JP2007224462A - 照明装置付き手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】照射したい箇所を的確に、かつ安定して照射することができるとともに、構造が簡単で、使い勝手がよく、しかも付加価値を高めることができるようにした照明装置付き手袋を提供する。
【解決手段】手を覆う手袋本体1における甲部2に、手先に向かって投光するライト6と、このライト6に給電する電池と、ライト6への給電を遮断しうるスイッチ8とを設ける。ライト6は、手袋本体1における親指被包部3と人差し指被包部4との間の股部9に、両指被包部3、4の間に向かって投光するように収容する。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明用のライトを装着した照明装置付き手袋に関する。
照明設備のない建築現場や屋外において、夜間に作業を行ったり、または狭い空間に手を挿入して作業を行ったりするときに用いる手袋として、照明用のライトを装着したものが知られている。
従来のこの種の手袋としては、指被包部に、指先方向に投光するライトを装着し、かつ甲部またはその他の部位に、このライトに給電する電池を設けたものが多い(例えば特許文献1〜3参照)。
また、外科用手袋の指部に、遠位部に設けた光源に接続した光ファイバーの先端部を取り付け、そこから指先方向に向かって投光するようにしたものも知られている(例えば特許文献4参照)。
特開2004−316050号公報 実開昭57−119401号公報 実公昭34−10982号公報 特許第3135575号公報
しかし、上述のような従来の照明装置付き手袋は、ライトが指被包部に装着されているので、指の動きに合わせて光線が振られ、照明箇所がめまぐるしく移動し、安定性が悪く、しかも作業箇所を的確に照射しうるとは限らず、使い勝手が悪いことが多い。
また、照明が不用な場合は照明装置が作業の妨げとなる。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、照射したい箇所を的確に、かつ安定して照射することができるとともに、構造が簡単で、使い勝手がよく、しかも付加価値を高めることができるようにした照明装置付き手袋を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 手を覆う手袋本体における甲部に、手先に向かって投光するライトと、このライトに給電する電池と、前記ライトへの給電を遮断しうるスイッチとを設ける。
(2) 上記(1)項において、ライトと電池とスイッチとをケースに収容し、このケースと甲部との対向部に、互いに接着および引き剥がし可能な1対の面ファスナーを設けることにより、前記ケースを、甲部に着脱自在に装着しうるようにする。
(3) 上記(1)項において、ライトと電池とスイッチとをケースに収容し、このケースと甲部との対向部のいずれか一方に永久磁石を設け、かつ他方に、前記永久磁石が吸着可能な磁性体を設けることにより、前記ケースを、甲部に着脱自在に装着しうるようにする。
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、手袋本体の甲部に設けたケースに、電池とスイッチとを収容するとともに、ライトを、一端が前記ケースに固定された可撓杆の他端に装着することにより、ライトの投光方向を変更可能とする。
(5) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、手袋本体の甲部に設けたケースに、電池とスイッチと光源とを設け、この光源の光を導いて、先端より投光する可撓性の導光管を前記ケースに取り付け、前記光源と導光管とによりライトを形成する。
(6) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、手袋本体の甲部に設けたケースに、電池とスイッチとを収容するとともに、ライトを、甲部と平行をなす軸回りに回動可能として、ケースに装着する。
(7) 上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、手袋本体の甲部に設けたベースに、電池とスイッチと光源とを設けたケースを、前記甲部と直交する方向を向く軸回りに回動可能として装着する。
