滅または点灯用集積回路および電池が印刷回路基板 上に集積されて搭載されていることを特徴とする上記(5)記載の装身具。 (7)振動感知スイッチが、導電性円筒状中空体11と絶縁性円筒状中空体12 が隣接して外筒を形成し、該外筒の前部は導電性前部円盤状封止体13で封止さ れており、上記外筒の後部は導電性後部円盤状封止体14で封止されており、上 記外筒の内部には該外筒の内径より0.1〜20%小さい範囲の外径を持つ導電 性球体15を1〜3個有することを特徴とする上記(5)または(6)記載の装 身具。 (8)点滅または点灯用集積回路が、該回路に記憶させた秒数だけ振動すると発 光体が点滅または点灯し、振動を停止すると上記の記憶させた秒数後に発光体が 消灯する機能を有することを特徴とする請求項(5)ないし(7)のいずれかに 記載の装身具。 (9)発光体、振動感知スイッチ、点滅または点灯用集積回路、電池およびこれ らを接続する導体からなる振動により点滅または点灯し静置すると消灯する発光 体装置を設けたことを特徴とする発光体を有する手袋。 (10)振動感知スイッチ、点滅または点灯用集積回路および電池が印刷回路基 板上に集積されて搭載されていることを特徴とする上記(9)記載の手袋。 (11)振動感知スイッチが、導電性円筒状中空体11と絶縁性円筒状中空体1 2が隣接して外筒を形成し、該外筒の前部は導電性前部円盤状封止体13で封止 されており、上記外筒の後部は導電性後部円盤状封止体14で封止されており、 上記外筒の内部には該外筒の内径より0.1〜20%小さい範囲の外径を持つ導 電性球体15を1〜3個有することを特徴とする上記(9)または(10)記載 の手袋。 (12)点滅または点灯用集積回路が、該回路に記憶させた秒数だけ振動すると 発光体が点滅または点灯し、振動を停止すると上記の記憶させた秒数後に発光体 が消灯する機能を有することを特徴とする上記(9)ないし(11)のいずれか に記載の手袋。 (13)手袋の各指の先端部分に発光体を設け、手袋の手首部分に振動感知スイ ッチ、点滅または点灯用集積回路および電池が集積され搭載されている印刷回路 基板を設け、該印刷回路基板と前記発光体とを導体で回路を形成させたことを特 徴とする上記(9)ないし(12)のいずれかに記載の手袋。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案において発光体とは、小型のランプまたは発光ダイオード等である。 本考案において振動感知スイッチとは、装身具を装着するか、手袋を手にはめ る等して振動したとき、その振動を感知し、電池により導体を介して発光体に電 流が流れる状態(オンの状態)にする機能を有するスイッチであり、例えば図1 に示すように、導電性円筒状中空体11と絶縁性円筒状中空体12が隣接して外 筒を形成し、該外筒の前部は導電性前部円盤状封止体13で封止されており、上 記外筒の後部は導電性後部円盤状封止体14で封止されており、上記外筒の内部 には該外筒の内径より0.1〜20%小さい範囲の外径を持つ導電性球体15を 1〜3個有しているものが使用できる。このような構成を採ることにより、例え ば上記スイッチ1を左右に振ると、中の導電性球体15はスイッチ1が左に移動 した時、図2に示すように右に移動し、右側の導電性球体15が導電性後部円盤 状封止体14と接触し、通電状態となり、隣接した左側の導電性球体15も通電 状態となり、発光体を点灯することが可能となる。これに対し、スイッチ1が右 に移動すると、図3に示すように、今度は2個の導電性球体15が左に移動し、 導電性後部円盤状封止体14から離れ、非通電状態となる。導電性球体15の外 径は、外筒11,12内部を移動可能であり、かつ、上記した通電状態を可能と するため、外筒の内径より0.1〜20%小さい範囲であることが必要である。 導電性球体の外径が上記の範囲の下限未満であると、導電性球体の移動がしやす くなりすぎ、かつ、両者の間隙が大きくなりすぎ、通電状態を保つことが困難と なり、ひいては発光体の点灯が困難となり、望ましくない。また、導電性球体の 外径が上記の範囲の上限を越えると、両者の間隙がなくなり、導電性球体が速や かに移動せず、発光体の点滅(点灯)速度が遅くなり、望ましくない。導電性球 体の外径は外筒の内径より0.1〜10%小さい範囲が望ましい。導電性球体の 個数は1〜3個であり、2個が望ましい。これは、1個であると通電状態を保つ ことが難しい場合があり、3個ではあまりにも容易に通電状態となることがあり 、2個の場合、最も通電状態(オン)と非通電状態(オフ)が円滑に切り替わり 、望ましいことによる。導電性球体の外径や比重および導電度を選択することに より、1個の場合や3個の場合でも、オンオフ状態を改善することが可能である 。本考案に使用し得る振動感知スイッチとしては、例えば台湾の電子部品製造会 社ユサン(YUSAN)の商品である「SW−200D」等が挙げられる。
