JP3057754U - 掃除具 - Google Patents
掃除具Info
- Publication number
- JP3057754U JP3057754U JP1998007184U JP718498U JP3057754U JP 3057754 U JP3057754 U JP 3057754U JP 1998007184 U JP1998007184 U JP 1998007184U JP 718498 U JP718498 U JP 718498U JP 3057754 U JP3057754 U JP 3057754U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- slide rail
- cleaning
- cleaning tool
- slot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 これまでの掃除具は、伸縮自在ではあっても
複数に分割するものであると、自在な長さとするために
は分割した部材を外して置くことになるので一時的に見
失ったり、紛失したりすることが避けられなかった。ま
た、清掃手段であるブラシやスポンジが肉厚となって隙
間等の狭い箇所に入らず、無理に入れても操作するため
の柄が太く操作性が悪かった。 【解決手段】 柄2を全体として扁平なスリーブ21
と、スリーブ21より引き出し自在でかつ複数箇所でス
リーブ21に止着可能としたスライドレール22とから
構成し、スライドレール22の先端に幅広体22aを設
け、この幅広体22aに嵌め外し自在な清掃手段3を設
けるようにした。
複数に分割するものであると、自在な長さとするために
は分割した部材を外して置くことになるので一時的に見
失ったり、紛失したりすることが避けられなかった。ま
た、清掃手段であるブラシやスポンジが肉厚となって隙
間等の狭い箇所に入らず、無理に入れても操作するため
の柄が太く操作性が悪かった。 【解決手段】 柄2を全体として扁平なスリーブ21
と、スリーブ21より引き出し自在でかつ複数箇所でス
リーブ21に止着可能としたスライドレール22とから
構成し、スライドレール22の先端に幅広体22aを設
け、この幅広体22aに嵌め外し自在な清掃手段3を設
けるようにした。
Description
【0001】
本考案は、据置型の浴槽の底部、箪笥等の家具と壁面との隙間のように、手が 届き難く、通常の掃除具であるブラシでも柄や把手が邪魔をして動きがとれない ために事実上掃除がなされない箇所を掃除できるようにした掃除具に関するもの である。
【0002】
従来伸縮自在な柄を備えた掃除具は提供されているが、伸縮自在とするために 複数に分割し、ねじで繋げるようにしたり差し込み式としていた。 また、掃除具としてはブラシ、スポンジ、塵埃を吸着する不織布等からなり、 操作するための柄が竹やプラスチックパイプなどの中空部材で構成されていた。
【0003】
従来の掃除具では、伸縮自在ではあっても複数に分割するものであると、自在 な長さとするためには分割した部材を外して置くことになるので一時的に見失っ たり、紛失したりすることが避けられなかった。 また、ブラシやスポンジが肉厚となっているために隙間等の狭い箇所に入らず 、無理に入れても操作するための柄が太く操作性が悪く実際には掃除することは できなかった。
【0004】
本考案は、上記従来の課題を解決するためになされたもので、全体として扁平 なものとして狭い隙間に入って掃除を容易にすることができ、隙間の奥行きに合 わせて全体の長さを調節可能とし、不使用時は一番短くしてコンパクトに纏めて 仕舞えるようにしたものである。
【0005】 本考案の請求項1の清掃具の要旨とするのは、柄を全体として扁平なスリーブ と、スリーブより引き出し自在でかつ複数箇所でスリーブに止着可能としたスラ イドレールとから構成し、スライドレールの先端に幅広体を設け、この幅広体に 嵌め外し自在な清掃手段を設けたことを特徴とするものである。
【0006】 請求項2の清掃具の考案は、請求項1の考案を前提に、スライドレールをスリ ーブに止着するために、スリーブにスロットを設けると共に、このスロットの複 数箇所の対向位置に弧状の切欠を配置し、スライドレールの基部にスリーブのス ロット及び弧状の切欠から入り込み掛止する起伏自在なスライドロックを設けて スライドレールの引き出し長さを変更可能としたことを特徴とする。 請求項3の清掃具の考案は、前述の考案らに加えて、スライドレールに、スリ ーブのスロットの長手方向の側縁に当接しかつ抜け落ち防止のストッパーとなる スライドガイドを突設したことを特徴とする。 請求項4の考案は、請求項1乃至請求項3記載の掃除具において、スリーブの 厚みを0.5cm前後としたことを特徴とするものである。
【0007】