(8) 上記(7)項において、ベースとケースとの間にスイッチの接点を設け、前記ケースをベースに対して回転させることにより、スイッチがオン・オフするようにする。
(9) 上記(8)項において、ライトの投光方向が、指先方向を含む予め定めた角度範囲内にあるときは、スイッチがオンとなり、それ以外はオフとなるように定める。
(10) 上記(1)〜(9)項のいずれかにおいて、少なくとも電池とスイッチとの外表面を、防水カバーにより覆う。
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
請求項1記載の発明によると、手を覆う手袋本体における甲部に、手先に向かって投光するライトと、このライトに給電する電池と、ライトへの給電を遮断しうるスイッチとを設けてあるので、従来のように、指先を動かしても、照射光線が無暗に振られることはなく、照射したい箇所を的確に、かつ安定して照射することができるとともに、他方の手で、スイッチを簡単に操作することができ、使い勝手がよい。
請求項2記載の発明によると、ライトと電池とスイッチとをケースに収容し、このケースと甲部との対向部に、互いに接着および引き剥がし可能な1対の面ファスナーを設けることにより、前記ケースを、甲部に着脱自在に装着しうるようにしてあるので、ケースを簡単に甲部に着脱することができるとともに、ケースを外した後の手袋本体の甲部は、他部と同様の布地状のものとすることができ、美観を保つことができる。
請求項3記載の発明によると、ライトと電池とスイッチとをケースに収容し、このケースと甲部との対向部のいずれか一方に永久磁石を設け、かつ他方に、前記永久磁石が吸着可能な磁性体を設けることにより、前記ケースを、甲部に着脱自在に装着しうるようにしてあるので、ケースを簡単に甲部に着脱することができるとともに、ライトの向きを、簡単に変更することができ、しかも甲部側に設ける磁性体または永久磁石を、甲部内に埋設しておけば、それが目立つことはなく、美観を保つことができる。
また、甲部側に永久磁石を設けた場合は、ケースを外した後の甲部の永久磁石に、くぎ、ねじ、ナット等の磁性材料の部品を吸着させておくことができ、釘打ち作業やねじ止め作業等に有益であるという特異な作用効果を奏することができる。
請求項4記載の発明によると、手袋本体の甲部に設けたケースに、電池とスイッチとを収容するとともに、ライトを、一端が前記ケースに固定された可撓杆の他端に装着することにより、ライトの投光方向を変更可能としてあるので、可撓杆を撓ませることによって、ライトの向きを、自由に、かつ簡単に、所望の方向に変更することができる。
請求項5記載の発明によると、手袋本体の甲部に設けたケースに、電池とスイッチと光源とを設け、この光源の光を導いて、先端より投光する可撓性の導光管を前記ケースに取り付け、前記光源と導光管とによりライトを形成してあるので、導光管を撓ませることによって、投光方向を、自由に、かつ簡単に、所望の方向に変更することができる。
請求項6記載の発明によると、手袋本体の甲部に設けたケースに、電池とスイッチとを収容するとともに、ライトを、甲部と平行をなす軸回りに回動可能として、ケースに装着してあるので、ライトの向きを、甲部と平行をなす軸回りに自由に変更することができる。
したがって、ライトの向きを、甲部とほぼ直交する方向を向かせて、手を振ることにより、工事現場等における車両の誘導等に有効に利用できるという特異な作用効果を奏することもできる。
請求項7記載の発明によると、手袋本体の甲部に設けたベースに、電池とスイッチと光源とを設けたケースを、前記甲部と直交する方向を向く軸回りに回動可能として装着してあるので、ライトの向きを、甲部と直交する方向を向く軸回りに自由に変更することができる。
また、請求項6記載の発明と組み合わせることにより、ライトの向きを、甲部より外側のあらゆる方向に向かせることができる。
請求項8記載の発明によると、ベースとケースとの間にスイッチの接点を設け、前記ケースをベースに対して回転させることにより、スイッチがオン・オフするようにしてあるので、他方の手で、ケースを回転させることにより、スイッチを簡単にオン・オフさせることができ、使い勝手がよい。
請求項9記載の発明によると、ライトの投光方向が、指先方向を含む予め定めた角度範囲内にあるときは、スイッチがオンとなり、それ以外はオフとなるように定めてあるので、他方の手で、ケースを回転させて、スイッチをオンとした後、引き続いてライトの向きを調節することができ、使い勝手がよい。