【0008】 本考案に使用する点滅または点灯用集積回路は、例えば、該回路に記憶させた 秒数だけ振動すると発光体が点滅または点灯し、振動を停止すると上記の記憶さ せた秒数後に発光体が消灯する機能を有するように回路設計されたICであり、 例として上掲のユサン(YUSAN)の商品である「CDT−3158」等が挙 げられる。 本考案において使用する電池は出力3〜9Vで、小型、長寿命のも のが望ましく、アルカリ電池、リチウム電池等が挙げられ、形態は円筒型、ボタ ン型、四角型、六角型、シート型等のいずれであってもよい。 また、本考案においては、振動感知スイッチ、点滅または点灯用集積回路およ び電池等は印刷回路基板(PCB)上に集積されて搭載されていることが、製造 コストの低下、故障率の低下等の点から好ましい。 手袋の各指の先端部分に発光体を設け、手袋の手首部分に振動感知スイッチ、 点滅または点灯用集積回路および電池が集積され搭載されているPCBを設け、 該PCBと前記発光体とを導体で回路を形成させることが、製造コストの低下、 手袋の発光機能等の点から好ましい。 本考案において、導体は慣用のものであり、例えば銅、アルミニウム、炭素等 からなる細線または撚線である。 本考案において、装身具とは装飾の目的で体や衣服に装着するあらゆるものを 意味し、例えばヘアバンド、ベルト、ネックレス、ブローチ、ヘアピン、ブレス レッド、指輪、帽子、サンバイザー等が挙げられる。
【0009】
【実施例】
次に実施例に基づいて本考案をより詳しく説明するが、本考案はこの実施例に 限定されるものではない。
【0010】 図4に示すような、2個の1.5Vボタン型リチウム電池41、振動感知スイ ッチ42および点滅用集積回路43を印刷回路基板(グラスファイバーをエポキ シ樹脂で結合したもの)44上に集積・搭載した集積体4を準備する。なお、振 動感知スイッチ42および点滅用集積回路43には、それぞれユサン社の商品「 SW−200D」および「CDT−3158−1」を用いた。また、振動感知ス イッチ42は図1〜3に示す構造を有する。 次に、図5に示すように、集積体4と5個の赤色発光ダイオード51とを直径 0.1mmの銅線にポリエチレンをコーティングした電線52で連結し、本実施 例で使用する発光体装置5を作成した。 この発光体装置5の集積体4部分を手袋基布61の手首部分に、そして5個の 発光ダイオード51を手袋基布61の各指の先端部分に、それぞれ配置し、図6 に示すような本考案の手袋6とした。ここで、手袋基布61は慣用であるいずれ の手袋の材料からなるものであってよく、目的に応じて適宜選択される。 この手袋6に手を入れ、振動させたところ、赤色ダイオードは1秒間隔で点滅 し、振動を中止すると、1秒後に消灯(オフ)の状態となった。 なお、本実施例では手袋基布61上に発光体装置5を取りつけたが、発光体5 1のみを手袋基布61から露出させ、他の部分は該基布61内部に配置してもよ い。
【0011】 次に、図7に発光体を有するヘアバンド7の例を示す。発光体51としては小 型のランプを用い、これを含め、電池、振動感知スイッチおよび点灯用集積回路 が印刷回路基板上に集積・搭載された集積体4とそれらを接続する導体52はヘ アバンド7内に埋設されており、発光体が位置する部分は星型の切欠部71を設 けてある。このヘアバンド7を装着し、振動を与えると、一定時間発光体が点灯 することにより、ヘアバンド中央部は星型に光り、静置により消灯する。
【0012】
【考案の効果】