以下、本考案の実施の形態を示した図1乃至図4に基づき、本考案の構成につ いてさらに詳細に説明する。 本考案に係る掃除具1は、全体として扁平として狭い箇所に入り込むことがで きるようにする。また、柄2は長さを変えられるように、握って用いるスリーブ 21とこのスリーブ21より引き出し自在でかつ複数箇所でスリーブ21に止着 自在とし先端に清掃手段を取り付けるスライドレール22とから構成される。 スライドレール22はその先端に一体あるいは別体で先が窄まる楕円形をなす 幅広体22aとし、この幅広体22aに、袋状の雑巾、プラスチック製不織布か らなるシート、スポンジ、塵埃を吸着するように加工した繊維製乃至紙製のいわ ゆる化学雑巾等の清掃手段3を嵌め込むようにする。 スライドレール22は、スリーブ21より長くしてスライドレール22の清掃 手段3を含む先端部分が常にスリーブ21より外出するようにしてある。
【0008】 図示の清掃手段3は肉薄のプラスチック製の不織布を袋状に縫着したもので開 口部には別途糸31で結ぶようにして抜け落ちないようにしてある。 清掃手段3と幅広体22aを一体に構成し、複数種類用意しておいて掃除する 部位の状況により交換できるようにスライドレール22に取り外し自在に挿入掛 止するようにしてもよい。
【0009】 スリーブ21よりスライドレール22を複数箇所で止着自在とするために、図 示の例では、スリーブ21は断面ほぼ方形状をなし、長手方向の広い側面にスロ ット21aを設けるようにし、かつ複数箇所でスロット21aの対向位置に弧状 の切欠21b、21bを設けるようにしてある。 スライドレール22の基部には、スリーブ21のスロット21aの長手方向の 側縁に当接するスライドガイド22cを突設するようにしてあり、このスライド ガイド22cの側端から起伏自在なスライドロック22bを連設し、このスライ ドロック22bがスロット21aと切欠21b、21bよりスリーブ21内に入 り込んで掛止し、スリーブ21とスライドレール22を一時的に固定するように してある。 対向する切欠21b、21bを複数対設けてあり、その位置でスライドレール 22をロックして所望の長さで用いることができる。 スライドガイド22cの先端側はスリーブ21のスロット21aの短側縁に衝 突するストッパーとなる。そこで、スライドガイド22cはスリーブ21より抜 け落ちるが阻止されることになる。 4はスリーブ21の基部に設けた提手で鉤に掛けるために設けたものである。
【0010】 スライドロック22bを起伏自在とするのに図示のように肉薄の可撓性を備え た部材にてスライドレール22のスライドガイド22aに繋ぐか、あるいは図示 しないがスライドロック22bを蝶番にてスライドレール22と回動自在とする ようにする。 また、これらの止着手段では複数の特定の長さとするのみで無段階的に止める ことはできないが、例えば、スリーブ21の先端部にスライドレール22に尖端 が当接する一乃至複数の止めねじを配置し、スライドレール22を引き出してか ら止めねじをねじ込んで所望の箇所で両者をロックするようにして用いることも できる。さらには、その他の構造、手段でスライドレール22とスリーブ21を 引き出し掃除する箇所の奥行きに合わせて適当な長さで固定して用いるようにす ることもできる。
【0011】 図示の例ではスリーブ21は断面方形状をなすものとしてあるが、扁平であれ ば足りるもので例えば楕円形であってもよい。勿論スライドレール22もスリー ブ21に合わせた形状とする。 スリーブ21の厚みは1cmを切るものとし、50mm程度とすることが望ま しい。厚みがあると狭い箇所に入り込むことができず、素材にもよるが薄すぎる と剛性に乏しくなり耐久性に欠けることになる。
【0012】 このような構成からなる清掃具1は、奥行きが狭く手が入り込めない、据置型 の浴槽の底面や、重量があり容易に動かすことのできない家具と壁面との間等の 奥まで掃除するのに好適なものとなる。 清掃手段3の素材を変えることにより、水や液体洗剤を含浸させて汚れをこす り落としたり、塵埃を擦り取ったりさまざまな用い方ができる。
【0013】
以上説明したように請求項1に記載の清掃具の考案では、据置型の浴槽の底面 、家具と壁面との間のような隙間の狭く奥行きのある箇所を掃除するのに好適な ものとなる。 柄をスリーブとスライドレールから構成して、長さを変更できるようにしたの で、近くは柄を短くして、奥は長くしてというように柄を使い勝手にあわせた長 さとして用いることができる。 また、清掃手段を嵌め外し自在なものとしておけば、消耗したり、汚損が甚だ しくなったときは簡単に交換することができるものとなる。