請求項10記載の発明によると、少なくとも電池とスイッチとの外表面を、防水カバーにより覆ってあるので、電気系統からの漏電や短絡、電気系統の腐蝕等を防止することができ、耐久性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1および図2は、本発明の照明装置付き手袋の第1の実施形態(請求項1および10記載の発明の実施形態)を示す。
この手袋における、手を覆う手袋本体(1)は、布、合成樹脂材料、合成皮革、皮革等により形成され、掌を覆う掌被包部(図示略)と、その背面側の手の甲を覆う甲部(2)と、それらの手先側に連設されて、五指を覆う親指被包部(3)、人差し指被包部(4)、中指被包部(5)、薬指被包部(図示略)、および小指被包部(図示略)とを有している。
なお、五指を覆う各指被包部(3)(4)(5)の一部または全部を切除して実施したり、または親指を除く四指をまとめて被包することもある。
手袋本体(1)における甲部(2)には、手先に向かって投光するライト(6)と、このライト(6)に給電する電池(7)と、ライト(6)への給電を遮断しうるスイッチ(8)とが設けられている。
ライト(6)は、手袋本体(1)の甲部(2)における親指被包部(3)と人差し指被包部(4)との間の股部(9)に、両指被包部(3)(4)の間に向かって投光するようにして収容されている。
このライト(6)は、具体的には、発光ダイオード、または小型の豆電球により形成するのが好ましい。
図2に示すように、手袋本体(1)の甲部(2)のほぼ中央には、偏平円盤状のケース(10)が設けられており、このケース(10)の中央に設けた円形孔(11)に、スイッチ(8)と電池(7)とが収容されている。
スイッチ(8)は、円形のスイッチケース(12)とその上端から上方に突出する押しボタン(13)とを備え、押しボタン(13)を押し下げる毎に、図2に実線で示すオフ位置と、同じく想像線で示すオン位置とが、交互に繰り返すようにした公知のものであり、ケース(10)の円形孔(11)の上端に設けた内向き鍔部(11a)より、押しボタン(13)が上方に出没するようにして、スイッチケース(12)が円形孔(11)の上部に収容されている。
円形孔(11)内におけるスイッチケース(12)の下方に形成された電池収容部(14)には、酸化銀電池、酸化銅リチウム電池、フッ化黒鉛リチウム電池等のボタン電池とした電池(7)が収容されている。
電池(7)の上下面には、スイッチ(8)に接続された電極片(15)(16)が接触させられている。また、ケース(10)の下面における円形孔(11)の下端開口部には、電池(7)等取り出し用の開閉蓋(17)が螺合されている。
ライト(6)は、配線(18)をもって、スイッチ(8)に接続され、スイッチ(8)のオン・オフにより、点灯させられたり、消灯させられたりするようになっている。
ケース(10)および押しボタン(13)の外表面と、ライト(6)および配線(18)の外表面と、それ以外の手袋本体(1)の外表面とは、防水カバー(19)により覆われており、それらを防水カバー(19)により覆うことによって、ケース(10)、ライト(6)、および配線(18)は、手袋本体(1)の予め定めた位置に固定されている。
ケース(10)およびライト(6)を、手袋本体(1)の外表面に接着剤等をもって予め接着しておくこともある。
防水カバー(19)を透明材料により形成する場合は、ライト(6)全体をそれにより覆えばよいが、防水カバー(19)を不透明材料により形成する場合は、ライト(6)の投光部分を切り欠く必要がある。
第1の実施形態は、上記のような構成としてあるので、スイッチ(8)をオンとすると、ライト(6)が点灯して、手先に向かって投光し、図1に示すように、親指被包部(3)と人差し指被包部(4)との間に挟んだ物品(20)を的確に、かつ安定して照射することができ、例えば、工具(21)によるねじ止め作業等の細かな作業を、他に照明手段のない建築現場等においても、明確に視認しつつ行うことができるとともに、従来のように、指先を動かしても、照射光線が無暗に振られることはなく、しかも、他方の手で、スイッチ(8)を簡単に操作することができ、使い勝手がよい。