以上詳細に記載したように、本考案の発光体装置は、点滅(ないし点灯)用集 積回路、電池および発光体と特定構造の振動感知スイッチとを組み合わせている ので、振動を感知したときのみ一定時間手袋の発光体が点滅(点灯)され、振動 が停止したとき、点滅(ないし点灯)用集積回路の機能により回路が自動的にオ フ状態となるため、電池の消耗を防止し、長期間の使用が可能である。 また、本考案の発光体を有する装身具は、上記発光体装置を装着しているもの であり、該装身具を振動したときのみ、一定時間装身具の発光体を点滅(点灯) させることができ、これまでにない効果を装身具に与えることができ、玩具用、 安全喚起用、余興用等として広く利用できる。しかも、本考案の装身具は静置に より自動的に発光体が消灯するため、電池の早期消耗が抑止され、長期間に及び 使用可能である。 さらに、本考案の発光体を有する手袋は、振動感知スイッチ、点滅(ないし点 灯)用集積回路、電池および発光体を組み合わせているので、手袋を振動したと き、一定時間手袋の発光体を点滅(点灯)させることができる。このように、本 考案の手袋は該手袋に与える振動のみで発光させることができるため、手袋自体 を装飾したり、危険な場所で作業を行う場合に危機状態を知らせたり、夜間また は暗所で自分の存在を他人に知らせたりするための手袋、手品、玩具、娯楽用品 、スポーツ観戦応援グッズ等として従来品に比べ顕著な効果を発揮するものであ る。また、手袋の振動を停止すると、点滅(ないし点灯)用集積回路の機能によ り回路が自動的にオフ状態となるため、電池の消耗を防止し、長期間の使用が可 能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例で使用される振動感知スイッチ
を示す断面図である。
【図2】図1の振動感知スイッチの通電(オン)状態を
示す断面図である。
【図3】図1の振動感知スイッチの非通電(オフ)状態
を示す断面図である。
【図4】本考案の実施例で使用される、電池、振動感知
スイッチおよび点滅用集積回路が印刷回路基板上に集積
・搭載された集積体を示す平面図である。
【図5】本考案の実施例で使用される発光体装置を示す
平面図である。
【図6】本考案の実施例で作成された発光体を有する手
袋を示す平面図である。
【図7】本考案の実施例で作成された発光体を有する装
身具(ヘアバンド)を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,42 振動感知スイッチ 4 集積体 5 発光体装置 6 手袋 7 装身具(ヘアバンド) 11 導電性円筒状中空体 12 絶縁性円筒状中空体 13 導電性前部円盤状封止体 14 導電性後部円盤状封止体 15 導電性球体 16,52 導体 41 電池 43 点滅用集積回路 44 印刷回路基板 51 発光体 61 手袋基布 71 切欠部

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光体、振動感知スイッチ、点滅または
    点灯用集積回路、電池およびこれらを接続する導体から
    なる振動により点滅または点灯し静置すると消灯する発
    光体装置であって、 上記振動感知スイッチは、導電性筒状中空体と絶縁性筒
    状中空体が隣接して外筒を形成し、該外筒の両端部は導
    電性部材で封止され、上記外筒には内部を自由に移動可
    能な導電性球体が収納され、振動による該球体の移動に
    より上記絶縁性筒状中空体側端部の導電性部材と上記球
    体と上記導電性筒状中空体側端部の導電性部材が接した
    時のみ電気的に接続されることを特徴とする上記発光体
    装置。
  2. 【請求項2】 振動感知スイッチ、点滅または点灯用集
    積回路および電池が印刷回路基板上に集積されて搭載さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の発光体装置。
  3. 【請求項3】 振動感知スイッチが、導電性円筒状中空
    体(11)と絶縁性円筒状中空体(12)が隣接して外
    筒を形成し、該外筒の前部は導電性前部円盤状封止体
    (13)で封止されており、上記外筒の後部は導電性後
    部円盤状封止体(14)で封止されており、上記外筒の
    内部には該外筒の内径より0.1〜20%小さい範囲の
    外径を持つ導電性球体(15)を1〜3個有することを
    特徴とする請求項1または2記載の発光体装置。
  4. 【請求項4】 点滅または点灯用集積回路が、該回路に
    記憶させた秒数だけ振動すると発光体が点滅または点灯
    し、振動を停止すると上記の記憶させた秒数後に発光体