【0014】 請求項2記載の考案では、柄の長さを変更するのに、スリーブにスロットを設 けると共に、このスロットの複数箇所の対向位置に弧状の切欠を配置し、スライ ドレールの基部にスリーブのスロット及び弧状の切欠から入り込み掛止する起伏 自在なスライドロックを設けたので、柄の長さを変える操作が簡単で、不使用時 は一番短くコンパクトにしてしまうことができる。 次に、請求項3の考案では、スライドレールにスリーブのスロットの長手方向 の側縁に当接しかつ抜け落ち防止のストッパーとなるスライドガイドを突設する ようにしたので、スライドレールの動作が確実でスムースなものとなり、かつ、 スライドレールを長く引き出したときにスリーブとの一体性を支えることになる 。 請求項4の考案では、スリーブの厚みを0.5cm前後としたので、従来の清 掃具では入り込めなかった狭く奥行きの長い箇所でも掃除をすることができるこ とになる。
【図1】この考案に係る掃除具の斜視図である。
【図2】この考案に係る掃除具の使用状態の斜視図であ
る。
る。
【図3】この考案に係る掃除具の要部断面図である。
【図4】この考案に係る掃除具の要部端面図である。
1 清掃具 2 柄 21 スリーブ 21a スロット 22 スライドレール 22a 幅広体 22b スライドロック 22c スライドガイド 3 清掃手段 4 提手
Claims (4)
- 【請求項1】 柄を全体として扁平なスリーブと、スリ
ーブより引き出し自在でかつ複数箇所でスリーブに止着
可能としたスライドレールとから構成し、スライドレー
ルの先端に幅広体を設け、この幅広体に嵌め外し自在な
清掃手段を設け、狭く奥行きが長い箇所を清掃するのに
適するようにしたことを特徴とする掃除具。 - 【請求項2】 請求項1記載の掃除具において、スリー
ブにスロットを設けると共に、このスロットの複数箇所
の対向位置に弧状の切欠を配置し、スライドレールの基
部にスリーブのスロット及び弧状の切欠から入り込み掛
止する起伏自在なスライドロックを設けてスライドレー
ルの引き出し長さを変更可能としたことを特徴とするも
の。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の掃除具に
おいて、スライドレールにスリーブのスロットの長手方
向の側縁に当接しかつ抜け落ち防止のストッパーとなる
スライドガイドを突設したことを特徴とするもの。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3記載の
掃除具において、スリーブの厚みを0.5cm前後とし
たことを特徴とするもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998007184U JP3057754U (ja) | 1998-09-16 | 1998-09-16 | 掃除具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998007184U JP3057754U (ja) | 1998-09-16 | 1998-09-16 | 掃除具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3057754U true JP3057754U (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=43191683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998007184U Expired - Lifetime JP3057754U (ja) | 1998-09-16 | 1998-09-16 | 掃除具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3057754U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004060129A1 (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-22 | Kao Corporation | 清掃用シート |
-
1998
- 1998-09-16 JP JP1998007184U patent/JP3057754U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004060129A1 (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-22 | Kao Corporation | 清掃用シート |
US7404227B2 (en) | 2002-12-27 | 2008-07-29 | Kao Corporation | Cleaning sheet |
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