また、ライト(6)を、手袋本体(1)における親指被包部(3)と人差し指被包部(4)との間の股部(9)に収容してあるので、ライトの存在に気付きにくく、体裁がよい。
さらに、ライト(6)を、股部(9)の甲部(2)側に収容しておくと、親指被包部(3)と人差し指被包部(4)との間で他物を握る場合に、ライト(6)が妨げとなることもない。
しかも、図2に示すように、電池(7)とスイッチ(8)とを含むケース(10)の外表面を、防水カバー(19)により覆ってあるので、電気系統からの漏電や短絡、電気系統の腐蝕等を防止することができ、耐久性を向上させることができる。
なお、ライト(6)は、甲部(2)における人差し指被包部(4)の付根部に設けてもよい。
図3は、本発明の照明装置付き手袋の第2の実施形態(請求項1および2記載の発明の実施形態)を示す。なお、第1の実施形態におけるのと同一または類似の部材には、同一の符号を付して図示するに止め、それらについての詳細な説明は省略する(第3以後の実施形態においても同様とする)。
この手袋においては、スイッチ(8)と電池(図示略)とを収容したケース(10)の前面に、ライト(6)を、手先に向かって投光するように設け、かつケース(10)の底面と、手袋本体(1)の甲部(2)における少なくともケース(10)を取り付けようとする部分とに、互いに接着および引き剥がし可能な1対の公知の面ファスナー(22)(23)を設け、それらを互いに接着させることにより、ケース(10)を甲部(2)に着脱自在に設けてある。
この例では、手袋本体(1)の甲部(2)の表面全体を、面ファスナー(23)により形成してある。したがって、ケース(10)を甲部(2)の任意の部位に装着することができる。
第2の実施形態は、上記のような構成としてあるので、ケース(10)ごと、手袋本体(1)に簡単に装着することができ、製造作業が容易となるとともに、第1の実施形態における配線(18)を設ける必要がなくなる。
また、ケース(10)を、甲部(2)に着脱自在に設けてあるので、明るいところで作業する場合は、ケース(10)を手袋本体(2)から離脱して、手袋本体(1)のみで使用することができ、この場合は手袋の軽量化を図ることができるとともに、照明装置が作業の妨げとなることがない。
さらに、ケース(10)を、面ファスナー(22)(23)をもって、甲部(2)に装着してあるので、ケース(10)を簡単に着脱することができるとともに、ケース(10)を外した後の手袋本体(1)(2)の甲部は、他部と同様の布地状のものとすることができ、美観を保つことができる。
図4は、本発明の照明装置付き手袋の第3の実施形態(請求項1、3および4記載の発明の実施形態)を示す。
この手袋においては、スイッチ(8)と電池(図示略)とを収容したケース(10)の前部に一端を突設した、フレキシブルチューブ等の可撓杆(24)の他端にライト(6)を装着し、ライト(6)とスイッチ(8)とを接続する配線(図示略)を、可撓杆(24)内に挿通させることにより、可撓杆(24)を適宜撓ませて、ライト(6)の位置および投光方向を変更しうるようにしてある。
また、ケース(10)自体、特にその下面の少なくとも一部を、鉄板等の磁性体により形成し、かつ手袋本体(1)の甲部(2)におけるケース(10)を取り付けようとする部分に、薄板状の永久磁石(25)を埋設し、ケース(10)を、この永久磁石(25)に吸着させることにより、手袋本体(1)の甲部(2)に、着脱自在に装着してある。
第3の実施形態は、上記のような構成としてあるので、ケース(10)を、手袋本体(1)の甲部(2)に設けた永久磁石(25)に吸着させるだけで、簡単に甲部(2)に装着することができるとともに、装着時のケース(10)の向きを変更すれば、ライト(6)の向きを大まかに変更することができ、さらに、明るいところで作業する場合は、ケース(10)を手袋本体(2)から離脱して、手袋本体(1)のみで使用することができ、この場合は手袋の軽量化を図ることができるとともに、照明装置が作業の妨げとなることがなく、永久磁石(25)は、甲部(2)内に埋設されているので、それが目立つことはなく、美観を保つことができる。
また、ケース(10)を外した後の甲部(2)の永久磁石(25)に、くぎ、ねじ、ナット等の磁性材料の部品を吸着させておくことができ、釘打ち作業やねじ止め作業等に有益であるという特異な作用効果を奏することもできる。