    が消灯する機能を有することを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか1項に記載の発光体装置。
  5. 【請求項5】 発光体、振動感知スイッチ、点滅または
    点灯用集積回路、電池およびこれらを接続する導体から
    なる振動により点滅または点灯し静置すると消灯する発
    光体装置を設けたことを特徴とする発光体を有する装身
    具。
  6. 【請求項6】 振動感知スイッチ、点滅または点灯用集
    積回路および電池が印刷回路基板上に集積されて搭載さ
    れていることを特徴とする請求項5記載の装身具。
  7. 【請求項7】 振動感知スイッチが、導電性円筒状中空
    体(11)と絶縁性円筒状中空体(12)が隣接して外
    筒を形成し、該外筒の前部は導電性前部円盤状封止体
    (13)で封止されており、上記外筒の後部は導電性後
    部円盤状封止体(14)で封止されており、上記外筒の
    内部には該外筒の内径より0.1〜20%小さい範囲の
    外径を持つ導電性球体(15)を1〜3個有することを
    特徴とする請求項5または6記載の装身具。
  8. 【請求項8】 点滅または点灯用集積回路が、該回路に
    記憶させた秒数だけ振動すると発光体が点滅または点灯
    し、振動を停止すると上記の記憶させた秒数後に発光体
    が消灯する機能を有することを特徴とする請求項5ない
    し7のいずれか1項に記載の装身具。
  9. 【請求項9】 発光体、振動感知スイッチ、点滅または
    点灯用集積回路、電池およびこれらを接続する導体から
    なる振動により点滅または点灯し静置すると消灯する発
    光体装置を設けたことを特徴とする発光体を有する手
    袋。
  10. 【請求項10】 振動感知スイッチ、点滅または点灯用
    集積回路および電池が印刷回路基板上に集積されて搭載
    されていることを特徴とする請求項9記載の手袋。
  11. 【請求項11】 振動感知スイッチが、導電性円筒状中
    空体(11)と絶縁性円筒状中空体(12)が隣接して
    外筒を形成し、該外筒の前部は導電性前部円盤状封止体
    (13)で封止されており、上記外筒の後部は導電性後
    部円盤状封止体(14)で封止されており、上記外筒の
    内部には該外筒の内径より0.1〜20%小さい範囲の
    外径を持つ導電性球体(15)を1〜3個有することを
    特徴とする請求項9または10記載の手袋。
  12. 【請求項12】 点滅または点灯用集積回路が、該回路
    に記憶させた秒数だけ振動すると発光体が点滅または点
    灯し、振動を停止すると上記の記憶させた秒数後に発光
    体が消灯する機能を有することを特徴とする請求項9な
    いし11のいずれか1項に記載の手袋。
  13. 【請求項13】 手袋の各指の先端部分に発光体を設
    け、手袋の手首部分に振動感知スイッチ、点滅または点
    灯用集積回路および電池が集積され搭載されている印刷
    回路基板を設け、該印刷回路基板と前記発光体とを導体
    で回路を形成させたことを特徴とする請求項9ないし1
    2のいずれか1項に記載の手袋。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10551012B2 (en) 2017-09-27 2020-02-04 Jerome Otto Schorr, III Wrist-mounted flashlight with remote control switch
KR102107096B1 (ko) * 2018-11-08 2020-05-07 주식회사 범양글러브 발광 장갑
KR20200059581A (ko) * 2018-11-21 2020-05-29 주식회사 범양글러브 발광 장갑의 발광 제어 방법

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KR102107096B1 (ko) * 2018-11-08 2020-05-07 주식회사 범양글러브 발광 장갑
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