さらに、可撓杆(24)を適宜撓ませることにより、ライト(6)の位置および投光方向を簡単に調節することができるので、照明したい部位を正確に照らすことができる。
なお、ケース(10)を合成樹脂材料等により形成する場合は、ケース(10)の下面に鉄板等の磁性材料を固着しておけばよい。また、ケース(10)の下面に永久磁石を設け、手袋本体(1)の甲部(2)の表面に、磁性体を固着して実施することもできる。
図5は、本発明の照明装置付き手袋の第4の実施形態(請求項1および5記載の発明の実施形態)を示す。
この手袋においては、手袋本体(1)の甲部(2)のほぼ中央に固着したケース(10)に、電池(7)とスイッチ(8)とを収容するとともに、スイッチ(8)により点灯および消灯させられるようにした発光ダイオードまたは小型の豆電球よりなる光源(26)を設け、さらに、この光源(26)の光を導いて、先端より投光するようにした光ファィバー等よりなる可撓性の導光管(27)を取り付け、この光源(26)と導光管(27)とによりライト(6)を形成してある。
したがって、第4の実施形態においては、導光管(27)を撓ませることにより、その先端の位置および投光方向を、自由に、かつ簡単に、所望通りに変更することができる。
図6は、本発明の照明装置付き手袋の第5の実施形態(請求項1および6記載の発明の実施形態)を示す。
この手袋においては、手袋本体(1)の甲部(2)に固着したケース(10)に、電池(7)とスイッチ(8)とを収容するとともに、円筒形の回転体(28)を、甲部(2)の表面と平行をなし、かつ中指被包部(5)と直交する方向を向く軸(29)をもって枢着し、回転体(28)の外周面の一部に、発光ダイオードまたは小型の豆電球としたライト(6)を、軸(29)と直交する方向に投光するように埋設し、このライト(6)を、可撓性の配線(図示略)をもって、スイッチ(8)に接続してある。
この第5の実施形態においては、回転体(28)を回動させることにより、ライト(6)の向きを、軸(29)回りに自由に変更することができる。
したがって、ライト(6)の向きを、甲部(2)の表面とほぼ直交する方向に向かせることもでき、その状態で、手袋を装着した手を振ることにより、工事現場等における車両の誘導等に有効に利用することができる。
図7〜図9は、本発明の照明装置付き手袋の第6の実施形態(請求項1および6〜9記載の発明の実施形態)を示す。
この手袋においては、第2の実施形態における面ファスナ(22)(23)、または第3の実施形態における永久磁石(25)と磁性体等をもって、手袋本体(1)の甲部(2)に着脱自在に装着したベース(30)に、ケース(10)を、甲部(2)の表面と直交する方向を向く軸(31)回りに回動可能として装着し、このケース(10)に、第5の実施形態におけるのと同様に、円筒形の回転体(28)を、甲部(2)の表面と平行をなし、かつ中指被包部(5)と直交する方向を向く軸(29)をもって枢着し、回転体(28)の外周面の一部に、発光ダイオードまたは小型の豆電球としたライト(6)を、軸(29)と直交する方向に投光するように埋設してある。
また、図8および図9に示すように、ベース(30)の上面と、それに対向するケース(10)の下面とには、軸(31)を中心とする円弧状の固定接点(32)(32)と、それに摺接することによりオンとなり、離れることによりオフとなるようにした可動接点(33)(33)とを設け、それらによってスイッチ(8)を形成してある。
この固定接点(32)(32)と可動接点(33)(33)との配置は、図9に示すように、ライトの投光方向(L)が、指先方向を含む予め定めた角度範囲(θ)内にあるときは、スイッチ(8)がオンとなって、ライト(6)を点灯させ、それ以外のときは、スイッチ(8)がオフとなって、ライト(6)を消灯させるようにしてある。
この第5の実施形態においては、ライト(6)の投光方向が、指先方向を含む予め定めた角度範囲(θ)内にあるときは、スイッチ(6)がオンとなり、それ以外はオフとなるので、他方の手で、ケース(10)を軸(31)回りに回動させて、スイッチ(6)をオンとした後、引き続いてライト(6)の向きを調節することができ、使い勝手がよい。
またさらに、回転体(28)を、軸(29)回りに回動させることにより、ライト(6)の軸(29)回りの向き、すなわち手袋本体(1)の甲部(2)の表面に対する仰角を調節することができ、結果的に、ライト(6)を、甲部(2)より外側のあらゆる方向に向かせることができる。
本発明の第1の実施形態の使用状態の斜視図である。 図1のII−II線断面図である。 本発明の第2の実施形態の分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態の分解斜視図である。 本発明の第4の実施形態の要部の縦断面図である。 本発明の第5の実施形態の斜視図である。 本発明の第6の実施形態の斜視図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 図8のIX−IX線断面図である。
符号の説明
(1)手袋本体
(2)甲部
(3)親指被包部
(4)人差し指被包部
(5)中指被包部
(6)ライト
(7)電池
(8)スイッチ
(9)股部
(10)ケース
(11)円形孔
(11a)内向き鍔部
(12)スイッチケース
(13)押しボタン
(14)電池収容部
(15)(16)電極片
(17)開閉蓋
(18)配線
(19)防水カバー
(20)物品
(21)工具
(22)(23)面ファスナ
(24)可撓杆
(25)永久磁石
(26)光源
(27)導光管
(28)回転体
(29)軸
(30)ベース
(31)軸
(32)固定接点
(33)可動接点
(L)ライトの投光方向
(θ)角度範囲

Claims (10)

  1. 手を覆う手袋本体における甲部に、手先に向かって投光するライトと、このライトに給電する電池と、前記ライトへの給電を遮断しうるスイッチとを設けたことを特徴とする照明装置付き手袋。
  2. ライトと電池とスイッチとをケースに収容し、このケースと甲部との対向部に、互いに接着および引き剥がし可能な1対の面ファスナーを設けることにより、前記ケースを、甲部に着脱自在に装着しうるようにしたことを特徴とする請求項1記載の照明装置付き手袋。
  3. ライトと電池とスイッチとをケースに収容し、このケースと甲部との対向部のいずれか一方に永久磁石を設け、かつ他方に、前記永久磁石が吸着可能な磁性体を設けることにより、前記ケースを、甲部に着脱自在に装着しうるようにしたことを特徴とする請求項1記載の照明装置付き手袋。
  4. 手袋本体の甲部に設けたケースに、電池とスイッチとを収容するとともに、ライトを、一端が前記ケースに固定された可撓杆の他端に装着することにより、ライトの投光方向を変更可能としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の照明装置付き手袋。
  5. 手袋本体の甲部に設けたケースに、電池とスイッチと光源とを設け、この光源の光を導いて、先端より投光する可撓性の導光管を前記ケースに取り付け、前記光源と導光管とによりライトを形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の照明装置付き手袋。
  6. 手袋本体の甲部に設けたケースに、電池とスイッチとを収容するとともに、ライトを、甲部と平行をなす軸回りに回動可能として、ケースに装着したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の照明装置付き手袋。
  7. 手袋本体の甲部に設けたベースに、電池とスイッチと光源とを設けたケースを、前記甲部と直交する方向を向く軸回りに回動可能として装着したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の照明装置付き手袋。
  8. ベースとケースとの間にスイッチの接点を設け、前記ケースをベースに対して回転させることにより、スイッチがオン・オフするようにしたことを特徴とする請求項7記載の照明装置付き手袋。
  9. ライトの投光方向が、指先方向を含む予め定めた角度範囲内にあるときは、スイッチがオンとなり、それ以外はオフとなるように定めたことを特徴とする請求項8記載の照明装置付き手袋。
  10. 少なくとも電池とスイッチとの外表面を、防水カバーにより覆ったことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の照明装置付き手袋。
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